JPH07123037A - ダイバーシチ受信装置 - Google Patents

ダイバーシチ受信装置

Info

Publication number
JPH07123037A
JPH07123037A JP5269309A JP26930993A JPH07123037A JP H07123037 A JPH07123037 A JP H07123037A JP 5269309 A JP5269309 A JP 5269309A JP 26930993 A JP26930993 A JP 26930993A JP H07123037 A JPH07123037 A JP H07123037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reception
rssi
electric field
field strength
receiving means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5269309A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Oide
高義 大出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP5269309A priority Critical patent/JPH07123037A/ja
Publication of JPH07123037A publication Critical patent/JPH07123037A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Radio Transmission System (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば、移動通信システムで使用するダイバ
ーシチ受信装置に関し、瞬時受信電力対雑音電力比の劣
化改善と低消費電力化を図ることを目的とする。 【構成】 常時、動作状態で、外部アンテナで信号を受
信して受信出力と第1の受信電界強度RSSIT1を送出する
第1の受信手段1と内蔵アンテナで信号を受信する第2
の受信手段2とスイッチ手段SW2 とを有するダイバーシ
チ受信装置において、第1の受信電界強度からしきい値
を設定するしきい値設定手段3と制御手段4を設ける。
そして、制御手段は入力したRSSIT1としきい値RSSIth
の大小を比較してRSSIT1≦RSSIthを検出した時、第2の
受信手段を動作状態にして第2の受信出力を取り出して
送出するが、RSSIT1≧RSSIthを検出した時は第2の受信
手段を非動作状態にすると共に、第1の受信出力を取り
出すように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、移動通信シス
テムで使用するダイバーシチ受信装置に関するものであ
る。
【0002】移動通信では、自動車電話等の移動端末と
基地局間の見通しがないことが多いので、受信波は多数
の反射波の合成となり、空間的に定在波が立っている。
そこで、移動端末がこの定在波中を移動すると、常時、
受信波はフェージングを受けて瞬時受信電力対雑音電力
比が低下する。この為、フェージングの影響を軽減する
対策として、例えば、複数の受信系を持つ検波後ダイバ
ーシチ方式が用いられることがあるが、この方式は検波
部分からアンテナ入力部分までの受信部分が複数系列必
要となるので、この分消費電力が多くなり、待ち受け時
間や通話可能時間が短くなる。
【0003】そこで、移動端末としては、瞬時受信電力
対雑音電力比の劣化改善と低消費電力化を図ることが必
要である。
【0004】
【従来の技術】図12は従来例の構成図である。以下、図
の動作を説明する。
【0005】先ず、共通の送信機からの送信信号を、空
間的に離れて設けられた主アンテナと副アンテナで受信
する。主アンテナで受信した、例えば、800MHz帯の受信
信号S1は、第1の受信手段中の高周波増幅器11, 帯域通
過フイルタ12a を介して第1周波数変換器13に加えられ
る。なお、受信信号S1は狭帯域のFM変調波とする。
【0006】第1周波数変換器13は、第1受信局部発振
器14からの局発信号を利用して、受信信号S1を第1中間
周波数の受信信号に周波数変換した後、帯域通過フイル
タ12b を介して第2周波数変換器15に送出する。第2周
波数変換器は、上記と同様に、第2受信局部発振器16か
らの局発信号を利用して入力信号を第2中間周波数の受
信信号に周波数変換し、帯域通過フイルタ12c を介して
増幅・リミッタ部分17に送出する。
【0007】増幅・リミッタ部分17は、複数段の増幅器
とリミッタで構成されているので、前者で第2中間周波
数の受信信号を増幅した後、後者で振幅制限して検波器
18を介してベースバンド信号を取り出すと共に、着信レ
ベルに対応した電圧を、例えば、所定レベル範囲内(例
えば、0〜5V)に入る様にレベル変換したものを受信電
