JPH06332834A - リモートプロシジャコール方法 - Google Patents

リモートプロシジャコール方法

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JPH06332834A
JPH06332834A JP5122347A JP12234793A JPH06332834A JP H06332834 A JPH06332834 A JP H06332834A JP 5122347 A JP5122347 A JP 5122347A JP 12234793 A JP12234793 A JP 12234793A JP H06332834 A JPH06332834 A JP H06332834A
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JP
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counter
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JP5122347A
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Masao Sato
将夫 佐藤
Atsushi Nitta
淳 新田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】同じサービス要求を処理できるサーバプロセス
を複数有し、もっとも早くサービス処理を開始できるサ
ーバプロセスがサービス要求を受け、サービス処理が行
われていないサービス要求の個数と、サーバプロセスの
個数に応じサーバプロセスを起動・停止する手段105
0,1060を備え、クライアントプロセス1010か
ら同じサービス要求を複数回送った場合、複数のサーバ
プロセス1020,1021,1022のいずれかのサ
ーバプロセスが複数のサービス要求の全てを処理しない
かぎり、サーバプロセスの停止を行わないリモートプロ
シジャコール方法。 【効果】サーバプロセスが負荷分散を行い、負荷分散を
行うサーバプロセスの個数を特定の範囲内で増減するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラムの実行単位
であるプロセスを複数並列に処理できる計算機システム
に係り、特に、クライアントプロセスがサーバプロセス
にサービス要求を送り、サーバプロセスが前記サービス
要求に従ったサービス処理を行う、リモートプロシジャ
コール方法に関する。
【0002】
【従来の技術】クライアント−サーバ型のシステム構成
が注目されるにつれ、リモートプロシジャコール(以下
RPC)を用いた比較的大きなシステムが構築されつつ
ある。クライアントプロセス数はシステム規模とともに
増加するため、大規模なシステムでは同じサービスを処
理するサーバプロセスを複数用意し、これら複数のサー
バプロセスでRPCを分散して処理する必要が生じる。
【0003】複数のサーバプロセスでRPCを分散して
処理する場合、同じサービス要求を処理するサーバプロ
セスを複数用意し、これらのサーバプロセス間で負荷分
散を行う方法が一般的である。このような同じサービス
を処理する複数のサーバプロセスを有するRPCシステ
ムの従来技術としてSunRPCを利用したNFSシステムが
ある。また、RPCシステムではないが、複数のサーバ
プロセスを有し、クライアント−サーバ型のシステム構
成を取る従来技術としてインターネットサービスのinet
d がある。
【0004】「マネージング エヌエフエス アンド
エヌアイエス」ハル スターン著(「Managing NFS and
NIS」Hal Stern著ISBN4−7561−0273−5)によると、NF
Sシステムはnfsdサーバプロセスを複数もつ事ができ
る。nfsdはRPCのサーバプロセスであり、RPCプロ
グラム番号で識別されるサービス要求をクライアントか
ら受け、サービス処理を行う。全てのnfsdは同じサービ
ス要求(RPCプログラム番号)のサービス処理を行
う。サービス要求をクライアントプロセスから受け取る
ために、全てのnfsdは一つのUDP通信ポートを共有
し、サービス処理を行っていないサーバプロセスがUD
Pポート内のキューからサービス要求を取り出すことに
より、サーバプロセス間の負荷分散を行っている。
【0005】全てのサーバプロセスが一つのキューより
サービス要求を取り出すため、クライアントプロセスが
特定のサーバプロセスを指定してサービス要求を送るこ
とができない。このため、nfsdは、サービス処理のうち
クライアント、サービス等の状態に関係のない処理のみ
を行い、サーバとしての状態を持つことが出来ない。
【0006】サービス処理のうち状態に関する処理は、
rpc.statd サーバプロセスが行い、rpc.statd サーバプ
ロセスに対し、それぞれのnfsdサーバプロセスからRP
Cを出すことで処理する。rpc.statd を複数プロセス構
成にして負荷分散を行う事はできない。また、nfsdサー
バプロセスの個数は、起動時にパラメータとして与えら
れ、クライアントからのサービス要求の頻度に応じて変
更する事ができない。
【0007】「ユニックス ネットワーキング プログ
ラミング」ダブリュ リチャードスチブンス著(「UNIX
NETWORKING PROGRAMING」W.RICHARD STEVENS著ISBN0−13
−949876−1)によると、inetdは、通信ポート番号によ
って識別されるサービス要求をクライアントプロセスよ
り受け取り、サービス要求に対応したサービスの処理を
行うサーバプロセスを起動し、サーバプロセスにクライ
アントからのサービス要求を中継するプロセスである。
【0008】inetd プロセスは、クライアントからサー
ビス要求を受ける度にサーバプロセスを起動する。サー
バプロセスは、サービス要求を送ったクライアントに関
