JPH07121487A - 分散処理システムにおけるタスク割当て方法 - Google Patents

分散処理システムにおけるタスク割当て方法

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JPH07121487A
JPH07121487A JP5268551A JP26855193A JPH07121487A JP H07121487 A JPH07121487 A JP H07121487A JP 5268551 A JP5268551 A JP 5268551A JP 26855193 A JP26855193 A JP 26855193A JP H07121487 A JPH07121487 A JP H07121487A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分散システムにおいて、処理タスク生成によ
るオーバヘッド及び不要処理タスクの残存によるシステ
ムリソースネックの防止を図る。 【構成】 共有メモリ100内のタスク管理テーブル1
20は、各処理タスクのタスク状態(未生成、割当て済
み、未割当て等)、及び実行状況(タスク使用回数、タ
スク使用時間等)を管理している。利用者タスク11は
処理タスク14を割当て済とし、分散処理を実行中であ
る。利用者タスク12はテーブル120を参照し、未割
当て状態の処理タスク15があれば、これを割当てる。
利用者タスク13はテーブル120を参照し、未割当て
の処理タスクがない場合、タスクマネジャ17で処理タ
スク16を生成せしめ、これを割当てる。監視タスク1
8はテーブル120の各処理タスクの実行状況を監視
し、使用頻度の低い処理タスクを終了とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分散処理システムにお
ける処理タスクの割当て制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の分散処理システムにおれる処理タ
スクの割当て方式を図7乃至図10に示す。ここで、図
7は利用者からの処理要求に対して、要求順にシーケン
シャルに一つの処理タスクを割当て、他システムと分散
処理を行う方式であり、図8は複数の利用者からの処理
要求に対して、時分割で一つの処理タスクを割当て、同
様に他システムと分散処理を行う方式である。図9はタ
スクマネジャを設け、複数の利用者からの処理要求に対
して、要求の度に動的に処理マスクを生成し、それらを
利用者毎に割当て、他システムと分散処理を行う方式で
ある。図10は、あらかじめ幾つかの処理タスクを静的
に生成しておき、複数の利用者からの処理要求に対し
て、処理割当て待ちのタスクを一つ割当て他システムと
分散処理を行う方式である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術には次のよう
な問題がある。例えば、図7の方式では、要求順にシー
ケンシャルに一つの処理タスクを割当て分散処理を行う
ため、ある利用者に対する処理が実行中の場合は他の利
用者の処理要求は待たされる。また、図8の方式では、
複数の利用者からの処理要求は同時に受付けられるが、
処理タスクが一つのためスループットが悪い。
【0004】一方、このような問題は、図9や図10の
ように、複数の処理タスクを利用者毎に割り当てる方式
を用いることにより解決される。しかし、図9の要求の
度に動的に処理タスクを生成する場合、処理要求毎にタ
スク生成のオーバヘッドが生じる。特に、高速な通信路
を用いた分散処理環境においては、このタスク生成のオ
ーバヘッドが顕著とする。また、このタスク生成のオー
バヘッドを解決するために、図10のように複数の処理
タスクをあらかじめ生成しておく場合、使用の要否に拘
らず常時メモリ等のシステムリムソースを確保すること
となるため、リソースネックによる性能劣化となる。
【0005】本発明の目的は、通信路の性能や各マシン
性能といった分散処理環境に合わせて処理タスク割当て
を最適にチューニングすると共に、システムが統計情報
を用いて各分散環境に合わせた最適な処理タスクの割り
当てを行うことにより、上記タスク動的生成によるオー
バヘッド及びシステムリソースネックによる性能劣化を
防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、複数の処理タスクを利用者毎に
割り当てて分散処理を実行する分散処理システムにおい
て、各処理タスクのタスク状態を管理するタスク管理テ
