JPH0712946A - ゲートモニタ - Google Patents

ゲートモニタ

Info

Publication number
JPH0712946A
JPH0712946A JP14965593A JP14965593A JPH0712946A JP H0712946 A JPH0712946 A JP H0712946A JP 14965593 A JP14965593 A JP 14965593A JP 14965593 A JP14965593 A JP 14965593A JP H0712946 A JPH0712946 A JP H0712946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hand
detectors
palm
radiation detector
monitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14965593A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadaji Ushigome
定治 牛込
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP14965593A priority Critical patent/JPH0712946A/ja
Publication of JPH0712946A publication Critical patent/JPH0712946A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明のゲートモニタは、手の甲測定用放射
線検出器2aと手の平測定用放射線検出器2bとがその
検出面間隔を手の平部が挿入できる限度に狭くして手の
挿入方向に対して奥の検出器端部をヒンジ6によって保
持され各検出器2a,2bと筐体構造部材8の間に配置
したばね5により自由時に両検出器2a,2bの自由端
同士が軽く当接した状態に維持されることを特徴とす
る。 【効果】 被測定者30が両検出器2a,2bの自由端
を開いて手の平を挿入すると、手の甲と検出器2aのグ
リッド7aならびに手の平と検出器2bのグリッド7b
とが接触し、各検出面との距離が極めて小さくなり、放
射能汚染した手から放出されたα線が空気に吸収される
ことなく検出器2a,2bで検出され、検出感度が向上
する。また、各検出器2a,2bは上下いずれへもスイ
ングさせることができるので、低身長者および高身長者
が自分の身長に合った挿入方向が得られ、自然な姿勢で
測定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子力施設において使
用され人体表面の放射能汚染をモニタする装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】原子力施設において、放射線管理区域境
界に設置され人体表面の放射能汚染を検知するゲートモ
ニタは、測定時は放射線検出器が人体の周囲に配置され
る必要があり、被測定者の身長に合わせて頭部測定用放
射線検出器が上下し、検出器が頭部に近づく構造となっ
ている。
【0003】従来のゲートモニタは、一般的に図4に示
す構造で、被測定者30の周囲には、側面測定用放射線
検出器1,手部測定用放射線検出器2,頭部測定用放射
線検出器3,足部測定用放射線検出器4が配置されてい
る。
【0004】ここで、手の位置は身長の大小に対して、
人体のほぼ中間的な位置となるので、図4に示したよう
な固定式の手検査部を有するゲートモニタでは、手の甲
と手の平を測定する検出器相互間の間隔が大きく、放射
能汚染を検知する検出感度が低かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のゲ
ートモニタでは、手検出部における手の甲と手の平を測
定する検出器相互間の間隔が大きく、固定式の構造のた
め、放射能汚染を検知する検出感度が低いという欠点が
あった。
【0006】そこで本発明は、上記の欠点を解消した手
検出部を有するゲートモニタを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のゲートモニタ
は、手の甲測定用放射線検出器と手の平測定用放射線検
出器とがその検出面間隔を手の平部が挿入できる限度に
狭くしてそれぞれ手の挿入方向に対して奥の検出器端部
をヒンジによって保持され、各検出器と筐体構造部材の
間に配置したばねにより自由時に両検出器の自由端同士
が軽く当接した状態に維持されるか、あるいは手の甲測
定用放射線検出器と手の平測定用放射線検出器とがその
検出面間隔を手の平部が挿入できる限度に狭くして水平
を保つように保持枠によって一体に保持され、駆動用モ
ータにより駆動される上下機構によって所要の高さに移
動させて位置固定が可能となっていることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】本発明のゲートモニタにおいては、手部検出器
が上下にスイング可能であるか、あるいは上下に位置を
変えられるため、身長の高い人も低い人も具合良く測定
することができる。また、手の甲および手の平と検出器
検出面とが極めて接近した状態で測定されるため、放射
能汚染した手から放出されたα線が空気で吸収されるこ
となく検出器で検出され、検出感度が向上する。
【0009】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基いて本発明を
詳細に説明する。
【0010】図1(a),(b)に本発明一実施例のゲ
ートモニタを示す。図1(a)に示すように、被測定者
30の周囲には、体の前面および背面測定用放射線検出
器1a〜1m、手部測定用としての手の甲測定用放射線
検出器2a,手の平測定用放射線検出器2b、頭部測定
用放射線検出器3、足部測定用放射線検出器4が配置さ
れている。
【0011】手の甲測定用放射線検出器2aと手の平測
定用放射線検出器2bは、図1(b)に示すように、そ
の検出面間隔を被測定者の手の平部が挿入できる限度に
狭くしてそれぞれ手の挿入方向に対して奥の検出器端部
をヒンビ6によって保持され、各検出器2a,2bと筐
体構造部材8との間に配置したばね5により自由時に両
検出器2a,2bの自由端同士が軽く当接した状態に維
持される。
【0012】各検出器2a,2bの検出面には、汚染防
止用のグリッド7a,7bが取り付けられている。
【0013】上記のように構成された本発明一実施例の