界強度( RSSIT1) として図示しない制御部分に送出す
る。
【0008】また、副アンテナで受信した受信信号S
2は、第2の受信手段2で上記と同様の処理が行われて
ベースバンド信号と受信電界強度( RSSIT2) が取り出さ
れる。図示しない制御部分は、入力した第1,第2の受
信手段の受信電界強度を比較して、受信電界強度が大き
い方の受信手段から取り出したベースバンド信号を選択
する様にスイッチSW1 を駆動する(後述する)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ここで、携帯電話機等
の移動端末は、携帯すると云う目的の為、電源供給に限
界がある蓄電池及び乾電池による駆動が一般的である。
この為、待ち受け時間(着呼を待ち受ける状態) 及び通
話可能時間に限界が生ずるが、この限界をできるだけ伸
長する為に移動端末の低消費電力化が行われている。
【0010】しかし、上記の検波後ダイバーシチ方式で
は、図12の点線で囲った受信手段が少なくとも2つ必要
となるが、これらの受信手段が全て動作状態の時は消費
電力が大きくなる( この為、待ち受け時間及び通話時間
の伸長が困難) と云う問題があった。
【0011】本発明は、瞬時受信電力対雑音電力比の劣
化改善と低消費電力化を図ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は第1の本発明の原
理構成図である。図中、1は常時、動作状態にあり、外
部アンテナで信号を受信して第1の受信出力と第1の受
信電界強度を送出する第1の受信手段、2は内蔵アンテ
ナで信号を受信して第2の受信出力を送出する第2の受
信手段である。
【0013】また、3は入力した第1の受信電界強度か
ら求めた平均受信電界強度を用いてしきい値を設定する
しきい値設定手段、4は制御手段、SW2 は印加する選択
信号に対応した受信出力を取り出すスイッチ手段であ
る。
【0014】第1の本発明は、制御手段が、入力した第
1の受信電界強度が該しきい値よりも低いことを検出し
た時、該第2の受信手段を動作状態にすると共に、該第
2の受信出力を取り出すセレクト信号を該スイッチ手段
に送出する。
【0015】しかし、入力した第1の受信電界強度が該
しきい値よりも高いことを検出した時、該第2の受信手
段を非動作状態にすると共に、該第1の受信出力を取り
出すセレクト信号を該スイッチ手段に送出する様に構成
した。
【0016】第2の本発明は、上記のしきい値が、所定
の時間間隔で測定して得た第1の受信電界強度から求め
た、平均受信電界強度を用いて設定する様にした。第3
の本発明は、上記の時間間隔が、予め定めた期間、連続
測定して得た第1の受信電界強度からフェージング・ピ
ッチを推定し、推定したフェージング・ピッチを用いて
設定する様にした。
【0017】
【作用】一般に、外部アンテナは内蔵アンテナよりもア
ンテ利得が高いので、前者を使用した時の受信電界強度
は後者を使用した時よりも高くなる。
【0018】そこで、第1の本発明は得られた受信電界
強度を用いてしきい値RSSIthを設定する。そして、第1
の受信手段から取り出した第1の受信電界強度RSSIT1
設定したしきい値よりも高い間は、第1の受信手段の出
力( 第1の受信出力と云う)を取り出す。しかし、第1
の受信電界強度がしきい値以下になった時は、第2の受
信手段の電源をオンして内蔵アンテナを使用する第2の
受信出力を取り出す様にした。
【0019】これにより、2つの受信手段が同時に電源
オンになっている期間はRSSIT1<RSSIthの間だけで、従
来例の常時、同時に電源オンの場合に比較して消費電力
が削減できる。なお、第1の受信手段の電源は常時、オ
ン状態にある。
【0020】第2の本発明は、予め設定した時間間隔で
測定して得た第1の受信電界強度から平均を求め、求め
た平均受信電界強度を用いて上記のしきい値を設定する
様にした。
【0021】第3の本発明は、予め定めた期間、連続測
定して得た第1の受信電界強度からフェージング・ピッ
チを推定し、推定したフェージング・ピッチを用いて時
間間隔を設定する。そして、設定した時間間隔で測定す
る様にした。
【0022】つまり、上記の第2,第3の本発明の様
に、第1の受信電界強度RSSIT1を間欠測定することによ
りRSSIT1取り出し部分の消費電力を減少させ、第1の本
発明の様に連続測定する場合よりも、更に、消費電力を
低下させる。
【0023】
【実施例】図2は第1〜第3の本発明の実施例の構成
図、図3は図2中のしきい値設定手段及び制御手段の構
成図例、図4は第1の本発明の実施例の動作説明図( し
きい値が1つの場合)、図5は図2の外部アンテナ、内
蔵アンテナ切替説明図、図6は第1の本発明の別の実施
例の動作説明図(しきい値が2つの場合)、図7は第1
の本発明の別の実施例におけるアンテナ切替説明図(し
きい値が2つの場合)である。
【0024】また、図8は第2の本発明の実施例の構成
図、図9は第3の本発明の動作説明図、図10は図9中の