ーブルを備え、利用者からの処理要求に対して前記タス
ク管理テーブルを参照し、タスク生成済で未割当て状態
の処理タスクがある場合には当該処理タスクを割り当
て、前記未割当て状態の処理タスクがない場合には新た
に処理タスクを生成して該処理タスクを割り当てるよう
にしたことである。
【0007】また、請求項2の発明は、上記請求項1記
載の分散処理システムにおけるタスク割当て方法におい
て、処理タスク生成時、当該処理タスクのタスク生成時
間をタスク管理テーブルに設定し、分散処理実行時、各
処理タスクの実行状況(タスク使用回数、タスク使用時
間、通信時間等)をタスク管理テーブルに取得し、分散
処理を終了した際、前記タスク管理テーブルを参照し
て、当該処理タスク生成時間があらかじめ定めた最大許
容時間より大きい場合、あるいは、当該処理タスク通信
時間の当該処理タスク実行時間に占める割合(通信利用
率)があらかじめ定めた値に満たない場合、当該処理タ
スクを終了させずに未割当て状態の処理タスクとして、
利用者からの次の処理要求待ちとして待機せしめるよう
にしたことである。
【0008】さらに、請求項3の発明は、上記請求項2
記載の分散処理システムにおけるタスク割当て方法にお
いて、タスク管理テーブル内の各処理タスクの実行状況
を監視し、あらかじめ定めた時間(タスク再設定時間)
内に使用されなかった処理タスク及び該時間に占めるタ
スク使用時間の割合(タスク利用率)があらかじめ定め
た値に満たない処理タスクを終了させるようにしたこと
である。
【0009】
【作用】利用者からの処理要求に対して、処理タスクを
生成し、他システムと通信により分散処理を実行する。
この分散処理終了後、当該処理タスク生成に要した時間
が最大許容時間より大きい場合、あるいは当該処理タス
クの通信に要した時間が所定の値に満たない場合などで
は、当該処理タスクを終了させずに未割当て状態の処理
タスクとして残しておく。そして、利用者から次の処理
要求があると、この未割当て状態の処理タスクを割り当
てて直ちに分割処理を実行する。これにより、タスク動
的生成によるオーバヘッドを解消できる。
【0010】また、各処理タスクの実行状況を監視し、
分散処理システム稼動中に、タスク再設定時間内に使用
されなかった処理タスク及びタスク使用時間の割合が少
ない処理タスクを終了させる。これにより、システムリ
ソースネックを解決できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
【0012】図1に、本発明による分散処理システムの
一実施例の構成図を示す。分散処理システム10は、本
処理システムの複数の利用者からの処理要求を処理を利
用者タスク11,12,13、各利用者タスク11,1
2,13から割り当てられて他システム20,30,4
0に対して分散処理を実行する処理タスク14,15,
16、各処理タスク14,15,16の生成、消去(終
了)等を制御するタスクマネジャ17、各処理タスク1
4,15,16の使用状況を監視する監視タスク18、
及び、利用者タスク11,12,13、処理タスク1
4,15,16、監視タスク18等が参照可能な共有メ
モリ100を有する。共有メモリ100上には、各処理
タスク14,15,16のタスク状態、ユーザの定義し
た情報などを格納するタスク管理テーブル120があ
る。
【0013】図1の動作概要は次の通りである。本分散
処理システム利用者からの分散処理要求に対して、利用
者タスク11,12,13は共有メモリ100上のタス
ク管理テーブル120を参照し、タスク生成済で未使用
の状態(未割当て状態)の処理タスクがある場合には当
該処理タスクを割り当て、未割当て状態の処理タスクが
ない場合にはタスクマネジャ17へ処理タスク生成要求
を出す。処理タスク生成要求を受けて、タスクマネジャ
17には新たに処理タスクを生成し、これを利用者タス
クが割り当てる。
【0014】利用者タスク11,12,13から割り当
てを受けた処理タスク14,15,16は、それぞれ他
システム20,30,40と通信して分散処理を実行す
る。この分散処理実行時、各処理タスク14,15,1
6は当該処理タスクの実行状況としてタスク使用回数、
タスク使用時間、通信時間をタスク管理テーブル120
に設定する。
【0015】分散処理が終了すると、利用者タスク1
1,12,13は再び共有メモリ100上のタスク管理
テーブル120を参照し、処理タスク14,15,16
の実行状況を分析して、当該処理タスクを終了とする
か、未割当て状態とする。処理タスクを終了させる場
