JPH03188616A - 電子ビーム露光装置 - Google Patents
電子ビーム露光装置Info
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- JPH03188616A JPH03188616A JP1327825A JP32782589A JPH03188616A JP H03188616 A JPH03188616 A JP H03188616A JP 1327825 A JP1327825 A JP 1327825A JP 32782589 A JP32782589 A JP 32782589A JP H03188616 A JPH03188616 A JP H03188616A
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
な電子ビーム露光装置に関し、電子ビームの投影位置の
オフセット量を正確に検出し、かつ、そのオフセント量
を自動的に補正しうる電子ビーム露光装置を提供するこ
とを目的とし、 電子銃から試料の露光面に至る電子ビームの光路中に、
電子ビームの断面形状整形用の複数の開口パターンを有
する電子ビーム整形用透過マスクを配置し、前記開口パ
ターンを適宜選択し、その選択された開口パターンを通
過して整形された電子ビームを偏向して前記電子ビーム
の露光面を露光するようにした電子ビーム露光装置にお
いて、前記試料の露光面または当該露光面近傍の同一高
さ位置の部位に設けられたオフセット検出用マークと、
前記オフセット検出用マークを前記整形された電子ビー
ムにより走査したとき前記試料の露光面または同一高さ
位置の部位から生ずる二次電子または反射電子を検出す
る電子検出器と、前記オフセット検出用マークを前記整
形された電子ビームにより走査したとき前記試料の露光
面または同一高さ位置の部位から得られるべき二次電子
または反射電子の信号の予想値データと実際に前記オフ
セット検出用マークを前記整形された電子ビームにより
走査して前記試料の露光面または同一高さ位置の部位か
ら得られる二次電子または反射電子の信号のデータとの
偏差かから、各開口パターンを選択した時の偏向量の補
正データを求める比較器と、前記各開口パターンについ
ての偏向補正データを記憶する補正データメモリと、露
光時に、選択された開口パターンについての補正データ
を前記補正データメモリから読出し、その読出した補正
データを前記選択された開口パターンについての偏向デ
ータに加算する加算器と、を備えるよう構成する。
描画に好適な電子ビーム露光装置に関する。
って回路パターン形成技術の主流であったフォトリソグ
ラフィに代わり、電子ビームを用いる露光方式の電子ビ
ーム露光装置が採用されている。
式のものが多く使用されている。可変矩形ビーム方式の
電子ビーム露光装置は、回路パターンの線幅に応じて、
断面形状が矩形である電子ビームの当該矩形の大きさを
変えてワンショットずつ順次露光することによりS ウ
ェーハ等の試料面上に回路パターンを描画するようにし
たものである。このような可変矩形ビーム方式の電子ビ
ーム露光装置は、一般にスループットが低いという問題
を有している。それは、矩形の電子ビームをパルス状に
間欠させて1シヨツトずつ露光し、これを形成すべき回
路パターンに沿って順次つなげて描画するため、回路パ
ターンのサイズが微細化するほど単位面積当りの露光シ
ョツト数が増加するからである。回路パターンの微細化
がさらに進んだ場合、このスループットはさらに大きな
問題となる。そこで、超微細パターンの露光を行うに際
して、より現実的なスループットを得るためのブロック
露光法が提案されている。
数種類の基本量ロバターンブロックを1つの基板上に形
成しておき、描画すべき回路パターンに応じて基本量ロ
バターンのブロックを使い分けることにより多少複雑な
形状の回路パターンであっても1シヨツトで描画する方
法である。すなわち、超微細パターンが必要とされる半
導体装置は、例えば64M−DRAMのように、超微細
ではあるが、露光する回路パターンはある基本パターン
の繰返しである場合が多い。そこで、もし繰返しパター
ンの単位となる基本パターンをそのパターン自身の複雑
