JPH07129687A - 生産計画警報システム - Google Patents

生産計画警報システム

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JPH07129687A
JPH07129687A JP27858693A JP27858693A JPH07129687A JP H07129687 A JPH07129687 A JP H07129687A JP 27858693 A JP27858693 A JP 27858693A JP 27858693 A JP27858693 A JP 27858693A JP H07129687 A JPH07129687 A JP H07129687A
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JP
Japan
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production
stock
production plan
inventory
day
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Application number
JP27858693A
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English (en)
Inventor
Junichi Nakano
潤一 中野
Koji Kato
浩二 加藤
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産計画の作成に連動して実行する在庫管理
の精度を向上させる。 【構成】 EWS10のCPU11は生産設備の状態を
示す信号や受注予測量を収集して生産計画を作成する。
生産計各区の示す製品完成日および受注予測からCPU
11は時系列的な在庫量の推移を作成する。この推移が
示す在庫量が許容範囲を超える日にちをCPU11が検
出すると、CPU11はCRT16にその日にちを表示
して警告を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生産設備の生産計画と
連動させて生産後の製品の在庫管理を行う生産計画警報
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】生産計画をコンピュータを用いて作成す
るシステムとしては、特開昭63−291165号、特
開平2−53554号、特開平3−154750号、特
開平4−180165号、特開平4−195303号、
特開平4−264966号、特開平4−361367
号、特開平5−6383号、特開平5−158944号
が提案されている。
【0003】特開昭63−291165号では、管理デ
ータ用のコンピュータのデータを基に生産計画用コンピ
ュータにより納期決定、在庫決定、設備割付等の各プロ
グラムを実行して生産計画を作成する。
【0004】特開平2−53554号では、生産計画時
の予測出荷量、在庫量、生産量の入力データを基に、生
産開始最遅日、生産順位、生産量をコンピュータにより
決める。これらのデータから定まる生産量累計線の傾き
が0となるところに他の品種を生産する計画を作成する
ようにして全体的な生産計画を作成する。
【0005】特開平3−154750号では、過去の実
績データ、季節計数により出荷予測を行う。また、生産
ラインの効率が最大になるように生産計画をコンピュー
タ上で作成し、次に在庫が満足できる状態になるように
生産計画を修正する。
【0006】特開平4−180165号では、生産ライ
ンが最大の効率になるようにコンピュータ上で生産計画
を作成し、予測シミュレーションにて生産計画の各要因
を変更して在庫量低減や品切れ率の低減を図っている。
本明細書で述べる品切れ率とは在庫量を安全在庫量で除
したものを指す。在庫量として現在の在庫量を用いた場
合の品切れ率を現在の在庫切れ率、数日後の在庫量を用
いた場合の品切れ率を数日後の予測在庫切れ率と呼ぶこ
とにする。また、安全在庫量とは製品の出荷量と出荷頻
度と生産リードタイムの相互により計算され、常に倉庫
に保有しておく最低の在庫量をいう。
【0007】特開平4−195303号では、生産リー
ドタイム、すなわち、生産のための原料の供給を初めて
から生産が完了して製品在庫として計上されるまでの時
間を、作業量と生産能力とを考慮してコンピュータによ
り計算する。また、完成日と生産ショップを変化させな
がら生産計画を作成する。さらに問題解決装置により生
産計画の調整の意志決定の支援をすることにより生産計
画の調整の意志決定を実行する。
