JPH07122247A - 筒形アルカリ電池 - Google Patents

筒形アルカリ電池

Info

Publication number
JPH07122247A
JPH07122247A JP5291442A JP29144293A JPH07122247A JP H07122247 A JPH07122247 A JP H07122247A JP 5291442 A JP5291442 A JP 5291442A JP 29144293 A JP29144293 A JP 29144293A JP H07122247 A JPH07122247 A JP H07122247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
sealing body
annular support
gas vent
alkaline battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5291442A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3589427B2 (ja
Inventor
Makoto Urade
誠 浦出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP29144293A priority Critical patent/JP3589427B2/ja
Publication of JPH07122247A publication Critical patent/JPH07122247A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3589427B2 publication Critical patent/JP3589427B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
  • Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 封口体に伸びが大きい樹脂を使用したり、電
池が高温に曝されて封口体の樹脂が軟化して伸びが大き
くなった場合でも、防爆機能が正常に作動して、高圧下
での電池破裂を防止することができる安全性の高い筒形
アルカリ電池を提供する。 【構成】 発電要素を内填した正極缶4の開口部を封口
するための封口体6に、先端が環状支持体7側を向く複
数個の突起66を放射状に設ける。上記突起66の設け
る位置は、封口体6の中央部61と外周縁部62との間
の接続部63が適しており、該突起66の個数は環状支
持体7のガス抜き孔71の個数より多く、かつガス抜き
孔71の個数で割り切れない数であることが好ましい。
また、上記突起66の幅および突起66間の間隔は環状
支持体7のガス抜き孔71の径より小さいことが好まし
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発は、筒形アルカリ電池に係
わり、さらに詳しくは、封口体の樹脂の伸びが大きい場
合でも、防爆機能が正常に作動して、高圧下での破裂を
防止することができる安全性の高い筒形アルカリ電池に
関する。
【0002】
【従来の技術】筒形アルカリ電池では、誤って充電した
り、あるいは、過放電状態になると、電池内部にガスが
発生して、電池内部の圧力が異常に上昇し、電池が破裂
するようになる。
【0003】そのため、従来からも、図3に示すよう
に、封口体6に防爆用の薄肉部65を設け、電池内部の
圧力が上昇して所定圧力に達すると、上記薄肉部65が
破壊して、電池内部のガスを該薄肉部65の破壊部分、
環状支持体7のガス抜き孔71および負極端子核8のガ
ス抜き孔81を通過させて電池外部へ放出し、電池の高
圧下での破裂を防止する、いわゆる防爆機能を電池に備
えさせることが行われている(例えば、特開昭63−2
36255号公報)。
【0004】しかしながら、上記のように封口体6の薄
肉部65が破壊して電池内部のガスを電池外部に放出す
るには、電池内部の圧力上昇に応じて薄肉部65の近傍
も上方に撓まなければならず、そのため、封口体6の中
央部61と厚肉の外周縁部62との間にそれらより薄肉
の接続部63を設け、その接続部63の厚さを0.2〜
0.5mm程度に薄くしている。
【0005】そのため、封口体6に伸びの大きい樹脂を
使用したり、電池が高温に曝されて封口体6の樹脂が軟
化して伸びが大きくなった場合には、電池内部の圧力が
比較的低圧で薄肉部65が破壊に至らないうちに、図4
に示すように、接続部63が電池内部の圧力上昇により
伸びて上方に膨らみ環状支持体7に当接して、接続部6
3が環状支持体7のガス抜き孔71を塞ぐため、さらに
電池内部の圧力が上昇して薄肉部65が破壊しても、ガ
ス抜き孔71が塞がっているために、電池内部のガスを
電池外部へ放出することができず、電池が高圧下で破裂
するようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の筒形
アルカリ電池では、上記のように防爆用の薄肉部65が
破壊するまでの間に封口体6の接続部63が環状支持体
