JPH09259360A - インプリント用伝票の発行方法及びposシステム - Google Patents

インプリント用伝票の発行方法及びposシステム

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JPH09259360A
JPH09259360A JP6340496A JP6340496A JPH09259360A JP H09259360 A JPH09259360 A JP H09259360A JP 6340496 A JP6340496 A JP 6340496A JP 6340496 A JP6340496 A JP 6340496A JP H09259360 A JPH09259360 A JP H09259360A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カード専用伝票を備えることなくクレジットカ
ードのためのインプリント用伝票を発行することを可能
とし、レジ業務の簡素化及び事務経費の削減を図ること
を目的とする。 【解決手段】商品の取引き金額を算出する取引き金額算
出部41と、取引き金額に対応する金額のレシートRC
を感熱紙TPに印刷するサーマルプリンタ25とを備え
たキャッシュレジスタ11を用い、取引き金額に対応す
る金額がクレジットカードによって取引きされる場合
に、クレジットカードのインプリントのためのフォーマ
ットMPをサーマルプリンタ25によって感熱紙TPに
印刷し、印刷された感熱紙TPを用いてインプリント用
伝票を発行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、百貨店、スーパー
マーケット、チェーンストア、小売店などにおいて利用
されるインプリント用伝票の発行方法、キャッシュレジ
スタ、及びPOSシステムに関する。
【0002】近年において、クレジットカードの普及が
目覚ましい。クレジットカードには、信販系、銀行系な
どのように一般的に通用する汎用カードと、発行会社の
みに通用する自社カードとがあり、その発行会社による
種類は極めて多数に上っている。クレジットカードの内
容を確認しまた使用間違いや不正使用などを防ぐため
に、クレジットカードの利用者である顧客にサインを求
め、またクレジットカードに刻まれているエンボスをイ
ンプリントすることが行われている。
【0003】しかし、サインをし又はインプリントを行
う作業は、顧客及び店舗にとって煩わしいものであり、
そのための管理業務が面倒であるため、できる限りそれ
らを省略する施策がなされてきた。つまり、当初におい
ては、クレジットカードのインプリントとサインのため
の3枚綴りの伝票が用いられていたが、クレジットカー
ドに記録された磁気データの読み取りとオンライン照会
を行うことなどを条件としてインプリントの省略を可能
とした。その後、食品売り場で合計金額が3万円以下で
あるなどの一定の条件の下でサインの省略も可能とし
た。したがって、現在においては、クレジットカードの
種類、取引き内容、支払い条件など、種々の条件に応じ
て取引き時における取り扱いが相違し、サイン又はイン
プリントの要否が混在した状況となっている。このよう
な現況において、レジにおけるクレジットカードに関連
する作業を簡素化し、レジ業務の迅速化によって顧客サ
ービスの一層の向上を図ることが望まれている。
【0004】
【従来の技術】従来のレジには、クレジットカードによ
る取引き(支払い)に対応するために、クレジットカー
ドのための磁気カードリーダと2枚又は3枚綴りのカー
ド専用伝票が備えられている。しかし、上述したよう
に、クレジットカードによる取引きであっても、発行会
社、取引き内容、支払い条件などによってはインプリン
ト又はサインが不要であり、カード専用伝票を用いる必
要のない場合がある。また、インプリントが不要である
条件には合致していても、POSシステムのストアコン
トローラなどがダウンしてオンライン照会が行えない場
合にはインプリントが必要となることもある。
【0005】したがって、レジの担当者は、顧客からク
レジットの支払い方法を聞いた上で、顧客から提示され
たクレジットカードの発行会社、取引き金額、商品など
をチェックし、インプリント及びサインの要否を判断
し、その判断に応じてカード専用伝票による処理を行っ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
においてはレジにカード専用伝票が備えられ、担当者の
判断に応じてカード専用伝票が使用されているので、そ
れだけ伝票の種類が増えることとなり、レジ業務及び伝
票の後処理業務が煩雑となっていた。そのため、これが
レジ業務の迅速化の障壁となっており、また、カード専
