JPH07129758A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH07129758A
JPH07129758A JP6144118A JP14411894A JPH07129758A JP H07129758 A JPH07129758 A JP H07129758A JP 6144118 A JP6144118 A JP 6144118A JP 14411894 A JP14411894 A JP 14411894A JP H07129758 A JPH07129758 A JP H07129758A
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JP6144118A
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Kaori Yanagihara
香織 柳原
Masanobu Ehata
正信 江幡
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Toko Inc
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Toko Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 回転、ズーム処理等の操作を高速に行う。 【構成】 原始画像データを取り込む二つのフレームメ
モリ171、172、画像データを格納するアドレス位
置を指定する書込みアドレス生成部2、並びに複数の加
算回路及びレジスタ、セレクタを有し回転角ズーム比等
の値を基に演算した結果によってフレームメモリ17
1、172から読み出す画像データのアドレス位置を指
定する読出アドレス生成部1を備え、原始画像データを
1フレームごと交互にフレームメモリ171、172に
取り込むとともに、書込みアドレス生成部2がフレーム
メモリ171に原始画像データを格納するときに、読出
アドレス生成部1がフレームメモリ172から画像デー
タを読み出し、書込みアドレス生成部2がフレームメモ
リ172に原始画像データを格納するときに、読出アド
レス生成部1がフレームメモリ171から画像データを
読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転あるいはズーム等
の画像処理を、簡素なハードウェア構成で高速に行うこ
とのできる画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理の技術は各方面に応用されてい
るが医療分野では特にX線、超音波、核磁気共鳴等の各
種診断装置に用いられる場合が多い。従来の画像処理に
おいて回転画像を得る場合には、次の2つの手段があっ
た。一つはX線画像を観察する場合に用いられる特殊な
テレビモニタを使用する手段である。このテレビモニタ
はディフレクションコイルを回転させることができる機
構となっており、これによって映し出された画像を回転
させる機能を有していた。もう一つは画像を画素に分解
し、画素毎のデータをメモリに記憶させ、所望の回転画
像となるように画素の位置を座標変換してモニタに映し
出す手段であり、この手段は近年において急速に普及し
ている。
【0003】後者の手段での画像の座標変換に際して
は、一般的にはアフィン変換が応用され、二次元座標の
変換では次に示す式(1)、式(2)が用いられる。 x=au+bv+c ・・・・・(1) y=du+ev+f ・・・・・(2) ここで、x、yは変換後の座標位置、u、vは元の座標
位置、a、b、c、d、e、fはそれぞれ座標変換の変
数を示している。式(1)、式(2)において、それぞ
れa=e=cos(θ)、b=−d=−sin(θ)を
代入し、画像データの画素の座標位置を変換すると角度
θの回転画像を得ることができる。ただし、c=f=0
の場合、その回転画像は原点を中心とした回転となる。
【0004】さらに、この座標変換においては画像の拡
大、縮小を行うこともできる。例えばaの値を操作した
場合、画像は以下のようになる。 1<a :画像はu軸方向の拡大となる。 0<a<1 :画像はu軸方向の縮小となる。 a=0 :画像はv軸に対する投影となる。 −1<a<0 :画像はu軸方向の縮小かつ、v軸に関
して反転となる。 a=−1:画像はv軸に関して反転となる。 a<−1:画像はu軸方向に拡大かつ、v軸に関して反
転となる。 このようにして、各変数a、b、c、d、e、fを与
え、さらに原始画像の画素データのメモリ格納位置
