JPH07122335B2 - 折り畳み可能な作業足場 - Google Patents

折り畳み可能な作業足場

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JPH07122335B2
JPH07122335B2 JP20042192A JP20042192A JPH07122335B2 JP H07122335 B2 JPH07122335 B2 JP H07122335B2 JP 20042192 A JP20042192 A JP 20042192A JP 20042192 A JP20042192 A JP 20042192A JP H07122335 B2 JPH07122335 B2 JP H07122335B2
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和子 藤野
晃 岩崎
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久留米建機サービス株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は建築現場などで使用す
る作業足場に関するものであり、特に搬出入時や保管時
に小さく折り畳み可能な作業足場に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築現場の屋内で壁や天井を施工するな
どの場合には、複数の脚立を間隔を置いて並べ、この上
に板を置いて足場としていた。このような足場である
と、板巾によって足場の巾が決まってしまい、狭い足場
の上で作業を強いられることになる。ことに近年建築や
土木の現場において、安全性の要求が高まっており、作
業員の高齢化と相まって、より安全な足場の開発が望ま
れていた。また広い作業足場を使用しての作業を効率化
することが望まれていた。これに対し、四方に脚を持っ
た作業足場が開発されており、搬出入時や保管時の簡便
さを考慮して、多くは折り畳み式の作業足場となってい
る。
【0003】このような折り畳みの作業足場としては、
折り畳みの座卓のように作業台の四方にヒンジ結合によ
って脚を取り付けたものが開発されており、脚を作業台
に沿わせるように折り畳むものである。また図22に示
すように作業台aをヒンジ結合した二枚によって構成
し、同じくヒンジ結合した脚bを作業台aに取り付け、
向き合う脚bを引き寄せ、作業台aを上方にせり上げる
ようにして折り畳むものである。
【0004】
【この発明が解決しようとする課題】上記したような従
来の折り畳み式の作業台には、以下のような課題があ
る。 作業足場において、荷重は脚に集中して作用する。こ
の脚がヒンジによって取り付けられているということ
は、作業台と脚の連結が強固でないことであり、このヒ
ンジ連結部分が破損する可能性が高く、この連結部分が
破損することによって足場として使用できないほどの大
きな損傷になってしまう。 このために作業台と脚をヒンジ結合する取り付け金具
を強度の高い大きなものにして、脚を作業台に取り付け
ることが採用されているが、重量が極めて大きくなって
搬出入作業時の労力が大となっていた。また脚を折り畳
んでも取り付け金具が大きく張り出るため、保管時に大
きなスペースを取っていた。 座卓のように、ヒンジ結合したような脚を作業台に沿
わせるように畳む方法であると、一端足場をひっくり返
して折り畳み作業を行なわねばならず、重量の大きな足
場を持ち上げて返す作業は複数人の作業員が必要で、ま
た高齢な作業者には困難な作業である。 図22に示したような足場であると、ヒンジ結合した
部分の強度が問題であるとともに、作業台aが上に大き
くせり上がるため、折り畳んだ状態での高さが極めて高
くなってしまう。これでは搬出入時の移動作業が極めて
不安定で倒れる恐れがあるし、保管時に大きなスペース
を取ることになる。
【0005】この発明は以上のような課題を解決するた
めになされたもので、破損の可能性が少なく、小さく折
り畳み可能な作業足場を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる折り畳
み可能な作業足場は、中間部が軸支されて水平に回動す
る一対の対角桟二組を使用し、この対角桟の開閉を利用
して折り畳み可能とするものである。この対角桟二組を
上下に配し、対角桟の各端部にほぼ垂直に起立する主脚
