JPH07125015A - ホットランナー式合成樹脂金型 - Google Patents
ホットランナー式合成樹脂金型Info
- Publication number
- JPH07125015A JPH07125015A JP30125493A JP30125493A JPH07125015A JP H07125015 A JPH07125015 A JP H07125015A JP 30125493 A JP30125493 A JP 30125493A JP 30125493 A JP30125493 A JP 30125493A JP H07125015 A JPH07125015 A JP H07125015A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pot
- cylinder
- mold
- piston
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 21
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 21
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 12
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 12
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 7
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 7
- 101100298222 Caenorhabditis elegans pot-1 gene Proteins 0.000 description 6
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/27—Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
- B29C45/28—Closure devices therefor
- B29C45/2806—Closure devices therefor consisting of needle valve systems
- B29C45/281—Drive means therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/27—Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
- B29C45/28—Closure devices therefor
- B29C45/2806—Closure devices therefor consisting of needle valve systems
- B29C45/281—Drive means therefor
- B29C2045/2813—Common drive means for several needle valves
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヒーターポットを小間隔に配設し、同時に往
復動し得るようにしたホットランナー式合成樹脂金型を
提供することにある。 【構成】 固定金型20に取付ける複数のポット本体２，
２' を、ポット本体２，２' の大きさやゲート等に応じ
て配設し、その配設範囲Ａの中心にシリンダー６を取付
け、該シリンダー６のピストン７に各ポット本体２，２
' に挿入するバルブピン３，３' を取付け、複数のバル
ブピン３，３' を同時に往復動するものである。
復動し得るようにしたホットランナー式合成樹脂金型を
提供することにある。 【構成】 固定金型20に取付ける複数のポット本体２，
２' を、ポット本体２，２' の大きさやゲート等に応じ
て配設し、その配設範囲Ａの中心にシリンダー６を取付
け、該シリンダー６のピストン７に各ポット本体２，２
' に挿入するバルブピン３，３' を取付け、複数のバル
ブピン３，３' を同時に往復動するものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ヒーターポットを複
数近接して配設するホットランナー式合成樹脂金型に関
する。
数近接して配設するホットランナー式合成樹脂金型に関
する。
【０００２】
