JPH07122468A - 電子ビーム描画装置およびその装置を用いた描画方法 - Google Patents

電子ビーム描画装置およびその装置を用いた描画方法

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JPH07122468A
JPH07122468A JP5270992A JP27099293A JPH07122468A JP H07122468 A JPH07122468 A JP H07122468A JP 5270992 A JP5270992 A JP 5270992A JP 27099293 A JP27099293 A JP 27099293A JP H07122468 A JPH07122468 A JP H07122468A
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Koichi Moriizumi
幸一 森泉
Kinya Kamiyama
欣也 上山
Hironobu Taoka
弘展 田岡
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 次世代メモリデバイスで多量に使用される可
能性のある任意の角度で回転したパターンを、高速かつ
精度よく描画でき、さらに図形の回転角、大きさに対し
て大きな自由度を持ち、描画データ量も最小限にできる
電子ビーム描画装置およびその装置を用いた描画方法を
提供する。 【構成】 この電子ビーム描画装置は、被描画試料の描
画面に沿った第1の方向(Y)と、この第1の方向に垂
直な第2の方向(X)と、描画面に沿った回転方向とに
相対的に移動可能な露光ビーム発生装置と被描画試料載
置装置とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電子ビーム描画装置お
よびその装置を用いた描画方法に関し、特に可変成形型
の電子ビーム描画装置の構造の改良およびその装置を用
いた描画方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、電子ビーム露光装置は、高速描画
が可能な可変成形型の電子ビーム描画装置が主流になっ
ている。特に、LSIパターンを直接電子ビームで形成
することを目的とした電子ビーム描画の分野では、可変
成形方式による描画が主流となっている。また、半導体
プロセスに用いるフォトマスクあるいはX線マスク作成
を目的とした電子ビーム描画装置としても可変成形方式
が重視されている。
【0003】次に、この電子ビーム描画装置の構成につ
いて、図13を参照して説明する。この電子ビーム描画
装置100は、まずCAD装置102などで作られたパ
ターンデータが、磁気テープ装置104あるいはネット
ワーク106を通して制御計算機110から磁気ディス
ク装置108へ転送される。その後、パターンデータ
は、磁気ディスク装置108から制御計算機110、制
御インタフェース112により、電子ビームのオン・オ
フと位置情報とが他の形式に変換され、電子照射系11
4へ転送される。
【0004】パターンデータに基づいて、電子銃118
から放射された電子ビームは、電磁レンズ120,12
2により集束される。集束された電子ビームは、X−Y
ステージ134上の描画すべき基板126に結像され
る。この電子ビームをパターンデータに従って偏光させ
るとともに、オン・オフさせることにより、基板126
上に所定のパターンが描画される。
【0005】一方、電子ビームの偏光範囲は小さいの
で、X−Yステージ134により、基板126をX,Y
方向に動かして、基板126全面を描画する。X−Yス
テージ134の位置は、レーザ干渉計128で常に計測
され、設定値との差は、駆動モータ130と偏光電極1
24にフィードバックされて、電子ビームの位置決めが
正確に行なわれている。なお、X−Yステージ134の
近傍には、オートローダ132が設けられており、基板
126の自動連続運転が可能となる。
【0006】次に、電子照射系114の構成について、
図14を参照して説明する。まず、電子照射系114に
は、電子銃118、第1成形絞り140、第1成形レン
ズ142、成形偏向器144、第2成形レンズ146、
第2成形絞り148、縮小レンズ150、ブランキン電
極152、偏向器154、集束レンズ156、露光パタ
ーン158および被描画試料160が設けられている。
また、第1成形絞り140、第1成形レンズ142、成
形偏向器144、第2成形レンズ146および第2成形
絞り148により可変成形レンズ部162を構成してい
る。さらに、偏向器154と集束レンズ156とにより
集束偏向レンズ部164を構成している。
【0007】可変成形方式の電子照射系114によれ
ば、矩形状の開口部を持った第1成形絞り140と第2
成形絞り148とを用いて、第1成形絞り140を通過
した矩形状の電子ビームが、第2成形絞り148で必要
な大きさにカットされ、LSIパターン形成に必要な所
望の大きさの矩形の電子ビームが形成される。この矩形
状の電子ビームが、静電あるいは電磁による偏向器15
4で偏光され、被描画試料160の所望の位置に照射さ
れる。