7のガス抜き孔71を塞ぎ、防爆機能が正常に作動せ
ず、電池が高圧下で破裂したという問題点を解決し、封
口体6に伸びの大きい樹脂を使用したり、電池が高温に
曝されて封口体6の樹脂が軟化して伸びが大きくなった
場合でも、防爆機能が正常に作動して、高圧下での電池
破裂を防止することができる安全性の高い筒形アルカリ
電池を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成を、その実施例に対応する図1〜2を用
いて説明すると、本発明は、封口体6の中央部61と外
周縁部62との間の接続部63に、先端が環状支持体7
側を向く複数個の突起66を放射状に設けたものであ
る。
【0008】すなわち、上記のような突起66を封口体
6に設けていると、電池内部の圧力が上昇し、接続部6
3が伸びて上方に膨らんだとしても、環状支持体7には
上記突起66が最初に当接するので、封口体6の突起6
6以外の部分と環状支持体7との間には隙間が残り、封
口体6の接続部63によって環状支持体7のガス抜き孔
71が完全に塞がれることはない。
【0009】したがって、さらに電池内部の圧力が上昇
して、封口体6の薄肉部65が破壊したときは、電池内
部のガスは該薄肉部65の破壊部分、環状支持体7のガ
ス抜き孔71、負極端子板8のガス抜き孔81を通過し
て電池外部へ放出され、電池の高圧下での破裂が防止さ
れ、高い安全性が確保される。
【0010】それ故、封口体6にポリプロピレンなどの
伸びが大きく安価な樹脂を使用した場合にも、防爆機能
が正常に作動して、高い安全性が確保できる。また、電
池が高温に曝されて封口体6の樹脂が軟化して伸びが大
きくなった場合でも、同様に防爆機能が正常に作動し
て、高い安全性が確保できる。
【0011】上記突起66による効果をより確実に奏し
得るようにするには、突起66の個数を環状支持体7の
ガス抜き孔71の個数より多くし、かつ該ガス抜き孔7
1の個数で割り切れない数にしておくことが好ましい。
【0012】すなわち、上記のような態様で突起66を
設けておくと、封口体6と環状支持体7との位置合わせ
のいかんにかかわらず、少なくとも1個の突起66が環
状支持体7のガス抜き孔71以外の部分に当接すること
になるので、封口体6の接続部63が環状支持体7のガ
ス抜き孔71を完全に塞ぐようなことはない。
【0013】また、上記突起66の幅および突起66と
突起66との間隔は、環状支持体7のガス抜き孔71の
径より小さいことが好ましい。
【0014】すなわち、上記のようにしておけば、封口
体6と環状支持体7との位置合せのいかんにかかわら
ず、封口体6の突起66が環状支持体7のガス抜き孔7
1を完全に塞ぐようなことがなくなり、突起66により
封口体6と環状支持体7との間に環状支持体7のガス抜
き孔71に通じる隙間を作り得る。その結果、防爆用の
薄肉部65が破壊したときに、電池内部のガスは上記隙
間、環状支持体7のガス抜き孔71、負極端子板8のガ
ス抜き孔81を通って電池外部へ放出され、電池の高圧
下での破裂が防止される。
【0015】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を図面を参照しつつ
説明する。ただし、本発明は実施例に例示のもののみに
限定されることはない。
【0016】図1は本発明の筒形アルカリ電池の一実施
例を示す部分断面図であり、図2は図1に示す電池に使
用されている封口体を示すもので、(a)はその平面
図、(b)は上記(a)のA−A′線における断面図で
ある。なお、電池を示す図においては、各部材の断面後
方の輪郭線を図示すると、かえって繁雑化するめ、特に
必要なものを除き、断面のみを図示し、断面後方の輪郭
線は図示を省略している。
【0017】図中、1は正極合剤、2は負極剤、3はセ
パレータ、4は正極缶、5は負極集電体、6は封口体、
7は環状支持体、8は負極端子板、9は外装材である。
【0018】正極合剤1は二酸化マンガンと黒鉛を主体
とする粉末を円筒状に加圧成形したものであり、負極剤
2は亜鉛粉末とアルカリ電解液とゲル剤とを混合して調
製した混合物からなるものである。そして、セパレータ
3は不織布からなり、正極合剤1と負極剤2を隔離して
いる。
【0019】正極缶4は鉄製で表面にニッケルメッキが
施されており、上記の正極合剤1、負極剤2、セパレー
タ3などの発電要素は、この正極缶4に内填されてい
る。負極集電体5は黄銅製で封口体6の透孔64に挿入
され、その頭部は負極端子板8の内面中央部に溶接によ
って固定されている。
【0020】封口体6は、ポリオレフィン系樹脂、ナイ
ロン系樹脂などを射出成形してなる樹脂製で、その形状
は中心部に負極集電体5が挿入される透孔64を設けた
厚肉の中央部61と、正極缶4の開口端部の内周面に接
触する厚肉の外周縁部62と、上記中央部61と外周縁
部62とを接続する接続部63からなり、上記接続部6
3はその中央部61側に防爆用の薄肉部65を有し、そ
の外周縁部62の近傍にはセパレータ3の開口端部を案
内する役割を持つV字状部67を有し、その薄肉部65
とV字状部67との間に突起66を放射状に8個設けて
いる。
【0021】上記突起66は、その先端が環状支持体7
