JPH0712480Y2 - 縦2連型シールドトンネルの覆工構造 - Google Patents

縦2連型シールドトンネルの覆工構造

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JPH0712480Y2
JPH0712480Y2 JP1988157218U JP15721888U JPH0712480Y2 JP H0712480 Y2 JPH0712480 Y2 JP H0712480Y2 JP 1988157218 U JP1988157218 U JP 1988157218U JP 15721888 U JP15721888 U JP 15721888U JP H0712480 Y2 JPH0712480 Y2 JP H0712480Y2
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tunnel
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lining structure
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Inventor
敏則 豊田
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日本シールドエンジニアリング株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、2つのシールドトンネルを縦方向に連設し
て、自動車や電車の交通路としての利用を可能にする縦
2連型シールドトンネルの覆工構造に関する。
〔従来の技術〕
道路下の公共地下空間には、共同溝,電力線,電信線,
都市ガス管,上下水道などが平面的,立体的にひしめき
合って設置されている。このため、例えば新たに公共地
下空間周辺に、自動車や電車などの交通路を計画しよう
とする場合には、できるだけ上記共同溝の障害にならな
い適切な部位を求めることが必要になる。同様にして、
高層建築物の地下構造物の障害も回避する必要がある。
一方、交通量の増大に対応するために、地下に設置する
シールドトンネルも大径化したり、複数本化したり、拡
幅したりすることが要請されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記共同溝や地下構造物の設置がますま
す増大する現況では、シールドトンネルの大径化や複数
本化は、極めて困難であるほか、区分地下権の設定にも
大きな費用が掛って不経済になるほか、施工費が高騰
し、曲線施工が面倒になるなどの問題点があった。
この考案は上記のような従来の問題点に着目してなされ
たものであり、横方向の占有空間を少なくして区分地下
権の収得を要する費用を低減できるとともに、上記共同
溝などや地下構造物による影響をできるだけ少なく、し
かも上側と下側のトンネルの強度を十分に保持して、多
くの交通量を確保することができる縦2連型シールドト
ンネルの覆工構造を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案にかかる縦2連型シールドトンネルの覆工構造
は、上下トンネルの境界部に対向するY型セグメントを
使用して縦2連構造のセグメントを組み立てるトンネル
の覆工構造であって、上記境界部には対向するY型セグ
メント間に中床版が設けられ、この中床版は、Y型セグ
メントの継材受面間に落し込まれた継材セグメントと、
該継材セグメントの上方に各Y型セグメントに形成され
た段状受面間に嵌め込まれたアーチ型セグメントとから
なる。
〔作用〕
この考案における中床版は、Y型セグメント間に介装さ
れて上側トンネルの床およびこの床を補強するトラスと
して、また、下側トンネルの天井としてそれぞれ機能
し、上側トンネルの自動車や電車の衝撃荷重を含む内部
荷重を、Y型セグメントを介して両側の各セグメントに
伝達分散する。また、上側トンネルおよび下側トンネル
が縦に連設されるので、トンネルの専有幅が小さいた
め、区分地下権の設定が経済的に行えるとともに、共同
溝や地下構造物などの障害物をできるだけ避けて、施工
できるようにする。
〔実施例〕
以下に、この考案の一実施例を図について説明する。第
1図はこの考案の覆工構造を示す正面図であり、図にお
いて、1は上側トンネル、2は下側トンネルで、これら
はそれぞれA型セグメント3,B型セグメント4およびK
型セグメント5およびY型セグメント6を縦2連構造と
なるように所定の手順で組み付けて覆工される。また、
上側トンネル1および下側トンネル2の境界部におい
て、互いに対抗するY型セグメント6,6にはそれぞれ上
側継手面7,下側継手面8と、段状に形成されたトラス受
け面9およびテーパ状の継材受面10とが形成されてい
る。そして、これらの上側継手面7,下側継手面8は、上
側トンネルおよび下側トンネルのリング形成用のB型セ
グメント4の各下端面および上端面を受けている。ま
た、上記継材受面10,10間には継材セグメント11が上方
から落し込まれて密嵌され、段状受面9,9間には、アー
チ型セグメント12が嵌め込まれている。そして、これら