フェージング・ピッチ推定部分の説明図で、(a) は構成
図、(b) は(a) の動作説明図、図11は第3の本発明の動
作説明図である。
【0025】ここで、全図を通じて同一符号は同一対象
物を示す。以下、図2〜図11を説明するが、受信手段は
第1,第2の受信手段の2系列とし、前者は常に電源オ
ンの状態にあり、後者は間欠的に電源オンの状態にな
る。また、上記で詳細説明した部分については概略説明
し、本発明の部分について詳細説明をする。
【0026】先ず、図2において、外部アンテナで受信
した受信信号(狭帯域FM変調波)S1は第1の受信手段1
に入力する。そこで、第1の受信手段は受信信号に対し
て、上記と同様に、周波数変換、増幅、検波などの処理
を行ってベースバンド信号を第1の受信出力として取り
出すと共に、着信レベルに対応する電圧をレベル変換し
て得た第1の受信電界強度RSSITIを、アナログ/ デイジ
タル変換器31でデイジタルRSSITIに変換してしきい設定
手段3と制御手段4に送出する。
【0027】ここで、図3に示す様に、しきい値設定手
段3は、加算部分31,(1/N)乗算器32, K 乗算器33とメモ
リ34で構成され、制御手段4は CPU 41,プログラムROM
42,RAM 43, インタフェースINF0〜INF3で構成されてい
るが、CPU 41はしきい値設定手段3の動作制御も行うも
のとする。なお、プログラムROM 42には図4,図6,図1
1に示すフローを実行する様なプログラムが格納されて
おり、CPU はこのフローにしたがって各部の動作を制御
する。
【0028】さて、加算部分31は、インタフェースINF1
( 以下、INF1と省略する) を介して入力するデイジタル
RSSITIを前回の加算結果に加算していくが、N 個加算す
る度に加算結果を(1/N) 乗算器32に送出し、ここでN 個
のデイジタルRSSITIの移動平均を求め、更に、K 乗算器
に送出する。K 乗算器33は、入力した移動平均値にK(
例えば、K =0.6とする) を乗算した乗算結果をしきい値
RSSIthとしてメモリ34に格納する( 図4-S1,S5,S6 参
照) 。
【0029】なお、入力するデイジタルRSSITIはたえず
変化しているので、メモリに格納したしきい値RSSIth
たえず更新しなければならない。また、N 個のデイジタ
ルRSSITIが得られるまでは、例えば、初期値として予め
設定したしきい値を与えておき、M 個(M<N)のデイジタ
ルRSSITIが得られたら、これらのデイジタルRSSITIを用
いたしきい値に変更する。次に、N 個までのデイジタル
RSSITIが得られたらこれらのデイジタルRSSITIを用いた
しきい値に設定してもよい。
【0030】一方、CPU 41は、INF1を介して入力するデ
イジタルRSSITIとしきい値RSSIth(以下、RSSIT1, RSSI
thと省略する) との大小を比較する。比較結果がRSSITI
<RSSIthであれば内蔵アンテナを用いた第2の受信手段
の電源をオンにすると共に、RAM 43内に設けたフラグを
0→1に変化して第2の受信手段の電源がオンであるこ
とを示す。また、INF2を介して駆動信号をスイッチSW 2
に送出して、第2の受信手段からの第2の受信出力が取
り出せる様に切り替える(図4-S2 〜S4参照) 。 しか
し、RSSITI>RSSIthであれば、フラグが1であるか否か
をチェックし、1であれば、第2の受信手段の電源をオ
フにすると共に、INF2を介して駆動信号をスイッチSW2
に送出して、外部アンテナを用いた第1の受信手段から
の第1の受信出力が取り出せる様に切り替える(図4-S
7, S8 参照) 。
【0031】図5は上記の切替動作を図示したもので、
実線が第1の受信手段のRSSIT1の変化、点線が第2の受
信手段のRSSIT2の変化を示す。図に示す様に、RSSIT1
点「イ」ではRSSIT1>RSSIthの状態にあるので、第2の
受信手段の電源はオフ、第1の受信手段の電源のみがオ
ン状態にある。
【0032】なお、RSSIT2は、説明を容易にする為に第
2の受信手段も常時、電源オン状態にした時の受信電界
強度である。さて、点「ロ」ではRSSIT1<RSSIthの為、
第2の受信手段の電源がオン状態になり、RSSIT1の点
「ロ」からRSSIT2の点「ハ」の状態に変化すると共に、
SW2 が第2の受信出力を取り出せる様に切り替わる。
【0033】そして、ある時間経過したRSSIT1の点
「ホ」で、RSSIT1>RSSIthの状態になったので、RSSIT2
の点「ニ」の状態にある第2の受信手段の電源をオフに
する。なお、第1の受信手段は点「ロ」から点「ホ」の
間でも対応する受信電界強度をしきい値設定手段や制御
手段に送出している。
【0034】以下、上記と同様に、RSSIT1の点「ヘ」の
状態からRSSIT2の点「ト」の状態に、RSSIT2の点「チ」
の状態からRSSIT1の点「リ」の状態にそれぞれ切り替わ
る。上記の様な受信手段の切替えのうち、第2の受信手
段の電源がオンになっている時間、即ち、2つの受信手
