JPS6143570A - インクジエツトヘツド組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の属する技術分野） 本発明はインクジェットシリアルプリンタ装置用印字ヘ
ッド機構部、さらに詳しく云えばキャリア上にインクジ
ェットヘッド部およびインクタンク部を一体に構成し、
かつインクタンク部に交換可能なインクカートリッジが
挿入可能な形式のインクジェットヘッド組立体に関する
。

（従来の技術） 近年、オフィスオートメーションの普及により事務所内
で文書を作成、印字する要求が高まシ、低騒音かつ印字
品位の良好なプリンタが求められている。また、パーソ
ナルコンビエータの普及により、カラーディスプレイ上
の文字および図形をカラーで出力できるものも要求され
ている。

これ等の要求を満たすプリンタとしてインクジェット漢
字プリンタおよびインクジェットカラープリンタの実用
化が計られて１ハる。

従来、この種のプリンタはガラス管もしくは板の表面に
フォトエツチング等の技術を用いてノズル部、インク加
圧室およびインク供給部を形成し、インク加圧室の外壁
に接着されたピエゾ振動子の屈曲変形によりインク加圧
室を加圧し、ノズル先端よシインク滴を噴射せしめてい
る。

したがって、長い間インク滴の噴射を行わな込場合は、
ノズル端面のインク表面からインクの水分が蒸発固化し
、ノズル端面のインク通路が目詰シをおこし、インク滴
の噴射ができなくなる可能性がちった。このインク蒸発
固化をふせぐ方法には印字を行わないときノズル端面を
水中にひたして卦〈もの、飽和蒸気圧で満たされた閉じ
た空間に格納しておくもの、ある−はノズル端面をゴム
のようが柔軟性のある部材で押しあて、インクを空気と
完全に遮断するもの等がある。

これら各方法は良好な状態にしておくために水もしくは
蒸気を格納する完全に密閉された容器の清掃、定期的な
水分の補充、あるいはノズル・端面とあたる部分の清掃
等を行なわなければならず、そのために定期点検の必要
がちυ、さらにはヘッド保護機構が大形化するという欠
点があった。またインクの供給をキャリア上に積載した
インクカートリッジにより行う方法においては、インク
の消費に応じてインクタンクおよびインクカートリッジ
内に空気が供給され、インクタンク内部およびインクカ
ートリッジ内部が負圧になら逢いようにする空気孔を設
ける必要があった。しかしこの空気孔はプリンタを使用
していないときにも常にインクを蒸発させ、それにより
次第にインク濃度を変化させ、インク滴の噴射特性に影
響を与える欠点があった。

（発明の目的） 本発明の目的はインクジェットヘッドとインクタンクを
一体化し九インクジェットヘッド組立体においてプリン
タを使用してｂない時にノズル端面のインク乾燥固化を
防ぐとともに、インクタンク内のインク蒸発ｔ−も防ぐ
ととができるインクジェットヘッド組立体を提供するこ
とにある。

（発明の構成） 前記目的を達成するために本発明によるインクジェット
組立体はインクジェットヘッドとインクタンクを一体化
したインクジェットヘッド組立体において、前記ヘッド
ノズルを、このヘッドノズル前面が開放端に向くように
凹部に収容し、前記インクタンクの空気孔を前記凹部内
に連通させるとともに前記インクタンクよシインクを毛
細管現象で前記凹部内に導びき、印字しない状態のとき
外部から前記凹部の開放端をふさぎ、その内部を気密状
態に保つように構成しである。

前記構成によればノズル端面の乾燥を防止できると同時
にインクタンク内の蒸発を防止でき、前述の問題はすべ
て解決できる。

（実　施　例） 以下、図面ｆｔ参照して本発明をさらに詳しく説明する
。第１図、第２図および第３図は本発明によるインクジ
ェット組立体の一実施例を示す図で、第１図は一部破断
側面図、第２図は一部破断正面図、′ｔｇａ図はヘッド
キャップ機構全波せ念状態の一部破断側面図をそれぞれ
示している。

インクジェット組立体はインクジェットヘッド部１およ
びインクタンク部２よシ構成され、インクタンク部２は
インクジェットヘッド部１にインクを供給するように一
体的に結合されている。インクタンク部２にはインクを
補充するためのインクカートリッジ３が挿入されて−る
。

インクジェットヘッド部１にはノズルカバー（凹部）５
が設置され、その中にノズル端面８が収容されている。

ノズル端面８はノズルカバー５の開放端に向くように位
置付けされて込る。

インクタンク部２に設置されている空気孔９はノズルカ
バー５に連通してお）、その空気孔７の上部のノズルカ
バー５の内部にはインクタンク部２内へのゴミの侵入を
防ぐフィルタ７が設けられてＡる。

さらにインクタンク４内部とノズルカバー５の内部との
間は毛細管現象でインク４をノズルカバー５内に吸込上
げる帯状のインク吸上げ体６が設けられている。

印字によってインク４が消費されると、ノズルカバー５
の前記からフィルタ７、空気孔９を通つてインクタンク
部２内に空気が取シ入れられる。したがってインクタン
ク部２内が負圧になることによってインクジェットヘッ
ド部１に対するインク４の供給がさまたげられることは
ない。

印字を行なわないときには第３図に示すようにヘッドキ
ャップ機構１０が矢印１２の方向から自動的にノズルカ
バー５の前面に被ぶせられる。

ヘッドキャップ機構のアームの片面にはシール材１１が
貼シ付けられ、このシール材１１とノズルカバー５の端
面との密着によりノズルカバー５内は気密状態に保たれ
る。

この状態でのノズルカバー５内はインク吸上げ体６によ
って吸す上げられたインク４の水分蒸発による蒸気で満
たされる。

したがってノズル端面８のインクの乾燥を防止するとと
もにそれ以上のインクタンク部２内のインク４の水分蒸
発を抑え、インク４の濃度変化を防止する。

（発明の効果） 本発明は以上、詳しく説明したようにノズル端面をその
内部に収容するための凹部を設置し、インクタンク部と
凹部内部とはフィルタ全弁して空気孔で結合し、インク
タンク内のインクを毛細管現象で凹部内部に吸上げ、プ
リンタを使用していないときはヘッドキャップ機構によ
り凹部端面をふさぐことにより、ノズル端面のインクお
よびインクタンク部内のインクの水分蒸発を防ぎ、ヘッ
ドの目詰シを防止するとともにインクの濃度変化を抑え
る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるインクジェットヘッド組立体の実
施例を一部破断して示した側面図、第２図は第１図の一
部破断正面図、第３図はインクシェツトヘッド組立体に
ヘッドキャップ機構が動作し次状態を示す一部破断側面
図である。 １・・・インクジェットヘッド部 ２・・・インクタンク部 ３・・・インクカートリッジ部　　４・・・インク５・
・・ノズルカバー（凹部） ６・・・インク吸上げ体　　　７・・・フィルタ８・・
・ノズル端面　　　　９・・・空気孔１０・・・ヘッド
キャップ機構　　１１・・・シール材１２・・・ヘッド
キャップ機構１０の動作方向を示す矢印 特許出願人　　日本電気株式会社 代理人　弁理士　井　ノ　　ロ　　　壽才１図 才２図 ■

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. インクジェットヘッドとインクタンクを一体化したイン
   クジェットヘッド組立体において、前記ヘッドノズルを
   、このヘッドノズル前面が開放端に向くように凹部に収
   容し、前記インクタンクの空気孔を前記凹部内に連通さ
   せるとともに前記インクタンクよりインクを毛細管現象
   で前記凹部内に導びき、印字しない状態のときヘッドキ
   ャップ機構により外部から前記凹部の開放端をふさぎ、
   その内部を気密状態に保つように構成したことを特徴と
   するインクジェットヘッド組立体。