【0008】次に、被描画試料160が載置され、被描
画試料160の位置決めを行なうためのX−Yステージ
134の構成について、図15を参照して説明する。
【0009】被描画試料160が試料ホルダ4により、
Y方向に移動可能なY方向移動用ステージ12の上に装
着されている。この試料ホルダ4は、Y方向移動ステー
ジ12の上に試料ホルダ固定用金具6と試料ホルダ固定
用スプリング8とを用いて固定されている。また、Y方
向移動ステージ12の上には、このY方向移動ステージ
12の位置を測定するためのミラー10,10が取付け
られている。このミラー10,10は試料ホルダ4とは
反対の垂直面が反射面となっている。
【0010】Y方向移動ステージ12は、X方向移動ス
テージ28の上に設けられた1対のY方向レール34,
34上を移動可能に設置されている。X方向移動ステー
ジ28は、ベース46の上に設けられた1対のX方向レ
ール38,38上に移動可能に設置されている。
【0011】Y方向移動ステージ12には、Y方向移動
ステージ12をY方向に移動させるためのドライブシャ
フト30と、モータ32とが設けられている。また、X
方向移動ステージ28には、X方向移動ステージ28を
X方向に移動させるためのドライブシャフト36とモー
タ40とが設けられている。
【0012】被描画試料160の位置制御は、位置測定
用レーザ干渉計42を用いて、レーザ光44をY方向移
動用ステージ12に固定されたミラー10に入射し、反
射してきたレーザ光と入射レーザ光の光の干渉を利用し
て位置が測定される。X方向の位置測定も同じように行
なわれている。
【0013】以上、説明した電子ビーム描画装置による
可変成形方式によれば、図16および図17を参照し
て、描画データ170,172をビットマップ174に
展開して、ビームのオン・オフを繰返しながら被描画試
料のほぼ全面を走査し描画を行なうラスタースキャン型
に比べ、描画データ170,172を所定の大きさ(た
とえば4μm×4μm)にショット分割178して、必
要な箇所のみを電子ビームで照射するために、高速描画
が可能となる。
【0014】また、電子ビーム描画の大きな問題である
近接効果補正方式としては、LSIパターンを小さく分
割して、その分割したそれぞれの図形の描画時に与える
電子ビーム照射量を調節する方法が最も有効であるとさ
れている。上述したラスタスキャン方式では、スキャン
スピードが一定であるため、露光量変調が不可能である
のに対して、可変成形方式では、かなり大きな自由度
(たとえば64階調)で、容易に電子ビームの照射量を
変調することが可能である。この点においても、ラスタ
スキャン方式に比べて、可変成形方式が優れており、特
に、LSIパターンが微小であるために近接効果が顕著
になる場合には、可変成形方式の電子ビーム描画装置が
好ましいと言える。
【0015】一方、従来は、LSIパターンを構成する
図形は、ほとんどが矩形であるために、矩形状の電子ビ
ームを容易に形成できる可変成形方式の電子ビーム描画
装置においては、何の問題も生じていなかった。しか
し、近年のLSIの大規模集積化、パターンの微細化に
伴い、所定の回転角を持つ図形(以下回転図形と称す)
が、特にメモリデバイスを中心に使用され始めている。
【0016】特に、メモリセル内に、回転角が45°の
回転図形が使用されるようになったために、全体の図形
数に占める回転角が45°の回転図形の数は、約80%
にも及ぶことがある。上述した、可変成形型の電子ビー
ム描画装置では、回転角45°の回転図形を一度の照射
で描画することはできないので、回転角45°を有する
回転図形の描画は、細長い矩形状の電子ビームを用い
て、回転角45°の図形を近似する方法がとられてい
る。
【0017】この近似方法の一例を図18を参照して説
明する。たとえば、三角形図形16を、上述した方法で
描画する場合、矩形ビーム184,186,188を用
いて、順次描画していくようにしたものである。通常、
近似方式の矩形ビームの短辺の長さは、形成しようとす
るLSIパターンの精度に依存するが、通常0.1μm
〜0.5μm程度の値が用いられている。この近似方法
は、図18に示すように、隣り合う矩形ビームを1/2
ずつ重複させているが、重複させない描画でも構わな
い。また、本近似方法を用いて、矩形ビームの短辺を十
分小さくし、さらに隣り合う矩形を重複させれば、精度
の高い回転角45°を有する回転図形のパターンを形成
することができる。しかし、精度を上げるためには、1
つの回転図形を描画するためのショット数が多くなって
しまう。たとえば、図19(a),(b)を参照して、
回転角が0°の一辺が4μm角の正方形と、回転角が4
5°の一辺が4μmの正方形の描画を比較した場合、最
大露光ビームサイズが4μm□と仮定すれば、回転角が
0°の正方形の場合はショット数が1回ですむのに対し
て、回転角90°の正方形であれば、短辺を0.5μm
の矩形で重複させずに近似方法を用いると、そのショッ
ト数は約16倍となる。このため、回転図形を多量に含
んだLSIの描画時間が非常に長くなってしまうという
問題が生じている。また、斜辺の描画精度が垂直な辺に
対して悪くなってしまうという問題点もある。