さとは無関係に1シヨツトにて描画できれば、当該回路
パターンの微細さによらず一定のスループットで露光す
ることが可能となる。ブロック露光法は、このような考
え方から、複数の基本パターンをビーム整形用の透過マ
スク上に形成し、その基本パターンを適宜使い分けて1
ショット描画することによりショツト数を減らしてスル
ープットを向上させるようにしたものである。
において問題となるのは、各開口パターンブロックを適
宜選択して対応する断面形状の電子ビームを作り、その
整形された電子ビームを試料面上に照射する場合に、各
開口パターンによって微かながら電子ビームの試料面上
の投影位置に誤差が生じることである。この位置ずれ誤
差をオフセットといい、そのオフセット量は0.数μm
単位であるが、超微細化パターンでは大きな問題となる
。オフセットが発生する原因としては、同一基板上に開
口パターンを配列しているため、その開口パターン位置
まで電子ビームを偏向したあと、再度光学軸上にふりも
どす必要があり、その偏向のため制御の誤差が一つの原
因として挙げられる。
を正確に検出し、かつ、そのオフセット量を自動的に補
正しつる電子ビーム露光装置を提供することにある。
)から試料(111)の露光面に至る電子ビーム(10
4)の光路(103)中に、電子ヒ−1,(104)の
断面形状整形用の複数の開口パターン(P、〜Pn)を
有する電子ビーム整形用透過マスク(107)を配置し
、前記開口パターン(P1〜pH)を適宜選択し、その
選択された開口パターン(P、〜Pn)を通過して整形
された電子ビーム(104)を偏向して前記電子ビーム
(104)の露光面を露光するようにした電子ビーム露
光装置において、前記試料(111)の露光面または当
該露光面近傍の同一高さ位置の部位に設けられたオフセ
ット検出用マーク(PMY’P□)と、前記オフセット
検出用マーク(PMY’PMH)を前記整形された電子
ビーム(104)により走査したとき前記試料(111
)の露光面または同一高さ位置の部位から生ずる二次電
子または反射電子を検出する電子検出器(10)と、前
記オフセット検出用マーク(pp)を前記MY’ M
H 整形された電子ビーム(104)により走査したとき前
記試料(111)の露光面または同一高さ位置の部位か
ら得られるべき二次電子または反射電子の信号の予想値
データ(I))と実際に前EF 記オフセット検出用マークCPP’)を前記MY″’
Ml( 整形された電子ビーム(104)により走査して前記試
料(111)の露光面または同一高さ位置の部位から得
られる二次電子また・は反射電子の信号のデータ(D
’)との偏差データから、各間EF ロバターンを選択した時の偏向量の補正量(ΔD)を求
める比較器(14)と、前記各開口パターン(P1〜P
、)についての偏向補正量データ(ΔD)を記憶する補
正データメモリ(13)と、露光時に、選択された開口
パターン(p I−p 、 )についての補正データ(
ΔD)を前記補正データメモリ(13)から読出し、そ
の読出した補正データ(ΔD)を前記選択された開口パ
ターン(p、−pn)についての偏向データに加算する
加算器(12)と、を備えて構成する。
光面近傍の同一高さ位置(例えば、試料台(112)上
)にオフセット検出用マーク(P SP)が配置され
る。このオフセット検Ml’ MH 出用マーク(PMV、PMH)を整形された電子ビーM
Y’ MH ム(104)の偏向により走査し、このとき得られるべ
き二次電子または反射電子の信号の予想値データ(D
)を予め予想し、そのデータをEF 例えば、メモリ等に記憶しておく。この予想値データ(
D ’)は、オフセット検出用マークEF (P P )の形状を特定し、かつ、電子ビーMY’
M)I ム(104)の断面形状を特定すれば、それらのデータ
によって得られるべき電子像に基づいて予想することが
できる。予想値データ(D )はEF 各開口パターン(P、〜Pn)に対応させてそれぞれに
ついての値を求めておく。
オフセット検出用マーク(PMY’PMH)上に走査す
る。このとき、試料(111)の露光面または同一高さ
位置の部位の近傍にI/F (反射電子信号検出回路)
(11)が配置されているので、このI/F (反射電