ゲートモニタにおいては、被測定者が、手で手の甲測定
用放射線検出器2aと手の平測定用放射線検出器2bと
の自由端を開き手の平部を挿入すれば、手の甲と検出器
2のグリッド7aならびに手の平と検出器2bのグリッ
ド7bとが接触し、各検出面との距離が極めて小さくな
り、放射能汚染した手から放出されたα線が空気に吸収
されることなく検出器2a,2bで検出することがで
き、検出感度が高い。
【0014】また、各検出器2a,2bは、手で上また
は下へ動かせばばね5の撓みが変わりヒンジ6の作用で
上下いずれへもスイングさせることができるので、低身
長の人および高身長の人が自分の身長に合った挿入方向
が得られ、自然な姿勢で測定することができる。
【0015】次に、本発明の他の実施例を図2を参照し
て説明する。この実施例のゲートモニタは、手の甲測定
用放射線検出器21aと手の平測定用放射線検出器21
bとがその検出面間隔を手の平部が挿入できる限度に狭
くして水平を保つように保持枠によって一体に保持さ
れ、駆動用モータ23によって駆動される上下機構、例
えば巻揚げドラムとワイヤ22によって所要の高さに移
動させて位置固定ができる構成になっている。各検出器
21a,21bの検出面には、汚染防止用のグリッド2
4a,24bが取り付けられている。前面および背面測
定用放射線検出器,頭部測定用放射線検出器および足部
測定用放射線検出器は図1(a)と同様配置であるた
め、図示を省略している。
【0016】この実施例のゲートモニタにおいては、一
体化された手の甲および手の平測定用放射線検出器21
a,21bは、被測定者30の身長に応じて上下に移動
し、低身長の人から高身長の人まで、違和感なく測定す
ることができる。手部検出器の位置決定は、例えば図3
のフローチャートに示すように頭部検出器に設けた光線
スイッチによって身長を判定し、それに基いて決定され
る。
【0017】なお、このゲートモニタにおいて、被測定
者に低身長者あるいは高身長者が含まれている場合に
は、予め装置にその旨を設定し、手部検出器を被測定者
の身長に応じて上下に移動させるようにし、被測定者が
通常身長者のみの場合には、手部検出器の移動を行なわ
ないように設定し、測定の処理能力を高めるようにする
こともできる。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、手
の甲測定用放射線検出器と手の平測定用放射線検出器と
がその検出面間隔を手の平部が挿入できる限度に狭くし
て手の挿入方向に対して奥の検出器端部をヒンジによっ
て保持され各検出器と筐体構造部材の間に配置したばね
により自由時に両検出器の自由端同士が軽く当接した状
態に維持されるか、あるいは手の甲測定用と手の平測定
用との両放射線検出器がその検出面間隔を手の平部が挿
入できる限度に狭くして水平を保つように保持枠によっ
て一体に保持され駆動用モータにより駆動される上下機
構によって所要高さに移動させて位置固定できるように
してあるかを特徴とするゲートモニタを実現したことに
より、手部検出器が上下にスイング可能であるか、ある
いは上下に位置を変えられるため、身長の高い人も低い
人も自然な姿勢で具合良く測定することができる。ま
た、手の甲および手の平と検出面との距離が極めて小さ
くなるので、放射能汚染した手から放出されたα線が空
気に吸収されることなく両検出器で検出され、検出感度
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a),(b)は本発明一実施例のゲート
モニタを示し、図1(a)は全体構成を示す概略立面図
であり、図1(b)は図1(a)のA部を拡大して示す
概略図である。
【図2】図2は本発明他の実施例のゲートモニタの要部
を示す概略立面図である。
【図3】図3は図2のゲートモニタにおける手部検出器
の移動動作,測定のフローチャートである。
【図4】図4は従来例のゲートモニタの全体構成を示す
概略立面図である。
【符号の説明】
2a…手の甲測定用放射線検出器 2b…手の平測定用放射線検出器 5…ばね 6…ヒンジ 7a…グリッド 7b…グリッド 21a…手の甲測定用放射線検出器 21b…手の平測定用放射線検出器 22…ワイヤ 23…駆動用モータ 24a…グリッド 24b…グリッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線検出器を被測定者の周囲に配置
    し、被測定者の体表面の放射能汚染をモニタするゲート
    モニタにおいて、手の甲測定用放射線検出器と手の平測
    定用放射線検出器とがその検出面間隔を手の平部が挿入
    できる限度に狭くしてそれぞれ手の挿入方向に対して奥
    の検出器端部をヒンジによって保持され、各検出器と筐
    体構造部材の間に配置したばねにより自由時に両検出器
    の自由端同士が軽く当接した状態に維持されたことを特
    徴とするゲートモニタ。
  2. 【請求項2】 放射線検出器を被測定者の周囲に配置
    し、被測定者の体表面の放射能汚染をモニタするゲート
    モニタにおいて、手の甲測定用放射線検出器と手の平測
    定用放射線検出器とがその検出面間隔を手の平部が挿入
    できる限度に狭くして水平を保つように保持枠によって
    一体に保持され、上下機構によって所要の高さに移動さ
    せて位置固定が可能となっていることを特徴とするゲー
    トモニタ。
  3. 【請求項3】 手の甲測定用および手の平測定用の各放
    射線検出器がそれぞれの検出面に汚染防止用のグリッド
    を有することを特徴とする請求項1または請求項2のい
    ずれか一方に記載のゲートモニタ。
JP14965593A 1993-06-22 1993-06-22 ゲートモニタ Pending JPH0712946A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14965593A JPH0712946A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 ゲートモニタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14965593A JPH0712946A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 ゲートモニタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0712946A true JPH0712946A (ja) 1995-01-17