合、該利用者タスク11,12,13はタスクマネジャ
17へ当該処理タスクの終了要求を出し、これを受けて
タスクマネジャ17は当該処理タスクを終了(消去)さ
せる。
【0016】監視タスク18は、常時、共有メモリ10
0上のタスク管理テーブル120を参照し、同様に各処
理タスク14,15,16の実行状況を分析して、使用
頻度の少ない不要な処理タスクがあれば、当該処理タス
クの終了要求をタスクマネジャ17へ出す。タスクマネ
ジャ17は、これを受けて当該処理タスクを終了(消
去)させる。
【0017】図2に、共有メモリ100上のタスク管理
テーブル120の構成例を示す。タスク管理テーブル1
20は、各処理タスク共通に使用する情報を格納する共
通情報エリア121と、各処理タスク毎の情報を格納す
るタスク対応エリア122に分かれる。共通情報エリア
121には、ユーザの定義した値である生成可能な最大
処理タスク数(max)、及び、タスク利用率の最大値
(tave)、通信利用率の最大値(cave)、最大
許可時間(limit)、タスク再設定時間(tim
e)、さらに、本分散処理システムが内部的に使用する
実行処理タスク数(run)等を設定する。タスク対応
エリア122には、当該処理タスクのタスク番号、タス
ク状態を設定する。この各タスク対応エリア122には
さらに統計情報エリア123がある。統計情報エリア1
23があり、当該処理タスクの使用回数(ucnt)、
タスク使用時間(utime)、通信時間(com)を
設定する。
【0018】分散処理実行に先立って、ユーザ定義によ
り、最大処理タスク数(max)、処理タスク生成に要
する時間の許容範囲である最大許可時間(limi
t)、処理タスク実行時間に占める通信利用率の最大値
(cave)、処理タスク実行状態を見直す間隔である
タスク再設定時間(time)、タスク再設定時間に占
める当該タスク利用率の最大値(tave)を、共通情
報エリア121に設定する。分散処理実行時、実行処理
タスク数(run)を共通情報エリア121に設定し、
また、各処理タスクは当該タスク使用回数(ucn
t)、当該タスク使用時間(utime)、通信時間
(com)を各タスク対応エリア内の統計情報エリア1
23に統計情報として取得する。
【0019】分散処理終了後、各利用者タスクは、当該
処理タスク生成に要した時間が前記最大許可時間(li
mit)より大きい場合、あるいはタスク使用時間に対
する通信に用した時間の割合が前記通信利用率(cav
e)に満たない場合、当該処理タスクを終了させずタス
ク状態を未割当てとし、本分散システム利用者からの次
の分散処理要求待ちとして待機させておく。また、監視
タスク18は、分散処理実行時に各処理タスクが前記統
計情報エリア123に統計情報として取得した当該タス
クの使用回数(ucnt)及び使用時間(utime)
を元に、分散処理システム稼働中に、前記タスク再設定
時間(time)内に使用されなかった処理タスク及び
使用された時間の割合が前記タスク利用率(tave)
に満たない処理タスクを監視し、終了させる。
【0020】図3に、タスク管理テーブル120内の各
タスク対応エリア122のタスク状態の一例を示す。こ
こで、タスク番号(1),(2),(3)は図1の処理タ
スク14,15,16に対応するとする。また、ここで
は通信時間は省略してある。
【0021】この例の場合、最初に実行された利用者タ
スク11は処理タスク14を割当て済であり、他システ
ム20と分散処理を実行中である。次に実行された利用
者タスク12は、既に生成済で未割当て状態の処理タス
ク15を割当て、他システム30と分散処理を実行す
る。3番目に実行された利用者タスク13は、未割当て
状態の処理タスクがないためタスクマネジャ17に対し
て処理タスク生成要求を行い、処理タスクの生成を待
つ。そして、処理タスク16が生成されると、利用者タ
スク13は該処理タスク16を割当て、他システム40
と分散処理を実行する。また、分散処理実行時、タスク
管理テーブル120内の各タスク対応エリア122の統
計情報エリア123に統計的に取得された処理タスクの
実行状況を元に、監視タスク18は不要処理タスクを終
了せしめ、割当て待ちとする処理タスク数を調整する。
【0022】図4は、処理タスクの割当て処理及び割当
て解除処理の詳細フローチャートである。図中、破線で
囲った411〜414が各処理タスクの処理であり、そ
れ以外は各利用者タスクでの処理である。
【0023】利用者からの分散処理要求を受けると、利
用者タスクは共有メモリ100のタスク管理テーブル1
