JPH0712572Y2 - 扉 錠 - Google Patents
扉 錠Info
- Publication number
- JPH0712572Y2 JPH0712572Y2 JP1989017697U JP1769789U JPH0712572Y2 JP H0712572 Y2 JPH0712572 Y2 JP H0712572Y2 JP 1989017697 U JP1989017697 U JP 1989017697U JP 1769789 U JP1769789 U JP 1769789U JP H0712572 Y2 JPH0712572 Y2 JP H0712572Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- door
- cylinder
- body case
- hub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、扉錠の改良技術に関する。
〔従来の技術〕 先ず、従来の扉錠の一例を第3図に示す。図において、
21は扉22の内部に設けられる本体ケースで、デッドボル
ト23を作動させるための本体ハブ24が回動自在に内蔵さ
れている。
21は扉22の内部に設けられる本体ケースで、デッドボル
ト23を作動させるための本体ハブ24が回動自在に内蔵さ
れている。
25は室内側で回動操作されるサムターンで、前記本体ハ
ブ24に連結され、かつ、当該サムターン25の保持部材26
が前記本体ケース21の室内側の板部21aに取り付けられ
ている。
ブ24に連結され、かつ、当該サムターン25の保持部材26
が前記本体ケース21の室内側の板部21aに取り付けられ
ている。
27は屋外側に鍵孔を有するプラグ28を回動自在に備えた
シリンダで、前記サムターン保持部材26に相対応させる
状態で前記本体ケース21の屋外側の板部21bに設けられ
ている。
シリンダで、前記サムターン保持部材26に相対応させる
状態で前記本体ケース21の屋外側の板部21bに設けられ
ている。
29は前記本体ハブ24の係合凹部eに係脱自在な係合部f
を有するカムで、前記本体ケース21の内部に突出したプ
ラグ28の端部に設けられている。
を有するカムで、前記本体ケース21の内部に突出したプ
ラグ28の端部に設けられている。
上記構成の扉錠において、サムターン保持部材26に相対
応させて本体ケース21の屋外側板部21bに、この屋外側
板部21bを貫通させて片持状態でシリンダ27を取り付け
て、シリンダ27とサムターン25とを本体ケースの内部で
相対峙させて、シリンダ27のプラグ28とサムターン25と
を本体ハブ24に連係させるようにしていたがために、当
該シリンダ27の外端面が扉外面から大きく突出すること
となり、而して第4図に示すように、上記構成の扉錠を
例えばスライド式の扉22に装備させた場合、前記シリン
ダ27が扉全開の邪魔になって有効開口巾Wが狭くなる欠
点があった。
応させて本体ケース21の屋外側板部21bに、この屋外側
板部21bを貫通させて片持状態でシリンダ27を取り付け
て、シリンダ27とサムターン25とを本体ケースの内部で
相対峙させて、シリンダ27のプラグ28とサムターン25と
を本体ハブ24に連係させるようにしていたがために、当
該シリンダ27の外端面が扉外面から大きく突出すること
となり、而して第4図に示すように、上記構成の扉錠を
例えばスライド式の扉22に装備させた場合、前記シリン
ダ27が扉全開の邪魔になって有効開口巾Wが狭くなる欠
点があった。
あるいは、スイング式扉の場合にも、前記シリンダ27が
邪魔になって、スイング角を大きくとることができなく
なることがあり、かつ又、突出しているシリンダ27に衣
服等を引っ掛けたり、運搬物を当て付けて傷をつけたり
することもあった。
邪魔になって、スイング角を大きくとることができなく
なることがあり、かつ又、突出しているシリンダ27に衣
服等を引っ掛けたり、運搬物を当て付けて傷をつけたり
することもあった。
また、前記シリンダ27が扉外面から突出しているため
に、ハンマーやパイプレンチ等でシリンダ27が破壊され
る危険性もあった。
に、ハンマーやパイプレンチ等でシリンダ27が破壊され
る危険性もあった。
