JPH07121285B2 - 非常にバランスのとれた高い慣性モーメントのゴルフパター - Google Patents
非常にバランスのとれた高い慣性モーメントのゴルフパターInfo
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- JPH07121285B2 JPH07121285B2 JP2140138A JP14013890A JPH07121285B2 JP H07121285 B2 JPH07121285 B2 JP H07121285B2 JP 2140138 A JP2140138 A JP 2140138A JP 14013890 A JP14013890 A JP 14013890A JP H07121285 B2 JPH07121285 B2 JP H07121285B2
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Classifications
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/04—Heads
- A63B53/0487—Heads for putters
-
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Golf Clubs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ゴルフクラブ、さらに詳しくは、高い慣性
モーメントと結合した望ましくない回動に対する安定性
において非常によくバランスのとれたゴルフパターに関
するものである。
モーメントと結合した望ましくない回動に対する安定性
において非常によくバランスのとれたゴルフパターに関
するものである。
従来の技術 各パッティングストロークに高い正確性を提供するゴル
フクラブパターをつくり出すためには非常な数の企てが
なされている。一般に、ゴルフパタークラブは、クラブ
ヘッドの望まれる接触の中心点(時々は打撃点、スウィ
ートスポットまたはインパクトスポットと呼ばれてい
る。)をクラブヘッドの重心に対する特定位置に有し、
そして、しばしば、クラブ全体の重心に対する特定の位
置と同様に、インパクトスポットに対してもクラブヘッ
ドの重心が無関係のことがある(シャフトやグリップを
クラブヘッドに取り付けた後に生ずることがある。)。
フクラブパターをつくり出すためには非常な数の企てが
なされている。一般に、ゴルフパタークラブは、クラブ
ヘッドの望まれる接触の中心点(時々は打撃点、スウィ
ートスポットまたはインパクトスポットと呼ばれてい
る。)をクラブヘッドの重心に対する特定位置に有し、
そして、しばしば、クラブ全体の重心に対する特定の位
置と同様に、インパクトスポットに対してもクラブヘッ
ドの重心が無関係のことがある(シャフトやグリップを
クラブヘッドに取り付けた後に生ずることがある。)。
従来の多くのパターにおいて、クラブ軸の回動(すなわ
ちクラブのZ軸)は、パターのストロークの動きの方向
においてクラブ面の打撃点に同軸に整列していない。そ
れゆえ、ゴルファーの“中心ヒット”と思われるヒット
においても、回動の軸、すなわちゴルフパター全体の重
心を含む平面はクラブ面の打撃点から外れ、ある量の角
加速度がボールに伝えられる。このことはボールの方向
と速度の条件における正確さという点に影響する。
ちクラブのZ軸)は、パターのストロークの動きの方向
においてクラブ面の打撃点に同軸に整列していない。そ
れゆえ、ゴルファーの“中心ヒット”と思われるヒット
においても、回動の軸、すなわちゴルフパター全体の重
心を含む平面はクラブ面の打撃点から外れ、ある量の角
加速度がボールに伝えられる。このことはボールの方向
と速度の条件における正確さという点に影響する。
既知の一種のパターは、パターヘッドの打撃点が面の前
方の平面にクラブヘッドの回動軸がずれて整列されてい
るフェイスバランスデザインと呼ばれるものである。
“フェイスバランス”の名は、このようなクラブが、ク
ラブヘッドがテーブルの端から吊り下る状態でクラブが
テーブル表面に水平に置かれ、そのシャフトの周りに自
由に回転することを許す時に、クラブヘッドの面がテー
ブル面と水平に整列し、上向きで休止することから出た
ものである。しかしながら、このようなパターの不利益
は、インパクトの前に面をオープンの方向にねじる傾向
の固有の力があることである。このことは、クラブ全体
の軸の回転がクラブヘッドの打撃点の前方にずれている
という事実によるためである。結果として、ゴルファー
は、パッティングにおいて方向の誤りを起すインパクト
時のクラブヘッドの運動目的ラインに直角すなわちスク
エアになることを確信できず、ゴルファーはこのような
固有のねじれ力を克服するための技能と能力の使用を必
要としなければならない。このようなフェイスバランス
のパターの例は米国特許第4,325,553号および第4,722,5
28号によって代表される(第15図は、・・・“O.S."の
符号がつけられ、・・・従来のフェイスバランスパター
クラブのヘッドの重心がシャフト軸に対して典型的に外
