JPH0712217B2 - カラ−固体撮像装置 - Google Patents

カラ−固体撮像装置

Info

Publication number
JPH0712217B2
JPH0712217B2 JP62057048A JP5704887A JPH0712217B2 JP H0712217 B2 JPH0712217 B2 JP H0712217B2 JP 62057048 A JP62057048 A JP 62057048A JP 5704887 A JP5704887 A JP 5704887A JP H0712217 B2 JPH0712217 B2 JP H0712217B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solid
pixels
image pickup
color
state image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62057048A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63222594A (ja
Inventor
友秀 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP62057048A priority Critical patent/JPH0712217B2/ja
Publication of JPS63222594A publication Critical patent/JPS63222594A/ja
Publication of JPH0712217B2 publication Critical patent/JPH0712217B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、水平,垂直に複数個の受光素子を配列し、
その受光素子各々に対応して色フィルタをモザイク状に
配置したカラー固体撮像装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第17図は例えば特開昭51−112228号公報に示されたモザ
イク状の色フィルタ配列であり、緑色透過の色フィルタ
(以下単に緑色透過フィルタと称す)が水平,垂直方向
に1つおきの受光素子位置に配置されており、赤色透過
の色フィルタ(以下単に赤色透過フィルタと称す)、青
色透過の色フィルタ(以下単に青色透過フィルタと称
す)はそれぞれ緑色透過フィルタと交互に一列おきに配
置されている。
この構成においては、緑色透過フィルタは市松状に並ん
でおり、緑色光像に対する斜め方向の解像度は低い。赤
色成分、青色成分について見ると、それぞれの透過フィ
ルタの水平,垂直方向の並びの間隔は緑色透過フィルタ
の場合の倍であり、赤色光像、青色光像に対する解像度
は緑色光像に対する解像度よりもさらに低い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って、このモザイク状の色フィルタを用いたカラー固
体撮像装置では、解像度の低さによるモアレの発生が多
く、また、入射した光のうち実際に受光素子に入射する
光は少なく光利用率が悪い。その為に感度の低い撮像装
置となるなどの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、十分な解像度を有し、モアレの発生が少な
く、しかも光利用率が高く感度の良いカラー固体撮像装
置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るカラー固体撮像装置は、受光素子に対応
する色フィルタを、水平,垂直両方向に4画素毎の繰り
返しとなる様にモザイク状に配置し、その色フィルタと
しては、第1の色フィルタとして全色透過フィルタと、
第2の色フィルタとして特定のスペクトル領域のみを透
過させる色フィルタと、第3,第4の色フィルタとして第
2の色フィルタで透過する成分を透過させ、且つ互いに
異なる透過成分を有する補色の色フィルタとを用いる様
にしたものである。
上記第2の色フィルタとは好適には赤色透過フィルタ
(Rフィルタ)、緑色透過フィルタ(Gフィルタ)、及
び青色透過フィルタ(Bフィルタ)のいずれかを意味
し、第3,第4の色フィルタとは黄色透過フィルタ(Yeフ
ィルタ)、シアン色透過フィルタ(Cyフィルタ)、マゼ
ンダ色透過フィルタ(Mgフィルタ)を意味する。また、
全色透過フィルタ(Wフィルタ)は実質的にフィルタが
配置されていない状態を含んでいる。
〔作用〕
本発明においては、画素フィルタの並びの繰り返しの単
位である垂直4画素×水平4画素の16画素の画素位置を
i,j;i,j=1〜4(iは水平方向を示し、jは垂直方
向を示す)とするとき、C1,4,C2,2,C3,3,C4,1には第1
の色フィルタが、C1,1,C2,3,C3,2,C4,4には第2の色フ
ィルタが、C1,2,C2,4,C3,1,C4,3には第3の色フィルタ
が、C1,3,C2,1,C3,4,C4,2には第4の色フィルタが配置
されており、これによって、第2の色フィルタで透過す
る色成分は、全画素で透過し、この第2の色フィルタで
透過する色成分以外で第3,第4の色フィルタで透過する
色成分は、水平,垂直の方向で見ると、全画素で透過す
るに等しく、充分に高い解像度が得られるわけである。
また、第2の色フィルタで透過する色成分は全画素で透
過し、第1,第3,第4の色フィルタでは他の色成分がさら
に透過するので、光の利用率が高く、感度の良いものと
なる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図は、本発明の一実施例によるカラー固体撮像装置の色
フィルタの並びの単位となる16画素の配列を示してお
り、図において、Wは全色透過の色フィルタ(以下単に
Wフィルタと称す)、Gは緑色透過の色フィルタ(以下
単にGフィルタと称す)、Yeは黄色透過の色フィルタ
(以下単にYeフィルタと称す)、Cyはシアン色透過の色
フィルタ(以下単にCyフィルタと称す)である。本実施
例は第1の色フィルタがWフィルタで、第2の色フィル
タがGフィルタで、第3の色フィルタがCyフィルタで、
第4の色フィルタがYeフィルタのものを示している。
まず初めに、第1図に示した色フィルタ配列がいかに優
れたものであるかを見る。色フィルタを透過した光成分
は受光素子により光電変換され、その光成分に応じた電
気信号が出力されるので、入射した光像はこの色フィル
タの配列によって2次元的にサンプリングされているわ
けである。Yeフィルタは赤色成分と緑色成分とを透過
し、Cyフィルタは青色成分と緑色成分とを透過するの
で、入射光の色フィルタによるサンプリングを緑色成
分,赤色成分,青色成分で見ると、第2図の様になる。
図において、G,R,Bはそれぞれ緑色,赤色,青色の各成
分がサンプリングされることを示し、0はサンプリング
されないことを示している。
この様に、水平,垂直平面(xy平面)で示されたサンプ
リングを、そのフーリエ変換を求めることにより水平,
垂直方向の2次元周波数平面(fxfy平面)で表すと第3
図のようになる。同図において、矢印は各色のキャリア
を表しており、矢印の長さはキャリアの大きさを、向き
は所定の位相を基準とした時の位相関係を示している。
緑色のキャリア(Gキャリア)は0≦fx≦π,0≦fy≦π
においては(fx,fy)=(0,0)の位置以外には無く、最
高の解像度を持っていることがわかる。赤色のキャリア
(Rキャリア)、青色のキャリア(Bキャリア)はそれ
ぞれfx軸上,fy軸上には0,2π以外にキャリアはなく、水
平,垂直の解像度は緑色と同等の高い解像度を有する。
そして、斜め方向についてもキャリア間の距離が充分に
あるので、水平,垂直方向に比べ著しい解像度の劣化は
生じない。第17図に示した従来の色フィルタは配列のキ
ャリアの配置を示す第18図と比べれば、このことはより
明らかである。
次に、この第1図に示した色フィルタを用いたカラー固
体撮像装置の実施例を説明する。撮像装置は用いられる
システムによりその処理内容は異なるが、本例ではイン
ターレース走査を行なうもので、固体撮像素子としては
1フレーム分の信号を、2行ずつ独立に1フィールド内
で読出すものとした。第4図にそのブロック図を示す。
図において、1はレンズ光学系、2は本発明の一実施例
による色フィルタを有する固体撮像素子、3は1水平走
査時間だけ信号を遅延させる1H遅延線、4は減算器、5
はハイパスフィルタ、6は上記1H遅延線3,減算器4,ハイ
パスフィルタ5からなる2次元フィルタのブロック、7
は減算器、8はバンドパスフィルタ、9は上記減算器7,
バンドパスフィルタ8からなる2次元フィルタのブロッ
ク、10は加算器、11はローパスフィルタ、12は上記加算
器10,ローパスフィルタ11からなる2次元フィルタのブ
ロック、13,14は変調器、15は所定のテレビジョン方式
の映像信号を出力するエンコーダ、16は出力端子であ
る。
この実施例の動作を第5図,第6図を用いて説明する。
まず第5図は或るフィールドでの各所の信号を示したも
のである。第5図に示したフィールドではm番目の走査
ラインでは、n番目とn+1番目の行の画素の信号が
S2,S1の信号ラインから同時に読出される。このとき、
減算器4の出力について見ると、減算器4の入力はm番
目のS1とm−1番目のS1で、その出力は図の様に赤色成
分の信号(R信号)が1画素毎に正負が反転する形とな
る。
このm番目の信号S1からm−1番目の信号S1を減じると
いうことは、2行前の画素の信号を現時刻の画素の信号
から減じることであり、それは、第3図の座標系で言え
ば、fy=π/2で最大となる垂直方向のバンドパスフィル
タを構成したことに等しい。1画素毎に正負が繰り返す
周波数は、π周波数に相当し、減算器4に続くハイパス
フィルタ5はπ周波数で最大となるものを用いる。従っ
て、1H遅延線3と減算器4とから成るfy=π/2で最大と
なる垂直方向フィルタと、fx=πで最大となるハイパス
フィルタ5とから構成される2次元フィルタのブロック
6は(fx,fy)=(π,π/2)近傍の成分だけを通過さ
せるフィルタとなっている。そして、この2次元フィル
タのブロック6を通過したR信号は、変調器13により復
調されたベースバンドのR信号となる。
次に減算器7の出力を見ると、それは青色成分の信号
(B信号)が2画素毎に符号が反転したものとなってお
り、その周波数はπ/2に相当する。従って、減算器7に
続くバンドパスフィルタはfx=π/2で応答が最大となる
ものが用いられる。減算器7の動作は、1行前の画素の
信号を現在の画素の信号から減じることであり、それ
は、fy=πで応答が最大となる垂直方向のハイパスフィ
ルタである。従って、減算器7、バンドパスフィルタ8
からなる2次元フィルタのブロック9は(fx,fy)=
(π,π/2)で応答が最大となるフィルタである。そし
て、この2次元フィルタのブロック9を通過したB信号
は、変調器14によりベースバンドのB信号となる。
加算器10の出力は、2G+Bと2G+B+2Rが交互に現れて
おり、そしてこの信号は次に続くローパスフィルタによ
り平滑化され2G+B+R信号となる。この加算器10の動
作は1行前の画素の信号と現在の画素の信号とを加算す
ることでfy=0で応答が最大となる垂直方向のローパス
フィルタと等価である。
従って、加算器10及びローパスフィルタ11からなる2次
元フィルタのブロック12は(fx,fy)=(0,0)で応答が
最大となる2次元ローパスフィルタである。
以上の様にして抽出されたR,B,2G+R+Bの各信号より
エンコーダ15により所定の映像信号として出力端子10よ
り出力される。
次に第6図を用いて、もう1つのフィールドの場合につ
いて見る。このフィールドでは、m番目の走査ラインで
は、n−1番目とn番目の行の画素の信号がS2,S1の信
号ラインから同時に読み出される。このとき減算器7の
出力を見ると、R信号は1画素毎にB信号は2画素毎に
符号が反転している。即ちR信号はπ周波数、B信号は
π/2周波数となっており、減算器7に続く中心周波数π
/2のバンドパスフィルタ8によってR信号は遮断されB
信号だけが次の変調器14に入力される。2次元フィルタ
のブロック6,11の出力は第5図のフィールドの場合と同
様にR信号と2G+R+Bが得られる。そして第5図のフ
ィールドの場合と同様にして出力端子16より映像信号が
出力される。
なお、上記実施例と同一の性能を有する色フィルタ配列
として第7図に示したものがあるが、これは第1図の色
フィルタ配列と全く同一のものである。第8図に、第1
図の色フィルタ配列を繰り返し表示した。この様な画素
フィルタの繰り返しにおいて、図中の破線で囲んだ16画
素を繰り返し単位とすれば、それは第7図に示した配列
であり、結局第1図の色フィルタ配列と第7図の色フィ
ルタ配列とは同一であることが分かる。この様な色フィ
ルタ配列は他にも14通り存在するが、全てその繰り返し
を考えれば、第1図の配列と同じである。
次に第1図に示した色フィルタ配列のYeフィルタとCyフ
ィルタとを入替えた実施例について考える。この色フィ
ルタ配列は第9図に示したもので、第2図と同様に各色
成分毎のサンプリングとして表すと第10図の様になる。
第2図と第10図とを比べれば明らかな様に、Rのサンプ
ル位置とBのサンプル位置とが入れ換わったものとなっ
ている。従って、第9図に示した色フィルタ配列では、
(fx,fy)=(π,π/2)の位置にはBキャリアがあ
り、(fx,fy)=(π/2,π)の位置にはRキャリアがあ
る。そして、第4図において、固体撮像素子2に設ける
色フィルタ配列を第9図に示した色フィルタ配列とする
と、2次元フィルタのブロック6からはB号が出力さ
れ、2次元フィルタのブロック9からはR信号が出力さ
れることになる。
次に、本発明の色フィルタ配列を、複数個の固体撮像素
子を光学的にずらして配した撮像装置に適用する場合に
ついて説明する。第11図は固体撮像素子を2つ用いた撮
像装置のブロック図であり、図において、1はレンズ、
20はレンズ1を透過した入射光を2分するハーフミラ
ー、21はミラー、22,23は固体撮像素子であり、ハーフ
ミラー20,ミラー21により2つの固体撮像素子22,23には
同一の光像が入射する。24は前記2つの固体撮像素子2
2,23の出力を合成し、映像信号に処理する信号合成処理
回路、25は前記2つの固体撮像素子22,23を駆動するパ
ルスを発生する駆動信号発生器である。
前記2つの固体撮像素子22,23の位置関係が、相対的に
水平方向の画素ピッチPhの1/2だけ水平方向にずれたも
のである場合(以下、水平画素ずらしと称する)、入射
光像側から見たときの2つの固体撮像素子22,23の受光
画素は、第12図に示した様な水平方向に1画素毎に異な
る固体撮像素子の画素が並んでいることになる。この様
な場合に、第1図に示した本発明の色フィルタ配列を適
用するには第13図に示した色フィルタ配列をそれぞれの
固体撮像素子に設ければ良い。このとき、第13図に示し
た固体撮像素子22の色フィルタの並びと、固体撮像素子
23の色フィルタの並びとは、垂直方向に2画素だけずれ
ただけであり、これらが繰り返し並べられる色フィルタ
配列としては全く同一のものであり、同一のプロセス
で、固体撮像素子22の色フィルタと固体撮像素子23の色
フィルタとを作れるという効果も生む。
また第13図(a)に示された色フィルタ配列を持つ固体
撮像素子22を2つ用いて、互いの位置関係を水平方向に
水平画素ピッチの1/2だけずらし、垂直方向には、垂直
画素ピッチの2倍だけずれる様にすることで、第14図に
示した様に入射光像側から見た色フィルタの並びは、第
1図に示した色フィルタ配列と同じになる。この場合
は、垂直方向にずらした分だけ2つの固体撮像素子の駆
動タイミングをずらすか、或いは、第14図において破線
で示した色フィルタ配列を有する固体撮像素子の出力信
号を垂直方向にずらした分だけ遅延させることによっ
て、第14図に示した同一行にある色フィルタに対応する
信号が同じタイミングで得られるので、2種類の固体撮
像素子を製造する必要が無く、装置を安価にできる効果
もある。これは第13図(b)の色フィルタ配列を持つ固
体撮像素子23を2つ用いても全く同様に構成出来る。
2つの固体撮像素子22,23の位置関係が、相対的に垂直
方向の画素ピッチの1/2だけ垂直方向にずれたものであ
る場合には、入射光像側から見たときの2つの固体撮像
素子22,23の受光画素は、第15図に示した様な垂直方向
に1画素毎に異なる固体撮像素子の画素が並んでいるこ
とになる。この様な場合に、第1図に示した本発明の色
フィルタ配列を適用するには、第16図に示した色フィル
タ配列をそれぞれの固体撮像素子に設ければ良い。そし
てこの第16図に示した2つの色フィルタの並びは、第13
図に示した水平画素ずらしの色フィルタの並びと同様
に、それらの並びが繰り返される色フィルタ配列として
は全く同一のものであり、2つの固体撮像素子22,23の
色フィルタを同一のプロセスで作れるという効果を生
む。また、第16図に示したいずれか一方の色フィルタ配
列を持つ固体撮像素子を2つ用いて、互いの位置関係
を、垂直方向には垂直画素ピッチの1/2だけ、水平方向
には水平画素ピッチの2倍だけずれる様にすることで、
第1図に示した本発明の色フィルタ配列を構成すること
ができ、2種類の固体撮像素子を製造する必要がなく装
置を安価にできる効果がある。
以上は、第1図に示した本発明の一実施例を複数個の固
体撮像素子をずらして配置した撮像装置に適用する場合
であるが、第9図に示した本発明の他の実施例を適用し
た場合も全く同様に構成でき同様の効果が得られること
は明らかである。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明に係るカラー固体撮像装置によ
れは、色フィルタの並びの繰り返しの単位を垂直4画
素,水平4画素の16画素とし、その16画素の画素位置を
i,j(i,j=1〜4)とするとき、C1,4,C2,2,C3,3,C
4,1には全色透過の色フィルタ、C1,1,C2,3,C3,2,C4,4
には第2の色フィルタ、C1,2,C2,4,C3,1,C4,3とC1,3,
C2,1,C3,4,C4,2にはそれぞれ異なる補色のフィルタを配
置したので、垂直、水平の周波数軸上以外で、広い間隔
でキャリアが発生するのでモアレの少ない解像度の高い
撮像装置が得られ、また光利用率が高く感度の良いもの
が出来る効果がある。
また本発明を2つの固体撮像素子を互いにずらして配置
した固体撮像装置に適用した場合、2つの固体撮像素子
の色フィルタは同じ配列となり同一のプロセスで色フィ
ルタを作れる効果があり、また、全く同じ固体撮像素子
を2つ用いても構成でき装置を安価にできる効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図,第3図はこの発明の一実施例を示す
図、第4図は本発明の色フィルタ配列を用いた撮像装置
の一例を示すブロック図、第5図及び第6図は第4図の
撮像装置の動作の説明図、第7図,第8図は第1図の他
の表示例を示す図、第9図及び第10図は本発明の他の実
施例を示す図、第11図は2つの固体撮像素子をずらして
配置した撮像装置を示すブロック図、第12図は2つの固
体撮像素子を水平方向にずらしたときの受光画素の位置
関係を示す図、第13図及び第14図は、第12図の画素位置
に本発明を適用した図、第15図は2つの固体撮像素子を
垂直方向にずらしたときの受光画素の位置関係を示す
図、第16図は第15図の画素配置に本発明を適用した図、
第17図及び第18図は従来の色フィルタ配置を示す図であ
る。 図において、Wは全色透過の色フィルタ(第1の色フィ
ルタ)、Gは緑色透過の色フィルタ(第2の色フィル
タ)、Cyはシアン色透過の色フィルタ(第3,第4の色フ
ィルタ)、Yeは黄色透過の色フィルタ(第4,第3の色フ
ィルタ)である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平、垂直方向に複数個の受光素子を配列
    してなる固体撮像素子に設けられ各受光素子に対応させ
    て配置したモザイク状色フィルタを備えたカラー固体撮
    像装置において、 同一色の色フィルタを水平方向に4画素毎に繰り返しか
    つ垂直方向にも4画素毎に繰り返しとなるように配置
    し、 かつその繰り返しの単位である垂直、水平4画素づつの
    16画素の画素単位をCi,j;i,j=1〜4(iは水平方向
    を示し、jは垂直方向を示す) で表したとき、 全色透過の色フィルタを第1の色フィルタとし、 特定のスペクトル領域の光成分のみを透過させる色フィ
    ルタを第2の色フィルタとし、 第2の色フィルタで透過する成分を透過させ、かつ互い
    に異なる透過成分を有する2つの補色の色フィルタを第
    3,第4の色フィルタとすると、 C1,4,C2,2,C3,3,C4,1には第1の色フィルタを、 C1,1,C2,3,C3,2,C4,4には第2の色フィルタを、 C1,2,C2,4,C3,1,C4,3には第3の色フィルタを、 C1,3,C2,1,C3,4,C4,2には第4の色フィルタを、 それぞれ配置したことを特徴とするカラー固体撮像装
    置。
  2. 【請求項2】上記第2の色フィルタが緑色透過フィルタ
    であり、上記第3の色フィルタがシアン色透過フィルタ
    であり、上記第4の色フィルタが黄色透過フィルタであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカラー
    固体撮像装置。
  3. 【請求項3】上記第2の色フィルタが緑色透過フィルタ
    であり、上記第3の色フィルタが黄色透過フィルタであ