側を向いており、高さは通常0.2〜0.5mm程度が
好ましく、本実施例に示すものは高さが0.3mmにさ
れている。
【0022】また、上記突起66の先端部の幅は環状支
持体7のガス抜き孔71の径より小さいことが好まし
く、LR6形電池では、環状支持体7のガス抜き孔の径
が2〜3mm程度であることから、突起66の先端部の
幅は通常0.5〜2mm程度にされ、本実施例では0.
9mmにされている。また、環状支持体7のガス抜き孔
71の真下部分における突起66と突起66との間隔
は、環状支持体7のガス抜き孔71の径より小さいこと
が好ましく、ガス抜き孔71の径に応じて通常1〜2m
m程度にされ、本実施例では1.5mmにされている。
【0023】環状支持体7は、鉄製で直径2mmのガス
抜き孔71を放射状に3個設けられていて、前記封口体
6の中央部61と外周縁部62との間に嵌着されてい
る。
【0024】負極端子板8は、鉄製で表面にニッケルメ
ッキを施したものであり、周縁部が鍔状になった帽子状
をしており、その天井部から鍔状周縁部に移る周壁部に
は、ガス抜き孔81が設けられており、その天井部の内
面中央部には前記負極集電体5の頭部が溶接され、その
周縁部は正極缶4の開口端部の内方への折曲げにより、
封口体6の外周縁部62の上端部によって環状支持体7
の外周縁部に押圧されて固定されている。
【0025】外装材9は樹脂シートにアルミニウムを蒸
着した樹脂−金属複合シートからなり、正極缶4の外周
部を絶縁している。
【0026】つぎに、上記実施例の電池と図3に示す従
来構造の電池(従来例)に強制充電したときの電池の耐
破裂性の相違を調べた。その詳細を試験例1と試験例2
において示す。
【0027】まず、試験に供する電池は、各電池とも、
AシリーズとBシリーズに分け、Aシリーズでは伸びの
大きいポリプロピレン(23℃での伸び600%)製の
封口体を使用し、23℃で強制充電試験を行い、これを
試験例1とし、Bシリーズではナイロン66(23℃で
の伸び200%)製の封口体を使用し、120℃の高温
下で強制充電試験を行い、これを試験例2とした。試験
例1および試験例2の詳細はそれぞれ次の通りである。
【0028】試験例1:封口体にはポリプロピレン(2
3℃の伸び600%)製のものを使用し、23℃で強制
充電試験を行った。
【0029】電池はいずれも外径14.5mm、総高5
0.5mmのLR6形の筒形アルカリ電池であり、試験
に供した電池個数は各20個で、試験においては、破裂
に至った電池個数、ふくれの発生した電池個数および封
口体の接続部が伸びて上方に膨らみ環状支持体に当接し
た電池個数を調べた。
【0030】その結果は表1に示す通りであるが、表1
では試験に供した全電池中の破裂に至った電池個数など
がわかりやすいように、分母に試験に供した全電池個数
を示し、分子に破裂に至った電池個数(破裂発生電池個
数)、ふくれの発生した電池個数(ふくれ発生電池個
数)、封口体の接続部が伸びて上方に膨らみ環状支持体
に当接した電池個数(当接電池個数)を示す。
【0031】
【表1】
【0032】表1に示す結果から明らかなように、強制
充電した場合、従来構造の電池では、試験に供した20
個の電池のうち11個の電池にふくれが発生し、6個の
電池が破裂したが、本発明の実施例の電池では、破裂や
ふくれの発生がまったくなく、強制充電した場合にも、
高い安全性を確保することができた。
【0033】この試験例1に示す結果から、本発明によ
れば、封口体6に伸びが大きく安価なポリプロピレンを
使用した場合でも、強制充電などによる高圧下での電池
破裂が防止され、高い安全性を確保できることがわか
る。
【0034】これは、電池内部の圧力が上昇して、封口
体6の接続部63が伸びて上方に膨らみ、環状支持体7
に当接するような状態になった時には、まず、突起66
が環状支持体7に当接し、環状支持体7と封口体6の突
起66以外の部分との間に隙間を残すので、環状支持体
7のガス抜き孔71が封口体6の接続部63で完全に塞
がれることがなくなり、その結果、電池内圧がさらに上
昇して薄肉部65が破壊した時に、電池内部のガスが上
記薄肉部65の破壊部分、環状支持体7のガス抜き孔7
1、負極端子板8のガス抜き孔81を通って電池外部に
出て行くことができるからである。
【0035】試験例2:封口体にはナイロン66(23
℃での伸び200%)製のものを使用し、強制充電試験
を120℃の高温下で行った以外は、前記試験例1と同
様の条件下でBシリーズの電池に対して強制充電試験を
行った。その結果を表2に示す。なお、試験結果の表示
方法は試験例1の場合と同様である。
【0036】
【表2】
【0037】表2に示す結果から明らかなように、高温
下で強制充電した場合、封口体6に伸びが小さいナイロ
ン66を用いていても、従来構造の電池では、試験に供
した20個の電池のうち9個の電池にふくれが発生し、
3個の電池が破裂したが、本発明の実施例の電池では、
破裂やふくれがまったくなく、高温下で強制充電した場
合にも、高い安全性を確保することができた。
【0038】この試験例2に示す結果は、封口体6に伸
びが小さいナイロン66を使用していて、電池が高温に
