JP2003085598A - 商品券発行及び管理システム - Google Patents

商品券発行及び管理システム

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JP2003085598A
JP2003085598A JP2001270978A JP2001270978A JP2003085598A JP 2003085598 A JP2003085598 A JP 2003085598A JP 2001270978 A JP2001270978 A JP 2001270978A JP 2001270978 A JP2001270978 A JP 2001270978A JP 2003085598 A JP2003085598 A JP 2003085598A
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JP2001270978A
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Takayuki Takeda
高幸 竹田
Susumu Mizota
享 溝田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セキュリティ性を確保しつつ、商品券を回
収、保存することなく、通信回線を通じて速やかな決済
を行う。 【解決手段】 商品券のベース基材12を保管管理する
商品券発行会社20と、ベース基材12の供給を受ける
複数の地域センタ22と、複数の地域センタ22からベ
ース基材12の供給を受けて、商品券を作成し、商品券
を顧客50に販売する商品券販売店24と、商品券を顧
客50の所望の商品と引き換える商品販売店60と、商
品券発行会社20、商品券販売店24及び商品販売店6
0それぞれと通信回線により、互いにデータ送受信が可
能となるように接続されているデータセンタ30とを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、商品券及びギフ
ト券等の偽造券や変造券などの不正使用を防止しつつ、
発券済み商品券及びギフト券等の状況管理を容易に行う
ことができる通信回線を用いた商品券管理システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に商品券、ギフト券又はこれらに類
する前払式証票(以下、単に商品券とも称する。)は、
商品券発行元で作成され、地域センター等を介して商品
券販売店から顧客に販売され、顧客はこの商品券と引き
換えることで商品販売店から商品を入手する。顧客が商
品を購入する際に使用した商品券は商品販売店から地域
センター等を介して商品券発行元により回収されてい
る。そして、照合確認した後、商品券を廃棄し、然る後
商品販売店と商品券発行元との間で決済が行われてい
る。
【0003】商品券発行元では、商品券発行に際して、
商品券の発行金額、回収金額、未使用残高を監督官庁に
報告する義務がある。
【0004】従って、商品券が発行されるまでの各流通
段階では、その量的な状況を把握し、商品券発行後に
は、回収金額、未使用残高を把握することに加えて、商
品券の偽造、変造及び不正使用等の有無をチェックしな
ければならない。
【0005】このため、商品券それぞれに商品券管理番
号として重複しない一連番号を付し、この一連番号のみ
に基づいて、在庫、発行、使用、回収及び廃棄等の各段
階にある商品券の数量及び対応する金額等の状況を把握
すべく、様々な商品券発行及び管理システムが提案され
てきた。
【0006】また、偽造、変造及び不正使用等を防止す
るための手段としては、例えば真偽の認識用目印として
透かしを入れたり、ホログラム転写箔をセキュリティ媒
体の一部表面に貼着させたり、極細の金属繊維や微細な
磁性素子等の小片を商品券のベース基材に分布させ、こ
れを電磁的手段によって検出する方法が提案されてき
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たセキュリティ媒体は、純粋に不正使用の防止のみを意
図したものであり、商品券の流通管理にもセキュリティ
媒体の持つ情報を応用しようという思想はなかった。ま
た、上述したような商品券管理システムは、以下に述べ
るような課題を有している。
【0008】特に数字及び/又は文字の組み合わせのみ
による一連番号等により、すべての段階での管理を行っ
ている場合には、真正な商品券の一連番号をそのまま複
写した偽造券の作成が可能である。そして、真正な商品
券より先にこの真正な商品券と同一の一連番号を有する
偽造券が使用されてしまった場合には、真正な商品券が
後に使用されようとするときに、その使用が不可能にな
ってしまうことが考えられる。
【0009】従って、商品券発行会社では、偽造券の使
用等により、商品券の照合が必要になった場合に備え
て、商品販売店で顧客が使用した商品券を回収及び保管
する必要があった。そして、この使用済み商品券の回収
及び保管に相当の経費を投入せざるを得ず、これを削減
することは困難であった。
【0010】また、一般に使用済みの商品券を回収し
て、原簿と照合の上、決済されているのが現状であるの
で、決済が非常に遅れるという問題があった。
【0011】この発明は、上述の問題点に鑑みなされた
ものであり、この発明の目的は、商品券のセキュリティ
性を高め、しかもその流通管理を通信回線を通じて迅速
に行うことを可能にし得る商品券発行及び管理システム
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的の達成を図る
ため、この発明の商品券発行及び管理システムは、商品
券のベース基材の入出庫データを管理するための手段及
び外部装置と通信回線を介してデータ送受信を行う通信
手段とを具えていて、入出庫データを第2サーバに送信
する商品券販売会社の第1サーバと、ベース基材に一連
番号を含む所定事項を印字し、かつセキュリティ媒体を
設ける手段、一連番号を読み取るための一連番号読取手
段、セキュリティ媒体の特徴データを読み取るためのセ
キュリティ媒体読取手段及び外部装置と通信回線を介し
てデータ送受信を行う通信手段とを具え、読み取った一
連番号及び特徴データを第2サーバに送信し、商品券を
発行する商品券販売店の発券装置と、一連番号を読み取
るための一連番号読取手段、セキュリティ媒体の特徴デ
ータを読み取るためのセキュリティ媒体読取手段及び外
部装置と通信回線を介してデータ送受信を行う通信手段
とを具え、読み取った一連番号及び特徴データを第2サ
ーバに送信して前記商品券の真偽を確認する商品販売店
の読取装置と、第1サーバ、発券装置及び読取装置それ
ぞれに、通信回線を介してデータ送受信できるように接
続されていて、送信元から受信したデータを処理して送
信元に応答し、かつ当該データを管理する手段を具えた
データセンタの第2サーバとを含むことを特徴とする。
【0013】この構成により、商品券の流通及び決済段
階において、セキュリティ媒体による高度のセキュリテ
ィ性を保持しつつ、使用後には商品券の回収、保管及び
照会を行うことなく決済が可能であるので、従来と比較
して、より速やかな決済が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の商品券発行及び
管理システムの実施の形態について、図面を用いて説明
する。なお、図中、各構成成分の大きさ、形状及び配置
関係は、この発明が理解できる程度に概略的に示してあ
るに過ぎず、また、以下に説明するデータ等を含めた数
値的条件は単なる例示に過ぎない。
【0015】(第1の実施の形態)まず、この発明の第
1の実施の形態の構成例について、図1を参照して説明
する。図1はこの発明の商品券発行及び管理システムの
第1の実施形態の構成を概略的に示すブロック図であ
