JPH0712220B2 - テレビジヨン受像機 - Google Patents

テレビジヨン受像機

Info

Publication number
JPH0712220B2
JPH0712220B2 JP62104218A JP10421887A JPH0712220B2 JP H0712220 B2 JPH0712220 B2 JP H0712220B2 JP 62104218 A JP62104218 A JP 62104218A JP 10421887 A JP10421887 A JP 10421887A JP H0712220 B2 JPH0712220 B2 JP H0712220B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
control circuit
detection signal
signal
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62104218A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63272193A (ja
Inventor
宣文 中垣
隆之 森
俊之 栗田
敏則 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP62104218A priority Critical patent/JPH0712220B2/ja
Publication of JPS63272193A publication Critical patent/JPS63272193A/ja
Publication of JPH0712220B2 publication Critical patent/JPH0712220B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラーテレビジョン受像機に係り、特にコン
トラスト及びブライトを調整するのに好適な回路方式に
関する。
〔従来の技術〕
カラーテレビジョン受像機に用いられるカラーブラウン
管は、3原色R、G、B間のカットオフ電圧のばらつき
やドライブ特性のばらつきがあるため、テレビジョン受
像機1台毎に半固定抵抗を調整してばらつきを合せてい
た。
近年、このばらつきの調整を自動的に行う研究が盛んに
なっており、専用のICの製品化も行われている。アイ・
イー・イー・イー、トランザクション オン コンシュ
ーマー エレクトロニクス、シー イー 32、3、オー
ガスト、1986、pp251−257(IEEE、Transactions on Co
nsumer Electronics、CE32、3、August、1986、pp251
−257)記載のビデオ出力用ICは、カラーブラウン管の
ばらつきを自動的に調整する機能を備えており、以下こ
のICのシステムについて説明する。
第2図はICの自動調整機能とその周辺部の主要部を示し
たもので、10はIC、21は輝度(Y)信号入力端子、22は
R−Y信号入力端子、23はB−Y入力端子、24はコント
ラスト制御回路、25はブライト制御回路、26は色飽和度
制御回路、27はコントロール回路、28はRGBマトリク
ス、29,30,31はカットオフ・ドライブ検出信号挿入回
路、32はカウンタ、33,37,41は可変増幅器、34,38,42は
直流シフト回路、35,36,39,40,43,44はコンパレータ、1
11,112,113は出力アンプ、114,115,116は出力バッフ
ァ、48,49,50は検出抵抗、51はカラーブラウン管、52は
検出信号である 次に動作について説明する。
輝度信号入力端子21に入力された輝度信号は、コントラ
スト制御回路24でコントロール回路27から送られて来る
コントラスト情報で利得が調整され、ブライト制御回路
25で同様にブライト情報により明るさが調整されてRGB
マトリクス28に入力される。
一方、R−Y信号入力端子22とB−Y信号入力端子23に
入力された色差信号は色飽和度制御回路26で色飽和度が
調整されたのち、RGBマトリクス28に入力される。
RGBマトリクス28は入力された輝度信号(Y)及び色差
信号(R−Y,B−Y)からRGB信号作り出し出力する。出
力された例えばR信号はカットオフ・ドライブ検出信号
挿入回路29で、カットオフの検出信号とドライブの検出
信号がカウンタ32から送られて来る信号により映像信号
の所定の位置(17Hから23H)に挿入される。検出信号が
挿入されたR信号は、可変増幅器33で所定の利得に制御
され、その後直流シフト回路34で所定の直流電圧に制御
されてIC10から出力される。出力されたR信号は、出力
アンプ111で所定のレベルに増幅され、出力バッファ114
によりカラーブラウン管51のカソードに入力される。
その結果、カソード電流が出力バッファ114に流れ検出
抵抗48には入力信号と同じような波形の電圧が発生す
る。検出抵抗48で発生した電圧はビーム電流の検出信号
52としてIC10に帰還される。帰還された検出信号52は、
コンパレータ35及び36に入力されてドライブレベルの基
準電圧Vref1とカットオフレベルの基準電圧Vref2と比較
される。比較されるのは、カウンタ32によってカットオ
