JPH0712455B2 - 散布液タンクの散布液撹拌装置 - Google Patents

散布液タンクの散布液撹拌装置

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JPH0712455B2
JPH0712455B2 JP2164783A JP16478390A JPH0712455B2 JP H0712455 B2 JPH0712455 B2 JP H0712455B2 JP 2164783 A JP2164783 A JP 2164783A JP 16478390 A JP16478390 A JP 16478390A JP H0712455 B2 JPH0712455 B2 JP H0712455B2
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JP
Japan
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spray liquid
liquid tank
rotary shaft
plate
tank
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JP2164783A
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JPH0459067A (ja
Inventor
堅二 小林
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Maruyama Manufacturing Co Inc
Original Assignee
Maruyama Manufacturing Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えばスピードスプレーヤ等に装備される
散布液タンクの散布液攪装置に関するものである。
〔従来の技術〕
例えばスピードスプレーヤ及びブームスプレーヤ等に装
備される薬液タンクの散布液攪拌装置(例:実開昭62−
62830号公報及び実開昭63−164931号公報等)では、第
6図に示されるように、水と粉粒状固形薬剤との混合で
ある薬液の濃度が散布作業中、均一になるように、薬液
タンク10の底部等に1個又は複数個のスクリュー羽根70
を配設し、スクリュー羽根70を回転させている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のスクリュー羽根70による攪拌では、薬液タンク10
内の薬液は、第6図Aのように、スクリュー羽根70の前
方へ流れて、スクリュー羽根70に対峙する薬液タンク10
の側壁に衝突し、左右に分流し、薬液タンク10の左右の
側壁に沿ってスクリュー羽根70の後方へ回り込み、薬液
は固定的な湾曲状の経路を循環し、粉粒状固形薬剤を水
に混ぜ込む効果が低下するとともに、薬液タンク10の角
部では適切な攪拌が行われない。
この目的は、上述の従来技術の問題点を克服し、散布液
タンク内の隅々の散布液まで良好に攪拌するとともに、
攪拌力を大幅に増大することができる散布液タンクの散
布液攪拌装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明を、実施例に対応する図面の符号を使用して説
明する。
この発明による散布液タンク(10)の散布液攪拌装置
は、散布液タンク(10)内を底面(18)に沿う方向へ往
復動する板状部材(24)と、散布液タンク(10)内の定
点位置に配設され板状部材(24)へ向かう液流を生成す
るスクリュー羽根(31)とを有してなる。
〔作用〕
この発明において、板状部材(24)は、散布液タンク
(10)の底面(18)に沿う方向へ往復動し、散布液タン
ク(10)内の散布液(12)を散布液タンク(10)の底面
(18)に沿って反対向きの方向へ交互に揺らす。
一方、スクリュー羽根(31)は、散布液タンク(10)内
の定点位置から板状部材(24)へ向かう液流を生成す
る。この液流は、位置を時々刻々変化している板状部材
(24)に衝突して、反射し、再びスクリュー羽根(31)
の方へ移動する。この戻り方向の液流は、スクリュー羽
根(31)の方から後から来る液流に繰返し衝突、反射す
る。
〔実施例〕
以下、この発明を第1図〜第5図の実施例について説明
する。
第1図及び第2図は薬液タンク10の内部の構造をそれぞ
れ側方及び上方から示す図である。薬液タンク10は、例
えばスピードスプレーヤに備えられ、内部に薬液12を貯
蔵している。薬液12は、粉粒状固形薬剤を水に分散させ
たものからなる混合物である。回転軸14は、周部にナピ
ア螺線溝16を有し、底壁18の中心線に沿って配設され、
軸受20,22により底壁18より少し高い高さで水平に架設
されている。軸受20は底壁18に固設され、軸受22は軸受
20から遠い方の薬液タンク10の側壁23を貫設されてい
る。板状部材24は、ナピア螺線溝16に対して直角の水平
方向へ延びる板部26と、両板部26間にあって回転軸14に
嵌合する嵌合部28とを有している。2個の案内棒30は、
回転軸14に対して平行に延び、板部26を回転軸14の軸方
向へ案内し、かつ回転軸14の周りの板状部材24の相対回
転を阻止している。スクリュー羽根31は、薬液タンク10
内の軸受22の近傍に個所において回転軸14に一体回転的
に取付けられ、回転軸14の軸方向へ板状部材24の方へ向
かう液流を生成する。
第3図は軸受20,22及び嵌合部28の詳細な構造図であ
る。軸受20は、回転軸14の一端部を軸支する滑り軸受部
32と、ボルト34により底壁18に固定されて滑り軸受部32