子信号検出回路)(11)によりオフセット検出用マー
ク(PMV、PMH)の部分からの二次電子または反射
MV Ml( 電子が検出される。その検出信号は実測値データ(D
)であり、各開口パターン(p、〜P11)DET について求める。求められた各開口パターン(P −
P )についての実測値データ(D )I n
DETは対応する各
開口パターン(P、〜P、)についての予想値データ(
D )と比較器(14)にEF おいて比較される。比較器(14)は比較の結果、すな
わち、各実測値データ(D )と予想値デET −タ(D )との偏差かから、各開口パターンをE
F を選択した時の偏向量の補正量データ(ΔD)を求め、
補正データメモリに記憶する。この偏向補正データ(Δ
D)は、本来投影されるべき試料(111)上の露光面
位置と実際の投影位置とのずれ(オフセット量)に相当
する。そこで、この補正データ(ΔD)を実際の描画時
の偏向データ(D )に対する補正データとして補正
データEF メモリから読出して対応する開口パターン(P1〜P
)のそれぞれに対する偏向データ(D )n
[lEFに加算するこ
とにより、正視の投影位置に修正することができる。補
正データ(ΔD)と偏向データ(D )との加算は
加算器(12)が行う。
る整形電子ビーム(104)についてそれぞれ施すこと
により、投影時のオフセットを解消できる。
いて、電子ビーム露光装置は、大別して、光学系と制御
系とからなる。
12を含む光学系は、電子ビーム鏡筒(図示せず)内に
収納される。電子ビーム鏡筒内の上部には電子銃100
が配置される。電子銃100から発生した電子ビーム1
04は光学系を介して試料台112上の試料111の露
光面に投影されて露光が行われる。電子銃100の下方
には矩形アパーチャ101が配置されている。矩形アパ
ーチャ101は矩形状の透孔を有し、電子ビーム104
の断面形状を矩形にする。矩形の電子ビーム104はレ
ンズ102、レンズ105を介して電子ビーム整形用透
過マスク(ステンシルマスク)107に照射される。レ
ンズ105は入射された電子ビーム104を平行ビーム
とする。レンズ105と113との間に電子ビーム整形
用透過マスク107が存在し、かつ、開口パターン選択
用偏向器106a〜106dが介在されている。
ーム整形用透過マスク107の入射側において、電子ビ
ーム104を光軸と直交方向において偏向させる。開口
パターン選択用偏向器106c、106dはその偏向さ
れた電子ビーム104を再びもとの光軸に引き戻す作用
を行う。
に示すように、種々の開口形状の開口パターンP1〜P
4を有している。この開口パターンP1〜P4を開口パ
ターン選択用偏向器106a〜106dによる電子ビー
ム104の偏向によって選択することにより、この開口
パターンP1〜P4を通過したあとの電子ビーム104
の断面形状を開口パターン形状に応じて整形することが
できる。電子ビーム整形用透過マスク107は、S 等
の半導体あるいは金属板等を用いたマスク基板を用いる
。このマスク基板上にエツチング技術を用いて抜きパタ
ーンを形成することにより開口パターンP −P4を
形成することができる。各開口パターンP −P4は
電子ビーム104偏向可能領域内においてパターンブロ
ックB、−84ごとに配置されている。このパターンブ
ロックB −84を選択して電子ビーム104の断面
形状を作るので、ブロック露光と呼ばれているのは先に
述べた通りである。パターンブロック81〜B4の選択
は、当該パターンブロック81〜B4の配置位置と電子
ビーム104の通過位置との相対的関係を変えることに
より任意に行うことができる。したがって、パターンブ
ロック81〜B4の位置を固定として電子ビーム104
を偏向するか、あるいは、パターンブロック81〜B4
を可動として電子ビーム104を固定するかの2通りの
方法が考えられる。本実施例では、前者の電子ビーム1
04を偏向する方法を採用した。この偏向は、先に述べ
た開口パターン選択用偏向器106a〜106dの作用
により行なわれる。電子ビーム整形用透過マスク107
により所定の断面形状とされた電子ビーム104は縮少
レンズ108により縮少され投影レンズ110を介して
試料111の露光面に投影される。