するサービスの処理を終えた後、新たなサービス要求を
受け取らずに終了する。サービス要求とサーバプロセス
が一対一に対応するため、一つのサービス処理の中でサ
ーバプロセスが状態を持つことは可能であるが、複数の
サービス要求にわたってサーバプロセスが状態を保存す
る事はできない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、NFSシ
ステムが有する従来技術では、サーバプロセスの個数が
固定であり、クライアントからのサービス要求が頻繁に
送られてくると、前もって用意されたサーバプロセスの
個数ではサービスの処理が間に合わなくなる。逆にサー
ビス要求の送られる頻度が少ない場合には、処理を行わ
ないサーバプロセスが複数あることにより、サーバプロ
セスに付随するメモリ等のリソースが無駄に使用され
る。
【0010】また、inetd の持つ従来技術では、サーバ
プロセスの個数がクライアントからのサービス要求の頻
度に合わせて変化するが、サーバプロセスの個数がサー
ビス要求の個数と一致するため、サーバプロセスの個数
に上限がなく、サービス要求が頻繁に送られてくるとサ
ーバプロセスの個数が極端に増加し、CPU,メモリ等
のリソースを使い果たしてしまう。さらに、inetd の持
つ従来技術では、サーバプロセスが一つのサービス要求
しか処理しないため、サービス要求毎にサーバプロセス
の起動・停止処理が発生し、サービス処理が重くなる。
【0011】NFSシステムが有する従来技術、inetd
の持つ従来技術ともに、クライアントプロセスが複数の
サーバプロセスのいずれかを指定してサービス要求を送
ることができない。このため、複数のサーバプロセスに
より負荷分散する場合、サーバプロセスは状態を持つこ
とができない。NFSシステムが有する従来技術では、
サーバプロセスを一つに限定する時に限り、そのサーバ
プロセスで状態を持てるが、inetd の持つ従来技術で
は、サーバプロセスが複数のサービス要求にわたる状態
を持つ事ができない。
【0012】本発明の目的は、同じサービス要求を処理
できるサーバプロセスが複数存在し、これらのサーバプ
ロセスが負荷分散を行うRPCにおいて、サーバプロセ
スが状態を持てず、負荷分散を行うサーバプロセスの個
数を特定の範囲内で増減することができていない事を解
決することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ために本発明は、同じサービス要求を処理できるサーバ
プロセスを複数有し、前記複数のサーバプロセスのうち
もっとも早くサービス処理を開始できるサーバプロセス
が前記サービス要求を受け取るRPC方法において、前
記サービス要求のうち、まだサーバプロセスでサービス
処理が行われていないサービス要求の個数を求める手段
と、前記複数のサーバプロセスの個数を求める手段と、
前記複数のサーバプロセスと同じサービス要求を処理で
きるサーバプロセスを新たに起動する手段と、サービス
処理完了後に前記複数のサーバプロセス内のいくつかの
サーバプロセスを停止する手段と、前記サービス要求の
個数と前記サーバプロセスの個数に応じ前記サーバプロ
セスを起動・停止する手段を備える。
【0014】さらに、本発明は、クライアントプロセス
から同じサービス要求を複数回送った場合、前記複数の
サーバプロセスの内いずれかのサーバプロセスが前記ク
ライアントプロセスの停止時まで、前記クライアントプ
ロセスに括り付けられる、すなわち、前記クライアント
プロセスからのサービス要求を全て受け取り、前記クラ
イアントプロセス以外のクライアントプロセスからのサ
ービス要求を一切受け取らない手段と、前記クライアン
トプロセスに括り付けられたサーバプロセスで、前記ク
ライアントプロセスが停止し、括り付けが解かれるま
で、個々のサービス処理完了後であっても自サーバプロ
セスの停止を禁止する手段を備える。
【0015】
【作用】本発明の持つ、サービス要求のうち、まだサー
バプロセスでサービス処理が行われていないサービス要
求の個数を求める手段と、複数のサーバプロセスの個数
を求める手段と、複数のサーバプロセスと同じサービス
要求を処理できるサーバプロセスを新たに起動する手段
と、サービス処理完了後に複数のサーバプロセス内のい
くつかのサーバプロセスを停止する手段と、サービス要
求の個数とサーバプロセスの個数に応じサーバプロセス
を起動・停止する手段は、サービス要求の頻度を表すパ
ラメタであるサービス処理の行われていないサービス要
求の個数に従い、サーバプロセスの個数を制限された一
定の範囲内で変化させる作用を与える。
【0016】さらに、本発明は、クライアントプロセス
から同じサービス要求を複数回送った場合、複数のサー
バプロセスの内いずれかのサーバプロセスがクライアン
トプロセスの停止時まで、クライアントプロセスに括り
付けらる、すなわち、クライアントプロセスからのサー
ビス要求を全て受け取とり、クライアントプロセス以外
のクライアントプロセスからのサービス要求を一切受け
取らない手段と、クライアントプロセスに括り付けられ
たサーバプロセスにて、クライアントプロセスが停止
し、括り付けが解かれるまで、個々のサービス処理完了
後であっても自サーバプロセスの停止を禁止する手段
は、それぞれのサーバプロセスがクライアントやサービ
ス要求に応じて状態を持つことを可能にする作用を与え
る。
【0017】
【実施例】図1に、本発明の第1の実施例のシステム構
成の説明図を示す。図1のシステムは、クライアントプ
ロセス1010と、クライアントプロセス1010が行
うRPCのサービス要求を処理する複数のサーバプロセ
ス1020−1022と、サービス要求単位に複数のサ
ーバプロセスで共有する共有キュー1030と、個々の
サーバプロセスがそれぞれ持つ固有キュー1040−1
042と、共有キューに存在するサービス要求の個数を
示すサービス要求カウンタ1050と、サーバプロセス
の個数を示すサーバプロセスカウンタ1060と、サー
