JPH07125612A - ウオッシャタンク - Google Patents
ウオッシャタンクInfo
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- JPH07125612A JPH07125612A JP5274693A JP27469393A JPH07125612A JP H07125612 A JPH07125612 A JP H07125612A JP 5274693 A JP5274693 A JP 5274693A JP 27469393 A JP27469393 A JP 27469393A JP H07125612 A JPH07125612 A JP H07125612A
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- washer
- tank
- liquid
- washer tank
- tank body
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Abstract
せることができ、しかも構造の簡素化を図る。 【構成】 フロントフェンダライナ10の前部には複数
の覗き窓12が形成されており、この覗き窓12の近傍
にウオッシャタンク16の突出部20の側部が位置され
ている。この突出部20は、ブロー成形する際にタンク
本体18の一部を薄肉化させることにより形成されてい
る。従って、この突出部20内のウオッシャ液22の液
面は透けて見える。よって、ウオッシャ液22の液面に
対する視認性を向上させることができ、しかも構造の簡
素化を図ることができる。
Description
収容するウオッシャタンクに関する。
あるが、その中でもウオッシャタンク内のウオッシャ液
の液面に対する視認性を向上させることを目的とした構
造が、既に本件出願人により案出されている(一例とし
て、実開昭60−54928号公報参照)。以下、この
公報に開示された構造について説明する。
れたウオッシャタンク100は、自動車の後部に配設さ
れており、より具体的にはフロアパネル102と内装ト
リム104とによって覆われた隠蔽チャンバ106内に
配設されている。なお、内装トリム104には開閉可能
な蓋108が取り付けられており、ウオッシャ液110
を補充する場合に開放されるようになっている。
の注入口112の下方近傍と胴部114の高さ方向中間
部との間に所定形状に屈曲された透明パイプ116が連
結されている。なお、透明パイプ116は、内装トリム
104の蓋108に隣接する位置に配置されている。ま
た、透明パイプ116内には、軸芯部に矢型指示部12
0Aが立設されたフロート120が収容されている。こ
の矢型指示部120Aに対応して透明パイプ116の外
周面には満水表示部122及び満水寸前表示部124が
記されている。
108を取り外すと共に注入口112の蓋126を取外
すことにより、ウオッシャ液110をウオッシャタンク
100内に注入して補充することができる。そして、こ
の際、フロート120の矢型指示部120Aの指示位置
を目視しながら、ウオッシャ液110の補充作業を行う
ことができる。従って、上記構成によれば、透明パイプ
116を備えずウオッシャタンク100を単体で設置す
る場合(この場合には、前述したフロアパネル102や
内装トリム104が存在するために注入口112付近し
か目視できないことが多い)に比し、ウオッシャ液11
0の液面に対する視認性を向上させることができ、ウオ
ッシャ液110を注入口112からオーバーフローさせ
てしまうおそれも解消されるというメリットがある。
報に開示された構造による場合、ウオッシャ液110の
液面に対する視認性を向上させるために、所定形状に屈
曲された透明パイプ116をウオッシャタンク100の
胴部114に設けなければならず、タンク形状が複雑化
するという問題点がある。
の液面に対する視認性を向上させることができ、しかも
構造の簡素化を図ることができるウオッシャタンクを得
ることが目的である。
タンクは、車両のホイールアーチに沿って配置されかつ
覗き窓を備えたフェンダライナの前部に設置され、ブロ
ー成形により形成されると共に内部にウオッシャ液を収
容するウオッシャタンク本体と、ブロー成形時に、この
ウオッシャタンク本体の一部を薄肉化させることにより
一体に設けられた突出部と、を有し、前記突出部を前記
覗き窓の近傍に配置した、ことを特徴としている。
が設けられており、この覗き窓の近傍にウオッシャタン
クに一体に設けられた突出部が配置されているので、ホ
イールアーチの外方側からフェンダライナの覗き窓を通
して見ると、突出部が見える。
シャタンク本体の一部を薄肉化させることにより一体に
設けられているため、突出部内のウオッシャ液の液面
(ウオッシャタンク内のウオッシャ液の液面と同一レベ
ル)が、覗き窓を通して透けて見える。従って、この突
出部を通して、ウオッシャタンク本体内のウオッシャ液
の残量を容易に把握することができる。
本体の一部を薄肉化させることにより突出部が得られる
ので、逆にいえば、突出部を設けるべくウオッシャタン
ク本体の一部を突出させていくと薄肉な部分が得られる
という構成なので、構造の簡素化を図ることができる。
シャ液の液面を視認する構成を採ることにより、従来構
造において用いられていたフロートや電気的なレベルセ
ンサ等が不要になる。このため、コストダウンを図るこ
とができる。
例について説明する。なお、これらの図において、適宜
示される矢印FRは車両前方側を示し、矢印UPは車両
上方側を示し、矢印INは車両室内側を示している。
ーチに沿う位置には、略円弧面状のフロントフェンダラ
イナ10が配設されている。フロントフェンダライナ1
0は樹脂製とされており、その前部にはスリット状の複
数の覗き窓12が所定の間隔で形成されている。そし
て、このフロントフェンダライナ10とフロントバンパ
14の側部とによって囲まれた車両内部に、所定形状の
ウオッシャタンク16が配設されている。以下、このウ
オッシャタンク16の構成について詳細に説明する。
図が示されている。この図に示されるように、このウオ
ッシャタンク16は、直方体形状のタンク本体18と、
このタンク本体18の前面右側部に一体に形成された突
出部20と、から成る。また、ウオッシャタンク16は
ブロー成形により製作されており、タンク本体18及び
突出部20の内部は中空とされている。なお、図3にお
ける一点鎖線Lは、図示しない一対の金型のパーティン
グラインを示している。
液22(図1参照)を注入するための円筒形の注入口2
4が一体に形成されている。また、タンク本体18の前
面左側部及び右側部には、中央に取付孔が形成された取
付足26が一体に形成されている。これらの取付足26
を介して、ウオッシャタンク16はボディー側に取り付
けられている。
18の一部に設けられた突出部20は、タンク本体18
の高さ方向に長い直方体形状とされている。この突出部
20は、タンク本体18をブロー成形する際に一体に形
成されている。さらに、突出部20の平均肉厚寸法Pは
タンク本体18の肉厚寸法Qよりも小とされており、別
言すればブロー成形を利用してタンク本体18よりも薄
肉化された突出部20を形成しているのである。なお、
図4に斜線を付した部分が薄肉化された部位である。従
って、タンク本体18内に存するウオッシャ液22はタ
ンク本体18の外方から透けて見えることはないが、突
出部20内に存するウオッシャ液22は突出部20の右
側部(車両幅方向の外側面)から透けて見える。
た状態では、図4に示されるように、突出部20の右側
部がフロントフェンダライナ10の覗き窓12の若干内
側に位置されている。さらに、この突出部20の前方の
若干内側にコーナーランプ28のバルブ30が配置され
ている。つまり、突出部20は覗き窓12に対して車両
内方側へ若干オフセットされており、更にバルブ30は
突出部20に対して車両内方側へ若干オフセットされて
いる。
ッシャタンク16のタンク本体18内に収容されている
ウオッシャ液22の残量を確認する場合、ホイールアー
チの外方側からフロントフェンダライナ10の覗き窓1
2を通して内部を見ればよい。これにより、ウオッシャ
タンク16の突出部20の右側部が見える。この突出部
20はタンク本体18に比し薄肉化されているので、突
出部20内のウオッシャ液22の液面が透けて見える。
なお、突出部20の内部とタンク本体18の内部とは連
通されているので、突出部20内のウオッシャ液22の
液面とタンク本体18内のウオッシャ液22の液面とは
同一レベルである。この結果、フロントフェンダライナ
10の覗き窓12を通して、ウオッシャタンク16内の
ウオッシャ液22の液面を視認することができるので、
残量不足であればタンク本体18の注入口24からウオ
ッシャ液22を補充すればよい。
ダライナ10に覗き窓12を形成すると共に、ウオッシ
ャタンク16のタンク本体18をブロー成形により成形
する際に、薄肉の突出部20を一体に形成して、この突
出部20を覗き窓12の近傍に配置したので、ウオッシ
ャタンク16内のウオッシャ液22の液面を容易に視認
することができ、その残量を容易に把握することができ
る。
ティングラインL上に配置し、突出部20をパーティン
グラインLから離れた位置に配置(図3参照)してい
る。換言すれば、突出部20をタンク本体18の一般面
18Aよりも突出させている。従って、取付足26の強
度低下をきたすことなく突出部20のみを薄肉化するこ
とができる。
肉の突出部20を一体に形成して、これを用いてウオッ
シャ液22の液面を視認するという構成を採ったことに
より、タンク本体18が複雑な形状になることもなく、
又フロートや電気的なレベルセンサ等を用いる必要もな
い。従って、ウオッシャタンク16の構造の簡素化及び
コストダウンを図ることができる。さらに、ウオッシャ
タンク16の構造を簡素化することができることによ
り、ウオッシャタンク16の所要設置スペースを削減す
ることができ、スペース上有利である。
ライナ10に覗き窓12を形成しているので、図4に示
される如く、洗車時や雨天走行時等に水が覗き窓12か
ら内部に侵入するおそれがある。しかしながら、本実施
例では、突出部20を覗き窓12に対して車両内方側へ
若干オフセットさせ、更にバルブ30を突出部20に対
して車両内方側へ若干オフセットされているので、侵入
した水は突出部20の右側部に当たりそれ以上は侵入し
得ない。従って、コーナーランプ28のバルブ30のコ
ネクタ32やその近傍に形成された呼吸孔34が被水す
るのを防止することができる。すなわち、突出部20の
右側部をコネクタ32や呼吸孔34の被水防止用の壁と
して機能させることができる。
本体18の高さ方向に長い直方体形状に形成したが、こ
れに限らず、1/2円筒形状等でもよい。また、突出部
20の側面にF(Full)、E(Empty)等の表
示を付してもよい。
イナ10の前部に配設されるウオッシャタンク16を適
用対象としたが、リヤ側に配設されるウオッシャタンク
に本発明を適用してもよい。
シャタンクは、ウオッシャタンク本体のブロー成形時
に、その一部を薄肉化させることにより突出部を一体に
設け、この突出部をフェンダライナに設けた覗き窓の近
傍に配置したので、ウオッシャ液の液面に対する視認性
を向上させることができ、しかも構造の簡素化を図るこ
とができるという優れた効果を有する。
を示す斜視図である。
斜視図である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 車両のホイールアーチに沿って配置され
かつ覗き窓を備えたフェンダライナの前部に設置され、
ブロー成形により形成されると共に内部にウオッシャ液
を収容するウオッシャタンク本体と、 ブロー成形時に、このウオッシャタンク本体の一部を薄
肉化させることにより一体に設けられた突出部と、 を有し、 前記突出部を前記覗き窓の近傍に配置した、 ことを特徴とするウオッシャタンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5274693A JPH07125612A (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | ウオッシャタンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5274693A JPH07125612A (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | ウオッシャタンク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07125612A true JPH07125612A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17545259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5274693A Pending JPH07125612A (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | ウオッシャタンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07125612A (ja) |
-
1993
- 1993-11-02 JP JP5274693A patent/JPH07125612A/ja active Pending
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