れているものを描いている。)。
方の平面にクラブヘッドの回動軸がずれて整列されてい
るフェイスバランスデザインと呼ばれるものである。
“フェイスバランス”の名は、このようなクラブが、ク
ラブヘッドがテーブルの端から吊り下る状態でクラブが
テーブル表面に水平に置かれ、そのシャフトの周りに自
由に回転することを許す時に、クラブヘッドの面がテー
ブル面と水平に整列し、上向きで休止することから出た
ものである。しかしながら、このようなパターの不利益
は、インパクトの前に面をオープンの方向にねじる傾向
の固有の力があることである。このことは、クラブ全体
の軸の回転がクラブヘッドの打撃点の前方にずれている
という事実によるためである。結果として、ゴルファー
は、パッティングにおいて方向の誤りを起すインパクト
時のクラブヘッドの運動目的ラインに直角すなわちスク
エアになることを確信できず、ゴルファーはこのような
固有のねじれ力を克服するための技能と能力の使用を必
要としなければならない。このようなフェイスバランス
のパターの例は米国特許第4,325,553号および第4,722,5
28号によって代表される(第15図は、・・・“O.S."の
符号がつけられ、・・・従来のフェイスバランスパター
クラブのヘッドの重心がシャフト軸に対して典型的に外
れているものを描いている。)。
なお、他の既知のパターは、テーブルバランスデザイン
と呼ばれるものであり、パターが、テーブルの端を超え
てクラブヘッドが自由に吊り下げられた状態で水平なテ
ーブル表面に置かれた時に、そのヘッドが、フェイスバ
ランスデザインがむしろ水平であるのに対し、パターの
打撃面が垂直に整列して休止するようになる。しかしな
がら、このようなデザインのパターの不利益は、インパ
クトにおいてフェイスをクローズにしようとする固有の
力すなわち角加速度があるということである。このこと
は、クラブ全体の回動軸がクラブヘッドの打撃点から異
なる点においてクラブヘッドを両断しているという事実
によるためである。すなわち、クラブ全体の重心を含む
平面、すなわちクラブの回動軸はパターの打撃点と同じ
垂直平面に整列しておらず、その代りにクラブヘッドの
トウ寄りまたはヒール寄りに置かれているからである。
この結果として、ゴルファーは、パター面がクラブヘッ
ドの運動の目的ラインに対してスクェア、すなわち直角
に戻って来るということを確認している。しかしなが
ら、打撃点に対するクラブ全体の回動軸の整合のミスの
ために、インパクトにおいて、動的な力がパターヘッド
をクローズドの方に回転するべく生じ、すなわち角加速
度が提供される。このねじれの正体の結果は、ゴルフボ
ールを右利きのゴルファーに対して左側へ転動させるこ
とを生じさせる。このようなテーブルバランスパターの
例は米国特許第4,165,554号および第4,852,879号によっ
て代表される(第16図には・・・“d"の符号がつけられ
・・・シャフト軸に対して従来のテーブルバランスパタ
ークラブヘッドの重心を典型的にずらしたものが描かれ
ている。)。
と呼ばれるものであり、パターが、テーブルの端を超え
てクラブヘッドが自由に吊り下げられた状態で水平なテ
ーブル表面に置かれた時に、そのヘッドが、フェイスバ
ランスデザインがむしろ水平であるのに対し、パターの
打撃面が垂直に整列して休止するようになる。しかしな
がら、このようなデザインのパターの不利益は、インパ
クトにおいてフェイスをクローズにしようとする固有の
力すなわち角加速度があるということである。このこと
は、クラブ全体の回動軸がクラブヘッドの打撃点から異
なる点においてクラブヘッドを両断しているという事実
によるためである。すなわち、クラブ全体の重心を含む
平面、すなわちクラブの回動軸はパターの打撃点と同じ
垂直平面に整列しておらず、その代りにクラブヘッドの
トウ寄りまたはヒール寄りに置かれているからである。
この結果として、ゴルファーは、パター面がクラブヘッ
ドの運動の目的ラインに対してスクェア、すなわち直角
に戻って来るということを確認している。しかしなが
ら、打撃点に対するクラブ全体の回動軸の整合のミスの
ために、インパクトにおいて、動的な力がパターヘッド
をクローズドの方に回転するべく生じ、すなわち角加速
度が提供される。このねじれの正体の結果は、ゴルフボ
ールを右利きのゴルファーに対して左側へ転動させるこ
とを生じさせる。このようなテーブルバランスパターの
例は米国特許第4,165,554号および第4,852,879号によっ
て代表される(第16図には・・・“d"の符号がつけられ
・・・シャフト軸に対して従来のテーブルバランスパタ
ークラブヘッドの重心を典型的にずらしたものが描かれ
ている。)。
軽い材料(例えばアルミニウムのような)主要なパター
本体に使用した多くの従来のパターが使用され、それか
ら、トウとヒールの部分に大きな重量の材料(例えば鉛
または真鍮のような)を加えることによってより高い慣
性モーメントをつくり出すことが試みられた。
本体に使用した多くの従来のパターが使用され、それか
ら、トウとヒールの部分に大きな重量の材料(例えば鉛
または真鍮のような)を加えることによってより高い慣
性モーメントをつくり出すことが試みられた。