ビス要求がどのサーバプロセス1020−1022で処
理されたかを示すサービステーブル1070から構成さ
れる。
【0018】クライアントプロセス1010は、共有キ
ュー1030、または、固有キュー1040−1042
にサービス要求を入れることでRPCを行う。サーバプ
ロセス1020−1022は、共有キュー1030、も
しくは、固有キュー1040−1042からサービス要
求を取り出しサービス処理を行う。また、サービス要求
カウンタ1050、及び、サーバプロセスカウンタ10
60の値により起動・停止される。
【0019】図2に、図1のシステムのクライアントプ
ロセス1010がRPCの要求をサーバプロセスに送信
する方法を示す。
【0020】クライアントプロセス1010は、RPC
のサービス要求をキーにサービステーブル1070を検
索する(ステップ2010)。
【0021】求めるエントリがサービステーブル107
0内に見つかった場合、クライアントプロセス1010
から同じサービス要求によるRPCが既に行われている
事を示している、検索の結果得られたサービス要求に対
応する固有キュー名は、以前に行われたRPCを処理し
たサーバプロセスの固有キュー名を示す。したがって、
得られた固有キュー1040−1042を用いてサーバ
プロセスにサービス要求を送る(ステップ2020)こ
とで同じサービス要求のRPCを同じサーバプロセス1
020−1022で処理することができる。
【0022】求めるエントリがサービステーブル107
0に見つからなかった場合、クライアントプロセス10
10から同じサービス要求によるRPCは、まだ行われ
ていないことを示し、必要ならばサーバプロセス102
0−1022の起動・停止を行う必要がある。
【0023】サーバプロセスカウンタと1060と、サ
ーバプロセスの上限値,下限値を比較し(ステップ20
30)、サーバプロセスカウンタ1060の値が上限値
を超えている場合は、サーバプロセスの停止(ステップ
2040)を、サーバプロセスカウンタ1060の値が
下限値を下回っている場合は、サーバプロセスの起動
(ステップ2050)を、それぞれサーバプロセスカウ
ンタ1060の値が上限値と下限値の間に収まるまで繰
り返す。
【0024】サーバプロセスカウンタ1060の値が下
限値から上限値までの間に収まっている場合は、サービ
ス要求カウンタ1050と、処理を待つサービス要求の
上限値,下限値を比較し(ステップ2060)、サービ
ス要求カウンタ1050の値が上限値を超えている場合
は、サーバプロセスカウンタ1060の値が上限値未満
であるかどうかを比較し(ステップ2070)、サーバ
プロセスカウンタ1050の値が上限値未満の場合はサーバ
プロセス1020−1022の起動(ステップ208
0)を繰り返す。
【0025】サービス要求カウンタ1060の値が下限
値を下回っている場合は、サーバプロセスカウンタ10
50の値が下限値より大きいかどうかを比較し(ステッ
プ2090)、サーバプロセスカウンタ1060の値が
下限値より大きい場合は、サーバプロセス1020−1
022の停止(ステップ2100)を繰り返す。
【0026】サービス要求カウンタ1060の値が下限
値から上限値の間、または、サービス要求カウンタ10
60の値とサーバプロセスカウンタ1060の値が共に
それぞれの上限以上、または、サービス要求カウンタ1
060とサーバプロセスカウンタ1060の値が共にそ
れぞれの下限以下の場合は、共有キュー1030を用い
て任意のサーバプロセス1020−1022にサービス
要求を送り、サービス要求カウンタ1050をカウント
アップする(ステップ2110)。
【0027】クライアントプロセス1010は、どのサ
ーバプロセス1020−1022でサービスが処理され
たのかを知るために、サーバプロセスからの固有キュー
名の通知を受け、サービス要求と固有キュー名の対をサ
ービステーブル1070に登録する(ステップ212
0)。
【0028】図3に、図1のシステムのクライアントプ
ロセス1010の起動の方法を示す。
【0029】クライアントプロセス1010は、起動時
にサービステーブル1070を作成し、全エントリを初
期化する(ステップ3010)。
【0030】図4に、図1のシステムのクライアントプ
ロセス1010の停止の方法を示す。
【0031】クライアントプロセス1010は、停止時
にサービステーブル1070に登録されている固有キュ
ー名を用いクライアント停止通知をサーバプロセス10
20−1022に送る(ステップ4010)。
【0032】サービステーブル1070に登録されてい
る全ての固有キューにクライアント停止通知を送ること
を繰り返し(ステップ4020)たのち、サービステー
ブル1070を廃棄し自分プロセスを停止する(ステッ
プ4030)。
【0033】図5に、図1のシステムのサーバプロセス
1020−1022の起動の方法を示す。
【0034】サーバプロセス1020−1022は、起
動時にサーバプロセスカウンタ1060をカウントアップす
る(ステップ5010)。
【0035】図6に、図1のシステムのサーバプロセス
1020−1022のサービス要求の受け取りと停止の
方法を示す。
【0036】サーバプロセス1020−1022は、共
有キュー1030よりなんらかの要求を取り出せるまで
待ち、要求を取り出す(ステップ6010)。
【0037】要求を判定し(ステップ6020)、要求
がサーバ停止要求の場合は、サーバプロセスカウンタ1
060をカウントダウンし、自サーバプロセス1020
−1022を終了する(ステップ6030)。
【0038】要求がサービス要求であった場合、このサ
ービス要求はクライアント1010からの最初のサービ
ス要求を意味する。従って、サービス要求カウンタ10
50をカウントダウンし、サービス要求を送ったクライ
アント1010に対し自サーバプロセス1020−10
22の固有キュー名をクライアントプロセス1010に
通知する(ステップ6040)。
【0039】サービス処理を行い、必要ならばクライア