【従来の技術】近年、精密合成樹脂製品の成形手段とし
て、図９と図１０の如くランナーＲの先に溶融樹脂の加
熱供給用ヒーターポット１を連続し、該ヒーターポット
１に挿入するバルブピン３をシリンダーＰによって往復
動し、ヒーターポット１のノズル2CよりキャビティＣに
溶融樹脂を直接充填するバルブゲート式、或いはホット
ランナー式合成樹脂金型（以下、ホットランナー式金型
と略する）が使用されるに至っている。（例えば特開平
2-24110 号公報）
て、図９と図１０の如くランナーＲの先に溶融樹脂の加
熱供給用ヒーターポット１を連続し、該ヒーターポット
１に挿入するバルブピン３をシリンダーＰによって往復
動し、ヒーターポット１のノズル2CよりキャビティＣに
溶融樹脂を直接充填するバルブゲート式、或いはホット
ランナー式合成樹脂金型（以下、ホットランナー式金型
と略する）が使用されるに至っている。（例えば特開平
2-24110 号公報）
【０００３】図１０において、24は固定金型20の入口側
に組込むスプールブッシュ、25は第１プレート21と第２
プレート22に跨がって嵌挿する補助ガイドピン、26は位
置決めブロック、27は冷却水孔、31は第２プレート22と
マニホルド30に跨がって嵌挿するセンターピン、32はマ
ニホルド30を固定するセットボルト、33は第２プレート
22と取付板23の間に介在するスペーサーブロックであ
る。
に組込むスプールブッシュ、25は第１プレート21と第２
プレート22に跨がって嵌挿する補助ガイドピン、26は位
置決めブロック、27は冷却水孔、31は第２プレート22と
マニホルド30に跨がって嵌挿するセンターピン、32はマ
ニホルド30を固定するセットボルト、33は第２プレート
22と取付板23の間に介在するスペーサーブロックであ
る。
【０００４】ホットランナー式金型は、主に薄肉合成樹
脂製品やゲート位置に制限のある樹脂製品の成形、或い
は精密合成樹脂製品を多数個取りする場合に用いるもの
で、即ち、一体の固定金型にヒーターポットを複数配設
し、複数に配設したヒーターポットの各バルブピンを、
夫々のシリンダーによって往復動し、そのバルブピンに
よってキャビティに接続するヒーターポットのノズルを
開閉していた。
脂製品やゲート位置に制限のある樹脂製品の成形、或い
は精密合成樹脂製品を多数個取りする場合に用いるもの
で、即ち、一体の固定金型にヒーターポットを複数配設
し、複数に配設したヒーターポットの各バルブピンを、
夫々のシリンダーによって往復動し、そのバルブピンに
よってキャビティに接続するヒーターポットのノズルを
開閉していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ヒーターポットのバル
ブピンは、空気駆動式シリンダーによって往復動するも
のであるから、構造上、シリンダーの外径を50mm以下に
することは困難である。そのため複数のヒーターポット
を近接配設するとしても、ゲートピッチを60mm以下にで
きないし、ヒーターポットの配設に高度の熟練を要する
問題点があった。しかもヒーターポットのシリンダー径
より小型の製品を成形する金型において、多数個取りを
重視すると、金型が大型になる問題点があるし、反対に
金型の大きさに制限があると、同時成形数が少なくなる
問題点があった。
ブピンは、空気駆動式シリンダーによって往復動するも
のであるから、構造上、シリンダーの外径を50mm以下に
することは困難である。そのため複数のヒーターポット
を近接配設するとしても、ゲートピッチを60mm以下にで
きないし、ヒーターポットの配設に高度の熟練を要する
問題点があった。しかもヒーターポットのシリンダー径
より小型の製品を成形する金型において、多数個取りを
重視すると、金型が大型になる問題点があるし、反対に
金型の大きさに制限があると、同時成形数が少なくなる
問題点があった。
【０００６】何ずれのホットランナー式合成樹脂金型に
あっても、各ヒーターポットのバルブピンを同調操作し
なければならないため、その調整に高度の熟練を要する
問題点があった。本発明は、従来技術の有するこのよう
な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
所は、ヒーターポットを小間隔に配設し、同時に往復動
し得るようにしたホットランナー式合成樹脂金型を提供
することにある。
あっても、各ヒーターポットのバルブピンを同調操作し
なければならないため、その調整に高度の熟練を要する
問題点があった。本発明は、従来技術の有するこのよう
な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
所は、ヒーターポットを小間隔に配設し、同時に往復動
し得るようにしたホットランナー式合成樹脂金型を提供
することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のホットランナー式合成樹脂金型は、固定金
型に取付ける複数のポット本体を、ポット本体の大きさ
等に応じて配設し、その配設範囲の中心にシリンダーを
取付け、該シリンダーのピストンに各ポット本体に挿入
するバルブピンを取付け、複数のバルブピンを同時に往
復動するものである。
に、本発明のホットランナー式合成樹脂金型は、固定金
型に取付ける複数のポット本体を、ポット本体の大きさ
等に応じて配設し、その配設範囲の中心にシリンダーを
取付け、該シリンダーのピストンに各ポット本体に挿入
するバルブピンを取付け、複数のバルブピンを同時に往
復動するものである。
【０００８】
【実施例】先ずホットランナー式合成樹脂金型の概略構
造を図９に基づき説明すると、固定金型20と可動金型
（図示せず）より構成され、固定金型20を少なくとも第
１プレート21と第２プレート22、及び取付板23より構成
し、固定金型20にスプールＳと、これに連続するランナ
ーＲを穿設し、該ランナーＲの先にヒーターポット１を
取付け、ヒーターポット１よりキャビティＣに溶融樹脂
を直接圧送するものである。
造を図９に基づき説明すると、固定金型20と可動金型
（図示せず）より構成され、固定金型20を少なくとも第
１プレート21と第２プレート22、及び取付板23より構成
し、固定金型20にスプールＳと、これに連続するランナ
ーＲを穿設し、該ランナーＲの先にヒーターポット１を
取付け、ヒーターポット１よりキャビティＣに溶融樹脂
を直接圧送するものである。
【０００９】次に本発明のホットランナー式合成樹脂金
型に組込むヒーターポット１の構造を図１に基づき説明
すれば、ヒーターポット１は近接配設する複数のポット
本体２，２' と、該ポット本体２，２' に挿入するバル
ブピン３，３' 、複数のバルブピン３，３' を一度に往
復動するシリンダー６、及びポット本体２，２' の加熱
ヒーターＨより構成するものである。
型に組込むヒーターポット１の構造を図１に基づき説明
すれば、ヒーターポット１は近接配設する複数のポット
本体２，２' と、該ポット本体２，２' に挿入するバル
ブピン３，３' 、複数のバルブピン３，３' を一度に往
復動するシリンダー６、及びポット本体２，２' の加熱
ヒーターＨより構成するものである。
【００１０】ポット本体２は下部にノズル2Cを有する胴
体2aと、その上部に取付ける蓋体2bより構成され、胴体
2aの中心にノズル2Cまで達する樹脂路6bを穿設し、蓋体
2bの中心にバルブピン３の案内体４を嵌挿すると共に、
蓋体2bに樹脂路6bとランナーＲに連通する誘導路6cを穿
設している。このポット本体２は従来と同様の構造を成
すものである。
体2aと、その上部に取付ける蓋体2bより構成され、胴体
2aの中心にノズル2Cまで達する樹脂路6bを穿設し、蓋体
2bの中心にバルブピン３の案内体４を嵌挿すると共に、
蓋体2bに樹脂路6bとランナーＲに連通する誘導路6cを穿
設している。このポット本体２は従来と同様の構造を成
すものである。
【００１１】本発明に用いるシリンダー６は、筒状チュ
ーブ6aの前端にヘッドカバー6bを、後端にロッドカバー
6cを取付け、チューブ6aの内部にピストン７を往復動可
能に嵌挿し、ヘッドカバー6bに送気口８と排気口９を、
ロッドカバー6cにも送気口18と排気口19を有するもの
で、基本構造は従来のシリンダーＰと同様であるが、ピ
ストン７に近接配設した複数のポット本体２，２' のバ
ルブピン３，３' を取付ける点に独自の特徴を有するも
のである。
ーブ6aの前端にヘッドカバー6bを、後端にロッドカバー
6cを取付け、チューブ6aの内部にピストン７を往復動可
能に嵌挿し、ヘッドカバー6bに送気口８と排気口９を、
ロッドカバー6cにも送気口18と排気口19を有するもの
で、基本構造は従来のシリンダーＰと同様であるが、ピ
ストン７に近接配設した複数のポット本体２，２' のバ
ルブピン３，３' を取付ける点に独自の特徴を有するも
のである。
【００１２】即ち、２体のポット本体２，２' を図６
（Ａ）の如く近接配設する場合、シリンダー６のピスト
ン径Ｄを各ポット本体２，２' に挿通するバルブピン
３，３'の配設範囲Ａより大きくし、シリンダー６を両
