JPH07128071A - 光モジュール - Google Patents

光モジュール

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JPH07128071A
JPH07128071A JP29427693A JP29427693A JPH07128071A JP H07128071 A JPH07128071 A JP H07128071A JP 29427693 A JP29427693 A JP 29427693A JP 29427693 A JP29427693 A JP 29427693A JP H07128071 A JPH07128071 A JP H07128071A
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JP
Japan
Prior art keywords
light
optical fiber
optical
receiving element
emitting element
Prior art date
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Pending
Application number
JP29427693A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Shimizu
正信 清水
Koichi Furukawa
幸一 古川
Takeshi Wakizaka
剛 脇坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 発光素子と受光素子を一体化した光モジュー
ルを提供する。 【構成】 信号光を発生する発光素子1と、この信号光
を伝送する光ファイバ5の光導入端部19と、この光ファ
イバ5を通って発光素子側に戻って来る戻り光を受光す
る受光素子8と、前記光ファイバ5の戻り光を光路変換
して受光素子8に導くビームスプリッタ14とをパッケー
ジ6内に一括収容して光モジュール10を作製する。前記
ビームスプリッタ14は光ファイバ5の先端部を斜めにカ
ットし、この傾斜面に金を蒸着して形成したもので、発
光素子1からの信号光を光ファイバに発光し、戻り光を
ビームスプリッタ14で光路変換して受光素子8に導く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信用送受信装置等
に用いられる光モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、光モジュールは光の干渉
現象を利用する干渉型光センサ等に広く用いられてい
る。この干渉型光センサのかつてのものは、図3に示さ
れるように、光源13から出た光を透過率が50%になるよ
うな鏡(ハーフミラー)のビームスプリッタ14Aにより
2分岐して、異なる光路E,Fを通過させた後、再度ビ
ームスプリッタ14Bにより分岐した光を受光素子8に結
合させて、双方の光の干渉現象を利用するものである。
【0003】ところで、近年では、光ファイバを応用し
た干渉型光ファイバセンサが盛んに用いられるようにな
り、図4にその干渉型光ファイバセンサとしての光ファ
イバジャイロの構成図の一例が示されている。この場合
には、前記ビームスプリッタとして溶融型の光ファイバ
カップラ15Aと光ファイバカップラ15Bが用いられてい
る。この光ファイバカップラ15A,15Bは、周知のよう
に、2本の光ファイバ5のコアを近づけて、該2本の光
ファイバの一部領域を接触添設させ、この接触添設部分
を溶融結合することにより形成される。前記光ファイバ
カップラ15Aは、光伝送路を通って戻って来る光を光路
変換して受光素子8に導く機能を有している。
【0004】前記光ファイバジャイロは、光源13と、受
光素子8と、光ファイバカップラ15Aと、光干渉形成部
20等を有しており、光干渉形成部20は、偏光子16と、光
ファイバカップラ15Bと、ファイバコイル17および位相
変調器18等を有している。また、光源13と光ファイバカ
ップラ15Aは光ファイバ5のA点で融着接続され、受光
素子8と光ファイバカップラ15AはB点で、光ファイバ
カップラ15Aと光干渉形成部20とはC点で融着接続され
ている。
【0005】この光ファイバジャイロの光の伝送方法を
説明すると、まず、光源13から出た信号光は光ファイバ
カップラ15Aを経て、偏光子16を介して光ファイバカッ
プラ15Bを通過し、一方はファイバコイル17、位相変調
器18を経て光ファイバカップラ15Bに戻り、他方はその
逆を通り光ファイバカップラ15Bにおいて、この2つの
光が干渉する。この干渉光は偏光子16を経て、光ファイ
バカップラ15Aで光路変換して受光素子8に導かれる。
【0006】この光ファイバジャイロを自動車等に搭載
することにより、自動車等の回転体の回転角や回転速度
等の大きさが、前記干渉光の干渉度合により検出できる
構成となっているので、干渉光の干渉度合を測定するこ
とにより、自動車等の回転体の回転角や回転速度を検知
するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記光ファ
イバジャイロは、光源13と受光素子8とが別々に配設さ
れているため、その分設置スペースを必要とする。ま
た、この方式は、干渉光を受光素子8に戻すために、戻
り光を光路変換して受光素子8に導く光ファイバカップ
ラ15Aがどうしても必要である。この光路変換用光ファ
イバカップラ15Aを使用するために、光源13や受光素子
8および干渉形成部20と融着点(A,B,C)で融着接
合する必要がある。
【0008】しかしながら、前記光ファイバカップラ15
Aは、それ自体が高価の上に、融着箇所も別々の位置
で、いちいち面倒な融着作業を行わなければならず、組
み立て費用が高価になるという問題があった。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、光ファイバジャイロを作
製するときに、光モジュールを光干渉形成部側の光ファ
イバに直接接続し、光路変換用光ファイバカップラを用
いることなく、極めて安価な光ファイバジャイロを作製
可能にする光モジュールを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明の光モジュールは、パッケージ内に、信号光を発生
する発光素子と、この発光素子の信号光を伝送する光伝
送路の光導入端部と、この光伝送路を通って発光素子側
に戻って来る戻り光を受光する受光素子と、前記光伝送
路の戻り光を光路変換して受光素子に導くビームスプリ
ッタとが一括収容されていることを特徴として構成され
ている。
【0011】また、前記光モジュールの光伝送路は光フ
ァイバからなり、この光ファイバの光導入端部を斜めに
カットしてそのカット面をビームスプリッタとしたこと
を特徴としている。
【0012】
【作用】発光素子と、この発光素子の信号光を伝送する
光伝送路の光導入端部と、戻り光を受光する受光素子
と、戻り光を光路変換して受光素子に導くビームスプリ
ッタとをパッケージ内に一括収容し、光モジュールを作
製する。この光モジュールを、例えば、光ファイバジャ
イロに用いるときに、干渉光を形成する光干渉形成部側
の光ファイバに、この光モジュールを直接接続するだけ
で組み立てられるので、光ファイバジャイロの組み立て
作業の簡素化が図れる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例の説明において、従来例と同一の
名称部分には同一符号を付し、その詳細な重複説明は省
略する。図1には、本実施例の光モジュールの要部構成
が示されている。
【0014】図において、ステム基台2上にはヒートシ
ンク21が設けられ、このヒートシンク21の中央部には、
信号光を発生する発光素子1が実装されている。この発
光素子1の設置領域の両側には、ステム2面に対して直
交する方向に支持アーム22A,22Bが突設されている。
この支持アーム22A,22Bの内面側には、発光レベルモ
ニタ用受光素子9が支持アーム22A側に、戻り光を受光
する受光素子8が支持アーム22B側に互いに対向する位
置に配設されている。
【0015】前記発光素子1の発光面側には、発光素子
1の信号光が入射する光ファイバ5が設けられ、この光
ファイバ5は発光素子1からの光が最大に入射するよう
に調芯してパッケージ6にはんだ7により固定され、こ
のパッケージ6はステム2にハーメチックシール等によ
り密封処理され、パッケージ6内には、発光素子1と、
受光素子8と、モニタ用受光素子9と、光ファイバ5の
光導入端部19等が一括収容されている。また、前記光フ
ァイバ5の端面は斜めにカットされ、この傾斜面には金
が蒸着されてビームスプリッタ14が形成されている。こ
のビームスプリッタ14は光ファイバ5の戻り光を光路変
換して受光素子8に導く機能と、光ファイバ5に入射す
る光がビームスプリッタ14に反射して発光レベルモニタ
用受光素子9に直接出射する機能とを兼ねている。ま
た、ステム2には接続端子11が装着されており、この接
続端子11と発光素子1が金ワイヤ3によりダイボンデン
グされている。
【0016】本実施例の光モジュール10を光ファイバジ
ャイロに用いた場合、図4に示す従来方式の光ファイバ
ジャイロと比較すると、図2に示すように、光ファイバ
カップラ15Aと受光素子8が不要となって削減され、光
モジュール10は光干渉形成部20とA点のみで融着接続さ
れている。
【0017】本実施例の光モジュール10は、発光素子1
と受光素子8およびビームスプリッタ14を、パッケージ
6内に一括収容する構成としたので、この光モジュール
10を、例えば、光ファイバジャイロに用いるときに、光
源13と受光素子8とが一括形成されて1つの部品のた
め、従来と比較して設置スペースを小さくすることがで
き、かつ、光路変換用光ファイバカップラ15Aを不要と
することができるので、部品コストの低減を図ることが
できる。また、光ファイバジャイロの組み立てに際し、
光モジュール10と光干渉形成部20との融着箇所を、従来
方式の3箇所から1箇所に削減することができ、組み立
て費用を大幅に低減することが可能となり、安価な製品
を供給することができる。
【0018】また、光ファイバジャイロを組み立てる際
に、光ファイバジャイロの場合には、特に発光素子とし
てSLD(Super Luminescent Diode )を用いるが、一
般にLD(Laser Diode ),SLDは、図5に示すよう
に、発光量をモニタするためのモニタ用受光素子9を内
蔵している。このモニタ用受光素子9は、発光素子1の
発光側と反対側に位置しており、通常の使用において
は、受光素子9からのモニタビームの大きさに対応する
電流値が一定になるように、発光素子の印加電流値を制
御することで一定の光量のビームを出力するAPC(Au
to Power Contorolle )が行われる。
【0019】ところが、SLDはLDと異なり、インコ
ヒーレント光、つまり、干渉性の少い光を発光する特徴
がある。そのため、LDでは発光素子1内で光が複数回
往復してから出射するのに比べて、少い回数で出射する
必要があるが、例えば、発光素子1の発光端側でない側
に吸収膜を取り付ける等の対策により、光が発光素子1
内を1回しか通らないようにすることもできるが、この
場合、モニタ用受光素子9側に光が少くなる虞がある。
そこで、モニタ用受光素子9側の光を増やすために、発
光素子1の発光端側でない反対側に反射膜を形成するこ
とも考えられるが、前方への出射光量を増やすために反
射膜の反射率を高くすれば、後方への透過率は低くな
り、モニタ電流が小さくなるという問題がある。また、
この場合、発光素子1内を往復で2回光が通るので、イ
ンコヒーレンシーが少し犠牲になるという問題がある
が、本実施例では、発光側から出る光を直接モニタする
構造のため、光ファイバジャイロのようにSLD発光素
子を用いた場合においても、インコヒーレンシーを劣化
させることなく、十分なモニタ電流値を得ることができ
る。また、発光素子にLDを用いた場合においても、発
光側から出る光を直接モニタするので、十分なモニタ電
流値を得ることができる。
【0020】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では、発光素子1と接続端子11間を金ワイヤ3で
ダイボンデング接続したが、白金ワイヤでもよく、導電
性に優れ、強度的に強く、劣化等の小さい導電物質なら
ば、その材料を問わない。
【0021】また、上記実施例では、光ファイバ5をパ
ッケージ6にはんだ7によって固定しているが、例え
ば、はんだ7に替えて接着材を用いてもよい。
【0022】さらに、上記実施例では、本発明の光モジ
ュール10を光ファイバジャイロに用いた場合について説
明したが、この光モジュール10は、他の光通信用送受信
装置に適用することができる。
【0023】さらにまた、上記実施例では、ビームスプ
リッタ14として光ファイバ5の先端の傾斜面に金を蒸着
したが、金蒸着を省いて傾斜面のみをビームスプリッタ
として機能させてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明の光モジュールは、発光素子と、
受光素子と、ビームスプリッタとをパッケージ内に一括
収容する構成としたので、この光モジュールを、例え
ば、光ファイバジャイロに用いたときに、従来例のよう
に、光源と受光素子とを別々に配設することなく1個に
まとめて簡素化し、かつ、光ファイバカップラを1個削
減できるので、部品コストの低減を図ることができる。
また、光ファイバカップラを削減できることにより、光
伝送路の融着箇所を減少することができるので、組み立
てコストの大幅なコストダウンが図られ、安価な製品を
供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の光モジュールの説明図である。
【図2】本実施例の光モジュールを用いた光ファイバジ
ャイロの構成図である。
【図3】干渉型光センサの原理を示す説明図である。
【図4】従来の光ファイバジャイロの構成図である。
【図5】一般的なLDやSLD発光素子の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 発光素子 4 ハーフミラー 5 光ファイバ 6 パッケージ 8 受光素子 9 モニタ用受光素子 10 光モジュール 14 ビームスプリッタ 15 光ファイバカップラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッケージ内に、信号光を発生する発光
    素子と、この発光素子の信号光を伝送する光伝送路の光
    導入端部と、この光伝送路を通って発光素子側に戻って
    来る戻り光を受光する受光素子と、前記光伝送路の戻り
    光を光路変換して受光素子に導くビームスプリッタとが
    一括収容されている光モジュール。
  2. 【請求項2】 光伝送路は光ファイバからなり、この光
    ファイバの光導入端部を斜めにカットしてそのカット面
    をビームスプリッタとした請求項1記載の光モジュー
    ル。
JP29427693A 1993-10-29 1993-10-29 光モジュール Pending JPH07128071A (ja)

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JP29427693A JPH07128071A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 光モジュール

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013501254A (ja) * 2009-08-04 2013-01-10 ノースロップ グルマン リテフ ゲーエムベーハー 光トランシーバおよび光ファイバジャイロ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013501254A (ja) * 2009-08-04 2013-01-10 ノースロップ グルマン リテフ ゲーエムベーハー 光トランシーバおよび光ファイバジャイロ
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