用伝票のコストとも相まって人件費及び事務経費の削減
の障害となっていた。
【0007】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、カード専用伝票を備えることなくクレジットカー
ドのためのインプリント用伝票を発行することを可能と
し、レジ業務の簡素化及び事務経費の削減を図ることを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る方
法は、商品の取引き金額を算出する取引き金額算出手段
と、前記取引き金額に対応する金額のレシートを感熱紙
に印刷するサーマルプリンタとを備えたキャッシュレジ
スタを用い、前記取引き金額に対応する金額がクレジッ
トカードによって取引きされる場合に、前記クレジット
カードのインプリントのためのフォーマットを前記サー
マルプリンタによって感熱紙に印刷し、印刷された感熱
紙を用いてインプリント用伝票を発行する方法である。
【0009】請求項2の発明に係るキャッシュレジスタ
は、商品の取引き金額を算出する取引き金額算出手段
と、前記取引き金額に対応する金額のレシートを感熱紙
に印刷するサーマルプリンタとを備えたキャッシュレジ
スタであって、前記取引き金額に対応する金額がクレジ
ットカードによって取引きされることを指示するクレジ
ットカード取引き指示手段と、前記クレジットカードの
インプリントのためのフォーマットを前記サーマルプリ
ンタによって前記感熱紙に印刷するための印刷制御手段
と、を有して構成される。
【0010】請求項3の発明に係るPOSシステムは、
商品の取引き金額を算出する取引き金額算出手段と、前
記取引き金額に対応する金額のレシートを感熱紙に印刷
するサーマルプリンタとを備えたキャッシュレジスタを
含んで構成されるPOSシステムであって、前記取引き
金額に対応する金額がクレジットカードによって取引き
されることを指示するクレジットカード取引き指示手段
と、前記クレジットカードによる取引きに際してのイン
プリントの要否の条件を含むカード取引き条件を格納し
たカード取引き条件格納手段と、前記カード取引き条件
を参照して前記インプリントの要否を判断するインプリ
ント要否判断手段と、前記インプリントが要であると判
断された場合に、前記クレジットカードのインプリント
のためのフォーマットを前記サーマルプリンタによって
前記感熱紙に印刷するための印刷制御手段と、を有して
構成される。
【0011】請求項4の発明に係るPOSシステムは、
前記取引き金額に対応する金額がクレジットカードによ
って取引きされることを指示するクレジットカード取引
き指示手段と、前記クレジットカードによる取引きに際
してのサインの要否の条件及びインプリントの要否の条
件を含むカード取引き条件を格納したカード取引き条件
格納手段と、前記カード取引き条件を参照して前記サイ
ンの要否を判断するサイン要否判断手段と、前記カード
取引き条件を参照して前記インプリントの要否を判断す
るインプリント要否判断手段と、前記サイン及び前記イ
ンプリントが否であると判断された場合には前記レシー
トを、前記サインが要であり且つ前記インプリントが否
であると判断された場合には前記レシートと前記サイン
のためのフォーマットとを、前記インプリントが要であ
ると判断された場合には前記レシートと前記クレジット
カードのインプリントのためのフォーマットとを、それ
ぞれ前記サーマルプリンタによって前記感熱紙に印刷す
るための制御を行う印刷制御手段と、を有して構成され
る。
【0012】POSシステムの作用を図を参照して説明
する。図2に示すように、取引き金額算出手段である取
引き金額算出部41は、スキャナ22又は入力キー23
から入力された商品価格に基づいて、商品の取引き金額
(売上げ合計金額)、消費税額、釣り金額などを算出す
る。取引き金額に対応する金額とは、取引き金額自体、
又は取引き金額に消費税額や手数料などを加算し又は減
算した金額である。
【0013】要否判断部42には、サイン要否判断手段
であるサイン要否判断部42a及びインプリント要否判
断手段であるインプリント要否判断部42bが設けられ
ている。要否判断部42は、カード条件テーブルTB1
を参照し、サインの要否及びインプリントの要否を判断
する。
【0014】印刷制御手段である印刷制御部43は、サ
イン及びインプリントが不要(否)であると判断された
場合にはレシートRC1を、サインが必要(要)であり
且つインプリントが否であると判断された場合にはレシ
ートRC2とサインのためのフォーマットであるサイン
票SGを、インプリントが要であると判断された場合に
はレシートRC3とインプリントのためのフォーマット
であるインプリ票MPを、それぞれサーマルプリンタ2
