JPH07122506B2 - 除湿装置 - Google Patents

除湿装置

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JPH07122506B2
JPH07122506B2 JP23784886A JP23784886A JPH07122506B2 JP H07122506 B2 JPH07122506 B2 JP H07122506B2 JP 23784886 A JP23784886 A JP 23784886A JP 23784886 A JP23784886 A JP 23784886A JP H07122506 B2 JPH07122506 B2 JP H07122506B2
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cooler
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仁 玉手
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横河ジョンソンコントロールズ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,除湿すべき室の内部からの第1の吸入空気と
該室の外部からの第2の吸入空気とを受けて除湿し,所
定温度の吐出空気を,前記室の内部へ吐出する除湿装置
に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の除湿装置を第5図に示す。この除湿装置
は,除湿すべき室10の内部からの第1の吸入空気(以
下,還気と称す。)11と,該室10の外部からの第2の吸
入空気(以下,外気と称す。)12とを受けて除湿し,還
気11よりも低い所定温度の吐出空気13を,前記室10の内
部へ吐出するものである。
この除湿装置は,還気11と外気12との混合空気14を受け
てそれを冷却し,第1の冷却空気15を吐出する一つの第
1の冷却器16を有している。第1の冷却器16は,冷水,
ブライン,冷媒を冷却媒体として混合空気との熱交換を
行なうものである。この第1の冷却器16によって冷却さ
れた第1の冷却空気15は前記所定温度よりも低い温度と
なる。17は冷却媒体の流量調整部である。
加熱器18は,第1の冷却空気15を受け,前記所定温度に
した空気を吐出空気13として前記室10の内部へ吐出する
温度補正部として,作用する。
送風機19は,還気11及び外気12をこの除湿装置内に吸い
込み,所定温度の吐出空気13を前記室10の内部へ吹出す
ように,空気の流れを形成するためのものである。
この除湿装置は,空気13の温度と絶対湿度の両方が目標
の値以下となって目的を達する。この除湿装置では,第
1の冷却器16の吐出側では空気の温度が低くなりすぎる
ので,加熱器18でその空気を加熱する必要がある。
第6図は,第5図の除湿装置の各部の空気の状態を示し
た空気線図である。第6図を参照して,外気12と還気11
とを混合して混合空気14とし,吹出空気条件13を目標と
して冷却器16で冷却する。しかし,一つの冷却器16を用
いるだけでは,温度と絶対湿度とを同時にそれぞれの目
標値以下に制御することはできないので,冷却器16で15
の点まで冷却することになり,温度が低すぎる結果とな
る。従って,加熱器18によって13の点の温度まで加熱す
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上のように,第5図の除湿装置では,冷却空気15から
所定温度の吐出空気13を得るための温度補正部として,
加熱器18を用いている。この加熱器18を用いる方式で
は,所定温度の吐出空気を得るために,加熱器18で消費
されるエネルギーは,大であり,エネルギーの浪費は非
常に大きい。
本発明の目的は,冷却空気を受け,所定温度の吐出空気
を吐出する温度補正部として,消費エネルギーの大きい
加熱器を用いずに,消費エネルギーの小さい方式を採用
した除湿装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば,除湿すべき室の内部からの第1の吸入
空気と該室の外部からの第2の吸入空気とを受けて除湿
し,該第1の吸入空気の温度よりも低い所定温度の吐出
空気を前記室の内部へ吐出する除湿装置であって,前記
第1の吸入空気と前記第2の吸入空気との混合空気を受
けて冷却し,前記所定温度よりも低い温度の第1の冷却
空気を吐出する第1の冷却器と,該第1の冷却空気を受
け,前記所定温度にした空気を前記室の内部へ前記吐出
空気として吐出する温度補正部とを有する除湿装置にお
いて,前記温度補正部は,前記第1の吸入空気の一部を
受けて冷却し,前記所定温度よりも高い温度の第2の冷
却空気を吐出する第2の冷却器と,該第2の冷却空気と
前記第1の冷却空気とを混合し,これを前記所定温度の
吐出空気として前記室の内部へ吐出する混合部とを有す
ることを特徴とする除湿装置が得られる。
〔実施例〕