器109a〜109bを適宜変更することにより、描画
すべき回路パターンが形成される。
て接続された開口パターン制御系と、CPUIにデータ
バス2を介して接続された電子ビーム位置制御系と、試
料111上の二次電子(または反射電子)検出系と、電
子ビーム位置補正制御系とに大別される。
、当該電子ビーム露光装置を統括的にコントロールする
。
ク位置コントローラ5とを有している。
パターン選択データに基づいて開口パターン選択用偏向
器106a〜106dに印加する電圧を変化させること
により電子ビーム104を偏向して開口パターンP1〜
P4のいずれかを電子ビーム104を選択的に通過する
よう制御を行う。
ら開口パターン選択データを取込み、電子ビーム整形用
透過マスク107の設定位置を調整するのに用いられる
。
いる。偏向コントローラ6はCPUIから与えられた偏
向データに基づいて偏向データD を生成し、出力す
る。この偏向データEF D は偏向補正装置7を介してA/DコンバーEF り8によりA/D変換され、偏向電圧E としRY てドライバ9に与えられる。ドライバ9は走査用偏向器
109a、109bに偏向電圧E に対RY 応する電圧を印加する。この印加電圧により偏向データ
D に対応する位置に電子ビーム104EF が偏向され、必要とされる回路パターンが描画される。
オフセット検出用マークP SP を電MY
MH 子ビーム104により走査したとき、そのオフセット検
出用マークP SP 部分から生ずる二次MY
MH 電子又は反射電子の量を検出するべく試料111上に配
置された電子検出器10と、その偏向電圧E を偏向
補正装置7に取込むためのI/FRY (反射電子信号検出回路)11とからなる。
Hは、第4図に示すように、例えば、互に直交する位置
に配置された2本の直線パターンで構成される。このオ
フセット検出用マークP 、P[M)l は、試料111以外の場所として、例えば、試料台11
2上でもよい。例し、その場合は、試料111の露光面
と同一高さ位置とする必要がある。
ーム104の位置ずれだからである。このようなオフセ
ット検出用マークP 、P を用い1!V
1.I■ て後述する電子ビーム位置補正制御系の比較基準として
の予想値データD を予想し、生成するREF ことができる。すなわち、第4図に示すように、オフセ
ット検出用マークPP の形状、位置[’ MH が定まっており、かつこれらのオフセット検出用マーク
P 、P を走査する電子ビーム104のMY
M)I 断面形状が定まっていれば、当該オフセット検出用マー
クP 、P から生ずる二次電子量(またMY
MH は、反射!(−1k)の信号波形を予想することができ
る。第4図の例では、(a)のようにオフセット検出用
マークP を水平走査SH力方向走査しV たとき、(b)に示す信号波形となる。これを水平予想
値データD とする。さらに、(C)EFH のようにオフセット検出用マークPMHを垂直走査S、
力方向走査したとき、(d)に示す信号波形となる。こ
れを垂直予想値データD とする。
Hゝ 夕D は各開口パターンP −P4ごとに作成RE
FY lしておく。
準データメモリ15を有している。
についての予想値データD が格納され4
REFている。基準データメモリ1
5から読出された予想値データD は比較器14にお
いて、I/FEF 11を介して入力された各開口パターンP1〜P につ
いての実測値データD と比較される。
ある偏向補正データΔDは順次補正データメモリ13に
格納される。この補正データΔDは各開口パターンP1
〜P4についての露光位置のずれを意味する。補正デー
タメモリー3は、第6図に示すように、各開口パターン
P1〜P4についての補正データΔDを適宜アドレス指
定等の方法により整理されて記憶される。以上の補正デ
ータΔDの作成は、実際の回路パターン描画時ではなく
、事前に行われる。回路パターン描画時には、補正デー
タメモリー3内に格納された各補正データΔDが偏向し
ようとする開口パターンP、−P4に合わせるべく選択
信号Sにより読出され、加算器12に送られる。加算器
12は偏向コントローラ6からの偏向データD に対
応EF する補正データΔDを選択的に取込み、両者を加算し、
加算データD を生成してA/Dコンパ^OD −夕8に送る。したがって、加算データD は、^D
D 各開口パターンP ”” P 4についての露光位置
の誤差を補正データΔDによって修正された値を示す。
生成のための動作と回路パターン描画のための露光動作
とに分けられる。
04の位置を開口パターン選択用偏向器106a〜10
6dにより偏向させ、電子ビーム整形用透過マスク10
7上の開口パターンP+〜P4を順次選択する(第2図
、第3図参照)。仮に開口パターンP、を選択したとす
る。このとき、電子ビーム104は開口パターンP+の
形状に整形される。一方、CPUIは偏向コントローラ
6により、A/Dコンバータ8、ドライバ9、走査用偏
向器109a、109bを介して整形電子ビーム104
をオフセット検出用マークPMY”Mll上に偏向走査
する(第4図参照)。そのとき、オフセット検出用マー
クP 、P から発生した二MY MH 次電子は電子検出器10に捕獲される。電子検出器10
は対応する偏向電圧E を出力し、RY 1/Filに送る。そのディジタル量である実測値デー
タD は比較器14に入力される(第5DE丁 図参照)。比較器14は実測値データD と基ET 準データメモリ15からの予想値データD とEF を比較し、開口パターンP1についての補正データΔD
を補正データメモリ13に格納する(第6図、ΔD1参
照)。以下、同様の手順により各開口パターンP2〜P
4の補正データΔDを生成し、順次補正データメモリ1
3に格納し、補正テーブル(第6図)を作成する。以上
で、補正データΔDの生成動作を終了する。この作業は
、当該電子ビーム露光装置内の機構に経時的変化あるい
は、使用する開口パターンP1〜P4に変化がないもの
きすれば、露光動作前に1回行っておけばよい。
第1図参照)。CPUIは、回路パターン作成に当って
、電子ビーム整形用透過マスク107上の開口パターン
P1〜P4のいずれかをパターンコントローラ4により
選択し、対応する断面形状の電子ビーム104を作る。
8を介して試料111の露光面に向かう。一方、CPU
Iは偏向コントローラ6により形成しようとする回路パ
ターンに適合するよう走査用偏向器109a、109b
により電子ビーム104を偏向する。このとき、パター
ンコントローラ4によって選択された開口パターンP
−P 、例えば、4 開口パターンP についての偏向データD をl
DEF 偏向補正装置7に出力するが、偏向補正装置7は開口パ
ターンP1についての補正データΔD1を補正データメ
モリ13から読出し、偏向データD に加算器12に
より加算する。その加算デEF −タD は補正データΔD1の位置誤差が補正DD された値となり、A/Dコンバータ8、ドライバ9を介
して走査用偏向器109a、109bに与えられる。し
たがって、電子ビーム104は開口パターンPlに関し
、正しい位置に投影される。
も補正され、それぞれ正しい位置に投影され、所望の回
路パターンに露光が行われる。
を用い、各開口パターンについての露光位置の誤差に関
する補正データを予め補正データメモリに記憶しておき
、露光時に各開口パターンについての補正データを対応
する偏向データD に加算するようにしたので、電子
ビームのEF 投影位置のオフセット量を正確に検出し、かつ、オフセ
ット量を自動補正し、各開口パターンについての電子ビ
ームを試料上の正しい位置に投影することができ、精度
の高い電子ビーム露光が可能となる。
シルマスクの説明図、 第3図はステンシルマスクの断面図、 第4図は基準信号波形パターンの説明図、第5図は偏向
補正装置の詳細ブロック図、第6図は補正データテーブ
ルの説明図である。 1・・・CPU 2・・・データバス 3・・・メモリ 4・・・パターンコントローラ 5・・・マスク位置コントローラ 6・・・偏向コントローラ 7・・・偏向補正装置 8・・・A/Dコンバータ 9・・・ドライバ 10・・・電子検出器 11・・・I/F(インターフェイス回路)12・・・
加算器 13・・・補正データメモリ 14・・・比較器 15・・・基準データメモリ 100・・・電子銃 101・・・矩形アパーチャ 102・・・レンズ 103・・・光路 104・・・電子ビーム 105a、105b・・・レンズ 106a〜106d・・・開口パターン選択用偏向器 107・・・電子ビーム整形用透過マスクシルマスク) 108・・・縮少レンズ 109a、109b・・・走査用偏向器110・・・投