の継材セグメント11およびアーチ型セグメント12は、上
側トンネル1および下側トンネル2の中床版13を構成し
ている。
かかる2連構造のシールドトンネルは、その組立時にお
いて、Y型セグメント6,継材セグメント11およびアーチ
型セグメント12が他のリング形成用セグメントを構成す
るA型,B型,K型の各セグメント3,4,5の端面よりも、第
2図および第3図に示すように、切羽側の突出するよう
にして、組み立てられる。そして、この突出したY型セ
グメント6,6の上へ上側トンネル1形成用のB型セグメ
ント4,A型セグメント3が順次載置され、最後にK型セ
グメント5を切羽側から水平挿入して上側のリング形成
用セグメントの組み立てを完了する。
一方、下側トンネル2用のB型セグメント4,A型セグメ
ント3をY型セグメント6,6に順次吊り下げて組み付
け、最後にK型セグメント5を水平挿入して、下側のリ
ング形成用セグメントの組み立てを完了する。そして、
これらの上側および下側のリング形成用セグメントの組
立後に、これらの間に左右のY型セグメント6,6を切羽
側からセグメント幅の約1/2水平挿入し、継材セグメン
ト11およびアーチ型セグメント12を組み付けていき、最
終的に縦2連構造のシールドトンネルが完成する。
そして、このようにして形成された縦2連構造のシール
ドトンネルにあっては、中床版13が上側トンネル1およ
び下側トンネル2を隔離するので、安全な空間内で、各
トンネル1,2のリング形成用セグメントによる覆工を同
時に並行して実施でき、作業能率が高まるほか、Y型セ
グメント6を基準にして、各セグメントの直線および曲
線施工を容易かつ迅速に行うことができる。さらに、中
床版13は2重構造で相対するY型セグメント6,6間に介
装し、しかもアーチ型セグメント12を用いることによっ
てトラスを形成しているため、全部材が圧縮状態にな
り、構造が安定する。
特に、かかる縦2連構造のトンネルでは区分地下権の取
得に当って、その占有面積が少ないので極めて経済的で
あり、従来のように単に2本のシールドトンネルを独立
に並設したり、横2列に連設したものに比較して、周辺
地盤の乱れの範囲を、最小限に抑えることができる。ま
た、土圧,水圧によって覆工に発生する応力も極めて安
定性の高いものとなる。
なお、上記各セグメント3,4,5,6および中床版13の材料
は、鉄筋コンクリートのほか、スチール,ダクタイル鋳
鉄,スチールとコンクリートとの合成物のいずれかを採
用することができる。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、この考案によれば境界部にY
型セグメントが使用されて組み立てられた縦2連構造の
シールドトンネルであって、上記境界部で対向するY型
セグメント間にアーチ型2重構造の中床版を架設し、上
記Y型セグメントを切羽側に突出させたあと、このY型
セグメントを中心として上側および下側にリング形成用
セグメントを組み立てたので、上側トンネルおよび下側
トンネルの組み立てを同時に並行して効率的に実施しな
がら十分な強度を得ることができるともに、区分地下権
の取得を経済的に実施できるなどの実用上の利点が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる縦2連型シールドトンネルの
覆工構造を示す正面図、第2図は同じく側面図、第3図
は同じく斜視図である。 6……Y型セグメント、11……継材セグメント、12……
アーチ型セグメント、13……中床版。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】セグメントを組み立てて上下2連に併設し
    たトンネルの覆工構造であって、 前記上下2連の境界部が、対向するY型セグメントと、
    これらY型セグメント間に架設した中床版とからなり、 さらに、この中床版が、対向するY型セグメントの継材
    受面間に落し込まれた継材セグメントと、該継材セグメ
    ントの上方に各Y型セグメントに形成された段状受面間
    に嵌め込まれたアーチ型セグメントとからなる縦2連型
    シールドトンネルの覆工構造。
JP1988157218U 1988-12-03 1988-12-03 縦2連型シールドトンネルの覆工構造 Expired - Lifetime JPH0712480Y2 (ja)

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JPH0278697U JPH0278697U (ja) 1990-06-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2581167B2 (ja) * 1988-06-17 1997-02-12 石川島播磨重工業株式会社 セグメントの真円保持装置

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JPH0278697U (ja) 1990-06-18

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