Family

ID=15479969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14965593A Pending JPH0712946A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 ゲートモニタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0712946A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012053088A1 (ja) * 2010-10-21 2012-04-26 富士電機システムズ株式会社 ハンドモニタ部を有する放射線モニタおよびハンドフットクロスモニタ
CN106338758A (zh) * 2015-07-09 2017-01-18 富士电机株式会社 放射线监测器及手脚衣服监测器
CN110568473A (zh) * 2019-10-16 2019-12-13 北京方鸿智能科技有限公司 行人射线检测装置
CN110568473B (en) * 2019-10-16 2024-07-09 北京方鸿智能科技有限公司 Pedestrian ray detection device

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012053088A1 (ja) * 2010-10-21 2012-04-26 富士電機システムズ株式会社 ハンドモニタ部を有する放射線モニタおよびハンドフットクロスモニタ
CN102576084A (zh) * 2010-10-21 2012-07-11 富士电机株式会社 包括手部监测单元的放射线监测器及手部、足部和衣物的监测器
JP5201269B2 (ja) * 2010-10-21 2013-06-05 富士電機株式会社 ハンドモニタ部を有する放射線モニタおよびハンドフットクロスモニタ
US8519352B1 (en) 2010-10-21 2013-08-27 Fuji Electric Co., Ltd. Radiation monitor and hand-foot cloth monitor including hand monitoring unit
CN106338758A (zh) * 2015-07-09 2017-01-18 富士电机株式会社 放射线监测器及手脚衣服监测器
JP2017020865A (ja) * 2015-07-09 2017-01-26 富士電機株式会社 放射線モニタ及びハンドフットクロスモニタ
US10007003B2 (en) 2015-07-09 2018-06-26 Fuji Electric Co., Ltd. Radiation monitor and hand-foot-and-cloth monitor
CN110568473A (zh) * 2019-10-16 2019-12-13 北京方鸿智能科技有限公司 行人射线检测装置
CN110568473B (en) * 2019-10-16 2024-07-09 北京方鸿智能科技有限公司 Pedestrian ray detection device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6122572B2 (ja) 可搬型検出装置用の位置感知装置
JPH084586B2 (ja) Ct装置
JPS6343097B2 (ja)
JP5176355B2 (ja) 診断装置
JP4606889B2 (ja) 血圧測定装置
JPH0712946A (ja) ゲートモニタ
JPH0763461B2 (ja) 顎の追跡装置に用いる磁気センサ
US8896454B2 (en) Exit monitor
JP5201269B2 (ja) ハンドモニタ部を有する放射線モニタおよびハンドフットクロスモニタ
JP2019138665A (ja) 甲状腺モニタ用可搬型放射線測定器及び放射線測定方法
CN211985461U (zh) 一种便携式ct影像仪
JP5359697B2 (ja) 体表面モニタ
JP3934584B2 (ja) 体表面モニタ
JP4861240B2 (ja) 体表面モニタ
CN113974675A (zh) 一种核医学科pet-ct检查用头托
Furman Testing of vestibular function: an adjunct in the assessment of chronic fatigue syndrome
JP2647267B2 (ja) 体表面汚染モニタ装置
CN213422116U (zh) 一种x射线厚度检测仪器
JPH05203748A (ja) ゲートモニタ
JP2000175874A (ja) 磁気計測装置
JPH0552727U (ja) 温度検出装置
JPH02264882A (ja) 体表面モニタ
JP3828813B2 (ja) 体表面モニタ
JP3828902B2 (ja) 体表面モニタ
JP2004121297A (ja) X線ct装置