影レンズ 111・・・試料 112・・・試料台 P −P4・・・開口パターン B −84・・・パターンブロック ■ SII・・・水平走査 S、・・・垂直走査 PMv・・・オフセット検出用マーク PMH・・・オフセット検出用マーク D ・・・偏向データ EF D ・・・予想値データ EF D ・・・実測値データ ET ΔD・・・補正データ D ・・・加算データ ^DD E ・・・偏向電圧 RY S・・・選択信号 (ステン ステンシルマスクO説朗回 第 2 囚 開口パターン ステンシルマスクO餅I!I図 第3 回 第 5 回 13−+I正正データメモ リ 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 電子銃(100)から試料(111)の露光面に至る電
子ビーム(104)の光路(103)中に、電子ビーム
(104)の断面形状整形用の複数の開口パターン(P
_1〜P_n)を有する電子ビーム整形用透過マスク(
107)を配置し、前記開口パターン(P_1〜P_n
)を適宜選択し、その選択された開口パターン(P_1
〜P_n)を通過して整形された電子ビーム(104)
を偏向して前記電子ビーム(104)の露光面を露光す
るようにした電子ビーム露光装置において、 前記試料(111)の露光面または当該露光面近傍の同
一高さ位置の部位に設けられたオフセット検出用マーク
(P_M_V、P_M_H)と、前記オフセット検出用
マーク(P_M_V、P_M_H)を前記整形された電
子ビーム(104)により走査したとき前記試料(11
1)の露光面または同一高さ位置の部位から生ずる二次
電子または反射電子を検出する電子検出器(10)と、 前記オフセット検出用マーク(P_M_V、P_M_H
)を前記整形された電子ビーム(104)により走査し
たとき前記試料(111)の露光面または同一高さ位置
の部位から得られるべき二次電子または反射電子の信号
の予想値データ(D_R_E_F)と実際に前記オフセ
ット検出用マーク(P_M_V、P_M_H)を前記整
形された電子ビーム(104)により走査して前記試料
(111)の露光面または同一高さ位置の部位から得ら
れる二次電子または反射電子の信号のデータ(D_D_
E_F)との偏差データから、各開口パターンを選択し
た時の偏向量の補正量(ΔD)を求める比較器(14)
と、 前記各開口パターン(P_1〜P_n)についての偏向
補正量データ(ΔD)を記憶する補正データメモリ(1
3)と、 露光時に、選択された開口パターン(P_1〜P_n)
についての偏向補正量データ(ΔD)を前記補正データ
メモリ(13)から読出し、その読出した補正データ(
ΔD)を前記選択された開口パターン(P_1〜P_n
)についての偏向データに加算する加算器(12)と、 を備えたことを特徴とする電子ビーム露光装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1327825A JP2918051B2 (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | 電子ビーム露光装置 |
US07/629,739 US5172331A (en) | 1989-12-18 | 1990-12-18 | Apparatus and method for effecting exposure of sample to charged particle beam |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1327825A JP2918051B2 (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | 電子ビーム露光装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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