ポット本体２，２' の中心に配設し、ピストン７に各ポ
ット本体２，２' のバルブピン３，３' を取付け、一体
のシリンダー６で複数のバルブピン３，３' を往復動す
るものである。
（Ａ）の如く近接配設する場合、シリンダー６のピスト
ン径Ｄを各ポット本体２，２' に挿通するバルブピン
３，３'の配設範囲Ａより大きくし、シリンダー６を両
ポット本体２，２' の中心に配設し、ピストン７に各ポ
ット本体２，２' のバルブピン３，３' を取付け、一体
のシリンダー６で複数のバルブピン３，３' を往復動す
るものである。
【００１３】ピストン７に対するバルブピン３，３' の
取付手段としては、図２と図４の如くロッドカバー6cに
バルブピン３，３' の挿通孔16を穿設し、ピストン７の
前部に凹段部7aを広範囲に設け、該凹段部7aの形成範囲
にバルブピン３，３' の挿通孔17を穿設すると共に、挿
通孔17の前部に一回り大きい凹部7bを設け、ロッドカバ
ー6cの挿通孔16よりピストン７の挿通孔17にバルブピン
３，３' を挿通し、ピストン７より露出したバルブピン
３，３' の先部に、凹部7bに挿入係止する頭部3aを設
け、凹段部7aに固定板５を取付けてバルブピン３，３'
を固定する。
取付手段としては、図２と図４の如くロッドカバー6cに
バルブピン３，３' の挿通孔16を穿設し、ピストン７の
前部に凹段部7aを広範囲に設け、該凹段部7aの形成範囲
にバルブピン３，３' の挿通孔17を穿設すると共に、挿
通孔17の前部に一回り大きい凹部7bを設け、ロッドカバ
ー6cの挿通孔16よりピストン７の挿通孔17にバルブピン
３，３' を挿通し、ピストン７より露出したバルブピン
３，３' の先部に、凹部7bに挿入係止する頭部3aを設
け、凹段部7aに固定板５を取付けてバルブピン３，３'
を固定する。
【００１４】図５のピストン７とバルブピン３，３' の
取付手段は、ピストン７の後部に凹段部7aを広範囲に設
け、該凹段部7aの形成範囲にロッドカバー6cの挿通孔16
より一回り大きい凹部7bをバルブピン３，３' の配置に
よ合わせて設ける一方、凹段部7aに嵌挿する固定板５に
バルブピン３，３' の挿通孔15を設け、ロッドカバー6c
の挿通孔16より固定板５の挿通孔15にバルブピン３，３
' を挿通し、挿通孔15より露出したバルブピン３，３'
の先部に頭部3aを設け、該頭部3aをピストン７の凹部7b
に嵌挿すると共に、固定板５を凹段部7aに嵌挿固定する
ものである。
取付手段は、ピストン７の後部に凹段部7aを広範囲に設
け、該凹段部7aの形成範囲にロッドカバー6cの挿通孔16
より一回り大きい凹部7bをバルブピン３，３' の配置に
よ合わせて設ける一方、凹段部7aに嵌挿する固定板５に
バルブピン３，３' の挿通孔15を設け、ロッドカバー6c
の挿通孔16より固定板５の挿通孔15にバルブピン３，３
' を挿通し、挿通孔15より露出したバルブピン３，３'
の先部に頭部3aを設け、該頭部3aをピストン７の凹部7b
に嵌挿すると共に、固定板５を凹段部7aに嵌挿固定する
ものである。
【００１５】頭部3aを一体に設けたバルブピン３にあっ
ては、バルブピン３を図８（Ａ）の如くロッドカバー6c
の前方からその挿通孔16に挿入するか、図８（Ｂ）の如
く固定板５の前方からその挿通孔15に挿入する。図３の
シリンダー６は、ヘッドカバー6bに送排気口28を、ロッ
ドカバー6cに送排気口29を設けたものである。
ては、バルブピン３を図８（Ａ）の如くロッドカバー6c
の前方からその挿通孔16に挿入するか、図８（Ｂ）の如
く固定板５の前方からその挿通孔15に挿入する。図３の
シリンダー６は、ヘッドカバー6bに送排気口28を、ロッ
ドカバー6cに送排気口29を設けたものである。
【００１６】本発明のホットランナー式合成樹脂金型は
上記構造であるから、キャビティＣとゲートをポット本
体２の大きさに応じて設け、各ゲートに夫々ポット本体
２，２' を配設すると共に、ポット本体２，２' の配設
範囲Ａに応じたピストン径Ｄのシリンダー６を、配設範
囲Ａの中心に取付け、該シリンダー６のピストン７に各
ポット本体２，２' に挿入するバルブピン３，３' を取
付ける。
上記構造であるから、キャビティＣとゲートをポット本
体２の大きさに応じて設け、各ゲートに夫々ポット本体
２，２' を配設すると共に、ポット本体２，２' の配設
範囲Ａに応じたピストン径Ｄのシリンダー６を、配設範
囲Ａの中心に取付け、該シリンダー６のピストン７に各
ポット本体２，２' に挿入するバルブピン３，３' を取
