JPH0712856B2 - 匣鉢詰め装置 - Google Patents
匣鉢詰め装置Info
- Publication number
- JPH0712856B2 JPH0712856B2 JP3775589A JP3775589A JPH0712856B2 JP H0712856 B2 JPH0712856 B2 JP H0712856B2 JP 3775589 A JP3775589 A JP 3775589A JP 3775589 A JP3775589 A JP 3775589A JP H0712856 B2 JPH0712856 B2 JP H0712856B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tile base
- tile
- pinion
- rack
- holding
- Prior art date
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- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Description
本発明は、タイル焼成要の匣鉢へ複数枚のタイル素地
(素地表面に予め施釉したものもある)を並列状態で詰
込む場合に利用する匣鉢詰め装置の改良に関する。
(素地表面に予め施釉したものもある)を並列状態で詰
込む場合に利用する匣鉢詰め装置の改良に関する。
【従来の技術】 従来、匣鉢詰め装置としては、特願昭51−40766号(特
開昭51−124669号)に係るものがある。即ち、この匣鉢
詰め装置は、第6図に示す如く、垂直面内に形成した巡
回通路Aの両側部のタイル素地詰込み位置イホとこの通
路Aの上部の反転位置ハとこの通路Aの下部の匣鉢詰込
み位置ヘとの間を巡回するタイル素地並列保持機構1の
複数組を設けてある。各タイル素地保持機構1は、上記
タイル素地詰込み位置イホで上記巡回通路Aの外周側に
向けて横倒れ状態となり且つその相互間にタイル素子挿
入間隙2を形成した挟持具3の複数を並設すると共に上
記匣鉢詰込み位置ヘで挟持具3,3…の保持動作を解放す
るものである。各タイル素並列保持機構1は、無端状に
張架されたチエーン4に接合され、隣接するタイル素地
挿入間隙2,2の間隙に相当する送りピッチPづつチエー
ン4で白抜き矢符Bの方向に間欠移送される。各タイル
素地並列保持機構1は、間欠移送の途中において次のよ
うな動作を行なう。上記タイル素地詰込み位置イにおい
ては、非保持状態となっている挟持具3,3の間に形成さ
れた各タイル素地挿入間隙2内に、表向きのタイル素地
tがタイル挿入機構5によつて図中左上方に図示された
状態で順次挿入されて行く。次に、タイル素地tの挿入
が終つた位置ロから上部の反転位置ハに至る過程におい
ては、挟持具3,3…を作動させてタイル素地t,t…が傾倒
しないように保持する。続けて、反転位置ハから次のタ
イル素地tの挿入が始まる前の位置ニに至る過程では、
挟持具3,3…を非保持状態に解放して図中右上方に図示
された状態とする。更に続けて、その非保持状態でタイ
ル素地詰込み位置ホへ移動する。このタイル素地詰込み
位置ホにおいては、各タイル素地挿入間隙2内に挿入済
みのタイル素地tの上に重ね置くように、表向きのタイ
ル素地tがタイル挿入機構6によつて図中右下方に図示
された状態となるように順次挿入されて行く。次に、タ
イル素地詰込み位置ホにおけるタイル素地tの挿入が終
つた位置から匣鉢詰込み位置ヘに至る過程では、再び挟
持具3,3…を作動させてタイル素地t,t…を保持して脱落
を防止し、匣鉢詰込み位置ヘに至った後は、挟持具3,3
…を非保持状態に急変させて、上昇した匣鉢7内に並列
したタイルt,t…からなる並列タイル群Tを落下させ
る。なお、匣鉢7内に並列タイル群Tを落下させた後に
匣鉢7を降下させるまでの間は、チエーン4の間欠駆動
を停止しておく。最後に、タイル群Tの排出が終了した
ならば、匣鉢詰込み位置ヘから元のタイル素地詰込み位
置イに移送される。
開昭51−124669号)に係るものがある。即ち、この匣鉢
詰め装置は、第6図に示す如く、垂直面内に形成した巡
回通路Aの両側部のタイル素地詰込み位置イホとこの通
路Aの上部の反転位置ハとこの通路Aの下部の匣鉢詰込
み位置ヘとの間を巡回するタイル素地並列保持機構1の
複数組を設けてある。各タイル素地保持機構1は、上記
タイル素地詰込み位置イホで上記巡回通路Aの外周側に
向けて横倒れ状態となり且つその相互間にタイル素子挿
入間隙2を形成した挟持具3の複数を並設すると共に上
記匣鉢詰込み位置ヘで挟持具3,3…の保持動作を解放す
るものである。各タイル素並列保持機構1は、無端状に
張架されたチエーン4に接合され、隣接するタイル素地
挿入間隙2,2の間隙に相当する送りピッチPづつチエー
ン4で白抜き矢符Bの方向に間欠移送される。各タイル
素地並列保持機構1は、間欠移送の途中において次のよ
うな動作を行なう。上記タイル素地詰込み位置イにおい