【0018】次に、上記問題点を解決した、可変成形型
の電子ビーム描画装置について、図20および図21を
参照して説明する。
【0019】まず、図20を参照して、この電子ビーム
描画装置は、第2成形絞り200に、所定の回転角を有
する辺をもった開口が設けられている。その他の構成に
ついては、図14で示した電子ビーム描画装置と同一の
構成である。
【0020】次に、この第2成形絞り200の構造につ
いて、図21を参照して説明する。この第2成形絞り2
00は、たとえば45°の斜辺202を持った開口部2
03が形成されている。このような開口部を有する第2
成形絞り200を用いれば、たとえば図22に示すよう
な45°傾いた長方形204を、5つの領域204a,
204b,204c,204d,204eに分割するこ
とで、5回の露光で描画することが可能となる。したが
って、上述した図18および図19に示した近似方法に
比べて、大幅に図形数を削減でき、描画時間を短縮する
ことが可能となる。
【0021】さらに、電子ビーム露光の描画時間を飛躍
的に短縮させる方式として、セルプロジェクション方式
が開発された。この方式では、メモリデバイスのように
同じ形状の図形のグループが、周期的に多量に配置され
ている場合、この図形のグループを、可変成形型の電子
ビーム描画装置で用いられる第2成形絞りにすべて成形
しておき、メモリセル部は、この複数の図形のグループ
を同時にワンショットで描画するようにしたものであ
る。この方式で用いられる第2成形絞りの一例を図23
に示す。
【0022】図23を参照して、この方式で用いられる
第2成形絞り212には、矩形ビームサイズ決定用開口
部214、素子分離工程のメモリセルパターン開口部2
16、コンタクトホール工程のメモリセルパターン開口
部218、ゲート電極工程のメモリセルパターン開口部
220および配線工程のメモリセルパターン開口部22
2の5種類の開口部が設けられている。これにより、通
常の可変成形型の電子ビーム描画装置で描画する場合の
約100ショット分程度のパターンを含めることができ
ることになる。したがって、実際にはメモリセル以外に
も周辺回路パターンがあるため、単純にショット数が1
/100以下になるとはならないが、メモリデバイスの
ように同じ形状の図形が多量に周期的に配置されている
デバイスに対しては、大幅に描画時間を短縮できること
が可能となる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たセルプロジェクション方式を用いた電子ビーム描画装
置には、以下に示す問題点を有している。
【0024】まず第1に、図形の大きさ、角度の変更と
いうことに対して自由度が非常に小さいということであ
る。これは、第2の成形絞りを形成する前に、使用する
と予想されるあらゆる角度、大きさを想定し、第2の成
形絞りに作り込んでおくことが必要であり、第2の成形
絞りを成形した後は、第2の成形絞りを再製作する以外
は、変更不可能となる。
【0025】さらに、第2の成形絞りの作成は容易では
なく、高度な半導体プロセスの技術を要している。した
がって、上述したセルプロジェクション方式を将来大き
な設計変更がなく、かつ量産すると決定したようなLS
Iデバイスに対しては大きな効果が期待できるが、研究
開発時のプロトタイプデバイス開発時には、設計変更に
よるパターン回転が頻繁に生じるので、第2の成形絞り
を作成するための研究開発費用が膨大なものとなってし
まう。
【0026】第2に、セルプロジェクション方式を用い
て図22に示すようなパターンを描画する場合、図24
を参照して、三角形ビームと矩形ビームで描画し、現像
した後のレジストパターンに、像のつなぎめに、いわゆ
るエッジフラネス210が生じてしまい、レジストパタ
ーンとしては、極めて精度の悪いものが形成されてしま
う。これは、矩形ビームの調整の少しの狂いでも生じて
しまう。
【0027】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、次世代メモリデバイスで大量に使用され
る可能性のある任意の回転角を有する矩形を、高速かつ
高精度に描画が可能であり、かつ、図形の回転角、大き
さに対して大きな自由度をもち、また描画データ量も最
小限にすることができる電子ビーム描画装置およびその
製造方法を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】この発明に基づいた請求
項1に記載の電子ビーム描画装置においては、露光ビー
ムを発生するための露光ビーム発生装置と、上記露光ビ
ームを所定の形状に成形するためのビーム成形マスクを
含むビーム成形装置と、上記露光ビームが照射され、所
定のパターンが描画される被描画試料を載置するための
被描画試料載置装置とを備えている。さらに、上記ビー
ム成形装置と上記被描画試料載置装置とは、上記被描画
試料の描画面に沿った第1の方向と、この第1の方向に
垂直な第2の方向と、上記描画面に沿った回転方向とに
相対的に移動可能である。
【0029】次に、この発明に基づいた請求項2に記載
の電子ビーム描画装置においては、露光ビームを発生す
るための露光ビーム発生装置と、上記露光ビームを所定