付ける。
【００１７】本発明のホットランナー式合成樹脂金型を
用いた場合、シリンダー６のピストン７をヘッドカバー
6bに向けて後退すると、ピストン７には近接配設したポ
ット本体２，２' のバルブピン３，３' が取付けられて
いるため、ピストン７と共にバルブピン３，３' が後退
し、各ポット本体２，２' のノズル2Cが同時に開口され
る。反対にピストン７をロッドカバー6cに向けて前進す
れば、ピストン７と共にバルブピン３，３' が前進し、
各ポット本体２，２' のノズル2Cが同時に閉鎖される。
用いた場合、シリンダー６のピストン７をヘッドカバー
6bに向けて後退すると、ピストン７には近接配設したポ
ット本体２，２' のバルブピン３，３' が取付けられて
いるため、ピストン７と共にバルブピン３，３' が後退
し、各ポット本体２，２' のノズル2Cが同時に開口され
る。反対にピストン７をロッドカバー6cに向けて前進す
れば、ピストン７と共にバルブピン３，３' が前進し、
各ポット本体２，２' のノズル2Cが同時に閉鎖される。
【００１８】尚、本発明によるホットランナー式合成樹
脂金型は上記実施例に限定されるものではなく、例えば
ポット本体２の配設数や配設位置は、図６（Ｂ）と図７
の如くキャビティＣやゲートに応じて行うものである
し、シリンダー６はポット本体２，２' の配設範囲Ａに
応じた大きさを用いるものである。またバルブピン３と
ピストン７の取付け構造、シリンダー６の組立て手段、
及びシリンダー６の送気口８，18と排気口９，19の穿設
位置等は、本発明の要旨に反しない限り適宜変更可能で
ある。
脂金型は上記実施例に限定されるものではなく、例えば
ポット本体２の配設数や配設位置は、図６（Ｂ）と図７
の如くキャビティＣやゲートに応じて行うものである
し、シリンダー６はポット本体２，２' の配設範囲Ａに
応じた大きさを用いるものである。またバルブピン３と
ピストン７の取付け構造、シリンダー６の組立て手段、
及びシリンダー６の送気口８，18と排気口９，19の穿設
位置等は、本発明の要旨に反しない限り適宜変更可能で
ある。
【００１９】
【発明の効果】本発明のホットランナー式合成樹脂金型
は、上記構造であるから以下に記載されるような効果を
奏する。ポット本体を複数配置し、そのポット本体に挿
入するバルブピンを一体のシリンダーピストンにて往復
動するものであるから、ポット本体を小間隔に配設し得
る。その結果、金型を小型化し得るし、大きさに制限の
ある金型にあっては、同時成形数を増加することもでき
るばかりか、金型構造を簡略にし、且つヒーターポット
の配設を簡単容易にし得る。
は、上記構造であるから以下に記載されるような効果を
奏する。ポット本体を複数配置し、そのポット本体に挿
入するバルブピンを一体のシリンダーピストンにて往復
動するものであるから、ポット本体を小間隔に配設し得
る。その結果、金型を小型化し得るし、大きさに制限の
ある金型にあっては、同時成形数を増加することもでき
るばかりか、金型構造を簡略にし、且つヒーターポット
の配設を簡単容易にし得る。
【００２０】特に本発明のホットランナー式合成樹脂金
型は、複数に配置したポット本体のバルブピンを一度に
往復動し得るため、高度の熟練を要したバルブピンの同
調操作も不要になる。しかもシリンダーのピストン径は
従来より大径になるが、シリンダーの取付け数が著しく
減少するので、シリンダーの取付けも簡略になる等、本
発明のホットランナー式合成樹脂金型は精密合成樹脂製
品の形成に顕著な効果を奏するものである。
型は、複数に配置したポット本体のバルブピンを一度に
往復動し得るため、高度の熟練を要したバルブピンの同
調操作も不要になる。しかもシリンダーのピストン径は
従来より大径になるが、シリンダーの取付け数が著しく
減少するので、シリンダーの取付けも簡略になる等、本
発明のホットランナー式合成樹脂金型は精密合成樹脂製
品の形成に顕著な効果を奏するものである。
【図１】本発明によホットランナー式合成樹脂金型の要
部構造を示す断面図である。
部構造を示す断面図である。
【図２】シリンダーの構造例を示す断面図である。
【図３】シリンダーの構造例を示す断面図である。
【図４】の（Ａ）（Ｂ）バルブピンの取付例を示す断面
図である。
図である。
【図５】の（Ａ）（Ｂ）バルブピンの取付例を示す断面
図である。
図である。
【図６】の（Ａ）（Ｂ）ポット本体の配置例とバルブピ
ンの配設範囲を示す平面図である。
ンの配設範囲を示す平面図である。
【図７】ポット本体の配置例を示す平面図である。