【0008】特開平4−264966号では受注予定
数、生産数、出庫数をコンピュータに対してキー入力
し、コンピュータはそれらの変化に従って在庫数を増減
させ、在庫数が適正在庫数になるように生産計画数と生
産工程を変える。
【0009】特開平4−361367号では発注点生産
方式と受注生産方式の2種の生産方式を選択して生産量
を算出し、発注点方式を優先させる生産順序で生産計画
をコンピュータにより作成する。
【0010】特開平5−6383号では入庫情報により
時系列在庫ファイルをコンピュータにより作成する。次
にコンピュータは受注情報により上記時系列在庫ファイ
ルを検索し有効在庫数を取得する。
【0011】特開平5−174034号では、計画の専
門家の知識をコード化してコンピュータに記憶してお
く。ユーザがコンピュータに生産要求を入力するとコン
ピュータはその生産要求の番号の小さい順に知識ベース
を参照しながら生産計画を作成する。また生産計画途中
で中断して生産計画の修正内容や作成結果の確認を行う
ための技術を開示している。
【0012】特開平5−158944号では、コンピュ
ータが生産計画を作成した後、ユーザが実績を入力(日
単位)し、実績と計画とにずれがある場合、知識ベース
を参照して生産計画に対してコンピュータが好ましい補
正を行う。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述した提案によりコ
ンピュータを用いて生産計画を作成し、生産途中で生産
計画を修正することにより所望の生産を行うようにでき
るようになってきた。しかしながら製品の在庫管理を上
述の生産計画の作成と連動させる提案、たとえば、特開
平3−154750号、特開平4−264966号 で
はコンピュータが生産計画を適正在庫量となるように自
動修正してしまう。
【0014】しかしながら在庫量と在庫品種数に制限が
あり、受注予測のん納期が生産リードタイムより短い場
合には、製品を即納(受注後直ちに在庫の中から出荷す
る)ことが出来ない在庫不足を生じるか、在庫制限を越
えてしまう事が発生する。それを回避するのにコンピュ
ータが作成する生産計画では上述の状況に対処すること
ができず生産作業は専任作業者の経験およびノウハウに
依存し作業者に大きな負担を掛けていた。
【0015】また、作成した生産計画で製品を生産する
と、時間の経過と共に受注予測量、在庫量、生産仕掛量
等の変化に対応しなくなり、生産計画で予測した在庫量
が上限または下限の在庫限界量を超える可能性が生じ
る。
【0016】しかしながら、それに対する警報を発する
機能が従来システムにはない。このため生産計画の修正
がタイムリーに行われず後手の修正作業となる。
【0017】そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑み
て生産計画の作成と連動させて行う在庫管理の精度を向
上するこの可能な生産計画警報システムを提供すること
にある。
【0018】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、生産計画の作成に関わる
情報を集計して生産設備による製品の生産終了時点およ
び生産量を示す生産計画を作成する第1の情報処理手段
と、当該作成された生産計画の示す生産終了時点および
生産量ならびに前記製品の受注予測量を集計して当該製
品の時系列的な在庫量の推移を取得する第2の情報処理
手段と、当該推移の示す在庫量が予め定めた許容範囲を
超える時点を取得する第3の情報処理手段と、当該取得
した時点を警告出力する警告手段とを備えたことを特徴
とする。
【0019】請求項2の発明は、前記第1の情報処理手
段は前記生産計画の作成に関わる情報の中の時間の経過
とともに変化する情報を一定周期で取得し、当該取得し
た情報とこれまで取得した情報とを切換え、前記警報出
力に用いる前記生産計画を作成することを特徴とする。
【0020】
【作用】本発明では、製品の在庫量が入庫量と出庫量か
ら定まることに着目し、入庫量として製品の生産量を割
り当て、また出庫量として受注量を割り当てる。このよ
うにして生産計画と在庫管理を連動させると共に、在庫
量の時系列的な変化を示す在庫推移を第2の情報処理手
段により取得することにより許容範囲を超える時点、例
えば、日にちを事前に検知し、警報を発する。また、経
時的に変化するデータを更新して在庫量の推移を予測す
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0022】図1は本発明を適用した生産計画警報シス
テムのシステム構成を示す。
【0023】図1において生産計画警報システムは主に
エンジニアリングワークステーション(EWS)10、