の形状に成形するためのビーム成形マスクを含むビーム
成形装置と、上記露光ビームが照射され所定のパターン
が描画される被描画試料を載置するための被描画試料載
置装置とを備えている。さらに上記被描画試料載置装置
は、上記被描画試料の描画面に沿った第1の方向に移動
可能な第1ステージと、上記第1の方向に垂直な第2の
方向に移動可能な第2ステージと、上記描画面に沿って
回転可能な第3ステージとを有している。
【0030】次に、この発明に基づいた請求項3に記載
の電子ビーム描画装置においては、請求項2に記載の電
子ビーム描画装置であって、上記第1ステージの上に上
記第2ステージが設けられ、上記第2ステージの上に上
記第3ステージが設けられている。
【0031】次に、この発明に基づいた請求項4に記載
の電子ビーム描画装置においては、請求項3に記載の電
子ビーム描画装置であって、上記第3ステージの所定位
置に、上記第3ステージの回転角度を検出するための回
転角度検出装置を有している。
【0032】次に、この発明に基づいた請求項5に記載
の電子ビーム描画装置においては、露光ビームを発生す
るための露光ビーム発生装置と、上記露光ビームを所定
の形状に成形するためのビーム成形マスクを含むビーム
成形装置と、上記露光ビームが照射され所定のパターン
が描画される被描画試料を載置するための被描画試料載
置装置とを備えている。さらに、上記被描画試料載置装
置は、上記被描画試料の描画面に沿った第1の方向に移
動可能な第1ステージと、上記第2の方向に垂直な第2
の方向に移動可能な第2ステージとを有し、上記ビーム
成形装置は、上記ビーム成形マスクを上記描画面に平行
な面内において回転させるための回動装置を有してい
る。
【0033】次に、この発明に基づいた請求項6に記載
の電子ビーム描画装置を用いた描画方法においては、以
下の工程を備えている。
【0034】まず、被描画試料載置装置の上に被描画試
料が載置される。その後、露光ビーム発生装置から発生
された露光ビームが、ビーム成形装置を用いて所定の形
状に成形される。
【0035】次に、上記被描画試料載置装置と上記ビー
ム成形装置とを相対的に回転させることにより、上記所
定の形状に成形された露光ビームが上記被描画試料に照
射され、上記被描画試料に所定の回転角を有するパター
ンが描画される。
【0036】次に、この発明に基づいた請求項7に記載
の電子ビーム描画装置を用いた描画方法においては、以
下の工程を備えている。
【0037】まず、被描画試料載置装置の上に被描画試
料が載置される。その後、露光ビーム発生装置から発生
された露光ビームがビーム成形装置を用いて所定の形状
に成形される。
【0038】次に、上記被描画試料載置装置と上記ビー
ム成形装置とを相対的に回転させることにより、上記所
定の形状に成形された露光ビームが上記被描画試料に照
射され、上記被描画試料に所定の回転角を有するパター
ンが複数個描画される。さらに、この被描画試料に所定
のパターンが複数個描画される工程においては、同一の
回転角を有するパターンにグループ分けを行ない、各グ
ループごとにそのパターンが描画される。
【0039】次に、この発明に基づいた請求項8に記載
の電子ビーム描画装置を用いた描画方法においては、以
下の工程を備えている。
【0040】まず、被描画試料載置装置の上に被描画試
料が載置される。その後、露光ビーム発生装置から発生
された露光ビームがビーム成形装置を用いて所定の形状
に成形される。
【0041】次に、上記被描画試料載置装置と上記ビー
ム成形装置とを相対的に回転させることにより、上記所
定の形状に成形された露光ビームが上記被描画試料に照
射され、上記被描画試料に第1の回転角を有する第1の
パターンと第2の回転角を有する第2のパターンとが描
画される。
【0042】さらに、この第1のパターンと上記第2の
パターンとが描画される工程においては、上記第1のパ
ターンを描画した後に、第1の回転角と第2の回転角と
の差の角度だけ上記被描画試料載置装置と上記ビーム成
形装置とを相対的に回転させることにより、第2のパタ
ーンの描画が行なわれる。
【0043】
【作用】この発明に基づいた請求項1ないし請求項6に
記載の電子ビーム描画装置およびその装置を用いた描画
方法によれば、ビーム成形装置と被描画試料載置装置と
が描画面に沿った回転方向に相対的に移動可能となって
いる。
【0044】これにより、ビーム成形装置と被描画試料
載置装置との間に任意の回転角を与えることができる。
その結果、被描画試料に上記回転角に従った回転角を有
するパターンを一度の露光で容易にかつ精度よく描画す
ることが可能となる。
【0045】次に、この発明に基づいた請求項7に記載
の電子ビーム描画装置を用いた描画方法によれば、同一
の回転角を有するパターンにグループ分けを行ない、各
グループごとにそのパターンが描画される。
【0046】これにより、ビーム成形装置と被描画試料
載置装置とに所定の回転角を与える時間や回転角の測定
時間を短縮し、いわゆるオーバヘッド時間を短くするこ
とが可能となる。
【0047】次に、この発明に基づいた請求項8に記載
の電子ビーム描画装置を用いた描画方法によれば、第1
