JPH0712227B2 - カラ−ビデオ信号再生装置 - Google Patents
カラ−ビデオ信号再生装置Info
- Publication number
- JPH0712227B2 JPH0712227B2 JP61093979A JP9397986A JPH0712227B2 JP H0712227 B2 JPH0712227 B2 JP H0712227B2 JP 61093979 A JP61093979 A JP 61093979A JP 9397986 A JP9397986 A JP 9397986A JP H0712227 B2 JPH0712227 B2 JP H0712227B2
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- Japan
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- signal
- dropout
- output
- outputting
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は記録媒体に記録されているカラービデオ信号を
該記録媒体から再生するカラービデオ信号再生装置に関
するものである。
該記録媒体から再生するカラービデオ信号再生装置に関
するものである。
従来、例えばVTRの再生側においては、記録媒体の再生
時に発生したドロツプアウトの補償を後述する如く、再
生された輝度信号に対してのみ行っていた。
時に発生したドロツプアウトの補償を後述する如く、再
生された輝度信号に対してのみ行っていた。
第2図は従来例として、輝度信号のドロツプアウト補正
回路を含むVTRの再生側の概略構成を示した図である。
回路を含むVTRの再生側の概略構成を示した図である。
第2図において、不図示の磁気テープより磁気ヘツド1
a,1bにより再生された再生コンポジツトビデオ信号は切
換スイツチ2に供給される。該切換スイツチ2は回転ヘ
ツドである磁気ヘツド1a,1bの回転周期に応じて発生さ
れるヘツド切換パルスにより、図中のA側とB側とで交
互に切換わり、該磁気ヘツド1a,1bにより再生された再
生コンポジツトビデオ信号を再生増幅器3に供給する。
なお、該切換スイツチ2は例えばNTSC方式のテレビジョ
ン信号対応の場合には1/60秒毎に切換わる様になってい
る。
a,1bにより再生された再生コンポジツトビデオ信号は切
換スイツチ2に供給される。該切換スイツチ2は回転ヘ
ツドである磁気ヘツド1a,1bの回転周期に応じて発生さ
れるヘツド切換パルスにより、図中のA側とB側とで交
互に切換わり、該磁気ヘツド1a,1bにより再生された再
生コンポジツトビデオ信号を再生増幅器3に供給する。
なお、該切換スイツチ2は例えばNTSC方式のテレビジョ
ン信号対応の場合には1/60秒毎に切換わる様になってい
る。
そして該再生増幅器3により増幅された信号はハイパス
フイルタ(HPF)4、ローパスフイルタ(LPF)5、周知
の周波数制御(AFC)回路6に供給され、HPF4により再
生輝度信号が、またLPF5により再生クロマ信号が分離さ
れる。
フイルタ(HPF)4、ローパスフイルタ(LPF)5、周知
の周波数制御(AFC)回路6に供給され、HPF4により再
生輝度信号が、またLPF5により再生クロマ信号が分離さ
れる。
そして該再生輝度信号はFM復調回路7により復調された
後、通常は図中のL側に接続されている切換スイツチ8
を介して、1水平走査期間(1H)遅延回路9、混合器10
に供給される。
後、通常は図中のL側に接続されている切換スイツチ8
を介して、1水平走査期間(1H)遅延回路9、混合器10
に供給される。
一方、前記再生クロマ信号は低域周波数変換されてお
り、周知を周波数変換回路11及びバンドパスフイルタ
(BPF)12により元のクロマ信号の形態つまり、サブキ
ヤリアfsc(3.58MHz)により変調された信号にもどされ
た後該混合器10に供給される。なお、該AFC回路6、位
相制御(APC)回路13及び副周波数変換回路14は周知の
回路で該周波数変換回路11において周知の周波数変換を
行なう場合に用いられる時間軸補正された信号を発生さ
せるものである。
り、周知を周波数変換回路11及びバンドパスフイルタ
(BPF)12により元のクロマ信号の形態つまり、サブキ
ヤリアfsc(3.58MHz)により変調された信号にもどされ
た後該混合器10に供給される。なお、該AFC回路6、位
相制御(APC)回路13及び副周波数変換回路14は周知の
回路で該周波数変換回路11において周知の周波数変換を
行なう場合に用いられる時間軸補正された信号を発生さ
せるものである。
以上の様に処理され、混合器10に供給された輝度信号及
びクロマ信号は該混合器10において加算され、再生コン
