JPH07121777A - 金券管理システム - Google Patents

金券管理システム

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JPH07121777A
JPH07121777A JP26224093A JP26224093A JPH07121777A JP H07121777 A JPH07121777 A JP H07121777A JP 26224093 A JP26224093 A JP 26224093A JP 26224093 A JP26224093 A JP 26224093A JP H07121777 A JPH07121777 A JP H07121777A
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JP
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cash
voucher
cash voucher
management file
ticket
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Pending
Application number
JP26224093A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Shiochi
良明 潮地
Yoshitama Takahira
美玲 高比良
Junichi Miyamoto
淳一 宮本
Sachiko Endo
幸子 遠藤
Masaaki Kimura
雅彰 木村
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、金券管理システムに関し、金券を
在庫数量と金券番号に分割して金券と包装資材を意識す
ることなく操作可能としたり、金券個別に重複券、未販
売券、未発行券を自動判定したり、正確な金券単位の損
益計上および収益計上したりすることを目的とする。 【構成】 金券および資材の入力時に在庫数量管理ファ
イル24および金券在庫管理ファイル25に登録、金券
および資材の販売時に在庫数量管理ファイル24および
金券在庫管理ファイル25から取り出すと共に削除する
在庫管理機能2と、取り出した金券番号について流通券
管理ファイル26に登録および回収した金券番号の入力
時に流通券管理ファイル26中の金券番号の流通フラグ
をON(回収済)にセットする流通券管理機能31と、
回収した金券番号の入力時に流通券管理ファイル26中
の金券番号の流通フラグがON(回収済)のときに重複
券と判定する金券異常判定機能42とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金券および当該金券に
関連する資材を管理する金券管理システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ビール券、図書券、おもちゃ券、おこめ
券、商品券、ギフトカードなどの金券を販売する場合、
包装資材を用いて包装して販売するために当該包装資材
も在庫管理の対象となる。従来は、このうち金券は印刷
業者に印刷依頼するための印刷許可や、棚卸しや、販売
などのために1枚1枚の個券管理を行なっている。一
方、金券を包装する包装資材は、このような印刷許可な
どの必要がなく、数量管理のみを行っていた。
【0003】また、ギフト券を含む金券が最近のように
多量に販売されるようになり、しかもカラーコピー機の
普及により偽造券、不正流出券による被害が発生してお
り、これの偽造券や不正流出券は回収された枚数が販売
枚数を越えた時点で初めてこれらの事実に気づくことが
多かった。
【0004】また、多くの金券発行団体は、税法上の損
益および収益の算定するにあたり、従来は、サンプリン
グを行い、これらの平均値から金額を決定し、税務処理
を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、金券
は印刷業者に印刷する際の管理や棚卸しや販売などのた
めに個券管理し、一方、この金券を包装する包装資材は
数量管理を行っており、管理者はこれら金券と包装資材
を別々に異なる仕方で管理する必要があり、金券および
包装資材の流通量の増加に伴い、その管理がますます面
倒になってくるという問題があった。このために、管理
者が金券とその包装資材との違いを意識することなく、
計算機システムを使用して簡易に登録、更新、削除処理
を実現するシステムが望まれている。
【0006】また、金券にはユニークな番号が付与され
ているが、従来は金券番号単位の回収済や重複回収など
の管理を行っていなかったため、偽造券や不正流通券に
よる被害が拡大してしまったり、気がつかなかったりし
てしまう問題があった。
【0007】また、従来の金券の損益および収益の算定
は、サプリングした標準値を用いて行っていたため、金
券単位の損益および収益の正確な算出を行えないという
問題があった。特に、最近のように多種類で多量の金券
が流通するようになると、損益および収益の厳密な算定
方法を実現することが望まれている。
【0008】本発明は、これらの問題を解決するため、
(1) 金券を在庫数量と金券番号に分割して当該金券
の在庫数量および包装資材の在庫数量を同一の在庫数量
管理ファイルで管理すると共に金券の金券番号のみを別
の金券在庫管理ファイルで個券管理し、管理者が金券と
包装資材を意識することなく操作できるシステムを実現
すること、(2) 販売した金券を金券番号毎に流通券
管理ファイルの流通フラグで重複券、更に発行予定券管
理ファイルで未販売券、未発行券を自動判定し、金券単
位の不正を当該金券の回収時点で迅速に判定すること、
(3) 販売した金券の金券番号毎に流通券管理ファイ
ルに販売年度を登録しておき、金券の回収時にこれから
販売年度を取り出して正確な金券単位の損益計上および
収益計上を実現すること、を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、発行予定
管理ファイル23は、印刷業者に印刷依頼した時の金券
の金券番号を登録したものである。
【0010】在庫数量管理ファイル24は、金券および
資材の商品毎の在庫の数量(あるいはロット数)を登録
したものである。金券在庫管理ファイル25は、在庫数
量管理ファイル24中の金券の商品毎に対応づけて金券
番号を登録したものである。
【0011】流通券管理ファイル26は、販売された金