ントプロセス1010にサービスの応答を返す(ステッ
プ6050)。
【0040】サーバプロセス1020−1022は、一
つのサービス要求に関する処理を終了したので次のサー
ビス要求を待つ。固有キュー1040−1042よりな
んらかの要求、または、通知を取り出せるまで待ち、要
求、または、通知を取り出す(ステップ6060)。
【0041】固有キュー1040−1042よりクライ
アント完了通知を取り出した場合、以後、そのクライア
ント1010から固有キュー1040−1042を用い
てサービス要求が送られてくることが無いので、再度、
共有キュー1030からの要求を待つ(ステップ607
0)。
【0042】固有キュー1040−1042からサービ
ス要求を取り出した場合は、再度サービス処理を行う。
【0043】図7に、本発明の第2の実施例のシステム
の説明図を示す。図7のシステムは、クライアントプロ
セス1010と、クライアントプロセス1010が行う
RPCのサービス要求を処理する複数のサーバプロセス1
020−1022と、個々のサーバプロセス1020−
1022がそれぞれ持つ固有キュー1040−1042と、
個々のサーバプロセス1020−1022がそれぞれ持
ち、個々のサーバプロセスが受け持っているクライアン
トプロセス1010の個数を表すクライアントカウンタ
7010−7012と、個々のサーバプロセス1020
−1022がそれぞれ持ち個々の固有キュー1040−
1042に存在するサービス要求の個数を示すサービス
要求カウンタ7020−7022と、サービス要求が、
どのサーバプロセスで処理されたかを示すサービステー
ブル1070から構成される。
【0044】クライアントプロセス1010は、固有キ
ュー1040−1042にサービス要求を入れることで
RPCを行う。サーバプロセス1020−1022は、
固有キュー1040−1042からサービス要求を取り
出しサービス処理を行う。また、サーバプロセス102
0−1022は、サービス要求カウンタ7020−70
22、及び、クライアントカウンタ7010−7012
の値により起動・停止される。
【0045】図8に、図7のシステムにおけるクライア
ントプロセス1010がRPCの要求をサーバプロセス
に送信する方法を示す。
【0046】以下、図1のシステムにおける方法との相
違点に重点を置き図7のシステムの処理を示す。
【0047】図7のシステムは、図1のシステムに対
し、サーバプロセスカウンタ1060がなく、サービス
要求カウンタ1050が各サーバプロセス単位に分かれ
ている。このため、サーバプロセスの個数、まだ、サー
ビス処理を行っていないサービス要求の個数を求める必
要がある。
【0048】図7のシステムにおいて、サーバプロセス
の個数はサービス要求カウンタ7020−7022の個数と
して表される(ステップ8030,8070,809
0)。
【0049】また、まだサービス処理を行っていないサ
ービス要求の個数は、それぞれのサービス要求カウンタ
7020−7022の値を合計することで表される(ス
テップ8060)。
【0050】図7のシステムは、共有キュー1030を
持たないため図1のシステムにおいて共有キュー103
0にサービス要求を入れる処理を行えないため、全ての
サービス要求カウンタ7020−7022とクライアン
トカウンタ7010−7012の値を比較し、クライアント
カウンタの値が0で、もっとも値の少ないサービス要求
カウンタ7020−7022に対応する固有キュー10
40−1042を見つけ、(ステップ8110)、この
固有キューにクライアント開始通知と、サービス要求を
入れ(ステップ8120)、サービス要求カウンタ70
20−7022をカウントアップする処理を行う(ステ
ップ8130)。
【0051】クライアントプロセスは、任意のサーバプ
ロセス1020−1022を選択し、対応する固有キュ
ー1040−1042にサーバ停止要求を入れる(ステ
ップ8050,8100)。
【0052】図7のシステムにおけるクライアントプロ
セス1010の起動及び、停止時の方法は図1のシステ
ムにおけるクライアントプロセス1010の起動及び停
止の方法と同一である。
【0053】図9に、図7のシステムのサーバプロセス
1020−1022の起動の方法を示す。
【0054】サーバプロセス1020−1022は、起
動時にサービス要求カウンタ7020−7022、および、
クライアントカウンタ7010−7012を作成し初期
化する(ステップ9010)。
【0055】図10に、図7のシステムのサーバプロセ
ス1020−1022のサービス要求の受け取りと停止
の方法を示す。
【0056】図1のシステムは、共有キュー1030
と、固有キュー1040−1042を使いわけることで
停止するサーバプロセス1020−1022の制限を行
っているが、図7のシステムは共有キュー1030を持
たないため、サーバプロセス1020−1022でクラ
イアントカウンタ7010−7012を利用する。
【0057】サーバプロセス1020−1022は、固
有キュー1040−1042より、なんらかの要求・通
知を取り出せるまで待ち、これを取り出す(ステップ10
010)。
【0058】要求・通知を判定し(ステップ1002
0)、サーバ停止要求の場合は、自サーバプロセス10
20−1022内に持つ停止要求フラグを立てる(ステ
ップ10030)。
【0059】クライアント開始通知を取り出した場合、
クライアント1010からの最初のサービス要求が送ら
れる事を示す。従って、サービス要求を送ったクライア
ント1010に対し自サーバプロセス1020−102
2の固有キュー名をクライアントプロセス1010に通
知し(ステップ10040)、クライアントカウンタ7
010−7012をカウントアップする(ステップ10
050)。
【0060】サービス要求であった場合サービス要求カ
ウンタ7020−7022をカウントダウンし(ステッ
プ10060)、サービス処理を行い、必要ならばクラ
イアントプロセス1010にサービスの応答を返す(ス
テップ10050)。
【0061】クライアント完了通知を取り出した場合、
以後そのクライアント1010から固有キュー1040
−1042を用いてサービス要求が送られてくることが
無いので、クライアントカウンタ7010−7012を
カウントダウンし(ステップ10070)、クライアン
トカウンタ7010−7012を判定し(ステップ10
090)、0の場合、停止要求フラグを調べ(ステップ
10100)、フラグがたっている場合、サーバ停止要
求が送られてきているので自サーバプロセスを停止する
(ステップ10110)。各要求・通知に従った処理完
了の後は、再度固有キューから要求・通知を取り出せる
まで待つ。
【0062】図11に、本発明の第3の実施例のシステ
ムの説明図を示す。図11のシステムは、クライアント
プロセス1010と、クライアントプロセス1010が
行うRPCのサービス要求を処理する複数のサーバプロ
セス1020−1022と、複数のサーバプロセス10
20−1022を代表し、クライアントプロセス1010か
らのサービス要求を受け取る中継プロセス11010
と、サービス要求単位に複数のサーバプロセス1020
−1022で共有する共有キュー1030と、個々のサ
ーバプロセス1020−1022がそれぞれ持つ固有キ
ュー1040−1042と、共有キュー1030に存在
するサービス要求の個数を示すサービス要求カウンタ1
050と、サーバプロセスの個数を示すサーバプロセス
カウンタ1060と、サービス要求がどのサーバプロセ
スで処理されたかを示すサービステーブル1070から
構成される。
【0063】中継プロセス11010は、複数のサーバ
プロセス1020−1022の種類、すなわち、サーバ
プロセス1020−1022が処理するサービスのサー
ビス要求の種類に対応し、複数の共有キュー1030,
サービス要求カウンタ1050,サーバプロセスカウンタ1
060を持つ。
【0064】クライアントプロセス1010は、中継プ
ロセス11010にサービス要求を送る、または、固有
キュー1030にサービス要求を入れることでRPCを
行う。サーバプロセス1020−1022は、共有キュ
ー1030、もしくは、固有キュー1040−1042
からサービス要求を取り出しサービス処理を行う。ま
た、サービス要求カウンタ1050、及び、サーバプロ
セスカウンタ1060の値により起動・停止される。
【0065】図12に、図11のシステムにおいてクラ
イアントプロセス1010がRPCの要求をサーバプロ
セス1020−1022に送信する方法を示す。
【0066】クライアントプロセス1010は、RPC
のサービス要求をキーにサービステーブル1070を検
索する(ステップ12010)。
【0067】求めるエントリがサービステーブル107
0内に見つかった場合、クライアントプロセス1001
から同じサービス要求によるRPCが既に行われている
事を示している、検索の結果得られたサービス要求に対
応する固有キュー名は、以前に行われたRPCを処理し
たサーバプロセス1020−1022の固有キュー名を
示す。したがって、得られた固有キュー1040−10
42を用いてサーバプロセス1020−1022にサー
ビス要求を送る(ステップ12020)ことで、サーバ
プロセスことで同じサービス要求のRPCを同じサーバ
プロセス1020−1022で処理することができる。
【0068】求めるエントリがサービステーブル107
0に見つからなかった場合、クライアントプロセス10
10から同じサービス要求によるRPCは、まだ行われ
ていないことを示し、中継プロセス11010へサービ
ス要求を送り(ステップ12030)、どのサーバプロ
セス1020−1022でサービスが処理されたのかを
知るために、サーバプロセス1020−1022からの
固有キュー名の通知を受け、サービス要求と固有キュー
名の対をサービステーブル1070に登録する(ステッ
プ12040)。
【0069】図13に、図11のシステムにおいて中継
プロセス11010がRPCの要求をサーバプロセス1
020−1022へ中継する方法を示す。
【0070】クライアントプロセス1010から受け取
ったサービス要求に従い、サービスを処理する複数のサ
ーバプロセス1020−1022を決定し、サーバプロ
セスカウンタと1060、サーバプロセスの上限値,下
限値を比較し(ステップ13030)、サーバプロセス
カウンタ1060の値が上限値を超えている場合は、サ
ーバプロセスの停止(ステップ13040)を、サーバ
プロセスカウンタ1060の値が下限値を下回っている
場合は、サーバプロセスの起動(ステップ13050
を、それぞれサーバプロセスカウンタ1060の値が上
限値と下限値の間に収まるまで繰り返す。
【0071】サーバプロセスカウンタ1060の値が下
限値から上限値までの間に収まっている場合は、サービ
ス要求カウンタ1050と、処理を待つサービス要求の
上限値,下限値を比較し(ステップ13060)、サー
ビス要求カウンタ1050の値が上限値を超えている場
合は、サーバプロセスカウンタ1060の値が上限値未
満であるかを比較し(ステップ13070)、サーバプロ
セスカウンタ1050の値が上限値未満の場合はサーバ
プロセス1020−1022の起動(ステップ1308
0)を繰り返す。
【0072】サービス要求カウンタ1060の値が下限
値を下回っている場合は、サーバプロセスカウンタ10
50の値が下限値より大きいかを比較し(ステップ1309
0)、サーバプロセスカウンタ1060の値が下限値より
大きい場合は、サーバプロセス1020−1022の停
止(ステップ13100)を繰り返す。
【0073】サービス要求カウンタ1060の値が下限
値から上限値の間、または、サービス要求カウンタ10
60の値とサーバプロセスカウンタ1060の値が共に
それぞれの上限以上、または、サービス要求カウンタ1
060とサーバプロセスカウンタ1060の値が共にそ
れぞれの下限以下の場合は、共有キュー1030を用い
て任意のサーバプロセス1020−1022にサービス
要求を送り、サービス要求カウンタ1050をカウント
アップする(ステップ13110)。
【0074】図11のシステムにおいて、クライアント
プロセス1010の起動及び、停止時、サーバプロセス
の処理は、図1のシステムの方法と同一である。また、
図11のシステムにおいて、サーバプロセス1020−
1022の起動、サービス要求の受け取りと停止の処理
も、図1のシステムの方法と同一である。
【0075】図14に、本発明の第4の実施例のシステ
ム構成図を示す。図14のシステムは、クライアントプ
ロセス1010と、クライアントプロセス1010が行
うRPCのサービス要求を処理する複数のサーバプロセ
ス1020−1022と、複数のサーバプロセス102
0−1022を代表し、クライアントプロセス1010から
のサービス要求を受け取る中継プロセス11010と、
サービス要求単位に複数のサーバプロセス1020−1
022で共有する共有キュー1030と、個々のサーバ
プロセス1020−1022がそれぞれ持つ固有キュー
1040−1042と、共有キュー1030に存在する
サービス要求の個数を示すサービス要求カウンタ105
0と、サーバプロセスの個数を示すサーバプロセスカウ
ンタ1060と、サービス要求がどのサーバプロセスで
処理されたかを示すサービステーブル14010−14
012から構成される。
【0076】中継プロセス11010は、複数のサーバ
プロセス1020−1022の種類、すなわち、サーバ
プロセス1020−1022が処理するサービスのサー
ビス要求の種類に対応し、複数の共有キュー1030,
サービス要求カウンタ1050,サーバプロセスカウンタ1
060を持ち、クライアントプロセス1010に対応し
て、複数のサービステーブル14010−14012を
持つ。
【0077】図14のシステムにおいて、クライアント
プロセス1010は、RPCを行う毎に中継プロセス1
1010にサービス要求を送信する。中継プロセス1101
0 は、サービス要求を送ったクライアント1010に対
応するサービステーブル14010−14012を見つ
け、自中継プロセスが、図1のシステムにおけるクライ
アントプロセスと同一の処理を行うことでサーバプロセ
スにサービス要求を中継する。
【0078】また、図14のシステムにおいて、クライ
アントプロセス1010の停止は、クライアントプロセ
ス1010が、中継プロセス11010にクライアント
停止通知を送り、中継プロセス11010が図1のシス
テムにおけるクライアントプロセスと同一の処理を行う
ことでサーバプロセスにクライアント停止通知を中継す
る。図14のシステムにおいて、サーバプロセス102
0−1022の起動,サービス要求の受け取りと停止の
処理は、図1のシステムの方法と同一である。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、同じサービス要求を処
理できるサーバプロセスが複数存在する計算機システム
において、これらのサーバプロセスが負荷分散を行い、
サーバプロセスが状態を持って、負荷分散を行うサーバ
プロセスの個数を特定の範囲内で増減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のシステム構成の説明図。
【図2】クライアントプロセスのRPCサービス要求送
信処理を表すフローチャート。
【図3】クライアントプロセスの開始処理を表すフロー
チャート。
【図4】クライアントプロセスの停止処理を表すフロー
チャート。
【図5】サーバプロセスの起動処理を表すフローチャー
ト。
【図6】サーバプロセスのサービス要求の受け取りと停
止処理を表すフローチャート。
【図7】第2の実施例のシステムの説明図。
【図8】クライアントプロセスのRPCサービス要求送
信処理を表すフローチャート。
【図9】サーバプロセスの起動処理を表すフローチャー
ト。
【図10】サーバプロセスのサービス要求の受け取りと
停止処理を表すフローチャート。
【図11】第3の実施例のシステムの説明図。
【図12】クライアントプロセスのRPCサービス要求
送信処理を表すフローチャート。
【図13】中継プロセスのサービス要求処理を表すフロ
ーチャート。
【図14】第4の実施例のシステムの説明図。
【符号の説明】
1010…クライアントプロセス、1020−1022
…サーバプロセス、1030…共有キュー、1040−
10042…固有キュー、1050…サービス要求カウ
ンタ、1060…サーバプロセスカウンタ、1070…
サービステーブル。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラムの実行単位であるプロセスを複
    数並列に処理できる計算機システムで、クライアントプ
    ロセスがサーバプロセスにサービス要求を送り、サーバ
    プロセスが前記サービス要求に従ったサービス処理を行
    う、同じサービス要求を処理できるサーバプロセスを複
    数もち、前記複数のサーバプロセスのうちもっとも早く
    サービス処理を開始できるサーバプロセスが前記サービ
    ス要求を受け取るリモートプロシジャコール方法におい
    て、 前記サービス要求のうちまだサーバプロセスでサービス
    処理が行われていないサービス要求の個数を求める手段
    と、前記複数のサーバプロセスの個数を求める手段と、
    前記複数のサーバプロセスと同じサービス要求を処理で
    きるサーバプロセスを新たに起動する手段と、サービス
    処理完了後に前記複数のサーバプロセス内のいくつかの
    サーバプロセスを停止する手段と、前記サービス要求の
    個数と前記サーバプロセスの個数に応じ前記サーバプロ
    セスを起動・停止する手段を備えることを特徴とするリ
    モートプロシジャコール方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記クライアントプロ