段が同時に動作状態にある時間は点「ロ」から点「ホ」
の間と点「ヘ」から点「リ」の間だけであり、従来例に
比較して消費電力が削減される。
【0035】なお、スイッチSW2 の切替時に雑音が発生
してベースバンド信号に影響を与えることがあるが、切
替後にベースバンド信号を低域通過フイルタに通すこと
により、発生した雑音の影響を抑圧することができる。
【0036】次に、図6、図7はしきい値をRSSIth1
RSSIth2 と2つ設けた場合で、RSSI th1 >RSSIth2 であ
る。なお、回路構成としては図2,図3の構成図と同じ
であるが、CPU の動作としては図6に示す様にしきい値
に対する判断処理が2つになる。
【0037】図6において、時間 T−(N−1)から時間 T
までのN 時間の間に入力したN 個のデイジタル受信電界
強度RSSITIの移動平均を取り、この平均値の、例えば、
0.6倍をしきい値RSSIth1 とし、平均値の、例えば、0.5
倍をしきい値RSSIth2 とする( 図6-S1 〜S3参照) 。
【0038】そして、RSSIth1 ≧RSSITIの時に内蔵アン
テナを持つ第2の受信手段の電源をオンにするが、RSSI
T1が更に低下してRSSIth2 ≧RSSITIの時に第2の受信出
力が取り出せる様にスイッチSW2 を切り替える(図6-S
4,S5, S7,S8 参照) 。
【0039】一方、時間の経過に伴ってRSSIth2 ≦RSSI
TIの状態になると、スイッチSW2 を第1の受信手段の出
力が取り出せる様に切り戻す(この時は第2の受信手段
の電源はオンになっている)。そして、RSSIT1が更に上
昇してRSSIth1 ≦RSSITIの時に第2の受信手段の電源を
オフにする( 図6-S7,S9,S4,S6参照) 。なお、上記のフ
ラグの状態は、第2の受信手段の電源の状態に対応する
様に切り替える。
【0040】図7は上記の切替動作を図に示したもの
で、実線が第1の受信手段のRSSIT1の変化、一点鎖線が
第2の受信手段のRSSIT2の変化を示す。図に示す様に、
点「イ」より左側では、RSSIth1 ≦RSSITIの状態にある
ので、第2の受信手段の電源はオフの状態にあり、第1
の受信手段のみが電源オンの状態にある。
【0041】また、点「イ」と点「ロ」の間では、RSSI
th2 ≦RSSIT1≦RSSIth1 の為に第2の受信手段の電源を
オンにするが、SW2 は第1の受信出力を取り出す状態に
あり、点「ロ」と点「ハ」の間では、RSSIT1の状態では
RSSIth2 ≧RSSIT1になる為、SW2 が動作して第1の受信
出力の代わりに第2の受信出力を取り出す。
【0042】点「ハ」と点「ニ」の間では、RSSIth2
RSSIT1≦RSSIth1 となるので、SW2は第1の受信出力を
取り出す様な状態に戻る。更に、点「ニ」の右側では、
RSSI th1 ≦RSSIT1になるので第2の受信手段の電源がオ
フになる。
【0043】即ち、図7の下部に示す様に、第1の受信
手段と第2の受信手段が同時に動作状態になるのは点
「イ」と点「ニ」の間だけの為、第1,第2の受信手段
が共に動作状態にある従来例の場合に比較して低消費電
力化が図れる。
【0044】また、第1の受信手段にRSSIT1の間欠測定
を行わせる為、図8に示す様に、間欠駆動部分5を設け
た。この部分はパルス発生器で、例えば、周期5msで所
定のパルス幅を持つ駆動パルスを第1の受信手段内のリ
ミッタに送出する。リミッタは上記の様に、着信レベル
に対応した電圧をレベル変換してRSSIT1としてA/D 変換
器への送出を行っているが、駆動パルスが印加しない間
はレベル変換部分と送出部分( 図示せず) への電源供給
をオフにする。これにより、連続的にRSSIT1をA/D 変換
器に送出する場合に比べて消費電力が低下する。
【0045】更に、上記の間欠測定をフェージング・ピ
ッチに対応して行わせる為、図9、図10に示す様に、フ
ェージング・ピッチ推定部分6を設け、各部分を下記の
様に動作させた。図9において、第1の受信手段が、例
えば、5ms程度の間隔でRSSIT1をA/D 変換器31を介して
しきい設定手段3、制御手段4及び図10に示すフェージ
ング・ピッチ推定部分6に送出する。そこで、しきい値
設定手段3は上記と同様に、入力したRSSITIを用いて平
均値を算出し、しきい値RSSIth1,RSSIth2 を設定する
(図11-S1,S5,S6 参照) 。
【0046】また、フェージング・ピッチ推定部分は、
図10-(a)に示す様な構成で、しきい値レジスタ63には予
め設定したしきい値RSSIth1 が格納しており、RSSIT1
出器61は入力信号からRSSIT1を取り出して比較器62に送
出する。
【0047】比較器62は、印加してあるしきい値とRSSI
T との大小を比較して比較結果を制御部分65に送出する
ので、この部分65は現在の比較結果と時間T だけ前の比
較結果を用いて下記の様にフェージング・ピッチを推定
する( 図11-S2 参照) 。
【0048】即ち、図10-(b)の左側に示す様に、時間T3