のパターンを描画した後に、第1の回転角と第2の回転
角との差の角度だけ被描画試料載置装置とビーム成形装
置とを相対的に回転させている。
【0048】これにより、ビーム成形装置と被描画試料
載置装置とに所定の回転角を与える時間や回転角の測定
時間を短縮し、いわゆるオーバヘッド時間をさらに短く
することが可能となる。
【0049】
【実施例】以下、この発明に基づいた第1の実施例につ
いて図を参照して説明する。なお、この実施例における
電子ビーム描画装置の全体構成は、図13および図14
で説明した構成と同じであるため、その説明は省略し、
この実施例の特徴であるX−Yステージの構造について
のみ言及する。
【0050】図1を参照して、Y方向移動ステージ2
が、X方向移動ステージ28の上に設けられている。こ
のY方向移動ステージ2は、X方向移動ステージ28の
上に設けられた1対のY方向レール34,34上を移動
可能に設置されている。X方向移動ステージ28は、ベ
ース46の上に設けられた1対のX方向レール38,3
8上を移動可能に設置されている。
【0051】Y方向移動ステージ2には、Y方向移動ス
テージ2をY方向に移動させるためのドライブシャフト
30とモータ32とが設けられている。また、X方向移
動ステージ28には、X方向移動ステージ28をX方向
に移動させるためのドライブシャフト36とモータ40
とが設けられている。
【0052】次に、Y方向移動ステージ2の構成につい
て図2および図3を参照して詳細に説明する。まず、移
動ステージ12の上に、試料回転ステージ16が設けら
れている。この回転ステージ16は、ステージ回転用ベ
ルト18を用いて、駆動用モータ20により回転可能と
なっている。
【0053】試料回転ステージ16の上には、被描画試
料14が、試料ホルダ4により固定されている。この試
料ホルダ4は、試料ホルダ固定用金具6と、試料ホルダ
固定用スプリング8とを用いて構成されている。また、
試料ホルダ固定用金具6には、回転ステージ16の位
置、回転角を測定するための測定用マーク22が設けら
れている。
【0054】また、移動ステージ12の上には、Y方向
移動ステージ2の位置を測定するためのミラー10,1
0と、回転ステージ16の振動を防止するための回転ス
テージ防振ストッパ24が設けられている。
【0055】なお、上述した測定用マーク22は、回転
ステージ16を回転させた後に、描画中心座標の移動量
(オフセット)と回転角を電子ビームを用いて測定する
ために、被描画試料14の描画面と同じ高さに備えられ
ている。
【0056】また、上記防振ストッパ24は、回転ステ
ージ16が回転終了後に被描画試料14が、X−Y方向
との移動中に振動することのないように、回転ステージ
16を固定するようになっている。なお、上記構造にお
いては、回転ステージ16を駆動用モータ20を用いた
ベルトドライブ方式の回転機構を用いているが、直接駆
動モータを用いて駆動させるダイレクトドライブ方式と
しても構わない。以上の構成を用いることにより、露光
ビームのパターンに対して、被描画試料に任意の回転角
を与えることが可能となる。
【0057】図4は、被描画試料14に回転角αを有す
るパターンP1 を上記実施例における電子ビーム描画装
置を用いて描画した場合の状態を示す図であり、図5
は、従来の方式により回転角αを有するパターンP1
形成した場合の状態を示す図である。
【0058】なお、本明細書中において、回転角θを有
する描画パターンとは、図6に示すように、図形中心
(X,Y)から図形の高さ(h)を決定する辺に対して
垂線を下ろし、この垂線とx軸で形成される角度を回転
角θとしている。
【0059】次に、上述した電子ビーム描画装置を用い
た場合の描画方法の工程について、図7および図8を参
照して説明する。
【0060】まず、ステップ10(以下S10と称す)
において、描画データ全体に含まれる長方形すべての回
転角を計算し、回転角90°×n(n=0,1,2,
3,…)(以下回転角90°×nと称す)のグループ
と、それ以外のグループに分離する。次に、S20にお
いて、回転角90°×n以外の回転角を有するパターン
をさらに同じ回転角を有するパターンのグループに分離
する。
【0061】次に、S30において、試料回転ステージ
に回転命令と、パターンの基本パラメータ(長方形の場
合は、中心座標、幅、高さ)で構成される描画データを
作成する。このとき、描画データ量は、回転角が用いら
れているために、データ量が従来に比べて少なくなり、
また同じ回転角のパターンをグループ化しているため
に、ステージ回転に伴うオーバヘッド時間(ステージ回
転時間、測定用マーク測定時間など)を短縮することが
可能になる。
【0062】次に、S40により、試料ホルダ4に被描
画試料14を装着し、回転ステージ上の測定マーク22
の位置が、レーザ干渉計などによるステージ維持測定用
レーザ干渉計14と電子ビームのスキャンによって測定
される。この測定によって、描画の座標原点、座標軸が
決定される。
【0063】次に、S50において、回転角90°×n
の長方形を従来どおり描画する。次に、S60におい
て、たとえば回転角αを有する描画データの場合、回転
ステージを右回りに角度αだけ回転させる。