を固定して、四本の主脚によって支えることになる。上
方の対角桟の上に二枚の作業台を取り付ける。二枚の作
業台はヒンジ結合されており、下に向って閉じることが
できるようになっている。対となる対角桟を、軸を中心
として回転して開き角度を小さくする。これにより別の
対角桟に固定した主脚同士を近接させ、一対の対角桟が
ほぼ重なるように閉じる。対角桟上の二枚の作業台をヒ
ンジを軸として回転するように閉じ、上記した閉じた対
角桟の左右に位置させる。
【0007】主脚を筒状とし、この内側に摺動可能に伸
縮脚を収納し、脚の長さを伸縮可能にすることもある。
主脚の側面にはストッパーを取り付け、このストッパー
によって伸ばした伸縮脚を固定する。この伸縮脚の下方
端部に、二個の車輪を有するキャスターを取り付ける。
【0008】
【実施例】以下、図に示す一実施例に基づきこの発明を
詳細に説明する。図において1は対角桟であり、一対の
対角桟1・1によって一組とする。この二組の対角桟1
を上下に配し、軸2の上下に中間部を軸支してある。こ
れにより各対角桟1は軸2を支点として水平に回動可能
となっている。上方の一対の対角桟1a・1aは、各々
図4〜6に示すように軸2に軸止めしたCチャンネル材
3と、このCチャンネル材3のフランジ3a・3aの外
側面に軸2を点として点対称に互い違いに溶接されて反
対方向に伸びる角パイプ4・4とによって構成されてい
る。対角桟1a・1aのCチャンネル材3・3は上下に
対称に配されて軸止めされ、角パイプ4・4は同一高さ
に位置している。また一方の対角桟1aの側面には、他
方の対角桟1aの側面に向ってコイルバネ5が複数個取
り付けられている。このような対角桟1a・1aによっ
て、図5に示すようCチャンネル材3・3の左右に両対
角桟1a・1aの角パイプ4・4が納まるようになって
いる。
【0009】軸2の下方に中間部を軸支した対角桟1b
・1bは図7〜9に示す。二本の対角桟1b・1bのう
ち一方の対角桟1bは、軸2に軸支する角パイプ7と、
この角パイプ7の外側面に軸2を点として点対称に互い
違いに溶接されたCチャンネル8・8よりなる。また他
方の対角桟1bは先端に溶接した上下のフランジ9・9
と、それに溶接したCチャンネル材8・8よりなってい
る。各Cチャンネル材8は、図9に示すように、対角桟
1b・1bを閉じる時互いの方へ溝が向くようにしてあ
る。
【0010】図10・11に示すように、軸2の外周に
は摺動可能にロックパイプ10が被せてあり、前記した
下方の対角桟1bの角パイプ7との間に介在させたコイ
ルバネ10aによって、常時上方へ押し上げてある。ロ
ックパイプ10の上下中間部には、バネによって先端を
上向きに押し上げた爪11・11が左右に突出してい
る。爪11の若干下方には、側方に押し下げ材12が突
設されている。この押し下げ材12を下に向っておせ
ば、ロックパイプ10が爪11とともに下方に下がるこ
とになる。
【0011】上下の二組の対角桟1a・1bの各端部に
は、ほぼ垂直に立ち上げた主脚13が溶接によって固定
されている。つまり主脚13の上方に対角桟1aが固定
され、主脚13の下方に対角桟1bが固定され、四本の
主脚13が取り付けられることになる。四本の主脚13
は、上下の対角桟1a・1bの開き角度を変えることに
より、近づいたり離れたりすることになる。
【0012】各主脚13は円筒状になっており、内側に
円筒状の伸縮脚14が摺動可能であるとともに回転可能
に配されている。伸縮脚14には上下に適宜間隔づつ離
れて孔15が複数個明けてある。各主脚13の上下中間
部の側面には、ハンドル16が水平な軸17によってブ
ラケット18に回転可能に取り付けられている。ハンド
ル16の主脚13と向き合う端面は主脚13の側面に当
接して、ハンドル16が下向きに回転するが、水平より
も上には回転しないようになっている。ブラケット18
には山形に屈曲したピン19が回転可能に軸止めされ、
バネ20によって先端を主脚13方向へ付勢してある。
ピン19の先端は下方に向って傾斜するように軸止めさ
れており、或程度以上には上方へ回転しないようになっ
ている。主脚13には、ピン19に対応して穴21が明
けられており、ピン19の先端はこの穴21を通って伸
縮脚14の孔15に引っ掛けることが可能である。
【0013】主脚13の下端の内側には、内周の半分に
渡って、肉厚が厚いガタツキ防止部22が形成されてい
る。実施例では主脚13の下端の周方向半分を押し潰
し、他方の押し潰さなかった部分の内側に沿わせて厚み
