JPH07124352A - 回転型カッター装置における角型メスの使用方法、及び回転型カッター装置 - Google Patents
回転型カッター装置における角型メスの使用方法、及び回転型カッター装置Info
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- JPH07124352A JPH07124352A JP27948993A JP27948993A JPH07124352A JP H07124352 A JPH07124352 A JP H07124352A JP 27948993 A JP27948993 A JP 27948993A JP 27948993 A JP27948993 A JP 27948993A JP H07124352 A JPH07124352 A JP H07124352A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本願発明は、角型メスの端縁部に形成されて
いる刃部をほぼ均一に使用し得るようにすることによっ
て、研磨された刃部の使用期間の拡大を図り、角型メス
の寿命を大幅に向上させ得るようにすることを目的とす
る。 【構成】 本願発明に係る回転型カッター装置は、多角
形をなすと共にその多角形の周縁に薄肉先鋭の刃部を形
成してなる角型メスと、この角刃の中央部を保持しつつ
回動する回動部と、この回動部を回動させる駆動手段1
8と、前記回動部の回転駆動方向の正逆を指示する方向
設定手段S2,21a,21cと、この方向設定手段に
よって支持された回転方向に従って前記駆動手段の駆動
を制御する制御手段21aと、を備える。
いる刃部をほぼ均一に使用し得るようにすることによっ
て、研磨された刃部の使用期間の拡大を図り、角型メス
の寿命を大幅に向上させ得るようにすることを目的とす
る。 【構成】 本願発明に係る回転型カッター装置は、多角
形をなすと共にその多角形の周縁に薄肉先鋭の刃部を形
成してなる角型メスと、この角刃の中央部を保持しつつ
回動する回動部と、この回動部を回動させる駆動手段1
8と、前記回動部の回転駆動方向の正逆を指示する方向
設定手段S2,21a,21cと、この方向設定手段に
よって支持された回転方向に従って前記駆動手段の駆動
を制御する制御手段21aと、を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、布の裁断等を行う回
転型カッター装置における角型メスの使用方法及びカッ
ター装置に関し、詳しくは角型メスの寿命向上に関する
ものである。
転型カッター装置における角型メスの使用方法及びカッ
ター装置に関し、詳しくは角型メスの寿命向上に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】現在、布の裁断には図6に示すような回
転型カッターC1が使用されている。この回転型カッタ
ーC1は、装置本体1内に収納されたモータ(図示せ
ず)によって回動部2が一定方向(A方向)へと回転す
るようになっており、その回動部2には、角型メス3が
固定されている。この角型メス3はほぼ正六角形をなす
金属板によって形成され、その周縁部には薄肉先鋭の刃
部E(図7参照)が形成されている。なお、この角型メ
ス3は、その中央部がねじ等によって前記回動部2に着
脱可能に取り付けられるようになっている。
転型カッターC1が使用されている。この回転型カッタ
ーC1は、装置本体1内に収納されたモータ(図示せ
ず)によって回動部2が一定方向(A方向)へと回転す
るようになっており、その回動部2には、角型メス3が
固定されている。この角型メス3はほぼ正六角形をなす
金属板によって形成され、その周縁部には薄肉先鋭の刃
部E(図7参照)が形成されている。なお、この角型メ
ス3は、その中央部がねじ等によって前記回動部2に着
脱可能に取り付けられるようになっている。
【0003】また、1aは装置本体1に突設された把持
部であり、この把持部1aには前記モータの駆動/停止
を指示する駆動スイッチ1bが設けられており、これを
ONすることによりモータが駆動され、回動部2と共に
角型メス3が回転するようになっている。従って、布を
裁断する場合には、把持部1aを持ち前記駆動スイッチ
1bをONして角型メス3を一定方向へと回転させ、そ
の刃部Eを布に押し当てて裁断を行い、その後、停止駆
動スイッチ1bをOFFすることによって所望の長さで