5によって感熱紙TPに印刷するための制御を行う。
【0015】インプリ票MPは感熱紙であるため、クレ
ジットカードのエンボスによるインプリントを行った場
合に、エンボスに当たった部分の表面が圧力又は温度に
より変色し、クレジットカードのIDコードなどの番号
が感熱紙に複写される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るPOSシステ
ム1の概略の構成を示すブロック図、図2はPOS端末
装置11の処理内容を機能的に示すブロック図である。
【0017】POSシステム1は、本発明のキャッシュ
レジスタに相当する複数のPOS端末装置11、ストア
コントローラ12、及びこれらを接続する通信制御装置
などから構成されている。
【0018】POS端末装置11には、処理装置21、
スキャナ22、入力キー23、磁気カードリーダ24、
サーマルプリンタ25、ジャーナルプリンタ26、及び
表示装置27が設けられている。スキャナ22は、商品
に付されたバーコードを光学的に読み取る。入力キー2
3は、商品についての情報の入力の他、現金又はクレジ
ットカードなどの取引き方法(決済方法)、クレジット
カードによる取引きの場合の支払い条件などの入力など
に用いられる。入力キー23は、本発明におけるクレジ
ットカード取引き指示手段に相当する。但し、磁気カー
ドリーダ24によりクレジットカードのデータを読み取
ることによって、クレジットカードによる取引きを指示
することができる。この場合には磁気カードリーダ24
がクレジットカード取引き指示手段に相当することとな
る。
【0019】磁気カードリーダ24は、クレジットカー
ドの磁気データを読み取る。サーマルプリンタ25は、
巻き取り紙である感熱紙TPにレシートRC1〜3、サ
イン票SG、インプリ票MPなどの印刷を行う。ジャー
ナルプリンタ26は、巻き取り紙に取引きデータの印刷
を行う。表示装置27は、入力された商品価格及び合計
金額などを表示する。
【0020】ストアコントローラ12には、カード条件
テーブルTB1、図示しない商品マスタファイル、その
他種々のファイル又はテーブルが設けられており、ま
た、信用照会処理部31、その他の処理を行う処理部が
設けられ、回線を介して信用照会を行うためのCAFI
Sセンターに接続されている。また、ストアコントロー
ラ12には図示しない入力キー及び表示装置などが接続
されている。カード条件テーブルTB1は、クレジット
カードによる取引きに際してのサインの要否の条件及び
インプリントの要否の条件などを格納したテーブルであ
り、POSシステム1を起動した際にストアコントロー
ラ12からPOS端末装置11にダウンロードされる。
【0021】図2において、POS端末装置11には、
取引き金額算出部41、要否判断部42、及び印刷制御
部43が設けられている。要否判断部42には、サイン
要否判断部42a及びインプリント要否判断部42bが
設けられている。なお、処理装置21には本発明におけ
るカード取引き条件格納手段としてのメモリ21aが設
けられており、そのメモリ21aにはカード条件テーブ
ルTB1がストアコントローラ12からダウンロードさ
れて格納されている。またメモリ21aには、取引きデ
ータが一時的に格納され、適当な時期にストアコントロ
ーラ12に転送される。ストアコントローラ12では、
取引きデータを一定の期間毎にクレジットカードの発行
者にオンラインで送信し、又は磁気テープに格納して送
る。
【0022】取引き金額算出部41は、スキャナ22又
は入力キー23から入力された商品価格に基づいて、商
品の取引き金額(売上げ合計金額)、消費税額、釣り金
額などを算出する。要否判断部42は、カード条件テー
ブルTB1を参照し、サインの要否及びインプリントの
要否を判断する。印刷制御部43は、サイン及びインプ
リントが不要(否)であると判断された場合にはレシー
トRC1を、サインが必要(要)であり且つインプリン
トが否であると判断された場合にはレシートRC2とサ
イン票SGを、インプリントが要であると判断された場
合にはレシートRC3とインプリ票MPを、それぞれサ
ーマルプリンタ25によって感熱紙TPに印刷するため
の制御を行う。また、取引きデータはメモリ21aに格
納される。
【0023】図3はカード条件テーブルTB1の内容の
例を示す図である。図3において、カード条件テーブル
TB1は、発行者コードCDS、支払い条件CTP、特
定条件CTS、サインレスフラグFGS、及びインプリ
条件CTMなどからなる。
【0024】発行者コードCDSは、クレジットカード
の発行者を識別するコードである。支払い条件CTP
は、一括払い、分割払い、ボーナス併用払い、リボルビ
ング払いなどの支払い方法を示す。特定条件CTSは、