統合分散型制御装置(DCS)20から構成される。E
WS10は生産計画を作成するとともに、在庫管理を行
って製品の在庫量が予め定めた範囲を超えたときには警
報を発生する。EWS10の内部構成については後述す
る。
【0024】DCS20は生産設備から生産状態を示す
信号を入力すると、これらの入力信号に基づき生産設備
の中の特定の機器の動作を決定し、その動作を指示する
ための制御信号を生産設備に出力する。本発明に関わる
入力信号としては原料タンクのタンクレベルを示す信号
と製品タンクレベルを示す信号、前工程の運転開始終了
時間(運転開始から終了までの経過時間)を示す信号、
中間工程運転開始終了時間を示す信号、最終工程運転開
始終了時間がDCS20に伝送される。
【0025】DCS20から伝送された信号およびユー
ザが入力した情報に基づき、EWS10は以下に述べる
情報処理を行って生産計画を作成する。作成された生産
計画に関連する情報がEWS10から運転制御装置30
に伝送され、生産設備の運転制御に用いられる。
【0026】次にEWS10のシステム構成を説明す
る。EWS10内ではCPU11、システムメモリ1
2、ハードデイスク(記憶装置)13、プリンタ14、
キーボード15、陰極線管表示装置(CRT)16、入
出力インターフェース(I/O)17、および通信イン
ターフェース18がバスに共通接続されている。
【0027】CPU11はシステムメモリ12に格納さ
れた制御手順に基づきEWS10全体の制御および生産
計画についての情報処理を実行する。後述するがCPU
11が本発明の第1〜3の情報処理手段として動作す
る。
【0028】ハードデイスク13は上記生産計画の作成
のために用いる各種データを記憶する。特に時系列的に
変化する同一種のデータはデータベースの形態で格納さ
れる。
【0029】プリンタ14は生産計画作成の結果である
ガントチャート、すなわち、横軸に日数を縦軸に設備名
等の項目の各々を設定し、生産計画のスケジュールにし
たがって示される棒グラフおよび在庫推移予測表等をC
PU11の指示で印刷する。CRT16もCPU11の
指示に基づき上記ガントチャートおよび在庫推移予測表
を表示する。本実施例では、予測の在庫が予め定めた許
容範囲を超えると警告表示がなされることに特徴があ
る。CRT16が本発明の警告手段として動作する。
【0030】キーボード15からはCPU11に対する
動作指示および生産計画の作成に関わる情報の一部を入
力する。I/O17はDCS20からは生産設備の運転
状況を示す信号をCPU11に引き渡すとともに運転制
御装置30に対しては作成された生産計画を示す情報を
運転制御装置12に引き渡す。通信I/O18はホスト
コンピュータ等から生産計画の作成に用いる情報、本実
施例では受注予測量を示すデータを受取り、CPU11
に引き渡す。
【0031】このようなシステム構成により実行される
生産計画の作成処理および在庫監視処理を図2〜図4を
用いて説明する。図2〜図4の制御手順はシステムメモ
リ12に格納され、実際にはCPU11が実行可能なプ
ログラム言語で記載されているが、説明の都合上機能的
に表現している。
【0032】装置の起動時に生産計画の作成に関わる初
期値が設定された後(S10)、以下に述べる処理によ
り生産計画に用いるデータがEWS10内に取り込まれ
る。すなわち、品種別に割付られた製品タンクのレベル
は液面発信器で検知され、そのレベル信号はDCS20
を介してCPU11に定期的(例えば1時間に1回)に
取り込まれる(S20)。CPU11は各タンクのレベ
ルを製品の容量に換算し時間毎の容量データとしてデー
タベース化してハードデイスク13に記憶する(S2
5)。
【0033】CPU11はDCS20を介して それぞ
れの工程のバッチ毎の運転の開始終了時間を定期的(例
えば1秒に1回)に取り込みデータベース化して保存し
ておく(ステップS30→S35)。ここで言うバッチ
とは製品の生産の単位を意味し、生産設備の運転毎に番
号が付される、生産計画ではその番号を用いる。
【0034】さらに、CPU11は通信I/O18を介
して受注予測量を定期的(例えば1時間に1回)に取得
し、取得されたデータは、品種別、要求納期別に整理さ
れ、ハードデイスク13のデータベースに更新的に保存
される。(ステップS40→S45)、以上の処理はス
テップS20からS50までのループ処理により定期的
に行われる。
【0035】生産計画作成時に生産計画作成者はキーボ
ード15から生産計画の作成モードを指示してマスター
データを入力する。マスターデータとして以下の情報、
すなわち、品種別の各設備の生産能力、設備の制約 、
品種間の制約、品種の生産系列、品種別の各設備の生産
リードタイム、品種別安全在庫量、製品タンクの割付品
種およびタンク容量、タンクの最低在庫量、品種別使用
原料名、および使用量、ブレンド品のブレンド比率等を
示す情報が入力される。入力された一連のマスターデー
タはCPU11によりハードデイスク13に格納される
(ステップS60→S65)。
【0036】生産計画作成者は、次に、キーボード15
から 生産計画作成時に決定する条件を入力する。この
条件としては、例えば、計画期間、休止設備名、通常運
転か非定常運転の選択、運転時間のズレ許容値等が用意
されている。これらの条件を示す情報がやはりハードデ
イスク13に格納される(ステップS70→S75)。
【0037】さらに生産計画作成時に特殊要因を示す情
報、例えば、突発オーダ品、試作品、系内での人為的移
動品の発生日時とその量等を示す情報もキーボード15
から入力され、ハードデイスク13に格納される(ステ
ップS80→S85)。
【0038】CPU11はハードデイスク13のデータ
ベース上の各品種の製品タンクの容量情報の中で毎朝6
時の容量情報(6時のデータが無い時は他の時刻のもの
を使用する)を各品種の起点在庫としてハードデイスク
13に保存する(ステップS90)。
【0039】以上で生産計画のための情報収集を終了す
ると、CPU11は図3の制御手順により生産計画を作
成する(ステップS100)。これまでの処理手順を実
行するCPU11が本発明の第1の情報処理手段として
動作する。以下、図3のフローチャートを用いて生産計
画の作成処理を説明する。
【0040】生産計画作成者がキーボード15から生産
計画の起動を行うとCPU11はこれまでに収集された
情報をあらかじめ用意された以下の演算式に代入するこ
とで生産計画を構成する各種情報を求める。すなわち、
CPU11は生産計画作成時点から生産計画対象期間末
日(ステップ5で入力)までの各品種別の仕掛り量合計
(n日)を次の式にて算出する(ステップS200)。
nは日を表す、例えば1は1日目とする。
【0041】
【数1】仕掛り量合計(n日)=(生産計画作成時その
品種の運転バッチの前工程が開始していてn日までに同
じ運転バッチの最終工程の終了がしていない運転バッチ
数の合計)*各品種のバッチ当たりの生産量 各品種別の製品タンクの日々の予測タンク空隙量を次の
式にて算出する。なお品種と製品タンクの関係は上述の
マスターデータに基づく(ステップS210)。
【0042】
【数2】予測タンク空隙量(n日)=タンク容量−(起
点在庫量+n日までの仕掛り量合計+n日までの移庫入
庫量合計−n日までの移庫出荷量合計−受注予測量(n
日)) 各品種別に日々の生産計画量を算出する為に日々の生産
可能計画数を求める(ステップS220)。
【0043】
【数3】生産可能計画数(n日)=予測タンク空隙量
(n日)/設備の単位生産能力量生産可能計画数の小数
点以下を切り捨て整数にし生産計画数として生産計画量
を算出する(ステップS230)。
【0044】
【数4】生産計画量(n日)=生産計画数(n日)*設
備の単位生産能力量 各品種に対して日々の予測在庫量をA期間、B期間に分
けて次の式にて算出する。A期間は予測タンク空隙量の
合計から受注予測量の合計を減じた量を生産設備の1日
の生産能力の合計で除した日数の期間とする。その最終
日をA期間の末日として計算例としてa日として示す。
B期間はA期間後から生産計画作成対象期間末日(s
日)の期間である。
【0045】
【数5】A期間末の予測在庫量(a日)=起点在庫量+
a日までの仕掛り量合計+a日までの移庫入庫量合計−
a日までの移庫出荷量合計−a日までの受注予測量合計
【0046】
【数6】B期間末の予測在庫量(s日)=起点在庫量+
n日からs日までの仕掛り品量合計+n日からs日まで
の移庫入庫量合計−n日からs日までの移庫出荷量合計
−n日からs日までの受注予測量の合計 生産順序を決める為、各品種のA期間、B期間の予測在
庫量にて在庫のグループ分けを次の式に従って行う(ス
テップS240)。
【0047】A期間の在庫グループ1:a日後予測在庫
量≦最低在庫量 A期間の在庫グループ2:最低在庫量≦a日後予測在庫
量≦安全在庫量 A期間の在庫グループ3:a日後予測在庫量>安全在庫
量 B期間の在庫グループ1:s日後予測在庫量≦最低在庫
量 B期間の在庫グループ2:最低在庫量≦s日後予測在庫
量≦安全在庫量 B期間の在庫グループ3:s日後予測在庫量>安全在庫
量 各々の在庫グループにおいて各品種の最低在庫切れ率お
よび安全在庫切れ率を次式により算出する。
【0048】
【数7】予測在庫量(n日)=起点在庫量+n日までの
仕掛り品量合計+n日までの移庫入庫量合計−n日まで
の移庫出荷量合計−受注予測量(n日)
【0049】
【数8】最低在庫切れ率(n日)=予測在庫量(n日)
/最低在庫量
【0050】
【数9】安全在庫切れ率(n日)=予測在庫量(n日)
/安全在庫量 以上の計算結果に基づきCPU11はAおよびBの在庫
グループの生産順序を最低在庫切れ率及安全在庫切れ率
の大小に従って決定する(ステップS250)。
【0051】CPU11は既に入力されているプロセス
の制約に従って製品を生産する設備を決定する、また、
上記生産順序に従って各品種の生産計画量が所定量にな
るように生産日時を生産設備に割り付ける(ステップS
260)。生産日時はその設備の単位生産能力と生産リ
ードタイムにて決定される。各品種別に製品タンクに入
れる入庫予定日時とその予定量は次の式にて算出される
(ステップS270)。
【0052】
【数10】入庫予定日時=生産計画日時+各設備の生産
リードタイム合計
【0053】
【数11】入庫予定量=生産計画日の生産単位能力*バ
ッチ数 以上の計算結果はガントチャートの様な棒グラフや製品
計画表の形態で表示される(ステップS280〜S29
0)。
【0054】本発明に関わる各品種の製品タンクの予測
在庫推移は次の式にて計算される(ステップS300
0)。このときのCPU11が本発明の第2の情報処理
手段として動作する。
【0055】
【数12】予測在庫推移として表す在庫量(n日)=起
点在庫量+n日までの仕掛り量合計+入庫予定量(n
日)+n日までの移庫入庫量合計−n日までの移庫出荷
量合計−受注予測量(n日) CPU11は予測在庫推移の示す在庫量が予め定めた各
品種の最低在庫量および安全在庫量に到達する日、すな
わち、最低在庫切れ日、安全在庫切れ日とその時の在庫
量を計算する。このときのCPU11が本発明の第3の
情報処理として動作する。
【0056】この処理は予測在庫推移上の各日にちの在
庫量を規定値と比較することにより達成される。計算さ
れた到達日および最低在庫量、安全在庫量は表示画面上
の警報ボードに品種名と共に表示され、警報が発生され
る(ステップS310)。したがって、このときのCR
T16が本発明の警告手段として動作する。本実施例で
は最低在庫切れ日は予測在庫量(n日)/最低在庫量が
1以下になる日とする。また安全在庫切れ日は予測在庫
量(n日)/安全在庫量が1以下になる日とする。
【0057】在庫切れ、安全在庫切れの警報を見て必要
ならば生産計画の修正を生産計画作成者の判断にて行う
(ステップS320)。このために生産計画作成者はキ
ーボード15を操作して表示画面のガントチャート上で
設備の割付を変更したり、生産の順番を変更する(ステ
ップS325)。
【0058】満足できる生産計画が作成されたならば生
産計画作成者はその生産計画をハードデスク13に保存
し運転制御装置30に設定するようにCPU11に指示
する(ステップS330)。
【0059】保存された生産計画は次回に新たな生産計
画を作成する時に読み出して生産計画作成時点より前の
仕掛り量を計算するために使用する。
【0060】生産計画に対して修正を加える処理手順を
図4に示す。
【0061】この修正手順は、例えば、1時間1回に周
期で定期的に実施する。また 先に作成して保存してあ
る生産計画の中の最新の生産計画を用いて修正が行われ
る。
【0062】CPU11は各設備の工程の運転バッチの
開始時間を取得し、その時間のズレが許容値(図2のス
テップS75で入力されている)より大きい場合、製品
タンクへの入庫予定日と入庫量を図3のステップS27
0と同じ計算式で計算をする(ステップS340〜S3
60)。
【0063】なおここで言う最新の入庫予定日(n日)
はその品種のバッチの最初の工程の運転開始日時+その
品種の各設備の生産リードタイムの合計であり、最新の
入庫予定量(n日)はその品種のバッチ数*単位生産能
力である。次にCPU11は最新の受注予測量(n日)
を取得する(ステップS370)。
【0064】なお生産計画作成日から24時間以上経過
すると、予測在庫推移で求めた朝6時の予測在庫量が実
際の起点在庫量とズレてくる可能性がある。それ故、本
実施例では実際の最新の起点在庫を用いてステップS3
50〜S370で求めた最新の入庫予定量(n日)と最
新の受注予測量(n日)を用いて次式により最新の予測
在庫推移の計算を行う(ステップS380〜S40
0)。
【0065】
【数13】予測在庫推移として表す最新の在庫量(n
日)=最新の起点在庫量+n日までの仕掛り品量合計+
最新の入庫予定量(n日)+n日までの移庫入庫量合計
−n日までの移庫出庫量合計−最新の受注予測量(n
日) ここで仕掛り品量合計と移庫入庫、出庫量合計は生産計
画作成時の値を使用する。このようにして得られた最新
の予測在庫推移に対してCPU11はステップS310
で行った在庫警報の演算処理を同様に行い、警報を発生
させる(ステップS410)。警報により生産計画作成
者が在庫状況を判断して、生産計画の再作成の必要があ
れば再作成を実施をする(ステップS425)。1時間
経過するとこの修正生産計画手順がを繰り返し実行され
る(ステップS430)。
【0066】本実施例のその他の応用として原料につい
ても同様に在庫推移の計算を行い、警報を発することに
より、生産計画作成者に原料購入の手続きを早めに促し
たり、運転時間の取得により月単位の生産量の実績集計
が出来る。
【0067】以上の実施例は、予測在庫量が許容範囲を
超えたときに生産計画を修正可能とした例である。しか
しながら、ある一つの製品についての生産計画に用いた
一部のデータ、すなわち、受注予測量,生産工程の運転
開始時刻,起点在庫量は日時の経過と共に変化する。こ
れに対処するためには定期的(1時間前後の周期)に上
記一部のデータを入力し、生産計画の立案,在庫予測お
よび在庫予測に基づく警報処理を行うとよい。このため
のCPU11の処理手順を図5にも示す。なお、図4と
同様の処理には同一の符号を付している。
【0068】図5の処理手順では一度生産計画を作成
し、在庫予測を実行する(ステップS510〜S55
0)。在庫予測が許容範囲にあった場合は1時間毎に上
記一部データを取得し(ステップS580)、古いデー
タを取得した新しいデータに切替えて予測在庫推移を作
成、表示する(ステップS340〜S410)。
【0069】予測在庫推移が許容範囲にある間は、以上
の手順を繰り返す(ステップS580→S340〜S4
20のループ処理)。また予測在庫推移が許容範囲を超
えた場合は、ステップS510の手順へ戻り、全体のデ
ータを自動修正して生産計画の修正を行う(ステップS
516→S550)。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば事
前に在庫不足等許容範囲を超える時点がわかる。これに
より生産設備に在庫量と在庫品種数量に制限があって
も、生産計画作成時の情報の基では即納に対して在庫不
足を生じることや在庫制限を越えることがなくなる。生
産計画作成後において受注予測量や運転時間が変化して
も新たな生産計画を作成することによりその変化に対応
できる。また事前の警報により、作業者は警報の状況に
応じてタイムリーに短時間にかつ簡単に生産作業に対処
できる。
【0071】。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のシステム構成を示すブロック図
である。
【図2】生産計画作成の処理手順を示すフローチャート
である。
【図3】生産計画作成の詳細処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図4】生産計画の修正処理手順を示すフローチャート
である。
【図5】生産計画の他の修正手順を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
10 EWS 11 CPU 12 システムメモリ 13 ハードデイスク(記憶装置) 14 プリンタ 15 キーボード 16 CRT 17 I/O 18 通信I/O 20 DCS 30 運転制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生産計画の作成に関わる情報を集計して
    生産設備による製品の生産終了時点および生産量を示す
    生産計画を作成する第1の情報処理手段と、 当該作成された生産計画の示す生産終了時点および生産
    量ならびに前記製品の受注予測量を集計して当該製品の
    時系列的な在庫量の推移を取得する第2の情報処理手段
    と、 当該推移の示す在庫量が予め定めた許容範囲を超える時
    点を取得する第3の情報処理手段と、 当該取得した時点を警告出力する警告手段とを備えたこ
    とを特徴とする生産計画警報システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の情報処理手段は前記生産計画
    の作成に関わる情報の中の時間の経過とともに変化する
    情報を一定周期で取得し、当該取得した情報とこれまで
    取得した情報とを切換え、前記警報出力に用いる前記生
    産計画を作成することを特徴とする請求項1に記載の生
    産計画警報システム。
JP27858693A 1993-11-08 1993-11-08 生産計画警報システム Withdrawn JPH07129687A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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