におけるRSSIT1がしきい値RSSIth以下で、時間T4におけ
るRSSIT1がしきい値以上になった場合、フェージングに
よってRSSIT1が一度落ち込み、それから回復したと判断
してタイマ66をオン状態にする。
【0049】次に、時間T6において、RSSIT1がしきい値
以上で、時間T6におけるRSSITIがしきい値以下になった
場合、RSSITIがフェージングによる落ち込みと判断して
タイマを停止させ、T4とT6の差を記録する。この動作を
数回繰り返して平均を求め、この平均値をフェージング
・ピッチと推定する。なお、T4−T3, T6−T5間はフェー
ジング・ピッチに対して充分に小さいものとする。
【0050】その後、推定フェージング・ピッチを用い
て動作間隔と第1の受信手段からRSSITIを取り出すタイ
ミングを設定し、このタイミングで間欠的にRSSITIを取
り出して図6のA 点, B 点以下の動作を行わせる( 図11
-S3,S4参照) 。
【0051】これにより、第2の本発明の実施例と同様
な消費電力の低減が図られる。即ち、瞬時受信電力対雑
音電力比の劣化の改善と2つの受信手段が常時、動作状
態の場合に比較して消費電力が削減できる。
【0052】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に本発明によれ
ば、瞬時受信電力対雑音電力比の劣化改善と低消費電力
化を図ることができると云う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1〜第3の本発明の原理構成図である。
【図2】第1〜第3の本発明の実施例の構成図である。
【図3】図2中のしきい値設定手段及び制御手段の構成
図例である。
【図4】第1の本発明の実施例の動作説明図(しきい値
が1つの場合)である。
【図5】図2の外部アンテナ、内蔵アンテナ切替説明図
である。
【図6】第1の本発明の別の実施例の動作説明図(しき
い値が2つの場合)である。
【図7】第1の本発明の別の実施例におけるアンテナ切
替説明図(しきい値が2つの場合)である。
【図8】第2の本発明の実施例の構成図である。
【図9】第3の本発明の動作説明図である。
【図10】図9中のフェージング・ピッチ推定部分の説
明図で、(a) は構成図、(b) は(a) の動作説明図であ
る。
【図11】第3の本発明の動作説明図である。
【図12】従来例の構成図である。
【符号の説明】
1 第1の受信手段 2 第2の受信
手段 3 しきい値設定手段 4 制御手段 5 間欠駆動部分 6 フェージン
グ・ピッチ推定部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常時、動作状態にあり、外部アンテナで
    信号を受信して第1の受信出力と第1の受信電界強度を
    送出する第1の受信手段(1) と、内蔵アンテナで信号を
    受信して第2の受信出力を送出する第2の受信手段(2)
    と、印加する選択信号に対応した受信出力を取り出すス
    イッチ手段(SW2) とを有するダイバーシチ受信装置にお
    いて、 入力した第1の受信電界強度( RSSIT1) から求めた平均
    受信電界強度を用いてしきい値を設定するしきい値設定
    手段(3) と制御手段(4) とを設け、 該制御手段は、 入力した第1の受信電界強度が該しきい値よりも低いこ
    とを検出した時、該第2の受信手段を動作状態にすると
    共に、該第2の受信出力を取り出すセレクト信号を該ス
    イッチ手段( SW2)に送出するが、 入力した第1の受信電界強度が該しきい値よりも高いこ
    とを検出した時、該第2の受信手段を非動作状態にする
    と共に、該第1の受信出力を取り出すセレクト信号を該
    スイッチ手段に送出する様に構成したことを特徴とする
    ダイバーシチ受信装置。
  2. 【請求項2】 上記のしきい値が、所定の時間間隔で測
    定して得た第1の受信電界強度から求めた、平均受信電
    界強度を用いて設定する様にした請求項1のダイバーシ
    チ受信装置。
  3. 【請求項3】 上記の時間間隔が、予め定めた期間、連
    続測定して得た第1の受信電界強度からフェージング・
    ピッチを推定し、推定したフェージング・ピッチを用い
    て設定する様にした請求項2のダイバーシチ受信装置。
JP5269309A 1993-10-28 1993-10-28 ダイバーシチ受信装置 Withdrawn JPH07123037A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5269309A JPH07123037A (ja) 1993-10-28 1993-10-28 ダイバーシチ受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5269309A JPH07123037A (ja) 1993-10-28 1993-10-28 ダイバーシチ受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07123037A true JPH07123037A (ja) 1995-05-12

Family

ID=17470549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5269309A Withdrawn JPH07123037A (ja) 1993-10-28 1993-10-28 ダイバーシチ受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07123037A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2345416A (en) * 1998-11-02 2000-07-05 Nec Corp Reducing power consumption in a space diversity wireless communication apparatus
KR20060103712A (ko) * 2005-03-28 2006-10-04 주식회사 팬택앤큐리텔 수신 다이버시티 기능이 구현된 이동통신 단말기 및 수신단전원 제어 방법
WO2006123634A1 (ja) * 2005-05-17 2006-11-23 Ntt Docomo, Inc. ダイバーシチ受信機及びダイバーシチ受信動作の制御方法
KR100698654B1 (ko) * 2005-01-04 2007-03-23 주식회사 팬택앤큐리텔 수신 다이버시티를 이용한 전원 절약 방법 및 그를 이용한이동통신 단말기
JP2007221641A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd フェージング検出手段と、これに用いるフェージング検出方法、および前記フェージング検出手段を用いた高周波受信装置
US7747233B2 (en) 2004-10-23 2010-06-29 Samsung Electronics Co., Ltd Apparatus and method for selecting an antenna in a digital broadcast receiving terminal
WO2011033612A1 (ja) * 2009-09-15 2011-03-24 株式会社 東芝 無線通信装置
JP2011078124A (ja) * 2010-12-06 2011-04-14 Ntt Docomo Inc ダイバーシチ受信機及びダイバーシチ受信動作の制御方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2345416B (en) * 1998-11-02 2001-07-04 Nec Corp Wireless communication apparatus and power consumption reducing method thereof
US6600907B1 (en) 1998-11-02 2003-07-29 Nec Corporation Wireless communication apparatus and power consumption reducing method thereof
GB2345416A (en) * 1998-11-02 2000-07-05 Nec Corp Reducing power consumption in a space diversity wireless communication apparatus
US7747233B2 (en) 2004-10-23 2010-06-29 Samsung Electronics Co., Ltd Apparatus and method for selecting an antenna in a digital broadcast receiving terminal
KR100698654B1 (ko) * 2005-01-04 2007-03-23 주식회사 팬택앤큐리텔 수신 다이버시티를 이용한 전원 절약 방법 및 그를 이용한이동통신 단말기
KR20060103712A (ko) * 2005-03-28 2006-10-04 주식회사 팬택앤큐리텔 수신 다이버시티 기능이 구현된 이동통신 단말기 및 수신단전원 제어 방법
WO2006123634A1 (ja) * 2005-05-17 2006-11-23 Ntt Docomo, Inc. ダイバーシチ受信機及びダイバーシチ受信動作の制御方法
JP2006324816A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Ntt Docomo Inc ダイバーシチ受信機及びダイバーシチ受信動作の制御方法
JP4667118B2 (ja) * 2005-05-17 2011-04-06 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ ダイバーシチ受信機及びダイバーシチ受信動作の制御方法
US8023906B2 (en) 2005-05-17 2011-09-20 Ntt Docomo, Inc. Diversity receiver and method for controlling diversity receiving operation
US9306655B2 (en) 2005-05-17 2016-04-05 Ntt Docomo, Inc. Diversity receiver and method for controlling diversity receiving operation
JP2007221641A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd フェージング検出手段と、これに用いるフェージング検出方法、および前記フェージング検出手段を用いた高周波受信装置
WO2011033612A1 (ja) * 2009-09-15 2011-03-24 株式会社 東芝 無線通信装置
JP5414802B2 (ja) * 2009-09-15 2014-02-12 株式会社東芝 無線通信装置
US9271300B2 (en) 2009-09-15 2016-02-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless communication apparatus and method
JP2011078124A (ja) * 2010-12-06 2011-04-14 Ntt Docomo Inc ダイバーシチ受信機及びダイバーシチ受信動作の制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5884152A (en) Automatic gain control with constant gain coefficient during mobile's receive time slot
US5533010A (en) Channel switching control method and a cordless telephone system using the same
JPH0818500A (ja) 携帯無線機
CN112821902B (zh) 一种接收机、接收机的控制方法及移动终端
JPH0278331A (ja) 移動通信用送受信装置
JPS6149852B2 (ja)
JPH11187463A (ja) 移動体無線受信機
JP2000295151A (ja) ダイバーシティ受信機
JPH07123037A (ja) ダイバーシチ受信装置
US6272116B1 (en) Power saving device
JP3185741B2 (ja) 無線選択呼出受信機
US5444862A (en) Circuit for stopping data transmission responding to low level and rapid fall of received electric field
US6384578B1 (en) Method for estimating the useful power remaining in a battery of a wireless communication device
US6985514B2 (en) Automatic gain control circuit and method for direct sequence spread spectrum receiver
US20110053540A1 (en) Mobile station
EP0928118A1 (en) Wireless telephone device and method for its control
JP2001159674A (ja) Gps受信機および携帯端末
US6181923B1 (en) Automatic frequency control circuit and method of automatic frequency control
CA2024362C (en) Transmitting power control circuit
JP3101437B2 (ja) デジタル携帯電話装置
JP2943822B2 (ja) 無線機の動作電圧制御回路
US6256510B1 (en) Mobile radio communication apparatus capable of reducing power dissipation
JPH06224812A (ja) 受信レベル測定回路
JPH05183476A (ja) 検波後ダイバーシチ受信機
JPH1093489A (ja) 無線通信装置及びダイバーシチ受信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010130