【0064】次に、S70により、回転ステージ16上
の測定マーク22をS40と同じ方法で測定し、描画座
標原点の移動量(オフセット量)と回転角を算出する。
このとき、許容できる角度誤差をdθとするとき、算出
した回転角度が指定の角度α°±dθ以内であれば次の
工程に進み、誤差が許容できない場合は、回転ステージ
の回転角の微調整を行なう。次に、S80において、回
転角αを有する長方形を従来の可変成形方式と同じよう
に描画する。
【0065】なお、さらに他の回転角を有するパターン
がある場合は、S60〜S80の工程を行ない、全パタ
ーンが描画されるまで繰返し行なう。以上のような方式
を用いることにより、任意の大きさ、任意の角度を有す
る多量の回転したパターンを描画することが容易にかつ
高精度に行なうことが可能となる。
【0066】図8は、描画パターン48に含まれるパタ
ーンのグループ化を示す図である。図において、パター
ンPA 、パターンPB 、パターンPC は回転角が0°で
あり、パターンPD 、パターンPE 、パターンPF は回
転角α°であり、パターンP G 、パターンPH 、パター
ンPI は回転角β°の描画パターンを示している。
【0067】これらのパターンをまず、グループG10
として回転角90°×nのグループと、グループG20
として回転角90°×n以外のグループに分類する。さ
らに、グループG20に含まれる描画パターンのうち、
回転角がα°のグループG40と回転角がβ°のグルー
プG30とに分類する。
【0068】以上、上記構成による電子ビーム描画装置
およびその装置を用いた描画方法によれば、以下に示す
ような効果が得られる。
【0069】 高速描画 高速描画という点においては、従来の電子ビーム露光装
置と比較した場合、任意の回転角度を有する複数の長方
形をワンショットで描画することができるため、たとえ
ばほとんどの図形が回転角を有する長方形で構成されて
いるメモリデバイスに用いられる第2成形絞りの場合、
描画時間は約30時間程度かかっていたが、本発明によ
れば、回転角、長方形の大きさに何の制限も加えること
なしに、上記第2成形絞りを用いて、約数時間で描画す
ることが可能となる。
【0070】 描画精度 描画した図形の精度においては、矩形ビームのみの可変
成形方式の場合は、図18および図19に示すように、
矩形ビームによる近似であるために、斜辺の精度が特に
悪く、また図22に示すような長方形の場合は、ショッ
トのつなぎめでエッジフラネスなどが生じるなどの問題
点があった。しかし、本実施例によれば、回転角90°
×nの従来の長方形の描画精度と同じ精度で回転角を有
する長方形を描画することが可能となる。
【0071】 回転角、図形の大きさに対する自由度 この実施例における電子ビーム露光装置によれば、図形
の自由度は大きく、基本的には何ら制限がないため、大
きな自由度を得ることが可能となる。
【0072】 描画データ量 描画データ量に関して、台形を描画する場合について、
図9を参照して説明する。
【0073】従来の方法によれば、台形は、図形中心
(X,Y)、図形幅(W)、高さ(h)、左右の斜辺の
傾斜を表現する2つのパラメータ(lW,rW)および
図形種(台形)の7つのパラメータで表現される。
【0074】たとえば、この7つのパラメータすべてに
描画データ量として2バイトの領域を割り当てたとする
と、台形1個を表現するのに14バイトの描画データ量
が必要になる。さらに、回転した台形を表現するために
は、少なくとも回転前と回転後の2つの台形が必要とな
るため、最低で28バイトの描画データ量が必要にな
る。
【0075】しかしながら本実施例においては、台形1
個を表現するのに14バイト、そして回転角を表現する
のに2バイトであり、合わせて16バイトの描画データ
量ですむことになる。
【0076】また、図10に示すように、回転角の情報
を必要最小限にすれば、さらに描画データ量が少なくな
り、現在ターゲットとしているメモリデバイスにおいて
は、回転角の情報量が、全データ量に占める割合はほと
んど無視してもよいくらい小さなものとなる。したがっ
て、本実施例によれば、全データ量を従来の少なくとも
1/2以下にできることが可能となる。
【0077】次に、この発明に基づいた第2の実施例に
ついて、図11を参照して説明する。
【0078】この実施例においては、任意の回転角を有
する電子ビームを得るために、矩形ビームを形成する電
子ビームカラム56を回転するようにしたことが特徴で
あり、その他の構成は図13および図14に示す従来技
術の構成と同一である。
【0079】まず、電子ビームカラム56は、被描画試
料用チャンバ58上に設けられ、さらに電子ビームカラ
ム56を真空内に維持するためにカラムシールドチャン
バ60によって覆われている。
【0080】電子ビームカラム56は、駆動ベルト52
を用いて、駆動用モータ54の駆動力により回転するよ
うに構成されている。また、駆動用モータ54に電源を
供給するために、電源供給ロット62,64が設けられ
ている。
【0081】以上の構成を用いて、電子ビームカラム5
6を精度よく回転移動させることにより、任意の回転角
度を有する長方形の電子ビームが得られる。