(u,v)を式(1)、式(2)に代入すれば、所望の
画像が得られることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】テレビモニタのディフ
レクションコイルを回転して回転画像を得る技術では、
そのテレビモニタが特殊な機構を持つことにより、入手
が困難で価格が割高になる欠点がある。画像を画素に分
解し、その画素毎のデータをメモリに取り込み、画素の
座標変換により所望の画像を得る技術では、モニタやメ
モリ等の装置は一般的に市販されているものが使用でき
る利点がある。しかし、前記した式(1)、式(2)の
演算をソフトウェア的にプログラムによる演算で処理し
ようとすると、一つの画素について4回の乗算と加算を
必要とするため、多くの処理時間を必要とする。そして
この処理速度の遅延により、実時間処理は殆ど不可能と
なってしまう。
【0006】また、この座標変換を行うための装置は、
式(1)、式(2)から分かるように、必要な構成要素
として浮動少数点機能を有する乗算回路が組み込まれる
ことになり、回路構成が複雑で高価になってしまう問題
があった。そこで本発明は、特殊な機構を有するテレビ
モニタを使用しない実時間処理が可能な画像処理装置
を、簡単な回路構成で低価格なハードウェアにより実現
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、原始画像デー
タを取り込む第1、第2のフレームメモリと、第1、第
2のフレームメモリに対して画像データを格納するアド
レス位置を指定する書き込みアドレス生成部と、複数の
加算回路及びレジスタ、セレクタを有し回転角やズーム
比等の値を基に演算した結果によって第1、第2のフレ
ームメモリから読み出す画像データのアドレス位置を指
定する読み出しアドレス生成部とを備え、原始画像デー
タを1フレームごと交互に第1のフレームメモリ及び第
2のフレームメモリに取り込むとともに、書き込みアド
レス生成部が第1のフレームメモリに原始画像データを
格納するときに、読み出しアドレス生成部が第2のフレ
ームメモリから画像データを読み出し、書き込みアドレ
ス生成部が第2のフレームメモリに原始画像データを格
納するときに、読み出しアドレス生成部が第1のフレー
ムメモリから画像データを読み出す画像処理装置の構成
を特徴とする。
【0008】
【実施例】本発明では、従来技術においても触れたアフ
ィン変換を応用している。記号類の表示を変えて、改め
て式(1)、式(2)を示す。 XR=XW*P11+YW*P12+P13 ・・・・・(3) YR=XW*P21+YW*P22+P23 ・・・・・(4) ここで、(XW,YW)は変換前の原始画像のデータの
メモリ格納位置を示し、(XR,YR)は変換後の画像
データのメモリ格納位置を示す。また、P11、P1
2、P13、P21、P22、P23は、それぞれ所望
の画像を得るための変数である。
【0009】画像の座標変換で、画像の回転、ズーム等
の処理に対応するために、それぞれの変数は、以下の式
で計算される数値を代入する。 P11=cosθ*Z0*LR ・・・・・(5) P22=cosθ*Z0*UD ・・・・・(6) P12=sinθ*(AX/AY)*Z0*UD ・・・(7) P21=−sinθ*(AX/AY)*Z0*LR ・・(8) ここで、θは回転角、AXはX方向のアスペクト比補正
係数、AYはY方向のアスペクト比補正係数、Z0はズ
ーム係数、UDは上下反転係数、LRは左右反転係数で
ある。
【0010】所望の画像中心位置を指定できるようにす
るため、変数P13、変数P23は以下の式となる。 P13=X0*(1−P11)−Y0*P12 ・・・・・(9) P23=−X0*P21+Y0*(1−P22) ・・・・(10) ここで、X0は回転、ズームのX方向の中心座標位置、
Y0は回転、ズームのY方向の中心位置である。本発明
においては、この所望の画像を得るための変数P11、
P12、P13P21、P22、P23 はそれぞれ、
ユーザーから指定された数値を元に、外部のパソコン等
の情報処理装置で計算させることとしている。
【0011】式(3)、式(4)に各変数を代入して所
望の画像を得るのだが、式(3)、式(4)の演算をそ
のままハードウェアで実現するには、発明が解決しよう
とする課題の項でも述べたように乗算回路を必要とす
る。ここで、式(3)、式(4)のXW、YWは画素に
応じたメモリのデータ格納位置であり、モニタ上の画像
の描画では、画面のラスタスキャンに合わせて(+1)
ずつ変化させれば良い。例えば式(3)の右辺、第1項
のXW*P11だけ考えると、以下のように表すことが
できる。 N0=XW*P11 ・・・・(11) N1=(XW+1)*P11 =XW*P11+P11=N0+P11 ・・・・(12) N2=(XW+2)*P11 =XW*P11+P11+P11=N1+P11 ・・(13) すなわち、最初のアドレス値XW*P11に変数P11
を順次加算していけばよい。これは式(3)、(4)の
YW*P12及びXW*P21、YW*P22について
も同様である。したがって、一番最初のメモリアドレス
(XW,YW)を設定した後は、変数P11、P12、
P21、P22をそれぞれ加算していけば良いことにな
る。このことから式(3)、式(4)の演算が、乗算回
路を用いずとも実現可能となる。
【0012】この演算を行うハードウェアの構成を図1
に示した。図1において、100はアドレス計算の初期
値で例えば“0”を出力するレジスタ。102はソフト
ウェア側で計算された変数P11のデータ(P11)を
格納し、データ(P11)の出力を保持するためのレジ
スタ。103はレジスタ102からのデータ(P11)
と後出のレジスタ105が出力する前回の演算データを
加算する加算回路。104はレジスタ100からの初期
値データと加算回路103からの加算出力のうち、一方
のデータを選択的に出力するセレクタ。105はセレク
タ104が出力する演算結果のデータを保持するための
レジスタである。
【0013】以下に図1に示す演算回路の動作を説明す
る。所望の画像を得るのに、例えば回転角が与えられる
と、ソフトウェア側で変数P11が計算されレジスタ1
02にデータ(P11)が格納される。演算に先立って
初期化パルスが発生し、この初期化パルスを受けてセレ
クタ104はレジスタ100のデータ“0”をレジスタ
105に出力する。セレクタ104は初期化パルスが消
滅すると加算回路103の出力データをレジスタ105
に出力する。レジスタ105は初期化パルスが存在する
時に発生したクロック信号に同期してセレクタ104の
出力データを取り込み、出力する。この時のレジスタ1
05の出力は“0”となる。加算回路103はレジスタ
102の出力データとレジスタ105の出力データ
“0”を加算し、セレクタ104に加算データを送る。
この時の加算回路103の出力データは(“0”+P1
1)となる。
【0014】レジスタ105は、発生したクロック信号
に同期してセレクタ104のデータを取り込んで出力す
る。これにより、レジスタ105の出力データは
(“0”+P11)となる。加算回路103は、レジス
タ105の出力データ(“0”+P11)とレジスタ1
02の出力データ(P11)を加算して加算データ
(“0”+P11+P11)をセレクタ104に送る。
レジスタ105は、次に発生したクロック信号に同期し
て、セレクタ104から加算回路103の加算データ
(“0”+P11+P11)を取り込み、出力する。以
上の動作の連続で、クロック信号が発生する一つ前のレ
ジスタ105の出力データに変数P11のデータ(P1
1)が加算されていくことになる。もし、画素に応じた
メモリ格納位置がXWの時に、初期化パルスが発生した
とすれば、出力データは、式(11)から式(13)に
示したような演算結果で推移する。つまりN0は、初期
化パルスが消滅した後に発生したクロック信号による演
算回路の出力データであり、N1は、さらにその次に発
生したクロック信号による演算回路の出力データという
事になる。
【0015】実際の画像の位置変換は、図2に示すシス
テム構成の画像処理装置によって行われる。図2におい
て、171及び172は撮影等により取り込まれた原始
画像データを記録するフレームメモリである。原始画像
データは1フレームごと交互にフレームメモリ171及
びフレームメモリ172に取り込まれる。これらのフレ
ームメモリ171、172は、回転等の画像処理後の画
像を読み出すときのメモリとしても使用される。フレー
ムメモリ171、172はモニタの画素数に応じた記憶
容量を要し、例えば画素数が(1024×512)のと
き、およそ512KBの容量を必要とする。1は読み出
しアドレス生成部であり、画像の位置変換に際して、原
始画像データの読み出しアドレスを指定する機能を果た
す。読み出しアドレス生成部1の詳細なハードウェア構
成は、図3に示してある。2は書き込みアドレス生成部
であり、メモリ171、172に画像データを記録する
時に、その格納すべきアドレスを指定する機能を果た
す。書き込みアドレス生成部2の詳細なハードウェア構
成は、図4に示してある。
【0016】読み出しアドレス生成部1と書き込みアド
レス生成部2には、それぞれ画像をモニタに映し出すた
めの信号である水平同期信号(HD)、垂直同期信号
(VD)、クロック信号(CLOCK)が入力される。
読み出しアドレス生成部1にはさらに、前記した式
(3)、式(4)におけるP11等の画像の位置変換の
ための変数データ(DATA)が入力される。入力され
た上記信号により、読み出しアドレス生成部1と書き込
みアドレス生成部2は、それぞれ、読み出しアドレス
(XR,YR)、書き込みアドレス(XW,YW)を発
生する。読み出しアドレス(XR,YR)と書き込みア
ドレス(XW,YW)は、メモリ171、172にセレ
クタ161、162を介して入力される。
【0017】外部のカメラ等により撮影された原始画像
データは、WRITE DATAラインにより画像処理
装置に入力される。今、セレクタ161、162が共に
B側に切り換えられている場合を考える。入力された原
始画像データは、書き込みアドレス生成部2からセレク
タ161を介して供給されるアドレス(XW,YW)指
定に従ってフレームメモリ171に書き込まれる。これ
と同時に、メモリ172は、読み出しアドレス生成部1
からセレクタ162を介して供給される1フレーム前の
画像処理後のアドレス(XR,YR)のデータを読み出
し、そのデータをモニタに対して出力する。使用者が所
望の画像を得るために、例えば回転角等の数値を外部の
パソコン等の情報処理装置(以下、ソフトウェア側と言
う。)に与えると、ソフトウェア側では与えられた数値
を基にして、前記した式(3)、式(4)における変数
P11、P12、P13、P21、P22、P23を式
(5)から式(10)により計算する。その変数の計算
結果は、CPU DATA BUSラインを通り、画像
処理装置の読み出しアドレス生成部1に入力される。読
み出しアドレス生成部1では、入力された変数データよ
り、書き込みアドレス生成部2に発生するアドレス(X
W,YW)に対応した、画像の位置変換後のアドレス
(XR,YR)を計算し、出力する。
【0018】1フレーム分の処理を終えると、セレクタ
161、162はR/W信号によって共にA側に切り換
えられる。すると、原始画像データは、書き込みアドレ
ス生成部2からセレクタ162を介して供給されるアド
レス(XW,YW)に従ってメモリ172に書き込まれ
る。これと同時に、メモリ171は、読み出しアドレス
生成部1から供給される前フレームのアドレス(XR,
YR)のデータを読み出し、そのデータをモニタに対し
て出力する。以後、1フレーム期間毎にR/W信号によ
ってセレクタ161、162が切り換わり、フレームメ
モリ171、172に対して書き込み及び読みだし動作
を交互に繰り返すことで、動画像の実時間処理を可能と
している。以上が図2に示す画像処理装置の動作の概略
である。
【0019】図3に示す実際の読み出しアドレス生成部
1は、図1にて説明した演算回路を用いて構成されてい
る。図3において、レジスタ101、レジスタ102、
加算回路103、セレクタ104、レジスタ105によ
る演算回路は、レジスタ101にソフトウェア側で計算
された変数P13が格納され、初期化パルス(ここでは
水平同期信号HD)が発生した時のセレクタ104の出
力が”0”ではなく、変数P13のデータ(P13)と
なるだけで、そのハードウェア構成と計算プロセスは前
述した図1の演算回路と同じである。ここでセレクタ1
04には、初期化パルスとして水平同期信号HDが加え
られ、レジスタ105に加えられるクロック信号CLO
CKに合わせて、モニタ画面の水平方向の画素列に対応
するアドレスを指定することになる。このことにより、
レジスタ105の出力データは以下の式のようになる。 XW*P11+P13 ・・・・・(14)
【0020】レジスタ111、レジスタ112、加算回
路113、セレクタ回路114、レジスタ115による
演算回路は、そのハードウェア構成は上述したレジスタ
101、レジスタ102、加算回路103、セレクタ回
路104、レジスタ105の演算回路と同一である。こ
こで、レジスタ111、レジスタ112にはそれぞれソ
フトウェア側で計算された変数P23、P21が格納さ
れる。また、セレクタ回路114には初期化パルスとし
て水平同期信号HDが加えられ、レジスタ115にはク
ロック信号が加わえられる。これにより、レジスタP1
15の出力データは以下のようになる。 XW*P21+P23 ・・・・・(15)
【0021】レジスタ121、レジスタ122、加算回
路123、セレクタ回路124、レジスタ125による
演算回路のハードウェア構成は、図1に示す演算回路と
同一である。ここで、レジスタ122には、ソフトウェ
ア側で計算された変数P12が格納される。また、セレ
クタ124には初期化パルスとして垂直同期信号VDが
加えられ、レジスタ125にはクロック信号の代わりに
水平同期信号HDが加えられる。したがって、今度はレ
ジスタ125に加わる水平同期信号HDに合わせてモニ
タ画面の垂直方向の画素列に対応するアドレスを指定す
ることになる。これにより、レジスタ125の出力デー
タは以下のようになる。 YW*P12 ・・・・・(16)
【0022】レジスタ131、レジスタ132、加算回
路133、セレクタ回路134、レジスタ135による
演算回路の構成は、前述のレジスタ121、レジスタ1
22、加算回路123、セレクタ回路124、レジスタ
125による演算回路と同一である。ここで、レジスタ
132には、ソフトウェア側で計算された変数P22が
格納され、これにより、レジスタ135の出力データは
以下のようになる。 YW*P22 ・・・・・(17) 加算回路141、加算回路142は、それぞれレジスタ
105とレジスタ125の出力データ、レジスタ115
とレジスタ135の出力データを加算し、加算したデー
タをメモリの指定アドレス値として、セレクタ161あ
るいはセレクタ162を介してメモリ171あるいはメ
モリ172へ出力する。ここで、その加算結果は、前述
した式(3)、式(4)と等しいアドレス値(XR,Y
R)となる。
【0023】図4に示す書き込みアドレス生成部2は、
水平方向と垂直方向を指定する2つのカウンタで構成さ
れる。カウンタ151は、水平同期信号HDを初期化パ
ルスとしてクロック信号CLOCKをカウントし、画面
のビーム走査に合わせて水平方向に対応するアドレス値
XWを得る。カウンタ152は、垂直同期信号VDを初
期化パルスとして水平同期信号HDをカウントし、画面
の垂直方向に対応するアドレス値YWを得る。
【0024】図2に示す画像処理装置は、走査線が垂直
方向に順時移動する画像の表示方式について適用される
システム構成である。ここで、画面の走査線を垂直方向
に、第1フィールドと第2フィールドに分けて画像を映
し出すインターレーススキャン方式を採用した場合、そ
のシステム構成は図5に示すようになる。第1フィール
ドと第2フィールドの指定を行うためのフィールドアド
レス信号FIELDADR.が読み出しアドレス生成部
3に入力されることになる。この場合の読み出しアドレ
ス生成部3のハードウェア構成は、図6に示すようにな
る。
【0025】図6において、垂直方向のアドレスに係る
演算回路には、第1フィールドと第2フィールドを区別
するためのハードウェアが必要となり、レジスタ12
1、レジスタ122、セレクタ127のハードウェア及
び、レジスタ131、レジスタ132、セレクタ137
のハードウェアがこれに当たる。つまり、レジスタ12
1、レジスタ122、セレクタ127において、演算回
路に初期化パルスとしての垂直同期信号VDが加えられ
た時、レジスタ125には、第1フィールドでは”0”
が、第2フィールドでは変数P12のデータが初期値と
して格納されることになる。そして、垂直方向のアドレ
スは、フィールド指定に従って一つおきとするために、
レジスタ126には変数P12の2倍データが格納され
ることになる。レジスタ131、レジスタ132、セレ
クタ137のハードウェアの機能及びレジスタ136に
格納するデータも上述したのと同様となる。
【0026】
【発明の効果】本発明による画像処理装置は、簡単な構
成のハードウエアにより加減算演算のみでアドレス値を
計算するのに加え、二つのフレームメモリを原始画像デ
ータ書き込み用メモリと変換処理後の画像データ読み出
し用メモリに交互に切り換えて使用するようにしたの
で、画像変換処理をきわめて高速で行える。このため、
本発明によれば、特殊な機構を備えたテレビモニタを使
用しないでも、実時間処理のできる画像処理装置を簡単
な回路で安価に得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る演算回路のブロック図
【図2】 本発明の画像処理装置の一実施例を示すブロ
ック図
【図3】 読み出しアドレス生成部の構成例を示すブロ
ック図
【図4】 書き込みアドレス生成部の構成例を示すブロ
ック図
【図5】 本発明の画像処理装置の他の実施例を示すブ
ロック図
【図6】 同装置における読み出しアドレス生成部のブ
ロック図
【符号の説明】
1 読み出しアドレス生成部 2 書き込みアドレス生成部 161 セレクタ 162 セレクタ 171 フレームメモリ 172 フレームメモリ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/36 E 9471−5G H04N 1/387 G06F 15/64 450 G

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原始画像データを取り込む第1、第2のフ
    レームメモリと、該第1、第2のフレームメモリに対し
    て画像データを格納するアドレス位置を指定する書き込
    みアドレス生成部と、複数の加算回路及びレジスタ、セ
    レクタを有し回転角やズーム比等の値を基に演算した結
    果によって第1、第2のフレームメモリから読み出す画
    像データのアドレス位置を指定する読み出しアドレス生
    成部とを備え、原始画像データを1フレームごと交互に
    第1のフレームメモリ及び第2のフレームメモリに取り
    込むとともに、書き込みアドレス生成部が第1のフレー
    ムメモリに原始画像データを格納するときに、読み出し
    アドレス生成部が第2のフレームメモリから画像データ
    を読み出し、書き込みアドレス生成部が第2のフレーム
    メモリに原始画像データを格納するときに、読み出しア
    ドレス生成部が第1のフレームメモリから画像データを
    読み出すことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 回転角やズーム比等の値を基にしてアフ
    ィン変換で必要とする変数をソフトウェア的に計算し、
    該変数を読み出しアドレス生成部のレジスタに格納し、
    アフィン変換の計算を読み出しアドレス生成部でハード
    ウェア的に行う請求項1の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 初期値としてのデータを格納する第1の
    レジスタと、アフィン変換の変数データを格納する第2
    のレジスタと、クロック信号に応じてデータを格納し、
    その格納データを出力する第3のレジスタと、第2のレ
    ジスタと第3のレジスタの出力データを加算する加算回
    路と、第1のレジスタと加算回路からデータの入力を受
    け、初期化パルスが発生した時には第1のレジスタのデ
    ータを、その他の時には加算回路のデータを第3のレジ
    スタに対して出力するセレクタとを備えた複数の演算回
    路によって読み出しアドレス生成部を構成した請求項2
    の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 初期値としてのデータを格納する第1の
    レジスタと、アフィン変換の変数データを格納する第2
    のレジスタと、クロック信号に応じてデータを格納し、
    その格納データを出力する第3のレジスタと、初期値と
    して”0”のデータを格納する第4のレジスタと、第2
    のレジスタと第3のレジスタの出力データを加算する加
    算回路と、フィールド信号を受けて第1のレジスタのデ
    ータあるいは第4のレジスタのデータを出力する第2の
    セレクタと、第2のセレクタと加算回路からデータの入
    力を受け、初期化パルスが発生した時には第2のセレク
    タのデータを、その他の時には加算回路のデータを第3
    のレジスタに対して出力する第1のセレクタとを備えた
    複数の演算回路によって読み出しアドレス生成部を構成
    し、インタレーススキャン方式に対応させた請求項2の
    画像処理装置。
JP6144118A 1993-09-10 1994-06-03 画像処理装置 Pending JPH07129758A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000019234A1 (en) * 1998-09-28 2000-04-06 Boston Scientific Limited Ultrasound imaging with zoom having independent processing channels

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000019234A1 (en) * 1998-09-28 2000-04-06 Boston Scientific Limited Ultrasound imaging with zoom having independent processing channels

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