る。
【0016】図中、矢印は代金の流れを、白抜き矢印は
商品券(ベース基材)の流れを、斜線を付した矢印は商
品の流れを表す。折れ線状の矢印は通信回線による接続
及び送受信を示している。なお、この発明の商品券発行
及び管理システムにおいて、「通信回線」とは有線、無
線とを問わず、また電気、光等の各種通信方式もこの発
明の目的を損なわない範囲で含まれるものとする。
【0017】この実施の形態の商品券発行及び管理シス
テムは、商品券発行会社20と、この下部組織である全
国に散らばる複数の地域センタ22と、商品券販売店2
4と、データセンタ30と商品販売店60とを含んでい
る。顧客50は、商品券10を購入して、これを商品と
引き換えるという商取引行為の主体である。
【0018】商品券発行会社20は、商品券10のベー
ス基材12を入手し、これを保管している。また、通信
回線を介して、データの送受信を行うことが可能なコン
ピュータハードウェア(以下、単に第1ハードウェアと
も称する。)26とこれに外部接続されるか又は内蔵さ
れている第1データ格納部28とを含む第1サーバ25
を具えている。商品券販売店24は、発券装置40を具
えている。
【0019】データセンタ30は、通信回線を介して、
データの送受信を行うことが可能なコンピュータハード
ウェア(以下、第2ハードウェアとも称する。)32と
これに外部接続されるか又は内蔵されている第2データ
格納部34とを含む第2サーバ31を具えている。商品
販売店60は、第1読取装置70を具えている。
【0020】次に、これらの構成要素の具体的な構成と
それぞれの接続関係について説明する。
【0021】ベース基材12は、少なくともセキュリテ
ィ媒体を形成する処理により商品券10として使用する
ことを可能にする部材である。
【0022】ここでいうベース基材12とは、一連番号
等を含めた所定の事項が既に記載されているものであっ
てもよい。
【0023】商品券発行会社20の第1サーバ25、す
なわち第1ハードウェア26は、図示されていないOC
R装置等の文字認識装置を具え、ベース基材12の入出
庫情報を管理するための管理機能を有している。そして
これは通信回線を介して、データセンタ30の第2サー
バ31、すなわち第2ハードウェア32に接続されてい
て、これによりベース基材12の入出庫情報はデータセ
ンタ30に送信されて管理される。
【0024】データセンタ30が具える第2サーバ3
1、すなわち第2ハードウェア32は、通信回線を通じ
て、外部の構成に属するコンピュータハードウェア又は
通信制御部等の外部装置に接続されていて、商品券10
及びベース基材12に関する種々のデータを受信してこ
れを一元管理する管理機能を有している。受信したこれ
らのデータは、第2データ格納部34に保存され、さら
なる受信に応じて更新保存されていく。
【0025】第2データ格納部34に保存されているデ
ータには、例えば履歴ファイル35、マスターファイル
36、発行・日次報告ファイル37及び受領・日次報告
ファイル38等が含まれる。
【0026】商品券販売店24が具える発券装置40
は、ベース基材12に所定事項を入力記載し、さらにセ
キュリティ媒体を設けることが可能な構成としてある。
【0027】具体的には発券装置40は、発券制御部4
2と、これに接続される第1通信制御部44、第1表示
部45、転写機構部46、第1一連番号読取部47及び
第1セキュリティ媒体読取部48とを含んでいる。
【0028】発券制御部42は、これに接続されている
上述した各機能部を統括管理している。第1通信制御部
44は、通信回線を介して、データセンタ30の第2サ
ーバ31、すなわち第2ハードウェア32に接続されて
いて、これに対してデータの送受信を行うことが可能な
構成を有している。第1表示部45は、発券装置40で
行われる商品券作成ステップの進行状況及び第1一連番
号読取部47と第1セキュリティ媒体読取部48で行わ
れる読取ステップの進行状況及び読取結果等を表示する
ことが可能な構成としてある。
【0029】転写機構部46は、地域センタ22を経由
して商品券発行会社20から送られてくるベース基材1
2に一連番号を含めた所定の事項を入力記載し、さらに
セキュリティ媒体を設けて商品券10として発行するた
めの構成としてある。
【0030】第1一連番号読取部47は、商品券10に
記載された一連番号を読み取る構成としてある。具体的
には例えば従来使用されているOCR装置等で構成する
のがよい。
【0031】第1セキュリティ媒体読取部48は、商品
券10に設けられたセキュリティ媒体の特徴データ、す
なわちセキュリティデータを読み取るための構成であ
る。読み取られた一連番号及び特徴データは、発券制御
部42及び第1通信制御部44を経由した後、通信回線
を介してデータセンタ30の第2サーバ31、すなわち
第2ハードウェア32に送信される。
【0032】商品販売店60に具えられた第1読取装置
70は、第1読取制御部72と、第2通信制御部744
と、第2表示部745と、第2一連番号読取部747と
第2セキュリティ媒体読取部748とを含む構成となっ
ている。第1読取制御部72は、接続されている各機能
部を統括管理することが可能な構成としてある。第2通
信制御部744は、通信回線を介して、データセンタ3
0の第2サーバ31、すなわち第2ハードウェア32に
接続されていて、これに対してデータの送受信を行うこ
とが可能な構成としてある。第2表示部745は、第2
一連番号読取部747と第2セキュリティ媒体読取部7
48で行われる読取ステップの進行状況及び読取結果等
を表示することが可能な構成としてある。
【0033】第2一連番号読取部747は、商品券10
に記載された一連番号を読み取る構成となっている。具
体的には例えば従来使用されているOCR装置等で構成
するのがよい。
【0034】第2セキュリティ媒体読取部748は、商
品券10に設けられたセキュリティ媒体の特徴データ、
すなわちセキュリティデータを読み取るための構成を有
している。読み取られた一連番号及び特徴データは、第
1読取制御部72及び第2通信制御部744を経由した
後、通信回線を介してデータセンタ30の第2サーバ3
1、すなわち第2ハードウェア32に送信される。
【0035】ここで、商品券10及びセキュリティ媒体
14の具体的な構成例について、図2を参照して説明す
る。
【0036】この発明の商品券発行及び管理システムで
は、原則的に商品券10の発券時にセキュリティ媒体を
設けることが想定されている。従って、この発明におけ
るセキュリティ媒体としては、商品券10のベース基材
12と一体の構造ではなく、独立した構造体としてベー
ス基材12と共に商品券10を構成することができるも
のが高度なセキュリティの確保という観点からは好まし
い。しかしながら、この発明の構成はこれに限定されな
い。
【0037】図2(A)はこの発明の商品券発行及び管
理システムに使用するのに好適なセキュリティ媒体14
の構成を概略的に示す平面図である。図2(B)は図2
(A)において一点破線A−A’で切断した断面を概略
的に示した断面図である。
【0038】この発明のシステムに適用するのに好適な
セキュリティ媒体14の例としては、被検出小片を構成
する電磁感応物質14aが母材としての熱溶融性物質1
4b中に不規則に分散された構成を有しているのがよ
い。この被検出小片14aは、個々のセキュリティ媒体
ごとに異なる特徴データ、すなわちセキュリティデータ
を与える要素である。
【0039】この被検出小片14aとしては、電磁的手
段により、検出することが可能な材料、例えば金属繊
維、金属箔、磁性素子及び金属被覆されているプラスチ
ックファイバ等のいずれかの電磁感応物質で形成するの
がよい。
【0040】例えばこの被検出小片14aの材料として
は、好ましくはステンレススチールとするのがよい。
【0041】被検出小片14aの形状は、繊維状とする
のがよいが、その短軸方向の大きさ、すなわち径、幅又
は厚みに対して、長軸方向の大きさ、すなわち長さの比
率が、より大きい方が好ましい。従って、この被検出小
片14aは、好ましくはより極細の繊維状の小片とする
のがよい。
【0042】また、熱溶融性物質14bとしては、パラ
フィンワックス、カルナバワックス及びエステルワック
スを含む群から選択されるワックス状物質を使用するこ
とができる。あるいはワックス状物質の代わりに塩化ビ
ニル系樹脂、エチレン系樹脂、及びアクリル系樹脂を含
む群から選択される熱可塑性樹脂を使用することもでき
る。また、単独のワックス状物質や、熱可塑性樹脂の代
わりに、ワックス状物質及び熱可塑性樹脂の混合物を使
用することもできる。
【0043】さらにベース基材12の材質としては、被
検出小片を検出するために使用される手段によって感応
検出されない材料で形成されていれば、この発明の目的
を損なわない範囲で、その厚み等の性質は問わない。
【0044】従って、商品券10のベース基材12の材
質としては、紙、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、
ポリエステル等により構成されるプラスティック、樹脂
等のいずれかの非導電性材料で形成するのがよい。商品
券10のベース基材12は好ましくは木材パルプ或いは
合成パルプを原料とした紙材で形成するのがよい。
【0045】加えて、この商品券10には、額面等の所
定の事項に加え、商品券10の流通状況等を把握するた
めの一連番号16が付されている。これら所定の事項及
び一連番号は同時に同一の方法で商品券10に付しても
よいし、それぞれ別の時点に異なる方法で商品券10に
印刷等して設けてもよい。
【0046】次に図3を参照して、この発明の商品券発
行及び管理システムに好適に使用される発券装置40及
び第1読取装置70の構成について説明する。
【0047】図3(A)は、発券装置40の構成を概略
的に示した模式的な平面図である。図3(B)は、第1
読取装置70の構成を概略的に示した模式的な平面図で
ある。
【0048】発券装置40は、上部ローラ43a及び下
部ローラ43bからなる前部移送用ローラ43と、同じ
く上部ローラ49aと下部ローラ49bからなる後部移
送用ローラ49とを含む複数組の移送用ローラと、発券
制御部42と、これに接続されて、制御される第1通信
制御部44と、第1表示部45とを含み、前部移送用ロ
ーラ43側から後部移送用ローラ49に向かって順に、
転写機構部46、第1一連番号読取部47及び第1セキ
ュリティ媒体読取部48が配置されている。ここで、第
1一連番号読取部47と第1セキュリティ媒体読取部4
8の配置位置は逆であってもよい。
【0049】この前部移送用ローラ43及び後部移送用
ローラ49は、商品券10のベース基材12を挟み込ん
で、特定方向、すなわち矢印B方向に移送するための構
成である。
【0050】ここで、この発券装置40には、発券制御
部42に接続されて制御される図示されていないメッセ
ージ入力部及びメッセージ印字部等の他の構成を付加す
ることもできる。
【0051】このような構成によると、顧客50の所望
の形式のメッセージを商品券10に付加することができ
るので、商品券10に対する顧客の好感度が上がるとい
ったさらなる付加価値を加えることができる。
【0052】第1読取装置70は、上部ローラ743a
及び下部ローラ743bからなる前部移送用ローラ74
3と、同じく上部ローラ749aと下部ローラ749b
からなる後部移送用ローラ749とを含む複数組の移送
用ローラと、第1読取制御部72と、これに接続され
て、制御される第2通信制御部744と、第2表示部7
45とを含み、前部移送用ローラ743と後部移送用ロ
ーラ749の間に、第2一連番号読取部747及び第2
セキュリティ媒体読取部748が配置されている。ここ
で、第2一連番号読取部747と第2セキュリティ媒体
読取部748の配置位置は逆であってもよい。
【0053】この前部移送用ローラ743及び後部移送
用ローラ749は、商品券10を挟み込んで、特定方
向、すなわち矢印B方向に移送するための構成となって
いる。
【0054】ここで、この第1読取装置70には、第1
読取制御部72に接続されて制御される図示されていな
いパンチ機構部等の他の構成を付加することもできる。
このとき穿たれるパンチ穴の直径は、1mm以上とする
のがよい。
【0055】このような構成によると、使用済みの商品
券10には確実にパンチ機構部により孔が穿たれるの
で、使用済みの商品券10の市場への再流通を防止する
ができる。従って、商品券10の市場における信頼性を
向上させることができる。
【0056】以下、この実施の形態の商品券発行及び管
理システムの具体的な動作ステップについて説明する。
【0057】まず、商品券発行会社20は、商品券10
となるベース基材12を仕入れて保管管理する。このベ
ース基材12には、例えば仕入れ前の段階で、流通管理
のための一連番号及び額面等の商品券10の所定の事項
が記載されていてもよい。この実施の形態では、ベース
基材12は、一連番号及び所定の事項は既に記載された
状態で商品券発行会社20に納入されているものとす
る。
【0058】ここでいう一連番号とは、例えば英数字の
組み合わせといったOCR装置等の文字認識装置で認識
できるもののみならず、バーコード等であってもよい。
この場合には、OCR装置の代わりにバーコード読取装
置を使用すればよい。
【0059】そして、ベース基材12は、全国に散らば
る複数の地域センタ22へ送られる。このとき、商品券
発行会社20におけるベース基材12の地域ごと又は額
面ごと等の入出庫情報は、第1サーバ25において、図
示されていないOCR装置等を具えた第1ハードウェア
26により入力記録され、入出庫情報データとして、こ
れに接続されている第1データ格納部28に保存される
とともに、通信回線を介して、データセンタ30の第2
サーバ31、すなわち第2ハードウェア32に送信され
る。この第2ハードウェア32は、送信されてきた入出
庫情報データを受信し、第2データ格納部34の履歴フ
ァイル35及びマスターファイル36に記録する。
【0060】第2ハードウェア32は、入出庫データが
履歴ファイル35に記録されたことの確認のため、商品
券発行会社20に通知することもできる。
【0061】図4は、履歴ファイル35の一例を示す図
である。
【0062】この履歴ファイル35には、商品券発行会
社20を基準にして、一連番号16と、入庫年月日と、
出庫年月日と、出庫先、すなわち全国に散らばる地域セ
ンタ22及び商品券販売店24を識別するための店コー
ド番号及び出庫日が記録されている。この例では、千円
の額面のAB123001〜AB200000の770
00枚のベース基材12が2001年1月9日に商品券
発行会社20に納入された(入庫した)ことを表してい
る。そして、2001年2月13日には、AB1230
01〜AB128000までの5000枚のベース基材
12が、コード番号2001の出庫先(1)、すなわち
全国に散らばる複数の地域センタ22のうちの1つに出
庫されたことを示している。
【0063】地域センタ22に入庫したベース基材12
は、商品券販売店24のベース基材12の在庫状況、要
望等により決定される所定の数量が、商品券販売店24
に出庫される。
【0064】図4に示した例では、履歴ファイル35に
は、2001年の3月11日に、店コード番号2043
を有する商品券販売店24に、AB123001〜AB
123500の一連番号を有するベース基材12が出庫
されたことが記録されている。
【0065】次に商品券販売店24におけるベース基材
12からセキュリティ媒体付商品券10が完成し、セキ
ュリティ媒体14の特徴データを含めた情報がデータセ
ンタ30に登録されるまでの各ステップについて説明す
る。
【0066】これらのステップは、顧客50に対して商
品券10を販売するに際して実行される。
【0067】地域センタ22から届いたベース基材12
には、商品券販売店24において、発券制御部42に接
続されて制御されている転写機構部46により、セキュ
リティ媒体14が設けられる。このステップでセキュリ
ティ媒体付商品券10として完成する。
【0068】なお、以下の説明において、このセキュリ
ティ媒体付商品券10を単に商品券10と称することも
ある。
【0069】次いで、商品券10の一連番号が、発券制
御部42に接続されている第1一連番号読取部47によ
り読み取られる。
【0070】さらにセキュリティ媒体14が、発券制御
部42に接続されている第1セキュリティ媒体読取部4
8により読み取られる。このセキュリティ媒体14は、
これが付与されている商品券10を特定できる特徴デー
タをセキュリティデータとして与える。
【0071】読み取られた一連番号と特徴データは、発
券制御部42に接続されている第1通信制御部44によ
り、通信回線を介してデータセンタ30へ送信される。
【0072】以下、商品券販売店24から受信したデー
タをデータセンタ30で処理するステップについて図6
を参照して説明する。
【0073】図6は、商品券販売店24から送信されて
きた一連番号及び特徴データをデータセンタ30におい
て発行登録処理するためのステップを説明するためのフ
ローチャートである。
【0074】データセンタ30の第2サーバ31、すな
わち第2ハードウェア32は、商品券販売店24から、
通信回線を介して、一連番号及び特徴データを受信する
(ステップ11、S11と省略する。以下同様)。
【0075】第2ハードウェア32は、一連番号及び特
徴データの受信に応じて、マスターファイル36を検索
し(S12)、受信した一連番号に対応する特徴データ
が、第2データ格納部34のマスターファイル36に存
在するか否かを確認する(S13)。
【0076】受信した一連番号の特徴データが、マスタ
ーファイル36に登録されていない場合には、第2ハー
ドウェア32は、マスターファイル36に特徴データ、
商品券販売店24の店コード番号及び発行登録日を登録
する(S14)。
【0077】そして、第2ハードウェア32は、当該商
品券10の発行登録データがマスターファイル36に登
録され、当該商品券10が顧客50に納品可能であるこ
とを通知するための発行登録通知を、通信回線を介し
て、商品券販売店24に送信する(S15)。
【0078】一方、受信した特徴データがマスターファ
イル36に既に発行登録されている場合には、何らかの
異常が考えられ、当該商品券10を流通させることはで
きないので、当該商品券10が顧客50に発行不可能で
あるとの通知を、通信回線を介して商品券販売店24に
送信する(S16)。
【0079】上述したマスターファイル36の例を図5
を参照して説明する。図5は、データセンタ30のマス
ターファイル36の一例を示す図である。
【0080】具体的な登録項目としては、一連番号に基
づいて、例えば特徴データ、各商品券販売店24に固有
の発行店コード番号及び発行登録日が商品券10の販売
時に記録され、商品販売店60に固有の受領店コード番
号及び商品券10の使用によりその効力が消滅したこと
をマスターファイルに登録した日である消込登録日が商
品販売店60において、商品券10が商品と引き換えら
れた時に記録される。
【0081】ここで例としてあげた特徴データは、上述
で説明したセキュリティ媒体14の好適例を使用して得
られたものである。すなわち、電磁感応物質である被検
出小片14aにマイクロ波センサによりマイクロ波を照
射してその反射波を検出し、その反射波の強度をA/D
変換して得られた特徴データの例であるが、この発明の
目的を損なわない範囲で、この例に限定されない。例え
ばマイクロ波センサの代わりに磁電変換素子等を用いて
もよい。
【0082】ここまでのステップにより、データセンタ
30において発行登録が終了する。
【0083】そして、それぞれの通知を受けて第1表示
部45により確認を行った商品券販売店24は、顧客5
0に商品券10を発行するか、又は発行登録処理を再び
やり直して新たな商品券10を作成するかどうかを決定
する。
【0084】こうして、商品券10を購入した顧客50
は、商品販売店60において、この商品券10を代金の
代わりに、所望の商品と引き換える。
【0085】商品券10を受け取った商品販売店60
は、第1読取装置70を使用して、まず第1読取制御部
72に接続されている第2一連番号読取部747によ
り、商品券10の一連番号を読み取らせる。
【0086】さらにセキュリティ媒体14を、第1読取
制御部72に接続されている第2セキュリティ媒体読取
部748により読み取らせる。
【0087】読み取られた一連番号及び特徴データは、
第1読取制御部72に接続されている第2通信制御部7
44により、通信回線を介してデータセンタ30へ送信
される。
【0088】このようにして商品券10が真正なもので
あるかどうかを一連番号及び特徴データをデータセンタ
30に送信することで問い合わせる。
【0089】以下、顧客50より商品販売店60が受領
した商品券10が、真正なものであるかどうかをデータ
センタ30において確認するステップについて、図7を
参照して説明する。
【0090】図7は、商品販売店60からデータセンタ
30に対して行われる商品券10の照合ステップを説明
するためのフローチャートである。
【0091】データセンタ30の第2サーバ31、すな
わち第2ハードウェア32は、商品販売店60が具える
第1読取装置70の第2通信制御部744から送信され
てきた一連番号及び特徴データを受信する(S21)。
【0092】第2ハードウェア32は、この一連番号を
基にしてマスターファイル36の発行登録データを検索
する(S22)。
【0093】第2ハードウェア32は、マスターファイ
ル36に、一連番号が発行登録されているか否かを判定
する(S23)。
【0094】一連番号が発行登録されていない場合に
は、「当該商品券10に何らかの異常が存在するので使
用不可能である」との異常通知を、通信回線を介して、
商品販売店60の第2通信制御部744に送信する(S
29)。
【0095】一連番号の発行登録が既になされている場
合には、さらに消込登録がなされているか否かを判定す
る(S24)。
【0096】消込登録がなされている場合には、「当該
商品券10に何らかの異常が存在するので使用不可能で
ある」との異常通知を、通信回線を介して、商品販売店
60の第2通信制御部744に送信する(S29)。
【0097】消込登録がなされていない場合には、さら
に受信した特徴データを、発行登録時にマスターファイ
ル36に保存されていた特徴データと照合し、類似度を
計算する(S25)。
【0098】次いで、第2ハードウェア32は、特徴デ
ータの類似度が所定値以上あるか否かを判定する(S2
6)。
【0099】ここでいう類似度の所定値とは、種々の商
品券に必要とされるセキュリティの強度に応じて設定さ
れた誤り率と正答率とを満たすように、適宜決定される
値である。
【0100】類似度が、所定値以上ある場合には、第2
ハードウェア32は、商品販売店60に、通信回線を介
して、使用された商品券10が真正なものであることを
通知する(S27)。
【0101】そして第2データ格納部34のマスターフ
ァイル36に、当該商品券10の消込登録を行う(S2
8)。
【0102】一方、類似度が所定値以上ない場合には、
「当該商品券10に何らかの異常が存在するので使用不
可能である」との異常通知を、通信回線を介して、商品
販売店60の第2通信制御部744に送信する(S2
9)。この場合には消込登録は実施しない。
【0103】以上の各ステップを経て、商品券10の真
偽の判別が完了する。
【0104】商品販売店60は、第2通信制御部744
が受信した判別結果を、第1読取制御部72を介してこ
れに接続されている第2表示部745で確認する。
【0105】商品販売店60が、商品券10が真正なも
のであるとの結果を確認した場合には、顧客50に商品
が引き渡され、顧客50との間の商取引は成立する。
【0106】一方、商品券10が真正なものであるとの
確認が得られなかった場合には、受領した商品券10が
偽造又は変造されている可能性が高いので、再度、確認
のため、上述した照合ステップを繰り返すか、又は商品
の引き渡しを拒否した上、受領した商品券10につい
て、さらなる調査をする等の何らかの措置をとる必要が
ある。
【0107】使用済みの商品券10は、商品販売店60
において、切り込みを入れる等の処理をして、再度の利
用を不可能にした後、そのまま廃棄処分を行うか、又は
所望により顧客50に返却してもよい。
【0108】ここで、前述したようにパンチ機構部を設
ける構成にすることで、結果の確認と同時に商品券10
にパンチ穴を穿って自動的に処理を行うこともできる。
【0109】データセンタ30の第2サーバ31、すな
わち第2ハードウェア32は、第2データ格納部34に
保存管理され、履歴ファイル35及びマスターファイル
36を含むファイル群に日々更新され蓄積される発行登
録データと消込登録データとを、日毎に抽出し、商品券
発行・日次報告及び商品券受領・日次報告をまとめる。
この商品券発行・日次報告及び商品券受領・日次報告の
例を図8及び図9に示す。
【0110】図8は、商品券発行・日次報告の例を示す
図である。この例では、店コード番号、発行日、券種、
発行された商品券の各券種ごとの枚数、各券種ごとの発
行額の小計、発行額総計及び発行された商品券の一連番
号一覧が記録される。
【0111】図9は、商品券受領・日次報告の例を示す
図である。この例でも同様に、店コード番号、受領日、
券種、受領した商品券の各券種ごとの枚数、各券種ごと
の受領額の小計、受領額総計及び受領した商品券の一連
番号一覧が記録される。
【0112】そして、これらの報告は、データセンタ3
0の第2サーバ31、すなわち第2ハードウェア32か
ら、通信回線を介して、商品券販売店24、商品販売店
60及び商品券発行会社20の図示されていない各管理
部門に送信報告される。
【0113】この報告を基に、商品券販売会社20は、
商品券10の売り上げ、流通状況等を的確に把握するこ
とができる。また、商品販売店60は、商品券販売会社
20に速やかな決済を求めることができる。
【0114】この第1の実施の形態の構成によれば、高
度なセキュリティ性を確保しつつ、商品券10の発行及
び管理を容易に行うことができる。また、使用済みの商
品券10を商品券発行会社20が回収保管する必要がな
くなるので、システム運用のコストを大幅に削減するこ
とができる。さらに、あらゆるデータがデータセンタ3
0で一元管理され、処理されるので、商品券10の偽
造、変造及び不正使用等に対して速やかな対策を講じる
ことが可能となる。従って、監督官庁等に対する報告書
等の作成も極めて容易になる。また、商品販売店60と
商品券発行会社20との間の決済も速やかに行うことが
可能となる。
【0115】(第2の実施の形態)この発明の商品券発
行及び管理システムの第2の実施の形態につき、図10
を参照して説明する。
【0116】図10は、この発明の第2の実施の形態の
商品券発行及び管理システムの構成を示すブロック図で
ある。なお、第1の実施の形態と同一の構成要素につい
ては同一番号を付し、その説明を省略する場合があるこ
とを理解されたい。
【0117】現在の商品券等の実質的な流通において、
いわゆる金券ショップの存在は無視できないものとなっ
ている。そして、商品券の偽造、変造及び不正使用に対
する効果的な対策を講じるには、金券ショップを組み込
んだ商品券発行及び管理システムが必要である。
【0118】この第2の実施の形態は、第1の実施の形
態の構成に、さらに金券ショップを組み込んだ商品券発
行及び管理システムの例である。
【0119】この実施の形態の商品券発行及び管理シス
テムの構成について、図10を参照して説明する。金券
ショップ及びこれが具える装置以外の構成については、
第1の実施の形態とほぼ同様であるので詳細な説明を省
略する。
【0120】この実施の形態の商品券発行及び管理シス
テムは、商品券発行会社20と、この下部組織である地
域センタ22と、商品券販売店24と、データセンタ3
0と商品販売店60と金券ショップ80とを含んでい
る。第1の顧客52及び第2の顧客54は、商品券10
を購入して、これを商品と引き換えるという商取引行為
の主体である。
【0121】金券ショップ80は、通信回線を介してデ
ータセンタ30の第2サーバ31、すなわち第2ハード
ウェア32に接続されている第2読取装置90を具えて
いる。この第2読取装置90の構成及び機能は、上述し
た第1読取装置70と同様である。
【0122】すなわち、この第2読取装置90は、商品
券の一連番号を読み取るための第3一連番号読取部と、
セキュリティ媒体14の特徴データを読み取るための第
3セキュリティ媒体読取部と、外部装置とデータ送受信
を行う第3通信制御部と、受信結果を表示する第3表示
部と、これらの各部に接続されて制御管理する第2読取
制御部とを含む(いずれも図示されていない)。
【0123】第1の実施の形態と同様のステップによ
り、商品券10は、商品券販売店24から第1の顧客5
2に販売される。第1の顧客52は、購入した商品券1
0をさらに売却するために、金券ショップ80に持ち込
む。
【0124】金券ショップ80は、持ち込まれた商品券
10を買い取るにあたり、具え付けの第2読取装置90
を使用して、商品券10の一連番号及び特徴データをデ
ータセンタ30に送信して、照合確認を求める。
【0125】以下、第1の顧客52より金券ショップ8
0に持ち込まれた商品券10が、真正なものであるかど
うかをデータセンタ30において照合確認するステップ
について、図11を参照して説明する。
【0126】図11は、金券ショップ80からデータセ
ンタ30に対して行われる商品券10の照合ステップを
説明するためのフローチャートである。
【0127】データセンタ30の第2サーバ31、すな
わち第2ハードウェア32は、金券ショップ80が具え
る第2読取装置90から送信されてきた商品券10の一
連番号及びセキュリティ媒体14の特徴データを照合デ
ータとして受信する(S31)。
【0128】第2ハードウェア32は、この一連番号を
基にしてマスターファイル36の発行登録データを検索
する(S32)。
【0129】第2ハードウェア32は、マスターファイ
ル36に、一連番号が発行登録されているか否かを判定
する(S33)。
【0130】一連番号が発行登録されていない場合に
は、「当該商品券10に何らかの異常が存在するので使
用不可能である」との異常通知を、通信回線を介して、
金券ショップ80の第2読取装置90に送信通知する
(S39)。
【0131】一連番号の発行登録が既になされている場
合には、さらに消込登録がなされているか否かを判定す
る(S34)。
【0132】消込登録がなされている場合には、「当該
商品券10に何らかの異常が存在するので使用不可能で
ある」との異常通知を、通信回線を介して、金券ショッ
プ80に送信通知する(S39)。
【0133】消込登録がなされていない場合には、さら
に受信した特徴データを、発行登録時にマスターファイ
ル36に保存されていた登録特徴データと照合し、類似
度を計算する(S35)。
【0134】次いで、第2ハードウェア32は、特徴デ
ータの類似度が所定値以上あるか否かを判定する(S3
6)。
【0135】ここでいう類似度の所定値とは、種々の商
品券に必要とされるセキュリティの強度に応じて設定さ
れた誤り率と正答率とを満たすように適宜決定される値
である。
【0136】類似度が、所定値以上ある場合には、第2
ハードウェア32は、金券ショップ80の第2読取装置
90に、通信回線を介して、持ち込まれた商品券10が
真正なものであることを通知する(S37)。
【0137】そして第2データ格納部34の履歴ファイ
ル35に、金券ショップ80の店コード番号等の所定事
項の登録を行う(S38)。
【0138】一方、類似度が所定値以上ない場合には、
「当該商品券10に何らかの異常が存在するので使用不
可能である」との異常通知を、通信回線を介して、金券
ショップ80に送信通知する(S39)。
【0139】以上の各ステップを経て、商品券10の真
偽の判別が完了する。
【0140】金券ショップ80は、受信した判別結果を
表示部等に出力して確認する。そして、商品券10が真
正なものであるとの結果が確認された場合には、第1の
顧客52に代金が支払われ、第1の顧客52との間の商
取引は成立する。
【0141】一方、商品券10が真正なものであるとの
確認が得られなかった場合には、受領した商品券10が
偽造又は変造されている可能性が高いので、再度、確認
のため、上述した照合ステップを繰り返すか、又は商品
券10の買い取りを拒否した上、さらなる調査をする
か、又は商品券発行会社20に通報する等の何らかの措
置をとる必要がある。
【0142】真正なものであるとの確認が得られた商品
券10は、金券ショップ80より第2の顧客54に販売
される。商品券10を購入した第2の顧客54は、商品
販売店60で当該商品券10を商品と引き換える。
【0143】然る後の商品との引き換え時の商品券10
の真偽の確認照合及び発行登録管理のステップは第1の
実施の形態と同様なので説明を省略する。
【0144】(第1及び第2の実施の形態の変形例)第
1及び第2の実施の形態において、発券装置40を地域
センタ22に設置して発券処理を行い、商品券販売店2
4に第3読取装置を設置して商品券10の一連番号及び
セキュリティ媒体14の特徴データの照合を行う構成と
することができる。この第3読取装置は、第1読取装置
70の構造と同一の構成にすることができるのでその説
明は省略する。またこの場合には、商品券販売店24の
第3読取装置は、自己の店コード番号及び発行年月日等
の所定事項を商品券10に入力記載するための印字部を
具える構成とすることも可能である。
【0145】まず、地域センタ22の発券装置40は、
作成した商品券10の一連番号と特徴データとをデータ
センタ30の第2サーバ31、すなわち第2ハードウェ
ア32に通信回線を介して送信して、第2データ格納部
34に発行データとして一時記憶する。そして商品券1
0は商品券販売店24に出庫される。
【0146】商品券販売店24では、商品券販売時に商
品券10に店コード番号と発行年月日等の所定事項を入
力記載する。そして商品券10の一連番号及び特徴デー
タは、第3読取装置で読み込まれ、データセンタ30の
第2サーバ31、すなわち第2ハードウェア32に通信
回線を介して送信される。
【0147】以下、データセンタ30における発行登録
ステップについて、図12を参照して説明する。
【0148】図12は、商品券販売店24からデータセ
ンタ30に対して行われる商品券10の発行登録ステッ
プを説明するためのフローチャートである。
【0149】データセンタ30の第2サーバ31、すな
わち第2ハードウェア32は、商品券販売店24が具え
る第3読取装置から送信されてきた一連番号及び特徴デ
ータを照合データとして受信する(S41)。
【0150】第2ハードウェア32は、この一連番号を
基にしてマスターファイル36の先行発行登録データを
検索する(S42)。
【0151】第2ハードウェア32は、マスターファイ
ル36に、この一連番号を有する商品券が既に発行登録
されているか否かを発行店コード及び発行年月日によ
り、判定する(S43)。
【0152】一連番号が先行発行登録されている場合に
は、通信回線を介して、商品券販売店24に異常通知を
送信する(S48)。
【0153】一方、一連番号の発行登録がまだなされて
ない場合には、さらに受信した特徴データを、地域セン
タ出庫時にマスターファイル36に一時記憶されていた
特徴データと照合し、類似度を計算する(S44)。
【0154】次いで、第2ハードウェア32は、特徴デ
ータの類似度が所定値以上あるか否かを判定する(S4
5)。
【0155】ここでいう類似度の所定値とは、種々の商
品券に必要とされるセキュリティの強度に応じて設定さ
れた誤り率と正答率とを満たすように適宜決定される値
である。
【0156】類似度が、所定値以上ある場合には、第2
ハードウェア32は、マスターファイル36に商品券販
売店の店コード番号及び発行登録日の登録を行う(S4
6)。
【0157】第2ハードウェア32は、商品券販売店2
4に、通信回線を介して、当該商品券10が発行登録さ
れたことを送信通知する(S47)。
【0158】一方、類似度が所定値以上ない場合には、
「当該商品券10に何らかの異常が存在するので使用不
可能である」との異常通知を、通信回線を介して、商品
券販売店24に送信する(S48)。
【0159】以上のステップにより、商品券10は顧客
に販売される。以後のステップは第1及び第2の実施の
形態と同様であるので説明を省略する。
【0160】この変形例の構成によれば、商品券販売店
24には、発券装置40と比較してより簡易な構成の第
3読取装置のみを設置すればよいので、第1及び第2の
実施の形態の構成と同等のセキュリティ性を確保しつ
つ、商品券販売店の設備投資、装置の設置面積等の負担
を軽減することができる。従って、規模の小さな商品券
販売店においても対応可能であり、効率的なシステムの
運用が可能となる。
【0161】この例では、地域センター22の発券装置
40でセキュリティ媒体14の特徴データを一時記憶
し、商品券販売店での特徴データ読取結果と照合して発
行登録を行っているが、ここで照合を行うことなく商品
券販売店での特徴データ読取結果をそのままデータセン
タ30のマスターファイル36に登録することも可能で
ある。このようにデータセンタ30での発行登録処理ス
テップのフローを第1の実施の形態と統一することで、
商品券販売店での発券処理と地域センタでの発券処理の
混在した商品券発行システムとすることもできる。
【0162】
【発明の効果】この発明の商品券発行及び管理システム
によれば、高度なセキュリティ性を確保しつつ、商品券
の発行及び管理を容易に行うことができる。また、使用
済みの商品券を商品券発行会社が回収保管する必要がな
くなるので、システム運用のコストを大幅に削減するこ
とができる。また、商品販売店と商品券発行会社との間
の決済を速やかに行うことが可能となる。
【0163】また、金券ショップを含んだ商品券流通シ
ステムにおいても上述と同等の効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の構成図である。
【図2】商品券の一例を示す構成図である。
【図3】発券装置及び読取装置の構成例を示す図であ
る。
【図4】履歴ファイルの一例を示す図である。
【図5】マスターファイルの一例を示す図である。
【図6】発行登録処理のフローチャートである。
【図7】商品券の照合処理のフローチャートである。
【図8】商品券発行・日次報告の例を示す図である。
【図9】商品券受領・日次報告の例を示す図である。
【図10】第2の実施の形態の構成図である。
【図11】商品券照合処理のフローチャートである。
【図12】データセンタにおける発行登録処理のフロー
チャートである。
【符号の説明】
10:(セキュリティ媒体付)商品券 12:ベース基材 14:セキュリティ媒体 14a:被検出小片 14b:熱溶融性物質 16:一連番号 20:商品券発行会社 22:地域センタ 24:商品券販売店 25:第1サーバ 26:第1(コンピュータ)ハードウェア 28:第1データ格納部 30:データセンタ 31:第2サーバ 32:第2(コンピュータ)ハードウェア 34:第2データ格納部 35:履歴ファイル 36:マスターファイル 37:発行・日次報告ファイル 38:受領・日次報告ファイル 40:発券装置 42:発券制御部 43、743:前部移送用ローラ 43a、49a、743a、749a:上部ローラ 43b、49b、743b、749b:下部ローラ 44:第1通信制御部 45:第1表示部 46:転写機構部 47:第1一連番号読取部 48:第1セキュリティ媒体読取部 49、749:後部移送用ローラ 50:顧客 52:第1の顧客 54:第2の顧客 60:商品販売店 70:第1読取装置 72:第1読取制御部 744:第2通信制御部 745:第2表示部 747:第2一連番号読取部 748:第2セキュリティ媒体読取部 80:金券ショップ 90:第2読取装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 214 G06F 17/60 246 246 302Z 302 410A 410 414 414 512 512 B41J 29/00 Z

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品券のベース基材の入出庫データを管
    理する管理手段及び外部装置と通信回線を介してデータ
    送受信を行う通信手段とを具えていて、該入出庫データ
    を第2サーバに送信する商品券販売会社の第1サーバ
    と、 前記ベース基材に一連番号を含む所定事項を印字し、か
    つセキュリティ媒体を設ける商品券形成手段、該一連番
    号を読み取る一連番号読取手段、前記セキュリティ媒体
    の特徴データを読み取るセキュリティ媒体読取手段及び
    外部装置と通信回線を介してデータ送受信を行う通信手
    段とを具え、読み取った一連番号及び特徴データを前記
    第2サーバに送信し、商品券を発行する商品券販売店の
    発券装置と、 前記一連番号を読み取るための一連番号読取手段、前記
    セキュリティ媒体の特徴データを読み取るためのセキュ
    リティ媒体読取手段及び外部装置と通信回線を介してデ
    ータ送受信を行う通信手段とを具え、読み取った一連番
    号及び特徴データを前記第2サーバに送信して前記商品
    券の真偽を確認する商品販売店の読取装置と、 前記第1サーバ、発券装置及び読取装置それぞれに、通
    信回線を介してデータ送受信できるように接続されてい
    て、送信元から受信したデータを処理して送信元に応答
    し、かつ当該データを管理する手段を具えたデータセン
    タの前記第2サーバとを含むことを特徴とする商品券発
    行及び管理システム。
  2. 【請求項2】 商品券のベース基材の入出庫データを管
    理する管理手段及び外部装置と通信回線を介してデータ
    送受信を行う通信手段とを具えていて、該入出庫データ
    を第2サーバに送信する商品券販売会社の第1サーバ
    と、 前記ベース基材に一連番号を含む所定事項を印字し、か
    つセキュリティ媒体を設ける商品券形成手段、該一連番
    号を読み取る一連番号読取手段、前記セキュリティ媒体
    の特徴データを読み取るセキュリティ媒体読取手段及び
    外部装置と通信回線を介してデータ送受信を行う通信手
    段とを具え、読み取った一連番号及び特徴データを前記
    第2サーバに送信し、商品券を発行する地域センタの発
    券装置と、 前記一連番号を読み取るための一連番号読取手段、前記
    セキュリティ媒体の特徴データを読み取るためのセキュ
    リティ媒体読取手段及び外部装置と通信回線を介してデ
    ータ送受信を行う通信手段とを具え、読み取った一連番
    号及び特徴データを前記第2サーバに送信して前記商品
    券の真偽を確認する商品券販売店及び商品販売店に具え
    られた2つの読取装置と、 前記第1サーバ、発券装置及び読取装置それぞれに、通
    信回線を介してデータ送受信できるように接続されてい
    て、送信元から受信したデータを処理して送信元に応答
    し、かつ当該データを管理する手段を具えたデータセン
    タの前記第2サーバとを含むことを特徴とする商品券発
    行及び管理システム。
  3. 【請求項3】 複数の顧客間における商品券の売買を仲
    介する金券ショップをさらに含み、 商品券の一連番号を読み取るための一連番号読取手段、
    前記セキュリティ媒体の特徴データを読み取るためのセ
    キュリティ媒体読取手段及び外部装置と通信回線を介し
    てデータ送受信を行う通信手段とを具え、読み取った一
    連番号及び特徴データをデータセンタの前記第2サーバ
    に送信して前記商品券の真偽を確認する、金券ショップ
    の読取装置をさらに含むことを特徴とする請求項1又は
    2に記載の商品券発行及び管理システム。
  4. 【請求項4】 前記商品販売店の読取装置が、パンチ機
    構部をさらに含むことを特徴とする請求項1〜3のいず
    れか一項に記載の商品券発行及び管理システム。
  5. 【請求項5】 前記発券装置が、メッセージ入力部及び
    メッセージ印字部をさらに含むことを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか一項に記載の商品券発行及び管理シス
    テム。
  6. 【請求項6】 電磁感応物質で構成された被検出小片と
    熱溶融性物質で構成された母材とを含み、 前記被検出小片は、前記母材中に不規則に分散されてい
    るセキュリティ媒体を設けたことを特徴とする商品券。
  7. 【請求項7】 商品券のベース基材の入出庫データを処
    理して、データセンタに送信するコンピュータハードウ
    ェアと、 前記入出庫データを格納して管理するデータ格納部とを
    具えることを特徴とする第1サーバ。
  8. 【請求項8】 商品券の管理を行うための一連番号を含
    む所定事項を印字し、かつ商品券にセキュリティ媒体を
    設けるための転写機構部と、 一連番号を読み取るための一連番号読取部と、 前記セキュリティ媒体の特徴データを読み取るためのセ
    キュリティ媒体読取部と、 外部装置とデータ送受信を行う通信制御部と、 受信結果を表示する表示部と、 前記転写機構部、一連番号読み取り部、セキュリティ媒
    体読み取り部及び通信制御部それぞれに接続されてこれ
    らを制御管理する発券制御部とを含むことを特徴とする
    発券装置。
  9. 【請求項9】 履歴ファイルと、マスターファイルと、
    発行・日次報告ファイルと、受領・日次報告ファイルと
    を含むファイル群を格納して管理するデータ格納部と、 前記ファイル群を統括管理し、かつ通信回線を介して外
    部装置から送信されてくる前記ファイル群に関連するデ
    ータを処理して送信元に応答し、かつ該当ファイルのデ
    ータを更新するコンピュータハードウェアとを具えてい
    ることを特徴とする第2サーバ。
  10. 【請求項10】 商品券のベース基材が、商品券発行会
    社から複数の地域センタへ出庫されるステップと、 前記ベース基材が、前記地域センタから商品券販売店に
    出庫されるステップと、 前記商品券販売店において、入庫した前記ベース基材
    に、一連番号を含む所定の事項を記載し、さらにセキュ
    リティ媒体を設けるステップと、 前記商品券販売店からデータセンタに対して発行登録を
    行うステップと、 前記商品券を顧客に発行するステップと、 前記顧客が、商品販売店において、前記商品券と引き換
    えに商品を受け取るステップと、 前記商品販売店が、通信回線を介して前記データセンタ
    で前記商品券の真偽確認を行うステップと、 前記商品券販売店が、使用された前記商品券を廃棄処分
    するステップとを含む商品券発行及び管理方法。
  11. 【請求項11】 前記商品券発行会社から、前記商品券
    の前記ベース基材が、複数の前記地域センタに出庫され
    るステップと、 前記地域センタから、前記ベース基材が前記商品券販売
    店に出庫されるステップと、 商品券販売店において、入庫した前記ベース基材に、所
    定の事項を記載し、さらにセキュリティ媒体を設けるこ
    とによって商品券を形成するステップと、 前記商品券を第1の顧客に発行するステップと、 前記第1の顧客が、前記商品券を売却するために金券シ
    ョップに持ち込むステップと、 前記金券ショップが、前記商品券の真偽を確認して、こ
    れを買い取るステップと、 第2の顧客が、前記商品券を前記金券ショップから購入
    するステップと、 前記第2の顧客が、前記商品販売店において、前記商品
    券と引き換えに商品を受け取るステップと、 前記商品販売店が、使用された商品券を廃棄処分するス
    テップとを含む商品券発行及び管理方法。
  12. 【請求項12】 商品券販売会社において前記ベース基
    材が入出庫されるに際し、 前記ベース基材の入出庫情報が、通信回線を介して、デ
    ータセンタに送信されるステップと、 前記データセンタの第2サーバの履歴ファイルに、前記
    入出庫情報が記録されるステップとを含むことを特徴と
    する請求項10又は11に記載の商品券発行及び管理方
    法。
  13. 【請求項13】 前記商品券販売店において前記商品券
    を前記顧客に販売するに際し、 前記発券装置により前記商品券の前記一連番号及び前記
    セキュリティ媒体の特徴データが読み取られるステップ
    と、 読み取られた前記一連番号及び前記特徴データが、通信
    回線を介して前記データセンタへ送信されるステップ
    と、 前記データセンタが、通信回線を介して、前記一連番号
    及び前記特徴データとを受信し、該一連番号及び特徴デ
    ータとを基にして、前記商品券が前記顧客に販売可能で
    あるか否かを照合確認するステップと、 前記データセンタが、照合結果通知を、通信回線を介し
    て前記商品券販売店に送信するステップと、 前記照合結果通知を受けた前記商品券販売店が、前記顧
    客に前記商品券を発行するか否かを決定するステップと
    を含むことを特徴とする請求項10〜12のいずれか一
    項に記載の商品券発行及び管理方法。
  14. 【請求項14】 前記顧客が、前記商品販売店におい
    て、前記商品券を所望の商品と引き換えるに際し、 前記商品販売店により前記商品券の一連番号及びセキュ
    リティ媒体の特徴データが読み取られるステップと、 読み取られた前記一連番号と前記特徴データとが、通信
    回線を介して前記データセンタへ送信されるステップ
    と、 前記データセンタが、通信回線を介して、前記一連番号
    及び前記特徴データとを受信し、該一連番号及び特徴デ
    ータとを基にして、前記商品券が真正なものであるかを
    照合確認するステップと、 前記データセンタが、照合結果通知を、通信回線を介し
    て前記商品販売店に送信するステップと、 前記照合結果通知を受けた前記商品販売店が、前記顧客
    に商品を引き渡すか否かを決定するステップとを含むこ
    とを特徴とする請求項10〜13のいずれか一項に記載
    の商品券発行及び管理方法。
  15. 【請求項15】 前記第2の顧客が、前記商品販売店に
    おいて、前記商品券を所望の商品と引き換えるに際し、 前記商品販売店により前記商品券の一連番号及び特徴デ
    ータが読み取られるステップと、 読み取られた前記一連番号及び前記特徴データが、通信
    回線を介して前記データセンタへ送信されるステップ
    と、 前記データセンタが、通信回線を介して、前記一連番号
    及び前記特徴データとを受信し、該一連番号及び特徴デ
    ータとを基にして、前記商品券が真正なものであるかを
    照合確認するステップと、 前記データセンタが、照合結果通知を、通信回線を介し
    て前記商品販売店に送信するステップと、 前記照合結果通知を受けた前記商品販売店が、前記第2
    の顧客に商品を引き渡すか否かを決定するステップとを
    含むことを特徴とする請求項11〜13のいずれか一項
    に記載の商品券発行及び管理方法。
  16. 【請求項16】 前記第1の顧客が、金券ショップにお
    いて、前記商品券を売却するに際し、 前記金券ショップにより前記商品券の前記一連番号及び
    前記セキュリティ媒体の前記特徴データが読み取られる
    ステップと、 読み取られた前記一連番号と前記特徴データとが、通信
    回線を介して前記データセンタへ送信されるステップ
    と、 前記データセンタが、通信回線を介して、前記一連番号
    及び前記特徴データを受信し、該一連番号及び特徴デー
    タとを基にして、前記商品券が真正なものであるかを照
    合確認するステップと、 前記データセンタが、照合結果通知を、通信回線を介し
    て前記金券ショップに送信するステップと、 前記照合結果通知を受けた前記金券ショップが、前記第
    1の顧客に前記商品券の代金を支払うか否かを決定する
    ステップとを含むことを特徴とする請求項11〜13及
    び15のいずれか一項に記載の商品券発行及び管理方
    法。
  17. 【請求項17】 前記データセンタが、前記商品券発行
    会社、前記商品券販売店及び前記商品販売店から送信さ
    れる各種データを受信するステップと、 前記第2サーバの第2ハードウェアが、受信した前記各
    種データを前記第2データ格納部に保存管理されている
    前記履歴ファイル及び前記マスターファイルを更新する
    ことで蓄積するステップと、 前記第2ハードウェアが、前記履歴ファイル及び前記マ
    スターファイルに蓄積された発行登録データ及び消込登
    録データとを、日毎に抽出するステップと前記第2ハー
    ドウェアが、抽出された発行登録データ及び消込登録デ
    ータとを基にして、商品券発行・日次報告及び商品券受
    領・日次報告をまとめるステップと、 前記第2ハードウェアが、前記商品券発行・日次報告及
    び前記商品券受領・日次報告を各管理部門に送信通知す
    るステップとを含む、請求項14に記載の商品券発行及
    び管理方法。
  18. 【請求項18】 前記データセンタが、前記商品券発行
    会社、前記商品券販売店、前記商品販売店及び前記金券
    ショップから送信される各種データを受信するステップ
    と、 前記第2サーバの第2ハードウェアが、受信した前記各
    種データを前記第2データ格納部に保存管理されている
    前記履歴ファイル及び前記マスターファイルを更新する
    ことで蓄積するステップと、 前記第2ハードウェアが、前記履歴ファイル及び前記マ
    スターファイルに蓄積された発行登録データ及び消込登
    録データとを、日毎に抽出するステップと前記第2ハー
    ドウェアが、抽出された前記発行登録データ及び前記消
    込登録データを基にして、前記商品券発行・日次報告及
    び前記商品券受領・日次報告をまとめるステップと、 前記第2ハードウェアが、前記商品券発行・日次報告及
    び前記商品券受領・日次報告を各管理部門に送信通知す
    るステップとを含む、請求項16に記載の商品券発行及
    び管理方法。
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