JPH0712504B2 - 車両用ホイールの製造方法 - Google Patents
車両用ホイールの製造方法Info
- Publication number
- JPH0712504B2 JPH0712504B2 JP63191441A JP19144188A JPH0712504B2 JP H0712504 B2 JPH0712504 B2 JP H0712504B2 JP 63191441 A JP63191441 A JP 63191441A JP 19144188 A JP19144188 A JP 19144188A JP H0712504 B2 JPH0712504 B2 JP H0712504B2
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- JP
- Japan
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- rim
- vehicle wheel
- manufacturing
- spinning
- wheel
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- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は車両用ホイールの製造方法に関する。
車両用ホイールを製造する方法として、スピニング成形
後に熱処理する方法が存在する。この製造方法にあって
は、熱処理の際にスピニング成形されたリム部が熱変形
するため、タイヤの空気漏れを防止する必要上、第2図
に示すようにスピニング成形の際にリム部3を仕上げ寸
法(一点鎖線の図を参照のこと)よりも肉厚に形成し、
熱処理をした後にかかるリム部を仕上げ寸法に切削加工
していた。
後に熱処理する方法が存在する。この製造方法にあって
は、熱処理の際にスピニング成形されたリム部が熱変形
するため、タイヤの空気漏れを防止する必要上、第2図
に示すようにスピニング成形の際にリム部3を仕上げ寸
法(一点鎖線の図を参照のこと)よりも肉厚に形成し、
熱処理をした後にかかるリム部を仕上げ寸法に切削加工
していた。
しかしながら、前記した従来の車両用ホイールの製造方
法にあっては、スピニング成形の際にリム部全体の肉厚
を仕上げ寸法よりも厚く成形し、熱処理後にリム部全体
を切削加工していたため、切削加工ひいては車両用ホイ
ールの製造に手間がかかるとともに材料の歩留りが低下
するという不都合を有した。
法にあっては、スピニング成形の際にリム部全体の肉厚
を仕上げ寸法よりも厚く成形し、熱処理後にリム部全体
を切削加工していたため、切削加工ひいては車両用ホイ
ールの製造に手間がかかるとともに材料の歩留りが低下
するという不都合を有した。
この発明の課題は、かかる不都合を解消することであ
る。
る。
前記課題を達成するために、この発明の車両用ホイール
の製造方法は、ディスク部材の周端縁にリム素材を一体
形成したホイール素材を用意し、 このホイール素材を前記ディスク部材の軸心を中心とし
て回転しながら、前記リム素材をスピニング成形するこ
とによりリム部を形成し、その後、このスピニング成形
したものを熱処理し、その後、切削加工する車両用ホイ
ールの製造方法において、 前記リム部の両端縁のみの肉厚を、仕上げ寸法よりも厚
く形成するものである。
の製造方法は、ディスク部材の周端縁にリム素材を一体
形成したホイール素材を用意し、 このホイール素材を前記ディスク部材の軸心を中心とし
て回転しながら、前記リム素材をスピニング成形するこ
とによりリム部を形成し、その後、このスピニング成形
したものを熱処理し、その後、切削加工する車両用ホイ
ールの製造方法において、 前記リム部の両端縁のみの肉厚を、仕上げ寸法よりも厚
く形成するものである。
また、前記リム部の両端縁をリムハンプ部およびリムフ
ランジ部とすることもできる。
ランジ部とすることもできる。
前記のように構成された車両用ホイールの製造方法にあ
っては、 スピニング成形によってリム部を成形するにあたって、
リム部の周縁部のみの肉厚を仕上げ寸法よりも厚く形成
し、熱処理後における切削加工をリム部の周端縁のみに
留めため、後工程における切削加工する部分が少なくな
る。
っては、 スピニング成形によってリム部を成形するにあたって、
リム部の周縁部のみの肉厚を仕上げ寸法よりも厚く形成
し、熱処理後における切削加工をリム部の周端縁のみに
留めため、後工程における切削加工する部分が少なくな
る。
ものである。
以下、第1図に基づいてこの発明の実施例を説明する。
図において、11,12は一対のマンドレルであり、軸心を
中心として回転可能(矢印参照)である。また、2は回
転押圧具であり、前記マンドレル11,12と対になって後
記車両用ホイール中間素材3をスピニング成形する際に
使用されるものである。3は車両用ホイール中間素材で
あり、前記マンドレル11,12に挟まれている。この車両
用ホイール中間素材3はホイール素材(図示せず)をマ
ンドレル11,12によって挟み、回転しながら前記回転押
圧具2でマンドレル11,12の表面に沿って扱くことによ
りスピニング成形される。なお、この車両用ホイール中
間素材3を形成するにあたって、リム部31におけるリム
フランジ部311およびリムハンプ部312の肉厚を仕上げ寸
法(一点鎖線で図示したもの)よりも厚く形成してお
く。そして、車両用ホイール中間素材3をマンドレル1
1,12から外したのち、熱処理し、その後、リムフランジ
部311およびリムハンプ部312の肉厚を仕上げ寸法に合わ
せ、車両用ホイールを得る。
中心として回転可能(矢印参照)である。また、2は回
転押圧具であり、前記マンドレル11,12と対になって後
記車両用ホイール中間素材3をスピニング成形する際に
使用されるものである。3は車両用ホイール中間素材で
あり、前記マンドレル11,12に挟まれている。この車両
用ホイール中間素材3はホイール素材(図示せず)をマ
ンドレル11,12によって挟み、回転しながら前記回転押
圧具2でマンドレル11,12の表面に沿って扱くことによ
りスピニング成形される。なお、この車両用ホイール中
間素材3を形成するにあたって、リム部31におけるリム
フランジ部311およびリムハンプ部312の肉厚を仕上げ寸
法(一点鎖線で図示したもの)よりも厚く形成してお
く。そして、車両用ホイール中間素材3をマンドレル1
1,12から外したのち、熱処理し、その後、リムフランジ
部311およびリムハンプ部312の肉厚を仕上げ寸法に合わ
せ、車両用ホイールを得る。
この発明の車両用ホイールの製造方法は、スピニング成
形によってリム部を成形するにあたって、リム部の周縁
部のみの肉厚を仕上げ寸法よりも厚く形成し、熱処理後
における切削加工をリム部の周端縁のみに留めたため、
後工程における切削加工する部分が少なくなる。
形によってリム部を成形するにあたって、リム部の周縁
部のみの肉厚を仕上げ寸法よりも厚く形成し、熱処理後
における切削加工をリム部の周端縁のみに留めたため、
後工程における切削加工する部分が少なくなる。
よって、この車両用ホイールの製造方法を使用すれば、
スピニング成形後における熱処理後の切削加工に手間が
かからず車両用ホイールを製造しやすいとともに材料の
歩留りが向上する。
スピニング成形後における熱処理後の切削加工に手間が
かからず車両用ホイールを製造しやすいとともに材料の
歩留りが向上する。
第1図はこの発明に係る車両用ホイールの製造方法の実
施例を示す断面図、 第2図は第1図に相当する従来例の図である。 31……リム部 311……リムフランジ部 312……リムハンプ部
施例を示す断面図、 第2図は第1図に相当する従来例の図である。 31……リム部 311……リムフランジ部 312……リムハンプ部
Claims (2)
- 【請求項1】ディスク部材の周端縁にリム素材を一体形
成したホイール素材を用意し、 このホイール素材を前記ディスク部材の軸心を中心とし
て回転しながら、前記リム素材をスピニング成形するこ
とによりリム部を形成し、その後、このスピニング成形
したものを熱処理し、その後、切削加工する車両用ホイ
ールの製造方法において、 前記リム部の両端縁のみの肉厚を、仕上げ寸法よりも厚
く形成することを特徴とする車両用ホイールの製造方
法。 - 【請求項2】前記リム部の両端縁がリムハンプ部および
リムフランジ部であることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の車両用ホイールの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63191441A JPH0712504B2 (ja) | 1988-07-31 | 1988-07-31 | 車両用ホイールの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63191441A JPH0712504B2 (ja) | 1988-07-31 | 1988-07-31 | 車両用ホイールの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0241727A JPH0241727A (ja) | 1990-02-09 |
JPH0712504B2 true JPH0712504B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=16274674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63191441A Expired - Fee Related JPH0712504B2 (ja) | 1988-07-31 | 1988-07-31 | 車両用ホイールの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0712504B2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-31 JP JP63191441A patent/JPH0712504B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0241727A (ja) | 1990-02-09 |
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Legal Events
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