JPH071273Y2 - スロッターにおける刃交換装置 - Google Patents

スロッターにおける刃交換装置

Info

Publication number
JPH071273Y2
JPH071273Y2 JP1987164292U JP16429287U JPH071273Y2 JP H071273 Y2 JPH071273 Y2 JP H071273Y2 JP 1987164292 U JP1987164292 U JP 1987164292U JP 16429287 U JP16429287 U JP 16429287U JP H071273 Y2 JPH071273 Y2 JP H071273Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slotter
blade
holder
blades
shifter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987164292U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0171094U (ja
Inventor
敦久 廣畑
Original Assignee
株式会社磯輪鉄工所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社磯輪鉄工所 filed Critical 株式会社磯輪鉄工所
Priority to JP1987164292U priority Critical patent/JPH071273Y2/ja
Publication of JPH0171094U publication Critical patent/JPH0171094U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH071273Y2 publication Critical patent/JPH071273Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 産業上の利用分野 本考案は段ボール箱のフラップ部を形成せしめるための
スロットを穿設せしめるスロッターにおいて、段ボール
シートの板厚に対応してスロット幅変更時における上刃
と下刃の一対にて構成するスロッター刃の交換を簡略化
成さしめて多品種少量生産の対応を図らしめる様にせし
めたスロッターにおける刃交換装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来、段ボールシートの板厚は一般的に略8mm以下のも
のが使用されており、上刃と下刃との一対にて段ボール
箱のフラップに対応するスロットを穿設せしめるに際
し、特定の厚みを有する上刃及び下刃にて対応せしめて
いるも、最近においては段ボールシートの板厚が略12mm
以上のものが使用されだし、かかる板厚に対応するた
め、上刃及び下刃を交換せしめなければならず、従来の
スロッターでは、上刃及び下刃とを共に交換する作業は
通常、刃の損傷時等には実施されているが、段ボールシ
ートの板厚の変更に伴う作業性、或いは上刃と下刃との
位置決めについては実質上何ら対策が施されていないの
が現状であり、かかる従来のスロッターでは段ボールシ
ートの板厚の変更に伴う上刃及び下刃の交換作業は甚だ
面倒であるばかりでなく、しかも熟練を要すると共に、
多くの労力を要し、多品種少量生産において頻繁に発生
する刃の交換作業には対応出来ない欠点を有していた。
考案が解決しようとする問題点 本考案は段ボールシートの板厚に対応して使用せしめる
種々のスロッター刃の交換のうち、下刃交換を予め上刃
の種類に対応して種々の下刃を有するスロッターホルダ
ーを設けしめ、上刃に対応する下刃を所定位置まで移行
せしめて適宜選択して交換せしめることにより、スロッ
ター刃の交換を容易成さしめると共に、交換時に発生す
る上刃と下刃の中心位置の偏位を無くしめて上刃と下刃
との適切なクリアランスを有する嵌合状態を維持せしめ
る様にしたスロッターにおける刃交換装置を提供せんと
するものである。
〔考案の構成〕
問題点を解決するための手段 本考案はかかる点に鑑み、上部及び下部スロッター軸に
装着せしめる上部及び下部スロッターホルダーに、着脱
自在にて関連配設せしめてなる上刃及び下刃の一対にて
スロットに穿設せしめるスロッターにおいて、下部スロ
ッターホルダーの一端部に種々の上刃の厚みに対応する
溝幅を有する多数個の下刃を所定間隔にて連結せしめた
もの、又上記下部スロッターホルダーの他端部に上記下
刃と同間隔にて多数個のガイド溝を刻設せしめ、又カス
取り板をカス取り案内軸に固着せしめると共に、カス取
り板の端部を下刃の嵌合溝内に嵌装せしめ、一方カス取
り案内軸を下刃との関連位置に配設せしめる保持部材
に、スロッター軸方向に対して摺動自在に嵌装せしめ、
該保持部材にシフターを上下自在に装着せしめ、該シフ
ターの端部をガイド溝内に嵌脱せしめる様にしたスロッ
ターにおける刃交換装置を提供して上記欠点を解消せん
とするものである。
作用 本考案にあっては、スロッター刃の変換時は上部スロッ
ターホルダーに配設せしめる上刃を取り外しせしめ、し
かる後シフターの上端部をガイド溝より抜脱せしめた状
態に成すことにより、下部スロッターホルダーはスロッ
ター軸方向に自由状態となり、かかる状態よりシフター
上端部の上方位置に他方のガイド溝を移行せしめると下
部スロッターホルダーに連結せしめている下刃も同一量
移行せしめられた状態になり、更に前記他方のガイド溝
内にシフターの上端部を嵌合せしめて下部スロッターホ
ルダーの位置決めを成さしめ、シフターを固定せしめる
ことにより、他方の下刃の嵌合溝を上部スロッターホル
ダーに配設する他方の上刃と同一中心線上に位置せしめ
ることが出来るのである。
実施例 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、 1はスロッター刃交換装置であり、該スロッター刃交換
装置1は上部スロッター軸2を軸架せしめると共に、該
上部スロッター軸2の軸方向に対して調整自在成らしめ
る上部スロッターホルダー3を装着せしめ、該上部スロ
ッターホルダー3には段ボールシートWの板厚に対応し
て、所定幅なるスロットを穿設せしめる種々の上刃4、
4aを着脱自在に関連配設せしめている。
尚、上刃4、4aの刃厚により刃の中心位置Aの偏位を無
くしめるために、刃厚の小なる上刃4の場合にはスペー
サ5を介して上部スロッターホルダー3に配設せしめて
偏位を調整せしめるか、若しくはスペーサ5と上刃4と
を一対的に形成せしめて配設成さしめる。
6は上部スロッター軸2と所定間隔を以て平行して軸架
せしめる下部スロッター軸であり、該下部スロッター軸
6の軸方向に対して調整自在成らしめる下部スロッター
ホルダー7を上部スロッターホルダー3との関連位置に
配設せしめると共に、下部スロッターホルダー7の一端
部に前記上刃4、4aの刃厚に対応する所定幅の嵌合溝
8、8aを有する下刃9、9aを所定間隔Bを以て連結せし
め、又下部スロッターホルダー7の他端部には上記所定
間隔Bと同間隔にて多数個のガイド溝10、10aを刻設せ
しめている。
尚、下刃9、9aは図示では分割成さしめたものを連結せ
しめているも、かかる構成に限定されず一対的に連結形
成せしめることも可能である。
11は下刃位置決め部であり、該下刃位置決め部11はカス
取り板12、12aをカス取り案内軸13に固着せしめると共
に、カス取り板12、12aの端部を下刃9、9aの嵌合溝
8、8a内に嵌装せしめた状態となし、更に下刃9、9aと
の関連位置に固設せしめた保持部材14にスロッター軸方
向に対して摺動自在に嵌装せしめると共に、保持部材14
の一端部に、上端部をガイド溝10、10aの円周形状に対
応する半円弧状に形成せしめるシフター15を上下自在に
装着せしめ、該シフター15の上端部をガイド溝10、10a
に嵌脱せしめる様に成さしめている。
次に本考案にかかるスロッターにおける刃交換装置の作
用について説明すると、 先ず、第1図に示す様に上部スロッター軸2に装着せし
めて適宜な部材(図示せず)により上部スロッターホル
ダー3を固定せしめ、該上部スロッターホルダー3に刃
厚の小なる上刃4を関連配設せしめ、該上刃4を下部ス
ロッターホルダー7の下刃9の嵌合溝8内に嵌装せしめ
た状態と成し、しかる後下刃位置決め部11のカス取り板
12、12aを夫々嵌合溝8、8a内に嵌装せしめ、シフター1
5の上端部をガイド溝10内に嵌合せしめて下刃9を固定
せしめる。
そしてスロッター刃の交換時において上部スロッターホ
ルダー3に配設せしめる上刃4を取り外し、その後下刃
位置決め部11のシフター15をガイド溝10より抜脱せしめ
た状態に成すことにより、下部スロッターホルダー7は
スロッター軸方向に自由状態となり、かかる状態よりシ
フター15の上端部の上方位置にガイド溝10aを移行せし
めると下部スロッターホルダー7に連結せしめている下
刃9aも同一量移行せしめられた状態となり、更にガイド
溝10a内にシフター15の上端部を嵌合せしめて下部スロ
ッターホルダー7の位置決めを成さしめ、ボルト等の適
宜な部材16、16aによりシフター15を固定せしめること
により、下刃9aの嵌合溝8aを上部スロッターホルダー3
に装着する刃厚の大なる上刃4aと同一中心線上に第2図
に示す様に位置せしめることが出来るのである。
〔考案の効果〕
要するに本考案は、上部及び下部スロッター軸2、6に
装着せしめる上部及び下部スロッターホルダー3、7
に、着脱自在にて関連配設せしめてなる上刃4、4a及び
下刃9、9aの一対にてスロットを穿設せしめるスロッタ
ーにおいて、下部スロッターホルダー7の一端部に種々
の上刃4、4aの厚みに対応する溝幅を有する多数個の下
刃9、9aを所定間隔Bにて連結せしめたもの、又上記下
部スロッターホルダー7の他端部には上記下刃9、9aと
同間隔Bにて多数個のガイド溝10、10aを刻設せしめ、
又カス取り板12、12aをカス取り案内軸13に固着せしめ
ると共に、カス取り板12、12aの端部を下刃9、9aの嵌
合溝8、8a内に嵌装せしめ、一方カス取り案内軸13を下
刃9、9aとの関連位置に配設せしめる保持部材14に、ス
ロッター軸方向に対して摺動自在に嵌装せしめ、該保持
部材14にシフター15を上下自在に装着せしめ、該シフタ
ー15の端部をガイド溝10、10a内に嵌脱せしめるので、
下刃位置決め部11のシフター15をガイド溝10、10aより
係脱せしめた状態成すことにより、下部スロッターホル
ダー7は軸方向に自由状態となり、かかる状態よりシフ
ター15の上端部の上方位置にガイド溝10、10aを移行せ
しめると下部スロッターホルダー7の一端部に連結せし
めている下刃9、9aも同一量移行せしめられた状態にな
り、更にガイド溝10、10a内にシフター15の上端部を嵌
合せしめて下部スロッターホルダー7の位置決めせし
め、シフター15を固定せしめることにより、下刃9、9a
の嵌合溝8、8aを上部スロッターホルダー3に装着する
上刃4、4aに対応する同一中心線上に位置せしめること
が出来ることにより、スロッター刃の交換時間を従来の
上刃、下刃とを共に交換する装置に比し、著しく短縮が
できることから、段ボールシートの板厚の変更に伴うス
ロッターの停止時間を大幅に短縮できるため、多品種少
量生産時における連続生産に対応が出来る。
又、予め所定位置に固定せしめた保持部材14にて下刃
9、9aの位置決めを高精度にできることにより、上刃
4、4aと下刃9、9aとの適切なるクリアランスを有する
嵌合状態を簡易に維持できるため、スロット穿設時にお
ける穿設精度の向上を図らしめることが出来、又カス取
り板12、12aは下刃9、9aと連動して移行せしめている
ことにより、下刃9、9aの交換に際しても何ら支障をき
たすことなく、スロット穿設時に発生する段ボール屑を
排除せしめることが出来る等その実用的効果甚だ大なる
ものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものにして、 第1図は本考案に係るスロッターにおける刃交換装置の
刃厚が小なる上刃の装着時を示す図、第2図は同上刃厚
が大なる上刃の装着時を示す図、第3図は同上A矢視
図、第4図は同上上刃の部分拡大断面図図である。 2上部スロッター軸、3上部スロッターホルダー、4、
4a上刃、6下部スロッター軸、7下部スロッターホルダ
ー、8、8a嵌合溝 9、9a下刃、10、10aガイド溝 12、12aカス取り板、13カス取り案内軸 14保持部材、15シフター

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部及び下部スロッター軸に装着せしめる
    上部及び下部スロッターホルダーに、着脱自在にて関連
    配設せしめてなる上刃及び下刃の一対にてスロットを穿
    設せしめるスロッターにおいて、下部スロッターホルダ
    ーの一端部に種々の上刃の厚みに対応する溝幅を有する
    多数個の下刃を所定間隔にて連結せしめる様にしたこと
    を特徴とするスロッターにおける刃交換装置。
  2. 【請求項2】上記下部スロッターホルダーの他端部に上
    記下刃と同間隔にて多数個のガイド溝を刻設せしめ、又
    カス取り板をカス取り案内軸に固着せしめると共に、カ
    ス取り板の端部を下刃の嵌合溝内に嵌装せしめ、一方カ
    ス取り案内軸を下刃との関連位置に配設せしめる保持部
    材に、スロッター軸方向に対して摺動自在に嵌装せし
    め、該保持部材にシフターを上下自在に装着せしめ、該
    シフターの端部をガイド溝内に嵌脱せしめる様にしたこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のス
    ロッターにおける刃交換装置。
JP1987164292U 1987-10-27 1987-10-27 スロッターにおける刃交換装置 Expired - Lifetime JPH071273Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987164292U JPH071273Y2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27 スロッターにおける刃交換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987164292U JPH071273Y2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27 スロッターにおける刃交換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0171094U JPH0171094U (ja) 1989-05-11
JPH071273Y2 true JPH071273Y2 (ja) 1995-01-18

Family

ID=31449771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987164292U Expired - Lifetime JPH071273Y2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27 スロッターにおける刃交換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH071273Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006168281A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 段ボールシート加工装置および段ボールシート加工方法
US8965473B2 (en) 2005-09-29 2015-02-24 Covidien Lp Medical sensor for reducing motion artifacts and technique for using the same

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4544777B2 (ja) * 2001-04-27 2010-09-15 三菱重工業株式会社 段ボールシートの加工装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006168281A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 段ボールシート加工装置および段ボールシート加工方法
JP4544985B2 (ja) * 2004-12-17 2010-09-15 三菱重工業株式会社 段ボールシート加工装置および段ボールシート加工方法
US8965473B2 (en) 2005-09-29 2015-02-24 Covidien Lp Medical sensor for reducing motion artifacts and technique for using the same

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0171094U (ja) 1989-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5215512A (en) Blank separating tools changing table
JPH071273Y2 (ja) スロッターにおける刃交換装置
TWI600514B (zh) 廢棄物剝除及切割裝置,卡匣,單元及具有該裝置的機器
CA2626888A1 (en) A method for flat bed die cutting of packaging blanks with the female cutting plate having a channel
JP2003175492A (ja) シート状の被印刷材料をフライング式に機械加工するための装置
EP0124329A2 (en) Cylinder for a rotary web processing machine
JPS63306895A (ja) シ−ト状材用溝切り装置
JPH10705A (ja) 打抜/折り目付け工具
JP6315531B1 (ja) 打抜機用雌型および打抜機
US20040214709A1 (en) Folding machine having at least one pair of knife shafts
JPH0819826A (ja) タレットパンチプレス
US2867275A (en) Sheet gripper means for presses
US4422630A (en) Blade holder and method of using the same
US20210170620A1 (en) Method and apparatus for processing cutting-creasing rules of die-cutters
JP2515611Y2 (ja) 自動交換用可変段曲げ金型
JP2519631B2 (ja) 平盤打抜機の木型位置決め装置
JP2003291228A (ja) 型抜きプレスの廃物ストリッピングステーションで使用される平面工具の支持、固定および補強部材
CN212736216U (zh) 开槽装置和瓦楞纸板加工设备
CN212242343U (zh) 一种便于调整纸板开槽宽度的冲切机
JPS6117640B2 (ja)
CN215589255U (zh) 一种超长尺寸印制板用图形底片拼接对位装置
JP2546425Y2 (ja) 工作機械の被加工材固定装置
JP3006029U (ja) 角切欠き用切断型
JPH0469232A (ja) ダンボールシートの打抜加工方法
JPH10235594A (ja) ロータリダイカッタの切断具取付構造