券に対応づけて金券番号、流通フラグ、販売年度などを
登録したものである。金券番号キーファイル45は、回
収した正回収券の金券番号を登録したものである。
【0012】在庫管理機能2は、金券およびその資材の
在庫を管理するものであって、金券の在庫を管理する金
券在庫管理機能21およびその資材の在庫を管理する資
材在庫管理機能22から構成されるものである。
【0013】収益損益管理機能32は、回収された金券
の金券番号の入力に対応して、流通券管理ファイル26
から金券番号の販売年度を取り出し、収益損益管理ファ
イル33の該当販売年度の金券の回収枚数に加算すると
共に販売後6年超過して回収されていたときに損益計上
枚数に加算したり、販売年度から年度末で販売後5年目
の金券の(販売枚数−回収枚数)を収益計上枚数として
登録したりするものである。
【0014】収益損益管理ファイル33は、販売された
金券の販売年度に対応づけて販売枚数、回数枚数、損益
計上枚数、収益計上枚数を登録するものである。金券異
常判定機能42は、回収した金券の金券番号について流
通券管理ファイル26を参照して流通フラグがONのと
きに重複券と判定したり、流通フラグがOFFのときに
正回収券と判定すると共に流通フラグをONにセットし
たりなどするものである。
【0015】金券重複判定機能43は、回収した金券の
金券番号について金券番号キーファイル45中に有った
ときに重複券と判定し、無かったときに正回収券と判定
するものである。
【0016】
【作用】本発明は、図1に示すように、在庫管理機能2
が金券および資材の入荷入力に対応して、在庫数量管理
ファイル24および金券在庫管理ファイル25に登録
し、一方、金券および資材の販売入力に対応して、在庫
数量管理ファイル24および金券在庫管理ファイル25
から取り出すと共に削除し、流通券管理機能31が取り
出した金券の金券番号について流通券管理ファイル26
に登録すると共に、回収した金券の金券番号の入力に対
応して、流通券管理ファイル26中の該当する金券番号
の流通フラグをON(回収済)にセットし、金券異常判
定機能42が回収した金券の金券番号の入力に対応し
て、流通券管理ファイル26中の該当する金券番号の流
通フラグがON(回収済)のときに重複券と判定するよ
うにしている。
【0017】また、収益損益管理機能32が回収した金
券の金券番号の入力に対応して、流通券管理ファイル2
6から販売年度を取り出し、収益損益管理ファイル33
の該当販売年度の回収枚数に加算および販売後6年経過
していたときは損益計上枚数に加算する共に、年度末に
販売後5年目の金券の(販売枚数−回収枚数)を収益計
上枚数として算定するようにしている。
【0018】これらの際に、金券の数量(あるいはロッ
ト数)と金券番号あるいは資材の数量(ロット数量)の
入荷入力に対応して、在庫管理機能2を構成する金券在
庫管理機能21あるいは資材在庫管理機能22が在庫数
量管理ファイル24の該当する金券あるいは資材の商品
の在庫の数量(あるいはロット数量)を加算、および金
券の入荷入力の場合にのみ更に金券在庫管理ファイル2
5に金券の商品に対応づけて金券番号を登録し、一方、
金券あるいは資材の数量(あるいるロット数)の販売入
力に対応して、在庫数量管理ファイル24から販売した
金券あるいは資材の数量(あるいはロット数量)を減
算、および金券の販売入力の場合にのみ更に金券在庫管
理ファイル25から販売入力された数量(あるいはロッ
ト数量)に対応する金券番号を流通券管理ファイル26
に登録させた後に削除するようにしている。
【0019】また、在庫数量管理ファイル24および金
券在庫管理ファイル25に場所ごとに商品毎にそれぞれ
登録して管理するようにしている。また、回収した金券
の金券番号の入力に対応して、金券異常判定機能42が
流通券管理ファイル26中の該当する金券番号の流通フ
ラグがONのときに重複券と判定、および流通フラグが
OFFのときに正回収券と判定すると共に流通フラグを
ONにセットするようにしている。
【0020】また、回収した金券の金券番号の入力に対
応して、金券異常判定機能42が流通券管理ファイル2
6中の該当する金券番号が見つからなかった場合、更に
発行予定券管理ファイル23中に該当する金券番号が見
つかったときに未販売券と判定、あるいは見つからなか
ったときに未発行券と判定するようにしている。
【0021】また、回収した金券の金券番号の入力に対
応して、金券重複判定機能43が入力された金券番号が
金券番号キーファイル45中に有ったときに重複券と判
定し、無かったときに正回収券と判定すると共に金券番
号および回収日を金券番号キーファイル45に登録する
ようにしている。
【0022】また、上述した重複券、未販売券、あるい
は未発行券と判定された場合にこれらの区別および金券
番号のリストを出力するようにしている。また、販売さ
れた金券の金券番号の入力に対応して、収益損益管理機
能32が流通券管理ファイル26に金券番号に対応づけ
て販売年度を登録すると共に収益損益管理ファイル33
の金券番号に対応する金券の該当年度の販売枚数を加算
しておき、回収された金券の金券番号の入力に対応し
て、流通券管理ファイル26から当該金券番号の販売年
度を取り出し、収益損益管理ファイル33の取り出した
販売年度の金券の回収枚数に加算すると共に、販売後6
年超過して回収されていたときに回収枚数を損益計上枚
数に加算し、損益計上枚数を算定するようにしている。
【0023】また、収益損益管理ファイル33中の販売
年度から年度末で販売後5年目の金券の(販売枚数−回
収枚数)を収益計上枚数として登録し、収益計上枚数を
算定するようにしている。
【0024】従って、(1) 金券を在庫数量と券番号
に分割して当該金券の在庫数量および包装資材の在庫数
量を同一の在庫数量管理ファイル24で管理すると共に
金券の券番号のみを別の金券在庫管理ファイル25で個
券管理し、管理者が金券と包装資材を意識することなく
操作できるシステムを実現すること、(2) 販売した
金券を金券番号毎に流通券管理ファイル26の流通フラ
グで重複券、更に発行予定券管理ファイル23で未販売
券、未発行券を自動判定し、金券単位の不正を当該金券
の回収時点で迅速に判定すること、(3) 販売した金
券の金券番号毎に流通券管理ファイル26に販売年度を
登録しておき、金券の回収時にこれから販売年度を取り
出して正確な金券単位の損益計上および収益計上を実現
すること、が可能となる。
【0025】
【実施例】次に、図1から図17を用いて本発明の実施