フ・ドライブ検出信号挿入回路29で検出信号が挿入され
た時と同一の時であり、挿入された信号が基準電圧Vref
1及びVref2と等しくなるように可変増幅器33の利得と直
流シフト回路の直流電圧を調整する。
同様に上記に説明したのと同一回路構成を持つG信号系
回路及びB信号系回路も同じような動作を行い、最終的
にRGBのカットオフ及びドライブレベルが調整されて暗
い画面から明るい画面までのホワイトバランスを自動的
に合せる動作をする。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術はIC内部において、コントラスト制御回路
とドライブ制御回路の2カ所に利得を調整する回路が必
要であり、ブライト制御回路とカットオフ制御回路の2
カ所に直流レベルを調整する回路が必要であった。ま
た、周波数帯域の広い映像信号を周波数帯域が損われな
いように利得を調整したり直流を調整したりする必要性
が生じ、過大な電流を流して周波数帯域を確保したり、
あるいは多少周波数帯域を犠牲にすることにより実現し
ていた。
その結果、映像信号の利得を調整する回路と映像信号の
直流レベルを調整する回路が2個ずつ必要で素子数が増
加し、周波数帯域を確保するために余分な電流を流さな
ければならないといった問題があった。
本発明の目的は、映像信号の利得を調整する回路と映像
信号の直流レベルを調整する回路を1個ずつにして素子
数を減らし、余分な電流を減らすことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、コントラスト制御回路を除去し、代りにド
ライブ検出信号の電圧かあるいはドライブレベルの基準
電圧を調整する回路を設けるか、あるいはブライト制御
回路を除去し、代りにブライト検出信号の電圧かあるい
はカットオフレベルの基準電圧を調整する回路を設ける
ことにより、達成される。
〔作用〕
コントラスト制御回路の代りに設けたドライブ検出信号
電圧制御回路は、コントロール回路から送られて来るブ
ライト情報とコントラスト情報によりドライブ検出信号
の直流値を変動させる。これによってドライブ検出信号
と映像信号の振幅の相対関係が変動する。ドライブ検出
信号は、常に一定のビーム電流が流れるように帰還がか
かるため輝度は常に一定であるが、映像信号はドライブ
検出信号との振幅の相対関係が変動し、その結果コント
ラストが変動する。これにより、ドライブ検出信号電圧
制御回路でドライブ検出信号の電圧を変えることにより
コントラストの制御を行うことができる。その際、ドラ
イブ検出信号電圧制御回路は、ドライブ検出信号が直流
信号であるため、従来のコントラスト制御回路のような
周波数帯域を必要としない。よって、回路構成が非常に
簡単になる。また、周波数帯域を確保するための余分な
バイアス電流も要らない。
ブライト制御回路の代りに設けたカットオフ検出信号電
圧制御回路も上記のコントラスト制御回路と同様の動作
を行う。
また、コントラスト制御回路の代りに設けたドライブレ
ベル基準電圧制御回路は、コントロール回路から送られ
て来るブライト情報とコントラスト情報により、基準電
圧を変動させる。これによってドライブ検出信号が出力
された時に流れるビーム電流が変動するように帰還がか
かるので、コントラストが変動する。これにより、ドラ
イブレベル基準電圧制御回路でドライブレベルの基準電
圧を変えることにより、コントラストを制御することが
できる。その際、ドライブレベル基準電圧制御回路は、
基準電圧が直流電圧であるため、従来のコントラスト制
御回路のような周波数帯域を必要としない。よって、回
路構成が非常に簡単になる。周波数帯域を確保するため
の余分なバイアス電流も要らない。
ブライト制御回路の代りに設けたカットオフレベル基準
電圧制御回路も上記のドライブレベル基準電圧と同様の
動作を行う。
〔実施例〕
以下、本発明の第1の実施例を第1図により説明する。
同図において、101はカットオフレベル・ドライブレベ
ル基準電源、102はカウンタ、103はカットオフ・ドライ
ブ検出信号用電源、104はカットオフ検出信号制御回
路、105はドライブ検出信号制御回路であり、第2図と
同一部分には同一符号を付している。
次に回路動作を説明する。尚、第2図と同一部分は同様
の動作をするので説明を省略する。
カットオフレベル・ドライブレベル基準電源101は、カ
ットオフレベルの基準電圧とドライブレベルの基準電圧
を発生し、コンパレータへ送る。カウンタ102は、映像
掃引期間でVBLK期間が終了した直後の1H期間にカットオ
フ検出期間を設定し、次の1H期間にドライブ検出期間を
設定する。カットオフ・ドライブ検出信号用電源103
は、挿入するのに適当な直流電圧を発生する。発生され
た直流電圧は、カットオフ検出信号制御回路104とドラ
イブ検出信号制御回路105に送られる。
カットオフ検出信号制御回路104は、コントロール回路2
7から送られて来るブライト情報によりカットオフ検出
信号の直流値を変える。このカットオフ検出信号は、カ
ットオフ・ドライブ検出信号挿入回路29,30,31に送られ
る。ここで、カットオフ・ドライブ検出信号挿入回路3
0,31とそれ以降に接続されている回路の動作は、カット
オフ・ドライブ検出信号挿入回路29とそれ以降に接続さ
れている回路の動作と同一なので説明を省略する。
ドライブ検出信号制御回路105は、コントロール回路27
から送られて来るブライト情報とコントラスト情報によ
りドライブ検出信号の直流値を変える。このドライブ検
出信号は、カットオフ・ドライブ検出信号挿入回路29に
送られる。
カットオフ・ドライブ検出信号挿入回路29は、映像信号
に、カウンタ102から送られて来る挿入タイミングで、
カットオフ検出信号とドライブ検出信号を第4図のよう
に挿入する。各検出信号が挿入された映像信号は、可変
増幅器33に入力される。入力された映像信号は、カラー
ブラウン管51のカソードまで出力された結果流れるビー
ム電流値が検出抵抗48で検出された電圧とカットオフレ
ベル・ドライブレベル基準電源101から出力されたドラ
イブレベル基準電圧とコンパレータ35で比較されて得ら
れた信号により利得が制御される。この際、検出抵抗48
で検出される電圧がドライブレベル基準電圧と一致する
ように可変増幅器33の利得制御が行われるため、ドライ
ブ検出信号は常に一定のビーム電流を流すことになる。
次に、可変増幅器33から出力された利得の制御された映
像信号は、直流シフト回路34に入力される。入力された
映像信号は、上記と同様に検出抵抗48で検出された電圧
とカットオフレベル・ドライブレベル基準電源101から
出力されたカットオフレベル基準電圧とコンパレータ36
で比較されて得られた信号により直流レベルが制御され
る。この際、検出抵抗48で検出される電圧がカットオフ
レベル基準電圧と一致するように電流シフト回路34の直
流制御が行われるため、カットオフ検出信号は常に一定
のビーム電流を流すことになる。
以上の様にしてRGB3系統の制御を行えば、カラーブラウ
ン管51に流すビーム電流を検出抵抗48,49,50の値で決め
ることができる。ここで、例えばカラーブラウン管51の
ビーム電流比がR:G:B=1:1:1で所定のホワイトバランス
が得られるものとすれば、検出抵抗48,49,50の値を同一
にすることにより、暗い白から明るい白まで所定のホワ
イトバランスを得ることができる。また、任意のホワイ
トバランスを得たい場合には、検出抵抗の比を変えるこ
とにより実現できる。
さて、ここでコントロール回路27からコントラストを上
げる情報がドライブ検出信号制御回路105に入力された
時のことを第5図を用いて説明する。
(a)はコントラストがtypicalの時で映像のピークが
ドライブ検出信号のピークとほぼ同じであり、流れるビ
ーム電流もほぼ同じとなる。
コントロール回路27からコントラストをmaxにする情報
がドライブ検出信号制御回路105に入力された時、ドラ
イブ検出信号制御回路105は第5図(b)に示すように
ドライブ検出信号のレベルを下げる。その結果ビーム電
流が一定になるように帰還制御されるので、ドライブ検
出信号の期間のビーム電流は第5図(a)と(b)は等
しくなるが、映像信号の方はドライブ検出信号に対し相
対的に大きくなるため、ビーム電流が多く流れる。よっ
てコントラストをmaxに制御したことになる。
逆に、コントラストをminにした時には、前述の場合と
全く逆の動作が行われ、ドライブ検出信号の期間のビー
ム電流はtypicalの時と等しいが、映像信号の方はドラ
イブ検出信号に対し相対的に小さくなるため、ビーム電
流が減少する。よってコントラストがminに制御された
ことになる。
上記の様にして、ドライブ検出信号をコントロール回路
27からのコントラスト情報で制御することにより、コン
トラスト制御を行うことができる。
次に、コントロール回路27からブライトを下げる情報が
ドライブ検出信号制御回路105とカットオフ検出信号制
御回路104に入力された時のことを第6図を用いて説明
する。
第6図(a)はブライトがtypicalの時である。コント
ロール回路27からブライトをminにする情報がドライブ
検出信号制御回路105とカットオフ検出信号制御回路104
に入力された時、ドライブ検出信号制御回路105とカッ
トオフ検出信号制御回路104は第6図(b)に示すよう
にドライブ検出信号とカットオフ検出信号のレベルを上
げる。その結果ビーム電流が一定になるように帰還制御
されるので、カットオフ検出信号とドライブ検出信号の
期間のビーム電流は第6図(a)と(b)は等しくなる
が、映像信号の方はカットオフ検出信号及びドライブ検
出信号に対し相対的に直流が低くシフトされたようにな
るため、映像信号全体が暗くなり暗い部分が黒に沈む。
よってブライトをminに制御したことになる。
逆に、ブライトをmaxにした時は、前述の場合と全く逆
の動作が行われ、カットオフ検出信号とドライブ検出信
号の期間のビーム電流はtypicalの時と等しいが、映像
信号の方はカットオフ検出信号及びドライブ検出信号に
対し相対的に直流が高くシフトされたようになるため、
映像信号全体が明るくなる。よってブライトがmaxに制
御されたことになる。
上記の様にして、カットオフ検出信号とドライブ検出信
号をコントロール回路27からのブライト情報で制御する
ことにより、ブライト制御を行うことができる。
尚、このコントラスト制御及びブライト制御に用いるカ
ットオフ検出信号制御回路104とドライブ検出信号制御
回路105は、直流レベルを可変することのできる増幅器
で良く、周波数帯域の広い映像信号の利得を可変するよ
うな増幅器は必要ないので、回路構成が簡単になる。こ
の一実施例として、第7図(a)に従来のコントラスト
制御回路24及びブライト制御回路25を示し、本発明のカ
ットオフ検出信号制御回路104を(b)に示し、ドライ
ブ検出信号制御回路105を(c)に示す。また、周波数
帯域を確保するのに必要であったバイアス電流は、周波
数帯域を広くとる必要がないためその電流値を減らすこ
とができる。
さらに、ドライブ・カットオフ検出信号電源103をコン
トロール回路27からのコントラスト情報とブライト情報
で直接制御されるような電源に置換えれば良く、カット
オフ検出信号制御回路104とドライブ検出信号制御回路1
05とドライブ・カットオフ検出信号用電源103は、第7
図(b)と(c)の直流入力に抵抗分割等で直流電圧を
供給するような回路構成で実現できる。
次に、本発明の第2の実施例を第3図を用いて説明す
る。同図において、107はカットオフレベル基準電圧制
御回路、106はドライブレベル基準電圧制御回路であ
り、第1図及び第2図と同一部分には同一符号を付して
いる。
次に回路動作を説明する。尚、第1図及び2図と同一部
分は同様の動作をするので説明を省略する。
カットオフレベル・ドライブレベル基準電源101とコン
パレータ35の間に挿入されたドライブレベル基準電圧制
御回路106は、コンパレータの基準となる電圧をコント
ロール回路27から送られて来るコントラスト情報により
変化させる。その結果、ドライブレベルのビーム電流値
が変化する。また、カットオフレベル・ドライブレベル
基準電源101とコンパレータ36の間に挿入されたカット
オフレベル基準電圧制御回路107は、同様にコントロー
ル回路27から送られて来るブライト情報とコントラスト
情報により基準電圧の直流値が変わる。その結果、カッ
トオフレベルとドライブレベルのビーム電流値が変化す
る。
さて、ここでコントロール回路27からコントラストをma
xに上げる情報がドライブレベル基準電圧制御回路106に
入力されると、ドライブレベル基準電圧が高くなる。そ
のため、高くなった基準電圧にドライブ検出信号のレベ
ルを合せようと制御が行われるため、第8図(b)に示
すようにドライブ検出信号の期間のビーム電流が増加す
る。これにより、映像信号のピーク時のビーム電流も増
加するため、結果的にコントラストが上がる。
逆にコントロール回路27からコントラストを下げる情報
が送られてきた場合は、上記と逆の動作が行われピーク
時のビーム電流が減少し、コントラストが下がる。
上記の様にして、ドライブレベル基準電圧をコントロー
ル回路27からのコントラスト情報で制御できる。
次に、コントロール回路27からブライトをmaxに上げる
情報がドライブレベル基準電圧制御回路106とカットオ
フレベル基準電圧制御回路107に入力されると、ドライ
ブレベル基準電圧とカットオフレベル基準電圧が高くな
る。そのため、高くなった基準電圧にカットオフ検出信
号の期間のレベルとドライブ検出信号の期間のレベルを
合せようと制御が行われるため、第8図(c)に示すよ
うにカットオフ検出信号の期間とドライブ検出信号の期
間のビーム電流が増加する。これにより、映像信号の平
均ビーム電流が増加するため、結果的にブライトが上が
る。
逆にコントロール回路27からブライトを下げる情報が送
られて来た場合は、上記と逆の動作が行われ映像信号の
平均ビーム電流が減少し、ブライトが下がる。
上記の様にして、カットオフレベル基準電圧とドライブ
レベル基準電圧をコントロール回路27からのブライト情
報で制御することにより、ブライト制御を行うことがで
きる。
尚、このドライブレベル基準電圧制御回路106は第7図
(c)に示すような回路で良く、カットオフレベル基準
電圧制御回路107は第7図(b)に示すような回路で良
い。この結果、従来の第7図(a)に示すようなコント
ラストとブライトを制御する回路を除去することがで
き、回路構成が簡単になる。また、周波数帯域を確保す
るのに必要であったバイアス電流は、周波数帯域を広く
とる必要がないためその電流値を減らすことができる。
さらに、カットオフレベル・ドライブレベル基準電源10
1をコントロール回路27からのコントラスト情報とブラ
イト情報で直接制御されるような電源に置換えれば良
く、カットオフレベル基準電圧制御回路107とドライブ
レベル基準電圧制御回路とカットオフレベル・ドライブ
レベル基準電源101は、第7図(b)と(c)の直流入
力に抵抗分割等で直流電圧を供給するような回路構成で
実現できる。
第1の実施例と第2の実施例で示したようなビーム電流
を検出して帰還するような回路構成でなくても、ICの出
力に第9図に示すような回路を付けて帰還するようにす
れば、一段のテレビジョン受像機の半固定抵抗でカット
オフとドライブを調整するような機種のコントラスト制
御とブライト制御に本回路を用いることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来のコントラスト制御回路及びブラ
イト制御回路の代りに直流電圧を可変できるような簡単
な回路を挿入することにより、素子数を削減できる効果
がある。また、周波数帯域を確保するのに必要であった
バイアス電流を減らすことができICの消費電力を下げる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す回路図、 第2図は従来のコントラストとブライトを制御する方式
を示す回路図、 第3図は本発明の第2の実施例を示す回路図、 第4図はカットオフ検出信号とドライブ検出信号の挿入
された映像信号を示す波形図、 第5図は、本発明の第1の実施例によるコントラスト制
御を説明する波形図、 第6図は、本発明の第1の実施例によるブライト制御を
説明する波形図、 第7図(a),(b),(c)は、コントラスト及びブ
ライト制御回路を示す回路図、 第8図は、本発明の第2の実施例によるコントラストと
ブライトの制御を説明する波形図、 第9図は、本発明を従来のテレビジョン受像機に用いる
時の外部回路を示す回路図である。 101……カットオフレベル・ドライブレベル基準電源、1
02……カウンタ、103……カットオフ・ドライブ検出信
号用電源、104……カットオフ検出信号制御回路、105…
…ドライブ検出信号制御回路、106……ドライブレベル
基準電圧制御回路、107……カットオフレベル基準電圧
制御回路、29,30,31……カットオフ・ドライブ検出信号
挿入回路、33,37,41……可変増幅器、34,38,42……直流
シフト回路、35,36,39,40,43,44……比較器、48,49,50
……検出抵抗。
フロントページの続き (72)発明者 村田 敏則 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所家電研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−268292(JP,A) 特開 昭60−186187(JP,A)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の信号を映像信号に挿入する挿入回路
    と、 前記挿入回路によって得られた映像信号の利得を制御す
    る利得可変回路と、 前記利得可変回路によって得られた映像信号の直流電圧
    を制御する直流制御回路と、 前記直流制御回路によって得られた映像信号を出力した
    結果流れるビーム電流を検出する検出回路と、 前記検出回路によって得られた検出信号と基準信号を比
    較する第1及び第2の比較回路と、 前記挿入回路と前記第1及び第2の比較回路の動作時期
    を決めるタイミング回路と、 前記第1の比較回路から出力される信号で前記利得可変
    回路の利得を制御する第1の制御手段と、 前記第2の比較回路から出力される信号で前記直流制御
    回路の直流を制御する第2の制御手段と、を備えたテレ
    ビジョン受像機において、 前記挿入回路で挿入される挿入信号を制御する挿入信号
    制御回路と、 前記挿入信号制御回路で制御される挿入信号をコントラ
    ストおよび/またはブライトを制御する信号で制御する
    第3の制御手段と、を有することを特徴とするテレビジ
    ョン受像機。
  2. 【請求項2】所定の信号を映像信号に挿入する挿入回路
    と、 前記挿入回路によって得られた映像信号の利得を制御す
    る利得可変回路と、 前記利得可変回路によって得られた映像信号の直流電圧
    を制御する直流制御回路と、 前記直流制御回路によって得られた映像信号を出力した
    結果流れるビーム電流を検出する検出回路と、 前記検出回路によって得られた検出信号と基準信号を比
    較する第1及び第2の比較回路と、 前記挿入回路と前記第1及び第2の比較回路の動作時期
    を決めるタイミング回路と、 前記第1の比較回路から出力される信号で前記利得可変
    回路の利得を制御する第1の制御手段と、 前記第2の比較回路から出力される信号で前記直流制御
    回路の直流を制御する第2の制御手段と、を備えたテレ
    ビジョン受像機において、 前記第1及び第2の比較回路で比較される基準信号を制
    御する基準信号制御回路と、 前記基準信号制御回路で制御される基準信号をコントラ
    ストおよび/またはブライトを制御する信号で制御する
    第4の制御手段と、を有することを特徴とするテレビジ
    ョン受像機。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載のテレビジョン
    受像機において、前記第3の制御手段はコントラスト制
    御手段であることを特徴とするテレビジョン受像機。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第2項記載のテレビジョン
    受像機において、前記第4の制御手段はコントラスト制
    御手段であることを特徴とするテレビジョン受像機。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第1項記載のテレビジョン
    受像機において、前記第3の制御手段はブライト制御手
    段であることを特徴とするテレビジョン受像機。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第2項記載の信号変換装置
    において、前記第4の制御手段はブライト制御手段であ
    ることを特徴とするテレビジョン受像機。
JP62104218A 1987-04-30 1987-04-30 テレビジヨン受像機 Expired - Fee Related JPH0712220B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62104218A JPH0712220B2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30 テレビジヨン受像機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62104218A JPH0712220B2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30 テレビジヨン受像機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63272193A JPS63272193A (ja) 1988-11-09
JPH0712220B2 true JPH0712220B2 (ja) 1995-02-08

Family

ID=14374820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62104218A Expired - Fee Related JPH0712220B2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30 テレビジヨン受像機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0712220B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03185992A (ja) * 1989-12-15 1991-08-13 Hitachi Ltd 自動白バランス調整回路

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62268292A (ja) * 1986-05-16 1987-11-20 Sony Corp 色温度自動調整回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63272193A (ja) 1988-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0547325B1 (en) Video system with feedback controlled "white stretch" processing and brightness compensation
EP0700208B1 (en) Automatic brightness contrast lighting circuits and luminance/color difference signal processor and video display apparatus comprising the same
JPS584513B2 (ja) 自動ビ−ム電流制限装置
US4549216A (en) Focusing voltage output circuit for cathode ray tube
JPH06311396A (ja) 映像回路
KR100254242B1 (ko) 귀선소거 및 밝기 (휘도) 조절 트래킹 기능을 합체하는 음극선(crt) 표시 드라이버
KR920003724B1 (ko) 자동 영상관 바이어스 제어장치
JPH0712220B2 (ja) テレビジヨン受像機
US5339011A (en) Display device
US5333019A (en) Method of adjusting white balance of CRT display, apparatus for same, and television receiver
JPS62268292A (ja) 色温度自動調整回路
US4760450A (en) Limiter circuit for preventing blooming in a video display terminal
JP2515869B2 (ja) ビデオ信号処理回路
JPH05191673A (ja) 自動階調補正回路と輝度制御方法
JP2583974B2 (ja) ホワイトバランス補正回路付ビデオ出力回路
JPH07226863A (ja) テレビジョン受像機
JP2523056B2 (ja) 制御回路
JPH01126091A (ja) テレビジョン受像機
KR100743433B1 (ko) Tv 수상기 및 모니터에서 촛점 요동을 방지하기 위한 방법 및 카인 드라이버 회로
JP2752149B2 (ja) コントラスト制御回路
JPH0662277A (ja) ピーク輝度伸長回路
JP2002325263A (ja) オートカットオフ回路
JPH04373389A (ja) 映像信号増幅用トランジスタ回路
JPH11261847A (ja) 映像信号処理回路
JPH07104698A (ja) ディスプレイのドライブ回路

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees