JPH09198346A - サーバ選択方式及び方法 - Google Patents

サーバ選択方式及び方法

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JPH09198346A
JPH09198346A JP8005562A JP556296A JPH09198346A JP H09198346 A JPH09198346 A JP H09198346A JP 8005562 A JP8005562 A JP 8005562A JP 556296 A JP556296 A JP 556296A JP H09198346 A JPH09198346 A JP H09198346A
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JP8005562A
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Inventor
Giichi Yamaguchi
義一 山口
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個々のクライアントからの多様なサーバ選択
要求に対応可能なサーバ選択方式及び方法を提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 それぞれサービスを提供する複数のサー
バ21〜24の中からサーバ21〜24を選択するため
の規則である選択ポリシーが格納された問い合わせメッ
セージ2と、クライアント1より問い合わせメッセージ
2を指定されるディレクトリサーバ3とを備え、ディレ
クトリサーバ3は、複数のサーバ21〜24について、
各サーバ21〜24の属性が格納されたサーバ情報表4
と、問い合わせメッセージ2に格納された上記選択ポリ
シーと、サーバ情報表4に格納された上記属性とに基づ
いて、複数のサーバ21〜24を評価し、上記選択ポリ
シーに合致したサーバ21〜24をサーバ情報表4から
選択し、この選択したサーバ21〜24をクライアント
1に通知するサーバ選択手段6とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クライアントサ
ーバモデルに基づいたサービス提供システムにおいて、
サーバ選択のための処理を行なうディレクトリサーバの
サーバ選択方式及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図19は、例えば特開平3−11626
2号公報に示された従来のサーバ選択方式の処理を行な
うシステムの構成図である。図において、901はサー
ビスを受けるクライアント、902はサービスを提供す
るサーバ、903はクライアント901がサーバ902
を探す時にサービスの種類を問い合わせるディレクトリ
サーバ、904は、クライアント901、サーバ90
2、ディレクトリサーバ903間の通信手段を提供する
ネットワークである。
【0003】次に、図20に示した従来のサーバ選択方
式のフローチャートに基づいて動作を説明する。まずス
テップ921において、ディレクトリサーバ903は存
在する各サーバ902の許容負荷や性能などの個別情報
を収集する。次にステップ922において、ネットワー
ク904のグローバルな情報を収集する。このときに
は、ディレクトリサーバ903は、各種サービスを対象
にしたサーバに関する情報、例えば、仮名漢字変換、フ
ァイルサービス、メールサービスなどのサービスを提供
するサーバに関する情報を収集する。ステップ923で
は、クライアント901からの問い合わせに対する待ち
の状態に入るために、問い合わせが来ているか否かのチ
ェックを行なう。クライアント901からの問い合わせ
とは、例えばクライアント901が仮名漢字変換という
種類のサービスを提供するサーバ902を探したい時に
ディレクトリサーバ903に対してサービスの種類を仮
名漢字変換と指定して問い合わせることである。問い合
わせが来ていない場合には、再度ステップ923を繰り
返し実行し、クライアント901からの問い合わせを待
つ。ステップ923においてクライアント901からの
問い合わせが来ていた場合には、ステップ924でクラ
イアント901が要求したサービスの種類を提供するサ
ーバ群を各サーバ個別情報から選択し、ディレクトリサ
ーバ903独自の選択基準に基づいて、先に収集した各
サーバ902の個別情報及びネットワークの情報から適
当なサーバ902を選択し、ステップ925において、
選択したサーバ902に関する情報をクライアント90
1に通知する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のサーバ選択方式
において、クライアントは仮名漢字変換などのサービス
の種類を指定してディレクトリサーバにサーバ情報の問
い合わせを行ない、それに基づいてディレクトリサーバ
が独自の選択方式により選択を行なうため、例えば、同
じ種類のサービスを提供するサーバがネットワークに複
数存在する時、その選択は、ディレクトリサーバに任さ
れているので、クライアントの多様なサーバ選択要求に
対応できないという問題点があった。
【0005】この発明は、上記の問題点を解決するため
になされたもので、個々のクライアントからの多様なサ
ーバ選択要求に対応可能であり、さらには、特定のサー
バに負荷を集中させないサーバ選択方式及び方法を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るサーバ
選択方式は、以下の要素を備えたものである。 (a)それぞれサービスを提供する複数のサーバの中か
らサーバを選択するための規則である選択ポリシーが格
納された問い合わせメッセージ; (b)以下の要素を備え、クライアントより上記問い合
わせメッセージを指定されるディレクトリサーバ; (b1)上記複数のサーバについて、各サーバの属性が
格納されたサーバ情報表; (b2)上記問い合わせメッセージに格納された上記選
択ポリシーと、上記サーバ情報表に格納された上記属性
とに基づいて、上記複数のサーバを評価し、上記選択ポ
リシーに合致したサーバを上記サーバ情報表から選択
し、この選択したサーバを上記クライアントに通知する
サーバ選択手段。
【0007】第2の発明に係るサーバ選択方式は、複数
の選択ポリシーが格納された問い合わせメッセージと、
上記問い合わせメッセージに格納された上記各選択ポリ
シーを順番に処理し、上記複数の選択ポリシーの何れか
に合致したサーバを選択するサーバ選択手段とを備えた
ものである。
【0008】第3の発明に係るサーバ選択方式は、複数
の選択ポリシーがそれぞれ優先度つきで格納された問い
合わせメッセージと、上記問い合わせメッセージに格納
された上記各選択ポリシーを上記優先度に基づいて順番
に処理するサーバ選択手段とを備えたものである。
【0009】第4の発明に係るサーバ選択方式は、複数
の選択ポリシーを組み合わせた複合選択ポリシーが、こ
の複合選択ポリシーの評価方法とともに格納された問い
合わせメッセージと、上記問い合わせメッセージに格納
された上記複合選択ポリシーを上記評価方法に基づいて
処理するサーバ選択手段とを備えたものである。
【0010】第5の発明に係るサーバ選択方式は、上記
サーバが選択できたときに、上記選択ポリシーと上記選
択されたサーバの名前とが上記クライアント毎に格納さ
れるクライアント情報記憶手段と、新たに使用可能とな
った新サーバの属性を上記サーバ情報表に格納するとと
もに、上記新サーバ、及び上記クライアント情報記憶手
段に格納され上記新サーバと同じサービスを提供する旧
サーバの両サーバを、上記サーバ情報表に格納された上
記両サーバの属性と、上記クライアント情報記憶手段に
格納された上記旧サーバ選択時の選択ポリシーとに基づ
いてそれぞれ評価し、上記新サーバの方が上記旧サーバ
選択時の選択ポリシーに合致する場合に、上記旧サーバ
を選択したクライアントに上記新サーバを通知するサー
バ登録手段を備えたものである。
【0011】第6の発明に係るサーバ選択方式は、上記
サーバが選択できなかったときに、上記選択ポリシーが
上記クライアント毎に格納されるクライアント情報記憶
手段と、新たに使用可能となった新サーバの属性と、上
記クライアント情報記憶手段に格納された選択ポリシー
とに基づいて、上記新サーバを評価し、上記新サーバが
上記クライアント情報記憶手段に格納された選択ポリシ
ーに合致する場合に、上記新サーバを上記クライアント
情報記憶手段に格納されたクライアントに通知するサー
バ登録手段を備えたものである。
【0012】第7の発明に係るサーバ選択方式は、上記
問い合わせメッセージで指定された選択ポリシーにより
以前選択されたサーバを除外してサーバ選択を行うサー
バ選択手段を備えたものである。
【0013】第8の発明に係るサーバ選択方式は、上記
サーバが選択できたときに、上記選択ポリシーと上記選
択されたサーバの名前とが上記選択ポリシー毎に格納さ
れるサーバ情報記憶手段と、上記サーバ情報記憶手段に
格納されたサーバであって、上記問い合わせメッセージ
で指定された選択ポリシーにより以前選択されたサーバ
を除外してサーバ選択を行うサーバ選択手段とを備えた
ものである。
【0014】第9の発明に係るサーバ選択方式は、上記
サーバが選択できたときに、上記選択ポリシーと上記選
択されたサーバの名前と選択されたときの時刻が上記選
択ポリシー毎に格納されるサーバ情報記憶手段と、選択
ポリシーとともに時間が格納された問い合わせメッセー
ジと、上記サーバ情報記憶手段に格納されたサーバであ
って、上記問い合わせメッセージで指定された選択ポリ
シーにより、以前でかつ上記問い合わせメッセージに格
納された時間以内に選択されたサーバを除外してサーバ
選択を行うサーバ選択手段とを備えたものである。
【0015】第10の発明に係るサーバ選択方式は、上
記サーバが選択できたときに、上記選択されたサーバの
名前が上記クライアント毎に格納されるクライアント情
報記憶手段と、上記クライアント情報記憶手段に格納さ
れたサーバであって、上記問い合わせメッセージを指定
したクライアント用に以前選択したサーバを除外してサ
ーバ選択を行うサーバ選択手段とを備えたものである。
【0016】第11の発明に係るサーバ選択方法は、以
下のステップを備えたものである。 (a)それぞれサービスを提供する複数のサーバの中か
らサーバを選択するための規則である選択ポリシーを問
い合わせメッセージに格納するステップ; (b)上記問い合わせメッセージを送信するステップ; (c)上記問い合わせメッセージを受信するステップ; (d)受信した問い合わせメッセージに格納された上記
選択ポリシーと、上記複数のサーバの属性とに基づい
て、上記複数のサーバを評価するステップ; (e)評価結果に基づいて上記選択ポリシーに合致した
サーバを選択するステップ; (f)選択したサーバを上記クライアントに通知するス
テップ。
【0017】第12の発明に係るサーバ選択方法は、以
下のステップを備えたものである。 (a)それぞれサービスを提供する複数のサーバの中か
らサーバを選択するための規則である選択ポリシーを複
数組み合わせた複合選択ポリシーを、この複合選択ポリ
シーの評価方法とともに問い合わせメッセージに格納す
るステップ; (b)上記問い合わせメッセージを送信するステップ; (c)上記問い合わせメッセージを受信するステップ; (d)受信した問い合わせメッセージに格納された上記
複合選択ポリシーと、上記複数のサーバの属性とに基づ
いて、上記複合選択ポリシーの評価方法により上記複数
のサーバを評価するステップ; (e)評価結果に基づいて上記複合選択ポリシーに合致
したサーバを選択するステップ; (f)選択したサーバを上記クライアントに通知するス
テップ。
【0018】
【発明の実施の形態】 実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図を参
照して説明する。図1は、実施の形態1のサーバ選択方
式の構成を示す構成図である。図において、1はサーバ
選択の問い合わせを行なうクライアント、2はクライア
ント1から送付されるサーバ選択の問い合わせメッセー
ジであり、図示した問い合わせメッセージ2は、選択ポ
リシーBで仮名漢字変換サーバを探すというものであ
る。ここで選択ポリシーとは、サーバを選択するための
規則のことである。3はクライアント1によるサーバ選
択の問い合わせを受け付けるディレクトリサーバ、4は
サーバの各種情報が格納されるサーバ情報表であり、こ
のサーバ情報表4には、サーバ名、サーバが提供するサ
ービスの種類、稼働するホストのネットワーク上での距
離情報、稼働するホストのメモリ容量等の情報がサーバ
毎に格納され、この他に、クライアント1がサーバと通
信を行なうためのサーバ側の通信ポートアドレスも格納
される。5は複数のサーバ選択ポリシーが格納される選
択ポリシー記憶手段であり、選択ポリシーとしては、
A:「ネットワーク距離が最小のもの」とか、B:「サ
ーバプログラム用のメモリ容量が最大のもの」などがあ
る。6は指定された選択ポリシーに基づきサーバ情報表
4からサーバを1つ選択し、この選択したサーバのアド
レスをクライアント1に通知するサーバ選択手段であ
る。21〜24は、それぞれ、サーバA、サーバB、サ
ーバC、サーバDという名前を持つサーバであり、各種
のサービスを提供し、ディレクトリサーバ3のサーバ情
報表4に登録されている。
【0019】次に図2のフローチャートに基づいてサー
バ選択手段6によるサーバ選択の処理を説明する。ま
ず、ステップ11ではサーバ21〜24に関する情報を
収集し、サーバ情報表4を初期化することにより、図1
に示したサーバ情報表4のように初期設定する。なお、
サーバ情報表4は、ファイルやメモリ上の所定の領域に
ディレクトリサーバ3以外が予め設定しておくこともで
きる。ディレクトリサーバ3は、少なくともその設定さ
れたサーバ情報表4を参照できれば良い。また、サーバ
情報表4は、ディレクトリサーバ3が収集するかわり
に、各サーバ21〜24からの登録という手段を用いて
同様の初期化を行うこともできる。
【0020】次に、ステップ12においてクライアント
1からの問い合わせメッージ2が到着しているか否かの
チェックを行なう。ここで、問い合わせメッセージ2が
到着していない場合には、再度ステップ12を実行する
ことによりチェックを繰り返し、問い合わせメッセージ
2が到着するのを待つ。クライアント1が問い合わせメ
ッセージ2を送付した後、そのメッセージがディレクト
リサーバ3側に到着していた場合には、ステップ13に
おいて、問い合わせメッセージ2の中の選択ポリシーの
指定情報を取り出す。
【0021】次にステップ14において、取り出した選
択ポリシー指定情報に基いて選択ポリシー記憶手段5か
ら選択ポリシーを探しだす。具体的には、図1のように
サーバ選択ポリシーがBである場合は、Bの「メモリ容
量が最大のもの」という選択ポリシーが設定される。そ
して,その選択ポリシーを使用してサーバ情報表4から
選択を行なってサーバを選び出す。本実施の形態におい
ては、Bの「メモリ容量が最大のもの」という選択ポリ
シーで、仮名漢字変換サーバを探しているというリクエ
ストなため、サーバ情報表4の中のサーバA(メモリ容
量5MB)、およびサーバD(メモリ容量10MB)の
欄が参照され、そしてメモリ容量が最大のサーバDが選
択される。
【0022】ステップ15ではサーバ21〜24が選択
できたか否かのチェックを行なう。ここで、例えばサー
バ情報表4の中に仮名漢字変換サーバのエントリが存在
しない場合は、検索が失敗する。サーバ21〜24が選
択できた場合には、ステップ16でサーバ21〜24の
アドレスをクライアント1に通知する。サーバ21〜2
4が選択できなかった場合には、ステップ17で選択で
きなかった旨をクライアント1に通知する。ステップ1
6又はステップ17のいずれかが終了したらステップ1
2に戻り、再びクライアント1からの問い合わせメッセ
ージ2を待つ。
【0023】以上のように、この実施の形態によれば、
クライアント1は、サーバ21〜24の一般的な登録情
報がディレクトリサーバ3のサーバ情報表4に入ってお
り、クライアント1自身で参照できないにもかかわら
ず、ディレクトリサーバ3に対してサーバ選択ポリシー
を指定して問い合わせることにより、自身の希望に沿っ
たサーバ、ここでは仮名漢字変換サーバを見つけること
ができ、その後見つけたサーバと直接クライアントサー
バ通信による処理を開始することができる。
【0024】なお、この実施の形態では、クライアント
1は、選択ポリシーを区別する記号を問い合わせメッセ
ージ2で指定し、この記号に基づいてディレクトリサー
バ3は、選択ポリシー記憶手段5から選択ポリシーを探
しだす形態を示したが、クライアント1が、選択ポリシ
ーそのもの、即ち「ネットワーク距離が最小のもの」と
か、「サーバプログラム用のメモリ容量が最大のもの」
などを問い合わせメッセージ2で指定すれば、選択ポリ
シー記憶手段5は無くても良い。
【0025】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2を図参照して説明する。図3は、実施の形態1のサ
ーバ選択方式の構成を示す構成図である。この実施の形
態では、問い合わせメッセージ2の内容が実施の形態1
と異なる。ここでの問い合わせメッセージ2には、選択
ポリシーが複数指定されており、それぞれのポリシーは
評価順にならんでいる。また、クライアント1は、問い
合わせメッセージ2に複数の選択ポリシーを指定するこ
とが可能となっている。更に、説明をしやすくするた
め、サーバ情報表4の内容例も異なる。図3において、
6aは、指定された複数の選択ポリシーから指定順に評
価を行なうことによりサーバ情報表4からサーバ21〜
24を1つ選択し、この選択したサーバ21〜24のア
ドレスをクライアント1に通知するサーバ選択手段であ
る。
【0026】次に図4のフローチャートに基づいてサー
バ選択手段6aによるサーバ選択の処理を説明する。ま
ず、ステップ21ではサーバ21〜24に関する情報を
収集し、サーバ情報表4を図3のように初期化する。次
にステップ22においてクライアント1からの問い合わ
せメッセージ2が到着しているか否かのチェックを行な
う。ここで、問い合わせメッセージ2が到着していない
場合には、再度ステップ22を実行することによりチェ
ックを繰り返し、問い合わせメッセージ2が到着するの
を待つ。ステップ22において問い合わせメッセージ2
が到着していた場合には、ステップ23において、問い
合わせメッセージ2の中の選択ポリシーの指定情報を取
り出す。
【0027】ここで実施の形態1と異なるのは、選択ポ
リシーの指定情報が複数指定されていることである。し
たがって、ステップ23では、指定順に選択ポリシーを
一つづつ取り出す。次にステップ24においてその取り
出した選択ポリシー指定情報に基いて選択ポリシー記憶
手段5から選択ポリシーを探しだし、この選択ポリシー
を使用してサーバ情報表4から選択を行なってサーバを
選び出す。図3の例によれば、まず、優先度1の選択ポ
リシーとして、Aの「ネットワーク距離が最小のもの」
というポリシーに従って、サーバ21〜24を捜し出
す。サーバ情報表4の中には、選択対象の仮名漢字変換
サーバとしては、サーバA、C、Dがあるが、その中で
サーバAとサーバDが同じネットワーク距離であり、最
小である。次に、この2つのサーバを対象に次の優先度
2の選択ポリシーとして「サーバプログラム用のメモリ
容量が最大のもの」により、サーバDが選択される。メ
モリ容量が20MBあるサーバCはこの方法では選択さ
れない。
【0028】ステップ25ではサーバ21〜24が選択
できたか否かのチェックを行なう。サーバ21〜24が
選択できた場合には、そのアドレスをステップ26でク
ライアント1に通知する。サーバ21〜24が1つも選
択できなかった場合、例えば仮名漢字変換サーバが見つ
からなかった場合は、ステップ27においてクライアン
ト1へ検索失敗の通知を行なう。ステップ26又はステ
ップ27のいずれかが終了すると、再びステップ22へ
戻り、次の問い合わせメッセージ2の待ち状態に入る。
【0029】以上のように、この実施の形態によれば、
クライアント1は、ディレクトリサーバ3に対して複数
のサーバ選択ポリシーを優先度付きで指定することによ
り、優先度の高い選択ポリシーに相当するサーバ21〜
24が見つからなかった場合に、より低優先度の選択ポ
リシーによりサーバ21〜24を選択できるので、サー
バの選択範囲を広げつつより理想のサーバを選択するこ
とができる。
【0030】なお、この実施の形態では、選択ポリシー
の優先度を、問い合わせメッセージ2内の指定順序で評
価していくことにより、実現しているが、優先度自体の
指定方法は、各種考えられる。ディレクトリサーバ3が
複数の選択ポリシーをどの順序で取り出していくかが指
定されていれば良いので、例えば、問い合わせメッセー
ジ内の複数の選択ポリシーに順序を示すタグがついてい
て、そのタグに示された順序に基づいて順に探して評価
していくことも可能である。
【0031】実施の形態3.次に、この発明の実施の形
態3を図を参照して説明する。図5は、実施の形態3の
サーバ選択方式の構成を示す構成図である。この実施の
形態では、問い合わせメッセージ2の内容が実施の形態
1と異なる。ここでの問い合わせメッセージ2では、複
数の基本選択ポリシーを組み合わせた複合選択ポリシー
が指定され、各基本選択ポリシーの評価方法まで含んで
指定される。図5に示したmin(A÷B)で表される
複合選択ポリシーは、基本選択ポリシーAが「1つのリ
クエストを1CPUで処理したときの処理時間」、基本
選択ポリシーBが「各サーバで使用できるCPU数」の
場合で、たくさんのリクエストをサーバに出すクライア
ントの場合、1リクエストに対する処理速度に基づいて
サーバを選択するのではなく、そのサーバ内のCPU数
による並列動作が期待できて、各サーバによる1つのリ
クエスト当たりの処理時間の平均が最小になるようなサ
ーバを選択したいというポリシーが必要になる。また、
サーバ情報表4の内容も異なっている。さらに、選択ポ
リシー記憶手段5には、A:「1CPU当たりの処理時
間」とか、B:「使用できるCPU数」などの基本選択
ポリシーが格納されている。図5において、6bは、複
数の基本選択ポリシーを組み合わせた複合選択ポリシー
によりサーバ情報表4からサーバ21〜24を1つ選択
し、この選択したサーバ21〜24のアドレスをクライ
アント1に通知するサーバ選択手段である。
【0032】次に図6のフローチャートに基づいてサー
バ選択手段6bによるサーバ選択の処理を説明する。ま
ず、ステップ31ではサーバ21〜24に関する情報を
収集し、サーバ情報表4を図5のように初期化する。次
にステップ32においてクライアント1からの問い合わ
せメッセージ2が到着しているか否かのチェックを行な
う。ここで、問い合わせメッセージ2が到着していない
場合には、再度ステップ32を実行することによりチェ
ックを繰り返し、問い合わせメッセージ2が到着するの
を待つ。ステップ32において問い合わせメッセージ2
が到着していた場合には、ステップ33において、問い
合わせメッセージ2の中の複合選択ポリシーの指定情報
を取り出す。次にステップ34では、取り出した複合選
択ポリシーをディレクトリサーバ3内の選択ポリシー記
憶手段5を使用して解釈するとともに、サーバ情報表4
を参照して各サーバを評価し、評価結果が最小となると
なるサーバを選択する。この実施の形態では、仮名漢字
変換サーバは3つ登録されているが、サーバA,サーバ
C,サーバDそれぞれの評価値は、10,4,8とな
り、この評価値が最小のサーバCが選択される。
【0033】ステップ35ではサーバ21〜24が選択
できたか否かのチェックを行なう。サーバ21〜24が
選択できた場合には、そのアドレスをステップ36でク
ライアント1に通知する。サーバ21〜24が選択でき
なかった場合には、ステップ37で選択できなかった旨
をクライアント1に通知する。ステップ36又はステッ
プ37のいずれかが終了したらステップ32に戻り、再
びクライアント1からの問い合わせメッセージ2を待
つ。クライアント側は、ステップ36の通知によりサー
バCの情報を受けとり、サーバCと通信を開始すること
になる。
【0034】以上のように、この実施の形態によれば、
クライアント1は複数の選択ポリシーを組み合わせた複
合選択ポリシーを指定することにより、クライアント1
は実質上新しい独自の選択ポリシーを指定することがで
きるので、要求に見あったサーバを選択することが更に
容易になる。
【0035】実施の形態4.次に、この発明の実施の形
態4を図を参照して説明する。この実施の形態では、各
種サーバは、実行開始時にディレクトリサーバに通知す
ることにより、サーバ情報の登録を行なうことができ、
このディレクトリサーバによるサーバの登録処理と、サ
ーバの選択処理の組合せにおいて効果を発揮する。図7
は、実施の形態4のサーバ選択方式の構成を示す構成図
である。図7において、6cは、指定された選択ポリシ
ーに基づきサーバ情報表4からサーバ21〜24を1つ
選択し、この選択したサーバ21〜24のアドレスをク
ライアント1に通知するサーバ選択手段である。7は、
サーバ21〜24が選択できた場合に、サーバ21〜2
4の選択依頼とその回答結果とがサーバ選択手段6cに
よりクライアント1毎に格納されるクライアント情報記
憶手段としての保管テーブルであり、保管テーブル7内
には、問い合わせメッセージ2を出してきたクライアン
ト1の名前、問い合わせメッセージ2の内容、及びその
ときに回答したサーバ21〜24の名前が格納される。
なお、図7には、クライアント1を1台しか図示してな
いが、この実施の形態4では、クライアントC1、C
2、C3、C4の名前を持つクライアントが4台接続さ
れている場合について説明する。8は、新しく起動され
たサーバ21〜24の情報を登録するときに、保管テー
ブル7を元に再度サーバ選択を実施し、新しいサーバ2
1〜24のほうがクライアント1からの条件に対しより
良い評価が得られると判断した場合に、そのサーバ21
〜24のアドレスをクライアント1に通知するサーバ登
録手段である。
【0036】次に図8のフローチャートに基づいてサー
バ選択手段6cによるサーバ選択の処理を説明する。ス
テップ41からステップ44までの処理は、図2のフロ
ーチャートのステップ11からステップ14と同様の処
理であるため、説明を省略する。なお、ステップ44で
は、メモリ容量が最大のサーバDが選択される。次に、
ステップ45ではサーバ21〜24が選択できたか否か
のチェックを行なう。ここで、例えばサーバ情報表4の
中に仮名漢字変換サーバ自体1つもエントリが存在しな
い場合は、検索が失敗する。サーバ21〜24が選択で
きた場合には、ステップ46で、その選択したサーバ2
1〜24と、クライアント1の名前と、問い合わせメッ
セージ2を保管テーブル7に記録し、ステップ47でサ
ーバ21〜24のアドレスをクライアントに通知する。
サーバ21〜24が選択できなかった場合には、ステッ
プ48で選択できなかった旨をクライアント1に通知す
る。ステップ47又はステップ48のいずれかが終了し
たらステップ42に戻り再びクライアント1からの問い
合わせメッセージ2を待つ。
【0037】次に図9のフローチャートに基づいて、サ
ーバ登録手段8によるサーバ情報の登録処理を説明す
る。なお、図8と図9の処理は、ディレクトリサーバ3
の中でマルチプロセス処理として、同時並行に動作する
ものである。まず、ステップ412において通常通りの
手段を使用してサーバ21〜24からの登録依頼を受け
付け、サーバ情報表4に登録する。登録依頼の内容は、
サーバ情報表4の1エントリ分の情報に相当するもので
ある。次に、ステップ413において、保管テーブル7
を検索し、今回登録したサーバ21〜24が提供するサ
ービスと同じサービスについて以前にクライアント1が
問い合わせたか否かを確認する。もし、クライアント1
が問い合わせていれば、即ち保管テーブル7に同じサー
ビスが格納されていれば、ステップ414において今回
新しく登録したサーバ情報がその選択依頼に適合し、且
つ以前にクライアントに通知したサーバ情報よりも選択
依頼に適合するか否かをチェックする。具体的には、選
択ポリシーを用いて、前回選んだサーバと今回登録され
たサーバとをそれぞれ再度評価して比較する。この実施
の形態では、クライアントC4がサーバDのアドレスを
もらった後に、サーバHがディレクトリサーバ3に登録
されると、サーバDよりもポリシーBによる評価は高
い、つまりサーバHはサーバDよりもメモリ容量が大き
いため、「サーバHの方が良い」という評価になる。も
し、今回登録のサーバの方が、より良いという評価であ
れば、ステップ415において保管テーブルの情報を更
新して今回登録のサーバ名に変更し、ステップ416に
おいてクライアントC4にサーバ情報を通知する。もし
適合しないようであれば、ステップ413に戻り、他の
サーバ選択依頼があるか否かをチェックする。ステップ
413において、登録情報がもうない場合には、本処理
は終了する。
【0038】クライアント1側は、以前通知されたサー
バと通信を断続的に継続しているところに新規情報がデ
ィレクトリサーバ3から通知されることになる。このと
きクライアント1はサーバ21〜24を切替えてその後
の処理を行なうことができる。
【0039】以上のように、この実施の形態によれば、
ディレクトリサーバ3は選択したサーバをクライアント
に通知した後にも問い合わせ内容の選択ポリシーと選択
結果を保管テーブル7に保持しており、新しく起動され
たサーバが登録してきたときに、保持した選択ポリシー
による新たなサーバの評価結果と、保持した以前のサー
バの評価結果を比較し、新しいサーバの方が以前通知し
たサーバよりも評価結果がよい場合には、クライアント
1に新しいサーバのアドレスを通知するため、クライア
ント1は一度得たアドレスを元にサービスを受けながら
も、その後より良いサーバに切替えることができる。
【0040】実施の形態5.次に、この発明の実施の形
態5を図を参照して説明する。この実施の形態では、実
施の形態4と同様に各種サーバは、実行開始時にディレ
クトリサーバに通知することにより、サーバ情報の登録
を行なうことができ、このディレクトリサーバによるサ
ーバの登録処理と、サーバの選択処理の組合せにおいて
効果を発揮する。図10は、実施の形態5のサーバ選択
方式の構成を示す構成図である。図10において、6d
は、指定された選択ポリシーに基づきサーバ情報表4か
らサーバ21〜24を1つ選択し、この選択したサーバ
21〜24のアドレスをクライアント1に通知するサー
バ選択手段である。7aは、サーバ21〜24が選択で
きなかった場合に、サーバ21〜24の選択依頼とその
回答結果とがサーバ選択手段6dによりクライアント1
毎に格納されるクライアント情報記憶手段としての保管
テーブルであり、この保管テーブル7aには、該当する
サーバ21〜24が見つからなかったクライアント1の
名前と、問い合わせメッセージ2の内容を記録してお
く。8aは、サーバ21〜24が新規に登録を行ったと
きに、このサーバ21〜24の提供するサービスが、保
管テーブル7aに記録されたクライアント1の問い合わ
せに適合するか否かを調べ、適合する場合に、サービス
を提供するサーバ21〜24が新規に登録された旨をク
ライアント1に通知するサーバ登録手段である。
【0041】次に図11のフローチャートに基づいてサ
ーバ選択手段6dによるサーバ選択の処理を説明する。
ステップ51からステップ54までの処理は、図2のフ
ローチャートのステップ11からステップ14と同様の
処理であるため、説明を省略する。なお、ステップ54
では、メモリ容量が最大のサーバDが選択される。次
に、ステップ55ではサーバ21〜24が選択できたか
否かのチェックを行なう。サーバ21〜24が選択でき
た場合には、サーバ21〜24のアドレスをステップ5
6においてクライアント1に通知する。サーバ21〜2
4が選択できなかった場合には、ステップ57におい
て、保管テーブル7aにクライアント名と問い合わせメ
ッセージ2の内容を格納し、ステップ58で選択できな
かった旨をクライアント1に通知する。ステップ56又
はステップ58のいずれかが終了したらステップ52に
戻り再びクライアント1からの問い合わせメッセージ2
を待つ。
【0042】次に図12のフローチャートに基づいて、
サーバ登録手段8aによるサーバ情報の登録処理を説明
する。なお、図11と図12の処理は、ディレクトリサ
ーバ3の中でマルチプロセス処理として、同時並行に動
作するものである。まず、ステップ512において通常
通りの手段を使用してサーバ21〜24からの登録依頼
を受け付け、サーバ情報表4に登録する。登録依頼の内
容は、サーバ情報表4の1エントリ分の情報に相当する
ものである。次に、ステップ513において、保管テー
ブル7aを検索し、今回登録したサーバ21〜24が提
供するサービスと同じサービスについて以前にクライア
ント1が問い合わせたか否かを確認する。もし、クライ
アント1が問い合わせていれば、即ち保管テーブル7a
に同じサービスが格納されていれば、ステップ514に
よりそのクライアント1のエントリを保管テーブル7a
より削除し、ステップ515においてサーバ21〜24
のアドレスをクライアントに通知する。次にステップ5
13に戻り、他にもサービスが一致するエントリがある
か否かを保管テーブル7aを検索してチェックし、一致
するエントリがない場合に、本処理は終了する。
【0043】以上のように、この実施の形態によれば、
まずクライアント1が仮名漢字変換サーバを問い合わせ
ると、サーバ情報表4にはサーバA,B,C,Dの各サ
ーバの情報しかないので、クライアント1には、失敗の
通知がされる。その後にサーバHが登録に来た時に保管
テーブル7にクライアント1の情報が保管されているの
で、保管テーブル7の選択ポリシーでサーバHを評価
し、選択ポリシーに合致するので、サーバHのアドレス
がクライアント1に通知されることになる。従って、各
クライアントは、一度問い合わせておけば、その時に見
つからなくても、後は待ちの処理に入っていて、通知が
来た時点で処理を再開することができる。
【0044】実施の形態6.次に、この発明の実施の形
態6を図を参照して説明する。図13は、実施の形態6
のサーバ選択方式の構成を示す構成図である。この実施
の形態では、問い合わせメッセージ2に、図13に示し
た選択ポリシーCのように「ポリシーBにより選択す
る。ただし、ポリシーBにより選択済みのサーバは除外
する。」という選択ポリシーを指定することができる。
図13において、6eは、指定された選択ポリシーに基
づきサーバ情報表4からサーバ21〜24を1つ選択
し、この選択したサーバ21〜24のアドレスをクライ
アント1に通知するサーバ選択手段である。7bは、選
択ポリシー毎に、選択済みのサーバ21〜24の名前と
問い合わせメッセージ2の内容がサーバ選択手段6eに
より記録されるサーバ情報記憶手段としての保管テーブ
ルである。
【0045】次に、図14のフローチャートに基づいて
サーバ選択手段6eによるサーバ選択の処理を説明す
る。ステップ61からステップ63までの処理は、図2
のフローチャートのステップ11からステップ13と同
様の処理であるため、説明を省略する。ステップ64で
は、取り出した選択ポリシー指定情報に基いて選択ポリ
シー記憶手段5から選択ポリシーを探しだし、この選択
ポリシーを使用してサーバ情報表4から選択を行なって
サーバを選び出す。このとき、図13に示した選択ポリ
シーCのように「ポリシーBにより選択する。ただし、
ポリシーBにより選択済みのサーバは除外する。」とい
う選択ポリシーが指定された場合には、保管テーブル7
bに記録されているサーバ21〜24で、かつ、選択ポ
リシーBで選択されたサーバ21〜24を選択の対象か
ら除外しておく。すなわち、この例では、選択ポリシー
Bで選択したサーバDが保管テーブル7bにあるので、
サーバDを除外したサーバA、B、Cの3個から、選択
ポリシーBを用いて選択するため、メモリ容量が20M
BのサーバBか、サーバCが候補に残り、ここでは、保
管テーブル7bの上から検索して最初に見つかった方を
優先し、サーバBを選択する。
【0046】次に、ステップ65ではサーバ21〜24
が選択できたか否かのチェックを行なう。サーバ21〜
24が選択できた場合には、ステップ66でその選択し
たサーバの名前と問い合わせメッセージ2の内容を保管
テーブル7bに記録する。この例では、選択ポリシーB
のエントリである保管テーブル7bの2行目の一番右端
の欄がDからBに変更される。次に、ステップ67でサ
ーバ21〜24のアドレスをクライアント1に通知す
る。サーバが選択できなかった場合には、ステップ68
で選択できなかった旨をクライアント1に通知する。ス
テップ67又はステップ68のいずれかが終了したらス
テップ62に戻り、再びクライアント1からの問い合わ
せメッセージ2を待つ。
【0047】以上のように、この実施の形態によれば、
ディレクトリサーバ3は以前問い合わせて来たクライア
ント1に対する選択ポリシーと選択結果を保持してお
り、あるクライアント1からの要求が来た時に、指定の
選択ポリシーにより以前に選択されたサーバ21〜24
を除外するという選択ポリシーを持つことにより、クラ
イアント1はサービスを受けている他のクライアント1
とは異なるサーバ21〜24を見つけることが可能にな
る。
【0048】実施の形態7.次に、この発明の実施の形
態7を図を参照して説明する。図15は、実施の形態7
のサーバ選択方式の構成を示す構成図である。この実施
の形態では、問い合わせメッセージ2に、選択ポリシー
と時間を指定し、指定の選択ポリシーにより、以前でか