例の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0026】図1は、本発明の1実施例構成図を示す。
図1において、発行元1は、金券を発行する元であっ
て、ここでは、在庫管理機能2、流通券管理機能31、
収益損益管理機能32、回収券管理機能41、金券異常
判定機能42、金券重複判定機能43、および各種ファ
イルから構成されるものである。この発行元1は、金券
を発行する際に印刷業者に金券の印刷を発注し、当該印
刷業者が印刷した金券の入荷を待って金券の管理を行な
う。これと平行して金券を包装などする資材の入荷をま
って金券の管理と一緒に平行して同じシステムで管理す
る。
【0027】印刷業者5は、金券を印刷する業者であ
る。店舗6は、発行元1から販売された金券を消費者7
に販売したり、金券と商品とを交換したりする店舗であ
る。
【0028】在庫管理機能2は、金券の在庫を管理する
金券在庫管理機能21およびその資材の在庫を管理する
資材在庫管理機能22から構成され、金券およびその資
材の在庫を並行に同一システム内で管理するものであ
る。
【0029】金券在庫管理機能21は、金券の在庫を管
理するものであって、印刷業者5から金券の入荷時に、
金券の数量(あるいはロット数)と金券番号の入力に対
応して、在庫数量管理ファイル24の該当する金券の商
品の在庫の数量(あるいはロット数)を加算、および金
券在庫管理ファイル25の当該金券の商品に対応づけて
金券番号を登録したり、店舗6などへの金券の販売時
に、販売した金券の数量(あるいはロット数)の入力に
対応して、在庫数量管理ファイル24から販売した金券
の数量(あるいはロット数)を減算、および金券在庫管
理ファイル15から販売された数量(あるいはロット
数)に対応する金券番号を流通券管理ファイル26に登
録した後に削除したりなどするようにしている(図2を
用いて後述する)。
【0030】資材在庫管理機能22は、金券を包装など
する資材の在庫を管理するものであって、業者から資材
の入荷時に、資材の数量(あるいはロット数)の入力に
対応して、在庫数量管理ファイル24の該当する資材の
商品の在庫の数量(あるいはロット数)を加算したり、
店舗6などへの資材の販売や金券を包装して資材を使用
した時に、販売(使用)した資材の数量(あるいはロッ
ト数)の入力に対応して、在庫数量管理ファイル24か
ら販売(使用)した資材の数量(あるいはロット数)を
減算するようにしている(図2を用いて後述する)。
【0031】発行予定券管理ファイル23は、印刷業者
5に印刷を依頼する、発行予定の金券の金券番号を登録
して管理するものである(図3を用いて後述する)。在
庫数量管理ファイル24は、金券および資材の場所ごと
に商品毎の在庫の数量(あるいはロット数)を登録して
管理するものである(図4、図7を用いて後述する)。
【0032】金券在庫管理ファイル25は、金券の在庫
を金券番号毎に管理するものであって、金券番号毎に在
庫数量管理ファイル24中の金券の場所ごとの商品毎に
その金券番号などを設けたものである(図4、図7を用
いて後述する)。
【0033】流通券管理ファイル26は、販売された金
券の商品毎に対応づけて金券番号、流通フラグ、販売年
度などを管理するものである。流通券管理機能31は、
流通券を管理する機能であって、販売入力された金券の
金券番号、販売年度を流通券管理ファイル26に登録し
たり、回収入力された金券番号の流通券管理ファイル2
6中の該当する流通フラグをONにして回収済をセット
したりなどするものである。
【0034】収益損益管理機能32は、金券の損益計上
枚数を算定したり、収益計上枚数を算定したりするもの
である(図14、図15を用いて後述する)。収益損益
管理ファイル33は、販売年度に対応づけて金券の商
品、販売枚数、回収枚数、損益計上枚数、収益計上枚数
を登録して管理するものである(図15参照)。
【0035】回収券管理機能41は、消費者が持参して
金券と商品とを交換して回収した金券を管理するもので
あって、回収した金券の金券番号を回収券管理ファイル
44に登録して管理するものである。
【0036】金券異常判定機能42は、回収して回収券
管理ファイル44に登録された金券の金券番号が異常
(重複券、未販売券、未発行券)か流通券管理ファイル
26および発行予定券管理ファイル23を参照して判定
するものである(図8を用いて後述する)。
【0037】金券重複判定機能43は、回収して回収券
管理ファイル44に登録された金券の金券番号が重複し
ているか金券番号キーファイル46を参照して判定する
ものである(図11を用いて後述する)。
【0038】回収券管理ファイル44は、商品と交換し
た金券の金券番号を登録して管理するものである。エラ
ーリスト45は、金券異常判定機能42および金券重複
判定機能43が重複券、未販売券、未発行券と判定した
金券の金券番号や回収日や状態をまとめたリストである
(図10参照)。
【0039】金券番号キーファイル46は、正回収券と
して回収した金券の金券番号を登録し、重複券か否かを
判定するためのものである。販売年度・回収年度別の回
収枚数計上グラフ47は、販売年度別、回収年度別の金
券の回収枚数を計上したグラフである(図17参照)。
【0040】消費者7は、金券を購入したり、金券を持
参して商品と交換したりなどする消費者である。次に、
図2から図7を用いて金券および資材の在庫管理につい
て順次詳細に説明する。
【0041】図2のフローチャートに示す順序に従い、
図1の構成における金券・資材の入荷および販売時の処
理を詳細に説明する。図2において、S1は、発行予定
を計画する。
【0042】S2は、発行予定券管理ファイル23に登
録(商品・ロット数・開始/終了券番号)する。これ
は、S1で発行予定した金券の ・商品名:金券A ・ロット数: ・開始/終了券番号(開始券番号、終了券番号): を図3の発行予定券管理ファイル23に図示のように登
録する。これにより、印刷業者に依頼した金券の種類、
金券の開始券番号と終了券番号、ロット数が管理され、
不正印刷などの監視を行なうことが可能となる。
【0043】S3は、入荷する。これは、S2で発行予
定券管理ファイル23に登録した後、印刷業者5が金券
を印刷し、発行元1が当該金券の入荷を受け付けてコン
ピュータシステムに入力する。
【0044】S4は、金券か判別する。これは、S3で
入荷して入力されたものが金券か(あるいは金券を包装
する資材か)を判別する。YESの場合(金券の場合)
には、S5で金券在庫管理ファイル25に登録(商品・
場所・ロット数・開始/終了券番号)し、S6に進む。
一方、NOの場合(資材の場合)には、S6に進む。
【0045】S6は、入荷数量を在庫数量管理ファイル
24へ加算(ロット数)する。これは、入荷した金券あ
るいは資材のいずれの場合も、図4の在庫数量管理ファ
イル24の該当する金券あるいは資材のロット数を加算
し、在庫数量を増やす。
【0046】S7は、販売する。これは、金券あるいは
資材を店舗6に販売する。S8は、販売したのが金券か
判別する。YESの場合には、S9で金券の割り当て
(券番号の小さい順)、S10で流通券管理ファイル2
6に登録(商品・開始/終了券番号・販売年度)し、S
11で割り当てられた券番号をもつ金券在庫管理ファイ
ル25を削除し、S12に進む。一方、S8のNOの場
合(資材の場合)には、S12に進む。
【0047】S12は、在庫数量管理ファイル24か
ら、金券あるいは資材の販売数量を減算する(ロット
数)。これは、S7で販売した金券あるいは資材の販売
数量を、図4の在庫数量管理ファイル24から減算し、
金券あるいは資材の在庫数量を管理する。
【0048】以上の処理によって、下記の管理を行な
う。 (1) 発行元1が印刷業者5に印刷依頼するときに、
図3の発行予定券管理ファイル23に金券の商品、ロッ
ト数、開始/終了券番号を登録した後に発注し、印刷業
者5に印刷依頼した金券の金券番号を管理する。そし
て、後述する、商品と交換して回収した金券の金券番号
の不正使用された場合に、当該予定券管理ファイル23
を参照して不正印刷されかのチェックの際に使用する
(後述する)。
【0049】(2) 入荷後に発行元1から店舗6に販
売する場合、金券については、図4の金券在庫管理フ
ァイル25から番号の小さい順に割り当てて流通券管理
ファイル26に金券の商品、販売年度、開始券番号/終
了券番号、流通フラグを未回収にセットして登録すると
共に金券在庫管理ファイル25から削除する。次に、
図4の在庫数量管理ファイル24から販売数量を減算す
る。一方、資材については、図4の在庫数量管理ファ
イル24から販売数量を減算するのみである。
【0050】従って、入荷後の発行元1から販売する場
合、金券はとを行って、金券の在庫数量を管理する
と共に金券番号毎に販売年度、未回収/回収済を流通フ
ラグで管理し、資材はのみで在庫数量のみを管理す
る。これらにより、金券とその資材を共通な手順および
同一の在庫数量管理ファイル24を使用して簡単な操作
で管理することが可能となった。以下順次説明する。
【0051】図3は、本発明の発行予定管理ファイル例
を示す。この発行予定券管理ファイル23は、発行元1
が印刷業者5に金券の印刷依頼するときに、その依頼内
容を図示の下記のように登録して管理するものである。
【0052】 商品 ロット数 開始券番号 終了券番号 金券A 45 00001 45000 金券B 50 45001 95000 図4は、本発明の在庫数量管理ファイル例を示す。この
在庫数量管理ファイル24は、発行元1が金券および資
材の在庫数量を管理するものであって、入荷時に金券の
商品、資材の別、更に場所別に図示の下記のようにその
数量を加算し、販売時に減算し、在庫数量を管理するも
のである。
【0053】 商品 場所 ロット数 金券A 東京 30 金券A 大阪 15 包装資材A 東京 1,000 包装資材B 大阪 1,200 金券B 大阪 50 図5は、本発明の金券在庫管理ファイル例を示す。この
金券在庫管理ファイル25は、発行元1が金券の在庫を
場所毎で金券番号単位に管理するものであって、入荷時
に金券の場所毎に金券番号、ロット数、開始券番号、終
了券番号を図示の下記のように登録して管理するもので
ある。販売するときは小さい番号順に流通券管理ファイ
ル26に移すと共に当該金券在庫管理ファイル25から
削除する。
【0054】 商品 場所 ロット数 開始券番号 終了券番号 金券A 東京 30 00001 30000 金券A 大阪 15 30001 45000 金券B 大阪 40 45001 85000 金券B 大阪 10 85001 95000 図6は、本発明の流通券管理ファイル例を示す。この流
通券管理ファイル26は、発行元1が店舗6に販売した
金券を金券番号単位に管理するものであって、販売時に
図5の金券在庫管理ファイル25の小さい順に割り当て
た金券の金券番号を移したものであり、販売時に金券の
商品、販売年度、開始券番号、終了券番号、金券番号毎
の流通フラグを図示の下記のように登録したものであ
る。
【0055】 商品 販売年度 開始券番号 終了券番号 流通フラグ 金券A 1990 00001 01000 000110・・01 金券A 1990 01001 02000 100110・・01 金券A 1990 02001 03000 100010・・01 ・・・ 金券A 1990 03001 04000 111110・・01 ここで、流通フラグの0:未回収、1:回収済を表す。
【0056】次に、図7を用いて図2から図6で説明し
た金券および資材販売時の流れを具体的に説明する。図
7は、本発明の販売説明図を示す。
【0057】(1) 上段の在庫数量管理ファイル24
および金券在庫管理ファイル25は、現在の在庫を管理
するものである。ここで、在庫数量管理ファイル24に
よって、金券A、包装資材Aが保管場所に図示のロット
数が管理され、金券については更に金券在庫管理ファイ
ル25によって金券番号単位に管理されている。
【0058】(2) 販売として、図示の下記の商品の
販売を行なう。 ・出庫場所 :東京 ・金券A :20ロット ・包装資材A:50ロット (3) (2)で商品を販売したことにより、中段に示
すように、在庫数量管理ファイル24は、販売した金券
Aの東京のロット数が20ロット減算および包装資材A
の東京のロット数が50ロット減算され、図示のように
なる。また、金券在庫管理ファイル25は、販売した金
券について券番号の小さい順に20ロット分の金券番号
00001から20000を削除すると共に、下段の流
通券管理ファイル26の、、の部分に1000単
位に分割して登録、および販売年度“1993”、開始
券番号と終了券番号、更に流通フラグを0(未回収)に
セットする。
【0059】以上によって、金券Aを20ロット、包装
資材Aを50ロットをともに東京から出庫して販売する
場合、在庫数量管理ファイル24および金券在庫管理フ
ァイル25が上段から中段に示すように変更すると共
に、下段の流通券管理ファイル26に示すように販売し
た金券を金券番号単位に販売年度、流通フラグを登録す
る。これらにより、金券および資材の在庫を同一の在庫
数量管理ファイル24で管理可能となる共に、販売した
金券については更に金券番号単位に在庫は金券在庫管理
ファイル25で管理し、販売後の流通券は流通券管理フ
ァイル26で金券番号単位に管理することが可能とな
る。
【0060】次に、図8から図13を用いて金券の異常
判定、重複判定、エラーリスト、金券番号キーファイル
の整理について順次詳細に説明する。図8は、本発明の
金券異常判定機能フローチャートを示す。これは、図1
の金券異常判定機能42が回収した金券の金券番号の異
常を判定するものである。
【0061】図8において、S21は、回収する。これ
は、店舗6が消費者の持参した金券と商品とを交換して
回収し、この回収した金券が発行元1に渡される。S2
2は、回収券管理ファイル44へ登録する(券番号、回
収日)。これは、S21で回収した金券を渡された発行
元1が計算機システムに券番号および回収日を入力し、
回収券管理ファイル44に図9に示すように登録する。
【0062】S23は、自団体か判別する。これは、S
22で回収券管理ファイル44に登録した金券が自己の
団体に属するものか判別する。YESの場合(自己の団
体に属する金券の金券番号であった場合)には、S24
以降の処理に進む。一方、NOの場合には、他の団体の
金券の金券番号であったので、終了する(この他団体の
場合には、後述する図11のフローチャートに従い処理
を行なう)。
【0063】S24は、流通券管理ファイル26にある
か判別する。これは、回収した金券の金券番号が流通券
管理ファイル26中にあるか判別する。YESの場合に
は、正規に流通した金券番号の金券であると判明したの
で、S25に進む。一方、NOの場合には、正規に流通
した金券番号の金券でないと判明したので、S31に進
む。
【0064】(1) S24のYESの正規に流通した
金券番号の金券の場合:S25は、流通券管理ファイル
26の流通フラグが0か判別する。これは、回収した金
券の金券番号が流通券管理ファイル26にあり、正規に
流通した金券であることは判明したが、更に当該流通券
管理ファイル26中の当該金券番号の金券の流通フラグ
が0(未回収)であるか判別する。YESの場合には、
未回収であって、初めての回収であるので、S26で正
回収券と判定し、S27で流通券管理ファイル26の流
通フラグを1にセットして回収済と記憶し、S28で図
9の回収券管理ファイル44に回収状態“正回収”を登
録する。一方、S25のNOの場合には、流通フラグが
1で既に回収済であるので、S29で重複券と判定し、
S30で図9の回収券管理ファイル44に回収状態“重
複”を登録し、S36でエラーリスト出力する。
【0065】以上のS25からS30、S36によっ
て、回収した金券の金券番号が流通券管理ファイル26
中にあり、流通フラグが0(未回収)の場合には正回収
券と判定し、流通フラグが1(回収済)の場合には重複
券と判定することを自動的に行なうことが可能となる。
【0066】(2) S24のNOの正規に流通してい
ない筈の金券番号の金券の場合:S31は、発行予定券
管理ファイル23にあるか判別する。YESの場合に
は、印刷業者5に印刷依頼したときに金券番号を登録し
た発行予定券管理ファイル23にあると判明したので、
S32で未販売券と判定し、S33で回収券管理ファイ
ル44に回数状態“未販売”を登録する。一方、S31
のNOの場合には、発行予定券管理ファイル23になか
ったので、未発行券と判定し、S35で回収券管理ファ
イル44に回数状態“未発行”を登録する。そして、両
者の場合にS36でエラーリスト出力する。
【0067】以上のS31からS36によって、回収し
た金券の金券番号が流通券管理ファイル26中になく、
発行予定券管理ファイル23にあったときに未販売券と
判定し、なかったときに未発行券と判定することを自動
的に行なうことが可能となる。
【0068】図9は、本発明の回収券管理ファイル例を
示す。これは、消費者から回収した金券の金券番号、回
収日、および回収状態を図示の下記のように登録するも
のである。
【0069】 金券番号 回収日 回収状態 00001 1990/10/01 重複 00021 1990/10/01 未販売 00022 1990/10/01 未販売 ・・・ 00031 1990/10/01 未発行 00091 1990/10/01 正回収 図10は、本発明のエラーリスト例を示す。これは、図
8のS36で出力するエラーリストの例である。ここで
は、区分(重複、未販売、未発行)、回収日、金券番号
のリストを図示のようにまとめたものである。このエラ
ーリストを見た発行元の管理者は、下記の事実を知るこ
とができ、その方策を早期に実施することが可能とな
る。
【0070】・重複:金券番号の同一の金券が複数、回
収された事実を知ることができる。 ・未販売:印刷業者5に印刷依頼するときに登録した発
行予定券管理ファイル23にあるが、販売しなかった金
券番号の金券が回収された事実を知ることができる。
【0071】・未発行:発行予定券管理ファイル23に
もない、金券番号の金券が回収された事実を知ることが
できる。 図11は、本発明の金券重複判定機能フローチャートを
示す。これは、他の団体の金券番号の金券が回収された
場合の重複判定であって、図1の金券重複判定機能43
が行なうものである。
【0072】図11において、S41は、回収する。こ
れは、店舗6が消費者の持参した金券と商品とを交換し
て回収し、この回収した金券が発行元1に渡される。S
42は、回収券管理ファイル44へ登録する(券番号、
回収日)。これは、S41で回収した金券を渡された発
行元1が計算機システムに券番号および回収日を入力
し、回収券管理ファイル44に図9に示すように登録す
る。
【0073】S43は、自団体か判別する。これは、S
22で回収券管理ファイル44に登録した金券が自己の
団体に属するものか判別する。YESの場合には、図8
で既に説明したので、終了する。NOの場合には、他の
団体の金券番号の金券と判明したので、S44に進む。
【0074】S44は、金券番号キーファイル46に該
当金券番号があるか判別する。YESの場合には、既に
金券番号キーファイル46に登録されいると判明したの
で、S45で重複券を判定し、S46で回収券管理ファ
イル44に回収状態“重複”を登録し、S47でエラー
リストに出力する。一方、S44のNOの場合には、S
48で正回収券と判定し、S49で金券番号キーファイ