【0082】以上の構成を用いることによって、第1の
実施例に示す電子ビーム描画装置と同様の作用効果を得
ることが可能となる。
【0083】次に、この発明に基づいた第3の実施例に
ついて図12を参照して説明する。この第3の実施例に
おける電子ビーム描画装置は、電子ビーム描画装置内の
第1成形絞り66および第2成形絞り77を回転するよ
うに形成したものであり、その他の構成についても、図
13および図14に示す従来の構造と同一である。
【0084】第1成形絞り66および第2成形絞り77
は、図で示すようにその周側部分にモータ68,72が
設けられており、このモータを回転させることにより、
第1成形絞り66および第2成形絞り77が所定の角度
だけ回転して、任意の回転角を有する長方形の矩形ビー
ムを形成することが可能となる。
【0085】以上、この第3の実施例においても、第1
の実施例に示した電子ビーム描画装置と同様の作用効果
を得ることが可能となる。
【0086】
【発明の効果】以上、この発明に基づいた請求項1ない
し請求項6に記載の電子ビーム描画装置およびその装置
を用いた描画方法によれば、ビーム成形装置と被描画試
料載置装置とが上記描画面に沿った回転方向に相対的に
移動可能となっている。
【0087】これにより、ビーム成形装置と被描画試料
載置装置との間に任意の回転角を与えることができる。
その結果、被描画試料に上記回転角に従った回転角を有
するパターンを一度の露光で容易かつ精度よく描画する
ことが可能となる。
【0088】したがって、半導体装置の製造工程におけ
る製造工程時間の短縮化が可能となり、従来に比べて短
い納期で半導体装置を製造することが可能となる。
【0089】次に、この発明に基づいた請求項7に記載
の電子ビーム描画装置を用いた描画方法によれば、同一
の回転角を有するパターンにグループ分けを行ない、各
グループごとにそのパターンが描画されている。
【0090】したがって、ビーム成形装置と上記被描画
試料載置装置に所定の回転角を与える時間や、回転角と
測定時間を短縮し、いわゆるオーバヘッド時間を短くす
ることが可能となる。
【0091】したがって、従来の半導体装置の製造工程
時間を短縮することが可能となり、短い時間で半導体装
置を提供することが可能となる。
【0092】次に、この発明に基づいた請求項8に記載
の電子ビーム描画装置を用いた描画方法によれば、第1
のパターンを描画した後に、第1の回転角と第2の回転
角との差の角度だけ被描画試料載置装置とビーム成形装
置とを相対的に回転させている。
【0093】これにより、ビーム成形装置と被描画試料
載置装置とに所定の回転角を与えるための時間や、回転
角の測定時間を短縮し、いわゆるオーバヘッド時間をさ
らに短くすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に基づいた第1の実施例における電子
ビーム描画装置のX−Yステージの平面図である。
【図2】この発明に基づいた第1の実施例に用いられる
Y方向移動ステージの平面図である。
【図3】図2中X−X線矢視端面図である。
【図4】この発明に基づいた第1の実施例における描画
パターンを示す図である。
【図5】従来技術における描画パターンを示す図であ
る。
【図6】描画パターンの回転角を示すための図である。
【図7】この発明に基づいた第1の実施例における電子
ビーム描画装置を用いた描画方法のフロー図である。
【図8】この発明に基づいた第1の実施例における電子
ビーム描画装置を用いた描画方法のパターンのグループ
分けを示す図である。
【図9】この発明に基づいた第1の実施例における電子
ビーム描画装置を用いた描画方法の効果を示す第1の図
である。
【図10】この発明に基づいた第1の実施例における電
子ビーム描画装置を用いた描画方法の効果を示す第2の
図である。
【図11】この発明に基づいた第2の実施例における電
子ビーム描画装置の構成を示す全体斜視図である。
【図12】この発明に基づいた第3の実施例における電
子ビーム描画装置の構成を示す全体斜視図である。
【図13】電子ビーム描画装置の構成を示すブロック図
である。
【図14】従来技術における電子ビーム描画装置の電子
照射系の構成を示す図である。
【図15】従来技術におけるX−Yステージの構成を示
す平面図である。
【図16】従来のラスタスキャン型の電子ビーム描画方
法を示す図である。
【図17】従来技術における可変成形型の電子ビーム描
画方法を示す図である。
【図18】従来技術における電子ビーム描画方法を示す
第1の図である。
【図19】(a),(b)は従来技術における電子ビー
ム描画方法を示す第2の図である。
【図20】従来技術における電子照射系のラスタスキャ
ン方式を示す図である。
【図21】図20中に用いられる第2成形絞りの平面図
である。
【図22】ラスタスキャン方式における描画パターンの
構成を示す図である。
【図23】ラスタスキャン方式の変形例を示す図であ
る。
【図24】従来技術における問題点を示すための平面図
である。
【符号の説明】