裁断を停止させることができる。
部であり、この把持部1aには前記モータの駆動/停止
を指示する駆動スイッチ1bが設けられており、これを
ONすることによりモータが駆動され、回動部2と共に
角型メス3が回転するようになっている。従って、布を
裁断する場合には、把持部1aを持ち前記駆動スイッチ
1bをONして角型メス3を一定方向へと回転させ、そ
の刃部Eを布に押し当てて裁断を行い、その後、停止駆
動スイッチ1bをOFFすることによって所望の長さで
裁断を停止させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように角型メス3を回転させて布を切断する従来の回転
型カッター装置C1にあっては、モータによって角型メ
ス3を常時一定の方向へ回転させるようになっていたた
め、角型メス3の刃部Eのうち、図7の斜線で示すよう
な領域E1、すなわち頂点Pより回転方向Aの前方に位
置する領域E1のみが摩耗し、他の領域、すなわち頂点
Pより回転方向後方に位置する領域E2は殆ど摩耗しな
いという現象が発生した。つまり、従来の回転型カッタ
ーC1では、刃部Eの中の一部の領域E1のみが使用さ
れ、他の領域E2は全く使用されないという不均一な使
用状況となっており、そのため切断量に対するメスの切
れ味が短期間で低下してしまい、頻繁に研磨しなければ
ならなかった。このため研磨に多くの時間と労力を費す
結果となり、またメス全体の寿命も短くなるため、ラン
ニングコストが高くなるという問題があった。
ように角型メス3を回転させて布を切断する従来の回転
型カッター装置C1にあっては、モータによって角型メ
ス3を常時一定の方向へ回転させるようになっていたた
め、角型メス3の刃部Eのうち、図7の斜線で示すよう
な領域E1、すなわち頂点Pより回転方向Aの前方に位
置する領域E1のみが摩耗し、他の領域、すなわち頂点
Pより回転方向後方に位置する領域E2は殆ど摩耗しな
いという現象が発生した。つまり、従来の回転型カッタ
ーC1では、刃部Eの中の一部の領域E1のみが使用さ
れ、他の領域E2は全く使用されないという不均一な使
用状況となっており、そのため切断量に対するメスの切
れ味が短期間で低下してしまい、頻繁に研磨しなければ
ならなかった。このため研磨に多くの時間と労力を費す
結果となり、またメス全体の寿命も短くなるため、ラン
ニングコストが高くなるという問題があった。
【0005】また、回転型カッター装置としては、上記
のように作業者が手で持って使用するものの他に、現
在、自動縫製機などに組み込んで自動裁断を行うように
したものも提案されている。この自動裁断型の回転型カ
ッター装置では、自動縫製機などに具備された布搬送機
構で自動的に布を移動させながら所定形状の裁断を行う
ようになっており、布搬送機構の駆動に使用する搬送デ
ータは角型メスの外形寸法に基づいて設定される。とこ
ろが、上記のように頻繁に研磨を必要とし、短期間で角
型メス3の外形寸法が変化してしまう場合には、それに
伴って頻繁に布搬送データの変更を行わなければなら
ず、これが自動化を実現する上での課題となっていた。
のように作業者が手で持って使用するものの他に、現
在、自動縫製機などに組み込んで自動裁断を行うように
したものも提案されている。この自動裁断型の回転型カ
ッター装置では、自動縫製機などに具備された布搬送機
構で自動的に布を移動させながら所定形状の裁断を行う
ようになっており、布搬送機構の駆動に使用する搬送デ
ータは角型メスの外形寸法に基づいて設定される。とこ
ろが、上記のように頻繁に研磨を必要とし、短期間で角
型メス3の外形寸法が変化してしまう場合には、それに
伴って頻繁に布搬送データの変更を行わなければなら
ず、これが自動化を実現する上での課題となっていた。
【0006】本願発明は上記従来技術の問題点に着目し
てなされたもので、角型メスの端縁部に形成されている
刃部をほぼ均一に使用し得るようにすることによって、
研磨された刃部の使用期間の拡大を図り、角型メスの寿
命を大幅に向上させ得るようにすることを目的とする。
てなされたもので、角型メスの端縁部に形成されている
刃部をほぼ均一に使用し得るようにすることによって、
研磨された刃部の使用期間の拡大を図り、角型メスの寿
命を大幅に向上させ得るようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願発明は、次のような構成を採る。すなわち、本
願発明に係る回転型カッター装置における角型メスの使
用方法では、多角形をなすと共にその多角形の周縁に薄
肉先鋭の刃部を形成してなる角型メスと、この角刃の中
央部を保持しつつ回動する回動部と、この回動部を回動
させる駆動手段とを備えた回転型カッター装置におい
て、前記角型メスの回転方向を所定の回転数毎に正逆に
切り換えるようにして使用する。
め、本願発明は、次のような構成を採る。すなわち、本
願発明に係る回転型カッター装置における角型メスの使
用方法では、多角形をなすと共にその多角形の周縁に薄
肉先鋭の刃部を形成してなる角型メスと、この角刃の中
央部を保持しつつ回動する回動部と、この回動部を回動
させる駆動手段とを備えた回転型カッター装置におい
て、前記角型メスの回転方向を所定の回転数毎に正逆に
切り換えるようにして使用する。
【0008】また、本願発明の回転型カッター装置は、
多角形をなすと共にその多角形の周縁に薄肉先鋭の刃部
を形成してなる角型メスと、この角型メスの中央部を保
持しつつ回動する回動部と、この回動部を回動させる駆
動手段と、前記回動部の回転駆動方向の正逆を指示する
方向設定手段と、この方向設定手段によって支持された
回転方向に従って前記駆動手段の駆動を制御する制御手
段と、を備える。
多角形をなすと共にその多角形の周縁に薄肉先鋭の刃部
を形成してなる角型メスと、この角型メスの中央部を保
持しつつ回動する回動部と、この回動部を回動させる駆
動手段と、前記回動部の回転駆動方向の正逆を指示する
方向設定手段と、この方向設定手段によって支持された
回転方向に従って前記駆動手段の駆動を制御する制御手
段と、を備える。
【0009】
【作用】上記の角刃メスの使用方法のように、所定の切
断動作を行った後に角型メスの回転方向の正逆を切り換
えるようにすれば、角型メスの刃部がその各頂点部分の
前方部領域及び後方部領域のいずれも裁断に使用される
ため、両領域の刃部はほぼ均一な状態で摩耗することと
なり、一方の領域(角刃の回転方向前方の領域)のみが
摩耗する従来の装置に比べて使用期間が約2倍に延長さ
れる。
断動作を行った後に角型メスの回転方向の正逆を切り換
えるようにすれば、角型メスの刃部がその各頂点部分の
前方部領域及び後方部領域のいずれも裁断に使用される
ため、両領域の刃部はほぼ均一な状態で摩耗することと
なり、一方の領域(角刃の回転方向前方の領域)のみが
摩耗する従来の装置に比べて使用期間が約2倍に延長さ
れる。
【0010】また、上記回転型カッター装置によれば、
角型メスが所定の回転数に達すると、方向指示手段から
の指示に従って制御手段が駆動手段の駆動を制御し、回
動部の回動方向を切り換えるため、角型メスを上述の使
用法で使用することが可能となり、角型メスの寿命を大
幅に延長することができる。このため、この回転型カッ
ター装置によれば、自動縫製機等へ組み込んだ場合に
も、角型メスの外形寸法の必要入力回数を減少すること
ができ、操作性の向上を期待できる。
角型メスが所定の回転数に達すると、方向指示手段から
の指示に従って制御手段が駆動手段の駆動を制御し、回
動部の回動方向を切り換えるため、角型メスを上述の使
用法で使用することが可能となり、角型メスの寿命を大
幅に延長することができる。このため、この回転型カッ
ター装置によれば、自動縫製機等へ組み込んだ場合に
も、角型メスの外形寸法の必要入力回数を減少すること
ができ、操作性の向上を期待できる。
【0011】
【実施例】以下、本願発明の実施例を説明する。図1及
び図2は、自動縫製機に組み込まれた回転型カッターを
示す図であり、図において、M1は縫い針Nを有するミ
シンアーム、M2は布WをミシンテーブルTに沿って移
動させる枠状の布保持部材である。この布保持部材M2
は、図外のXY駆動機構によって、直交する2方向(X
方向、及びY方向)へと移動するようになっており、そ
の移動は、縫い針Nの昇降動作に同期して一針毎に行わ
れる。
び図2は、自動縫製機に組み込まれた回転型カッターを
示す図であり、図において、M1は縫い針Nを有するミ
シンアーム、M2は布WをミシンテーブルTに沿って移
動させる枠状の布保持部材である。この布保持部材M2
は、図外のXY駆動機構によって、直交する2方向(X
方向、及びY方向)へと移動するようになっており、そ
の移動は、縫い針Nの昇降動作に同期して一針毎に行わ
れる。
【0012】また、C2はこの実施例における回転型カ
ッター装置を示しており、次のように構成されている。
すなわち、11は前記ミシンアームM1の側面部に固定
されたL字状の保持台、12はこの保持台11に取付具
13を介して固定したエアーシリンダ、14はこのエア
ーシリンダ12のシリンダロッド12aに固定された昇
降板であり、この昇降板14は、前記保持台11の一側
面に沿ってシリンダロッド12aと共に昇降するように
なっている。
ッター装置を示しており、次のように構成されている。
すなわち、11は前記ミシンアームM1の側面部に固定
されたL字状の保持台、12はこの保持台11に取付具
13を介して固定したエアーシリンダ、14はこのエア
ーシリンダ12のシリンダロッド12aに固定された昇
降板であり、この昇降板14は、前記保持台11の一側
面に沿ってシリンダロッド12aと共に昇降するように
なっている。
【0013】また、15はこの昇降板14の下部に回動
自在に軸着された回動軸であり(図2参照)、この回動
軸15にはプーリ16及び角型メス17が固定されてい
る。この角型メス17はほぼ正六角形をなし、その周縁
部に薄肉先鋭の刃部Eを形成したものとなっており、前
記従来技術にて示した角型メス3(図7参照)と同一の
形状、性能を有する。18は前記昇降板14の上部に固
定されたメス駆動モータであり、その回動シャフト18
aにはプーリ19が固定され、このプーリ19はベルト
10を介して前記プーリ16に連結されている。
自在に軸着された回動軸であり(図2参照)、この回動
軸15にはプーリ16及び角型メス17が固定されてい
る。この角型メス17はほぼ正六角形をなし、その周縁
部に薄肉先鋭の刃部Eを形成したものとなっており、前
記従来技術にて示した角型メス3(図7参照)と同一の
形状、性能を有する。18は前記昇降板14の上部に固
定されたメス駆動モータであり、その回動シャフト18
aにはプーリ19が固定され、このプーリ19はベルト
10を介して前記プーリ16に連結されている。
【0014】一方、図4は上記ミシン、及び回転型カッ
ター装置などの制御形回路を示すブロック図である。図
において、20はCPU21,ROM22,RAM23
等を備えた周知のマイクロコンピュータであり、CPU
21は判別手段及び制御手段としての制御部21a、演
算部21b、及び計数部21c等をその機能として有し
ている。また、前記ROM22には、後述の制御動作を
行うための動作プログラム等が格納され、RAM23に
は予め縫製データ等が格納されている。
ター装置などの制御形回路を示すブロック図である。図
において、20はCPU21,ROM22,RAM23
等を備えた周知のマイクロコンピュータであり、CPU
21は判別手段及び制御手段としての制御部21a、演
算部21b、及び計数部21c等をその機能として有し
ている。また、前記ROM22には、後述の制御動作を
行うための動作プログラム等が格納され、RAM23に
は予め縫製データ等が格納されている。
【0015】そしてCPU21の出力側には、ミシン主
軸を回転させるミシンモータMMの駆動回路24、前記
エアーシリンダ12に接続された電磁弁25の駆動回路
26、メス駆動モータ18の駆動回路27、及び布保持
部材M2を移動させるXY駆動機構に設けられたX,Y
駆動モータ28の駆動回路29等が接続されており、ま
たCPU21の入力側には、種々のデータや指令を入力
するための操作パネル30が接続されると共に、シリン
ダロッドの上昇位置に達したことを検出する上昇位置検
出センサS1、及びシリンダロッドが下降位置に達した
ことを検出する下降位置検出センサS2などが接続され
ている。
軸を回転させるミシンモータMMの駆動回路24、前記
エアーシリンダ12に接続された電磁弁25の駆動回路
26、メス駆動モータ18の駆動回路27、及び布保持
部材M2を移動させるXY駆動機構に設けられたX,Y
駆動モータ28の駆動回路29等が接続されており、ま
たCPU21の入力側には、種々のデータや指令を入力
するための操作パネル30が接続されると共に、シリン
ダロッドの上昇位置に達したことを検出する上昇位置検
出センサS1、及びシリンダロッドが下降位置に達した
ことを検出する下降位置検出センサS2などが接続され
ている。
【0016】なお、この下降位置検出センサS2と前記
計数部21cとによって計測手段を構成しており、さら
に、この計測手段と前記制御部(判別手段、制御手段)
とによって前記メス駆動モータ18における回動軸15
の回動方向の正逆を設定する設定手段を構成している。
また、上記操作パネル30にはミシンモータMMの起動
を指令する起動スイッチSW1と、回動型カッターC2
の起動を指令するカッター起動スイッチSW2等の他、
メス駆動モータ18の回転方向の正逆を切り換えるべき
切断量(ここでは布の枚数)等の設定や種々の選択を行
う設定入力部SW3等が設けられている。
計数部21cとによって計測手段を構成しており、さら
に、この計測手段と前記制御部(判別手段、制御手段)
とによって前記メス駆動モータ18における回動軸15
の回動方向の正逆を設定する設定手段を構成している。
また、上記操作パネル30にはミシンモータMMの起動
を指令する起動スイッチSW1と、回動型カッターC2
の起動を指令するカッター起動スイッチSW2等の他、
メス駆動モータ18の回転方向の正逆を切り換えるべき
切断量(ここでは布の枚数)等の設定や種々の選択を行
う設定入力部SW3等が設けられている。
【0017】次に、図5に示すフローチャートに基づき
上記構成を有する回転型カッターC2及び自動縫製機M
の動作を説明する。操作パネル30に設けられた設定入
力部SW3によって、作業者が種々の縫製パターンの中
から形成すべき縫製パターンを選択すると、その選択に
応じた縫製データがROM22から読み出される(ステ
ップ1)。そして、読み出した縫製データと予め入力し
た角型メス17の外形寸法とに基づき、布切りデータを
算出し(ステップ2)、そのデータをRAM22に格納
する(ステップ3)。
上記構成を有する回転型カッターC2及び自動縫製機M
の動作を説明する。操作パネル30に設けられた設定入
力部SW3によって、作業者が種々の縫製パターンの中
から形成すべき縫製パターンを選択すると、その選択に
応じた縫製データがROM22から読み出される(ステ
ップ1)。そして、読み出した縫製データと予め入力し
た角型メス17の外形寸法とに基づき、布切りデータを
算出し(ステップ2)、そのデータをRAM22に格納
する(ステップ3)。
【0018】ここで縫製開始指令が入力されると、ミシ
ンモータMMの駆動が開始されると共に、先に読み出し
た縫製データに従ってXY駆動機構が布を一針毎に移動
させて行き、所定の縫い目を形成する(ステップ4,
5)。そして全ての縫製データに基づき縫製動作が実行
されると、ミシンモータMM及びXY駆動機構30の駆
動が停止する(ステップ6)。
ンモータMMの駆動が開始されると共に、先に読み出し
た縫製データに従ってXY駆動機構が布を一針毎に移動
させて行き、所定の縫い目を形成する(ステップ4,
5)。そして全ての縫製データに基づき縫製動作が実行
されると、ミシンモータMM及びXY駆動機構30の駆
動が停止する(ステップ6)。
【0019】次に、CPU21はメス駆動モータ18の
駆動を開始し(ステップ7)、これより若干の遅延時間
を経た後、電磁弁25を開状態としてエアーシリンダ1
2を作動させ、下降位置検知センサS2がONとなる下
降位置までシリンダロッド12aを突出させる(ステッ
プ8,9,10)。これにより、角型メス17は布Wに
接触し、布Wの裁断を開始する。その後、布搬送手段は
先に算出した布切りデータをRAMから読み出し、その
布切りデータに従ってX,Y駆動モータ28を駆動して
布保持部材M2と共に布Wを移動させ、布を所定の形状
に裁断して行く(ステップ11)。
駆動を開始し(ステップ7)、これより若干の遅延時間
を経た後、電磁弁25を開状態としてエアーシリンダ1
2を作動させ、下降位置検知センサS2がONとなる下
降位置までシリンダロッド12aを突出させる(ステッ
プ8,9,10)。これにより、角型メス17は布Wに
接触し、布Wの裁断を開始する。その後、布搬送手段は
先に算出した布切りデータをRAMから読み出し、その
布切りデータに従ってX,Y駆動モータ28を駆動して
布保持部材M2と共に布Wを移動させ、布を所定の形状
に裁断して行く(ステップ11)。
【0020】そして、全ての布切りデータに基づいて切
断動作が実行されると、CPU21はメス駆動モータ1
8の回転を停止し(ステップ12)、電磁弁25を閉状
態としてエアーシリンダ12を不作動とし、シリンダロ
ッド12aと共に角型メス17を上昇させて布Wから離
間させる(ステップ13)。
断動作が実行されると、CPU21はメス駆動モータ1
8の回転を停止し(ステップ12)、電磁弁25を閉状
態としてエアーシリンダ12を不作動とし、シリンダロ
ッド12aと共に角型メス17を上昇させて布Wから離
間させる(ステップ13)。
【0021】以上により一連の縫製・裁断サイクルは終
了するが、この際、前記シリンダロッド12aの上昇に
伴って下降位置検知センサS2から出力されるOFF信
号を受けて、CPU21は内部に設けられた計数部21
cにおける計数値Cを「1」だけ増加させる(ステップ
15)。そして、この計数値Cが予め設定した値Cnに
達したか否かを判断し(ステップ16)、設定値に達し
た場合には、前記計数値Cnをリセットすると共に(ス
テップ17)、メス駆動モータ18を回転させるべき方
向をそれまでに設定されている回転方向(例えばB方
向)へと切り換えてそれをモータ回転方向として設定す
る(ステップ18)。従って、その後の縫製・裁断動作
は切り換えられた設定回転方向に従ってメス駆動モータ
18を駆動する。
了するが、この際、前記シリンダロッド12aの上昇に
伴って下降位置検知センサS2から出力されるOFF信
号を受けて、CPU21は内部に設けられた計数部21
cにおける計数値Cを「1」だけ増加させる(ステップ
15)。そして、この計数値Cが予め設定した値Cnに
達したか否かを判断し(ステップ16)、設定値に達し
た場合には、前記計数値Cnをリセットすると共に(ス
テップ17)、メス駆動モータ18を回転させるべき方
向をそれまでに設定されている回転方向(例えばB方
向)へと切り換えてそれをモータ回転方向として設定す
る(ステップ18)。従って、その後の縫製・裁断動作
は切り換えられた設定回転方向に従ってメス駆動モータ
18を駆動する。
【0022】このようにこの実施例では、縫製・裁断サ
イクルが一定回数実行される毎に、自動的に角型メス1
7の回転方向を切り換えるようになっており、これによ
って角型メス17の寿命は大幅に向上する。すなわち、
角型メス17が正方向(A方向)への回転によって布が
裁断されている間は、角型メス17の刃部Eのうち、図
3の斜線にて示す領域E1のみが摩耗することとなる
が、角型メス17の回転方向が逆方向へと切り換われ
ば、領域E2のみが摩耗することとなるため、刃部Eが
全域に亘って均一に使用される。このため、領域E1だ
けを使用していた従来の装置に比べ、角型メス17の刃
部の寿命は約2倍に延長される。そして、刃部Eの寿命
が約2倍に延長される結果、研磨すべき回数が従来に比
べて約1/2に減少するため、角型メス全体の寿命も約
2倍に延長されることとなる。
イクルが一定回数実行される毎に、自動的に角型メス1
7の回転方向を切り換えるようになっており、これによ
って角型メス17の寿命は大幅に向上する。すなわち、
角型メス17が正方向(A方向)への回転によって布が
裁断されている間は、角型メス17の刃部Eのうち、図
3の斜線にて示す領域E1のみが摩耗することとなる
が、角型メス17の回転方向が逆方向へと切り換われ
ば、領域E2のみが摩耗することとなるため、刃部Eが
全域に亘って均一に使用される。このため、領域E1だ
けを使用していた従来の装置に比べ、角型メス17の刃
部の寿命は約2倍に延長される。そして、刃部Eの寿命
が約2倍に延長される結果、研磨すべき回数が従来に比
べて約1/2に減少するため、角型メス全体の寿命も約
2倍に延長されることとなる。
【0023】また、刃部Eを研磨すべき回数が1/2に
減少したことにより、刃部の外形寸法の変更回数も従来
の約1/2となり、入力操作の負担は軽減される。な
お、上記実施例において、予め設定しておくべき縫製・
裁断回数は、複数回に限らず1回でも良く、また、1縫
製・切断サイクルの中に不連続な複数の切断箇所が存在
する場合には、各切断箇所毎に設定しても良い。すなわ
ち設定回数を1回以下としても良い。
減少したことにより、刃部の外形寸法の変更回数も従来
の約1/2となり、入力操作の負担は軽減される。な
お、上記実施例において、予め設定しておくべき縫製・
裁断回数は、複数回に限らず1回でも良く、また、1縫
製・切断サイクルの中に不連続な複数の切断箇所が存在
する場合には、各切断箇所毎に設定しても良い。すなわ
ち設定回数を1回以下としても良い。
【0024】また、上記実施例では、下位置検知センサ
S2からのOFF信号を計数することにより、裁断量と
して縫製・切断サイクルの回数を検出するようにした
が、同回数の検出には、その他の手段を用いることも可
能である。例えば、ミシンモータの駆動開始回数や、メ
ス駆動モータの駆動開始回数等を計数しても良く、裁断
量を計測する手段としては、特に上記実施例に示した手
段に限定されない。
S2からのOFF信号を計数することにより、裁断量と
して縫製・切断サイクルの回数を検出するようにした
が、同回数の検出には、その他の手段を用いることも可
能である。例えば、ミシンモータの駆動開始回数や、メ
ス駆動モータの駆動開始回数等を計数しても良く、裁断
量を計測する手段としては、特に上記実施例に示した手
段に限定されない。
【0025】なお、以上の説明においては、自動裁断を
可能とした回転型カッターC2を例に採り説明したが、
本願発明は図6に示すような手動操作型のカッターにも
適用可能であることは言うまでもなく、また、布の裁断
を行うものだけでなく、その他のものを切断するものに
関しても適用可能である。
可能とした回転型カッターC2を例に採り説明したが、
本願発明は図6に示すような手動操作型のカッターにも
適用可能であることは言うまでもなく、また、布の裁断
を行うものだけでなく、その他のものを切断するものに
関しても適用可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したとおり、本願発明に係る回
転型カッターの角型メスの使用方法及び回転型カッター
によれば、所定の切断量を実行する毎に、角型メスの回
転方向の正、逆を切り換えるため、角型メスの刃部を偏
りなく均一に使用することができ、一部だけを使用して
いた従来に比べて大幅に角型メスの刃部の寿命を延長す
ることができる。このため、刃部の研磨回数を大幅に減
少することができ、角型メス全体の寿命を延長すること
ができると共に、研磨に要する労力、時間を軽減するこ
とができ、ランニングコストを大幅に低減することがで
きる。また、角型メスの研磨回数を低減することができ
るため、角型メスの外形寸法の変化を緩和することがで
き、被切断物の搬送機構を用いて切断の自動化を図る場
合にも、搬送機構における搬送データを頻繁に変更しな
くとも済み、自動化にも極めて有効である。
転型カッターの角型メスの使用方法及び回転型カッター
によれば、所定の切断量を実行する毎に、角型メスの回
転方向の正、逆を切り換えるため、角型メスの刃部を偏
りなく均一に使用することができ、一部だけを使用して
いた従来に比べて大幅に角型メスの刃部の寿命を延長す
ることができる。このため、刃部の研磨回数を大幅に減
少することができ、角型メス全体の寿命を延長すること
ができると共に、研磨に要する労力、時間を軽減するこ
とができ、ランニングコストを大幅に低減することがで
きる。また、角型メスの研磨回数を低減することができ
るため、角型メスの外形寸法の変化を緩和することがで
き、被切断物の搬送機構を用いて切断の自動化を図る場
合にも、搬送機構における搬送データを頻繁に変更しな
くとも済み、自動化にも極めて有効である。
【図1】本願発明に係る回転型カッター装置の一実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】図1に示したものの要部拡大斜視図である。
【図3】図1に示したものの制御系回路の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図4】図1に示したものの動作手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図5】本願発明に使用する角型メスの形状を示す図で
あり、(a)は右側面(表面)を、(b)は左側面(裏
面)を、(c)は刃部の拡大縦断面図をそれぞれ示して
いる。
あり、(a)は右側面(表面)を、(b)は左側面(裏
面)を、(c)は刃部の拡大縦断面図をそれぞれ示して
いる。
【図6】従来の回転型カッターを示す側面図である。
【図7】回転型カッターに使用される角型メスの一側面
の形状を示す側面図である。
の形状を示す側面図である。
【符号の説明】 15 回動軸(回動部) 16 メス駆動モータ(駆動手段) 17 角型メス 20 マイクロコンピュータ 21 CPU 21a 制御部(判別手段、制御手段) 21b 演算部 21c 計数部 S1 上昇位置検出センサ S2 下降位置検出センサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】 本願発明に使用する角型メスの形状を示す図
であり、(a)は右側面(表面)を、(b)は左側面
(裏面)を、(c)は刃部の拡大縦断面図をそれぞれ示
している。
であり、(a)は右側面(表面)を、(b)は左側面
(裏面)を、(c)は刃部の拡大縦断面図をそれぞれ示
している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】 図1に示したものの制御系回路の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】 図1に示したものの動作手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 多角形をしその多角形の周縁に薄肉先鋭
の刃部を形成してなる角型メスと、この角刃の中央部を
保持しつつ回動する回動部と、この回動部を回動させる
駆動手段とを備えた回転型カッター装置において、 前記角型メスの回転方向の正逆を所定の切断動作後に切
り換えることを特徴とする回転型カッター装置における
角型メスの使用方法。 - 【請求項2】 多角形をしその多角形の周縁に薄肉先鋭
の刃部を形成してなる角刃と、 この角刃の中央部を保持しつつ回動する回動部と、この
回動部を回動させる駆動手段と、 前記回動部の回転駆動方向の正逆を設定する方向設定手
段と、 この方向指示手段によって支持された回転方向に従って
前記駆動手段の駆動を制御する制御手段と、を備えたこ
とを特徴とする回転型カッター装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の回転型カッター装置の方
向設定手段は、回動部の回転量を計測する計測手段と、
この計測手段によって計測された値が予め設定した計測
値に達したか否かを判別する判別手段とからなり、また
請求項2記載の制御手段は、前記判別手段の判別結果に
基づいて前記回動部における回転方向の正逆を切り換え
るよう請求項2記載の駆動手段を駆動することを特徴と
する請求項2記載の回転型カッター装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27948993A JPH07124352A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 回転型カッター装置における角型メスの使用方法、及び回転型カッター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27948993A JPH07124352A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 回転型カッター装置における角型メスの使用方法、及び回転型カッター装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07124352A true JPH07124352A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17611762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27948993A Pending JPH07124352A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 回転型カッター装置における角型メスの使用方法、及び回転型カッター装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07124352A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007037650A (ja) * | 2005-08-01 | 2007-02-15 | Hogi Kenkyusho:Kk | ミシンの布端切断装置 |
| CN104128946A (zh) * | 2014-07-17 | 2014-11-05 | 杭州爱科科技有限公司 | 一种主动轮刀 |
-
1993
- 1993-11-09 JP JP27948993A patent/JPH07124352A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007037650A (ja) * | 2005-08-01 | 2007-02-15 | Hogi Kenkyusho:Kk | ミシンの布端切断装置 |
| CN104128946A (zh) * | 2014-07-17 | 2014-11-05 | 杭州爱科科技有限公司 | 一种主动轮刀 |
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