を増している。各伸縮脚14の下端には、左右に並列す
る二個の車輪を有するキャスター23が取り付けられて
いる。キャスター23には、車輪の回転を止めるための
ストッパーが取り付けられている。
【0014】隣合う主脚13・13同士は、中間桟24
によって、伸縮脚14・14同士は下部桟25によって
連結されている。図14に示すように、中間桟24も下
部桟25も中間部が水平に屈曲可能なように、二本の分
割桟27・27を垂直なピン26によって連結してあ
る。中間桟24と下部桟25の両端は主脚13,伸縮脚
14にそれぞれ溶接されている。中間桟24も下部桟2
5も、一方の分割桟27に、他方に向って張り出る逆さ
溝状の係止具28がピン29によって取り付けられてい
る。係止具28はピン29によって先端部が上方に浮き
上がり可能となっている。中間桟24と下部桟25を伸
ばすとき、係止具28のテーパー部30に他方の分割桟
27が当接して先端を持ち上げる。そのまま伸ばすこと
により、図15に示すように、逆さ溝状の係止具28に
分割桟27が嵌まって、一直線に固定される。
【0014】下部桟25は、伸縮脚14を縮めて主脚1
3の中に最大限収めたときに、下方の対角桟1b・1b
と同高さに位置するようになっている。対角桟1・1の
開き角度を小さくしたとき、図8に示すように、下部桟
25の分割桟27・27が対角桟1b・1bの向き合う
Cチャンネル材8・8の溝内に収納される。
【0015】上方の対角桟1a・1aの上には二枚の作
業台31・31が取り付けられている。二枚の作業台3
1・31はピン32によって複数箇所がヒンジ結合さ
れ、下方に向って閉じることが可能となっている。作業
台31は方形に枠組して複数の桟を掛け、メタルラスを
張ったものである。二枚の作業台31・31の突き合わ
せた辺の中間部に取り付けたブラケット33と、上方の
対角桟1a・1aの下面間にアームリンク34・34を
介在させてピン32とピン35に軸支してある。対角桟
1a・1aの開き角度を大きくすることにより、図16
に示すようにアームリンク34・34がブラケット33
とともに作業台31・31の連結部分を引き降ろし、作
業台31・31を開いて水平に保つことになる。対角桟
1a・1aの開き角度を小さくすることにより、図17
に示すようにアームリンク34・34がブラケット33
を押し上げて、作業台31・31が自動的に閉じるよう
になっている。作業台31・31の下方へ閉じる側の辺
の中間には、前記したロックパイプ10の爪11・11
を引っ掛け可能な引っ掛け部39が各々取り付けられて
いる。
【0016】連結して一枚となる作業台31・31の四
隅に当たる部分には、ほぼ水平にピン36が各々突設さ
れており、主脚13の上端には、これに対応する穴36
aが明けられている。対角桟1・1を開いて作業台31
・31を上方へ開いた時、図18に示すようにピン36
が主脚13の穴36aの中に嵌まって、作業台31・3
1が浮き上がらない。また図19に示すように、主脚1
3の側面に角パイプからなるスペーサー部37が突出し
てあり、対応する対角桟1bには受け金具38が突設し
てある。対角桟1・1の開き角度を小さくして折り畳ん
だ時、スペーサー部37が受け金具38に当接して、両
対角桟1・1の間に一定のクリアランスを確保すること
ができる。折り畳んだ作業足場を数多く積み上げると
き、重量によって部材が変形するのを、このクリアラン
スによって防ぐ。
【0017】次に、以上のような作業足場の使用状態を
説明する。まず折り畳んだ作業足場を開く場合、ロック
パイプ10の押し下げ材12を脚などで押し下げ、爪1
1・11と作業台31・31の引っ掛け部39・39と
の引っ掛りを解除する。閉じられて近接した主脚13・
13を持って左右に開いて、対角桟1・1の開き角度を
大きくする。このとき、上方の対角桟1a・1aの間に
介在させたコイルバネ5の力によって、互いに離れるよ
うに押すため、対角桟1・1の開きは容易である。また
上記したように対角桟1a・1aの開きにともなってア
ームリンク34・34が作業台31・31の連結部分を
引き降ろして、作業台31・31が水平となるよう開い
てくる。連結部分が屈曲していた中間桟24と下部桟2
5がほぼ真っ直になると、係止具28が上記のように他
方の分割桟27に嵌まって、連結した分割桟27・27
を一直線に固定する。このとき、上記のように作業台3
1・31の四隅のピン36が主脚13の穴36aに嵌ま
って、作業台の浮き上がりが無くなる。作業台31・3
1の四隅は、四方に開いた主脚13の上に載って、広い
作業面積を有する安定した作業足場となる。
【0018】次に作業台31の高さを高くして、より高
い箇所を施工する場合について記載する。左右の主脚1
3・13、或いは主脚13・13のハンドル16・16
を握り、下部桟25に軽く足を置いたまま主脚13・1
3を持ち上げる。伸縮脚14・14は下部桟25ととも
に押えつけられているため、主脚13・13だけ上方に
上がり、結果として脚の全長が伸びることになる。ハン
ドル16下部のピン19はバネ20によって主脚13に
明けた穴21に向って付勢されており、この穴21内に
位置した伸縮脚14の適宜孔15に嵌まって、主脚13
が下がらない。ピン19の先端は下向きに傾斜している
ため、さらに伸ばそうと主脚13を持ち上げると容易に
孔15から外れ、伸長に支障とならない。次に作業足場
の反対側に廻り、ハンドル16・16を握って同じよう
に主脚13・13を持ち上げ、作業台31の高さが水平
となるようにする。
【0019】伸縮脚14を伸ばした場合のガタツキ防止
について説明する。主脚13の下端には内側に向けてガ
タツキ防止部22が設けられており、このガタツキ防止
部22によって伸縮脚14を主脚13の反対側内面に押
し付けて、伸縮脚14と主脚13の径の差によるガタツ
キが生じないようにしてある。また図13に示すよう
に、主脚13のピン19は下方に向って傾斜しており、
このピン19の下面に伸縮脚14の孔15の下部縁が当
たって、伸縮脚14がピン19方向に引き寄せられるこ
とになる。結果伸縮脚14は主脚13の内周面に引き寄
せられ、この接触によってガタツキが防止される。この
ように主脚13と伸縮脚14とのガタツキが無くなるた
め、伸縮脚14を大きく伸ばしても安定した足場とな
り、従来よりも高い作業足場とすることができる。
【0020】さらに別のガタツキ防止策として、図20
・21に示すようなガタツキ防止具40を採用できる。
ガタツキ防止具40は中間桟24の主脚13近くに取り
付けるもので、バネ42によって主脚13から離れる方
向へ付勢された押し付け具41と、中心からズレた位置
に軸止めした円形のカム43よりなっている。主脚13
の側面には、押し付け具41に対応して孔44が明けて
ある。カム43には一体に回転可能なようにレバー45
が固定されている。図20のようにレバー45を上げて
おけば、カム43が押し付け具41に当たらない。図2
1のようにレバー45を降ろすと、カム43の軸から離
れた部分が押し付け具41に当たる。押し付け具41
は、バネ42の力に抗して主脚13方向へ押し出され、
孔44を通って伸縮脚14の側面に圧接する。この力に
より伸縮脚14を主脚13の反対側内周面に押し付け、
主脚13と伸縮脚14のガタツキを防ぐ。
【0021】以上のような作業足場の折り畳み作業につ
き説明する。伸縮脚14を伸ばして作業台31の高さを
高くしてある場合は、ピン19のハンドル16の下に張
り出した部分に指を掛け、バネ20の力に抗してピン1
9の先端を伸縮脚14の孔15の中から離脱させる。こ
れによって容易に伸縮脚14を縮めて主脚13の中に収
納し、作業台31の高さを低くできる。次に中間桟24
と下部桟25の係止具28のピン止めした側を押えて先
端を浮き上がらせる。この状態で左右の主脚13・13
を互いの方向に引き寄せ、中間桟24と下部桟25を連
結部分で若干折曲させる。反対側に廻り、同様にして中
間桟24と下部桟25を折曲げさせる。そのまま主脚1
3・13を近づけることにより、対角桟1・1の開き角
度が小さくなって、反対側の主脚13・13も互いに近
づくことになる。対角桟1・1の開き角度が小さくなる
につれて、上記したように作業台31・31が下方に閉
じることになる。或程度作業台31・31が閉じたと
き、ロックパイプ10の爪11・11が作業台31・3
1の引っ掛け部39・39に引っ掛り、作業台31・3
1の開きがロックされる。また作業台31・31は対角
桟1・1を左右から押えるようになるため、対角桟1・
1が開くこともない。
【0022】
【発明の効果】この発明は以上のような構成を有するた
め、以下のような効果を得ることができる。 主脚は対角桟に固定されており、作業台は開いたとき
主脚の上に載るだけであり、最も荷重の集中する脚と作
業台の連結が極めて簡易な構成であり、破損の可能性が
極めて小さい、強度の大きな作業足場となる。 脚と作業台をヒンジ結合する金具を使用しないため、
重量が軽くなり、搬出入作業が極めて容易となる。また
折り畳んだときに大きく張り出るものがなく、全体を薄
く折り畳むことが可能となり、保管時のスペースも小さ
いものでよい。 主脚間の間隔を離したり近づけたりして対角桟の開き
角度を変えるだけで、作業足場の組み立て・折り畳み作
業が可能となる。このことは、一旦ひっくり返して折り
畳み作業をする必要がないことを意味しており、ひとり
でも、そして例え作業者が高齢であっても、容易に組み
立て・折り畳み作業が可能となる。 対角桟の開き角度を小さく閉じ、二枚の作業台を対角
桟の左右に位置するように閉じるため、折り畳んだ状態
の全体の高さは充分に低い。したがって搬出入時の移動
作業のとき倒れる可能性が低く、保管時にも大きなスペ
ースを必要としない。 主脚の内側に伸縮脚を設け、伸縮脚を伸ばして任意の
高さにすることにより作業台の高さを任意の高さに調節
可能となる。 二個の車輪を有するキャスターを採用することによ
り、足場を支えるキャスターの巾が広くなり、安定した
移動が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる作業足場を組み立てた状態の
斜視図である。
【図2】作業足場を折り畳んだ状態の斜視図である。
【図3】対角桟の開きを説明する斜視図である。
【図4】上方の対角桟の開きを説明する平面図である。
【図5】上方の対角桟を閉じた状態の平面図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】下方の対角桟の開きを説明する平面図である。
【図8】下方の対角桟を閉じた状態の平面図である。
【図9】図8のB−B線断面図である。
【図10】作業台を閉じてロックパイプの爪に引っ掛け
た状態の側面図である。
【図11】作業台を爪との引っ掛りから解除した状態の
側面図である。
【図12】伸縮脚を伸ばしてピンによって固定した状態
の斜視図である。
【図13】主脚の一部断面図である。
【図14】桟を連結部分で折曲げた状態の斜視図であ
る。
【図15】桟を一直線に伸ばした状態の斜視図である。
【図16】作業台を開いて水平にした状態の一部側面図
である。
【図17】作業台を閉じて対角桟の左右に位置させた状
態の一部側面図である。
【図18】作業台の隅を主脚に固定する状態の斜視図で
ある。
【図19】スペーサー部と受け金具の斜視図である。
【図20】ガタツキ防止具の側面図である。
【図21】ガタツキ防止具によって伸縮脚を押した状態
の側面図である。
【図22】従来の折り畳み作業足場の斜視図である。
【符号の説明】
1 対角桟 2 軸 10 ロックパイプ 11 爪 13 主脚 14 伸縮脚 16 ハンドル 19 ピン 23 キャスター 24 中間桟 25 下部桟 28 係止具 31 作業台 32 ピン 34 アームリンク 35 ピン 37 スぺーサー 38 受け金具 39 引っ掛け部 40 ガタツキ防止具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間部が軸支されて水平に回動する一対
    の対角桟二組を上下に配し、この対角桟の各端部にほぼ
    垂直に起立する主脚を固定し、上方の対角桟の上にはヒ
    ンジ結合されて下方に向って閉じることが可能な二枚の
    作業台を取り付け、対となる対角桟の開き角度を小さく
    して別個の対角桟に固定した主脚同士を近接させるとと
    もに、二枚の作業台を閉じて、ほぼ重なるように閉じた
    対角桟の左右に位置するようにして折り畳めるようにし
    た折り畳み可能な作業足場。
  2. 【請求項2】 各主脚は筒状とし、この主脚の内側に摺
    動可能に伸縮脚を配し、主脚の側面に設けたストッパー
    によって伸縮脚の伸ばした長さを固定可能にしたことを
    特徴とする請求項1記載の折り畳み可能な作業足場。
  3. 【請求項3】 各伸縮脚の下方端部に、左右に並列した
    二個の車輪を有するキャスターを取り付けたことを特徴
    とする請求項2記載の折り畳み可能な作業足場。
JP20042192A 1992-07-03 1992-07-03 折り畳み可能な作業足場 Expired - Lifetime JPH07122335B2 (ja)

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