曝されて封口体6の樹脂が軟化して伸びが大きくなる
と、従来構造の電池では、強制充電などにより電池内部
にガスが発生して電池内部の圧力が上昇した場合に、封
口体6の接続部63が伸びて上方に膨らみ環状支持体7
のガス抜き孔71を塞ぐため電池が高圧下で破裂するこ
とが起こるが、本発明によれば、そのような高温下での
強制充電でも、封口体6に設けた突起66により、電池
内部のガスの放出経路が確保され、電池内部のガスを電
池外部へ放出することができるので、電池の高圧下での
破裂を防止することができ、高い安全性を確保できるこ
とを示している。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、封口
体6に先端が環状支持体7側を向く複数個の突起66を
放射状に設けたことにより、封口体6に伸びの大きい樹
脂を使用した場合や、電池が高温に曝されて封口体6の
樹脂が軟化して伸びが大きくなった場合でも、防爆機能
が正常に作動して、電池の高圧下での破裂が防止され、
高い安全性を確保することができるようになった。
【0040】すなわち、封口体6にポリプロピレンなど
の伸びが大きく安価な樹脂を使用した場合でも、電池内
部の圧力が上昇し、防爆用の薄肉部65が破壊する前に
封口体6の接続部63が伸びて上方に膨らみ環状支持体
7に当接するような状態になった時に、まず、上記突起
66が環状支持体7に当接し、環状支持体7と封口体6
の突起66以外の部分との間に隙間を残し、封口体6の
接続部63が環状支持体7のガス抜き孔71を完全に塞
ぐようなことがないので、さらに電池内部の圧力が上昇
して防爆用の薄肉部65が破壊したときに電池内部のガ
スが上記隙間、環状支持体7のガス抜き孔71などを通
って電池外部へ放出され、電池の高圧下での破裂が防止
される。
【0041】また、電池が高温に曝されて封口体6の樹
脂が軟化して伸びが大きくなった場合でも、上記と同様
に防爆機能が正常に作動して、高い安全性を確保するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の筒形アルカリ電池の一実施例を示す部
分断面図である。
【図2】図1に示す本発明の実施例の電池に使用した封
口体を示すもので、(a)はその平面図、(b)は上記
(a)のA−A′線における断面図である。
【図3】従来の筒形アルカリ電池を示す部分断面図であ
る。
【図4】図3に示す従来の筒形アルカリ電池の封口体の
接続部が電池内部の圧力上昇により伸びて上方に膨らみ
環状支持体に当接し、環状支持体のガス抜き孔を塞いだ
状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 正極合剤 2 負極剤 3 セパレータ 4 正極缶 5 負極集電体 6 封口体 61 中央部 62 外周縁部 63 接続部 64 透孔 65 薄肉部 66 突起 7 環状支持体 71 ガス抜き孔 8 負極端子板 81 ガス抜き孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電要素を内填した正極缶4の開口部
    を、防爆用の薄肉部65を設けた樹脂製の封口体6と、
    ガス抜き孔71を有し上記封口体6の支えとなる環状支
    持体7と、上記封口体6の中央部61の透孔64に挿入
    した負極集電体5とで封口してなる筒形アルカリ電池に
    おいて、上記封口体6に先端が環状支持体7側を向く複
    数個の突起66を放射状に設けたことを特徴とする筒形
    アルカリ電池。
  2. 【請求項2】 上記突起66を、封口体6の中央部61
    と外周縁部62との間の接続部63に設けたことを特徴
    とする請求項1記載の筒形アルカリ電池。
  3. 【請求項3】 封口体6の突起66の個数が、環状支持
    体7のガス抜き孔71の個数より多く、かつ該ガス抜き
    孔71の個数で割り切れない数であることを特徴とする
    請求項1記載の筒形アルカリ電池。
  4. 【請求項4】 封口体6の突起66の幅および突起66
    と突起66との間隔は、環状支持体7のガス抜き孔71
    の径より小さいことを特徴とする請求項1記載の筒形ア
    ルカリ電池。
JP29144293A 1993-10-26 1993-10-26 筒形アルカリ電池 Expired - Fee Related JP3589427B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29144293A JP3589427B2 (ja) 1993-10-26 1993-10-26 筒形アルカリ電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29144293A JP3589427B2 (ja) 1993-10-26 1993-10-26 筒形アルカリ電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07122247A true JPH07122247A (ja) 1995-05-12
JP3589427B2 JP3589427B2 (ja) 2004-11-17

Family

ID=17768927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29144293A Expired - Fee Related JP3589427B2 (ja) 1993-10-26 1993-10-26 筒形アルカリ電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3589427B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999000856A1 (en) * 1997-06-30 1999-01-07 Eveready Battery Company, Inc. Snap-through gasket for galvanic cells
JP2002075315A (ja) * 2000-09-04 2002-03-15 Hitachi Maxell Ltd アルカリ乾電池
JP2002536803A (ja) * 1999-02-08 2002-10-29 エヴァレディー バッテリー カンパニー インコーポレイテッド 電気化学電池のための低プロファイル通気性シール
JP2004071446A (ja) * 2002-08-08 2004-03-04 Fdk Corp アルカリ電池
JP2005071648A (ja) * 2003-08-28 2005-03-17 Toshiba Battery Co Ltd 密閉型電池
JP2005267936A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Sanyo Electric Co Ltd 密閉型二次電池
JP2009283209A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Fdk Energy Co Ltd 筒形非水電解液電池
US8658297B2 (en) 2007-01-15 2014-02-25 Samsung Sdi Co., Ltd. Cap assembly and secondary battery having the same

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999000856A1 (en) * 1997-06-30 1999-01-07 Eveready Battery Company, Inc. Snap-through gasket for galvanic cells
JP2002536803A (ja) * 1999-02-08 2002-10-29 エヴァレディー バッテリー カンパニー インコーポレイテッド 電気化学電池のための低プロファイル通気性シール
JP2002075315A (ja) * 2000-09-04 2002-03-15 Hitachi Maxell Ltd アルカリ乾電池
JP2004071446A (ja) * 2002-08-08 2004-03-04 Fdk Corp アルカリ電池
JP2005071648A (ja) * 2003-08-28 2005-03-17 Toshiba Battery Co Ltd 密閉型電池
JP2005267936A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Sanyo Electric Co Ltd 密閉型二次電池
JP4592307B2 (ja) * 2004-03-17 2010-12-01 三洋電機株式会社 密閉型二次電池
US8658297B2 (en) 2007-01-15 2014-02-25 Samsung Sdi Co., Ltd. Cap assembly and secondary battery having the same
JP2009283209A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Fdk Energy Co Ltd 筒形非水電解液電池

Also Published As

Publication number Publication date
JP3589427B2 (ja) 2004-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8673485B2 (en) Cylindrical battery and gasket for use in same
US20090233160A1 (en) Cylindrical secondary battery
JPH07335190A (ja) 密閉型アルカリ蓄電池及びその製造方法
US10804515B2 (en) Batteries having vents
JP2002151017A (ja) アルカリ乾電池
CN110581235B (zh) 二次电池
KR100309451B1 (ko) 플라스틱 케이스 축전지
JPH06196150A (ja) 電池および電池の製造方法
JPH02112151A (ja) 防爆型密閉電池
KR100202928B1 (ko) 유기 전해액 전지용 안전장치
JPH07122247A (ja) 筒形アルカリ電池
US3214300A (en) Pressure relief device for sealed electric cells
US20080085450A1 (en) End cap seal assembly for an electrochemical cell
JPH07122254A (ja) 筒形アルカリ電池
JPH097572A (ja) 筒型アルカリ電池
JP2009016079A (ja) 筒型電池の封口構造、およびアルカリ電池
JP4195803B2 (ja) アルカリ電池
KR100440937B1 (ko) 안전변을 가진 캡 조립체 및, 그것을 구비한 각형 2차 전지
JPS60200456A (ja) 密閉式円筒形アルカリ蓄電池
JPH087865A (ja) 筒型アルカリ電池
JPS60198051A (ja) 密閉電池
JPH055642Y2 (ja)
JPH0389454A (ja) 筒形アルカリ電池
JPH06325742A (ja) 密閉形電池の安全弁装置
JPH07105926A (ja) 筒型アルカリ電池

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040305

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040816

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070827

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090827

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100827

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100827

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100827

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110827

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120827

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120827

Year of fee payment: 8

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120827

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120827

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120827

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120827

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees