JPH0712180A - 遊星歯車減速装置 - Google Patents

遊星歯車減速装置

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JPH0712180A
JPH0712180A JP17379093A JP17379093A JPH0712180A JP H0712180 A JPH0712180 A JP H0712180A JP 17379093 A JP17379093 A JP 17379093A JP 17379093 A JP17379093 A JP 17379093A JP H0712180 A JPH0712180 A JP H0712180A
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JP
Japan
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carrier
pin
pinion shaft
planetary gear
rotating member
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JP17379093A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Okane
宏明 大鐘
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャリアとピニオンシャフトとの連結を、複
数のピンを介して行うことにより、結合部の強度アップ
を図る。 【構成】 ピニオンシャフト31の外周面に60°毎に
挿嵌溝32,32,…を形成すると共に、キャリア33
の挿通穴34の内周面に60°毎に挿嵌溝35,35,
…を形成する。そして、各挿嵌溝32,35の間に6本
のピンを挿嵌する。これにより、キャリア33からの応
力が集中するのを防止し、減速歯車機構からの回転力F
を効率的にピニオンシャフト31に伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば油圧ショベル等
の建設機械に設けられ、走行用油圧モータまたは旋回モ
ータ等の回転を減速するのに好適に用いられる遊星歯車
減速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4ないし図10に従来技術による遊星
歯車減速装置としての油圧ショベルの旋回モータ用減速
装置を例に挙げて示す。
【0003】図中、1は下部走行体、2は該下部走行体
1上に旋回可能に搭載された上部旋回体を示し、該上部
旋回体2は旋回フレーム3を有し、該旋回フレーム3上
には運転室4,機械室5およびカウンタウエイト6等が
設けられている。7は上部旋回体2の前部に位置して旋
回フレーム3に俯仰動可能に設けられた作業装置を示
し、該作業装置7は土砂等の掘削作業を行なうようにな
っている。
【0004】8は下部走行体1と上部旋回体2との間に
配設された旋回装置を示し、該旋回装置8は、外部から
圧油が給排されることにより出力軸9Aを回転駆動する
油圧モータからなる回転源としての旋回モータ9と、該
旋回モータ9の回転を減速して旋回輪10に伝える遊星
歯車減速装置11とから大略構成され、旋回輪10は図
5に示す如く、内周面に内歯12Aが全周に亘って形成
された内輪12と、旋回フレーム3に固着された外輪1
3と、該外輪13と内輪12との間に多数個配設され、
内輪12に対して外輪13が旋回フレーム3と共に回転
(旋回)するのを補償するボール14(1個のみ図示)
とからなっている。ここで、該旋回輪10の内輪12は
下部走行体1のフレームを構成する丸胴1A等に固着さ
れ、外輪13は内輪12の周囲を各ボール14を介して
旋回フレーム3と共に回転(旋回)するようになってい
る。
【0005】15は遊星歯車減速装置11の本体を構成
するハウジングを示し、該ハウジング15は図5に示す
如く、段付の略円筒状に形成され、下端側の下フランジ
16Aが旋回フレーム3上に複数のボルト17,17,
…を介して固着された下側ハウジング16と、該下側ハ
ウジング16の上フランジ16B上に設けられ、内周面
に内歯車としての各内歯18Aが全周に亘って形成され
た略円筒状の上側ハウジング18と、該上側ハウジング
18の上端側を施蓋し、前記旋回モータ9が取付けられ
たカバー19とから構成され、該カバー19および上側
ハウジング18には軸方向に複数のボルト挿通穴19
A,18B,…が穿設されている。そして、該各ボルト
挿通穴19A,18Bにはそれぞれ長尺ボルト20,2
0,…が挿通され、該各長尺ボルト20はカバー19お
よび上側ハウジング18を下側ハウジング16の上フラ
ンジ16B上に一体的に固着している。
【0006】21は下側ハウジング16に軸受22,2
3を介して回転自在に支持された回転部材としてのピニ
オンシャフトを示し、該ピニオンシャフト21の上端側
外周には全周に亘って外歯21A,21A,…が形成さ
れ、該各外歯21Aは後述するキャリア28の各内歯2
8Gと噛合することにより、ピニオンシャフト21を旋
回モータ9の回転に基づき回転させる。
【0007】また、該ピニオンシャフト21の下端側は
旋回フレーム3の下側へと突出してピニオン21Bとな
り、該ピニオン21Bは旋回輪10の内輪12に形成さ
れた内歯12Aと噛合している。そして、該ピニオンシ
ャフト21は旋回輪10に対しピニオン21Bと共に内
輪12の内歯12Aを介して自転しつつ公転し、この公
転力によりハウジング15を介して旋回フレーム3を下
部走行体1上で旋回させる。
【0008】24はカバー19の下側に位置して上側ハ
ウジング18内に配設された減速歯車機構を示し、該減
速歯車機構24は、旋回モータ9の出力軸9Aにスプラ
イン結合された太陽歯車25と、該太陽歯車25と上側
ハウジング18の各内歯18Aとに噛合し、該太陽歯車
25の周囲を自転しつつ公転する例えば3個の遊星歯車
26,26,…(図7参照)と、該各遊星歯車26を各
支持ピン27を介して回転自在に支持し、該各遊星歯車
26の公転をピニオンシャフト21に伝達するキャリア
28とから構成されている。
【0009】ここで、該減速歯車機構24のキャリア2
8は鋳造等の手段により図10に示す如く成型され、略
円板状に形成された上,下の支持板28A,28Bと、
該支持板28A,28B間を連結すべく上下方向に延
び、周方向に所定間隔をもって離間した例えば3本の連
結部28C,28C,…と、下側の支持板28Bから下
向きに突出したボス部28Dとから大略構成されてい
る。
【0010】そして、該キャリア28の支持板28Aに
はピン挿嵌穴28E,28E,…が、支持板28Bには
ピン嵌合穴28F,28F,…がそれぞれ形成され、該
各ピン嵌合穴28E,28Fには各遊星歯車26を回転
自在に支持した各支持ピン27の両端側が圧入嵌合され
ている。また、キャリア28の支持板28Bおよびボス
部28D内周側には各ピン嵌合穴28Fに比較的近接し
て内歯28G,28G,…が全周に亘って形成され、該
各内歯28Gはピニオンシャフト21の各外歯21Aに
噛合して該各外歯21Aと共にスプライン結合部29を
構成している。そして、該スプライン結合部29はピニ
オンシャフト21をキャリア28と一体回転させ、減速
歯車機構24によって減速された旋回モータ9の回転を
ピニオンシャフト21に大きな回転トルクをもって伝達
する。
【0011】このように構成される油圧ショベルでは、
下部走行体1上で上部旋回体2を旋回させる場合に、旋
回モータ9に外部から圧油を給排すると出力軸9Aが回
転し、この回転は遊星歯車減速装置11のハウジング1
5内で減速歯車機構24の太陽歯車25から各遊星歯車
26に伝えられ、該各遊星歯車26は太陽歯車25と上
側ハウジング18の各内歯18Aとに噛合することによ
り、太陽歯車25の周囲を自転しつつ公転し、この公転
をキャリア28からスプライン結合部29を介してピニ
オンシャフト21に伝えるので、旋回モータ9の回転は
大きく減速され、ピニオンシャフト21に高トルクの回
転が伝えられる。
【0012】そして、該ピニオンシャフト21のピニオ
ン21Bは旋回輪10の内歯12Aに噛合し、該旋回輪
10は内歯12が下部走行体1のフレームに固着され、
外輪13が上部旋回体2の旋回フレーム3に固着されて
いるから、ピニオン21Bは内輪12の内歯12Aを介
して自転しつつ公転し、この公転がピニオンシャフト2
1からハウジング15を介して旋回フレーム3に伝達さ
れ、上部旋回体2全体が下部走行体1上で旋回されるよ
うになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、旋回モータ9の回転を減速してピニオンシ
ャフト21に高トルクの回転力を伝えるときに、各遊星
歯車26の公転を各支持ピン27を介してキャリア28
に伝え、該キャリア28の回転をスプライン結合部29
を介してピニオンシャフト21に伝える構成であるか
ら、スプライン結合部29を構成する各外歯21A,各
内歯28Gは図8に例示する矢示F方向の回転力が各支
持ピン27から伝えられるときに、該各支持ピン27の
近傍でスプライン歯元応力が高くなる。
【0014】特に、従来技術では、図9に示すようにス
プライン結合部29を構成する各歯21A,28Gの歯
元すみ肉半径が小さく形成されているため、歯元応力は
特に高くなり、この部分の外歯21A,内歯28Gが損
傷され易い。
【0015】この場合、ピニオンシャフト21は鋼材等
からなり熱処理により高強度に形成できるものの、キャ
リア28は図10に示す如く複雑な形状を有するため
に、鋳鉄等の比較的強度の低い材料で形成しているか
ら、特にキャリア28の内歯28Gは早期に損傷され易
いという問題がある。
【0016】また、歯元すみ肉半径を大きくするために
は歯底径を大きくすることになり、歯元から歯先までの
寸法が長くなって、一歯当たりのモーメントが大きくな
るため、支持ピン27の近傍部では前述と同様に内歯2
8Gが早期に損傷され易いという問題がある。
【0017】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明はキャリアと回転部材とを高い強
度をもって結合することができ、信頼性を向上できると
共に、伝達する回転トルクを増大させることができるよ
うにした遊星歯車減速装置を提供することを目的として
いる。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明が採用する構成の特徴は、1段または複数
段の減速歯車機構のうち最終段のキャリアには回転部材
が挿通される挿通穴を形成し、該キャリアの挿通穴と前
記回転部材の外周面との間には周方向に離間して複数の
ピン挿嵌部を形成し、該各ピン挿嵌部に複数のピンを嵌
着することにより、前記キャリアと回転部材とを結合し
たことにある。
【0019】また、前記各ピンは軸方向両端が小径とな
り中間部が大径となるように、軸方向に曲率をもって延
びる円柱状に形成することが望ましい。
【0020】
【作用】上記構成により、従来技術のようにスプライン
結合部を形成することなく、キャリアの公転を複数のピ
ンを介して回転部材に伝達することができる。そして、
各ピン挿嵌部および各ピンを断面円形状に形成すれば、
キャリアの各ピン挿嵌部等に応力集中が発生するのを確
実に緩和でき、該キャリアの強度を高めることができ
る。
【0021】また、前記各ピンを軸方向に曲率を有する
円柱状に形成すれば、キャリアと回転部材との間に軸方
向の位置ズレ,傾きが発生したときでもピンに余分な応
力が加わるのを防止でき、両者の間で回転力を確実に伝
達することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図3に基
づき説明する。なお、実施例では前述した図4ないし図
10に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
【0023】まず、本発明の第1の実施例を図1および
図2に示す。
【0024】図中、31は回転部材を構成するピニオン
シャフトを示し、該ピニオンシャフト31は従来技術で
述べたピニオンシャフト21とほぼ同様に形成されてい
るものの、本実施例のピニオンシャフト31の上端側外
周面には周方向に所定寸法だけ離間してピン挿嵌部とし
てのピン挿嵌溝32,32,…(60°毎に6個)が円
弧状または半円形状に形成されている。
【0025】33は減速歯車機構24の一部を構成する
キャリアを示し、該キャリア33は鋳鉄等の材料により
従来技術で述べたキャリア28とほぼ同様に形成され、
各支持ピン27が圧入嵌合される各ピン嵌合穴33Aを
有すると共に、その下端側には前記ピニオンシャフト3
1が挿通される挿通穴34が形成されているものの、該
キャリア33の挿通穴34には周方向に所定寸法をもっ
て離間し、前記ピニオンシャフト31の各ピン挿嵌溝3
2に対応してピン挿嵌部としてのピン挿嵌溝35,3
5,…(60°毎に6個)が円弧状または半円形状に形
成されている。そして、該各ピン挿嵌溝35はキャリア
33の各ピン嵌合穴33Aから可及的に大きく離れて位
置するように、例えば各ピン嵌合穴33Aに対してキャ
リア33の周方向に30°以上の角度間隔をもって形成
されている。
【0026】36,36,…は前記各ピン挿嵌溝32,
35に対応する外径寸法をもって円柱状に形成されたピ
ンとしての固定ピンを示し、該各固定ピン36は高強度
材料により、キャリア33の挿通穴34にほぼ対応する
長さ寸法をもって形成され、前記ピニオンシャフト31
の各ピン挿嵌溝32およびキャリア33の各ピン挿嵌溝
35に嵌着される。そして、該各固定ピン36は前記各
ピン挿嵌溝32,35間に図2に示す如く嵌着されるこ
とにより、ピニオンシャフト31とキャリア33とを一
体化し、減速歯車機構24で発生する所定トルクをもっ
たキャリア33の公転を各固定ピン36を介してピニオ
ンシャフト31に伝えるようになっている。
【0027】本実施例は上述の如き構成を有するもの
で、その基本的作動については従来技術によるものと格
別差異はない。
【0028】然るに、本実施例においては、ピニオンシ
ャフト31とキャリア33とを周方向に離間した例えば
6本の固定ピン36を用いて結合し、ピニオンシャフト
31の外周面とキャリア33の挿通穴34との間には、
該各固定ピン36が嵌着される各ピン挿嵌溝32,35
を円弧状または半円形状に形成したから、減速歯車機構
24の各支持ピン27からキャリア33に伝えられる矢
示F方向の回転力を、該キャリア33の挿通穴34に形
成した各ピン挿嵌溝35,各固定ピン36およびピニオ
ンシャフト31の各ピン挿嵌溝32を介してピニオンシ
ャフト31に確実に伝達できる。
【0029】また、各ピン挿嵌溝32,35を円弧状ま
たは半円形状に形成し、各固定ピン36をこれらに対応
して断面円形状に形成したから、応力集中が発生するの
を効果的に緩和でき、大きな回転力が作用してもキャリ
ア33の各ピン挿嵌溝35等が損傷されるのを長期に亘
って確実に防止できる。
【0030】従って、本実施例では、キャリア33を鋳
鉄等の比較的強度の低い材料で形成した場合でも、該キ
ャリア33とピニオンシャフト31とを各固定ピン36
で結合することにより、この結合部の強度アップを効果
的に図ることができ、伝達すべき回転トルクを増大させ
ることができる。
【0031】さらに、前記各固定ピン36は、機種によ
って径寸法および本数を適宜設定することで、各機種に
合った適切な回転トルクを伝達させることができる等、
種々の効果を奏する。
【0032】次に、図3は本発明の第2の実施例を示
し、本実施例では前記第1の実施例と同一の構成要素に
同一の符号を付し、その説明を省略するものとするに、
本実施例の特徴は、前記第1の実施例で用いた各固定ピ
ン36に替えて、軸方向両端が小径部41A,41Aと
なり、中間部が大径部41Bとなった軸方向に曲率を有
する各固定ピン41を用いたことにある。
【0033】このように構成することにより本実施例で
は、キャリア33とピニオンシャフト31とが軸方向に
位置ズレして傾いた場合でも、このときの位置ズレや傾
きを各固定ピン41の軸方向の曲率により吸収でき、キ
ャリア33の公転をピニオンシャフト31に確実に伝達
できる。
【0034】さらに、各固定ピン41が各ピン挿嵌溝3
2,35に対して片当たりするのを防止でき、各固定ピ
ン41および各ピン挿嵌溝32,35の寿命を延ばすこ
とができる。
【0035】なお、前記各実施例では、ハウジング15
内に1段の減速段からなる減速歯車機構24を設けるも
のとして述べたが、これに替えて、ハウジング15内に
2段以上の減速段からなる減速歯車機構を設けるように
してもよい。
【0036】また、前記各実施例では、油圧ショベルの
旋回モータ用減速装置を例に挙げて説明したが、本発明
はこれに限らず、例えば走行用油圧モータの遊星歯車減
速装置または油圧クレーンのロープウインチ等、他の建
設機械における遊星歯車減速装置にも適用できる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、キャ
リアの挿通穴と回転部材の外周面との間には周方向に離
間して複数のピン挿嵌部を形成し、該各ピン挿嵌部に複
数のピンを嵌着するようにしたから、キャリアと回転部
材とを一体化し、キャリアと回転部材との結合を強固に
できると共に、この結合部で応力集中が発生するのを緩
和でき、結合部が早期に損傷されるのを効果的に防止で
きる。そして、各ピンにより結合部の強度アップを図る
ことによって、信頼性を向上でき、伝達すべき回転トル
クを増大させることができる。
【0038】また、前記各ピンは軸方向両端側が小径と
なり、中間部が大径となるように、軸方向に曲率をもっ
た円柱状に形成すれば、キャリアと回転部材とが軸方向
に位置ズレして傾斜した場合でも、この位置ズレや傾き
をピンの軸方向の曲率により吸収でき、各ピンが各ピン
挿嵌部に対して片当たりするのを防止でき、該各ピン挿
嵌部およびピンの寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例による遊星歯車減速装置の要部を
示す拡大断面図である。
【図2】図1中の矢示II−II方向断面図である。
【図3】第2の実施例に用いられるピンの側面図であ
る。
【図4】従来技術による油圧ショベルを示す全体図であ
る。
【図5】図4中に示す旋回モータ用減速装置の拡大縦断
面図である。
【図6】図5中の遊星歯車減速装置の要部を示す拡大断
面図である。
【図7】図6中の矢示VII −VII 方向断面図である。
【図8】図6中の矢示VIII−VIII方向断面図である。
【図9】図8中のa部を拡大して示す要部拡大断面図で
ある。
【図10】図5中のキャリアを拡大して示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 下部走行体 2 上部旋回体 3 旋回フレーム 9 旋回モータ(回転源) 10 旋回輪 11 遊星歯車減速装置 15 ハウジング 18A 内歯(内歯車) 24 減速歯車機構 25 太陽歯車 26 遊星歯車 27 支持ピン 31 ピニオンシャフト(回転部材) 32,35 ピン挿嵌溝(ピン挿嵌部) 33 キャリア 33A ピン嵌合穴 34 挿通穴 36,41 固定ピン 41A 小径部 41B 大径部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面に内歯車が形成され、外部に回転
    源が設けられる筒状のハウジングと、該ハウジング内に
    回転可能に設けられ、前記回転源によって回転駆動され
    る回転部材と、前記回転源の回転を減速して該回転部材
    に伝達すべく前記ハウジング内に設けられ、太陽歯車、
    該太陽歯車と前記内歯車に噛合する遊星歯車および該遊
    星歯車を回転自在に支持するキャリアからなる1段また
    は複数段の減速歯車機構とを備えてなる遊星歯車減速装
    置において、前記減速歯車機構のうち最終段のキャリア
    には前記回転部材が挿通される挿通穴を形成し、該キャ
    リアの挿通穴と前記回転部材の外周面との間には周方向
    に離間して複数のピン挿嵌部を形成し、該各ピン挿嵌部
    に複数のピンを嵌着することにより、前記キャリアと回
    転部材とを結合したことを特徴とする遊星歯車減速装
    置。
  2. 【請求項2】 前記各ピンは軸方向両端が小径となり中
    間部が大径となるように、軸方向に曲率をもって延びる
    円柱状に形成してなる請求項1記載の遊星歯車減速装
    置。
JP17379093A 1993-06-21 1993-06-21 遊星歯車減速装置 Pending JPH0712180A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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