    セスから同じサービス要求を複数回送った場合、前記複
    数のサーバプロセスの内いずれかのサーバプロセスが前
    記クライアントプロセスの停止時まで、前記クライアン
    トプロセスに括り付けられる、すなわち、前記クライア
    ントプロセスからのサービス要求を全て受けとり、前記
    クライアントプロセス以外のクライアントプロセスから
    のサービス要求を一切受け取らない手段と、前記クライ
    アントプロセスに括り付けられたサーバプロセスで、前
    記クライアントプロセスが停止し、括り付けが解かれる
    まで、個々のサービス処理完了後であっても自サーバプ
    ロセスの停止を禁止する手段を備えたリモートプロシジ
    ャコール方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記複数のサーバプロ
    セスで共有するキューと、前記共有キューに対応し、前
    記複数のサーバプロセスから更新可能で、前記クライア
    ントプロセスから参照可能なサーバプロセスカウンタ
    と、前記共有キューに対応し、前記複数のサーバプロセ
    スと前記クライアントプロセスの双方から更新可能なサ
    ービス要求カウンタと、前記サーバプロセスカウンタ
    を、前記複数のサーバプロセスのそれぞれが起動したと
    きにカウントアップし、前記複数のサーバプロセスのそ
    れぞれが停止したときにカウントダウンすることで、前
    記サーバプロセスカウンタにより動作中の前記複数のサ
    ーバプロセスの個数を求める手段と、前記サービス要求
    カウンタを、前記クライアントプロセスがサービス要求
    を送った時にカウントアップし、前記複数のサーバプロ
    セスのいずれかがサービス処理を開始する時にカウント
    ダウンすることで、前記サービス要求カウンタにより、
    サービス処理がまだ開始されていないサービス要求の個
    数を求める手段と、前記クライアントプロセスがサービ
    ス要求を前記共有キューに入れ、前記複数のサーバプロ
    セスのうちサービス処理が完了したいずれかのサーバプ
    ロセスが前記共有キューからサービス要求を取り出すこ
    とによりクライアントプロセスからサーバプロセスへサ
    ービス要求を送る手段と、前記共有キュー単位に、前記
    複数のサーバプロセスの個数と、前記サービス処理がま
    だ開始されていないサービス要求の個数に、それぞれ、
    上限と、下限を設定し、前記サービス要求カウンタが設
    定された上限以上であり、かつ、前記サーバプロセスカ
    ウンタが上限未満のとき、新たに前記複数のサーバプロ
    セスと同じサービス要求を処理できるサーバプロセスを
    起動する手段と、前記サービス要求カウンタが設定され
    た下限以下であり、かつ、前記サーバプロセスカウンタ
    が下限より大きいとき、新たに前記複数のサーバプロセ
    スのいずれかをサービス処理完了後に停止する手段を備
    える事を特徴としたリモートプロシジャコール方法。
  4. 【請求項4】請求項2または3において、前記共有キュ
    ーとは別に、前記複数のサーバプロセスが個々のサーバ
    プロセス単位に固有キューを有し、 前記複数のサーバプロセスのいずれかが前記共有キュー
    よりサービス要求を取り出しサービス処理を行う時に、
    前記クライアントプロセスに前記サーバプロセスの固有
    キューを識別するための名称を前記クライアントプロセ
    スへ通知する手段と、前記いずれかのサーバプロセス
    が、前記共有キューよりサービス処理を取り出したのち
    は、前記固有キューからのみサービス要求を取り出す手
    段と、前記クライアントプロセスが前記サービス要求と
    前記いずれかのサーバプロセスから通知された固有キュ
    ーの名称の対を記録するサービステーブルを有し、前記
    クライアントプロセスがサービス要求を送る時に、送る
    サービス要求をキーに前記サービステーブルをサーチ
    し、サービス要求と対をなす固有キュー名称が見つかっ
    た場合、固有キューにサービス要求を入れ、前記サービ
    ス要求と対をなす固有キュー名称が見つからない場合
    に、共有キューにサービス要求を入れる手段と、前記い
    ずれかのサーバプロセスが固有キューからサービス要求
    を取り出しサービス処理を行う手段と、前記クライアン
    トプロセスで全てのリモートプロシジャコールが完了し
    たときに、前記サービステーブルに記録された全ての固
    有キューにクライアント完了通知を入れる手段と、 前記いずれかのサーバプロセスが固有キューからクライ
    アント完了通知を取り出した場合、前記共有キューから
    のみサービス要求を取り出す手段を有することを特徴と
    するリモートプロシジャコール方法。
  5. 【請求項5】請求項3または4において、停止すべきサ
    ーバプロセスの個数分サーバ停止要求を前記共有キュー
    に入れる手段と、前記複数のサーバプロセスのいずれか
    が共有キューからサーバ停止要求を取り出した場合に、
    自サーバプロセスを停止する手段とを有するリモートプ
    ロシジャコール方法。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記複数のサーバプロ
    セスが個々に固有キューを有し、前記固有キューに対応
    し、それぞれのサーバプロセスのみ更新可能でクライア
    ントプロセスから参照可能なサービス要求カウンタを有
    し、前記サービス要求カウンタを前記それぞれのサーバ
    プロセス起動時に有効に、前記それぞれのサーバプロセ
    ス停止時に無効にする。前記サービス要求カウンタのう
    ち有効なカウンタの個数を得ることで前記複数のサーバ