【図８】の（Ａ）（Ｂ）バルブピンの取付例を示す断面
図である。
図である。
【図９】従来ホットランナー式合成樹脂金型の断面図で
ある。
ある。
【図１０】従来ホットランナー式合成樹脂金型の要部断
面図である。
面図である。
１ ヒーターポット ２，２' ポット本体、2a 胴体、2b 蓋体、2c ノズ
ル ３，３' バルブピン ４ 案内体 ５ 固定板 ６，Ｐ シリンダー、6a チューブ、6b ヘッドカバ
ー、6c ロッドカバー ７ ピストン ８，18 送気口 ９，19 排気口 12 樹脂路、13 誘導路、15,16,17 挿通孔 20 固定金型、21，22 プレート Ｈ ヒーター Ｃ キャビティ、Ｒ ランナー、Ｓ スプール Ａ バルブピンの配設範囲 Ｄ ピストン径
ル ３，３' バルブピン ４ 案内体 ５ 固定板 ６，Ｐ シリンダー、6a チューブ、6b ヘッドカバ
ー、6c ロッドカバー ７ ピストン ８，18 送気口 ９，19 排気口 12 樹脂路、13 誘導路、15,16,17 挿通孔 20 固定金型、21，22 プレート Ｈ ヒーター Ｃ キャビティ、Ｒ ランナー、Ｓ スプール Ａ バルブピンの配設範囲 Ｄ ピストン径
Claims (1)
- 【請求項１】 固定金型（20）に取付ける複数のポット
本体（２，２')を、ポット本体（２，２')の大きさ等に
応じて配設し、その配設範囲（Ａ）の中心にシリンダー
（６）を取付け、該シリンダー（６）のピストン（７）
に各ポット本体に挿入するバルブピン（３，３')を固定
し、複数のバルブピン（３，３')を同時に往復動するホ
ットランナー式合成樹脂金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30125493A JPH07125015A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | ホットランナー式合成樹脂金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30125493A JPH07125015A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | ホットランナー式合成樹脂金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07125015A true JPH07125015A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17894617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30125493A Pending JPH07125015A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | ホットランナー式合成樹脂金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07125015A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1410892A1 (de) * | 2002-10-18 | 2004-04-21 | Heitec- Heisskanaltechnik GmbH | Vorrichtung zum Öffnen und Schliessen von Einspritzdüsen in einem Spritzgusswerkzeug |
| JP2006305972A (ja) * | 2005-05-02 | 2006-11-09 | Ipm:Kk | バルブゲート式金型装置およびその製造方法 |
| US7766646B2 (en) | 2007-06-22 | 2010-08-03 | Mold-Masters (2007) Limited | Injection molding apparatus with plate actuation of valve pins |
| JP2011020421A (ja) * | 2009-07-21 | 2011-02-03 | Heiwa Denki:Kk | バルブシステム |
| KR101410017B1 (ko) * | 2012-08-07 | 2014-06-30 | 주식회사 유도 | 밸브핀 가이드 장치가 구비된 핫런너 시스템 |
-
1993
- 1993-11-05 JP JP30125493A patent/JPH07125015A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1410892A1 (de) * | 2002-10-18 | 2004-04-21 | Heitec- Heisskanaltechnik GmbH | Vorrichtung zum Öffnen und Schliessen von Einspritzdüsen in einem Spritzgusswerkzeug |
| JP2006305972A (ja) * | 2005-05-02 | 2006-11-09 | Ipm:Kk | バルブゲート式金型装置およびその製造方法 |
| US7766646B2 (en) | 2007-06-22 | 2010-08-03 | Mold-Masters (2007) Limited | Injection molding apparatus with plate actuation of valve pins |
| JP2011020421A (ja) * | 2009-07-21 | 2011-02-03 | Heiwa Denki:Kk | バルブシステム |
| KR101410017B1 (ko) * | 2012-08-07 | 2014-06-30 | 주식회사 유도 | 밸브핀 가이드 장치가 구비된 핫런너 시스템 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4705473A (en) | Dual feed bushing for multi-cavity injection molding | |
| US6604500B2 (en) | Resin intake manifolds and manufacturing process thereof | |
| JP2005132079A (ja) | 加熱ランナ共押出しノズル | |
| US4755131A (en) | Fluid cooled hydraulic actuating mechanism for single cavity injection molding | |
| USRE35256E (en) | Tandem injection molding machine with direct feed to molds | |
| JP2908971B2 (ja) | 成形金型のホットランナーのゲートの開閉装置 | |
| JPH07125015A (ja) | ホットランナー式合成樹脂金型 | |
| US7192270B2 (en) | Tight pitch nozzle with individual valve gate control | |
| US6079971A (en) | Injection assembly for a plastic injection mould and method for making the assembly | |
| JP2002096359A (ja) | ホットランナー用金型 | |
| CN210940220U (zh) | 一种薄壁单腔型塑件成型模具 | |
| CN213618196U (zh) | 交叉填充式双色塑料椅一体成型模具结构 | |
| KR102405213B1 (ko) | 흡기 매니폴드 제조용 다이캐스트 금형 | |
| JP2001105458A (ja) | 一つのピストンで多数のバルブピンを作動する射出成形機の樹脂注入装置 | |
| CN206765270U (zh) | 单边缸控制针阀 | |
| JP3948791B2 (ja) | 射出成形金型 | |
| JP2522881B2 (ja) | 複数頭形射出成形機による成形方法 | |
| CN107186968A (zh) | 热流道针阀控制机构 | |
| CN218366250U (zh) | 一种新型热流道系统 | |
| KR200317467Y1 (ko) | 멀티실린더형 싱글밸브시스템 | |
| CN218965923U (zh) | 一种双定位高精度的一分八热流道浇注系统 | |
| JP2000033633A (ja) | バルブゲートユニット | |
| CN210705819U (zh) | 热嘴组件及热流道系统 | |
| CN220261882U (zh) | 摩托车大灯底座双滑块侧抽脱模机构 | |
| CN213733164U (zh) | 一种滑动式斜度安装针阀热流道系统 |