対象となる商品及び合計金額条件などを示す。
【0025】サインレスフラグFGSは、サインの要否
を示し、「○」が記録されていれば支払い条件CTP及
び特定条件CTSが満たされた場合にサインが不要であ
り、「×」が記録されていればサインが常に必要であ
る。図3の例では、発行者コードCDSが「3540」
で支払い条件CTPが「一括」の場合において、商品が
「食品」であって且つ合計金額SUMが「30000円
以下」であれば、サインは不要である。但し、インプリ
ントが必要な場合にはインプリ票MPへのサインが必要
である。また、発行者コードCDSが「3544」で支
払い条件CTPが「一括」の場合には、サインは不要で
ある。発行者コードCDSが「3543」の場合には、
常にサインが必要である。
【0026】インプリ条件CTMは、インプリントの要
否を示し、「○」が記録されていれば支払い条件CTP
及び特定条件CTSが満たされた場合にインプリントが
不要であり、「×」が記録されていればインプリントが
常に必要である。「オンライン」と記録されていれば、
支払い条件CTP及び特定条件CTSが満たされ、且つ
クレジットカードのオンライン照会を行うこと条件とし
てインプリントが不要である。例えば、発行者コードC
DSが「3540」で支払い条件CTPが「一括」の場
合において、商品が「食品」であって且つ合計金額SU
Mが「30000円以下」であり、オンライン照会を行
うのであれば、インプリントは不要である。発行者コー
ドCDSが「3543」の場合には、常にインプリント
が必要である。なお、インプリントが必要な場合には常
にサインも必要である。
【0027】図4はレシートRC1の内容の例を示す
図、図5はレシートRC2及びサイン票SGの内容の例
を示す図、図6はレシートRC3及びインプリ票MPの
内容の例を示す図である。レシートRC1〜3、サイン
票SG、及びインプリ票MPは、いずれも感熱紙TPに
印刷されたものである。
【0028】図4において、レシートRC1には、取引
き日時、商品名、商品金額、支払い条件、合計金額SU
M、カードの発行者、カードの番号などが印刷され、最
下段にはサインが不要である旨が印刷されている。この
レシートRC1は、顧客に手渡される。
【0029】図5(A)において、レシートRC2に
は、レシートRC1と同じ内容が印刷されている。但
し、サインが必要であるので、レシートRC1のように
サインが不要である旨の記入はない。図5(B)におい
て、サイン票SGには、クレジットカードによる取引き
である旨、請求金額、商品名、カードの発行者、カード
の番号、支払い条件、サイン欄SSGが印刷されてい
る。レシートRC2は顧客に手渡され、サイン票SGは
サイン欄SSGに顧客によってサインがなされた上、店
の控えとなる。
【0030】図6(A)において、レシートRC3に
は、レシートRC2と同じ内容が印刷されている。図6
(B)において、インプリ票MPには、クレジットカー
ドによるインプリントを行うためのインプリ欄SMP、
及びサイン票SGと同じ内容が印刷されている。レシー
トRC3は顧客に手渡され、インプリ票MPは、顧客の
提示するクレジットカードによってインプリ欄SMPに
インプリントがなされ、サイン欄SSGに顧客によって
サインがなされた上、店の控えとなる。インプリ票MP
は感熱紙TPであるため、クレジットカードのエンボス
によるインプリントを行った場合に、エンボスに当たっ
た部分の表面が圧力又は温度により変色し、クレジット
カードの番号などが鮮明に複写される。
【0031】なお、サイン票SG及びインプリ票MP
は、店において保管され、クレジットカードの発行者か
らの依頼に応じて提出される。次に、POS端末装置1
1における操作及び処理について、フローチャートを参
照して説明する。
【0032】図7はPOS端末装置11における操作及
び処理の流れを示すフローチャートである。図7におい
て、まず、顧客の購入する商品について、スキャナ22
又は入力キー23からデータを入力する(#11)。顧
客のクレジットカードを磁気カードリーダ24によって
読み取る(#12)。読み取ったデータに基づいて発行
者コードCDSを識別し、カード条件テーブルTB1に
登録されているか否かを判定する(#13)。顧客から
聞いて入力した支払い条件について、カード条件テーブ
ルTB1に登録されているか否かを判定する(#1
4)。読み取ったカード番号について、CAFISセン
ターに信用照会を行う(#15)。これによって事故カ
ードであることが判明した場合には、その旨を表示して
即座に処理を中止する。事故カードでない場合に、カー
ド条件テーブルTB1を参照してサインの要否及びイン
プリントの要否を判定する(#16)。
【0033】インプリントが必要である場合には(#1
7でイエス)、レシートRC3及びインプリ票MPを印
刷し(#18)、インプリ票MPにインプリントを行い
(#19)、それに顧客のサインを貰う(#20)。イ
ンプリントが不要でサインが必要な場合には(#21で
イエス)、レシートRC2及びサイン票SGを印刷し
(#22)、サイン票SGに顧客のサインを貰う(#2
3)。インプリントもサインも不要の場合には(#21
でノー)、レシートRC1のみを印刷する(#24)。
【0034】上述のように、レシートRC1〜3のみな
らず、サイン票SG及びインプリ票MPをもサーマルプ
リンタ25によって印刷するので、従来のようなカード
専用伝票を備えておく必要がない。したがって、カード
専用伝票のための製作費用及び保管場所が不要であり、
クレジットカードによる取引きの場合にカード専用伝票
を探し回る必要がない。また、インプリ票MP及びその
印刷には、レシートRC1〜3の印刷に用いる感熱紙T
P及びサーマルプリンタ25を兼用で用いており、他の
特別な用紙及びプリンタを用いる必要がないので、PO
S端末装置11の構成が複雑になることがなく、感熱紙
TPの補給などのメンテナンスも容易であり、大幅なコ
ストアップも生じない。
【0035】POSシステム1にはカード条件テーブル
TB1が設けられており、サイン及びインプリントの要
否がカード条件テーブルTB1を参照して自動的に判断
されるので、レジの担当者がインプリントなどを必要と
する場合の条件を覚えておく必要がなく、担当者の負担
が軽減されてレジ業務の迅速化が図られる。さらに、カ
ード条件テーブルTB1にはそのような条件をきめ細か
く記録しておくことができるので、サイン票SG又はイ
ンプリ票MPの不要な場合を洩れなく判定することがで
き、担当者が判断する場合と比較してサイン票SG又は
インプリ票MPの枚数が低減し、後方業務である伝票の
仕分け業務の低減が図られる。しかも、サイン及びイン
プリントの要否が、レシートRC1〜3、サイン票S
G、又はインプリ票MPに明記されているので、担当者
はサーマルプリンタ25から出力される感熱紙TPの記
載内容に沿って作業を行うだけでよく、作業の簡素化及
び平準化が図られる。
【0036】したがって、POSシステム1によると、
カード専用伝票を備えることなくクレジットカードのた
めのインプリント用伝票を発行することができ、レジ業
務の簡素化及び事務経費の削減を図ることができる。そ
の上、レジ業務の迅速化によってチェックアウト時間が
短縮され、顧客へのサービスの向上が図られる。
【0037】上述の実施形態において、レシートRC2
とサイン票SG、レシートRC3とインプリ票MPと
は、それぞれサーマルプリンタ25によって切り離され
ているが、サーマルプリンタ25によってミシン目を入
れ、担当者が切り離すようにしてもよい。サーマルプリ
ンタ25として複数個のプリンタユニットを備えてお
き、一方をレシートの印刷用とし他方をインプリ票MP
の印刷用としてもよい。その場合に感熱紙の幅寸法を異
ならせておいてもよい。上述の実施形態ではPOSシス
テム1に適用したが、キャッシュレジスタ単体について
適用することもできる。カード条件テーブルTB1、レ
シートRC1〜3、サイン票SG、インプリ票MPなど
の内容、構成、又はPOS端末装置11、コントローラ
12、POSシステム1などの構成、処理又は操作の手
順などは、本発明の主旨に沿って適宜変更することがで
きる。
【0038】
【発明の効果】請求項1乃至請求項4の発明によると、
カード専用伝票を備えることなくクレジットカードのた
めのインプリント用伝票を発行することができ、レジ業
務の簡素化及び事務経費の削減を図ることができる。
【0039】請求項3及び請求項4の発明によると、カ
ード取引き条件に基づいてインプリントの要否が自動的
に判断されるので、レジ担当者の負担が軽減されてレジ
業務の迅速化が図られ、しかも、インプリントの不要な
場合を洩れなく判断することができるのでインプリント
された伝票の枚数が低減し、伝票の仕分け業務の低減が
図られる。
【0040】請求項4の発明によると、サインは必要で
あるがインプリントは不要である場合に、インプリント
用の欄のないサインのみのフォーマットを印刷するの
で、感熱紙の無駄な消費を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るPOSシステムの概略の構成を示
すブロック図である。
【図2】POS端末装置の処理内容を機能的に示すブロ
ック図である。
【図3】カード条件テーブルの内容の例を示す図であ
る。
【図4】レシートの内容の例を示す図である。
【図5】レシート及びサイン票の内容の例を示す図であ
る。
【図6】レシート及びインプリ票の内容の例を示す図で
ある。
【図7】POS端末装置における操作及び処理の流れを
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 POSシステム 11 POS端末装置(キャッシュレジスタ) 21a メモリ(カード取引き条件格納手段) 23 入力キー(クレジットカード取引き指示手段) 24 磁気カードリーダ(クレジットカード取引き指示
手段) 25 サーマルプリンタ 41 取引き金額算出部(取引き金額算出手段) 42a サイン要否判断部(サイン要否判断手段) 42b インプリント要否判断部(インプリント要否判
断手段) 43 印刷制御部(印刷制御手段) TP 感熱紙 TB1 カード条件テーブル(カード取引き条件格納手
段) RC1〜3 レシート SG サイン票(サインのためのフォーマット) MP インプリ票(インプリントのためのフォーマッ
ト)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品の取引き金額を算出する取引き金額算
    出手段と、前記取引き金額に対応する金額のレシートを
    感熱紙に印刷するサーマルプリンタとを備えたキャッシ
    ュレジスタを用い、 前記取引き金額に対応する金額がクレジットカードによ
    って取引きされる場合に、前記クレジットカードのイン
    プリントのためのフォーマットを前記サーマルプリンタ
    によって感熱紙に印刷し、印刷された感熱紙を用いてイ
    ンプリント用伝票を発行する、 ことを特徴とするインプリント用伝票の発行方法。
  2. 【請求項2】商品の取引き金額を算出する取引き金額算
    出手段と、前記取引き金額に対応する金額のレシートを
    感熱紙に印刷するサーマルプリンタとを備えたキャッシ
    ュレジスタであって、 前記取引き金額に対応する金額がクレジットカードによ
    って取引きされることを指示するクレジットカード取引
    き指示手段と、 前記クレジットカードのインプリントのためのフォーマ
    ットを前記サーマルプリンタによって前記感熱紙に印刷
    するための印刷制御手段と、 を有してなることを特徴とするキャッシュレジスタ。
  3. 【請求項3】商品の取引き金額を算出する取引き金額算
    出手段と、前記取引き金額に対応する金額のレシートを
    感熱紙に印刷するサーマルプリンタとを備えたキャッシ
    ュレジスタを含んで構成されるPOSシステムであっ
    て、 前記取引き金額に対応する金額がクレジットカードによ
    って取引きされることを指示するクレジットカード取引
    き指示手段と、 前記クレジットカードによる取引きに際してのインプリ
    ントの要否の条件を含むカード取引き条件を格納したカ
    ード取引き条件格納手段と、 前記カード取引き条件を参照して前記インプリントの要
    否を判断するインプリント要否判断手段と、 前記インプリントが要であると判断された場合に、前記
    クレジットカードのインプリントのためのフォーマット
    を前記サーマルプリンタによって前記感熱紙に印刷する
    ための印刷制御手段と、 を有してなることを特徴とするPOSシステム。
  4. 【請求項4】商品の取引き金額を算出する取引き金額算
    出手段と、前記取引き金額に対応する金額のレシートを
    感熱紙に印刷するサーマルプリンタとを備えたキャッシ
    ュレジスタを含んで構成されるPOSシステムであっ
    て、 前記取引き金額に対応する金額がクレジットカードによ
    って取引きされることを指示するクレジットカード取引
    き指示手段と、 前記クレジットカードによる取引きに際してのサインの
    要否の条件及びインプリントの要否の条件を含むカード
    取引き条件を格納したカード取引き条件格納手段と、 前記カード取引き条件を参照して前記サインの要否を判
    断するサイン要否判断手段と、 前記カード取引き条件を参照して前記インプリントの要
    否を判断するインプリント要否判断手段と、 前記サイン及び前記インプリントが否であると判断され
    た場合には前記レシートを、前記サインが要であり且つ
    前記インプリントが否であると判断された場合には前記
    レシートと前記サインのためのフォーマットとを、前記
    インプリントが要であると判断された場合には前記レシ
    ートと前記クレジットカードのインプリントのためのフ
    ォーマットとを、それぞれ前記サーマルプリンタによっ
    て前記感熱紙に印刷するための制御を行う印刷制御手段
    と、 を有してなることを特徴とするPOSシステム。
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