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1図を参照すると,本発明の一実施例による除湿装置
は,第1の冷却器16とは別に第2の冷却器20を有してい
る。第2の冷却器20は,還気(第1の吸入空気)11の一
部を受けてそれを冷却し,第2の冷却空気21を吐出す
る。この第2の冷却空気21は,前述の所定温度よりも高
い温度のものである。この第2の冷却器20も,第1の冷
却器と同様に,冷水,ブライン,冷媒を冷却媒体として
還気11の一部と熱交換を行なう。第2の冷却器20の冷却
媒体の流量は,流量調整部24で調整される。混合部(即
ち,混合室)22は,第2の冷却空気21と第1の冷却空気
22とを混合し,これを前記所定温度の吐出空気13として
吐出する。このように,第2の冷却器20と混合部22を含
む部分は,第1の冷却空気15を受け,前記所定温度にし
た空気を,前記室10の内部へ吐出空気13として吐出する
温度補正部として作用する。通路分割板23は、第1及び
第2の冷却器16及び20に,還気11の一部及び混合空気
(還気11の残りと外気12との混合空気)14が,それぞれ
導かれるように,通路を二分割している。
第2図は,第1図の除湿装置の各部の空気の状態を示し
た空気線図である。第2図を参照して,外気12は還気11
の前記残りと混合されて混合空気14となり,この混合空
気14が第1の冷却器16を通過して冷却除湿され,15の点
となる。他方,還気11の前記一部は第2の冷却器20を通
過して冷却され,21の点となる。この両者15及び21の点
を混合して13の点となる。このように,加熱器を用いる
ことなく,前記所定温度の吐出空気13を得ることができ
る。
この動作を達成するための第1及び第2の冷却器16及び
20の制御を,再び第1図を参照して説明する。なお,以
下の説明で明らかとなるように,本実施例の除湿装置
は,室10の冷房機能も有している。
室10内の制御対象点の温度と湿度は,温度・湿度センサ
25によって検出される。温度・湿度センサ25は,検出温
度を示す温度信号26と検出湿度(相対湿度)を示す相対
湿度信号27とを出力する。絶対湿度演算比較部29は,温
度信号26と相対湿度信号27とを受け,対応する室内空気
絶対湿度xRを演算する。
温度制御演算部30は,温度信号26が示す温度が温度目標
値31よりどれだけ大きいかを示す温度偏差を演算し,温
度偏差を示す信号32を出力する。湿度制御演算部33は,
相対湿度信号27が相対湿度目標値34よりどれだけ大きい
かを示す湿度偏差を示す信号35を出力する。
もう一つの温度・湿度センサ40は,外気12の温度と相対
湿度とを検出し,検出温度を示す温度信号41と検出相対
湿度を示す相対湿度信号42とを出力する。絶対湿度演算
比較部29は,温度信号41と相対湿度信号42とを受け,対
応する外気絶対湿度xOを演算する。
選択部50は,温度偏差信号32と湿度偏差信号35とを受
け,レベルの大きい方の信号を選択結果信号51として出
力する。選択結果信号51は,温度偏差信号32を示してい
る場合は,冷房動作を指定し,その逆の場合は,除湿動
作を指定するものである。
絶対湿度演算比較部29は,演算された室内空気絶対湿度
xRと外気絶対湿度xOとの大小関係を判定し,判定結果52
を出力する。
制御信号配分部55は,冷房動作か除湿動作かを示す選択
結果信号51と,室内空気絶対湿度xRと外気絶対湿度xO
の大小関係を示す判定結果52とを,受け,順序的に分割
された制御信号56及び57を流量調整部17及び24に出力す
る。流量調整部17及び24は,制御信号56及び57に従っ
て,第1及び第2の冷却器16及び20を通る冷却媒体流量
をそれぞれ調整する。
制御信号配分部55の詳細な動作を,第3図を参照して説
明する。
1)室内の湿度が目標値より高い(除湿が必要な)と
き。
(イ) 外気絶対湿度xOが室内空気絶対湿度xRより高い
ならば,第3図(A)のように,ステージ1で制御信号
56を立上げ,ステージ2で制御信号57を立上げる。
(ロ) 外気絶対湿度xOが室内空気絶対湿度xRより低い
ならば,第3図(B)のように,ステージ1で制御信号
57を立上げ,ステージ2で制御信号56を立上げる。
このように,絶対湿度の高い方の空気を,最初のステー
ジで冷却する方が,除湿を効率的に行なうことができ
る。
2)室内の湿度が目標値より低い(除湿が不要な)と
き。即ち,冷房動作が指定されたとき。
(イ) 外気絶対湿度xOが室内空気絶対湿度xRより高い
ならば,第3図(B)の順序で制御信号56及び57を立上
げる。
(ロ) 外気絶対湿度xOが室内空気絶対湿度xRより低い
ならば,第3図(A)の順辱で制御信号56及び57を立上
げる。
このように,絶対湿度の低い方の空気を,最初のステー
ジで冷却する方が,除湿効果を抑制し,室内温度の下が
り過ぎを防止することができる。
以上の状態変化に応じ,第3図(C)に示すように制御
信号56,57をスライドし設定変更する。
本実施例の動作の概要を第4図に示す。第4図におい
て,ステップS1は温度・湿度センサ25にて行なわれ,ス
テップS2は絶対湿度演算比較部29にて行なわれる。ステ
ップS2は温度制御演算部30にて行なわれ,ステップS4は
湿度制御演算部33にて行なわれる。ステップS5は温度・
湿度センサ40にて行なわれ,ステップS6は絶対湿度演算
部29にて行なわれる。ステップS7は選択部50にて行なわ
れ,ステップS8及びS11は絶対湿度演算比較部29にて行
なわれる。ステップS9,S10,S12,及びS13は制御信号配分
部55にて行なわれる。ステップS14は流量調整部17及び2
4が実行する。
〔発明の効果〕
以上説明したように,本発明によれば,第1の冷却器か
らの第1の冷却空気を受け,所定温度の吐出空気を,制
御対象の室に吐出する温度補正部が,該室からの空気を
受けて冷却し,前記所定温度よりも高い温度の第2の冷
却空気を吐出する第2の冷却器と,該第2の冷却空気と
前記第1の冷却空気とを混合し,これを前記所定温度の
吐出空気として前記室の内部へ吐出する混合部とを有す
る除湿装置が得られる。
本発明では,室の内部からの第1の吸入空気の一部を除
いた残りと,室の外部からの第2の吸入空気との混合空
気を,第1の冷却器で冷却して前記所定温度よりも低い
温度の第1の冷却空気を得ると共に,前記第1の空気の
一部を,第2の冷却器で冷却して前記所定温度よりも高
い温度の第2の冷却空気を得ているので,前記第1の吸
入空気の全体と前記第2の吸入空気との混合空気を一つ
の冷却器で冷却して前記所定温度よりも低い温度の第1
の冷却空気を得る第5図の従来の除湿装置よりも,冷却
エネルギーが小さくてすむ。その上,本発明では,加熱
器による加熱エネルギーが不要となる。このように,本
発明では,消費エネルギーの小さい除湿装置を得ること
ができる。
なお,本発明において,負荷の状況によって必要であれ
ば,混合部に加熱器を設けてもよい。この場合において
も,第1図の除湿装置よりも冷却エネルギー及び加熱熱
量を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による除湿装置のブロック
図,第2図は第1図の除湿装置の各部の空気の状態を示
す空気線図,第3図は第1図の除湿装置における制御信
号配分部の動作を説明するための図,第4図は第1図の
除湿装置の動作を説明するためのフローチャート,第5
図は従来の除湿装置のブロック図,第6図は第5図の除
湿装置の各部の空気の状態を示す空気線図である。 11……第1の吸入空気(還気),12……第2の吸入空気
(外気),13……吐出空気,14……混合空気,15……第1
の冷却空気,16……第1の冷却器,17及び24……流量調整
部,18……加熱器,19…送風機,20……第2の冷却器,21…
…第2の冷却空気,22……混合部,23……通路分割板,25
及び40……温度・湿度センサ,29……絶対湿度演算比較
部,30……温度制御演算部,33……湿度制御演算部,50…
…選択部,55……制御信号配分部,56及び57……制御信
号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】除湿すべき室の内部からの第1の吸入空気
    と該室の外部からの第2の吸入空気とを受けて除湿し,
    該第1の吸入空気の温度よりも低い所定温度の吐出空気
    を前記室の内部へ吐出する除湿装置であって,前記第1
    の吸入空気と前記第2の吸入空気との混合空気を受けて
    冷却し,前記所定温度よりも低い温度の第1の冷却空気
    を吐出する第1の冷却器と,該第1の冷却空気を受け,
    前記所定温度にした空気を前記室の内部へ前記吐出空気
    として吐出する温度補正部とを有する除湿装置におい
    て,前記温度補正部は,前記第1の吸入空気の一部を受
    けて冷却し,前記所定温度よりも高い温度の第2の冷却
    空気を吐出する第2の冷却器と,該第2の冷却空気と前
    記第1の冷却空気とを混合し,これを前記所定温度の吐
    出空気として前記室の内部へ吐出する混合部とを有する
    ことを特徴とする除湿装置。
JP23784886A 1986-10-08 1986-10-08 除湿装置 Expired - Lifetime JPH07122506B2 (ja)

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JPS6396433A JPS6396433A (ja) 1988-04-27
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JP5049500B2 (ja) * 2006-02-22 2012-10-17 三洋電機株式会社 除湿空調システム及び除湿空調機
JP2015059692A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 新晃工業株式会社 空調システム
JP7467814B2 (ja) * 2018-12-19 2024-04-16 株式会社竹中工務店 空調システム

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