つ指定時間以内に選択されたサーバ21〜24を選択対
象から除外するという選択ポリシーを指定することがで
きる。図において、6fは、指定された選択ポリシーに
基づきサーバ情報表4からサーバ21〜24を1つ選択
し、この選択したサーバ21〜24のアドレスをクライ
アント1に通知するサーバ選択手段である。7cは、選
択ポリシー毎に、選択済みのサーバ21〜24の名前、
選択処理を行った時間、及び問い合わせメッセージ2の
内容がサーバ選択手段6fにより記録されるサーバ情報
記憶手段としての保管テーブルである。
【0049】次に、図16のフローチャートに基づいて
サーバ選択手段6fによるサーバ選択の処理を説明す
る。ステップ71からステップ73までの処理は、図2
のフローチャートのステップ11からステップ13と同
様の処理であるため、説明を省略する。ステップ74で
は、取り出した選択ポリシー指定情報に基いて選択ポリ
シー記憶手段5から選択ポリシーを探しだし、この選択
ポリシーを使用してサーバ情報表4から選択を行なって
サーバを選び出す。このとき、本選択ポリシーに相当す
る保管テーブル7cのサーバ情報がクライアント1が指
定した時間内に選択したものであった場合には、そのサ
ーバ21〜24を選択対象から除外しておく。すなわ
ち、この例では、問い合わせメッセージ2で10min
(10分以内)と指定されており、本処理を行なった時
刻が95年10月31日13時31分であるとすると、
保管テーブル7cの一番上のエントリの情報が95年1
0月31日13時30分であるため、サーバAを選択範
囲から外してポリシーAにて選択するため、サーバBが
選択される結果になる。
【0050】次に、ステップ75ではサーバ21〜24
が選択できたか否かのチェックを行なう。サーバ21〜
24が選択できた場合には、ステップ76でその選択し
たサーバの名前、その時刻、及び問い合わせメッセージ
2の内容を保管テーブル7cに記録する。この例では、
選択ポリシーAのエントリである保管テーブル7cの1
行目がサーバAからサーバBに変更される。次に、ステ
ップ77でサーバ21〜24のアドレスをクライアント
1に通知する。サーバが選択できなかった場合には、ス
テップ78で選択できなかった旨をクライアント1に通
知する。ステップ77又はステップ78のいずれかが終
了したらステップ72に戻り再びクライアント1からの
問い合わせメッセージ2を待つ。
【0051】以上のように、この実施の形態によれば、
ディレクトリサーバ3は以前問い合わせて来たクライア
ント1に対する選択ポリシーと選択結果を保持してお
り、あるクライアント1からの要求が来た時に、その時
間以前の一定時間以内に選択したサーバ21〜24を除
外するという選択ポリシーを持つことにより、クライア
ント1はサービスを受けている他のクライアント1とは
異なるサーバ21〜24を見つけることが可能になる。
【0052】実施の形態8.次に、この発明の実施の形
態7を図を参照して説明する。図17は、実施の形態7
のサーバ選択方式の構成を示す構成図である。この実施
の形態では、問い合わせメッセージ2に、図17に示し
た選択ポリシーEのように「ポリシーAで選択する。た
だし、前回選択されたサーバを選択対象から除外す
る。」という選択ポリシーを指定することができる。こ
の選択ポリシーは、あるクライアント1から問い合わせ
が来た時に、以前にも問い合わせたことがあるクライア
ント1からの問い合わせだった場合には、そのクライア
ント1に以前通知したサーバ21〜24はサーバ選択の
対象から除外するものである。なお、図17には、クラ
イアントを1台しか図示してないが、この実施の形態8
では、クライアントC1、C2の名前を持つクライアン
トが2台接続されている場合について説明する。6g
は、指定された選択ポリシーに基づきサーバ情報表4か
らサーバ21〜24を1つ選択し、この選択したサーバ
のアドレスをクライアント1に通知するサーバ選択手段
である。7dは、クライアント1毎に、選択済みのサー
バ21〜24の名前がサーバ選択手段6gにより記録さ
れるクライアント情報記憶手段としての保管テーブルで
ある。
【0053】次に、図18のフローチャートに基づいて
サーバ選択手段6gによるサーバ選択の処理を説明す
る。ステップ81からステップ83までの処理は、図2
のフローチャートのステップ11からステップ13と同
様の処理であるため、説明を省略する。ステップ84で
は、取り出した選択ポリシー指定情報に基いて選択ポリ
シー記憶手段5から選択ポリシーを探しだし、この選択
ポリシーを使用してサーバ情報表4から選択を行なって
サーバ21〜24を選び出す。このとき、保管テーブル
7dの該当クライアント用のサーバ21〜24は、選択
サーバの対象から除外しておく。すなわち、この例で
は、クライアントC1からの問い合わせに対応する処理
の場合は、サーバAが除外され、サーバB、サーバC、
サーバDのうちから選択ポリシーAによって選択される
ため、サーバBが選択されることになる。
【0054】次に、ステップ85ではサーバ21〜24
が選択できたか否かのチェックを行なう。サーバ21〜
24が選択できた場合には、ステップ86においてその
選択したサーバの名前とクライアントの名前を保管テー
ブル7dに記録しておく。次にステップ87において選
択したサーバ21〜24のアドレスをクライアント1に
通知する。サーバが選択できなかった場合には、ステッ
プ88において選択できなかった旨をクライアント1に
通知する。ステップ87又はステップ88のいずれかが
終了したらステップ82に戻り再びクライアント1から
の問い合わせメッセージ2を待つ。
【0055】以上のように、この実施の形態によれば、
ディレクトリサーバ3は以前問い合わせて来たクライア
ント1に対する選択ポリシーと選択結果を保持してお
り、あるクライアント1からの要求が来た時に、そのク
ライアント1に以前答えたサーバ21〜24を選択の対
象から除外するという選択ポリシーを持つことにより、
クライアント1は複数回の問い合わで、それぞれ異なる
サーバ21〜24を選択することが可能となる。例え
ば、クライアント1はあるサーバ選択リクエストを出し
た時に、選択されたサーバ21〜24に障害や性能など
のなんらかの理由により不都合が生じた時などに、サー
バ21〜24の切替えを実施することができる。
【0056】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、サ
ーバ選択の選択ポリシーが格納された問い合わせメッセ
ージをクライアントより指定されるディレクトリサーバ
に、複数のサーバについて、各サーバの属性が格納され
たサーバ情報表と、上記問い合わせメッセージに格納さ
れた上記選択ポリシーと、上記サーバ情報表に格納され
た属性とに基づいて、複数のサーバを評価し、上記選択
ポリシーに合致したサーバを上記サーバ情報表から選択
し、この選択したサーバを上記クライアントに通知する
サーバ選択手段とを備えたことにより、個々のクライア
ントからの多様なサーバ選択要求に対応できるという効
果がある。
【0057】第2の発明によれば、複数の選択ポリシー
が格納された問い合わせメッセージと、上記問い合わせ
メッセージに格納された上記各選択ポリシーを順番に処
理し、上記複数の選択ポリシーの何れかに合致したサー
バを選択するサーバ選択手段とを備えたことにより、個
々のクライアントは、複数のサーバ選択ポリシーを指定
できるので、サーバの選択範囲が広がるという効果があ
る。
【0058】第3の発明によれば、複数の選択ポリシー
がそれぞれ優先度つきで格納された問い合わせメッセー
ジと、上記問い合わせメッセージに格納された上記各選
択ポリシーを上記優先度に基づいて順番に処理するサー
バ選択手段とを備えたことにより、個々のクライアント
は、複数のサーバ選択ポリシーを優先度つきで指定でき
るので、サーバの選択範囲が広がるという効果がある。
【0059】第4の発明によれば、複数の選択ポリシー
を組み合わせた複合選択ポリシーが、この複合選択ポリ
シーの評価方法とともに格納された問い合わせメッセー
ジと、上記問い合わせメッセージに格納された上記複合
選択ポリシーを上記評価方法に基づいて処理するサーバ
選択手段とを備えたことにより、個々のクライアント
は、複数のサーバ選択ポリシーを組み合わせた複合選択
ポリシー指定できるので、サーバの選択範囲が広がると
いう効果がある。
【0060】第5の発明によれば、新たに使用可能とな
った新サーバ、及びクライアント情報記憶手段に格納さ
れ上記新サーバと同じサービスを提供する旧サーバの両
サーバを、サーバ情報表に格納された上記両サーバの属
性と、クライアント情報記憶手段に格納された上記旧サ
ーバ選択時の選択ポリシーとに基づいてそれぞれ評価
し、上記新サーバの方が上記旧サーバ選択時の選択ポリ
シーに合致する場合に、上記旧サーバを選択したクライ
アントに上記新サーバを通知するサーバ登録手段を備え
たことにより、クライアントは、一度選択されたサーバ
からサービスを受けながらも、その後より良いサーバに
切替えることができるという効果がある。
【0061】第6の発明によれば、新たに使用可能とな
った新サーバの属性と、サーバが選択できなかったとき
の選択ポリシーとに基づいて、上記新サーバを評価し、
上記サーバが選択できなかったときの選択ポリシーに上
記新サーバが合致する場合に、上記新サーバをサーバが
選択できなかったクライアントに通知するサーバ登録手
段を備えたことにより、クライアントは、一度問い合わ
せておけば、その時にサーバが選択できなくても、後で
サーバ選択の通知を受けることができるという効果があ
る。
【0062】第7の発明によれば、上記問い合わせメッ
セージで指定された選択ポリシーにより以前選択された
サーバを除外してサーバ選択を行うサーバ選択手段を備
えたことにより、クライアントは、サービスを受けてい
る他のクライアントとは異なるサーバを選択できるの
で、特定のサーバに負荷を集中させないサーバ選択方式
を得ることができるという効果がある。
【0063】第8の発明によれば、サーバが選択できた
ときに、選択ポリシーと選択されたサーバの名前とが選
択ポリシー毎に格納されるサーバ情報記憶手段と、この
サーバ情報記憶手段に格納されたサーバであって、上記
問い合わせメッセージで指定された選択ポリシーにより
以前選択されたサーバを除外してサーバ選択を行うサー
バ選択手段とを備えたことにより、クライアントは、サ
ービスを受けている他のクライアントとは異なるサーバ
を選択できるので、特定のサーバに負荷を集中させない
サーバ選択方式を得ることができるという効果がある。
【0064】第9の発明によれば、サーバが選択できた
ときに、選択ポリシーと選択されたサーバの名前と選択
されたときの時刻が選択ポリシー毎に格納されるサーバ
情報記憶手段と、選択ポリシーとともに時間が格納され
た問い合わせメッセージと、上記サーバ情報記憶手段に
格納されたサーバであって、上記問い合わせメッセージ
で指定された選択ポリシーにより、以前でかつ上記問い
合わせメッセージに格納された時間以内に選択されたサ
ーバを除外してサーバ選択を行うサーバ選択手段とを備
えたことにより、クライアントは、以前でかつ指定時間
以内に選択されたサーバとは異なるサーバを選択できる
ので、特定のサーバに負荷を集中させないサーバ選択方
式を得ることができるという効果がある。
【0065】第10の発明によれば、サーバが選択でき
たときに、この選択できたたサーバの名前がクライアン
ト毎に格納されるクライアント情報記憶手段と、このク
ライアント情報記憶手段に格納されたサーバであって、
上記問い合わせメッセージを指定したクライアント用に
以前選択したサーバを除外してサーバ選択を行うサーバ
選択手段とを備えたことにより、クライアントは、以前
選択したサーバとは異なるサーバを選択できるので、特
定のサーバに負荷を集中させないサーバ選択方式を得る
ことができるという効果がある。
【0066】第11の発明によれば、サーバを選択する
ための規則である選択ポリシーを問い合わせメッセージ
に格納するステップと、上記問い合わせメッセージを送
信するステップと、上記問い合わせメッセージを受信す
るステップと、受信した問い合わせメッセージに格納さ
れた上記選択ポリシーと上記複数のサーバの属性とに基
づいて、上記複数のサーバを評価するステップと、評価
結果に基づいて上記選択ポリシーに合致したサーバを選
択するステップと、選択したサーバを上記クライアント
に通知するステップとを備えたことにより、個々のクラ
イアントからの多様なサーバ選択要求に対応できるとい
う効果がある。
【0067】第12の発明によれば、サーバを選択する
ための規則である選択ポリシーを複数組み合わせた複合
選択ポリシーを、この複合選択ポリシーの評価方法とと
もに問い合わせメッセージに格納するステップと、上記
問い合わせメッセージを送信するステップと、上記問い
合わせメッセージを受信するステップと、受信した問い
合わせメッセージに格納された上記複合選択ポリシーと
上記複数のサーバの属性とに基づいて、上記複合選択ポ
リシーの評価方法により上記複数のサーバを評価するス
テップと、評価結果に基づいて上記複合選択ポリシーに
合致したサーバを選択するステップと、選択したサーバ
を上記クライアントに通知するステップとを備えたこと
により、個々のクライアントは、複数のサーバ選択ポリ
シーを組み合わせた複合選択ポリシー指定できるので、
サーバの選択範囲が広がるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1のサーバ選択方式の構成を示す
構成図である。
【図2】 実施の形態1のサーバ選択処理を示すフロー
チャートである。
【図3】 実施の形態2のサーバ選択方式の構成を示す
構成図である。
【図4】 実施の形態2のサーバ選択処理を示すフロー
チャートである。
【図5】 実施の形態3のサーバ選択方式の構成を示す
構成図である。
【図6】 実施の形態3のサーバ選択処理を示すフロー
チャートである。
【図7】 実施の形態4のサーバ選択方式の構成を示す
構成図である。
【図8】 実施の形態4のサーバ選択処理を示すフロー
チャートである。
【図9】 実施の形態4のサーバ情報の登録処理を示す
フローチャートである。
【図10】 実施の形態5のサーバ選択方式の構成を示
す構成図である。
【図11】 実施の形態5のサーバ選択処理を示すフロ
ーチャートである。
【図12】 実施の形態5のサーバ情報の登録処理を示
すフローチャートである。
【図13】 実施の形態6のサーバ選択方式の構成を示
す構成図である。
【図14】 実施の形態6のサーバ選択処理を示すフロ
ーチャートである。
【図15】 実施の形態7のサーバ選択方式の構成を示
す構成図である。
【図16】 実施の形態7のサーバ選択処理を示すフロ
ーチャートである。
【図17】 実施の形態8のサーバ選択方式の構成を示
す構成図である。
【図18】 実施の形態8のサーバ選択処理を示すフロ
ーチャートである。
【図19】 従来のサーバ選択方式の構成を示す構成図
である。
【図20】 従来のサーバ選択処理を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 クライアント、2 問い合わせメッセージ、3 デ