を所定高さに保持する柱部36とを有している。軸受22
は、側壁23を貫通してボルト38により側壁23に固定され
るケース40と、ケース40内に収容され回転軸14の他端部
を軸支する玉軸受部42と、回転軸14の周部と軸受22の内
周との間からの薬液12の漏れを阻止するシール44とを有
している。Vプーリ46は、薬液タンク10の外部に配設さ
れ、回転軸14の突出端に一体的に取付けられ、Vベルト
(図示せず)を掛けられて、エンジン(図示せず)から
回転動力を伝達される。
第4図は回転軸14の横断面方向の嵌合部28の断面図であ
る。第3図及び第4図において、挿入子50は、嵌合部28
の上側から挿入され、下端の爪52を回転軸14のナピア螺
線溝16に摺動自在に嵌入している。蓋54は、嵌合部28の
上面に当てられて、ボルト56により板部26に固定され、
嵌合部28からの挿入子50の抜けを阻止している。板状部
材24は案内棒30における板部26の支持により回転軸14の
周方向の回転を阻止されているので、爪52は回転軸14の
回転に伴ってナピア螺線溝16を摺動し、これにより、嵌
合部28は回転軸14の軸方向へ移動する。
第5図は回転軸14のナピア螺線溝16の終端部58を示す図
である。ナピア螺線溝16は、中間部においてX状に交差
し、湾曲状の終端部58を有している。挿入子50(第3図
及び第4図)は、終端部58に到達すると、移動方向を反
転されて、再び、回転軸14の軸方向へ移動する。これに
より、回転軸14の同一方向の回転にもかかわらず、板状
部材24は往復動する。
実施例の作用について説明する。
エンジン(図示せず)の回転動力がVベルト(図示せ
ず)等を介してVプーリ46へ伝達され、回転軸14は一定
速度で一定方向へ回転する。板状部材24は両案内棒30に
より回転軸14の周りの回転を阻止されているので、爪52
は、回転軸14の回転に伴って回転軸14のナピア螺線溝16
を摺動し、回転軸14の軸方向へ往復動する。板状部材24
は、爪52と共に回転軸14の軸方向へ往復動し、これによ
り、薬液タンク10内の薬液12は、薬液タンク10の底壁18
に対して平行でかつ反対向きの方向へ交互に揺らされ
る。この往復的な揺れによる薬液12の流れは、薬液タン
ク10の角部へも至り、薬液タンク10内の薬液12は、死角
を生じることなく、攪拌される。
一方、スクリュー羽根31は、軸受22の近傍における回転
軸14の端部に一体回転的に取付けられ、回転軸14と一体
的に回転し、板状部材24へ向かう液流を生成する。この
液流は、位置を時々刻々変化している板状部材24に衝突
して、反射し、再びスクリュー羽根31の方へ移動する。
この戻り方向の液流は、板状部材24の方から後から来る
液流に繰返し衝突、反射する。
図示の実施例では、ナピア螺線溝16付きの回転軸14の回
転により板状部材24が往復動するが、シリンダ等のアク
チュエータにより板状部材24を直接往復動させたり、正
逆転自在なモータの回転動力をピニオン及びラックを介
して板状部材24へ伝達し、そのモータの正逆転により板
状部材24を往復動させたりすることもできる。
〔発明の効果〕
この発明では、散布液タンク内の散布液は、スクリュー
羽根のみによる湾曲線的な経路の循環的な流れに代わ
り、散布液タンクの底面に沿う方向へ往復動に揺らされ
るので、流れ方向が繰返し逆転され、液体への固形分の
攪拌が促進される。また、散布液の流れを散布液タンク
の角部まで到達させることができるので、角部の攪拌効
果も増加する。
さらに、この発明では、定点位置にあるスクリュー羽根
は、往復変位している板状部材へ向かう液流を生成し、
この液流は板状部材に衝突して、反射し、スクリュー羽
根からの後からの液流と衝突し、これにより、散布液タ
ンク内には液流の複雑かつ多様な衝突が生じる。こうし
て、一層効果的な攪拌流を散布液タンク内に生成し、攪
拌効果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの発明の実施例に関し、第1図及び
第2図は薬液タンクの内部の構造をそれぞれ側方及び上
方から示す図、第3図は軸受及び嵌合部の詳細な構造
図、第4図は回転軸の横断面方向の嵌合部の断面図、第
5図は回転軸のナピア螺線溝の終端部を示す図、第6図
は従来のスクリュー羽根による攪拌流を示す図である。 10……薬液タンク(散布液タンク)、12……薬液(散布
液)、18……底壁(底面)、24……板状部材、31……ス
クリュー羽根。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】散布液タンク(10)内を底面(18)に沿う
    方向へ往復動する板状部材(24)と、前記散布液タンク
    (10)内の定点位置に配設され前記板状部材(24)へ向
    かう液流を生成するスクリユー羽根(31)とを有してな
    ることを特徴とする散布液タンクの散布液攪拌装置。
JP2164783A 1990-06-23 1990-06-23 散布液タンクの散布液撹拌装置 Expired - Lifetime JPH0712455B2 (ja)

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CN109158042B (zh) * 2018-09-07 2021-05-25 南通黄海药械有限公司 一种具有自动配比功能的农药喷洒混合装置
CN115155401B (zh) * 2022-07-22 2023-06-23 潮州市顺冠生物科技有限公司 一种复配添加剂无重力混合搅拌生产线
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