    プロセスの個数を求める手段と、前記サービス要求カウ
    ンタを前記それぞれのサーバプロセスにサービス要求が
    きた時カウントアップし、サーバプロセスがサービス要
    求を処理したときにカウントダウンすることにより、前
    記それぞれのサーバプロセスに送られているがまだサー
    ビス処理を行っていないサービス要求の個数を求める手
    段と、前記クライアントプロセスがサービス要求を送る
    とき、前記サービス要求カウンタの全てを参照し、もっ
    とも値の小さいサービス要求カウンタに対応するサーバ
    プロセスの固有キューにサービス要求を入れる手段と、
    前記複数のサーバプロセス単位に、前記複数のサーバプ
    ロセスの個数と、前記サービス処理が開始されていない
    サービス要求の個数の合計に、それぞれ、上限と、下限
    を設定し、前記サービス要求カウンタの合計が前記設定
    されたサービス要求の上限以上のとき、かつ、前記有効
    なサービス要求カウンタの個数が前記設定されたサーバ
    プロセスの上限未満のとき、新たに前記複数のサーバプ
    ロセスと同じサービス要求を処理できるサーバプロセス
    を起動する手段と、前記サービス要求カウンタの合計が
    前記設定されたサービス要求の下限以下のとき、かつ、
    前記有効なサービス要求カウンタの個数が前記設定され
    たサーバプロセスの下限より大きいとき、新たに前記複
    数のサーバプロセスのいずれかをサービス処理完了後に
    停止する手段を備える事を特徴とするリモートプロシジ
    ャコール方法。
  7. 【請求項7】請求項2または6において、前記複数のサ
    ーバプロセスのうちそれぞれのサーバプロセスに対応
    し、前記それぞれのサーバプロセスのみ更新可能なクラ
    イアントカウンタを複数有し、前記クライアントカウン
    タを、クライアント開始通知を受けたときにカウントア
    ップし、クライアント停止要求を受けたときにカウント
    ダウンすることで、現在いくつのクライアントからサー
    ビス要求を受けているのかを求める手段と、前記クライ
    アントプロセスが前記サービス要求とサーバプロセスか
    ら通知された固有キューの名称の対を記録するサービス
    テーブルを有し、前記クライアントプロセスがサービス
    要求を送る時に、送るサービス要求をキーに前記サービ
    ステーブルをサーチし、サービス要求と対をなす固有キ
    ュー名称が見つかった場合、見つかった固有キューにサ
    ービス要求を入れ、前記サービス要求と対をなす固有キ
    ュー名称が見つからない場合に、前記サービス要求カウ
    ンタおよび前記クライアントカウンタの全てを参照し、
    クライアントカウンタの値が0で、もっとも値の小さい
    サービス要求カウンタに対応するサーバプロセスの固有
    キューにクライアント開始通知と、サービス要求をいれ
    る手段と、前記サーバプロセスが固有キューからサービ
    ス要求を取り出しサービス処理を行う手段と、前記クラ
    イアントプロセスで全てのリモートプロシジャコールが
    完了したときに、前記サービステーブルに記録された全
    ての固有キューにクライアント完了通知を入れる手段
    と、 前記サーバプロセスが固有キューからクライアント開始
    通知を取り出した場合、前記クライアントカウンタをカ
    ウントアップする手段と、前記サーバプロセスが固有キ
    ューからクライアント完了通知を取り出した場合、前記
    クライアントカウンタをカウントダウンする手段と、前
    記クライアントカウンタが0のサーバプロセスに限りサ
    ーバプロセス停止要求を送る手段を有するリモートプロ
    シジャコール方法。
  8. 【請求項8】請求項2,4,5または7において、前記
    クライアントプロセスと、前記複数のサーバプロセスの
    間に、前記サービス要求を前記クライアントプロセスか
    ら前記複数のサーバプロセスへ中継する中継プロセスを
    有し、前記クライアントプロセスの代わりに、前記中継
    プロセスが、前記サーバプロセスカウンタ、または、前
    記サービス要求カウンタ、または、前記クライアントカ
    ウンタを参照・更新する手段と、前記クライアントプロ
    セスが前記サービステーブルを検索してサービス要求に
    対応する前記固有キュー名を得られなかった場合、前記
    クライアントプロセスは、サービス要求の種類にかかわ
    らず、前記中継プロセスにサービス要求を送る手段と、
    クライアントプロセスからのサービス要求を受け取った
    前記中継プロセスは、サービス要求を判定し、前記サー
    ビス要求を処理するサーバプロセスにサービス要求を送
    る手段を有するリモートプロシジャコール方法。
  9. 【請求項9】請求項8において、前記クライアントプロ
    セスの代わりに、前記中継プロセスが前記クライアント
    プロセス毎に前記サービステーブルを有し、前記クライ
    アントプロセスがリモートプロシジャコールを行う毎
    に、サービス要求を前記中継プロセスへ送る手段と、前
    記中継プロセスは、サービス要求を送ったクライアント
    プロセスに対応する前記サービステーブルを検索してサ
    ービス要求に対応する前記固有キュー名を得られた場
    合、見つかった固有キューを用いてサービス要求を送る
    手段と、サービス要求に対応する前記固有キュー名を得
    られなかった場合、サービス要求を判定し、前記サービ
    ス要求を処理するサーバプロセスにサービス要求を送る
    手段を有するリモートプロシジャコール方法。
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