ィレクトリサーバ、4サーバ情報表、5 選択ポリシー
記憶手段、6 サーバ選択手段、7 保管テーブル、8
サーバ登録手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要素を備えたサーバ選択方式。 (a)それぞれサービスを提供する複数のサーバの中か
    らサーバを選択するための規則である選択ポリシーが格
    納された問い合わせメッセージ; (b)以下の要素を備え、クライアントより上記問い合
    わせメッセージを指定されるディレクトリサーバ; (b1)上記複数のサーバについて、各サーバの属性が
    格納されたサーバ情報表; (b2)上記問い合わせメッセージに格納された上記選
    択ポリシーと、上記サーバ情報表に格納された上記属性
    とに基づいて、上記複数のサーバを評価し、上記選択ポ
    リシーに合致したサーバを上記サーバ情報表から選択
    し、この選択したサーバを上記クライアントに通知する
    サーバ選択手段。
  2. 【請求項2】 上記問い合わせメッセージには、複数の
    選択ポリシーが格納され、 上記サーバ選択手段は、上記問い合わせメッセージに格
    納された上記各選択ポリシーを順番に処理し、上記複数
    の選択ポリシーの何れかに合致したサーバを選択するこ
    とを特徴とする請求項1記載のサーバ選択方式。
  3. 【請求項3】 上記問い合わせメッセージには、複数の
    選択ポリシーがそれぞれ優先度つきで格納され、 上記サーバ選択手段は、上記問い合わせメッセージに格
    納された上記各選択ポリシーを上記優先度に基づいて順
    番に処理することを特徴とする請求項2記載のサーバ選
    択方式。
  4. 【請求項4】 上記問い合わせメッセージには、複数の
    選択ポリシーを組み合わせた複合選択ポリシーが、この
    複合選択ポリシーの評価方法とともに格納され、 上記サーバ選択手段は、上記問い合わせメッセージに格
    納された上記複合選択ポリシーを上記評価方法に基づい
    て処理することを特徴とする請求項1記載のサーバ選択
    方式。
  5. 【請求項5】 上記サーバが選択できたときに、上記選
    択ポリシーと上記選択されたサーバの名前とが上記クラ
    イアント毎に格納されるクライアント情報記憶手段と、 新たに使用可能となった新サーバの属性を上記サーバ情
    報表に格納するとともに、上記新サーバ、及び上記クラ
    イアント情報記憶手段に格納され上記新サーバと同じサ
    ービスを提供する旧サーバの両サーバを、上記サーバ情
    報表に格納された上記両サーバの属性と、上記クライア
    ント情報記憶手段に格納された上記旧サーバ選択時の選
    択ポリシーとに基づいてそれぞれ評価し、上記新サーバ
    の方が上記旧サーバ選択時の選択ポリシーに合致する場
    合に、上記旧サーバを選択したクライアントに上記新サ
    ーバを通知するサーバ登録手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載のサーバ選択方式。
  6. 【請求項6】 上記サーバが選択できなかったときに、
    上記選択ポリシーが上記クライアント毎に格納されるク
    ライアント情報記憶手段と、 新たに使用可能となった新サーバの属性と、上記クライ
    アント情報記憶手段に格納された選択ポリシーとに基づ
    いて、上記新サーバを評価し、上記新サーバが上記クラ
    イアント情報記憶手段に格納された選択ポリシーに合致
    する場合に、上記新サーバを上記クライアント情報記憶
    手段に格納されたクライアントに通知するサーバ登録手
    段を備えたことを特徴とする請求項1記載のサーバ選択
    方式。
  7. 【請求項7】 上記サーバ選択手段は、上記問い合わせ
    メッセージで指定された選択ポリシーにより以前選択さ
    れたサーバを除外してサーバ選択を行うことを特徴とす
    る請求項1記載のサーバ選択方式。
  8. 【請求項8】 上記サーバが選択できたときに、上記選
    択ポリシーと上記選択されたサーバの名前とが上記選択
    ポリシー毎に格納されるサーバ情報記憶手段を備え、 上記サーバ選択手段は、上記サーバ情報記憶手段に格納
    されたサーバであって、上記問い合わせメッセージで指
    定された選択ポリシーにより以前選択されたサーバを除
    外してサーバ選択を行うことを特徴とする請求項7記載
    のサーバ選択方式。
  9. 【請求項9】 上記サーバが選択できたときに、上記選
    択ポリシーと上記選択されたサーバの名前と選択された
    ときの時刻が上記選択ポリシー毎に格納されるサーバ情
    報記憶手段を備え、 上記問い合わせメッセージには、選択ポリシーとともに
    時間が格納され、 上記サーバ選択手段は、上記サーバ情報記憶手段に格納
    されたサーバであって、上記問い合わせメッセージで指
    定された選択ポリシーにより、以前でかつ上記問い合わ
    せメッセージに格納された時間以内に選択されたサーバ
    を除外してサーバ選択を行うことを特徴とする請求項7
    記載のサーバ選択方式。
  10. 【請求項10】 上記サーバが選択できたときに、上記
    選択されたサーバの名前が上記クライアント毎に格納さ
    れるクライアント情報記憶手段を備え、 上記サーバ選択手段は、上記クライアント情報記憶手段
    に格納されたサーバであって、上記問い合わせメッセー
    ジを指定したクライアント用に以前選択したサーバを除
    外してサーバ選択を行うことを特徴とする請求項7記載
    のサーバ選択方式。
  11. 【請求項11】 以下のステップを備えたサーバ選択方
    法。 (a)それぞれサービスを提供する複数のサーバの中か
    らサーバを選択するための規則である選択ポリシーを問
    い合わせメッセージに格納するステップ; (b)上記問い合わせメッセージを送信するステップ; (c)上記問い合わせメッセージを受信するステップ; (d)受信した問い合わせメッセージに格納された上記
    選択ポリシーと、上記複数のサーバの属性とに基づい
    て、上記複数のサーバを評価するステップ; (e)評価結果に基づいて上記選択ポリシーに合致した
    サーバを選択するステップ; (f)選択したサーバを上記クライアントに通知するス
    テップ。
  12. 【請求項12】 以下のステップを備えたサーバ選択方
    法。 (a)それぞれサービスを提供する複数のサーバの中か
    らサーバを選択するための規則である選択ポリシーを複
    数組み合わせた複合選択ポリシーを、この複合選択ポリ
    シーの評価方法とともに問い合わせメッセージに格納す
    るステップ; (b)上記問い合わせメッセージを送信するステップ; (c)上記問い合わせメッセージを受信するステップ; (d)受信した問い合わせメッセージに格納された上記
    複合選択ポリシーと、上記複数のサーバの属性とに基づ
    いて、上記複合選択ポリシーの評価方法により上記複数
    のサーバを評価するステップ; (e)評価結果に基づいて上記複合選択ポリシーに合致
    したサーバを選択するステップ; (f)選択したサーバを上記クライアントに通知するス
    テップ。
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