ル46に金券番号と回収日を登録し、S50で回収券管
理ファイル44に回収状態“正回収”を登録する。
【0075】以上のS41からS47によって、回収し
た金券の金券番号が他団体のものであって、金券番号キ
ーファイル46にあった場合には重複券と判定し、一
方、なかったときは正回収と判定およびこの金券番号、
回収日を金券番号キーファイル46に登録する。これに
より、重複した金券番号の金券を容易に自動判定するこ
とが可能となる。
【0076】図12は、本発明の金券番号キーファイル
例を示す。これは、消費者から回収した金券の金券番号
のうちの他団体のものについて、金券番号キーファイル
46にないときは正回収の金券と判定して当該金券キー
ファイル46に登録しておき、金券番号キーファイル4
6にあったときに重複の金券と判定するためのキーファ
イルである。ここでは、回収した金券の金券番号に対応
づけて回収日を図示の下記のように順次登録する。
【0077】 金券番号 回収日 10001 1993/10/01 45001 1993/10/01 ・・・ 45002 1993/10/01 図13は、本発明の金券番号キーファイル整理フローチ
ャートを示す。これは、図12の金券番号キーファイル
46について、回収した正回収の金券の金券番号を順次
登録するので、その容量が多くなると共に、不正のコピ
ーなどした重複券は同一の金券番号が過去の傾向から同
一地域で複数毎が同時期に使用されるのが通常であるの
で、ある程度の期間、金券番号キーファイル46に正回
収の金券の金券番号を蓄積し、その後は回収(あるいは
削除)して当該金券番号キーファイル46の容量をあま
り大きくしないと共に効率的にマッチング処理を行える
ようにする。
【0078】図13において、S51は、一定回収期日
か判別する。これは、図12の金券番号キーファイル4
6の回収日を取り出し、一定回収期日を経過したか判別
する。YESの場合には、一定回収期日を経過したので
S52で該当エントリを削除する。一方、NOの場合に
は、一定回収期日を経過していないので、削除を行わな
い。
【0079】以上によって、図12に金券番号キーファ
イル46について、重複券が使用される可能性の高い一
定回収期日を経過したエントリを削除し、金券番号キー
ファイル46の容量があまり大きくならないようにして
迅速なマッチング処理を効率的に行えるようにすること
が可能となる。
【0080】図14は、本発明の損益計上機能フローチ
ャートを示す。これは、図1の収益損益管理機能32の
うちの損益計上機能の動作を説明するフローチャートで
ある。
【0081】図14において、S61は、金券を販売す
る。S62は、収益損益管理ファイル33に販売年度に
対応づけて商品、販売枚数を登録(加算)する。これ
は、例えば図15の収益損益管理ファイル33の販売年
度に対応づけて商品、販売枚数を加算する。
【0082】S63は、回収する。これは、販売した金
券を店舗から回収する。S631は、正回収券か判別す
る。これは、回収券管理ファイル44の回収状態を取り
出し、正回収券かと判別する。YESの場合には、S6
4に進む。NOの場合には、未販売券、未発行券、重複
券のいずれかと判明したので、ここでは終了する。
【0083】S64は、金券番号をもとに、流通券管理
ファイル26を参照し、販売年度を取り出す。S65
は、収益損益管理ファイル33の回収枚数に加算する。
これは、例えば図15の収益損益管理ファイル33中
の、S64で取り出した販売年度の商品の回収枚数に、
正回収した金券の枚数を加算する。
【0084】S66は、販売後、6年経過か判別する。
これは、S65で加算した金券の商品が販売後、6年経
過か判別する。YESの場合には、S67で回収枚数
を、収益損益管理ファイル33の該当する損益計上枚数
に加算し、損益計上の算定を行なう。一方、S66のN
Oの場合には、損益計上の算定を行なう必要がないの
で、終了する。
【0085】以上によって、販売時に図15の収益損益
管理ファイル33に販売年度に対応づけて金券(商品)
の販売枚数を登録しておき、回収時に金券番号をもとに
流通券管理ファイル26から取り出した販売年度をもと
に、収益損益管理ファイル33の該当販売年度の金券
(商品)の回収枚数に加算および販売後、6年超過して
いたときに損益計上枚数に当該回収枚数を加算し、金券
の損益計上枚数を算定する。これにより、収益損益管理
ファイル33を販売時および回収時に操作することによ
って自動的に金券の損益計上枚数を算定することが可能
となる。
【0086】図15は、本発明の収益損益管理ファイル
例を示す。この収益損益管理ファイル33は、販売年度
に対応づけて金券(商品)毎に販売枚数、回収枚数、損
益計上枚数、収益計上枚数を登録して管理するものであ
る。ここでは、図示の下記のように登録して管理する。
【0087】 販売年度 商品 販売枚数 回収枚数 損益計上枚数 収益計上枚数 1987 金券A 5,000 150 50 4,900 1988 金券C 1,000 810 10 200 1993 金券A 1,000 90 0 0 1993 金券B 3,000 40 0 0 図16は、本発明の収益計上機能フローチャートを示
す。これは、図1の収益損益管理機能32のうちの収益
計上機能の動作を説明するフローチャートである。
【0088】図16において、S71は、年度末か判別
する。YESの場合には、S72に進む。NOの場合に
は、終了する(END)。S72は、販売後、5年目か
判別する。YESの場合には、S73に進む。NOの場
合には、税法上、収益計上する必要がないので、終了す
る(END)。
【0089】S73は、収益損益管理ファイル33の
(販売枚数−回収枚数)を収益計上枚数に計上する。こ
れは、販売後、5年目であったので、図15の収益損益
管理ファイル33の該当する金券の(販売枚数−回収枚
数)を一括して収益計上枚数として、当該収益損益管理
ファイル33に登録して算定する。
【0090】以上によって、年度末のときに販売後、5
年目の収益損益管理ファイル33中の該当する金券の
(販売枚数−回収枚数)を一括して収益計上枚数の欄に
登録する。これにより、税法上の5年目(この5年目と
いう期間は税法により変わったときはその時の年目)の
金券の収益計上枚数を自動的に計算して計上することが
可能となる。
【0091】図17は、本発明の販売年度・回収年度別
の回収枚数計上グラフ例を示す。これは、金券の販売年
度、回収年度別の回収状態をグラフで表したものであ
る。ここで、 ・正回収:販売から5年経過するまでの間に回収された
各年の累積の回収枚数である。
【0092】・収益:図16で説明した販売後、5年目
の(販売枚数−回収枚数)を収益計上枚数に加算したも
のである。 ・損益:図14で説明した販売後、6年超過したときの
回収枚数を損益計上枚数に加算したものである。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、 (1) 金券を在庫数量と券番号に分割して当該金券の
在庫数量および包装資材の在庫数量を同一の在庫数量管
理ファイル24で管理すると共に金券の券番号のみを別
の金券在庫管理ファイル25で個券管理し、管理者が金
券と包装資材を意識することなく操作できる。
【0094】(2) 販売した金券を金券番号毎に流通
券管理ファイル26の流通フラグで重複券、更に発行予
定券管理ファイル23で未販売券、未発行券を自動判定
し、金券単位の不正を当該金券の回収時点で迅速に判定
することができる。
【0095】(3) 販売した金券の金券番号毎に流通
券管理ファイル26に販売年度を登録しておき、金券の
回収時にこれから販売年度を取り出して正確な金券単位
の損益計上および収益計上を自動計算することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】本発明の金券・資材の在庫管理機能フローチャ
ートである。
【図3】本発明の発行予定券管理ファイル例である。
【図4】本発明の在庫数量管理ファイル例である。
【図5】本発明の金券在庫管理ファイル例である。
【図6】本発明の流通券管理ファイル例である。
【図7】本発明の販売説明図である。
【図8】本発明の金券異常判定機能フローチャートであ
る。
【図9】本発明の回収券管理ファイル例である。
【図10】本発明のエラーリスト例である。
【図11】本発明の金券重複判定機能フローチャートで
ある。
【図12】本発明の金券番号キーファイル例である。
【図13】本発明の金券番号キーファイル整理フローチ
ャートである。
【図14】本発明の損益計上機能フローチャートであ
る。
【図15】本発明の収益損益管理ファイル例である。
【図16】本発明の収益計上機能フローチャートであ
る。
【図17】本発明の販売年度・回収年度別の回収枚数計
上グラフ例である。
【符号の説明】
1:発行元 2:在庫管理機能 21:金券在庫管理機能 22:資材在庫管理機能 23:発行予定券管理ファイル 24:在庫数量管理ファイル 25:金券在庫管理ファイル 26:流通券管理ファイル 31:流通券管理機構 32:収益損益管理機能 33:収益損益管理ファイル 41:回収券管理機能 42:金券異常判定機能 43:金券重複判定機能 44:回収券管理ファイル 45:エラーリスト 46:金券番号キーファイル 47:販売年度・回収年度別の回収枚数計上グラフ 5:印刷業者 6:店舗 7:消費者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07B 5/04 (72)発明者 宮本 淳一 神奈川県大和市深見西四丁目2番49号 株 式会社ピーエフユー大和工場内 (72)発明者 遠藤 幸子 神奈川県大和市深見西四丁目2番49号 株 式会社ピーエフユー大和工場内 (72)発明者 木村 雅彰 神奈川県大和市深見西四丁目2番49号 株 式会社ピーエフユー大和工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金券および当該金券に関連する資材の在庫
    の数量を登録する在庫数量管理ファイル(24)と、 この在庫数量管理ファイル(24)中の金券の金券番号
    を登録する金券在庫管理ファイル(25)と、 販売された金券の金券番号を登録する流通券管理ファイ
    ル(26)と、 金券および資材の入荷入力に対応して、上記在庫数量管
    理ファイル(24)および上記金券在庫管理ファイル
    (25)に登録し、一方、金券および資材の販売入力に
    対応して、上記在庫数量管理ファイル(24)および金
    券在庫管理ファイル(25)から取り出すと共に削除す
    る在庫管理機能(2)と、 上記取り出した金券の金券番号について上記流通券管理
    ファイル(26)に登録すると共に、回収した金券の金
    券番号の入力に対応して、当該流通券管理ファイル(2
    6)中の該当する金券番号の流通フラグをON(回収
    済)にセットする流通券管理機能(31)と、 回収した金券の金券番号の入力に対応して、上記流通券
    管理ファイル(26)中の該当する金券番号の流通フラ
    グがON(回収済)のときに重複券と判定する金券異常
    判定機能(42)とを備えたことを特徴とする金券管理
    システム。
  2. 【請求項2】金券および当該金券に関連する資材の在庫
    の数量を登録する在庫数量管理ファイル(24)と、 この在庫数量管理ファイル(24)中の金券の金券番号
    を登録する金券在庫管理ファイル(25)と、 販売された金券の金券番号および販売年度を登録する流
    通券管理ファイル(26)と、 販売された金券の販売年度に対応づけて販売枚数、回収
    枚数、損益計上枚数を登録する収益損益管理ファイル
    (33)と、 金券および資材の入荷入力に対応して、上記在庫数量管
    理ファイル(24)および上記金券在庫管理ファイル
    (25)に登録し、一方、金券および資材の販売入力に
    対応して、上記在庫数量管理ファイル(24)および金
    券在庫管理ファイル(25)から取り出すと共に削除す
    る在庫管理機能(2)と、 上記取り出した金券の金券番号および販売年度について
    上記流通券管理フィアル(26)に登録すると共に、回
    収した金券の金券番号の入力に対応して、当該流通券管
    理ファイル(26)中の該当する金券番号の流通フラグ
    をON(回収済)にセットする流通券管理機能(31)
    と、 回収した金券の金券番号の入力に対応して、上記流通券
    管理ファイル(26)中の該当する金券番号の流通フラ
    グがON(回収済)のときに重複券と判定する金券異常
    判定機能(42)と、 回収した金券の金券番号の入力に対応して、上記流通券
    管理ファイル(26)から販売年度を取り出し、上記収
    益損益管理ファイル(33)の該当販売年度の回収枚数
    に加算および販売後6年経過していたときは損益計上枚
    数に加算する共に、年度末に販売後5年目の金券の(販
    売枚数−回収枚数)を収益計上枚数として算定する収益
    損益管理機能(32)とを備えたことを特徴とする金券
    管理システム。
  3. 【請求項3】金券および資材の商品毎の在庫の数量(あ
    るいはロット数)を登録する在庫数量管理ファイル(2
    4)と、 この在庫数量管理ファイル(24)中の金券の商品毎に
    対応づけて金券番号を登録する金券在庫管理ファイル
    (25)と、 販売された金券の商品毎に対応づけて金券番号を少なく
    とも登録する流通券管理ファイル(26)と、 金券の数量(あるいはロット数)と金券番号あるいは資
    材の数量(ロット数)の入荷入力に対応して、上記在庫
    数量管理ファイル(24)の該当する金券あるいは資材
    の商品の在庫の数量(あるいはロット数)を加算、およ
    び金券の入荷入力の場合にのみ更に上記金券在庫管理フ
    ァイル(25)に金券の商品に対応づけて金券番号を登
    録し、一方、金券あるいは資材の数量(あるいはロット
    数)の販売入力に対応して、上記在庫数量管理ファイル
    (24)から販売した金券あるいは資材の数量(あるい
    はロット数)を減算、および金券の販売入力の場合にの
    み更に上記金券在庫管理ファイル(25)から販売入力
    された数量(あるいはロット数)に対応する金券番号を
    上記流通券管理ファイル(26)に登録させた後に削除
    する在庫管理機能(2)とを備えたことを特徴とする請
    求項1および請求項2記載の金券管理システム。
  4. 【請求項4】上記在庫数量管理ファイル(24)および
    金券在庫管理ファイル(25)に場所ごとに商品毎にそ
    れぞれ登録して管理することを特徴とする請求項1から
    請求項3記載の金券管理システム。
  5. 【請求項5】上記流通券管理ファイル(26)に金券番
    号に対応づけてOFF(未回収)あるいはON(回収
    済)にセットする流通フラグを設け、 回収した金券の金券番号の入力に対応して、上記流通券
    管理ファイル(26)中の該当する金券番号の流通フラ
    グがONのときに重複券と判定、および流通フラグがO
    FFのときに正回収券と判定する金券異常判定機能(4
    2)を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4記
    載の金券管理システム。
  6. 【請求項6】印刷業者に印刷依頼した時に金券の金券番
    号を登録する発行予定券管理ファイル(23)を備え、 回収した金券の金券番号の入力に対応して、上記流通券
    管理ファイル(26)中の該当する金券番号が見つから
    なかったときに、上記発行予定券管理ファイル(23)
    中に該当する金券番号が見つかったときに未販売券と判
    定、あるいは見つからなかったときに未発行券と判定す
    る金券異常判定機能(42)を備えたことを特徴とする
    請求項1から請求項5記載の金券管理システム。
  7. 【請求項7】回収した正回収券の金券番号を登録する金
    券番号キーファイル(45)と、 回収した金券の金券番号の入力に対応して、この入力さ
    れた金券番号が上記金券番号キーファイル(45)中に
    有ったときに重複券と判定し、無かったときに正回収券
    と判定すると共に金券番号を金券番号キーファイル(4
    5)に登録する金券重複判定機能(43)とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1から請求項6記載の金券管理シ
    ステム。
  8. 【請求項8】請求項1から請求項7において、重複券、
    未販売券、あるいは未発行券と判定された場合にこれら
    の区別および金券番号のリストを出力することを特徴と
    する金券管理システム。
  9. 【請求項9】販売された金券の金券番号に対応づけて販
    売年度を登録する流通券管理ファイル(26)と、 販売された金券の販売年度に対応づけて販売枚数、回収
    枚数、損益計上枚数を登録する収益損益管理ファイル
    (33)と、 販売された金券の金券番号の入力に対応して、上記流通
    券管理ファイル(26)に金券番号に対応づけて販売年
    度を登録すると共に上記収益損益管理ファイル(33)
    の金券番号に対応する金券の該当年度の販売枚数を加算
    しておき、回収された金券の金券番号の入力に対応し
    て、上記流通券管理ファイル(26)から当該金券番号
    の販売年度を取り出し、上記収益損益管理ファイル(3
    3)の該当販売年度の金券の回収枚数に加算すると共
    に、販売後6年超過して回収されていたときに回収枚数
    を損益計上枚数に加算する収益損益管理機能(32)と
    を備え、 損益計上枚数を算定することを特徴とする請求項2から
    請求項8記載の金券管理システム。
  10. 【請求項10】上記収益損益管理ファイル(33)中の
    販売年度から年度末で販売後5年目の金券の(販売枚数
    −回収枚数)を収益計上枚数として算定する収益損益管
    理機能(32)を備え、 収益計上枚数を算定することを特徴とする請求項2から
    請求項9から記載の金券管理システム。
JP26224093A 1993-10-20 1993-10-20 金券管理システム Pending JPH07121777A (ja)

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JP26224093A JPH07121777A (ja) 1993-10-20 1993-10-20 金券管理システム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006114050A (ja) * 2005-10-19 2006-04-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 廃品回収の情報集計装置
JP2008186390A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Fujitsu Ltd 回収物情報管理装置、回収物情報管理プログラム及び回収物情報管理方法

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