    り、上記第4の色フィルタがシアン色透過フィルタであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカラー
    固体撮像装置。
  4. 【請求項4】前記固体撮像素子は同一の光像が入射され
    る第1,第2の固体撮像素子からなり、 該第1,第2の固体撮像素子にはそれぞれ水平方向2画素
    毎に垂直方向4画素毎に繰り返しとなるように同一色の
    色フィルタを配置し、 かつその繰り返しの単位である水平方向2画素、垂直方
    向4画素の8画素の画素位置を Bi,j;i=1、2、j=1〜4で表したとき 上記第1の固体撮像素子では画素位置B1,j,B2,jにそれ
    ぞれ上記画素位置C1,j,C3,jと同一の色フィルタを配置
    し、 上記第2の固体撮像素子では画素位置B1,j,B2,jにそれ
    ぞれ上記画素位置C2,j,C4,jと同一の色フィルタを配置
    し、 上記第1,第2の固体撮像素子を水平方向に1/2画素ピッ
    チ分相対的にずらせて配置したことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のカラー固体撮像装置。
  5. 【請求項5】上記固体撮像素子は同一の光像が入射され
    る第1,第2の固体撮像素子からなり、 該第1,第2の固体撮像素子にはそれぞれ水平方向2画素
    毎に垂直方向4画素毎に繰り返しとなるように同一の色
    フィルタを配置し、 かつその繰り返しの単位である水平方向2画素、垂直方
    向4画素の8画素の画素位置を Bi,j;i=1,2、j=1〜4で表したとき 上記第1の固体撮像素子では画素位置B1,j,B2,jにそれ
    ぞれ上記画素位置C1,j,C3,jまたはC2,j,C4,jのいずれ
    か一方と同一の色フィルタを配置し、 上記第1,第2の固体撮像素子を垂直方向に2画素ピッチ
    分、水平方向に1/2画素ピッチ分相対的にずらせて配置
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカラ
    ー固体撮像装置。
  6. 【請求項6】前記固体撮像素子は同一の光像が入射され
    る第1,第2の固体撮像素子からなり、 該第1,第2の固体撮像素子にはそれぞれ水平方向4画素
    毎に垂直方向2画素毎に繰り返しとなるように同一色の
    色フィルタを配置し、 かつその繰り返しの単位である水平方向4画素、垂直方
    向2画素の8画素の画素位置を Bi,j;i=1〜4.j=1,2で表したとき 上記第1の固体撮像素子では画素位置Bi,1,Bi,2にそれ
    ぞれ上記画素位置Ci,1,Ci,3と同一の色フィルタを配置
    し、 上記第2の固体撮像素子では画素位置Bi,1,Bi,2にそれ
    ぞれ上記画素位置Ci,2,Ci,4と同一の色フィルタを配置
    し、 上記第1,第2の固体撮像素子を垂直方向に1/2画素ピッ
    チ分相対的にずらせて配置したことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のカラー固体撮像装置。
  7. 【請求項7】上記固体撮像素子は同一の光像が入射され
    る第1,第2の固体撮像素子からなり、 該第1,第2の固体撮像素子にはそれぞれ水平方向4画素
    毎に垂直方向2画素毎に繰り返しとなるように同一色の
    色フィルタを配置し、 かつその繰り返しの単位である水平方向4画素、垂直方
    向2画素の8画素の画素位置を Bi,j;i=1〜4、j=1,2で表したとき 上記第1,第2の固体撮像素子では画素位置Bi,1,Bi,2
    それぞれ上記画素位置Ci,1,Ci,3またはCi,2,Ci,4のい
    ずれか一方と同一の色フィルタを配置し、 上記第1,第2の固体撮像素子を垂直方向に1/2画素ピッ
    チ分、水平方向に2画素ピッチ分相対的にずらせて配置
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカラ
    ー固体撮像装置。
JP62057048A 1987-03-12 1987-03-12 カラ−固体撮像装置 Expired - Fee Related JPH0712217B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62057048A JPH0712217B2 (ja) 1987-03-12 1987-03-12 カラ−固体撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62057048A JPH0712217B2 (ja) 1987-03-12 1987-03-12 カラ−固体撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63222594A JPS63222594A (ja) 1988-09-16
JPH0712217B2 true JPH0712217B2 (ja) 1995-02-08

Family

ID=13044560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62057048A Expired - Fee Related JPH0712217B2 (ja) 1987-03-12 1987-03-12 カラ−固体撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0712217B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0570204B1 (en) * 1992-05-13 1996-07-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Solid state image pickup device using a colour filter array
US9706116B2 (en) * 2013-10-31 2017-07-11 Ricoh Co., Ltd. Plenoptic color imaging system with enhanced resolution
CN114125242A (zh) * 2021-12-01 2022-03-01 Oppo广东移动通信有限公司 图像传感器、摄像模组、电子设备、图像生成方法和装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63222594A (ja) 1988-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4652911A (en) Solid-state color image sensor with matrix-type color filter formed of filter elements each transmitting red, green and blue light
JPH0628450B2 (ja) 固体撮像装置
EP0520759A2 (en) Solid state camera apparatus
JPH11262022A (ja) 単板式カラーカメラ
JPH0712217B2 (ja) カラ−固体撮像装置
EP2680590B1 (en) Color image pick-up element
JP3648638B2 (ja) カラー撮像装置
JPS6361832B2 (ja)
JPS63199590A (ja) カラ−固体撮像装置
JPH0712218B2 (ja) カラ−固体撮像装置
JPS59204804A (ja) カラ−フイルタ−
JP2797752B2 (ja) カラー固体撮像装置
JP3450361B2 (ja) 撮像装置
JPS63238786A (ja) カラ−固体撮像装置
JP3458443B2 (ja) 高精細固体撮像装置
JPS63238788A (ja) カラ−固体撮像装置
JPS631278A (ja) カラ−固体撮像装置
JP2655436B2 (ja) カラー固体撮像装置
JPH08275184A (ja) 撮像装置
JPS63238787A (ja) カラ−固体撮像装置
JPS61248693A (ja) 固体カラ−撮像装置
JPS61234686A (ja) カラ−固体撮像装置
JPS63258182A (ja) カラ−固体撮像装置
JPS63199591A (ja) カラ−固体撮像装置
JPS63258181A (ja) カラ−固体撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees