JPH0712674B2 - インクドツトプリンタ - Google Patents

インクドツトプリンタ

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JPH0712674B2
JPH0712674B2 JP61076295A JP7629586A JPH0712674B2 JP H0712674 B2 JPH0712674 B2 JP H0712674B2 JP 61076295 A JP61076295 A JP 61076295A JP 7629586 A JP7629586 A JP 7629586A JP H0712674 B2 JPH0712674 B2 JP H0712674B2
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JP
Japan
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ink
supply pipe
dot printer
valve
cartridge
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Expired - Lifetime
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JP61076295A
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JPS62233251A (ja
Inventor
康伸 寺尾
光治 遠藤
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Tec Corp
Original Assignee
Tec Corp
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、記録電極の先端部にインクを供給し、このイ
ンクを静電的に飛翔させることにより印字を行なうよう
にしたインクドットプリンタに関する。
従来の技術 この種のインクドットプリンタにおいて、記録電極に対
するインクの供給手段に着目すると、内部に記録電極を
有するプリンタヘッドに対してインクカートリッジを着
脱自在に取付けた構造のものが従来存する。第9図及び
第10図にその一例を示す。下面が開口した筐体状のイン
クボルト1が設けられている。このインクボルト1の開
口には保持体2を介してキャップ3が螺子着されてい
る。このキャップ3には流出孔4が形成されており、こ
の流出孔4は、前記保持体2にスプリング5を介して取
付けられたバルブ6により密閉的に閉止されている。同
時に、前記流出孔4にはその外部より蓋7もかぶされて
いる。ここに、インクカートリッジ8が形成され、使用
前のインクカートリッジ8にはその内部にインク9が充
填されている。
一方、全体を図示しない印字ヘッドにはインクタンク10
が形成されている。このインクタンク10は、その中央部
に前記バルブ6を突き上げる突起11を有する。
このような構成のインクカートリッジ8を印字ヘッドに
装着するには、流出孔4より蓋7を外してキャップ3を
インクタンク10に填め込む。すると、突起11によりバル
ブ6が突き上げられて流出孔4が開放状態となり、イン
クボルト1内のインク9がインクタンク10に供給され
る。
発明が解決しようとする問題点 上述したような従来の技術の問題点を第11図(a),
(b),(c)も含めて説明する。インクタンク10内の
インク面Aは、流出孔4下端の配置位置に略一致してお
り、流出孔4からはインク9の消費に応じてインク9が
流出する。このため、印字時には、流出孔4より常時イ
ンク9が流出しているような状態にある。したがって、
図示しない記録電極の先端部へ充分にインク9を供給す
るためには、流出孔4からの円滑なインク9の流出状態
が維持されなければならない。
しかしながら、現実には、インクタンク10内のインク面
Aが流出孔4の位置よりも下がると、流出孔4の出口に
インク9の膜が形成されてしまい、インク9が流出しな
くなってしまうという欠点を有する。この理由として
は、流出孔4からのインク9の流出は、流出孔4からイ
ンクボルト1への空気の流入により生ずるのに対し、上
述の条件下においては、インクボルト1に空気が流入し
にくいからである。なお、第11図(a),(b),
(c)は、インク液面Aの降下とインク9の流出状態と
を経時的に示す概略図である。
一方、流出孔4に大径にすることによりインク9の流出
を円滑にすることも考えられる。ところが、このような
場合にも、インク9が流出孔4の出口に膜を形成し易い
という傾向は変わらず、インク9の安定した流出状態は
得にくい。しかも、各部が大型化してしまい、多色印字
を行なう場合のように、複数のインクカートリッジ8を
必要とするときには不適当である。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、記録電
極におけるインクの消費に応じ、インクカートリッジよ
り安定した状態でインクを供給することができるインク
ドットプリンタを得ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、軸方向へのインク流通性を有する記録電極に
直接的または間接的にインクを供給するインク溜を設
け、このインク溜に下面が接するインク供給管が形成さ
れたインクカートリッジを設け、インク供給管の上下面
を貫通するインク伝達体をそのインク供給管の内壁の一
部に近接させて設けた。
作用 しかして、インク供給管の下面よりもインク溜のインク
面が下がった場合、インクカートリッジ内にはインク供
給管より速やかに空気が流入する。インクはインク伝達
体を伝わるため、インク供給管内においてインク伝達体
の存しない部分のインクはインク伝達体方向に吸引さ
れ、インク供給管の下面にインク膜が形成されないから
である。したがって、インクタンクに対しては、印字に
よるインクの消費に即応してインクカートリッジより円
滑にインクが供給され、ひいては記録電極の先端部に対
する安定したインクの供給に寄与する。
発明の実施例 本発明の第一の実施例を第1図ないし第6図に基づいて
説明する。プリンタ本体20内には二本のキャリアシャフ
ト21が平行に設けられている。これらのキャリアシャフ
ト21にはキャリア22がスライド自在に保持されており、
このキャリア22上には印字ヘッド23が載置されている。
また、前記プリンタ本体20内には、前記キャリアシャフ
ト21と平行に対向電極24が配設されており、この対向電
極24と前記印字ヘッド22との間に案内される記録体とし
ての記録紙25を搬送するトラクタ26が設けられている。
そして、これらのトラクタ26の両端には操作ノブ27が連
結されている。
つぎに、前記印字ヘッド23について説明する。この印字
ヘッド23の内部は三つの部屋に区切られ、インクタンク
28、インク供給槽29及びインク回収路30がそれぞれ形成
されている。これらのうち、インク供給槽29及びインク
回収路30に連通する部分には記録電極保持孔31が形成さ
れ、この記録電極保持孔31には記録電極32が嵌合保持さ
れている。この記録電極32は、インク含浸性を有する部
材により形成され、その表面に導電性処理を施されたも
のである。そして、その先端部を前記対向電極24に対向
させ、この対向電極24の長手方向に沿って複数本列設さ
れている。また、前記インク供給槽29及び前記インク回
収路30内には、それらの下面より上方に延びて前記記録
電極32に接触するインク含浸性を有する含浸部材33が設
けられている。さらに、前記記録電極32に接触してこの
記録電極32と前記キャリア22に取付けられた回路基板34
とを接続する金属棒35が前記印字ヘッド23内に設けられ
ている。
一方、前記インク供給槽29と前記インクタンク28とは通
孔36により連通されている。また、そのインクタンク28
の上面には接続孔37が形成されており、前記インクタン
ク28の底面には上方に突出してその接続孔37を挿通する
インク伝達体および当接体としての当接棒38が取付けら
れている。この当接棒38は、前記記録電極32と同様にイ
ンク含浸性を有し、前記接続孔37の中心より偏芯させて
配置されている。
しかして、前記印字ヘッド23に対しては、インクカート
リッジ39が着脱自在に取付けられている。このインクカ
ートリッジ39は、インク40を収納する容器41の下面に前
記接続孔37に挿入されるインク供給管42が形成されたも
のである。ここで、このインク供給管42の内部はインク
流出孔43となっており、このインク流出孔43の前記容器
41との連結部分には段部44が形成されている。また、前
記インク供給管42の内壁43aには撥液剤がコーティング
されている。そして、前記容器41内には、スプリング45
に付勢されて前記段部44に当接することにより前記イン
ク流出孔43を開閉自在に閉塞するバルブ46が取付けられ
ている。このバルブ46は、円盤状をしており、その外周
面には複数の流通溝47が形成されている。これらの流通
溝47の形成深さとしては、全ての流通溝47の最深部分を
結んで形成される円周が前記インク流出孔43の外周より
も小径にならないような深さに設定されている。なお、
前記インクタンク28内の当接棒38の径は前記インク流出
孔43の径よりも小径に形成され、前記インク供給管42の
外径は前記接続孔37に嵌合する径に形成されている。ま
た、前記当接棒38の長さは、前記インク供給管42の一部
が前記接続孔37に嵌合するまでは前記バルブ46に当接せ
ず、その接続孔37にインク供給管42が最後まで挿入され
るとそのバルブ46に当接してこれを押し上げるような長
さに設定されている。
このような構成において、記録電極32の先端部にはイン
クカートリッジ39内のインク40が供給される。すなわ
ち、接続孔37にインク供給管を嵌合させて印字ヘッド23
にインクカートリッジ39を装着すると、バルブ46に当接
棒38が当接し、バルブ46が押し上げられる。すると、イ
ンクカートリッジ39内のインク40は流通溝47を通り、イ
ンク流出孔46から流出してインクタンク28に流れ込む。
これにより、インクタンク28内にはインク溜48が形成さ
れる。このインク溜48内のインク40は、通孔36を通って
インク供給槽29に流れ、含浸部材33に含浸して記録電極
32に供給される。この記録電極32においては、インク40
はその内部に浸透してゆき、最終的には記録電極32の先
端部に達するものである。
一方、記録電極32の先端部においてインク40が消費され
ると、インクカートリッジ39内のインク40が順次記録電
極32に供給されてゆく。具体的には、記録電極32がイン
ク40を消費すると、インク溜48内のインク40が少なくな
り、そのインク面Aがインク供給管42の下面より下降す
る。すると、その下降した分量のインク40がインクカー
トリッジ39からインク供給管42を通ってインクタンク28
に流れ込むわけである。このときのインク供給管42から
のインク40の流出状態を第4図(a),(b),(c)
に示す。まず、インク供給管42の下面よりインク面Aが
下降し始めると、インク供給管42の下面にはインク40を
保持しようとする力が働き、当該部分にはインク膜が形
成されようとする。このような状態からさらにインク面
Aが下降すると、第4図(c)に示すように、インク供
給管42にはその下面より空気が取り込まれ、インク膜の
形成が防止される。
ここで、インク供給管42に空気が取り込まれる理由を第
5図及び第6図に基づいて説明する。インク供給管42の
下面からインク面Aが下降して離反すると、インク供給
管42内においては、インク40は当接棒38に吸引される。
これは、インク供給管42の内壁43aと当接棒38との間に
隙間ができ、この隙間によってインク40に毛管現象が作
用するからである。同時に、表面張力によって当接棒38
の表面をインク40が伝わるからである。さらに、当接棒
38自身がインク含浸性を有しているからでもある。しか
して、インク40が当接棒38に吸引されると、インク供給
管42内において当接棒38の配置位置と対向する側ではイ
ンク40量が少なくなり、当該部分には空気が流通する通
路が形成される。このような通路からインク供給管42内
に空気が取り込まれるものである。なお、インク供給管
42の内壁43aにコーティングされた撥液剤は、インク供
給管42からのインク40の速やかな流出を促し、上述した
空気通路の確実な形成に貢献する。
このように、インクカートリッジ39からのインク40の流
出とインクカートリッジ39への空気の流入とが連続的に
行なわれることとなり、インクカートリッジ39からのイ
ンク40の流出状態が円滑になる。したがって、記録電極
32の先端部に対して良好にインク40を供給することがで
き、ひいては安定した印字状態の維持に貢献する。
ついで、本発明の第二の実施例を第7図及び第8図に基
づいて説明する。第一の実施例と同一部分は同一符号で
示し説明も省略する。本実施例は、当接棒38をバルブ46
に一体形成した。そして、その当接棒38には軸心方向に
複数のインク含浸溝38aを形成した。しかして、インク
含浸溝38aは、当接棒38にインク含浸性を付与するとと
もに、当接棒38をその体積に対して表面積が大きな形状
にしている。したがって、当接棒38におけるインク40の
吸引能力が向上し、インク供給管42からのインク40の流
出状態が安定する。
発明の効果 本発明は、軸方向へのインク流出性を有する記録電極に
インクを供給するインク溜を設け、このインク溜に下面
を接するインク供給管の上下面を貫通するインク伝達体
をそのインク供給管の内壁の一部に近接させて設けたの
で、インクが消費されてインク溜のインク面が降下する
と、インク供給管内においてはインクがインク伝達体を
伝わることによりインク伝達体の存しない部分から空気
がインクカートリッジ内に取り込まれ、インク供給管か
らのインクの流出状態が円滑になり、したがって、記録
電極の先端部に対して良好にインクを供給することがで
き、印字の安定化を図ることができる等の効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例を示す印字ヘッドとイン
クカートリッジとの縦断側面図、第2図は全体の斜視
図、第3図はバルブの斜視図、第4図(a),(b),
(c)はインク溜におけるインク面の降下とインクカー
トリッジからのインクの流出状態とを経時的に示すイン
ク供給管の縦断側面図、第5図はインク供給管からのイ
ンクが流出する原理を示す縦断側面図、第6図はその横
断平面図、第7図は本発明の第二の実施例を示す印字ヘ
ッドとインクカートリッジとの連結部分の縦断側面図、
第8図はバルブの斜視図、第9図は従来の一例を示すイ
ンクカートリッジの縦断側面図、第10図はそのインクカ
ートリッジを印字ヘッドに装着した状態を示す縦断側面
図、第11図(a),(b),(c)はインク溜における
インク液面の降下とインクカートリッジからのインクの
流出状態との経時変化を概略的に示すインクカートリッ
ジの縦断側面図である。 24……対向電極、25……記録紙(記録体)、32……記録
電極、38……当接棒(インク伝達体)、39……インクカ
ートリッジ、40……インク、42……インク供給管、43a
……内壁、48……インク溜

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録体を介して対向電極に対向配置される
    軸方向へのインク流通性を有する記録電極を設け、この
    記録電極に直接的または間接的にインクを供給するイン
    ク溜を設け、このインク溜に下面を接するインク供給管
    が形成されてこのインク供給管より前記インク溜にイン
    クを供給するインクカートリッジを設け、前記インク供
    給管の上下面を貫通するインク伝達体をそのインク供給
    管の内壁の一部に近接させて設けたことを特徴とするイ
    ンクドットプリンタ。
  2. 【請求項2】インク伝達体をその体積に対して表面積の
    大きな形状にしたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のインクドットプリンタ。
  3. 【請求項3】インク伝達体をインク含浸性のある部材に
    より形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のインクドットプリンタ。
  4. 【請求項4】インク供給管とインクカートリッジとの連
    結部分に上下方向に開閉自在なバルブを設け、このバル
    ブに当接してそのバルブを開放させる当接体をインク伝
    達体としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のインクドットプリンタ。
  5. 【請求項5】当接体をバルブ側に形成したことを特徴と
    する特許請求の範囲第4項記載のインクドットプリン
    タ。
JP61076295A 1986-04-02 1986-04-02 インクドツトプリンタ Expired - Lifetime JPH0712674B2 (ja)

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JP61076295A JPH0712674B2 (ja) 1986-04-02 1986-04-02 インクドツトプリンタ

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JP61076295A JPH0712674B2 (ja) 1986-04-02 1986-04-02 インクドツトプリンタ

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JPS62233251A JPS62233251A (ja) 1987-10-13
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ID=13601359

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61076295A Expired - Lifetime JPH0712674B2 (ja) 1986-04-02 1986-04-02 インクドツトプリンタ

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58130739U (ja) * 1982-02-26 1983-09-03 シャープ株式会社 インク噴射装置におけるインク供給装置
JPS58168442U (ja) * 1982-05-06 1983-11-10 シャープ株式会社 インク供給装置
JPS5979342U (ja) * 1982-11-22 1984-05-29 シャープ株式会社 インク供給装置
JPS61215060A (ja) * 1985-03-22 1986-09-24 Tokyo Electric Co Ltd 印刷装置

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JPS62233251A (ja) 1987-10-13

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