JPH0712534A - 3次元形状測定装置 - Google Patents

3次元形状測定装置

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JPH0712534A
JPH0712534A JP31670993A JP31670993A JPH0712534A JP H0712534 A JPH0712534 A JP H0712534A JP 31670993 A JP31670993 A JP 31670993A JP 31670993 A JP31670993 A JP 31670993A JP H0712534 A JPH0712534 A JP H0712534A
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JP
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data
section
shape data
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Application number
JP31670993A
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English (en)
Inventor
Katsutoshi Nishizaki
勝利 西崎
Yoshinobu Hiyamizu
由信 冷水
Shiro Nakano
史郎 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的簡易な構成で、死角緩和の効果が大き
い3次元形状測定装置を提供する。 【構成】 XYZ直交座標系において、Z軸を中心に回
転しうるとともにZ軸方向に移動しうる被測定物ステー
ジ1、XY平面と平行な第1のスリット光10とXZ平面
と平行な第2のスリット光11をX軸方向から交互に照射
するスリット光源装置2、XY平面に対して所定の仰角
をもって配置され第1のスリット光10により被測定物6
の表面に形成される光切断線12を撮像する第1のテレビ
カメラ3、XZ平面に対して所定の仰角をもって配置さ
れ第2のスリット光11により被測定物6の表面に形成さ
れる光切断線13を撮像する第2のテレビカメラ4、第1
および第2のテレビカメラ3、4から出力される2次元
画像データに基づいて被測定物6の3次元形状を求める
データ処理装置5を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、三角測量の手法を用
いた光切断法による3次元形状測定装置、さらに詳しく
は、被測定物にスリット光を照射し、このスリット光が
被測定物の表面に当たって形成される光切断線の2次元
画像データを変換位置データを用いて3次元形状データ
に変換する3次元形状測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の3次元形状測定装置として、被
測定物にスリット光を照射するスリット光源装置、被測
定物表面に形成される光切断線を撮像してその2次元画
像データを出力するテレビカメラなどの2次元撮像装
置、および変換位置データを用いてテレビカメラからの
光切断線の2次元画像データを3次元形状データに変換
するデータ処理装置を備えたものが知られている。従来
の3次元撮像装置では、通常、スリット光およびテレビ
カメラは1つずつ用いられる。
【0003】ところが、上記のようにスリット光および
テレビカメラがそれぞれ1つだけ設けられている3次元
形状測定装置では、被測定物の形状によっては、スリッ
ト光またはテレビカメラの死角になる部分が多く、測定
可能な被測定物の形状に大きな制限があった。
【0004】上記のような死角が生じることによる不都
合を回避するため、たとえば特開昭56−36004号
公報などに示されているように、2つのテレビカメラを
用い、一方のテレビカメラの死角領域を他方のテレビカ
メラで補うようにした3次元形状測定装置が提案されて
いる。
【0005】また、反射鏡を用いてテレビカメラの死角
をなくすようにすることも考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、両者とも、
1つのスリット光による光切断線を観察するものである
ため、単にテレビカメラの死角の影響を緩和するにとど
まり、スリット光の死角の影響を十分に緩和することは
できない。また、とくに後者の場合は、光学系およびデ
ータ処理のアルゴリズムが複雑になる。
【0007】この発明の目的は、上記の問題を解決し、
比較的簡易な構成で、死角緩和の効果が大きい3次元形
状測定装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明による3次元形
状測定装置は、被測定物にスリット光を照射し、上記ス
リット光が上記被測定物の表面に当たって形成される光
切断線の2次元画像データを変換位置データを用いて3
次元形状データに変換する3次元形状測定装置であっ
て、XYZ直交座標系において、被測定物が固定される
被測定物ステージ、上記被測定物ステージをZ軸と平行
な被測定物回転中心軸を中心に回転させるステージ回転
装置、上記被測定物ステージをZ軸方向に移動させるス
テージ移動装置、XY平面と平行な第1のスリット光と
XZ平面と平行な第2のスリット光をX軸方向から交互
に照射するスリット光源装置、XY平面に対して所定の
仰角をもって配置され上記第1のスリット光により上記
被測定物の表面に形成される光切断線を撮像する第1の
2次元撮像装置、XZ平面に対して所定の仰角をもって
配置され上記第2のスリット光により上記被測定物の表
面に形成される光切断線を撮像する第2の2次元撮像装
置、および上記第1および第2の撮像装置から出力され
る2次元画像データに基づいて上記被測定物の3次元形
状データを求めるデータ処理装置を備えていることを特
徴とするものである。
【0009】たとえば、上記ステージ回転装置が、上記
被測定物ステージを上記被測定物回転中心軸を中心に一
定のステップ角度ずつ複数の回転ステップ位置にステッ
プ回転させるものであり、上記ステージ移動装置が、上
記被測定物ステージをZ軸方向に一定のステップ長さず
つ複数の移動ステップ位置にステップ移動させるもので
あり、上記第1の2次元撮像装置が、上記被測定物ステ
ージのステップ回転とステップ移動が行われたときに、
各回転ステップ位置および各移動ステップ位置において
上記第1のスリット光により上記被測定物の表面に形成
される光切断線を撮像するものであり、上記第2の2次
元撮像装置が、上記被測定物ステージが所定の移動ステ
ップ位置に固定された状態でステップ回転だけが行われ
たときに、各回転ステップ位置において上記第2のスリ
ット光により上記被測定物の表面に形成される光切断線
を撮像するものであり、上記データ処理装置が、各回転
ステップ位置についての各移動ステップ位置において第
1の2次元撮像装置から出力される2次元画像データを
変換位置データを用いてその回転ステップ位置および移
動ステップ位置での第1のスリット光によるXY光切断
面における上記被測定物の断面形状の一部分を表わすX
Y断面部分形状データに変換するXY断面部分形状デー
タ変換手段、同一移動ステップ位置において全回転ステ
ップ位置におけるXY断面部分形状データを合成するこ
とによりその移動ステップ位置での上記XY光切断面に
おける上記被測定物の断面形状の測定可能範囲全体を表
わすXY断面合成形状データを求めるXY断面合成形状
データ合成手段、同一移動ステップ位置についての各回
転ステップ位置において第2の2次元撮像装置から出力
される2次元画像データを変換位置データを用いてその
回転ステップ位置での第2のスリット光によるXZ光切
断面における上記被測定物の断面形状の一部を表わすX
Z断面形状データに変換するXZ断面形状データ変換手
段、ならびに上記XY断面合成形状データおよびXZ断
面形状データに基づいて上記被測定物の3次元形状デー
タを求める3次元形状データ合成手段を備えているもの
である。
【0010】その場合、たとえば、XY断面部分形状デ
ータ、XY断面合成形状データおよびXZ断面形状デー
タがそれぞれの断面形状上の複数の点を表わす複数のデ
ータ要素からなり、上記3次元形状データ合成手段が、
各移動ステップ位置における上記XY光切断面と各回転
ステップ位置におけるXZ断面形状データで表わされる
線との交点を求めてその回転ステップ位置におけるXY
断面形状補間データ要素とする補間手段、および各移動
ステップ位置におけるXY断面合成形状データにその移
動ステップ位置での各回転ステップ位置における上記X
Y断面形状補間データ要素よりなるXY断面形状補間デ
ータを加えてこれをその移動ステップ位置におけるXY
断面全体形状データとするXY断面全体形状データ生成
手段を備えており、上記3次元形状データ合成手段が、
各移動ステップ位置におけるXY断面全体形状データを
合成することにより上記被測定物の3次元形状を求める
ものである。
【0011】その場合、たとえば、上記XY断面全体形
状データ生成手段が、各移動ステップ位置における各X
Y断面形状補間データ要素をその移動ステップ位置にお
けるXY断面合成形状データの各データ要素との距離に
基づいてそのXY断面合成形状データの所定の位置に挿
入することにより、XY断面全体形状データを生成する
ものである。
【0012】
【作用】第1の2次元撮像装置で撮像された第1のスリ
ット光による光切断線の2次元画像データから、被測定
物の3次元形状データが求められる。また、第2の2次
元撮像装置で撮像された第2のスリット光による光切断
線の2次元画像データから、被測定物の3次元形状デー
タが求められる。そして、2つの2次元撮像装置の2次
元画像データから求めた3次元形状データを相補うこと
により、スリット光および2次元撮像装置の両方の死角
の影響を十分に緩和することができる。しかも、2つの
2次元撮像装置の2次元画像データから別々に3次元形
状データを求めることができ、したがって、データ処理
のアルゴリズムも簡単であり、比較的簡易な構成で3次
元形状の測定ができる。
【0013】上記ステージ回転装置が、上記被測定物ス
テージを上記被測定物回転中心軸を中心に一定のステッ
プ角度ずつ複数の回転ステップ位置にステップ回転させ
るものであり、上記ステージ移動装置が、上記被測定物
ステージをZ軸方向に一定のステップ長さずつ複数の移
動ステップ位置にステップ移動させるものであり、上記
第1の2次元撮像装置が、上記被測定物ステージのステ
ップ回転とステップ移動が行われたときに、各回転ステ
ップ位置および各移動ステップ位置において上記第1の
スリット光により上記被測定物の表面に形成される光切
断線を撮像するものであり、上記第2の2次元撮像装置
が、上記被測定物ステージが所定の移動ステップ位置に
固定された状態でステップ回転だけが行われたときに、
各回転ステップ位置において上記第2のスリット光によ
り上記被測定物の表面に形成される光切断線を撮像する
ものであり、上記データ処理装置が、各回転ステップ位
置についての各移動ステップ位置において第1の2次元
撮像装置から出力される2次元画像データを変換位置デ
ータを用いてその回転ステップ位置および移動ステップ
位置での第1のスリット光によるXY光切断面における
上記被測定物の断面形状の一部分を表わすXY断面部分
形状データに変換するXY断面部分形状データ変換手
段、同一移動ステップ位置において全回転ステップ位置
におけるXY断面部分形状データを合成することにより
その移動ステップ位置での上記XY光切断面における上
記被測定物の断面形状の測定可能範囲全体を表わすXY
断面合成形状データを求めるXY断面合成形状データ合
成手段、同一移動ステップ位置についての各回転ステッ
プ位置において第2の2次元撮像装置から出力される2
次元画像データを変換位置データを用いてその回転ステ
ップ位置での第2のスリット光によるXZ光切断面にお
ける上記被測定物の断面形状の一部を表わすXZ断面形
状データに変換するXZ断面形状データ変換手段、なら
びに上記XY断面合成形状データおよびXZ断面形状デ
ータに基づいて上記被測定物の3次元形状データを求め
る3次元形状データ合成手段を備えているものであれ
ば、とくに、XY断面部分形状データ、XY断面合成形
状データおよびXZ断面形状データがそれぞれの断面形
状上の複数の点を表わす複数のデータ要素からなり、上
記3次元形状データ合成手段が、各移動ステップ位置に
おける上記XY光切断面と各回転ステップ位置における
XZ断面形状データで表わされる線との交点を求めてそ
の回転ステップ位置におけるXY断面形状補間データ要
素とする補間手段、および各移動ステップ位置における
XY断面合成形状データにその移動ステップ位置での各
回転ステップ位置における上記XY断面形状補間データ
要素よりなるXY断面形状補間データを加えてこれをそ
の移動ステップ位置におけるXY断面全体形状データと
するXY断面全体形状データ生成手段を備えており、上
記3次元形状データ合成手段が、各移動ステップ位置に
おけるXY断面全体形状データを合成することにより上
記被測定物の3次元形状を求めるものであれば、単純な
シーケンスで効果的に死角の部分を補った2次元形状デ
ータ(XY断面全体形状データ)を得ることができ、こ
れから簡単に死角の影響のない3次元形状データを得る
ことができる。
【0014】また、上記XY断面全体形状データ生成手
段が、各移動ステップ位置における各XY断面形状補間
データ要素をその移動ステップ位置におけるXY断面合
成形状データの各データ要素との距離に基づいてそのX
Y断面合成形状データの所定の位置に挿入することによ
り、XY断面全体形状データを生成するものであれば、
別々に得られたXY断面合成形状データとXY断面形状
補間データを整列させて一連の形状データとして扱うこ
とができ、したがって、この形状データによる形状表
示、数値化などの応用が容易に実現できる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。
【0016】図1は3次元形状測定装置の全体概略構成
を示しており、この装置は、被測定物ステージ(1) 、ス
リット光源装置(2) 、第1のテレビカメラ(3) 、第2の
テレビカメラ(4) およびデータ処理装置(5) を備えてい
る。この明細書において、水平面内の互いに直交する2
つの座標軸をX軸およびY軸とし、これらと直交する垂
直方向の座標軸をZ軸とするXYZ直交座標系を用い
て、測定装置が配置されている空間を表わすことにす
る。なお、以下の説明において、XY平面およびこれと
平行な平面を全てXY平面といい、XZ平面およびこれ
と平行な平面を全てXZ平面といい、YZ平面およびこ
れと平行な平面を全てYZ平面ということにする。
【0017】ステージ(1) の上面は水平に形成されてお
り、ここに被測定物(6) が固定される。ステージ(1)
は、適当な昇降装置(ステージ移動装置)(7) によりZ
軸方向に移動(昇降)させられるとともに、適当な旋回
装置(ステージ回転装置)(8)によりZ軸と平行な軸
(被測定物回転中心軸)を中心に回転させられるように
なっている。
【0018】光源装置(2) は、XY平面と一致する第1
のスリット光(横スリット光)(10)とXZ平面と一致す
る第2のスリット光(縦スリット光)(11)をX軸方向か
ら交互に照射するものである。図示は省略したが、光源
装置(2) は、たとえば、LD(レーザダイオード)とコ
リメータレンズよりなる光源、シリンドリカルレンズ、
ミラー、可動式ミラー(またはビームスプリッタ)など
を備えている。光源装置(2) としては、スリット光(10)
(11)ごとに光源を備えた2光源式のものと、1つの光源
を分岐させて2つのスリット光(10)(11)を得る1光源式
のもののいずれを使用することもできる。
【0019】第1のテレビカメラ(3) は、横スリット光
(10)により被測定物(6) の表面に形成される第1の光切
断線(12)を撮像する第1の2次元撮像装置を構成してお
り、XZ平面内においてXY平面に対して所定の仰角を
もって配置されている。
【0020】第2のテレビカメラ(4) は、縦スリット光
(11)により被測定物(6) の表面に形成される第2の光切
断線(13)を撮像する第2の2次元撮像装置を構成してお
り、XY平面内においてXZ平面に対して所定の仰角を
もって配置されている。
【0021】データ処理装置(5) は、2つのテレビカメ
ラ(3)(4)から出力される2次元画像データに基づいて被
測定物(6) の3次元形状データを求めるものであり、図
示は省略したが、データ処理のためのマイクロコンピュ
ータなどを備えている。
【0022】上記の測定装置による被測定物(6) の3次
元形状の測定は、たとえば次のようにして行われる。
【0023】まず、光源装置(2) から横スリット光(10)
だけが照射され、この状態で、第1のテレビカメラ(3)
を用いて、従来と同様の3次元形状の測定が行われる。
【0024】すなわち、ステージ(1) が所定の初期位置
に停止させられ、横スリット光(10)が被測定物(6) の表
面に当たって形成される第1の光切断線(12)が第1のテ
レビカメラ(3) で撮像され、その光切断線像の2次元画
像データがデータ処理装置(5) に送られる。データ処理
装置(5) では、変換位置データを用いて、この2次元画
像データがXY平面内における被測定物(6) の水平断面
形状データに変換される。なお、このときの変換位置デ
ータは、測定に先立つキャリブレーションにより求めら
れ、データ処理装置(5) のメモリに記憶されている。次
に、ステージ(1) がZ軸方向に一定のステップ長さずつ
複数の移動ステップ位置にステップ移動させられ、各移
動ステップ位置において、上記のように、2次元画像デ
ータから水平断面形状データへの変換が行われる。被測
定物(6) のZ軸方向の全ての位置について水平断面形状
が求められたならば、ステージ(1) が一定のステップ角
度ずつ複数の回転ステップ位置にステップ回転させら
れ、各回転ステップ位置において、上記同様に、ステー
ジ(1) がZ軸方向に移動させられて、被測定物(6) のZ
軸方向の全ての位置における水平断面形状データが求め
られる。そして、被測定物(6) の全周についてZ軸方向
の全ての位置における水平断面形状データが求められた
ならば、これらが合成されて、被測定物(6) の3次元形
状データが求められる。
【0025】ここまでの操作は、1つのスリット光と1
つのテレビカメラを使用した従来の3次元形状測定と同
じである。被測定物の形状が単純である場合、上記の操
作だけで、死角を生じることなく、被測定物の3次元形
状が求められる。ところが、たとえば図2に示すような
複雑な形状の被測定物(6) の場合、上記の操作だけで
は、死角が生じ、被測定物(6) の3次元形状を完全に求
めることはできない。このような場合、上記の測定操作
時に、3次元形状データが得られない部分はそのままに
しておく。なお、図2に示す被測定物(6) は、直方体の
1側面(6a)に断面長方形の凹部(14)が形成されたもので
ある。
【0026】この実施例の測定装置では、上記の操作に
加えて、次のような操作が行われる。
【0027】すなわち、光源装置(2) から縦スリット光
(11)だけが照射され、ステージ(1)が初期位置に停止さ
せられた状態で、縦スリット光(11)が被測定物(6) の表
面に当たって形成される第2の光切断線(13)が第2のテ
レビカメラ(4) で撮像され、その光切断線像の2次元画
像データがデータ処理装置(5) に送られる。データ処理
装置(5) では、変換位置データを用いて、この2次元画
像データがXZ平面内における被測定物(6) の垂直断面
形状データに変換される。このときの変換位置データ
も、測定に先立つキャリブレーションにより求められ、
データ処理装置(5) のメモリに記憶されている。次に、
前記のようなステージ(1) のステップ回転が行われ、各
回転ステップ位置において、上記のように、2次元画像
データから垂直断面形状データへの変換が行われる。そ
して、被測定物(6) の全周について垂直断面形状データ
が求められたならば、これらが合成されて、被測定物
(6) の3次元形状データが求められる。
【0028】この場合も、被測定物の形状によっては3
次元形状が完全に求められないことがあるが、3次元形
状データが求められない部分はそのままにしておく。
【0029】上記のような水平断面形状データによる3
次元形状データの合成と垂直断面形状による3次元形状
データの合成が終了したならば、両方の3次元形状デー
タが合成されて、最終的に、被測定物(6) の3次元形状
が求められる。すなわち、水平断面形状データによる3
次元形状データと垂直断面形状による3次元形状データ
が相補われて、被測定物(6) の3次元形状が求められ
る。このため、スリット光およびテレビカメラの両方の
死角の影響が非常に小さくなり、かなり複雑な形状の被
測定物であっても3次元形状を完全に測定できるように
なる。
【0030】次に、図3〜図5のフローチャートを参照
して、上記の測定装置による被測定物(6) の3次元形状
測定の他の1例について、詳細に説明する。
【0031】図3は、3次元形状測定の全体の流れを概
略的に示している。
【0032】図3において、まず、光源装置(2) から横
スリット光(10)だけが照射された状態で、ステージ(1)
のステップ回転とステップ移動が行われ、各回転ステッ
プ位置および各移動ステップ位置において、第1のテレ
ビカメラ(3) からの2次元画像データがXY断面部分形
状データに変換される(ステップ31)。この動作は、前
に説明した第1のテレビカメラ(3) の2次元画像データ
から水平断面形状データへの変換と同じである。各回転
ステップ位置および各移動ステップ位置におけるXY断
面部分形状データ(水平断面形状データ)は、その回転
ステップ位置および移動ステップ位置での横スリット光
(10)によるXY光切断面(スリット光面)(10a) におけ
る被測定物(6) の断面形状の一部分(横スリット光(10)
が当たってかつ第1のテレビカメラ(3) で撮像可能な部
分)を表わすものである。また、XY断面部分形状デー
タは、断面形状上の複数の点を表わす複数のデータ要素
からなり、各データ要素は、そのときの移動ステップ位
置に対応するZ座標値zならびに対応する点のX座標値
xおよびY座標値yを含む直交座標データ(x,y,
z)である。
【0033】全ての回転ステップ位置および移動ステッ
プ位置におけるXY断面部分形状データの変換が終了し
たならば、全ステップ位置について、同一ステップ位置
での全回転ステップ位置におけるXY断面部分形状デー
タを合成することにより、各移動ステップ位置における
XY断面合成形状データが求められる(ステップ32)。
各移動ステップ位置においてXY断面部分形状データか
らXY断面合成形状データを合成する方法は、従来と同
様である。XY断面合成形状データも、断面形状上の複
数の点を表わす複数のデータ要素からなり、各データ要
素は、XY断面部分形状データのものと同じである。
【0034】全ての移動ステップ位置におけるXY断面
合成形状データの合成が終了したならば、光源装置(2)
から縦スリット光(11)だけが照射された状態で、ステー
ジ(1) が所定の移動ステップ位置に固定されて、ステッ
プ回転だけが行われ、各回転ステップ位置において、第
2のテレビカメラ(4) からの2次元画像データがXZ断
面形状データに変換される(ステップ33)。この動作
は、前に説明した第2のテレビカメラ(3) の2次元画像
データから垂直断面形状データへの変換と同じである。
各回転ステップ位置におけるXZ断面形状データ(垂直
断面形状データ)は、その回転ステップ位置での縦スリ
ット光(11)によるXZ光切断面(スリット光面)(11a)
における被測定物(6) の断面形状の一部分(縦スリット
光(11)が当たってかつ第2のテレビカメラ(4) で撮像可
能な部分)を表わすものである。また、XZ断面形状デ
ータは、断面形状上の複数の点を表わす複数のデータ要
素からなり、各データ要素は、そのときの回転ステップ
位置に対応するステージ(1)の初期位置からの回転角度
θならびに対応する点のX座標値xおよびZ座標値zを
含む円筒座標データ(θ,x,z)である。
【0035】全ての回転ステップ位置におけるXZ断面
形状データの変換が終了したならば、全ステップ位置に
ついて、XY断面合成形状データの補間が行われる(ス
テップ34)。図6および図7を参照して、各ステップ位
置におけるXY断面合成形状データの補間の方法の1例
について詳細に説明する。
【0036】図6に示すように、被測定物(6) は、各移
動ステップ位置において横スリット光面(10a) で切断さ
れ、ステップ移動により複数のXY断面Shで切断され
ることになる。このXY断面Shを水平断面層というこ
とにすると、各水平断面層ShはZ座標値で特定され
る。図6には、1つの水平断面層Shにおける水平断面
形状の一部が実線で示されており、この上の複数の点を
表わす複数のデータ要素からなる形状データがXY断面
合成形状データとなる。また、被測定物(4) は、各回転
ステップ位置において縦スリット光面(11a) で切断さ
れ、ステップ回転により複数のXZ断面Sθで切断され
ることになる。このXZ断面Sθを垂直断面層というこ
とにすると、各垂直断面層Sθは被測定物回転中心軸(A
c)を中心とする被測定物(6) の回転角度で特定される。
図6には、1つの垂直断面層Sθにおける垂直断面形状
の一部が実線で示されており、この上の複数の点を表わ
す複数のデータ要素からなる形状データがXZ断面形状
データとなる。図7には、1つの垂直断面層Sθにおけ
るXZ断面形状データで表わされる複数の点と、この垂
直断面層Sθで切断された1つの水平断面層Shが示さ
れている。各水平断面層ShにおけるXY断面合成形状
データの補間は、その水平断面層Shと全回転ステップ
位置におけるXZ断面形状データで表わされる線との交
点を求めて、これをXY断面形状補間データ要素とする
ものである。各水平断面層Shと各回転ステップ位置に
おけるXZ断面形状データとの交点を求めるには、たと
えば図7に示すように、XZ断面形状データの中から水
平断面層Shを挟む2つの点(データ要素)PV1、PV2
を見つけ出し、これら2点PV1、PV2を結ぶ直線Lと水
平断面層Shとの交点を求めればよい。XY断面形状補
間データ要素は1つの垂直断面層Sθについて1つずつ
求められ、全垂直断面層SθにおけるXY断面形状補間
データ要素の集合がその水平断面層ShにおけるXY断
面形状補間データとなる。
【0037】上記のXY断面合成形状データの補間動作
の詳細が、図4のフローチャートに示されている。
【0038】図4において、まず、iに0をセットする
(ステップ401 )。次に、水平断面層Shi を設定し
(ステップ402 )、jに0をセットする(ステップ403
)。次に、垂直断面層Sθj を設定し(ステップ404
)、kに0をセットする(ステップ405 )。次に、設
定された垂直断面層Sθj におけるXZ断面形状データ
から隣接する2点Pk 、Pk+1 を設定し(ステップ406
)、これら2点Pk 、Pk+1が水平断面層Shi を上下
から挟むものであるかどうかを調べる(ステップ40
7)。これは、水平断面層Shi のZ座標値zhi と、
点Pk (θ,xk ,zk )のZ座標値zk および点P
k+1 (θ,xk+1 ,zk+1 )のZ座標値zk+1 とを比較
することにより行われる。ステップ407 において2点P
k 、Pk+1 が水平断面層Shi を上下から挟むものでな
ければ、ステップ408 に進んで、(k+1)をkにセッ
トし、ステップ406 に戻る。最初にステップ405 からス
テップ406 に進んだときには、kが0であるから、XZ
断面形状データの先頭の点とその次の点とが隣接2点P
k 、Pk+1 として設定される。ステップ407 からステッ
プ406 に戻るたびにステップ408 においてkが1ずつ増
加し、XZ断面形状データの中の点を1ずつ後にずらし
ながら隣接2点Pk 、Pk+1 が設定される。そして、水
平断面層Shi を挟む隣接2点Pk 、Pk+1 が見つかる
までステップ408 、406 および407 が繰り返され、この
ような隣接2点Pk 、Pk+1 が見つかったときに、ステ
ップ407 からステップ409 に進む。
【0039】ステップ409 では、2点Pk ・Pk+1 間の
距離dを一定の判定値dzと比較し、距離dがdz以下
であれば、ステップ410 に進んで、2点Pk 、Pk+1
結ぶ線分Lと水平断面層Shi との交点Cθj を算出す
る。この交点Cθj は、円筒座標データ(θj ,xj
zhi )として表わされている。このため、次に、被測
定物回転中心軸のX座標値xC およびY座標値yC およ
び回転角度θj を用い、これを直交座標データ(xj
j ,zhi )に回転変換して補間データ要素Dj とし
(ステップ411 )、次のステップ412 に進む。なお、被
測定物回転中心軸(Ac)のX座標値xC およびY座標値y
C も、前述のキャリブレーションの際に求められてい
る。ステップ409 において2点Pk ・Pk+1 間の距離d
が判定値dzより大きかった場合は、そのままステップ
412 に進む。したがって、距離dがdz以下の場合にだ
け、補間データ要素が求められる。このようにしたの
は、距離dが大きい場合にも補間を行ったとすると、本
来補間されるべきでないところが誤って補間されてしま
うからである。なお、dzは、たとえば3(mm)程度
の値に設定されている。ステップ412 では、jを最後の
垂直断面層Sθを表わす値nθと比較することにより、
最後の垂直断面層Sθnθについての処理が終了したか
どうかを調べる。そして、jがnθと等しくなければ、
最後の垂直断面層Sθについての処理が終了していない
と判断し、ステップ413 に進んで、(j+1)をjにセ
ットした後、ステップステップ404 に戻る。jがnθと
等しければ、最後の垂直断面層Sθnθについての処理
が終了したと判断し、ステップ414に進む。最初にステ
ップ403 からステップ404 に進んだときには、jが0で
あるから、先頭の垂直断面層Sθ0 が設定される。ステ
ップ412 からステップ404 に戻るたびにステップ413 に
おいてjが1ずつ増加し、後の垂直断面層Sθが順に設
定される。そして、最後の垂直断面層Sθnθが設定さ
れたときまでステップ404 からステップ412 までの処理
が繰り返され、全垂直断面層Sθについて、補間データ
要素があれば、これが求められる。
【0040】ステップ414 では、iを最後の水平断面層
Shを表わす値nhと比較することにより、最後の水平
断面層Shnhについての処理が終了したかどうかを調
べる。そして、iがnhと等しくなければ、最後の水平
断面層Shについての処理が終了していないと判断し、
ステップ415 に進んで、(i+1)をiにセットした
後、ステップステップ402 に戻る。iがnhと等しけれ
ば、最後の水平断面層Shnhについての処理が終了し
たと判断し、処理を終了する。最初にステップ401 から
ステップ402 に進んだときには、iが0であるから、先
頭の水平断面層Sh0 が設定される。ステップ414 から
ステップ402 に戻るたびにステップ415 においてiが1
ずつ増加し、後の水平断面層Shが順に設定される。そ
して、最後の水平断面層Shnhが設定されたときまで
ステップ402 からステップ414 までの処理が繰り返さ
れ、全水平断面層Sθについて、全垂直断面層Sθによ
る補間データ要素があれば、これが求められる。
【0041】図3において、ステップ34のXY断面合成
形状データの補間が終了すると、全移動ステップ位置に
ついて、XY断面合成形状データと補間により求められ
た補間データを合成して、XY断面全体形状データを生
成する(ステップ35)。このXY断面全体形状データ
は、1つの移動ステップ位置におけるXY断面合成形状
データとXY断面形状補間データを一定の規則に従って
整列させたものである。たとえば、上から見て反時計回
りに整列させたものである。各移動ステップ位置におけ
るXY断面全体形状データの生成は、たとえば次のよう
に行われる。すなわち、XY断面形状補間データの各デ
ータ要素を先頭のものから順に1つずつ取り出し、各デ
ータ要素について、それに最も距離の近いXY断面合成
形状データのデータ要素を検出し、これに基づいて挿入
場所を決定する。
【0042】上記の整列動作の詳細が、図5のフローチ
ャートに示されている。
【0043】図5において、まず、iに0をセットし
(ステップ501 )、nに0をセットする(ステップ502
)。次に、補間データ要素Dを設定し(ステップ503
)、水平断面層Shを設定し(ステップ504 )、こ
の水平断面層Shの合成形状データの中から上記の補
間データ要素Dに最も距離の近いデータ要素Pを検
出する(ステップ505 )。このときの合成形状データの
中には、後述するように挿入された補間データ要素も新
しい合成形状要素として含まれている。次に、DとP
の距離dを調べ(ステップ506 )、これが一定の判定
値dhより大きければ、次のステップ507 に進み、D
の補間または削除を決定し、補間のときには合成形状デ
ータ中の補間場所を決定する。次に、補間かどうかを調
べ(ステップ508 )、補間であれば、ステップ509 に進
んで、合成形状データ中の前に決定された場所にD
挿入し、ステップ510 に進む。ステップ506 において距
離dが判定値dh以下であった場合、またはステップ50
8 において補間でなかった場合は、そのままステップ51
0 に進む。このように距離dが判定値dhより大きい場
合にのみ補間を行うようにしてのは、データ要素間のピ
ッチを判定値dh以上としているからである。なお、判
定値dhは、たとえば0.5(mm)程度の値に設定さ
れている。ステップ510 では、nの値を調べることによ
りDが最終の補間データ要素であるかどうかを調べ、
そうでなければ、ステップ511 に進んで、(n+1)を
nにセットし、ステップ503 に戻る。最初にステップ50
2 からステップ503 に進んだときには、nが0であるか
ら、補間データの先頭のデータ要素がDとして設定さ
れる。ステップ510 からステップ503 に戻るたびにステ
ップ511 においてnが1ずつ増加し、後の補間データ要
素が順に設定される。そして、最後の補間データ要素が
設定されたときまでステップ503 からステップ510 の処
理が繰り返され、そのときの水平断面層Shの補間デ
ータ全体について、必要に応じて、補間が行われ、合成
形状データの所定の位置に挿入される。
【0044】ステップ510 においてDが最終の補間デ
ータ要素であった場合は、ステップ512 に進んで、iの
値を調べることによりShが最終の水平断面層である
かどうかを調べ、そうでなければ、ステップ513 に進ん
で、(i+1)をiにセットし、ステップ502 に戻る。
最初にステップ501 からステップ502 に進んだときに
は、iが0であるから、先頭の水平断面層Sh0 が設定
される。ステップ512 からステップ502 に戻るたびにス
テップ513 においてiが1ずつ増加し、後の水平断面層
Shが順に設定される。そして、最後の水平断面層Sh
が設定されたときまでステップ502 からステップ512 ま
での処理が繰り返され、全水平断面層Shについて、合
成形状データと必要な補間データの並び変えが行われ、
その結果、これらが一定の方向に整列させられる。ステ
ップ512 においてShが最終の水平断面であれば、処
理を終了する。
【0045】図3において、ステップ35のXY断面全体
形状データの整列が終了すると、全水平断面層Shにお
ける補間されたXY断面全体形状データから被測定物
(6) の3次元形状データが合成され(ステップ36)、処
理を終了する。なお、この3次元形状データの合成は、
従来と同様の方法で行われる。
【0046】図2に示す被測定物(6) を用いて実験を行
った結果、横スリット光(10)と第1のテレビカメラ(3)
だけでは死角が生じて3次元形状の完全な測定が不可能
であったが、2つのスリット光(10)(11)と2つのテレビ
カメラ(3)(4)を組み合わせることにより3次元形状の完
全な測定が可能であることが明らかになった。
【0047】しかし、上記の実験により、2つのスリッ
ト光(10)(11)と2つのテレビカメラ(3)(4)を用いても、
ステージ(1) 上の被測定物(6) の位置によっては、とく
に縦スリット光(11)が凹部(14)の内面を走査できないた
めに測定が不可能になることがあった。すなわち、被測
定物(6) をステージ(1) の中央に設置した場合、第1の
テレビカメラ(3) で死角になっている凹部(14)の内面部
分が第2のテレビカメラ(4) によって観察されてはいる
が、縦スリット光(11)が凹部(14)の内面をほとんど走査
しておらず、測定が不可能であった。これに対し、被測
定物(6) をステージ(1) の端に設置した場合は、ステー
ジ(1) の回転に伴って縦スリット光(11)が凹部(14)の内
面をくまなく走査し、かつこれを第2のテレビカメラ
(4) で観察することができ、被測定物(6) の全周を死角
なしに測定することが可能であった。そこで、上記の測
定装置では、好ましくは、測定の前に、死角が生じるか
どうかを計算によりチェックするようになっている。こ
のようなチェックは、たとえば次のようにして行うこと
ができる。
【0048】図2に示すような被測定物(6) の場合、死
角が生じるかどうかは次の条件に依存する。
【0049】 (1) 第2のテレビカメラ(4) の設置位置および角度 (2) 第2のテレビカメラ(4) のレンズの焦点距離 (3) 被測定物(6) の外形および凹部(14)の形状、寸法 (4) ステージ(1) 上での被測定物(6) の位置 ここでは、上記の(1) および(2) をパラメータとして与
えておき、(3) を入力することによって、(4) を算出す
るようにする。
【0050】図8は、図2に示すような被測定物(6) を
ステージ(1) の任意の位置に設置した状態を真上から見
た断面図である。この状態では、凹部(14)内における縦
スリット光(11)によるスリット像Pは、被測定物(6) の
他の部分によって遮られることなく、第2のテレビカメ
ラ(4) に映っている。このときのステージ(1) の回転角
を0度とする。また、被測定物(6) の形状、寸法、テレ
ビカメラ(4) の位置関係などは、図8に示すとおりとす
る。ステージ(1) を図8のような回転角度0度の状態か
らθ度回転させると、図9に示すように、凹部(14)内に
おけるスリット像Pは、被測定物(6) の他の部分によっ
て遮られ、テレビカメラ(4) の死角に入る。なお、図8
および図9の反時計方向をステージ(1) の回転角θの正
方向とする。
【0051】この例では、被測定物(6) の凹部(14)のC
1 −C2 、C2 −C3 およびC3 −C4 の間をそれぞれ
領域1、2および3とし、スリット像とテレビカメラ
(4) を結ぶ直線(以下、視線という)が領域3と交わる
かどうかにって、死角の有無を判断する。実際には、凹
部(14)のコーナーC4 が視線より上にあるか下にあるか
によって判定を行う。なお、この説明において、上下は
図8および図9の図面についていうものとする。
【0052】次に、図10および図11のフローチャー
トを参照して、このようなチェックの1例について説明
する。
【0053】まず、被測定物(6) の外形寸法W、T、
w、tを入力する(ステップ1)。次に、被測定物(6)
の位置xの限界値Lm を計算する(ステップ2)。これ
は、被測定物(6) がステージ(1) からはみ出さないとい
う条件の下に決定する。次に、被測定物(6) の位置xに
初期値0をセットする(ステップ3)。なお、被測定物
(6) の位置は、XY平面内において、原点すなわちステ
ージ(1) の回転中心(O)から被測定物(6) の側面(6a)を
含む面までの距離で表わされる。被測定物(6) の凹部(1
4)のある側面(6a)がステージ(1) の回転中心(O) より前
(図8の左側)に出ると死角が生じるので、位置xの初
期値は0とする。次に、ステージ(1) の回転角θが0度
の状態(図8の状態)における凹部(14)のコーナーC1
、C2 、C3 およびC4 の座標値を計算する(ステッ
プ4)。次に、回転角θに初期値90度をセットする
(ステップ5)。次に、コーナーC1 、C2 、C3 およ
びC4 の座標値を回転変換し、そのときの回転角θの状
態におけるこれらの座標値を計算する(ステップ6)。
次に、コーナーC1 が縦スリット光(11)の光軸より上に
あるかどうかを調べ(ステップ7)、上にあれば、ステ
ップ8に進み、回転角θを1度減算して、ステップ6に
戻る。ステップ7においてコーナーC1 が光軸より上に
なければ、ステップ9に進んで、コーナーC4 が光軸よ
り下にあるかどうかを調べ、下になければ、ステップ10
に進む。ステップ10では、コーナーC2 が光軸より上に
あるかどうかを調べ、上にあれば、ステップ11に進み、
領域1と光軸との交点Pすなわちスリット像Pの座標値
を計算する。次に、そのときの視線(交点Pとテレビカ
メラ(4) を結ぶ直線)を計算し(ステップ12)、ステッ
プ13に進む。ステップ10においてコーナーC2 が光軸よ
り上になければ、ステップ14に進んで、コーナーC3 が
光軸より上にあるかどうかを調べ、上にあれば、ステッ
プ15に進んで、領域2と光軸との交点Pの座標値を計算
する。次に、そのときの視線を計算し(ステップ16)、
ステップ13に進む。ステップ14においてコーナーC3 が
光軸より上になければ、ステップ17に進んで、領域3と
光軸との交点Pの座標値を計算し、次に、そのときの視
線を計算し(ステップ18)、ステップ13に進む。ステッ
プ13では、コーナーC4 が視線より下にあるかどうを調
べ、下になければ、そのときの交点Pが死角にならない
と判断して、ステップ19に進み、回転角θを1度減算し
て、次の回転角におけるチェックを行うために、ステッ
プ6に戻る。ステップ13においてコーナーC4 が視線よ
り下にあれば、ステップ20に進んで、被測定物(6) の位
置xに1を加算し、この位置xとその限界値Lm を比較
する(ステップ21)。ステップ21において位置xが限界
値Lm 以下であれば、次の位置についてチェックを行う
ために、ステップ4に戻る。ステップ21において位置x
が限界値Lm より大きければ、ステージ(1) 上の全ての
位置に付いてチェックが終了し、しかもどの位置におい
ても死角が生じたと判断し、ステップ22に進んで、死角
があるという警報を発し、処理を終了する。ステップ9
においてコーナーC4 が光軸より下にあれば、その位置
でステージ(1) を回転させても死角が生じなかったこと
になり、死角がないと判断し、ステップ23に進んで、被
測定物(6) の形状および最適位置の表示をし、処理を終
了する。
【0054】上記のように、1側面(6a)に凹部(14)が形
成されている被測定物(6) の場合、第2のテレビカメラ
(4) の位置関係を適当に定め、被測定物(6) をステージ
(1)の端の方に設置すれば、死角なしに完全な測定がで
きる。しかし、図12に示すような直方体の反対向きの
2つの側面(6a)(6b)に凹部(14)(15)が形成されている被
測定物(6) の場合、被測定物(6) をステージ(1) に1回
固定しただけでは、被測定物(6) の全周の測定はできな
い。このため、従来は、被測定物(6) の一方の側面(6a)
側の測定が終了したときに、被測定物(6) の姿勢がZ軸
を中心に180度変わるように、ステージ(1) 上で被測
定物(6) を置き換えて、再び測定を行い、両方の3次元
形状データを合成して、被測定物(6) の3次元形状を求
める必要があった。このため、測定中ずっとオペレータ
がついていなければならず、また、人手を介するため、
置き換え前と置き換え後の被測定物(6) の相対位置関係
を同定するのが困難で、処理アルゴリズムが複雑になる
ばかりでなく、全周のデータ合成の精度劣化を招くとい
う問題があった。
【0055】このような問題を解決した3次元形状測定
装置の1例が、図13に示されている。
【0056】この場合、ステージ(1) の上に、図示しな
い適当な第2旋回装置によりステージ(1) に対して回転
させられる遊星回転テーブル(16)が設けられている。こ
の回転テーブル(16)の回転中心軸はステージ(1) の回転
中心軸であるZ軸と平行であるが、Z軸から所定距離離
れている。他は前記実施例の場合と同様であり、同じ部
分には同一の符号を付している。
【0057】この測定装置においては、まず、図13の
ように回転テーブル(16)がZ軸に対してスリット光源装
置(2) および第2のテレビカメラ(4) から遠い側にある
状態において、被測定物(6) の一方の側面(6a)が光源装
置(2) およびテレビカメラ(4) 側を向くように回転テー
ブル(16)がステージ(1) に固定され、このような状態
で、前記同様に、ステージ(1) のZ軸方向の移動および
回転が行われて、被測定物(6) の3次元形状の測定が行
われる。これにより、被測定物(6) の他方の側面(6b)側
の測定はできないが、一方の側面(6a)側の測定はでき
る。この測定が終了すると、図13のように回転テーブ
ル(16)がZ軸に対してスリット光源装置(2)およびテレ
ビカメラ(4) から遠い側にある状態において、被測定物
(6) の他方の側面(6b)が光源装置(2) およびテレビカメ
ラ(4) 側を向くように回転テーブル(16)がステージ(1)
に対して180度回転させられ、この位置に回転テーブ
ル(16)が固定された状態で、前記同様に、ステージ(1)
のZ軸方向の移動および回転が行われて、被測定物(6)
の3次元形状の測定が行われる。これにより、被測定物
(6) の他方の側面(6b)側の測定ができる。そして、両方
の測定結果を合成することにより、被測定物(6) の全周
の3次元形状が求められる。
【0058】上記の測定は、被測定物(6) を回転テーブ
ル(16)に固定して、ステージ(1) および回転テーブル(1
6)の位置を決めた後は、人手を介さずに自動的に行われ
る。また、最初の測定が終わってから回転テーブル(16)
により被測定物(6) の姿勢を正確に180度変えること
ができるので、被測定物(6) の姿勢変換の前後の相対位
置関係を同定するのが容易であり、処理アルゴリズムも
簡単で、全周のデータ合成の精度も良い。
【0059】被測定物によっては、その上面の形状も測
定する必要がある場合があるが、上記のような測定装置
では、被測定物の上面の形状測定は不可能である。
【0060】このような問題を解決した測定装置の1例
が図14に示されている。
【0061】この場合、測定装置には、スリット光源装
置(2) の他に、YZ平面と一致する第3のスリット光(1
7)をZ軸方向から照射する第2のスリット光源装置(18)
が設けられている。そして、この第3のスリット光(17)
により被測定物(6) の上面(6c)に形成される第3の光切
断線(19)を第1のテレビカメラ(3) で撮像することによ
り、被測定物(6) の上面(6c)の3次元形状が測定され
る。他は前記実施例の場合と同様であり、同じ部分には
同一の符号を付している。
【0062】なお、上記実施例では、第1のテレビカメ
ラ(3) はXZ平面内に、第2のテレビカメラ(4) はXY
平面内に配置したが、必ずしもこのように配置する必要
はなく、第1のテレビカメラはXY平面に対し、第2の
テレビカメラはXZ平面に対して所定の仰角をもって配
置されていればよい。
【0063】
【発明の効果】この発明の3次元形状測定装置によれ
ば、上述のように、スリット光および2次元撮像装置の
両方の死角の影響を十分に緩和することができ、しかも
データ処理のアルゴリズムも簡単で、比較的簡易な構成
で3次元形状の測定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例を示す3次元形状測定装置
の概略構成図である。
【図2】被測定物の1例を示す斜視図である。
【図3】図1の3次元形状測定装置の形状測定処理の1
例を示すフローチャートである。
【図4】図3の補間処理の1例を示すフローチャートで
ある。
【図5】図3のXY断面全体形状データの生成処理の1
例を示すフローチャートである。
【図6】補間処理のために被測定物に設定した水平断面
層および垂直断面層を示す説明図である。
【図7】補間処理のために被測定物に設定した1つの垂
直断面上のXZ断面形状データの1例を示す説明図であ
る。
【図8】死角チェックのための被測定物、スリット光源
装置およびテレビカメラの位置関係を示す説明図であ
る。
【図9】死角チェックのための被測定物、スリット光源
装置およびテレビカメラの位置関係を示す図8と異なる
状態の説明図である。
【図10】図1の3次元形状測定装置の死角チェック処
理の一部分を示すフローチャートである。
【図11】図1の3次元形状測定装置の死角チェック処
理の残りの部分を示すフローチャートである。
【図12】被測定物の他の1例を示す断面図である。
【図13】この発明の他の実施例を示す3次元形状測定
装置の要部概略構成図である。
【図14】この発明のさらに他の実施例を示す3次元形
状測定装置の概略構成図である。
【符号の説明】
(1) 被測定物ステージ (2) スリット光源装置 (3) 第1のテレビカメラ (4) 第2のテレビカメラ (5) データ処理装置 (6) 被測定物 (10) 第1のスリット光 (11) 第2のスリット光 (12) 第1の光切断線 (13) 第2の光切断線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定物にスリット光を照射し、上記スリ
    ット光が上記被測定物の表面に当たって形成される光切
    断線の2次元画像データを変換位置データを用いて3次
    元形状データに変換する3次元形状測定装置であって、 XYZ直交座標系において、被測定物が固定される被測
    定物ステージ、上記被測定物ステージをZ軸と平行な被
    測定物回転中心軸を中心に回転させるステージ回転装
    置、上記被測定物ステージをZ軸方向に移動させるステ
    ージ移動装置、XY平面と平行な第1のスリット光とX
    Z平面と平行な第2のスリット光をX軸方向から交互に
    照射するスリット光源装置、XY平面に対して所定の仰
    角をもって配置され上記第1のスリット光により上記被
    測定物の表面に形成される光切断線を撮像する第1の2
    次元撮像装置、XZ平面に対して所定の仰角をもって配
    置され上記第2のスリット光により上記被測定物の表面
    に形成される光切断線を撮像する第2の2次元撮像装
    置、および上記第1および第2の撮像装置から出力され
    る2次元画像データに基づいて上記被測定物の3次元形
    状データを求めるデータ処理装置を備えていることを特
    徴とする3次元形状測定装置。
  2. 【請求項2】上記ステージ回転装置が、上記被測定物ス
    テージを上記被測定物回転中心軸を中心に一定のステッ
    プ角度ずつ複数の回転ステップ位置にステップ回転させ
    るものであり、上記ステージ移動装置が、上記被測定物
    ステージをZ軸方向に一定のステップ長さずつ複数の移
    動ステップ位置にステップ移動させるものであり、上記
    第1の2次元撮像装置が、上記被測定物ステージのステ
    ップ回転とステップ移動が行われたときに、各回転ステ
    ップ位置および各移動ステップ位置において上記第1の
    スリット光により上記被測定物の表面に形成される光切
    断線を撮像するものであり、上記第2の2次元撮像装置
    が、上記被測定物ステージが所定の移動ステップ位置に
    固定された状態でステップ回転だけが行われたときに、
    各回転ステップ位置において上記第2のスリット光によ
    り上記被測定物の表面に形成される光切断線を撮像する
    ものであり、上記データ処理装置が、各回転ステップ位
    置についての各移動ステップ位置において第1の2次元
    撮像装置から出力される2次元画像データを変換位置デ
    ータを用いてその回転ステップ位置および移動ステップ
    位置での第1のスリット光によるXY光切断面における
    上記被測定物の断面形状の一部分を表わすXY断面部分
    形状データに変換するXY断面部分形状データ変換手
    段、同一移動ステップ位置において全回転ステップ位置
    におけるXY断面部分形状データを合成することにより
    その移動ステップ位置での上記XY光切断面における上
    記被測定物の断面形状の測定可能範囲全体を表わすXY
    断面合成形状データを求めるXY断面合成形状データ合
    成手段、同一移動ステップ位置についての各回転ステッ
    プ位置において第2の2次元撮像装置から出力される2
    次元画像データを変換位置データを用いてその回転ステ
    ップ位置での第2のスリット光によるXZ光切断面にお
    ける上記被測定物の断面形状の一部を表わすXZ断面形
    状データに変換するXZ断面形状データ変換手段、なら
    びに上記XY断面合成形状データおよびXZ断面形状デ
    ータに基づいて上記被測定物の3次元形状データを求め
    る3次元形状データ合成手段を備えているものであるこ
    とを特徴とする請求項1の3次元形状測定装置。
  3. 【請求項3】XY断面部分形状データ、XY断面合成形
    状データおよびXZ断面形状データがそれぞれの断面形
    状上の複数の点を表わす複数のデータ要素からなり、上
    記3次元形状データ合成手段が、各移動ステップ位置に
    おける上記XY光切断面と各回転ステップ位置における
    XZ断面形状データで表わされる線との交点を求めてそ
    の回転ステップ位置におけるXY断面形状補間データ要
    素とする補間手段、および各移動ステップ位置における
    XY断面合成形状データにその移動ステップ位置での各
    回転ステップ位置における上記XY断面形状補間データ
    要素よりなるXY断面形状補間データを加えてこれをそ
    の移動ステップ位置におけるXY断面全体形状データと
    するXY断面全体形状データ生成手段を備えており、上
    記3次元形状データ合成手段が、各移動ステップ位置に
    おけるXY断面全体形状データを合成することにより上
    記被測定物の3次元形状を求めるものであることを特徴
    とする請求項2の3次元形状測定装置。
  4. 【請求項4】上記XY断面全体形状データ生成手段が、
    各移動ステップ位置における各XY断面形状補間データ
    要素をその移動ステップ位置におけるXY断面合成形状
    データの各データ要素との距離に基づいてそのXY断面
    合成形状データの所定の位置に挿入することにより、X
    Y断面全体形状データを生成するものであることを特徴
    とする請求項3の3次元形状測定装置。
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