JPH0712799U - くじ式クラッカー - Google Patents

くじ式クラッカー

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JPH0712799U
JPH0712799U JP3598693U JP3598693U JPH0712799U JP H0712799 U JPH0712799 U JP H0712799U JP 3598693 U JP3598693 U JP 3598693U JP 3598693 U JP3598693 U JP 3598693U JP H0712799 U JPH0712799 U JP H0712799U
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JP
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cracker
drawstring
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lottery
drawstrings
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Application number
JP3598693U
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English (en)
Inventor
信知 金子
Original Assignee
株式会社フジカ
株式会社若松屋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 引紐の引張動作の確実性を増し、製作容易で
量産性に優れたものでありながら、複数の引紐に対し
て、引張る際の抵抗を均等にすることにあり、本来の興
趣性を高めることができるくじ式クラッカーを提供する
ことを課題とする。 【構成】 内部に引玉の爆発力で本体開口部から本体外
方へ放出されるように収納した小巻テープ等の噴出物を
具備するクラッカー本体と、複数の引紐を有し、内1本
の引紐は引玉に直結するくじ式クラッカーにおいて、複
数の引紐の数だけの紐出孔をクラッカー本体の周側面に
設け、前記紐出孔からそれぞれの引紐が外方に出される
ことを特徴として構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種パーティ等でゲーム等の小道具として用いられるクラッカー玩 具に関するもので、より詳しくは、引玉爆発用の引紐(当たりくじ紐)と外れく じ紐(ダミー引紐)を備え、当たりくじ紐を引いた時にだけ引玉が爆発して、爆 音とともに、小巻テープ等の噴出物が本体開口部から放出されるようにし、通常 のクラッカー玩具に、くじ引きの面白さを備えることにより興趣性を増した、く じ式クラッカーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一のクラッカーから複数の引紐が設けられ、その中の一の当たりの引紐 を引くことにより、引き玉が爆発するか否かを楽しませるようにしたくじ式クラ ッカーは、複数人に引紐を引張るチャンスを与えるとともに、どの引紐を引張っ たときに爆発がおきるか判らないというゲーム性を有しており、さらには、爆発 させた人が当たりとなるといった遊戯性も有しており、パーティなどの多人数が 集まる場所での使用に対して興趣性の高いものである。
【0003】 ところで、この種のくじ式クラッカーとして、従来から知られているものに、 実開昭62−13398号、実開昭62−13399号及び実開昭63−616 96号に記載のクラッカーがある。
【0004】 上記各公報記載のクラッカーは、図5及び図6に示されるように、いずれもク ラッカー本体の一か所より複数の引紐が出ている構造からなるものであり、クラ ッカー本体から延出される複数本の引紐のうち、一本の引紐の先端部を火薬体に 直結する一方、残りの引紐の先端部をそれぞれ接着テープ類や接着剤でクラッカ ー本体の内部に固定したり、あるいは、クラッカー本体の内部に嵌合保持させた 部材に形成の切込に挟入させることにより、爆発用の引紐を引張り操作する場合 とほぼ同等の引張り抵抗を付与するように構成されてなる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記の従来のくじ式クラッカーにおいては、クラッカー本体の一箇所から複数 の引紐が延出されているため、1本の引紐を引張るつもりが、誤って2本同時に 引張ってしまったり、或いはクラッカー本体内部で絡みあって、1本引張ったの に、2本同時に引きぬいてしまったりして引張り動作が不確実となり、面白味を 損ねる場合があり、さらに、複数の引紐を一箇所から延出する構成上、比較的大 きな紐出孔が必要となり、その為該紐出孔の下部から覗くことにより、又、軽く 引っ張ることにより、どれがダミー引紐か引玉爆発用引紐かが容易に判ってしま い面白さを損なうという欠点を有していた。
【0006】 さらに、上記従来のくじ式クラッカーにおいては、火薬体に直結されていない 引紐の先端部が接着手段または切込への挟入手段により筒体内部に固定されるも のであるから、全ての引紐に対する引張り抵抗を均等にするためには、接着力や 挟持力にばらつきがないようにしなければならない。
【0007】 ところが、図5において示される前記実開昭62−13398号公報記載の従 来のくじ式クラッカーでは、一端を開口した本体の他端に小孔を設けて複数本の 引紐を通し、内1本の引紐は保護部材内の火薬に直結する一方、他の引紐は引張 り抵抗を付与するための小片により、本体の内面又は部材に剥離可能に固定した 構造を有するため、ダミー引紐を引っ張る際に引玉爆発用引紐と比して、引っ張 った紐の抵抗が相違したり、ダミー引紐が回動したりして、ダミー引紐か引玉爆 発用引紐かが事前に判ってしまい面白さを損なうという欠点を有していた。
【0008】 また、実開昭63−61696号に記載のクラッカーは、クラッカー本体内に 引紐の引張り操作で爆発される引玉を設けたクラッカーにおいても、前記クラッ カー本体に引玉爆発用の引紐と同位置から延出される引玉接続されない引抜き可 能な複数本のダミー引紐を設けた構造からなるため、前記と同様にダミー引紐を 引っ張る際に引玉爆発用引紐と比して、引っ張った紐の抵抗が相違したり、ダミ ー引紐が回動したりして、ダミー引紐か引玉爆発用引紐かが事前に判ってしまい 面白さを損なうという欠点を有していた。
【0009】 しかし、このように接着力や挟持力を一定化することは、実際問題として非常 に困難で、どうしても引紐に対する引張り抵抗にばらつきを生じやすい。その結 果、引紐の一本一本を少し試験的に引張ってみることにより、どの紐が火薬体に 直結されているものかの見当がつきやすく、くじ式クラッカー本来の興趣性が損 なわれるという難点があった。
【0010】 加えて、前記従来のくじ式クラッカーは、クラッカー本体の一箇所から複数の 引紐が延出されている構成のため、クラッカー本体を中央位置に固定載置し、複 数人がクラッカーを取り囲むようにして、各自順番に引いて行くという面白いく じ引きゲームを行うことができない欠点があった。
【0011】 この考案は上記のような実情に鑑みてなされたもので、引紐の引張動作の確実 性を増し、製作容易で量産性に優れたものでありながら、複数の引紐に対して、 引張る際の抵抗を均等にすることにあり、本来の興趣性を高めることができるく じ式クラッカーを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記従来の問題を解決するために、本考案のくじ式クラッカーは、内部に引玉 の爆発力で本体開口部から本体外方へ放出されるように収納した小巻テープ等の 噴出物を具備するクラッカー本体と、複数の引紐を有し、内1本の引紐は引玉に 直結するくじ式クラッカーにおいて、複数の引紐の数だけの紐出孔をクラッカー 本体の周側面に設け、前記紐出孔からそれぞれの引紐が外方に出されることを特 徴として構成されている。
【0013】 さらに、複数の引紐の数だけの紐出孔をクラッカー本体の周側面に設け、前記 紐出孔からそれぞれの引紐が外方に出され、該引紐のうち引玉に直結しない他の 引紐(ダミー引紐)は引張抵抗を付与するためにダミー引玉に直結すると好まし い。
【0014】 また、前記引紐の引玉との内部接続を外部から見えないように前記紐出孔に目 隠し用シールを貼着すると好ましい。
【0015】
【作用】
上記のように構成されたくじ式クラッカーは、複数本の引紐の数だけの紐出孔 があるため、引紐動作をする際は1本ずつ確実に引張ることができることとなり 、また、紐出孔も引紐1本分の大きさの紐出孔でよいので、外部から覗いただけ では、どれが、当たりくじ紐かはわからないこととなる。
【0016】 さらに、外れくじ紐の先端にダミー引玉を形成することにより、全ての引紐に 対する引張り抵抗を均等にすることができ、前記紐出孔に目隠し用シールを貼着 しているため、外部から内部接続の様子がわからないこととなり、くわえて、上 記目隠し用シールは、引紐固定用の働きをするため、試験的に引張ることもでき なくなる。
【0017】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面に基づき説明する。図1は本考案の斜視 図であり、略六角形状の基台(6) の上面に、略六角柱のクラッカー本体(1) を接 着固定し、該本体の周側面には下部よりに紐出孔(3) が開設されている。
【0018】 本体周側面下部に開設された紐出孔(3) から引紐(2) を外方に延出し、外部へ 延出された引紐は本体(1) に沿わせて上向きに剥離自在に接着され、かつ、紐出 孔(3) の上部から目隠しシール(5) が貼着され構成される。
【0019】 図2は本実施例の縦断面図、図3は横断面図であるが、引紐(2) の内、1本の 当たりくじ紐(2a)はクラッカー内部中央に立設された爆発空間部(8) 内の引玉(4 a)に直結され紐出孔(3) を介して外方へ延設される。一方、他の引紐すなわちダ ミー引紐(2b)は本体内の直近にて火薬体の入っていない引玉すなわちダミー引玉 (4b)と直結して構成されている。
【0020】 本実施例においては、本体形状は六角柱形状であるが、それ以外の多角柱ある いは図5で示されるような円柱でもよい。又、紐出孔の数も六面体の各面に一孔 ずつ開設されているが、1つの面に二以上の孔を開設してもよく、多く開設すれ ば、すなわち多くの引紐を設ければ、それだけ多人数でゲームを楽しめることと なる。
【0021】 また、本実施例においては、本体上部の爆発開口部(7) は、図4の本体展開図 からも明らかなように、先端に切込みの入った花びら形状に形成されており、こ れを内部に交互にかみ合うようにして折り畳んで形成されている。この方法によ ると、容易にしかも安価に爆発開口部が製作でき好ましいのであるが、これ以外 でも従来のクラッカーのように爆発可能に嵌合保持された蓋体を嵌め込んで形成 したり、爆発開口可能な薄紙を本体上部開口部に接着等して形成してもよい。
【0022】 また、本実施例においては、ダミー引紐(2b)は、上記の如くダミー引玉(4b)と 直結して固着されているが、本体内部で折曲され接着等して固着してもよい。
【0023】
【考案の効果】
上記のように構成されたくじ式クラッカーは、複数本の引紐の数だけの紐出孔 があるため、引紐動作をする際は1本ずつ確実に引張ることができ、1本の引紐 を引張るつもりが、誤って2本同時に引張ってしまったり、或いはクラッカー本 体内部で絡みあって、1本引張ったのに、2本同時に引きぬいてしまったりする ことが防止でき、クラッカーの興趣性を保つことができる。
【0024】 また、紐出孔も引紐1本分の大きさの紐出孔でよいので、外部から覗いただけ では、どれが、当たりくじ紐かはわからないこととなり、これもまた、興趣性を 保つことができる。
【0025】 さらに、外れくじ紐の先端にダミー引玉を形成することにより、全ての引紐に 対する引張り抵抗を均等にすることができ、接着力や挟持力にばらつきがなくな り、どれが当たりくじ紐かが事前に判らないこととなり、面白さが維持できる。
【0026】 さらに、前記紐出孔に目隠し用シールを貼着しているため、外部から内部接続 の様子がわからないこととなり、くわえて、上記目隠し用シールは、引紐固定用 の働きをするため、試験的に引張ることもできなくなるため、興趣性をより一層 保つことができるものとなる。
【0027】 加えて、上記のように構成されたくじ式クラッカーは、クラッカー本体の複数 箇所に紐出孔が穿設され、そこより複数の引紐が延出されている構成のため、ク ラッカー本体を中央位置に固定載置し、複数人がクラッカーを取り囲むようにし て使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】本考案の一実施例を示す縦断面図。
【図3】本考案の一実施例を示す横断面図。
【図4】本考案の一実施例の本体展開図。
【図5】従来例を示す、(イ)は分解図、(ロ)は断面
図。
【図6】従来例を示す分解図。
【符号の説明】
1 クラッカー本体 2 引紐 2a 当たりくじ紐 2b ダミー引紐 3 紐出孔 4 引玉 4a 引玉(火薬入) 4b ダミー引玉 5 目隠しシール 7 本体開口部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に引玉(4a)の爆発力で本体開口部
    (7) から本体外方へ放出されるように収納した小巻テー
    プ等の噴出物を具備するクラッカー本体(1) と、複数の
    引紐(2) を有し、内1本の引紐(2a)は引玉(4a)に直結す
    るくじ式クラッカーにおいて、複数の紐出孔(3) をクラ
    ッカー本体(1) の周側面に開設し、前記各紐出孔(3) か
    らそれぞれの引紐(2) が外方に出されることを特徴とす
    るくじ式クラッカー。
  2. 【請求項2】 内部に引玉(4a)の爆発力で本体開口部
    (7) から本体外方へ放出されるように収納した小巻テー
    プ等の噴出物を具備するクラッカー本体(1) と、複数の
    引紐(2) を有し、内1本の引紐(2a)は引玉(4a)に直結す
    るくじ式クラッカーにおいて、複数の紐出孔(3) をクラ
    ッカー本体(1) の周側面に開設し、前記各紐出孔(3) か
    らそれぞれの引紐が外方に出され、該引紐(2) のうち引
    玉(4a)に直結しない他の引紐(2b)は引張抵抗を付与する
    ためにダミー引玉(4b)に直結することを特徴とするくじ
    式クラッカー。
  3. 【請求項3】 複数の引紐(2) の数だけの紐出孔(3) を
    クラッカー本体の周側面に設け、前記紐出孔(3) からそ
    れぞれの引紐(2) が外方に出され、前記引紐の引玉(4)
    との内部接続を外部から見えないように前記紐出孔(3)
    に目隠し用シール(5) が貼着されたことを特徴とする請
    求項1記載または請求項2記載のくじ式クラッカー。
JP3598693U 1993-06-30 1993-06-30 くじ式クラッカー Pending JPH0712799U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0435760U (ja) * 1990-07-24 1992-03-25
JPH0534497B2 (ja) * 1982-12-16 1993-05-24 Bosch Gmbh Robert

Patent Citations (2)

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