ポジツトビデオ信号として出力される。
びクロマ信号は該混合器10において加算され、再生コン
ポジツトビデオ信号として出力される。
ここでドロツプアウト発生時の動作について説明する。
第2図においては磁気テープの再生中にドロツプアウト
が発生するとその部分の再生輝度信号はエンベロープに
急激なレベル変動を発生し、ドロツプアウト検出回路16
ではこのエンベロープのレベル変動を検出した場合、そ
の部分でドロツプアウトが発生したと見なし、切換スイ
ツチ8にドロツプアウト検出パルスを出力する。
が発生するとその部分の再生輝度信号はエンベロープに
急激なレベル変動を発生し、ドロツプアウト検出回路16
ではこのエンベロープのレベル変動を検出した場合、そ
の部分でドロツプアウトが発生したと見なし、切換スイ
ツチ8にドロツプアウト検出パルスを出力する。
切換スイツチ8は該ドロツプアウト検出パルスが出力さ
れると1水平走査期間図中のH側に接続され、1H遅延回
路9により遅延された1水平期間前の輝度信号が切換ス
イツチ8を介して混合器10に供給され、ドロツプアウト
が発生した部分の輝度信号は1水平走査期間前の輝度信
号より補償されることになる。
れると1水平走査期間図中のH側に接続され、1H遅延回
路9により遅延された1水平期間前の輝度信号が切換ス
イツチ8を介して混合器10に供給され、ドロツプアウト
が発生した部分の輝度信号は1水平走査期間前の輝度信
号より補償されることになる。
以上の様に従来は輝度信号に対してドロツプアウト補償
を行つていたが、クロマ信号に対しては後述する理由に
より上記の様なドロツプアウト補償を行つていなかつ
た。
を行つていたが、クロマ信号に対しては後述する理由に
より上記の様なドロツプアウト補償を行つていなかつ
た。
すなわち、前述のドロツプアウト補償はドロツプアウト
が発生した信号を相関性のある時間軸の異つた信号によ
り補正するもので、1H遅延回路あるいは1フレーム期間
遅延回路を用いることが前提となつている。
が発生した信号を相関性のある時間軸の異つた信号によ
り補正するもので、1H遅延回路あるいは1フレーム期間
遅延回路を用いることが前提となつている。
しかしながら、該クロマ信号は周知の如く、水平走査線
の繰り返し周波数fHに対してインターリーブする関係に
あるサブキヤリアfscによつて変調されている信号であ
る為、ドロツプアウトが発生したビデオ信号のクロマ信
号を上述の様なドロツプアウト補償により補償しようと
した場合、単純に1水平走査期間遅延されたクロマ信号
とドロツプアウトを発生したクロマ信号とを入れ換えて
も遅延したクロマ信号の位相反転等の処理を行わない限
り該サブキヤリアfscの連続性が保たれず、また、該遅
延のタイミングが少しでもずれた場合にはそれが色相の
変化となりまつたく異なつた色が復元されるという問題
が生じる。
の繰り返し周波数fHに対してインターリーブする関係に
あるサブキヤリアfscによつて変調されている信号であ
る為、ドロツプアウトが発生したビデオ信号のクロマ信
号を上述の様なドロツプアウト補償により補償しようと
した場合、単純に1水平走査期間遅延されたクロマ信号
とドロツプアウトを発生したクロマ信号とを入れ換えて
も遅延したクロマ信号の位相反転等の処理を行わない限
り該サブキヤリアfscの連続性が保たれず、また、該遅
延のタイミングが少しでもずれた場合にはそれが色相の
変化となりまつたく異なつた色が復元されるという問題
が生じる。
以上の様な理由によりクロマ信号の場合は輝度信号と異
なり遅延回路を用いたドロツプアウト補償を行なうこと
は非常に困難な為、この様なクロマ信号ドロツプアウト
補償は行つていなかつた。
なり遅延回路を用いたドロツプアウト補償を行なうこと
は非常に困難な為、この様なクロマ信号ドロツプアウト
補償は行つていなかつた。
本発明は斯かる問題に鑑みて為されたもので、簡単な構
成により、記録媒体から再生されるカラービデオ信号に
対してドロツプアウト補償を施す際に、該カラービデオ
信号の低域変換搬送色信号の位相を変化させてしまうこ
とにより色情報を劣化させてしまうことのないカラービ
デオ信号再生装置を提供することを目的とする。
成により、記録媒体から再生されるカラービデオ信号に
対してドロツプアウト補償を施す際に、該カラービデオ
信号の低域変換搬送色信号の位相を変化させてしまうこ
とにより色情報を劣化させてしまうことのないカラービ
デオ信号再生装置を提供することを目的とする。
本発明のカラービデオ信号再生装置は、記録媒体に記録
されているカラービデオ信号を該記録媒体から再生し、
出力する再生手段と、前記再生手段より出力されるカラ
ービデオ信号からFM変調輝度信号と低域変換搬送色信号
とを夫々分離し、出力する分離手段と、前記分離手段よ
り出力されるFM変調輝度信号から輝度信号を復調し、出
力する復調手段と、前記分離手段より出力される低域変
換搬送色信号に発生している時間軸変動を除去し、出力
する時間軸変動除去手段と、前記時間軸変動除去手段よ
り出力される搬送色信号をベースバンド信号に変換し、
出力する変換手段と、前記分離手段より出力されるFM変
調輝度信号に発生するドロツプアウトを検出し、前記復
調手段より出力される輝度信号のドロツプアウトを補償
し、出力すると共に、該FM変調輝度信号のドロツプアウ
ト検出状態に応じて、前記変換手段より出力されるベー
スバンド信号に対してドロツプアウト補償処理を施し、
出力するドロツプアウト補償手段とを備えたものであ
る。
されているカラービデオ信号を該記録媒体から再生し、
出力する再生手段と、前記再生手段より出力されるカラ
ービデオ信号からFM変調輝度信号と低域変換搬送色信号
とを夫々分離し、出力する分離手段と、前記分離手段よ
り出力されるFM変調輝度信号から輝度信号を復調し、出
力する復調手段と、前記分離手段より出力される低域変
換搬送色信号に発生している時間軸変動を除去し、出力
する時間軸変動除去手段と、前記時間軸変動除去手段よ
り出力される搬送色信号をベースバンド信号に変換し、
出力する変換手段と、前記分離手段より出力されるFM変
調輝度信号に発生するドロツプアウトを検出し、前記復
調手段より出力される輝度信号のドロツプアウトを補償
し、出力すると共に、該FM変調輝度信号のドロツプアウ
ト検出状態に応じて、前記変換手段より出力されるベー
スバンド信号に対してドロツプアウト補償処理を施し、
出力するドロツプアウト補償手段とを備えたものであ
る。
以上の構成により、記録媒体より再生されるカラービデ
オ信号中の低域変換搬送色信号に発生している時間軸変
動を除去した後、ベースバンド信号に変換し、該ベース
バンド信号に対してドロップアウト補償処理を施してい
るので、ドロップアウト補償処理に伴って前記低域変換
搬送色信号の位相を変化させ色情報を劣化させてしまう
ことがない。
オ信号中の低域変換搬送色信号に発生している時間軸変
動を除去した後、ベースバンド信号に変換し、該ベース
バンド信号に対してドロップアウト補償処理を施してい
るので、ドロップアウト補償処理に伴って前記低域変換
搬送色信号の位相を変化させ色情報を劣化させてしまう
ことがない。
以下、本発明を実施例を用いて説明する。
第1図は本発明の一実施例として本発明を適用したVTR
のドロツプアウト補償回路の概略構成を示した図であ
る。なお、第2図と同等のものには同じ符番を付してあ
る。
のドロツプアウト補償回路の概略構成を示した図であ
る。なお、第2図と同等のものには同じ符番を付してあ
る。
第1図において第2図と同様に不図示の磁気テープから
磁気ヘツド1a,1bにより再生され再生増幅器3により増
幅された再生コンポジツトビデオ信号のうち、HPF4によ
り分離された再生輝度信号はドロツプアウト検出回路16
に供給されると共にFM復調回路7において復調された後
切換スイツチ8に供給される。
磁気ヘツド1a,1bにより再生され再生増幅器3により増
幅された再生コンポジツトビデオ信号のうち、HPF4によ
り分離された再生輝度信号はドロツプアウト検出回路16
に供給されると共にFM復調回路7において復調された後
切換スイツチ8に供給される。
また、該再生コンポジツトビデオ信号よりLPF4によつて
分離された再生クロマ信号は低域変換されている為、第
2図と同様の方法により通常のクロマ信号にもどされた
後に色差信号復調回路17に供給される。
分離された再生クロマ信号は低域変換されている為、第
2図と同様の方法により通常のクロマ信号にもどされた
後に色差信号復調回路17に供給される。
該色差信号復調回路17は入力されたクロマ信号をR−Y,
B−Yの色差信号に復調するもので、復調され、発生さ
れたR−Y,B−Yの色差信号は切換スイツチ18a,18bに供
給される。
B−Yの色差信号に復調するもので、復調され、発生さ
れたR−Y,B−Yの色差信号は切換スイツチ18a,18bに供
給される。
ここで、該切換スイツチ8,18a,18bは通常図中のL側に
接続されており、輝度信号は切換スイツチ8を介して混
合器10に供給され、また、色差信号R−Y,B−Yは切換
スイツチ18a,18bを介してクロマ信号変調回路20に供給
される。
接続されており、輝度信号は切換スイツチ8を介して混
合器10に供給され、また、色差信号R−Y,B−Yは切換
スイツチ18a,18bを介してクロマ信号変調回路20に供給
される。
該クロマ信号変調回路20は入力された色差信号R−Y,B
−Yをもとのクロマ信号の形態に変調するもので、この
様にして発生されたクロマ信号は混合器10に供給され、
前記輝度信号と混合され、出力コンポジツトビデオ信号
として出力される。
−Yをもとのクロマ信号の形態に変調するもので、この
様にして発生されたクロマ信号は混合器10に供給され、
前記輝度信号と混合され、出力コンポジツトビデオ信号
として出力される。
なお、切換スイツチ8より出力された輝度信号は混合器
10に供給されると共に1H遅延回路9にも供給されてお
り、ここで1水平走査期間遅延され該切換スイツチ8の
H側に供給される。また、切換スイツチ18a,18bより出
力されたR−Y信号とB−Y信号とはクロマ信号変調回
路20に供給されると共に、R−Y信号は1H遅延回路19a
により、B−Y信号は1H遅延回路19bにより夫々1水平
走査期間遅延され、1H遅延回路19aの出力は切換スイツ
チ18aのH側に、1H遅延回路19bの出力は切換スイツチ18
bのH側に供給される。
10に供給されると共に1H遅延回路9にも供給されてお
り、ここで1水平走査期間遅延され該切換スイツチ8の
H側に供給される。また、切換スイツチ18a,18bより出
力されたR−Y信号とB−Y信号とはクロマ信号変調回
路20に供給されると共に、R−Y信号は1H遅延回路19a
により、B−Y信号は1H遅延回路19bにより夫々1水平
走査期間遅延され、1H遅延回路19aの出力は切換スイツ
チ18aのH側に、1H遅延回路19bの出力は切換スイツチ18
bのH側に供給される。
以下、ドロツプアウト発生時における第1図の回路の動
作について説明する。
作について説明する。
第1図において再生コンポジツトビデオ信号よりHPF4に
よつて分離された再生輝度信号はドロツプアウト検出回
路16に供給されている。該再生輝度信号はFM変調された
信号である為、再生時にドロツプアウトが発生すると、
該ドロツプアウトが発生した部分の信号はエンベロープ
の急激なレベル変化として発生する為、該ドロツプアウ
ト検出回路16においてこのエンベロープの変化が検出さ
れた場合にはその部分においてドロツプアウトが発生し
たと判断され、エンベロープの変化がもとにもどるまで
各切換スイツチ8,18a,18bにハイレベルのスイツチ切換
パルスを出力する。そして、各切換スイツチ8,18a,18b
では該ハイレベルのスイツチ切換パルスが入力されてい
る期間、図中のH側にスイツチの接続を切換える。
よつて分離された再生輝度信号はドロツプアウト検出回
路16に供給されている。該再生輝度信号はFM変調された
信号である為、再生時にドロツプアウトが発生すると、
該ドロツプアウトが発生した部分の信号はエンベロープ
の急激なレベル変化として発生する為、該ドロツプアウ
ト検出回路16においてこのエンベロープの変化が検出さ
れた場合にはその部分においてドロツプアウトが発生し
たと判断され、エンベロープの変化がもとにもどるまで
各切換スイツチ8,18a,18bにハイレベルのスイツチ切換
パルスを出力する。そして、各切換スイツチ8,18a,18b
では該ハイレベルのスイツチ切換パルスが入力されてい
る期間、図中のH側にスイツチの接続を切換える。
以上の動作によりドロツプアウトが発生している期間各
切換スイツチ8,18a,18bにおける出力は1H遅延回路9,19
a,19bにより1水平走査期間された1H前の各信号が出力
されることになり、ドロツプアウトが発生している信号
を1H前の信号により補間して出力する様になつている。
切換スイツチ8,18a,18bにおける出力は1H遅延回路9,19
a,19bにより1水平走査期間された1H前の各信号が出力
されることになり、ドロツプアウトが発生している信号
を1H前の信号により補間して出力する様になつている。
そして、上記の様にドロツプアウト補償が行なわれた各
信号は前述の通常再生時と同様に処理された後、出力コ
ンポジツトビデオ信号として出力される。
信号は前述の通常再生時と同様に処理された後、出力コ
ンポジツトビデオ信号として出力される。
以上、説明して来た様に再生されたクロマ信号を位相変
化により情報が影響されにくい色差信号に変換すること
により、クロマ信号についてもドロツプアウト補償を容
易に実現することが出来るものである。
化により情報が影響されにくい色差信号に変換すること
により、クロマ信号についてもドロツプアウト補償を容
易に実現することが出来るものである。
また、本実施例においては、ドロツプアウト検出回路に
より再生輝度信号に対してのみドロツプアウトの発生を
検出しそれに応じて遅延回路を介した信号を用いる様に
してある。こうすることにより再生輝度信号、R−Y信
号、B−Y信号の夫々にドロツプアウト検出回路を設け
た場合に発生する問題を解消することが出来る。つま
り、該再生輝度信号、R−Y信号、B−Y信号の夫々に
ドロツプアウト検出回路を設け夫々の遅延回路を独立に
切換制御する様にするとドロツプアウト発生時にすべて
のドロツプアウト検出器においてドロツプアウトが検出
されるとは限らず、ドロツプアウトを補正した信号とし
ない信号とが同時に発生し、これらの信号同志は位相が
大きくずれ各信号の対応がとれていないため、復元時の
出力コンポジツトビデオ信号が劣化してしまうからであ
る。なお、各信号の夫々に対してドロツプアウト検出回
路を設ける場合にはいずれかのドロツプアウト検出回路
においてドロツプアウトが検出されてもすべてのドロツ
プアウト検出回路においてドロツプアウト補正処理を行
わせる制御パルスを発生する様にすれば前記の問題を解
決することが出来る。
より再生輝度信号に対してのみドロツプアウトの発生を
検出しそれに応じて遅延回路を介した信号を用いる様に
してある。こうすることにより再生輝度信号、R−Y信
号、B−Y信号の夫々にドロツプアウト検出回路を設け
た場合に発生する問題を解消することが出来る。つま
り、該再生輝度信号、R−Y信号、B−Y信号の夫々に
ドロツプアウト検出回路を設け夫々の遅延回路を独立に
切換制御する様にするとドロツプアウト発生時にすべて
のドロツプアウト検出器においてドロツプアウトが検出
されるとは限らず、ドロツプアウトを補正した信号とし
ない信号とが同時に発生し、これらの信号同志は位相が
大きくずれ各信号の対応がとれていないため、復元時の
出力コンポジツトビデオ信号が劣化してしまうからであ
る。なお、各信号の夫々に対してドロツプアウト検出回
路を設ける場合にはいずれかのドロツプアウト検出回路
においてドロツプアウトが検出されてもすべてのドロツ
プアウト検出回路においてドロツプアウト補正処理を行
わせる制御パルスを発生する様にすれば前記の問題を解
決することが出来る。
また、本実施例においては現在の信号に対して1水平走
査期間前の信号が最も相関性が高いとして、1H遅延回路
等を用いてドロツプアウト補償を行う様にしたが、これ
に限らず、1フイールドあるいは1フレーム期間の遅延
回路を用いたり、あるいは該遅延回路の遅延量を扱う画
像信号の相関性に応じて制御する様にすることによりド
ロツプアウト補償後の画質を更に向上させることが出来
る。
査期間前の信号が最も相関性が高いとして、1H遅延回路
等を用いてドロツプアウト補償を行う様にしたが、これ
に限らず、1フイールドあるいは1フレーム期間の遅延
回路を用いたり、あるいは該遅延回路の遅延量を扱う画
像信号の相関性に応じて制御する様にすることによりド
ロツプアウト補償後の画質を更に向上させることが出来
る。
また、本実施例においてはクロマ信号を色差信号に復調
してドロツプアウト補償を行う様にしたが、これに限ら
ず例えばR.G.B信号の様な他のベースバンド信号に復調
した後にドロツプアウト補正を行う様にしても良いこと
は言うまでもない。
してドロツプアウト補償を行う様にしたが、これに限ら
ず例えばR.G.B信号の様な他のベースバンド信号に復調
した後にドロツプアウト補正を行う様にしても良いこと
は言うまでもない。
また、本実施例においてはVTRを用いて説明して来た
が、これに限らず本発明はビデオデイスク装置等の再生
装置にも適用することが可能である。
が、これに限らず本発明はビデオデイスク装置等の再生
装置にも適用することが可能である。
以上説明して来た様に、本発明によれば、簡単な構成に
より、記録媒体から再生されるカラービデオ信号に対し
てドロップアウト補償を施す際に、該カラービデオ信号
の低域変換搬送色信号の位相を変化させてしまうことに
より色情報を劣化させてしまうことのないカラービデオ
信号再生装置を提供することが出来る。
より、記録媒体から再生されるカラービデオ信号に対し
てドロップアウト補償を施す際に、該カラービデオ信号
の低域変換搬送色信号の位相を変化させてしまうことに
より色情報を劣化させてしまうことのないカラービデオ
信号再生装置を提供することが出来る。
第1図は本発明の一実施例として本発明を適用したVTR
のドロツプアウト補償回路の概略構成を示した図であ
る。 第2図は従来例として輝度信号のドロツプアウト補正回
路を含むVTRの再生側の概略構成を示した図である。 8,18a,18b……切換スイツチ、 16……ドロツプアウト検出回路、 17……色差信号復調回路、 9,19a,19b……1水平走査期間遅延回路、 20……クロマ信号変調回路。
のドロツプアウト補償回路の概略構成を示した図であ
る。 第2図は従来例として輝度信号のドロツプアウト補正回
路を含むVTRの再生側の概略構成を示した図である。 8,18a,18b……切換スイツチ、 16……ドロツプアウト検出回路、 17……色差信号復調回路、 9,19a,19b……1水平走査期間遅延回路、 20……クロマ信号変調回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上月 進 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (72)発明者 高橋 宏爾 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (72)発明者 吉村 克二 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (56)参考文献 特開 昭60−236393(JP,A) 実開 昭58−90779(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】記録媒体に記録されているカラービデオ信
号を該記録媒体から再生し、出力する再生手段と、前記
再生手段より出力されるカラービデオ信号からFM変調輝
度信号と低域変換搬送色信号とを夫々分離し、出力する
分離手段と、前記分離手段より出力されるFM変調輝度信
号から輝度信号を復調し、出力する復調手段と、前記分
離手段より出力される低域変調搬送色信号に発生してい
る時間軸変動を除去し、出力する時間軸変動除去手段
と、前記時間軸変動除去手段より出力される搬送色信号
をベースバンド信号に変換し、出力する変換手段と、前
記分離手段より出力されるFM変調輝度信号に発生するド
ロップアウトを検出し、前記復調手段より出力される輝
度信号のドロップアウトを補償し、出力すると共に、該
FM変調輝度信号のドロップアウト検出状態に応じて、前
記変換手段より出力されるベースバンド信号に対してド
ロップアウト補償処理を施し、出力するドロップアウト
補償手段とを備えたことを特徴とするカラービデオ信号
再生装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61093979A JPH0712227B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | カラ−ビデオ信号再生装置 |
US07/039,085 US4896219A (en) | 1986-04-23 | 1987-04-16 | Color video signal reproducing apparatus |
US07/420,764 US5010416A (en) | 1986-04-23 | 1989-10-11 | Color video signal reproducing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61093979A JPH0712227B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | カラ−ビデオ信号再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62250789A JPS62250789A (ja) | 1987-10-31 |
JPH0712227B2 true JPH0712227B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=14097518
Family Applications (1)
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JP61093979A Expired - Fee Related JPH0712227B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | カラ−ビデオ信号再生装置 |
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JP (1) | JPH0712227B2 (ja) |
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JPH0362683A (ja) * | 1989-07-31 | 1991-03-18 | Pioneer Electron Corp | Bsチューナにおけるノイズ除去回路 |
Family Cites Families (1)
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JPS60236393A (ja) * | 1984-05-09 | 1985-11-25 | Mitsubishi Electric Corp | 再生信号処理回路 |
-
1986
- 1986-04-23 JP JP61093979A patent/JPH0712227B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS62250789A (ja) | 1987-10-31 |
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