ては、非保持状態となっている挟持具3,3の間に形成さ
れた各タイル素地挿入間隙2内に、表向きのタイル素地
tがタイル挿入機構5によつて図中左上方に図示された
状態で順次挿入されて行く。次に、タイル素地tの挿入
が終つた位置ロから上部の反転位置ハに至る過程におい
ては、挟持具3,3…を作動させてタイル素地t,t…が傾倒
しないように保持する。続けて、反転位置ハから次のタ
イル素地tの挿入が始まる前の位置ニに至る過程では、
挟持具3,3…を非保持状態に解放して図中右上方に図示
された状態とする。更に続けて、その非保持状態でタイ
ル素地詰込み位置ホへ移動する。このタイル素地詰込み
位置ホにおいては、各タイル素地挿入間隙2内に挿入済
みのタイル素地tの上に重ね置くように、表向きのタイ
ル素地tがタイル挿入機構6によつて図中右下方に図示
された状態となるように順次挿入されて行く。次に、タ
イル素地詰込み位置ホにおけるタイル素地tの挿入が終
つた位置から匣鉢詰込み位置ヘに至る過程では、再び挟
持具3,3…を作動させてタイル素地t,t…を保持して脱落
を防止し、匣鉢詰込み位置ヘに至った後は、挟持具3,3
…を非保持状態に急変させて、上昇した匣鉢7内に並列
したタイルt,t…からなる並列タイル群Tを落下させ
る。なお、匣鉢7内に並列タイル群Tを落下させた後に
匣鉢7を降下させるまでの間は、チエーン4の間欠駆動
を停止しておく。最後に、タイル群Tの排出が終了した
ならば、匣鉢詰込み位置ヘから元のタイル素地詰込み位
置イに移送される。
しかし、従来の匣鉢詰め装置には、次の如き問題点があ
る。 (a)各タイル素地並列保持機構1は、無端状に張架さ
れたチエーン4に接合されて間欠移送される。しかし、
一定張力下で張架されたチエーン4は、長期間の使用に
より伸びるものである。そのため、各タイル素地並列保
持機構1は、タイル素地詰込み位置イホにおける所定の
タイル挿入位置で停止することができず、タイル素地挿
入間隙2に挿入すべきタイル素地tを挟持具3に衝突さ
せて破損させることがある。このため、従来の装置は、
チエーン4の保守点検を頻繁に行なう必要があり、稼働
効率が非常に低かった。 (b)匣鉢7内に並列タイル群Tを落下させた後に匣鉢
7を降下させる間は、無端状のチエーン4の間欠駆動を
停止する必要がある。ところが、総てのタイル素地並列
保持機構1,1…が一組の無端状チエーン4に接続されて
いるため、チエーン4が停止している間は、タイル素地
詰込み位置イホにおけるタイル素地並列保持機構1も停
止する。そのため。タイル素地tの挿入ができず、タイ
ル素地詰込み位置イホに位置するタイル素地並列保持機
構1にとっては無駄時間となる。従って、従来の装置
は、無駄時間があるため単位時間当りの処理能力が低か
った。 本発明は、上記問題点を解決するために、タイル素地詰
込み位置における所定の間欠停止位置にタイル素地並列
保持機構を停止させることができ且つ前記無駄時間がな
い匣鉢詰め装置の提供を目的とする。
る。 (a)各タイル素地並列保持機構1は、無端状に張架さ
れたチエーン4に接合されて間欠移送される。しかし、
一定張力下で張架されたチエーン4は、長期間の使用に
より伸びるものである。そのため、各タイル素地並列保
持機構1は、タイル素地詰込み位置イホにおける所定の
タイル挿入位置で停止することができず、タイル素地挿
入間隙2に挿入すべきタイル素地tを挟持具3に衝突さ
せて破損させることがある。このため、従来の装置は、
チエーン4の保守点検を頻繁に行なう必要があり、稼働
効率が非常に低かった。 (b)匣鉢7内に並列タイル群Tを落下させた後に匣鉢
7を降下させる間は、無端状のチエーン4の間欠駆動を
停止する必要がある。ところが、総てのタイル素地並列
保持機構1,1…が一組の無端状チエーン4に接続されて
いるため、チエーン4が停止している間は、タイル素地
詰込み位置イホにおけるタイル素地並列保持機構1も停
止する。そのため。タイル素地tの挿入ができず、タイ
ル素地詰込み位置イホに位置するタイル素地並列保持機
構1にとっては無駄時間となる。従って、従来の装置
は、無駄時間があるため単位時間当りの処理能力が低か
った。 本発明は、上記問題点を解決するために、タイル素地詰
込み位置における所定の間欠停止位置にタイル素地並列
保持機構を停止させることができ且つ前記無駄時間がな
い匣鉢詰め装置の提供を目的とする。
本発明に係る匣鉢詰め装置(以下、「本発明装置」とい
う)の要旨は、垂直面内に形成した巡回通路の両側部の
タイル素地詰込み位置とこの通路の上部の反転位置とこ
の通路の下部の匣鉢詰込み位置との間を巡回するタイル
素地並列保持機構の複数を設け、各タイル素地並列保持
機構は、上記タイル素地詰込み位置で上記巡回通路の外
周側に向けて横倒れ状態となり且つその相互間にタイル
素子挿入間隙を形成した挟持具の複数を並設すると共に
上記匣鉢詰込み位置で挟持具の保持動作を解放するもの
であり、上記巡回通路の両側部のタイル素地詰込み位置
の外側には、タイル素地並列保持機構のタイル素地挿入
間隙にタイル素地を挿入するタイル素地挿入機構を設け
た匣鉢詰め装置において、前記タイル素地並列保持機構
は挟持具の並設方向に沿ってラックを設け、前記タイル
素地詰込み位置でこのラックと噛合する中央部のピニオ
ンと、前記反転位置でこのラックと噛合する上部のピニ
オンと、前記匣鉢詰込み位置でこのラックと噛合する下
部のピニオンとを備えると共に中央部のピニオンと上下
部のピニオンとの軸間距離の夫々をラックの長さより短
くした原動手段を設け、前記タイル素地並列保持機構の
隣接するタイル素地挿入間隙の間隔に対応する送り角度
づつ中央部のピニオンを間欠駆動する間欠駆動手段を設
け、上下部のピニオンを駆動する送り駆動手段を設けた
ことである。
う)の要旨は、垂直面内に形成した巡回通路の両側部の
タイル素地詰込み位置とこの通路の上部の反転位置とこ
の通路の下部の匣鉢詰込み位置との間を巡回するタイル
素地並列保持機構の複数を設け、各タイル素地並列保持
機構は、上記タイル素地詰込み位置で上記巡回通路の外
周側に向けて横倒れ状態となり且つその相互間にタイル
素子挿入間隙を形成した挟持具の複数を並設すると共に
上記匣鉢詰込み位置で挟持具の保持動作を解放するもの
であり、上記巡回通路の両側部のタイル素地詰込み位置
の外側には、タイル素地並列保持機構のタイル素地挿入
間隙にタイル素地を挿入するタイル素地挿入機構を設け
た匣鉢詰め装置において、前記タイル素地並列保持機構
は挟持具の並設方向に沿ってラックを設け、前記タイル
素地詰込み位置でこのラックと噛合する中央部のピニオ
ンと、前記反転位置でこのラックと噛合する上部のピニ
オンと、前記匣鉢詰込み位置でこのラックと噛合する下
部のピニオンとを備えると共に中央部のピニオンと上下
部のピニオンとの軸間距離の夫々をラックの長さより短
くした原動手段を設け、前記タイル素地並列保持機構の
隣接するタイル素地挿入間隙の間隔に対応する送り角度
づつ中央部のピニオンを間欠駆動する間欠駆動手段を設
け、上下部のピニオンを駆動する送り駆動手段を設けた
ことである。
本発明装置の作用を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。 第1図(A)に示す如く、巡回通路Aの左右両側部のタ
イル素地詰込み位置イホに位置する左右のタイル素地並
列保持機構11,11は、中央部のピニオン18にラック20が
噛合して、タイル素地挿入間隙12,12の間隔に対応する
ピッチPづつ間欠移送される。この間欠移送の停止中
に、各タイル素地並列保持機構11は、非保持状態となっ
ている挟持具13,13の間に形成されたタイル素地挿入間
隙12に、タイル素地tがタイル挿入機構15(又は16)で
挿入される。左側のタイル素地詰込み位置イに位置する
タイル素地並列保持機構11は、タイル素地挿入間隙12,1
2…に対するタイル素地tの挿入が終了する前にラック2
0と上部のピニオン17とが噛合しているため、タイル素
地tの挿入が終了した後、上部のピニオン17で駆動され
ることにより上部の反転位置ハを通過して右側のタイル
素地並列保持機構11に当接する位置ニ(同図(B)参
照)まで移送される。同様に右側のタイル素地詰込み位
置ホに位置するタイル素地並列保持機構11は、タイル素
地挿入間隙12,12…に対するタイル素地tの挿入が終了
する前にラック20と下部のピニオン19とが噛合している
ため、タイル素地tの挿入が終了した後に下部のピニオ
ン19で駆動されて下部の匣鉢詰込み位置ヘに移送されて
停止する(同図(A)参照)。このタイル素地並列保持
機構11は、匣鉢詰込み位置ヘに至る過程で再び挟持具1
3,13…を作動させてタイル素地t,t…を保持することに
より脱落を防止し、匣鉢詰込み位置ヘに至った後は挟持
具13,13…を非保持状態に急変させて、上昇中の匣鉢7
内に並列タイル群Tを落下させる。続けて、タイル素地
並列保持機構11は、匣鉢7が降下すると、再び下部のピ
ニオン19で駆動されて左側のタイル素地並列保持機構11
に当接する位置ト(同図(B)参照)まで移送される。
る。 第1図(A)に示す如く、巡回通路Aの左右両側部のタ
イル素地詰込み位置イホに位置する左右のタイル素地並
列保持機構11,11は、中央部のピニオン18にラック20が
噛合して、タイル素地挿入間隙12,12の間隔に対応する
ピッチPづつ間欠移送される。この間欠移送の停止中
に、各タイル素地並列保持機構11は、非保持状態となっ
ている挟持具13,13の間に形成されたタイル素地挿入間
隙12に、タイル素地tがタイル挿入機構15(又は16)で
挿入される。左側のタイル素地詰込み位置イに位置する
タイル素地並列保持機構11は、タイル素地挿入間隙12,1
2…に対するタイル素地tの挿入が終了する前にラック2
0と上部のピニオン17とが噛合しているため、タイル素
地tの挿入が終了した後、上部のピニオン17で駆動され
ることにより上部の反転位置ハを通過して右側のタイル
素地並列保持機構11に当接する位置ニ(同図(B)参
照)まで移送される。同様に右側のタイル素地詰込み位
置ホに位置するタイル素地並列保持機構11は、タイル素
地挿入間隙12,12…に対するタイル素地tの挿入が終了
する前にラック20と下部のピニオン19とが噛合している
ため、タイル素地tの挿入が終了した後に下部のピニオ
ン19で駆動されて下部の匣鉢詰込み位置ヘに移送されて
停止する(同図(A)参照)。このタイル素地並列保持
機構11は、匣鉢詰込み位置ヘに至る過程で再び挟持具1
3,13…を作動させてタイル素地t,t…を保持することに
より脱落を防止し、匣鉢詰込み位置ヘに至った後は挟持
具13,13…を非保持状態に急変させて、上昇中の匣鉢7
内に並列タイル群Tを落下させる。続けて、タイル素地
並列保持機構11は、匣鉢7が降下すると、再び下部のピ
ニオン19で駆動されて左側のタイル素地並列保持機構11
に当接する位置ト(同図(B)参照)まで移送される。
以下、本案装置を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。 なお、以下の記載において「左」とは第1図(A)
(B)及び第4図における左側を意味し、「右」とはこ
れらの図における右側を指す。また、「前」とは第2図
及び第5図(A)(B)における右側並びに第3図にお
ける左側を意味し、「後」とは第2図及び第5図(A)
(B)における左側並びに第3図における右側を指す。 本案装置における主たる改良箇所は、第1図(A)
(B)に示す如く、上中下に所定の枢軸間隔を設けてピ
ニオン17,18,19を一直線状に配列すると共に、これらピ
ニオン17,18,19と噛合するラック20を各タイル素地並列
保持機構11に設けた点である。 垂直面内に形成した巡回通路Aを巡回するタイル素地並
列保持機構11を案内する構造は、タイル素地並列保持機
構11の適所に配置したコロ21,21…を案内レール群22で
案内するものである。案内レール群22は、環状の外レー
ル23と、上下のピニオン17,19の間の左右に配置した直
線状の内レール24,24と、上下のピニオン17,19と同芯状
に配置した環状の内レール25,25とからなり、第3図に
示す如く、前後側に一組づつ設けられている。 巡回通路Aを巡回するタイル素地並列保持機構11の構成
は、第1図(A)(B)及び第5図(A)(B)に示す
如く、巡回方向Bの接線と平行な基盤26と、この接線と
並行となるように基盤26に配置した前記ラック20,20
と、基盤26上に並設されたものであってタイル素地詰込
み位置イホで巡回通路Aの外周側に向けて横倒れ状態と
なり且つその相互間にタイル素子挿入間隙12を形成する
挟持具13の複数と、基盤26の適所に配置された前記コロ
20の複数と、各タイル素地挿入間隙12の前後中央寄りに
配置されたタイル素地位置決め具27の複数と、各タイル
素地挿入間隙12の基盤寄りに配置されたタイル素地当接
具28の複数と、挟持具13に備えられたものであつて圧縮
空気の供給を受けると保持押圧面29aがタイル素地挿入
間隙12に向って膨張移動して予めタイル素地挿入間隙12
に挿入されているタイル素地tを押圧保持する空気袋29
の複数と、各空気袋29に圧縮空気を給気又は脱気する配
管30とからなる。複数形成されたタイル素地挿入間隙12
の内、巡回方向Bに向って見たときの先端に位置するタ
イル素地挿入間隙12−1にはタイル素地tの一枚が素地
裏面を先端方向に指向させた状態で挿入され、後端に位
置するタイル素地挿入間隙12−2にはタイル素地tの一
枚が素地裏面を後端方向に指向させた状態で挿入され、
それ以外のタイル素地挿入間隙12−3,12−3…にはタイ
ル素地tが二枚づつ素地裏面同志を重ね合せた状態で挿
入される。このタイル素地tの挿入枚数及び挿入向きに
関しては、第6図に示す従来と同様である。なお、タイ
ル素地並列保持機構11は、平面寸法の異る二種類以上の
タイル素地tに対応できるように、複数のタイル素地位
置決め具27の先端27aに対してマグネット力等で装着で
きる位置決め補助具31を備えると共に、複数のタイル素
地当接具28が基盤26に対して離接できるようにすること
もある。前記タイル素地並列保持機構11は、予めタイル
素地挿入間隙12に挿入されているタイル素地tを挟持具
13に備えた空気袋29で押圧保持する構造としてあるが、
何らこの構造に限定されるものではなく、図示は省略し
たが、前記先願に開示された構造、即ち、タイル素地挿
入間隙に向って進退する押圧板でタイル素地を保持する
構造等に適宜変更することも勿論可能である。 前記ピニオン17,18,19は、第3図に示す如く、前後寄り
に各1個づつ配置され、対応する枢軸33,34,35に固着さ
れている。中央部のピニオン18,18を固着した枢軸34
は、間欠駆動手段36で駆動され、前記タイル素地並列保
持機構11の隣接するタイル素地挿入間隙12,12(第1図
参照)の間隔に対応する送り角度づつピニオン18を間欠
回動する。この間欠駆動手段36の構成は、第3図及び第
4図に示す如く、枢軸34に固着された円盤37と、円盤37
の所定位置に植設されたピン38の複数本と、ピン38に係
脱して円盤37を所定角度づつ回動させる送り具39と、送
り具39を上下運動させるクランク40と、クランク40を回
転させる減速機付きモーター45とからなる。送り具39に
は、フック39a,39bが二個設けられている。二個設ける
のは、タイル素地並列保持機構11(第1図(A)(B)
参照)に形成したタイル挿入間隙12内、タイル素地tが
一枚だけ挿入されるタイル素地挿入間隙12−1,12−2
と、タイル素地tが二枚挿入されるタイル素地挿入間隙
12−3とで間隙厚みが異なることに基づくものであり、
円盤37の所定回動位置においてクランク40の一回転当り
の円盤送り回動角度を変更して、所定位置に配置したタ
イル挿入機構15,16で各タイル素地挿入間隙12−1,12−
2,12−3…にタイル素地tを挿入できるようにするため
である。上記間欠駆動手段36を構成する減速機付きモー
ター45の出力軸45aに固着したチエーンスプロケット41,
41とタイル挿入機構15,16の入力側のチエーンスプロケ
ット42,42との間にはチエーン43,43が張架され、中央部
のピニオン18の間欠回動(即ち、タイル素地並列保持機
構11の間欠送り)とタイル挿入機構15,16の送り具15a,1
6a(第1図参照)の間欠送りと同期するようにしてあ
る。チエーン43,43は、同期のタイミングを調節するた
め、位置調節可能なアイドラー44,44…で案内される。
タイル挿入機構15,16については、適宜機構が採用でき
るため、その詳細説明を省略する。なお、前記間欠駆動
手段36は、円盤37に植設した複数本のピン38,38…と、
送り具39に設けたフック39a,39bとの組み合せからなる
所謂ピン車を用いた機構となっているが、何らこの機構
に限定されるものではなく、図示は省略したが、原動節
及び従動節に歯車を用いた間欠回転機構又はゼネバスト
ップを用いた間欠回転機構等を適宜採用することも可能
である。 巡回通路Aの左右両側部のタイル素地詰込み位置イホに
位置する左右のタイル素地並列保持機構11,11は、第1
図(A)に示す如く、中央部のピニオン18にラック20が
噛合しているとき、タイル素地挿入間隙12,12の間隔に
対応する所定送りピッチPづつ間欠移送され、非保持状
態となっている挟持具13,13の間に形成されたタイル素
地挿入間隙12に、タイル素地tがタイル挿入機構15(又
は16)により挿入される。 上部のピニオン17,17が固着された枢軸33及び下部のピ
ニオン19,19が固着された枢軸35には、第3図及び第4
図に示す如く、歯付きベルト用プーリー46,46が固着さ
れていると共に、ブレーキ50,50が配備されている。こ
の歯付きベルト用プーリー46,46と減速機付きモーター4
8の出力軸に固着した歯付きベルト用プーリー47との間
には歯付きベルト49が張架され、タイル素地t,t…の挿
入されたタイル素地並列保持機構11,11を移送するよう
にしてある。即ち、第1図(A)(B)に示す如く、左
側のタイル素地詰込み位置イにおいてタイル素地tの挿
入の終了したタイル素地並列保持機構11は、上部のピニ
オン17で駆動されることにより上部の反転位置ハを通過
して右のタイル素地並列保持機構11に当接すう位置ニ
(同図(B)参照)まで移送される。同様に右側のタイ
ル素地詰込み位置ホに位置においてタイル素地tの挿入
の終了したタイル素地並列保持機構11は、下部のピニオ
ン19で駆動されることにより下部の匣鉢詰込み位置ヘに
移送されて一旦停止(同図(A)参照)、上昇中の匣鉢
7内に並列タイル群Tを落下させた後、再び下部のピニ
オン19で駆動されて左側のタイル素地並列保持機構11に
当接する位置ト(同図(B)参照)まで移送される。
る。 なお、以下の記載において「左」とは第1図(A)
(B)及び第4図における左側を意味し、「右」とはこ
れらの図における右側を指す。また、「前」とは第2図
及び第5図(A)(B)における右側並びに第3図にお
ける左側を意味し、「後」とは第2図及び第5図(A)
(B)における左側並びに第3図における右側を指す。 本案装置における主たる改良箇所は、第1図(A)
(B)に示す如く、上中下に所定の枢軸間隔を設けてピ
ニオン17,18,19を一直線状に配列すると共に、これらピ
ニオン17,18,19と噛合するラック20を各タイル素地並列
保持機構11に設けた点である。 垂直面内に形成した巡回通路Aを巡回するタイル素地並
列保持機構11を案内する構造は、タイル素地並列保持機
構11の適所に配置したコロ21,21…を案内レール群22で
案内するものである。案内レール群22は、環状の外レー
ル23と、上下のピニオン17,19の間の左右に配置した直
線状の内レール24,24と、上下のピニオン17,19と同芯状
に配置した環状の内レール25,25とからなり、第3図に
示す如く、前後側に一組づつ設けられている。 巡回通路Aを巡回するタイル素地並列保持機構11の構成
は、第1図(A)(B)及び第5図(A)(B)に示す
如く、巡回方向Bの接線と平行な基盤26と、この接線と
並行となるように基盤26に配置した前記ラック20,20
と、基盤26上に並設されたものであってタイル素地詰込
み位置イホで巡回通路Aの外周側に向けて横倒れ状態と
なり且つその相互間にタイル素子挿入間隙12を形成する
挟持具13の複数と、基盤26の適所に配置された前記コロ
20の複数と、各タイル素地挿入間隙12の前後中央寄りに
配置されたタイル素地位置決め具27の複数と、各タイル
素地挿入間隙12の基盤寄りに配置されたタイル素地当接
具28の複数と、挟持具13に備えられたものであつて圧縮
空気の供給を受けると保持押圧面29aがタイル素地挿入
間隙12に向って膨張移動して予めタイル素地挿入間隙12
に挿入されているタイル素地tを押圧保持する空気袋29
の複数と、各空気袋29に圧縮空気を給気又は脱気する配
管30とからなる。複数形成されたタイル素地挿入間隙12
の内、巡回方向Bに向って見たときの先端に位置するタ
イル素地挿入間隙12−1にはタイル素地tの一枚が素地
裏面を先端方向に指向させた状態で挿入され、後端に位
置するタイル素地挿入間隙12−2にはタイル素地tの一
枚が素地裏面を後端方向に指向させた状態で挿入され、
それ以外のタイル素地挿入間隙12−3,12−3…にはタイ
ル素地tが二枚づつ素地裏面同志を重ね合せた状態で挿
入される。このタイル素地tの挿入枚数及び挿入向きに
関しては、第6図に示す従来と同様である。なお、タイ
ル素地並列保持機構11は、平面寸法の異る二種類以上の
タイル素地tに対応できるように、複数のタイル素地位
置決め具27の先端27aに対してマグネット力等で装着で
きる位置決め補助具31を備えると共に、複数のタイル素
地当接具28が基盤26に対して離接できるようにすること
もある。前記タイル素地並列保持機構11は、予めタイル
素地挿入間隙12に挿入されているタイル素地tを挟持具
13に備えた空気袋29で押圧保持する構造としてあるが、
何らこの構造に限定されるものではなく、図示は省略し
たが、前記先願に開示された構造、即ち、タイル素地挿
入間隙に向って進退する押圧板でタイル素地を保持する
構造等に適宜変更することも勿論可能である。 前記ピニオン17,18,19は、第3図に示す如く、前後寄り
に各1個づつ配置され、対応する枢軸33,34,35に固着さ
れている。中央部のピニオン18,18を固着した枢軸34
は、間欠駆動手段36で駆動され、前記タイル素地並列保
持機構11の隣接するタイル素地挿入間隙12,12(第1図
参照)の間隔に対応する送り角度づつピニオン18を間欠
回動する。この間欠駆動手段36の構成は、第3図及び第
4図に示す如く、枢軸34に固着された円盤37と、円盤37
の所定位置に植設されたピン38の複数本と、ピン38に係
脱して円盤37を所定角度づつ回動させる送り具39と、送
り具39を上下運動させるクランク40と、クランク40を回
転させる減速機付きモーター45とからなる。送り具39に
は、フック39a,39bが二個設けられている。二個設ける
のは、タイル素地並列保持機構11(第1図(A)(B)
参照)に形成したタイル挿入間隙12内、タイル素地tが
一枚だけ挿入されるタイル素地挿入間隙12−1,12−2
と、タイル素地tが二枚挿入されるタイル素地挿入間隙
12−3とで間隙厚みが異なることに基づくものであり、
円盤37の所定回動位置においてクランク40の一回転当り
の円盤送り回動角度を変更して、所定位置に配置したタ
イル挿入機構15,16で各タイル素地挿入間隙12−1,12−
2,12−3…にタイル素地tを挿入できるようにするため
である。上記間欠駆動手段36を構成する減速機付きモー
ター45の出力軸45aに固着したチエーンスプロケット41,
41とタイル挿入機構15,16の入力側のチエーンスプロケ
ット42,42との間にはチエーン43,43が張架され、中央部
のピニオン18の間欠回動(即ち、タイル素地並列保持機
構11の間欠送り)とタイル挿入機構15,16の送り具15a,1
6a(第1図参照)の間欠送りと同期するようにしてあ
る。チエーン43,43は、同期のタイミングを調節するた
め、位置調節可能なアイドラー44,44…で案内される。
タイル挿入機構15,16については、適宜機構が採用でき
るため、その詳細説明を省略する。なお、前記間欠駆動
手段36は、円盤37に植設した複数本のピン38,38…と、
送り具39に設けたフック39a,39bとの組み合せからなる
所謂ピン車を用いた機構となっているが、何らこの機構
に限定されるものではなく、図示は省略したが、原動節
及び従動節に歯車を用いた間欠回転機構又はゼネバスト
ップを用いた間欠回転機構等を適宜採用することも可能
である。 巡回通路Aの左右両側部のタイル素地詰込み位置イホに
位置する左右のタイル素地並列保持機構11,11は、第1
図(A)に示す如く、中央部のピニオン18にラック20が
噛合しているとき、タイル素地挿入間隙12,12の間隔に
対応する所定送りピッチPづつ間欠移送され、非保持状
態となっている挟持具13,13の間に形成されたタイル素
地挿入間隙12に、タイル素地tがタイル挿入機構15(又
は16)により挿入される。 上部のピニオン17,17が固着された枢軸33及び下部のピ
ニオン19,19が固着された枢軸35には、第3図及び第4
図に示す如く、歯付きベルト用プーリー46,46が固着さ
れていると共に、ブレーキ50,50が配備されている。こ
の歯付きベルト用プーリー46,46と減速機付きモーター4
8の出力軸に固着した歯付きベルト用プーリー47との間
には歯付きベルト49が張架され、タイル素地t,t…の挿
入されたタイル素地並列保持機構11,11を移送するよう
にしてある。即ち、第1図(A)(B)に示す如く、左
側のタイル素地詰込み位置イにおいてタイル素地tの挿
入の終了したタイル素地並列保持機構11は、上部のピニ
オン17で駆動されることにより上部の反転位置ハを通過
して右のタイル素地並列保持機構11に当接すう位置ニ
(同図(B)参照)まで移送される。同様に右側のタイ
ル素地詰込み位置ホに位置においてタイル素地tの挿入
の終了したタイル素地並列保持機構11は、下部のピニオ
ン19で駆動されることにより下部の匣鉢詰込み位置ヘに
移送されて一旦停止(同図(A)参照)、上昇中の匣鉢
7内に並列タイル群Tを落下させた後、再び下部のピニ
オン19で駆動されて左側のタイル素地並列保持機構11に
当接する位置ト(同図(B)参照)まで移送される。
以上詳述した如く、本発明装置には、次のような優れた
効果を有する。 タイル素地詰込み位置における所定の間欠停止位置
にタイル素地並列保持機構を停止させることができのた
め、タイル素地並列保持機構に形成されたタイル素地挿
入間隙にはタイル素地が確実に挿入される。その結果、
本発明装置は、従来の装置で発生していたタイル素地と
挟持具との衝突が無くなり、タイル製造工程における歩
留の向上が図れる。 従来の装置ではチエーンが伸びるためチエーンの保
守点検を頻繁に行なう必要がある。これに対して、本発
明装置はチエーンに代ってラックとピニオンを採用して
いるため、保守点検の必要が殆どなく、稼働効率の向上
が図れる。 従来の装置は、匣鉢詰込み位置にタイル素地並列保
持機構を停止させているとき、タイル素地詰込み位置に
位置するタイル素地並列保持機構を間欠送りすることが
できないため、タイル素地挿入に関して無駄時間があつ
た。しかし、本発明装置は、匣鉢詰込み位置にタイル素
地並列保持機構を停止させていても、タイル素地詰込み
位置に位置するタイル素地並列保持機構を間欠送りして
タイル素地の挿入ができるため、無駄時間がなくなる。
その結果、本発明装置は、従来の装置に比べ処理能力を
20%程度向上させることが可能となる。
効果を有する。 タイル素地詰込み位置における所定の間欠停止位置
にタイル素地並列保持機構を停止させることができのた
め、タイル素地並列保持機構に形成されたタイル素地挿
入間隙にはタイル素地が確実に挿入される。その結果、
本発明装置は、従来の装置で発生していたタイル素地と
挟持具との衝突が無くなり、タイル製造工程における歩
留の向上が図れる。 従来の装置ではチエーンが伸びるためチエーンの保
守点検を頻繁に行なう必要がある。これに対して、本発
明装置はチエーンに代ってラックとピニオンを採用して
いるため、保守点検の必要が殆どなく、稼働効率の向上
が図れる。 従来の装置は、匣鉢詰込み位置にタイル素地並列保
持機構を停止させているとき、タイル素地詰込み位置に
位置するタイル素地並列保持機構を間欠送りすることが
できないため、タイル素地挿入に関して無駄時間があつ
た。しかし、本発明装置は、匣鉢詰込み位置にタイル素
地並列保持機構を停止させていても、タイル素地詰込み
位置に位置するタイル素地並列保持機構を間欠送りして
タイル素地の挿入ができるため、無駄時間がなくなる。
その結果、本発明装置は、従来の装置に比べ処理能力を
20%程度向上させることが可能となる。
第1図乃至第5図は本発明装置の実施例を示すものであ
つて、第1図(A)は並列タイル素地群を匣鉢内に挿入
している状態を示す一部省略した正面断面図、同図
(B)は匣鉢を降下させた後の状態を示す一部省略した
正面断面図、第2図は装置全体を示す左側面図、第3図
は要部を示す右側断面図、第4図は駆動傾倒を示す正面
図、第5図(A)は大きなタイル素地を保持している状
態のタイル素地並列保持装置を示す左側図、第5図
(B)は小さなタイル素地を保持している状態のタイル
素地並列保持装置を示す左側図、第6図は従来の装置の
主要部を示す正面図である。 11…タイル素地並列保持機構 12…タイル素地挿入間隙 13…挟持具、17…上部のピニオン 18…中央部のピニオン、19…下部のピニオン 20…ラック、A…巡回通路 t…タイル素地
つて、第1図(A)は並列タイル素地群を匣鉢内に挿入
している状態を示す一部省略した正面断面図、同図
(B)は匣鉢を降下させた後の状態を示す一部省略した
正面断面図、第2図は装置全体を示す左側面図、第3図
は要部を示す右側断面図、第4図は駆動傾倒を示す正面
図、第5図(A)は大きなタイル素地を保持している状
態のタイル素地並列保持装置を示す左側図、第5図
(B)は小さなタイル素地を保持している状態のタイル
素地並列保持装置を示す左側図、第6図は従来の装置の
主要部を示す正面図である。 11…タイル素地並列保持機構 12…タイル素地挿入間隙 13…挟持具、17…上部のピニオン 18…中央部のピニオン、19…下部のピニオン 20…ラック、A…巡回通路 t…タイル素地
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 頴一 佐賀県多久市東多久町大字別府3462番地 九州佐治株式会社内 (72)発明者 山田 徹夫 愛知県春日井市御幸町1丁目3番16 三和 機械工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−214049(JP,A) 特開 昭60−93006(JP,A) 特開 昭60−48807(JP,A) 特公 昭55−31056(JP,B2) 特公 昭56−32214(JP,B2) 特公 昭59−48206(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】垂直面内に形成した巡回通路の両側部のタ
イル素地詰込み位置とこの通路の上部の反転位置とこの
通路の下部の匣鉢詰込み位置との間を巡回するタイル素
地並列保持機構の複数を設け、各タイル素地並列保持機
構は、上記タイル素地詰込み位置で上記巡回通路の外周
側に向けて横倒れ状態となり且つその相互間にタイル素
地挿入間隙を形成した挟持具の複数を並設すると共に上
記匣鉢詰込み位置で挟持具の保持動作を解放するもので
あり、上記巡回通路の両側部のタイル素地詰込み位置の
外側には、タイル素地並列保持機構のタイル素地挿入間
隙にタイル素地を挿入するタイル素地挿入機構を設けた
匣鉢詰め装置において、前記タイル素地並列保持機構は
挟持具の並設方向に沿ってラックを設け、前記タイル素
地詰込み位置でこのラックと噛合する中央部のピニオン
と、前記反転位置でこのラックと噛合する上部のピニオ
ンと、前記匣鉢詰込み位置でこのラックと噛合する下部
のピニオンとを備えると共に中央部のピニオンと上下部
のピニオンとの軸間距離の夫々をラックの長さより短く
した原動手段を設け、前記タイル素地並列保持機構の隣
接するタイル素地挿入間隙の間隔に対応する送り角度づ
つ中央部のピニオンを間欠駆動する間欠駆動手段を設
け、上下部のピニオンを駆動する送り駆動手段を設けた
ことを特徴とする匣鉢詰め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3775589A JPH0712856B2 (ja) | 1989-02-16 | 1989-02-16 | 匣鉢詰め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3775589A JPH0712856B2 (ja) | 1989-02-16 | 1989-02-16 | 匣鉢詰め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02217787A JPH02217787A (ja) | 1990-08-30 |
JPH0712856B2 true JPH0712856B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=12506284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3775589A Expired - Lifetime JPH0712856B2 (ja) | 1989-02-16 | 1989-02-16 | 匣鉢詰め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0712856B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04251016A (ja) * | 1990-12-26 | 1992-09-07 | Masayoshi Fujimoto | リフトコンベア |
CN115402766A (zh) * | 2022-07-15 | 2022-11-29 | 深圳市集大自动化有限公司 | 一种设有防掉落功能的医用物流机器人 |
-
1989
- 1989-02-16 JP JP3775589A patent/JPH0712856B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02217787A (ja) | 1990-08-30 |
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