JPH071254Y2 - ボタン式構造を備えた接続具 - Google Patents

ボタン式構造を備えた接続具

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JPH071254Y2
JPH071254Y2 JP1990008498U JP849890U JPH071254Y2 JP H071254 Y2 JPH071254 Y2 JP H071254Y2 JP 1990008498 U JP1990008498 U JP 1990008498U JP 849890 U JP849890 U JP 849890U JP H071254 Y2 JPH071254 Y2 JP H071254Y2
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JP
Japan
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hole
shaft
ball
connector
angular
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JP1990008498U
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JPH03100073U (ja
Inventor
昭一朗 山下
Original Assignee
株式会社山下工業研究所
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は被駆動側のソケット等の被駆動体を嵌合支持す
る角軸の、該被駆動体との係脱を容易にするボタン式構
造を備えた接続具に関する。
[従来の技術] 従来遠隔位置にある被駆動体を回転する際に使用する接
続具は、先端側の被駆動体側に嵌合する角軸に、押出方
向にスプリングを付勢させボールを設け、このボール
を、角軸を嵌めた時被駆動体側に設けた対向位置の凹部
に係合支持させ、駆動側のトルクを被駆動体に伝えるよ
うにしたものが公知である。
[考案が解決しようとする問題点] 前記従来の接続具は、駆動部側から離れた位置の被駆動
体側の係合凹部に接続具先端角軸に設けたボールをスプ
リングの付勢力で係合させてあるため着脱が困難であり
面倒で、特に離脱する際には強い力が要求される。
[問題点を解決するための手段] 本考案は斯様な実情に鑑み、この問題に対処するために
創案したもので、一端に、駆動側の角軸を嵌合する嵌合
角孔と、先端側に被駆動体と嵌合させる角軸を設けた接
続具において、接続具本体は中心線を通る貫通孔を設
け、この貫通孔には、先端側角軸に設けた横孔に嵌まる
ボールを横孔から出没させる手段を成形し、かつ押上げ
方向にスプリングを付勢させた操作杆の上部を駆動側嵌
合角孔内に臨ませて釦操作できることを特徴としたボタ
ン式構造を備えた接続具で、操作杆の釦作用の上下動で
ボールを角軸面から出没させ、角軸と被駆動体の着脱を
容易にして確実な支持と取外しの安易化を目的に提供す
るものである。
[作用] 本考案はスプリング18の作用で段付軸17が押上げられて
いる時段付き軸17の上端は回転子12の表面と略同一面と
なってボール16が段付軸17により押出されて接続具本体
1の嵌合角孔3に設けた凹部3aに係止して固定支持さ
れ、段付軸17をスプリング18に抗して押下げると共に、
これと接した操作杆11をスプリング8に抗して押下げる
と操作杆11は、接続具本体1の角軸5にあるボール10を
凹部7dに嵌め第2図の状態から被駆動体4の角孔4aに嵌
め段付軸17の押圧を解除する。この時押圧が解除される
と夫々のスプリング8,18は反発して操作杆11及び段付軸
17を押上げ、夫々のボール10,16を凹部に係止しラチエ
ットハンドルAの回転を接続具本体1を介して被駆動体
4に伝える(第3図参照)。
また被駆動体4から接続具本体1を取外すには、段付軸
17を回転子12に設けた凹部面の位置までスプリング8,18
に抗して押圧すると段付軸17は操作杆11を伴って僅か押
下げて被駆動体4の凹部4bに係止したボール10は操作杆
側の凹部7dに嵌まって被駆動体4の角孔4aから接続具本
体1の角軸5を抜出すことができ、更にラチエットハン
ドルAを取外すには段付軸17は更にスプリング18に抗し
て押圧すると、段付軸17の凹部17aにボールが嵌まる。
従って簡単に取り外すことができる。
[実施例] 次に本考案に係るボタン式構造を備えた接続具の一実施
例を添付図面に基いて説明する。
1は接続具本体で、この本体1は一端の駆動側には駆動
角軸2を嵌める嵌合角孔3と他端(先端側)はソケット
等の被駆動体4に設けた角孔4aに嵌める角軸5を設け、
更に本体1には中心線を通る貫通孔6を設けてある。前
記貫通孔6内には先端部側に段部6aを設けて、後記する
作動ピン7に設けた段部7aとの間に介装したスプリング
8を受止め、このスプリング8は作動ピン7を押上げ方
向に付勢している。
角軸5には貫通孔6に連絡させた横孔9を設けてボール
10を嵌めると共にボール10を抜出ないように僅かにカシ
メてある。作動ピン7は先端部をストッパー部7bとし、
また作動ピン7には前記ボール10を角軸表面から出没さ
せる押出部7cと、凹部7dを設け、作動ピン7の貫通孔6
内の移動でボール10は出没し、ボール10が凹部7d内にあ
る時角軸5を被駆動体4の角孔4aに嵌め、ボール10を押
出した時角孔4aに設けた対応する係合凹部4b内に嵌めて
係止するようにする。
また前記本体1の貫通孔6の駆動側には、段部11aを設
けた操作杆11を嵌め、この操作杆11の先端部を前記作動
ピン7に当接させ、しかも操作杆11の段部11aがストッ
パリング13で受止められるようにして設けてある。
この場合操作杆11の上端部は嵌合角孔3内に臨ませ操作
杆11をボタン作用で押すことで作動ピン7を動作させる
ようにする。
前記操作杆11と作動ピン7は分離させたが、操作杆11と
作動ピン7は一体にして一本の操作杆としてもよい。
また駆動側の嵌合角孔3内には駆動する例えばラチエッ
トハンドルAの回転子12から突出させた角軸2を嵌め
る。回転子12は中心線を通る貫通し穿った段部14aを設
けた挿入孔14を設け、更に角軸2は挿入孔14に連絡させ
た横孔15を穿ってボール16を嵌め、挿入孔14に挿込んだ
ボール16の出没手段を施した段付軸17を段部間にスプリ
ング18を介装して挿入し、この時段付軸17の先端は前記
操作杆11の上端と接触させ、しかも段付軸17の押出部で
ボール16を嵌合角孔3に設けた凹部3aに嵌め係止するよ
うにする。
前記ラチエットハンドルAはハンドル19の先端に環状部
20を一体に設け、この環状部20は繭状の凹部21を形成
し、この凹部21内には、ラチエット歯部22を有した回転
子12と、先端をラチエット歯部22と係離するように対向
させた一対の係合爪23,23a及び係合爪23,23aを本体1の
中心線上に向かって付勢させたスプリング24と、前記一
対の係合爪23,23a間にあって係合爪23,23aの切換を行う
カム体25を内蔵してある。前記回転子12は本体とカバー
26に嵌まって回動可能に支承され、しかも回転子12には
突出させた前記角軸2を設けてある。
[効果] 本考案は上述のように、駆動体からの角軸を着脱する嵌
合角孔を一端に、他端の先端部にはソケット等の被駆動
体の角孔に嵌挿する角軸を設けた接続具において、この
接続具本体には中心線を通る貫通孔を設けると共に、先
端側角軸には貫通孔に連絡する横孔を設けてボールを嵌
入し、更に前記貫通孔には、先端に前記ボールを出没さ
せる押出部と凹部を設け、しかも押上げ方向にスプリン
グを付勢した段付ピンを摺動可能に配し、更に段付ピン
の上端部には前記本体の上端側の嵌合角孔内に臨ませて
位置させた操作杆の下端部をのせて位置させ、この操作
杆の上端は、駆動体の角軸の中心線上に設けた挿入孔に
連絡させた横孔に嵌めたボールを出没させ、かつ押上げ
スプリングを付勢した段付軸に連繋させて設けたことを
特徴としたバタン式構造を備えた接続具であって、接続
具本体には中心線を通る貫通孔を穿ち、この貫通孔に
は、先端側の角軸部に設けた横孔を連絡させ、しかも横
孔には、先端角軸を挿入する被駆動体の角孔に設けた凹
部に嵌まって係止するボールを嵌めると共に、前記貫通
孔内にはボールを出没させる手段の段付ピンを上向きに
スプリングを付勢させて設け、更に段付ピンの上端には
上部を嵌合角孔内に臨ませた操作杆の下端をのせて位置
させ、また操作杆の上端部を駆動側角軸の貫通孔に挿入
した段付軸17の下部を連繋させて段付軸をボタンのよう
に押圧することで、角軸部のボールが出没し、また操作
杆を介して先端角軸部のボールが段付ピンにより出没
し、ボールが押出された時は角孔内の凹部で係止し確実
にトルクの伝達ができ、またボールが没入すれば凹部と
の係止が解除できるので取外しが容易に行われ、また操
作は操作杆により行うので遠隔操作ができ、更にボタン
式としたことで操作も安易である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るボタン式構造を備えた接続具の一実
施例を示したもので、第1図は接続具本体にトルクを伝
える駆動側のラチエットハンドルを嵌合する状態を示し
た縦断面図、第2図はラチエットハンドルを嵌合した接
続具本体の先端を被駆動体に嵌める状態の縦断面図、第
3図は被駆動体に嵌合しラチエットハンドルの駆動を被
駆動体に伝える状態の縦断面図、第4図はラチエットハ
ンドルの平面図、第5図は第3図のX−X線の横断面
図、第6図は第3図のY−Y線の横断面図である。 1……接続具本体、2……駆動角軸、3……嵌合角孔、
3a……凹部、4……被駆動体、4a……角孔、4b……係合
凹部、5……角軸、6……貫通孔、6a……段部、7……
作動ピン、7a,11a,14a……段部、7b……ストッパー部、
7c……押出部、7d……凹部、8,18……スプリング、9,15
……横孔、10,16……ボール、11……操作杆、12……回
転子、13……ストッパリング、14……挿入孔、17……段
付軸、A……ラチエットハンドル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動体からの角軸を着脱する嵌合角孔を一
    端に、他端の先端部にはソケット等の被駆動体の角孔に
    嵌挿する角軸を設けた接続具において、この接続具本体
    には中心線を通る貫通孔を設けると共に、先端側角軸に
    は貫通孔に連絡する横孔を設けてボールを嵌入し、更に
    前記貫通孔には先端に、前記ボールを出没させる押出部
    と凹部を設け、しかも押上げ方向にスプリングを付勢し
    た段付ピンを摺動可能に配し、更に段付ピンの上端部に
    は、前記本体上端側の嵌合角孔内に臨ませて位置させた
    操作杆の下端部をのせて位置させ、また操作杆の上端
    は、駆動体の角軸中心線上に設けた挿入孔に連絡させた
    横孔に嵌めたボールを出没させ、かつ押上げ方向にスプ
    リングを付勢した段付軸に連繋させて設けたことを特徴
    としたボタン式構造を備えた接続具。
JP1990008498U 1990-01-31 1990-01-31 ボタン式構造を備えた接続具 Expired - Lifetime JPH071254Y2 (ja)

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JPH03100073U JPH03100073U (ja) 1991-10-18
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