2 Y方向移動ステージ 16 回転ステージ 28 X方向移動ステージ 30、36 ドライブシャフト 32、40 モータ 34 Y方向レール 38 X方向レール なお、図中同一符号は、同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田岡 弘展 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社ユー・エル・エス・アイ開発研究 所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光ビームを発生するための露光ビーム
    発生装置と、 前記露光ビームを所定の形状に成形するためのビーム成
    形マスクを含むビーム成形装置と、 前記露光ビームが照射され所定のパターンが描画される
    被描画試料を載置するための被描画試料載置装置と、 を備え、 前記ビーム成形装置と前記被描画試料載置装置とは、前
    記被描画試料の描画面に沿った第1の方向と、この第1
    の方向に垂直な第2の方向と、前記描画面に沿った回転
    方向とに相対的に移動可能である、 電子ビーム描画装置。
  2. 【請求項2】 露光ビームを発生するための露光ビーム
    発生装置と、 前記露光ビームを所定の形状に成形するためのビーム成
    形マスクを含むビーム成形装置と、 前記露光ビームが照射され所定のパターンが描画される
    被描画試料を載置するための被描画試料載置装置と、 を備え、 前記被描画試料載置装置は、前記被描画試料の描画面に
    沿った第1の方向に移動可能な第1ステージと、前記第
    1の方向に垂直な第2の方向に移動可能な第2ステージ
    と、前記描画面に沿って回転可能な第3ステージとを有
    する、 電子ビーム描画装置。
  3. 【請求項3】 前記第1ステージの上に前記第2ステー
    ジが設けられ、前記第2ステージの上に前記第3ステー
    ジが設けられた、 請求項2に記載の電子ビーム描画装置。
  4. 【請求項4】 前記第3ステージの所定位置に、前記第
    3ステージの回転角度を検出するための回転角度検出装
    置を有する、 請求項3に記載の電子ビーム描画装置。
  5. 【請求項5】 露光ビームを発生するための露光ビーム
    発生装置と、 前記露光ビームを所定の形状に成形するためのビーム成
    形マスクを含むビーム成形装置と、 前記露光ビームが照射され所定のパターンが描画される
    被描画試料を載置するための被描画試料載置装置と、 を備え、 前記被描画試料載置装置は、前記被描画試料の描画面に
    沿った第1の方向に移動可能な第1ステージと、前記第
    2の方向に垂直な第2の方向に移動可能な第2ステージ
    とを有し、 前記ビーム成形装置は、前記ビーム成形マスクを前記描
    画面に平行な面内において回転させるための回動装置を
    有する、 電子ビーム描画装置。
  6. 【請求項6】 被描画試料載置装置の上に被描画試料を
    載置する工程と、 露光ビーム発生装置から発生された露光ビームを、ビー
    ム成形装置を用いて所定の形状に成形する工程と、 前記被描画試料載置装置と前記ビーム成形装置とを相対
    的に回転させることにより、前記所定の形状に成形され
    た露光ビームが前記被描画試料に照射され、前記被描画
    試料に所定の回転角を有するパターンが描画される工程
    と、 を備えた電子ビーム描画装置を用いた描画方法。
  7. 【請求項7】 被描画試料載置装置の上に被描画試料を
    載置する工程と、 露光ビーム発生装置から発生された露光ビームをビーム
    成形装置を用いて所定の形状に成形する工程と、 前記被描画試料載置装置と前記ビーム成形装置とを相対
    的に回転させることにより、前記所定の形状に成形され
    た露光ビームが前記被描画試料に照射され、前記被描画
    試料に所定の回転角を有するパターンが複数個描画され
    る工程と、 を備え、 前記被描画試料に所定のパターンが複数個描画される工
    程は、同一の回転角を有するパターンにグループ分けを
    行ない、各グループごとにそのパターンが描画される、 電子ビーム描画装置を用いた描画方法。
  8. 【請求項8】 被描画試料載置装置の上に被描画試料を
    載置する工程と、 露光ビーム発生装置から発生された露光ビームをビーム
    成形装置を用いて所定の形状に成形する工程と、 前記被描画試料載置装置と前記ビーム成形装置とを相対
    的に回転させることにより、前記所定の形状に成形され
    た露光ビームが前記被描画試料に照射され、前記被描画
    試料に第1の回転角を有する第1のパターンと第2の回
    転角を有する第2のパターンとが描画される工程と、 を備え、 前記第1のパターンと前記第2のパターンとが描画され
    る工程は、前記第1のパターンを描画した後に、第1の
    回転角と第2の回転角との差の角度だけ前記被描画試料
    載置装置と前記ビーム成形装置とを相対的に回転させて
    第2のパターンの描画を行なう、 電子ビーム描画装置を用いた描画方法。
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