本考案は、上記の実情に鑑みて案出されたものであっ
て、簡単かつ合理的な改良技術によって上記の不都合を
悉く解消し得るに至った扉錠の提供を目的としている。
て、簡単かつ合理的な改良技術によって上記の不都合を
悉く解消し得るに至った扉錠の提供を目的としている。
上記の目的を達成するに至った本考案による扉錠は、扉
の内部に設けられる本体ケースに、デッドボルト作動用
の本体ハブを回動自在に内蔵し、この本体ハブに対して
本体ケースの室内側に、サムターンを連結する外部ハブ
を連設する一方、屋外側に鍵孔を有するプラグを回動自
在に備えたシリンダを、前記本体ケースに貫通させて設
け、このシリンダを扉端面側からの操作によって本体ケ
ースに固定する固定手段を設けると共に、更に、前記プ
ラグの室内側の端部に、このプラグの回動に伴って外部
ハブに係脱し且つデッドボルトを作動させるカムを連設
した点に特徴がある。
の内部に設けられる本体ケースに、デッドボルト作動用
の本体ハブを回動自在に内蔵し、この本体ハブに対して
本体ケースの室内側に、サムターンを連結する外部ハブ
を連設する一方、屋外側に鍵孔を有するプラグを回動自
在に備えたシリンダを、前記本体ケースに貫通させて設
け、このシリンダを扉端面側からの操作によって本体ケ
ースに固定する固定手段を設けると共に、更に、前記プ
ラグの室内側の端部に、このプラグの回動に伴って外部
ハブに係脱し且つデッドボルトを作動させるカムを連設
した点に特徴がある。
上記の特徴構成によれば、本体ハブに連設の外部ハブに
サムターンを連結して、従来ならばサムターンが存した
部位に空間を形成し、この空間にシリンダを突入させる
ように、当該シリンダを本体ケースに貫通させて設けた
ことで、扉外側面からのシリンダの突出量を極めて小と
成し得、あるいは、シリンダの外端面を扉外側面と略面
一と成し得る。
サムターンを連結して、従来ならばサムターンが存した
部位に空間を形成し、この空間にシリンダを突入させる
ように、当該シリンダを本体ケースに貫通させて設けた
ことで、扉外側面からのシリンダの突出量を極めて小と
成し得、あるいは、シリンダの外端面を扉外側面と略面
一と成し得る。
また、扉の遊端側に扉錠を取り付けるに際しては、本体
ケースを扉遊端側の内部に設けてから、上記のシリンダ
を扉外側面側から本体ケースに固定することになるが、
このとき、扉端面側からの操作によってシリンダを本体
ケースに固定するので、その固定作業が容易であり、か
つ、構造的に強固な本体ケースにシリンダを固定するの
で、このシリンダの破壊に対する防犯性能が優れる。
ケースを扉遊端側の内部に設けてから、上記のシリンダ
を扉外側面側から本体ケースに固定することになるが、
このとき、扉端面側からの操作によってシリンダを本体
ケースに固定するので、その固定作業が容易であり、か
つ、構造的に強固な本体ケースにシリンダを固定するの
で、このシリンダの破壊に対する防犯性能が優れる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は本考案に係る扉錠を示し、図におい
て、1は扉2の内部に設けられる箱状の本体ケースで、
デッドボルト3を作動させるための本体ハブ4が回動自
在に内蔵されている。
て、1は扉2の内部に設けられる箱状の本体ケースで、
デッドボルト3を作動させるための本体ハブ4が回動自
在に内蔵されている。
5は前記本体ハブ4の室内側の端部に一体的に連設され
た外部ハブで、その周部には係合凹部aが形成され、か
つ、前記扉2の室内側に回動自在に取り付けられたサム
ターン6の角軸bが、当該外部ハブ5に形成された角孔
cに直結嵌合されている。
た外部ハブで、その周部には係合凹部aが形成され、か
つ、前記扉2の室内側に回動自在に取り付けられたサム
ターン6の角軸bが、当該外部ハブ5に形成された角孔
cに直結嵌合されている。
7は屋外側に鍵孔を有するプラグ8を回動自在に備えた
シリンダで、前記本体ケース1の室内側および屋外側の
板部1a,1bを貫通させて、前記本体ハブ4の上方部位に
設けられ、かつ、その外端面を扉2の外側面と略面一に
した状態で、このシリンダ7を扉端面側からの操作によ
って本体ケースに固定する例えばビスなどの固定手段13
が設けられている。
シリンダで、前記本体ケース1の室内側および屋外側の
板部1a,1bを貫通させて、前記本体ハブ4の上方部位に
設けられ、かつ、その外端面を扉2の外側面と略面一に
した状態で、このシリンダ7を扉端面側からの操作によ
って本体ケースに固定する例えばビスなどの固定手段13
が設けられている。
9は前記プラグ8の室内側の端部に取り付けられたカム
で、前記プラグ8の回動に伴って前記係合凹部aに係脱
自在な係合片dが折曲連設され、その係合下における前
記プラグ8の回動が前記本体ハブ4に伝達されるように
なっている。
で、前記プラグ8の回動に伴って前記係合凹部aに係脱
自在な係合片dが折曲連設され、その係合下における前
記プラグ8の回動が前記本体ハブ4に伝達されるように
なっている。
10はクイックモーション機構、11は前記本体ハブ4の回
動を牽制するストッパー、12は前記扉2の閉じ動作に連
動して前記ストッパー11を牽制解除状態に切り換えるた
めのトリガーである。
動を牽制するストッパー、12は前記扉2の閉じ動作に連
動して前記ストッパー11を牽制解除状態に切り換えるた
めのトリガーである。
上記の構成によれば、扉2を閉じた状態で室内側から前
記サムターン6を回動させることで、前記デッドボルト
3の施錠ならびに解錠が行われ、あるいは、屋外側にお
いてシリンダ7の鍵孔に鍵を差し込んで回動させること
で、前記デッドボルト3の施錠ならびに解錠が行われ
る。
記サムターン6を回動させることで、前記デッドボルト
3の施錠ならびに解錠が行われ、あるいは、屋外側にお
いてシリンダ7の鍵孔に鍵を差し込んで回動させること
で、前記デッドボルト3の施錠ならびに解錠が行われ
る。
尚、本体ハブ4に外部ハブ5を設けて、この外部ハブ5
にサムターン6とカム9とを連結させる特異な構成をと
っているが、かゝる構成をとりながらも、扉錠全体とし
ては、大幅な設計変更を伴うことなくコンパクトに構成
可能である。
にサムターン6とカム9とを連結させる特異な構成をと
っているが、かゝる構成をとりながらも、扉錠全体とし
ては、大幅な設計変更を伴うことなくコンパクトに構成
可能である。
以上説明したように、本考案の扉錠は、本体ハブに連設
の外部ハブにサムターンを連結して、従来ならばサムタ
ーンが存した部位に空間を形成し、この空間にシリンダ
を突入させるように、当該シリンダを本体ケースに貫通
させて設けたことで、このシリンダの扉外面からの突出
量を極めて小と成し得るようになり、あるいは、シリン
ダ外端面を扉外面と略面一の状態と成すことも可能であ
って、而して、係る構成の扉錠を例えばスライド式の扉
に装備させる場合において、前記シリンダが扉全開の邪
魔にならなくなることから、従来に比べて扉部での有効
開口巾を広くできるようになり、あるいは、スイング式
扉を装備対象にした場合に扉のスイング角を大きくとる
ことができ、また、シリンダの衣服等を引っ掛けたり運
搬物を当て付けたりすることも回避し易く、その上、ハ
ンマーやパイプレンチ等によってシリンダが損壊される
危険性も極めて少なくなる。
の外部ハブにサムターンを連結して、従来ならばサムタ
ーンが存した部位に空間を形成し、この空間にシリンダ
を突入させるように、当該シリンダを本体ケースに貫通
させて設けたことで、このシリンダの扉外面からの突出
量を極めて小と成し得るようになり、あるいは、シリン
ダ外端面を扉外面と略面一の状態と成すことも可能であ
って、而して、係る構成の扉錠を例えばスライド式の扉
に装備させる場合において、前記シリンダが扉全開の邪
魔にならなくなることから、従来に比べて扉部での有効
開口巾を広くできるようになり、あるいは、スイング式
扉を装備対象にした場合に扉のスイング角を大きくとる
ことができ、また、シリンダの衣服等を引っ掛けたり運
搬物を当て付けたりすることも回避し易く、その上、ハ
ンマーやパイプレンチ等によってシリンダが損壊される
危険性も極めて少なくなる。
また、扉の遊端側に扉錠を取り付けるに際しては、本体
ケースを扉遊端側の内部に設けてから、上記のシリンダ
を扉外側面側から本体ケースに固定することになるが、
このとき、扉端面側からの操作によってシリンダを本体
ケースに固定するので、その固定作業が容易となる。
ケースを扉遊端側の内部に設けてから、上記のシリンダ
を扉外側面側から本体ケースに固定することになるが、
このとき、扉端面側からの操作によってシリンダを本体
ケースに固定するので、その固定作業が容易となる。
更に、構造的に強固な本体ケースにシリンダを固定する
ので、上記したシリンダの扉外側面側からの突出量を小
と成し得ることと相まって、このシリンダの破壊に対す
る防犯性能が優れる。
ので、上記したシリンダの扉外側面側からの突出量を小
と成し得ることと相まって、このシリンダの破壊に対す
る防犯性能が優れる。
第1図は本考案に係る扉錠の縦断側面図、第2図は縦断
正面図である。 第3図は従来の扉錠の縦断正面図であり、第4図は従来
構造の扉錠を装備させたスライド式扉の概略縦断平面図
である。 1……本体ケース、2……扉、3……デッドボルト、4
……本体ハブ、5……外部ハブ、7……シリンダ、8…
…プラグ、9……カム、d……係合片。
正面図である。 第3図は従来の扉錠の縦断正面図であり、第4図は従来
構造の扉錠を装備させたスライド式扉の概略縦断平面図
である。 1……本体ケース、2……扉、3……デッドボルト、4
……本体ハブ、5……外部ハブ、7……シリンダ、8…
…プラグ、9……カム、d……係合片。
Claims (1)
- 【請求項1】扉の内部に設けられる本体ケースに、デッ
ドボルト作動用の本体ハブを回動自在に内蔵し、この本
体ハブに対して本体ケースの室内側に、サムターンを連
結する外部ハブを連設する一方、屋外側に鍵孔を有する
プラグを回動自在に備えたシリンダを、前記本体ケース
に貫通させて設け、このシリンダを扉端面側からの操作
によって本体ケースに固定する固定手段を設けると共
に、更に、前記プラグの室内側の端部に、このプラグの
回動に伴って外部ハブに係脱し且つデッドボルトを作動
させるカムを連設してあることを特徴とする扉錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989017697U JPH0712572Y2 (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 扉 錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989017697U JPH0712572Y2 (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 扉 錠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02112869U JPH02112869U (ja) | 1990-09-10 |
JPH0712572Y2 true JPH0712572Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=31231711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989017697U Expired - Lifetime JPH0712572Y2 (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 扉 錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0712572Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4115177Y1 (ja) * | 1964-12-23 | 1966-07-15 | ||
FR2587751B1 (fr) * | 1985-09-26 | 1987-11-20 | Ferco Int Usine Ferrures | Ferrure de verrouillage d'un ouvrant coulissant |
-
1989
- 1989-02-17 JP JP1989017697U patent/JPH0712572Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02112869U (ja) | 1990-09-10 |
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