20を参照して、最大処理タスク数(max)の判定処
理を行い(ステップ401)、タスク管理テーブル12
0内の実行処理タスク数(run)が最大処理タスク数
(max)を超える場合は処理要求を拒否する(ステッ
プ422)。実行処理タスク数(run)が最大処理タ
スク数(max)以外の場合は実行処理タスク数(ru
n)を更新し(ステップ402)、タスク使用開始時間
(timeA)を取得した後(ステップ403)、予め
生成された未割当て状態で割当て待ちの処理タスクがあ
るかどうかを判定し(ステップ404)、割当て待ちの
処理タスクがある場合は当該処理タスクを利用者に割り
当てる。割当て待ちの処理タスクがない場合はタスク生
成開始時間(timeB)を取得した後(ステップ40
5)、処理タスク生成要求をタスクマネジャに出し(ス
テップ406)、新たに生成された処理タスクを利用者
に割り当てる。この時、現在の時間とtimeBとの差
を求めることにより、タスク生成に掛かった処理時間
(str)を計算する(ステップ417)。その後、タ
スク管理テーブル120内の当該タスク状態を割当て済
に設定し(ステップ408)、当該タスク使用回数(u
cnt)をカウントアップし(ステップ409)、さら
に通信処理開始時間(timeC)を取得しておく(ス
テップ410)。
【0024】処理タスクは、他システムとデータ送受信
等の分散処理を行うが(ステップ412,413)、こ
の時、データ送信処理を行う前に処理開始時間(tim
eD)を取得し(ステップ411)、データ受信後に現
在の時間とtimeDとの差を求めることにより、デー
タ送受信に用した時間すなわち通信時間(com)を更
新しておく(ステップ414)。
【0025】分散処理を終了すると、利用者タスクは現
在の時間とtimeCとの差により当該分散処理に要し
た処理時間を求めてタスク管理テーブル120内の当該
タスク使用時間(utime)を更新し(ステップ41
5)、また、現在の時間とtimeAとの差を求めるこ
とにより当該タスクの使用時間(use)を計算した後
(ステップ416)、当該処理タスクを終了(消去)さ
せるか否かを判定する(ステップ417,418)。そ
して、当該タスク生成に用した時間(str)がタスク
生成許可時間(limit)よりも大きい場合、あるい
はデータ送受信に要した通信時間(com)が当該タス
ク使用時間(use)に通信利用率(cave)を乗じ
た値に満たない場合は、タスク管理テーブル120内の
当該タスク状態を未割当てに設定し(ステップ42
3)、次の分散処理要求待ちとして待機させておく。そ
れ以外の場合は、タスク管理テーブル120内の当該タ
スク状態を未生成に設定し(ステップ419)、タスク
マネジャにタスク終了要求を出して当該処理タスクを終
了(消去)させる(ステップ420)。その後、タスク
管理テーブル120内の実行処理タスク数(run)を
カウントダウンし(ステップ421)、処理タスクの割
当てを解除する。
【0026】上記処理タスクの割当て処理及び割当て解
除処理時のタスク状態の遷移は図5の通りとなる。
【0027】図6は、監視タスク18での統計情報を用
いた処理タスクの再設定処理の詳細フローチャートであ
る。
【0028】監視タスク18において処理タスクの再設
定処理を行う場合、まず、タスク管理テーブル120内
の各タスク対エリア122の統計情報を全て初期設定し
た後(ステップ601)、ユーザが定義したタスク再設
定時間間隔(time)で以下の処理を繰返し行う(ス
テップ602)。タスク管理テーブル120より先頭の
タスク対応エリアの統計情報を取得して(ステップ60
3)、当該タスクがタスク再設定時間内に使用されなか
った場合、すなわちタスク使用回数(ncnt)=0の
場合(ステップ604)、あるいはタスク再設定時間
(time)に対して分散処理時に更新した当該タスク
のタスク使用時間(utime)の割合がタスク利用率
(tave)に満たない場合(ステップ605)、タス
クマネジャ17に対してタスク終了要求を出す事により
当該処理タスクを終了(消去)させる(ステップ60
6)。そして、当該タスクの統計情報エリアのタスク使
用回数(ucut)及びタスク使用時間(utime)
を初期化する(ステップ607)。その後、次のタスク
対応エリアに関する統計情報を取得し(ステップ60
9)、同様の処理を行う。上記処理を全タスク対応エリ
アに関して実行し、最終のタスク対応エリアに関する処
理が完了した後(ステップ608)、タイマを再設定す
る。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、利用者からの
処理要求に対して、既に生成済で未割当て状態にある処
理タスクを割り当て分散処理を実行することにより、タ
スク生成によるオーバヘッドを解消することができる。
【0030】請求項2の発明によれば、分散処理終了
後、タスク生成に要した時間が大きい処理タスク、ある
いは、通信に要した時間が小さい処理タスクを、それぞ
れ終了させずに未割当て(未使用)の処理タスクとし
て、利用者からの次の処理要求待ちとして待機させてお
くことにより、各分散環境に合わせた最適な処理タスク
の割当てを行うことが可能になる。
【0031】請求項3の発明によれば、各処理タスクの
実行状況を元に使用頻度の少ない不要な処理タスクを逐
次終了させることにより、処理タスクを終了させずに未
割当て状態として残しておく場合のシステムリソースネ
ックを解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタスク割当て方法を適用した分散処理
システムの一実施例の構成図である。
【図2】タスク管理テーブルの構成例を示す図である。
【図3】タスク管理テーブル内のタスク対応エリアの一
例を示す図である。
【図4】本発明による処理タスク割当て及び割当て解除
の処理フローチャートの一例である。
【図5】図4における処理タスクの状態遷移を示す図で
ある。
【図6】本発明による処理タスク再設定の処理フローチ
ャートの一例である。
【図7】従来技術による分散処理システムにおける処理
タスクの割当て方法の一例を示す図である。
【図8】同じく従来技術による分散処理システムにおけ
る処理タスクの割当て方法の一例を示す図である。
【図9】同じく従来技術による分散処理システムにおけ
る処理タスクの割当て方法の一例を示す図である。
【図10】同じく従来技術による分散処理システムにお
ける処理タスクの割当て方法の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 分散処理システム 11,12,13 利用者タスク 14,15,16 処理タスク 17 タスクマネジャ 18 監視タスク 100 共有メモリ 120 タスク管理テーブル 121 共通情報エリア 122 タスク対応エリア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の処理タスクを利用者毎に割り当て
    て分散処理を実行する分散処理システムにおいて、各処
    理タスクのタスク状態を管理するタスク管理テーブルを
    備え、利用者からの処理要求に対して前記タスク管理テ
    ーブルを参照し、タスク生成済で未割当て状態の処理タ
    スクがある場合には当該処理タスクを割り当て、前記未
    割当て状態の処理タスクがない場合には新たに処理タス
    クを生成して該処理タスクを割り当てることを特徴とす
    る分散処理システムにおけるタスク割当て方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の分散処理システムにおけ
    るタスク割当て方法において、処理タスク生成時、当該
    処理タスクのタスク生成時間をタスク管理テーブルに設
    定し、分散処理実行時、各処理タスクの実行状況をタス
    ク管理テーブルに取得し、分散処理を終了した際、前記
    タスク管理テーブルを参照して、当該処理タスク生成時
    間があらかじめ定めた最大許容時間より大きい場合、あ
    るいは、当該処理タスク通信時間の当該処理タスク実行
    時間に占める割合があらかじめ定めた値に満たない場
    合、当該処理タスクを終了させずに未割当て状態の処理
    タスクとして、利用者からの次の処理要求待ちとして待
    機せしめることを特徴とする分散処理システムにおける
    タスク割当て方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の分散処理システムにおけ
    るタスク割当て方法において、タスク管理テーブル内の
    各処理タスクの実行状況を監視し、あらかじめ定めた時
    間内に使用されなかった処理タスク及び該時間に占める
    タスク使用時間の割合があらかじめ定めた値に満たない
    処理タスクを終了させることを特徴とする分割処理シス
    テムにおける割当て方法。
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