発明が解決しようとする課題 従来のパターは、振り子スウィングの間およびインパク
ト(静的かつ動的な力による)においてねじれるという
従来のパターの傾向を除去し、そして、もしゴルフボー
ルが中心を外して打たれた場合にも、クラブヘッドがね
じれに対して抵抗しようとし、それによってゴルフボー
ルに伝えられる望ましくない角加速度を最小にしようと
するような高い慣性モーメントを達成するという望まし
いゴールを同時に提供するものではなかった。
ト(静的かつ動的な力による)においてねじれるという
従来のパターの傾向を除去し、そして、もしゴルフボー
ルが中心を外して打たれた場合にも、クラブヘッドがね
じれに対して抵抗しようとし、それによってゴルフボー
ルに伝えられる望ましくない角加速度を最小にしようと
するような高い慣性モーメントを達成するという望まし
いゴールを同時に提供するものではなかった。
課題を解決するための手段 この発明は、クラブシャフトの軸をクラブヘッドの質量
中心、すなわちち、クラブヘッドの重心に対し同軸的に
整列することによって、ボールに対しパターによって与
えられる固有の望ましくない回転や他のねじれをなくす
ることを確実にするものである。クラブが水平面に置か
れた時に(端を超えてクラブヘッドが自由に吊り下げら
れて)、パターヘッドがどのように整列されようとも、
クラブヘッドは常に初めに整列された状態に、常に留ま
るところの、完全な、すなわち非常によくバランスのと
れたパターがもたらされる。したがって、クラブヘッド
にある他の位置への回動を生じさせようとするに違いな
い不適当な重量配分および/または軸に不整合によるク
ラブヘッドにおける望ましくない固有の力はなくなる。
かくして、ショットが中心でヒットされまたは中心を外
してヒットされたかどうか、すなわち望ましい打撃点か
ら外れていたかいなかったかにかかわらず、ボールイン
パクトのモーメントにおいて目標方向へ、クラブストロ
ークの方向に垂直な平面に適当に整列してパターヘッド
が残るということを確実にすることをゴルファーが克服
しようと試みるところのクラブヘッド内につくられる固
有の望ましくない力はなくなる。このことは、パッティ
ングにおいて正確性を増進させる。
中心、すなわちち、クラブヘッドの重心に対し同軸的に
整列することによって、ボールに対しパターによって与
えられる固有の望ましくない回転や他のねじれをなくす
ることを確実にするものである。クラブが水平面に置か
れた時に(端を超えてクラブヘッドが自由に吊り下げら
れて)、パターヘッドがどのように整列されようとも、
クラブヘッドは常に初めに整列された状態に、常に留ま
るところの、完全な、すなわち非常によくバランスのと
れたパターがもたらされる。したがって、クラブヘッド
にある他の位置への回動を生じさせようとするに違いな
い不適当な重量配分および/または軸に不整合によるク
ラブヘッドにおける望ましくない固有の力はなくなる。
かくして、ショットが中心でヒットされまたは中心を外
してヒットされたかどうか、すなわち望ましい打撃点か
ら外れていたかいなかったかにかかわらず、ボールイン
パクトのモーメントにおいて目標方向へ、クラブストロ
ークの方向に垂直な平面に適当に整列してパターヘッド
が残るということを確実にすることをゴルファーが克服
しようと試みるところのクラブヘッド内につくられる固
有の望ましくない力はなくなる。このことは、パッティ
ングにおいて正確性を増進させる。
同時に、それらのそれぞれの配置とパターヘッドの2個
の構成要素部分に対する特定の重量の材料の選択とによ
って、クラブは非常に高い慣性モーメントを達成する。
このことは、また、パッテイングの正確性を確実にする
重要な特徴である。すなわち、この発明は、大きい重量
の金属材料から基本的につくられたクラブヘッドを含
み、それはその実質的な重量割合が、すなわち75%また
はそれ以上、好ましくは95%で、その打撃面に均等に配
置され、ヒール部とトウ部に重みづけされ、底部に近接
して置かれる。このことは、大きな重量の材料を存在さ
せないクラブヘッドの中央部分に、軽い重量の材料を使
用することによって達成される。
の構成要素部分に対する特定の重量の材料の選択とによ
って、クラブは非常に高い慣性モーメントを達成する。
このことは、また、パッテイングの正確性を確実にする
重要な特徴である。すなわち、この発明は、大きい重量
の金属材料から基本的につくられたクラブヘッドを含
み、それはその実質的な重量割合が、すなわち75%また
はそれ以上、好ましくは95%で、その打撃面に均等に配
置され、ヒール部とトウ部に重みづけされ、底部に近接
して置かれる。このことは、大きな重量の材料を存在さ
せないクラブヘッドの中央部分に、軽い重量の材料を使
用することによって達成される。
さらに、前述の利益は僅かにオンセットを有するパター
設計において達成される。すなわち、シヤフトとホーゼ
ルが前の代わりにいくらか後に配置され、アドレス時や
インパクト位置においてゴルフボールが見えやすいよう
になっている。
設計において達成される。すなわち、シヤフトとホーゼ
ルが前の代わりにいくらか後に配置され、アドレス時や
インパクト位置においてゴルフボールが見えやすいよう
になっている。
したがって、この発明の目的は、静的または動的に固有
的につくられる望ましくない力をなくすようにそのシヤ
フト軸の周りに完全にバランスしているゴルフパターを
提供することである。
的につくられる望ましくない力をなくすようにそのシヤ
フト軸の周りに完全にバランスしているゴルフパターを
提供することである。
この発明のさらなる目的は、シヤフト軸がクラブヘッド
とクラブ全体の両方の重心に同軸的に整列している望ま
しいオンセットスタイルのゴルフパターを提供すること
である。
とクラブ全体の両方の重心に同軸的に整列している望ま
しいオンセットスタイルのゴルフパターを提供すること
である。
なお、この発明のさらなる目的は、比較的硬くて、重い
金属材料からつくられた打撃面および実質的にトウ部と
ヒール部の全てと、一方、比較的軽い重量の材料からつ
くられた、底の一部を含むクラブの中央部とによって、
非常に高い慣性モーメントがクラブヘッドに提供された
ゴルフパターを提供することである。
金属材料からつくられた打撃面および実質的にトウ部と
ヒール部の全てと、一方、比較的軽い重量の材料からつ
くられた、底の一部を含むクラブの中央部とによって、
非常に高い慣性モーメントがクラブヘッドに提供された
ゴルフパターを提供することである。
この発明の他の目的は、望ましい打撃点がクラブ面の真
の幾何学的な中心に位置づけられ、またクラブヘッドの
重心に対しても整列している(クラブの打撃面に直角な
平面において)ところのゴルフクラブパターを提供する
ことである。
の幾何学的な中心に位置づけられ、またクラブヘッドの
重心に対しても整列している(クラブの打撃面に直角な
平面において)ところのゴルフクラブパターを提供する
ことである。
この発明のなお他の目的は、シャフト軸のクラブヘッド
の重心に対する同軸的整合と、ゴルフボールを中心を外
して打つときのねじれおよび望ましくない角加速度の付
与を最小にするように高い慣性モーメントを有すること
とによって、静的および動的の両方の回動に対して非常
な安定性を有するゴルフパターヘッドを提供することで
ある。
の重心に対する同軸的整合と、ゴルフボールを中心を外
して打つときのねじれおよび望ましくない角加速度の付
与を最小にするように高い慣性モーメントを有すること
とによって、静的および動的の両方の回動に対して非常
な安定性を有するゴルフパターヘッドを提供することで
ある。
この発明の付加的な目的は、クラブヘッドの打点がクラ
ブヘッドの中央に整列され、クラブヘッドの重心と整列
されているので、(中心で打つボールには)望ましくな
い角加速度がつくり出されなく、ボールを打つために最
高のエネルギを移転するところのパタークラブを提供す
ることである。
ブヘッドの中央に整列され、クラブヘッドの重心と整列
されているので、(中心で打つボールには)望ましくな
い角加速度がつくり出されなく、ボールを打つために最
高のエネルギを移転するところのパタークラブを提供す
ることである。
この発明の前述および他の目的の達成手段およびそれら
の達成方法は、添付図面を参照する以下の詳細な説明か
ら容易に理解されるであろう。
の達成方法は、添付図面を参照する以下の詳細な説明か
ら容易に理解されるであろう。
実施例 同じ参照数字が同じ要素を示している図面を参照する
に、第1図には参照数字20によって一般的に示されてい
るゴルフクラブパターの例示がある。パター20は、一端
にグリップ24と他端に参照数字26によって一般的に示さ
れているパタークラブヘッドとを支持する長いシャフト
22からなっている。
に、第1図には参照数字20によって一般的に示されてい
るゴルフクラブパターの例示がある。パター20は、一端
にグリップ24と他端に参照数字26によって一般的に示さ
れているパタークラブヘッドとを支持する長いシャフト
22からなっている。
第1〜8図に最も良く示されているように、ヘッド26
は、本体部28とそれと一体につくられたホーゼル部30と
からなっている。ホーゼル部30は、既に知られている方
法でシャフト22の下部先端をきっちりと受けるための開
口36を有するシャフトソケットすなわちホーゼル胴体34
に終わっているところの、上方かつ内方に向かっている
第1部すなわちステム部32(第2〜5図参照)からなっ
ている。
は、本体部28とそれと一体につくられたホーゼル部30と
からなっている。ホーゼル部30は、既に知られている方
法でシャフト22の下部先端をきっちりと受けるための開
口36を有するシャフトソケットすなわちホーゼル胴体34
に終わっているところの、上方かつ内方に向かっている
第1部すなわちステム部32(第2〜5図参照)からなっ
ている。
パターヘッド26の本体部28(第2〜9図参照)は、一般
的に、トウ端部38、ヒール端部40、前部打撃面42、ほぼ
平らな頂部端面44、徐々に丸味づけられた底面46、そし
てほぼ湾曲した外形の後側面48とからなっている。第4,
5,8および9図に見られるように、打撃面42は丸味づけ
られた下部前縁43を通って底面46に流れている。打撃面
42は、好ましくは、水平方向へ約4°下部前縁43から傾
けてある(第5図参照);この傾斜は、適切にヒットさ
れたボールがパッティング表面で初期の滑動をするのを
減らし、すなわちパッティングストロークの方向により
正確に転動することを確実にする。
的に、トウ端部38、ヒール端部40、前部打撃面42、ほぼ
平らな頂部端面44、徐々に丸味づけられた底面46、そし
てほぼ湾曲した外形の後側面48とからなっている。第4,
5,8および9図に見られるように、打撃面42は丸味づけ
られた下部前縁43を通って底面46に流れている。打撃面
42は、好ましくは、水平方向へ約4°下部前縁43から傾
けてある(第5図参照);この傾斜は、適切にヒットさ
れたボールがパッティング表面で初期の滑動をするのを
減らし、すなわちパッティングストロークの方向により
正確に転動することを確実にする。
パターヘッド26は2個の別々の部分(第8図参照)から
なり、それらは異なった重量の材料から形成されてい
る。2個の部分は機械的手段、例えば接着剤結合のよう
な手段によって一体的に結合されている。すなわち、パ
ターヘッド26は、例えば鋳造ステンレススチールのよう
な硬くて比較的重い金属材料からなるべく作られた第1
の主要大重量要素50を含んでいる(第7図参照)。本体
要素50は、かくして軽い重量の中央挿入要素52(第10〜
12図参照)を除いて、パターヘッド26の主要な構成要素
を形成する。さらに詳しくは、大きな重量要素50(第2
〜9図参照)は、ホーゼル30、トウ38、ヒール40、前部
打撃面42、湾曲して後方に延びるウィング部54,56(こ
の部分はそれぞれ塊状で重味づけされたトウ部およびヒ
ール部を形成する。第4〜7図参照)、比較的薄い帯状
部58(この部分は重味づけされたウィング部54,56であ
るトウとヒールとを連結している。第9図参照)、およ
び第8図に示されているように底面46に隣接する多くの
部分とからなっている。
なり、それらは異なった重量の材料から形成されてい
る。2個の部分は機械的手段、例えば接着剤結合のよう
な手段によって一体的に結合されている。すなわち、パ
ターヘッド26は、例えば鋳造ステンレススチールのよう
な硬くて比較的重い金属材料からなるべく作られた第1
の主要大重量要素50を含んでいる(第7図参照)。本体
要素50は、かくして軽い重量の中央挿入要素52(第10〜
12図参照)を除いて、パターヘッド26の主要な構成要素
を形成する。さらに詳しくは、大きな重量要素50(第2
〜9図参照)は、ホーゼル30、トウ38、ヒール40、前部
打撃面42、湾曲して後方に延びるウィング部54,56(こ
の部分はそれぞれ塊状で重味づけされたトウ部およびヒ
ール部を形成する。第4〜7図参照)、比較的薄い帯状
部58(この部分は重味づけされたウィング部54,56であ
るトウとヒールとを連結している。第9図参照)、およ
び第8図に示されているように底面46に隣接する多くの
部分とからなっている。
大きな重量の材料は、好ましくは、硬くてより良いヒッ
ト面を与えるとともに、打撃面としてより良く鋳造と機
械加工の面を与えるために本体要素50として使用され
る。さらに、それは、より充分にこれから説明するよう
に、もし軽い重量の材料が使用される場合に比してクラ
ブヘッド26により大きな慣性モーメントを与えるもので
ある。
ト面を与えるとともに、打撃面としてより良く鋳造と機
械加工の面を与えるために本体要素50として使用され
る。さらに、それは、より充分にこれから説明するよう
に、もし軽い重量の材料が使用される場合に比してクラ
ブヘッド26により大きな慣性モーメントを与えるもので
ある。
第6,7および9図に見られるように、大きな重量の要素5
0は、ほぼ垂直な後方空所壁62に終わる水平方向の後方
空所60を有している。後方に延びる水平なクロスバー部
材64(第7〜9図参照)は要素50の重みづけしたウィン
グ部54,56であるヒールとトウ間を橋渡ししている。こ
のクロスバー部材64は、その薄い中央部分、すなわち薄
い帯状部材58(第9図参照)に沿って、本体要素50を強
化し、補強するための働きをする。
0は、ほぼ垂直な後方空所壁62に終わる水平方向の後方
空所60を有している。後方に延びる水平なクロスバー部
材64(第7〜9図参照)は要素50の重みづけしたウィン
グ部54,56であるヒールとトウ間を橋渡ししている。こ
のクロスバー部材64は、その薄い中央部分、すなわち薄
い帯状部材58(第9図参照)に沿って、本体要素50を強
化し、補強するための働きをする。
角度をつけられ、殆ど垂直の壁66,68(第7,8図参照)は
要素50上に形成され、後方空所60のそれぞれの端から延
びている。壁66,68はそれぞれトウの後方側壁70とヒー
ルの後方側壁72とで終わっている。照準用溝74は、面42
のボールを打つ所をゴルファーに注意するために存在
し、大きな重量要素50の頂部端面44に形成されている。
照準用溝74は、好ましくは、幾何学的および視覚的にパ
ターの打撃面の中央に置かれるように、パターヘッド26
のトウ38とヒール40の間で等距離に配置されている。さ
らに、打撃点の標示としての働きをする溝74は、クラブ
ヘッドの重心、これは以下に“CG"と呼ばれてより充分
に検討されるが、この直接上方に整列している。また、
第6図に見られるように、溝74がゴルフボールの中央に
整列した時には、クラブヘッドの重心CGはボールの重心
(以下、“BCG"と呼ぶ)に真直ぐに整列される。
要素50上に形成され、後方空所60のそれぞれの端から延
びている。壁66,68はそれぞれトウの後方側壁70とヒー
ルの後方側壁72とで終わっている。照準用溝74は、面42
のボールを打つ所をゴルファーに注意するために存在
し、大きな重量要素50の頂部端面44に形成されている。
照準用溝74は、好ましくは、幾何学的および視覚的にパ
ターの打撃面の中央に置かれるように、パターヘッド26
のトウ38とヒール40の間で等距離に配置されている。さ
らに、打撃点の標示としての働きをする溝74は、クラブ
ヘッドの重心、これは以下に“CG"と呼ばれてより充分
に検討されるが、この直接上方に整列している。また、
第6図に見られるように、溝74がゴルフボールの中央に
整列した時には、クラブヘッドの重心CGはボールの重心
(以下、“BCG"と呼ぶ)に真直ぐに整列される。
パター本体28の軽量の挿入要素としての中央の挿入体52
は第10〜12図に示されている。軽量挿入体52は主要本体
要素50より小さい比重を有する材料からつくられてい
る。好ましくは、軽量挿入体52はウレタン材料からつく
られ、またプラスチックあるいはアルミニウム合金材料
からつくることもできる。同様に、ゴルフクラブの製造
に使用するために充分な強度特性を有する他の適当な軽
量材料もまた使用することができる。好適には、挿入体
52の軽量材料の比重は、主要本体要素50の大きな重量の
材料が軽量の材料の比重より65%大きいということであ
る。
は第10〜12図に示されている。軽量挿入体52は主要本体
要素50より小さい比重を有する材料からつくられてい
る。好ましくは、軽量挿入体52はウレタン材料からつく
られ、またプラスチックあるいはアルミニウム合金材料
からつくることもできる。同様に、ゴルフクラブの製造
に使用するために充分な強度特性を有する他の適当な軽
量材料もまた使用することができる。好適には、挿入体
52の軽量材料の比重は、主要本体要素50の大きな重量の
材料が軽量の材料の比重より65%大きいということであ
る。
軽量の挿入要素である挿入体52は、大きい重量の本体要
素50の中央区域からより重い重量の材料(すなわち好適
な具体例ではステンレススチールである。)を事実上除
去することによって残された空間を美的にかつ幾何学的
に埋めるように挿入部材として用いられている。かくし
て、第2,4,5,6,8および9図に見られるように、軽量の
挿入部材52は本体要素50の上述の中央空所を満たしてい
る。好ましい具体例において、挿入部材52は、また、パ
ターヘッド26の外側表面48の輪郭において、容易に気が
付いたり、見分けられるような隙間がなく円滑な変化を
提供している。
素50の中央区域からより重い重量の材料(すなわち好適
な具体例ではステンレススチールである。)を事実上除
去することによって残された空間を美的にかつ幾何学的
に埋めるように挿入部材として用いられている。かくし
て、第2,4,5,6,8および9図に見られるように、軽量の
挿入部材52は本体要素50の上述の中央空所を満たしてい
る。好ましい具体例において、挿入部材52は、また、パ
ターヘッド26の外側表面48の輪郭において、容易に気が
付いたり、見分けられるような隙間がなく円滑な変化を
提供している。
挿入部材52は、要素50の空所60の中にしつかりと受け入
れられるように好適に形成された、外方に延びた突起部
76を有している。好適な具体例において、挿入材52は、
前壁51(突起部76に形成された)および後壁53(第10〜
12図参照)を有し、前壁51(打撃面42の方向に沿ってい
る。)は後壁53より短い。さらに、挿入体52は、要素50
のそれぞれ角度づけされたトウとヒールの側壁66,68に
対してしっかりと一致して嵌合する。それぞれのトウと
ヒールの角度づけされた側壁78,80(第10図)を有して
いる(第6図)。また、挿入体52は、要素50のクロスバ
ー64の表面に形成された面取端部84に対応して合致し、
しっかりと受けられる傾斜棚部82(第9図および第12図
参照)を有している。挿入体52が要素50と組合わせられ
る時には、傾斜棚部82は、クロスバー64に形成された端
壁86間に定位置に留置される(第7図参照)。面取端部
84に対する傾斜棚部82のしっかりとした係合とともに、
後部空所60の後壁62に対する突起部76のしっかりとした
係合は、パターヘッド26の重い本体要素50に対する軽量
の挿入体52のしっかりとした嵌合を確実にする。挿入体
52は、一体のユニットとしてパターヘッド26を形成する
ために、好ましくは接着剤で接着されるか、または他の
方法で機械的にステンレススチールのパターヘッド要素
50に結合される。
れられるように好適に形成された、外方に延びた突起部
76を有している。好適な具体例において、挿入材52は、
前壁51(突起部76に形成された)および後壁53(第10〜
12図参照)を有し、前壁51(打撃面42の方向に沿ってい
る。)は後壁53より短い。さらに、挿入体52は、要素50
のそれぞれ角度づけされたトウとヒールの側壁66,68に
対してしっかりと一致して嵌合する。それぞれのトウと
ヒールの角度づけされた側壁78,80(第10図)を有して
いる(第6図)。また、挿入体52は、要素50のクロスバ
ー64の表面に形成された面取端部84に対応して合致し、
しっかりと受けられる傾斜棚部82(第9図および第12図
参照)を有している。挿入体52が要素50と組合わせられ
る時には、傾斜棚部82は、クロスバー64に形成された端
壁86間に定位置に留置される(第7図参照)。面取端部
84に対する傾斜棚部82のしっかりとした係合とともに、
後部空所60の後壁62に対する突起部76のしっかりとした
係合は、パターヘッド26の重い本体要素50に対する軽量
の挿入体52のしっかりとした嵌合を確実にする。挿入体
52は、一体のユニットとしてパターヘッド26を形成する
ために、好ましくは接着剤で接着されるか、または他の
方法で機械的にステンレススチールのパターヘッド要素
50に結合される。
好適な具体例においては、挿入体52の後部上方表面88
は、本体要素50の後部表面48の湾曲を補足しかつそれと
融合するように湾曲的に形付けられている。例えば、挿
入体52は、後部表面48のトウおよびヒール部分にそれぞ
れ形成された溝92,94と対応する溝部90を有して形成さ
れることができる。さらに、第11図に見られるように、
挿入体52の下面すなわち底面96は本体要素50の湾曲した
主要な底面と円滑に融合するように湾曲されている。し
かしながら、挿入体52の外面の正確な形状は重要でない
ことが理解されるべきである。むしろ、挿入体52の具体
的な重要性は、大きな重量の本体要素50の中央部におけ
る重い重量の材料の不在によって形成される空所を満た
すことであり、かくして、トウとヒールの重みづけされ
たウィング部分54,56のように、パターヘッド26の重み
づけされたトウとヒールの部分が置かれるために、本体
要素50のより重い材料からつくられることを許容するこ
とである。このことはパターヘッド26に対して高い慣性
モーメントをつくり出す上において重要である。
は、本体要素50の後部表面48の湾曲を補足しかつそれと
融合するように湾曲的に形付けられている。例えば、挿
入体52は、後部表面48のトウおよびヒール部分にそれぞ
れ形成された溝92,94と対応する溝部90を有して形成さ
れることができる。さらに、第11図に見られるように、
挿入体52の下面すなわち底面96は本体要素50の湾曲した
主要な底面と円滑に融合するように湾曲されている。し
かしながら、挿入体52の外面の正確な形状は重要でない
ことが理解されるべきである。むしろ、挿入体52の具体
的な重要性は、大きな重量の本体要素50の中央部におけ
る重い重量の材料の不在によって形成される空所を満た
すことであり、かくして、トウとヒールの重みづけされ
たウィング部分54,56のように、パターヘッド26の重み
づけされたトウとヒールの部分が置かれるために、本体
要素50のより重い材料からつくられることを許容するこ
とである。このことはパターヘッド26に対して高い慣性
モーメントをつくり出す上において重要である。
例として、好適な具体例によりつくられるパターヘッド
においては、パターヘッドをこしらえる重量の95%がト
ウとヒールの部分に等しく分配されることが見出され
た。さらに、挿入部材52として軽い重量の材料を使用す
ることによって、好ましくは例えばポリウレタン(要素
50の例えばステンレススチールのような重い重量の材料
に置換して僅か14%の重量である。)を使用することに
よって、また、底部46の少なくとも一部を有利に形成し
た挿入体52を持つことによって、実質的に、従来のパタ
ーで達成されていたより多い量の大きな重量の材料をト
ウとヒールの部分に位置させることができる。これらの
2つの要因は、以下により充分説明されるように、この
パター20に対して非常に高い慣性モーメントをつくる上
において助けとなるものである。
においては、パターヘッドをこしらえる重量の95%がト
ウとヒールの部分に等しく分配されることが見出され
た。さらに、挿入部材52として軽い重量の材料を使用す
ることによって、好ましくは例えばポリウレタン(要素
50の例えばステンレススチールのような重い重量の材料
に置換して僅か14%の重量である。)を使用することに
よって、また、底部46の少なくとも一部を有利に形成し
た挿入体52を持つことによって、実質的に、従来のパタ
ーで達成されていたより多い量の大きな重量の材料をト
ウとヒールの部分に位置させることができる。これらの
2つの要因は、以下により充分説明されるように、この
パター20に対して非常に高い慣性モーメントをつくる上
において助けとなるものである。
パターヘッド本体28に対するホーゼル胴体34の位置と整
列はこのパターの目的とする作用にとって必須の要件で
ある。すなわち、シャフト22の中心軸(以後“SA"と呼
ばれる。)は、ホーゼル胴体34(その上方の端部に向か
って延びている。)を経て、意図的にパターヘッド26と
整列させられており、シャフト軸SAはパターヘッド26の
重心(以後、“CG"という。)を通って延びているもの
である。第3〜7図および第9図には、3個の全ての平
面(すなわち、X,YおよびZ、第1図参照)において、
クラブヘッドの重心CGに直線的真直ぐにシャフト軸SAが
描かれている。また、第1図に描かれているように、シ
ャフト軸SAはわざと完全にクラブの重心(以後CCGと呼
ぶ。)と同軸に整列している。
列はこのパターの目的とする作用にとって必須の要件で
ある。すなわち、シャフト22の中心軸(以後“SA"と呼
ばれる。)は、ホーゼル胴体34(その上方の端部に向か
って延びている。)を経て、意図的にパターヘッド26と
整列させられており、シャフト軸SAはパターヘッド26の
重心(以後、“CG"という。)を通って延びているもの
である。第3〜7図および第9図には、3個の全ての平
面(すなわち、X,YおよびZ、第1図参照)において、
クラブヘッドの重心CGに直線的真直ぐにシャフト軸SAが
描かれている。また、第1図に描かれているように、シ
ャフト軸SAはわざと完全にクラブの重心(以後CCGと呼
ぶ。)と同軸に整列している。
この発明の好適な具体例に適合してつくられるパターヘ
ッドにおいて、完全なパター20の全体重量は17.5オンス
(496グラム)であった。未仕上げの状態で大きい重量
要素50は10.5オンス(300グラム)の重さであり、ウレ
タン挿入体52は0.5オンス(15グラム)の重さであっ
た。仕上げされたパターヘッド26(挿入体52と要素50と
は一体に結合され、仕上げ状態にある。)の重さは11.1
オンス(315グラム)の重さであった。ヘッド26の寸法
は、トウ38の端からヒール40の端までが5.0インチであ
った。底の最も低い中央部分で測定されたヘッド26の幅
は1.1875インチであった。頂部端面44上方のホーゼル胴
体34の上部部分は2.098インチであった。重心CGと照準
用溝74の中心を垂直に両断する面に沿って、底部46の最
下中心点からホーゼル胴体34の最上端まで測定された、
ヘッド26の全体の高さは3.22インチであった。グリップ
24を含むシャフトの長さは、パターヘッド26を組合わせ
る前の先端から先端までで33.1/8インチであった。挿入
体52の前壁51の長さは1.545インチであり、一方挿入体
の後壁53の長さは3.505インチであった。
ッドにおいて、完全なパター20の全体重量は17.5オンス
(496グラム)であった。未仕上げの状態で大きい重量
要素50は10.5オンス(300グラム)の重さであり、ウレ
タン挿入体52は0.5オンス(15グラム)の重さであっ
た。仕上げされたパターヘッド26(挿入体52と要素50と
は一体に結合され、仕上げ状態にある。)の重さは11.1
オンス(315グラム)の重さであった。ヘッド26の寸法
は、トウ38の端からヒール40の端までが5.0インチであ
った。底の最も低い中央部分で測定されたヘッド26の幅
は1.1875インチであった。頂部端面44上方のホーゼル胴
体34の上部部分は2.098インチであった。重心CGと照準
用溝74の中心を垂直に両断する面に沿って、底部46の最
下中心点からホーゼル胴体34の最上端まで測定された、
ヘッド26の全体の高さは3.22インチであった。グリップ
24を含むシャフトの長さは、パターヘッド26を組合わせ
る前の先端から先端までで33.1/8インチであった。挿入
体52の前壁51の長さは1.545インチであり、一方挿入体
の後壁53の長さは3.505インチであった。
好ましくは、パターヘッドは280グラムと340グラムの間
の重量であり、主要な本体要素50が270グラムと330グラ
ムの間の重量であり、挿入体要素52は50グラム以上の重
量ではない。好ましくは、パターヘッド26の長さは4.5
インチまたはそれより大きく、挿入体の長さは1.0イン
チまたはそれ以上である。
の重量であり、主要な本体要素50が270グラムと330グラ
ムの間の重量であり、挿入体要素52は50グラム以上の重
量ではない。好ましくは、パターヘッド26の長さは4.5
インチまたはそれより大きく、挿入体の長さは1.0イン
チまたはそれ以上である。
重要なことは、シャフト軸SAが、全体のクラブの重心CC
Gとヘッドの重心CGの両方と同軸に整列することが確信
されることで、ホーゼル胴体34は垂直かつ11°の角度外
れて位置し(パターヘッド横断方向に、第4図参照)、
そして垂直から18°角度づけられている(パターヘッド
の横側方向に、第7図参照)。
Gとヘッドの重心CGの両方と同軸に整列することが確信
されることで、ホーゼル胴体34は垂直かつ11°の角度外
れて位置し(パターヘッド横断方向に、第4図参照)、
そして垂直から18°角度づけられている(パターヘッド
の横側方向に、第7図参照)。
好ましい具体例において、パターヘッド本体部28に対す
るホーゼル胴体34とホーゼルステム32の位置と整列は、
パターが僅かにその上にあるタイプ(オンセットタイ
プ)の設計である。すなわち、パターのリーディングエ
ッジ(面42)がホーゼル30とシャフト22に前にあるとい
うことである(第4,5,6および9図参照)。かくして、
この発明によって提供される利益(すなわち、高い慣性
モーメントと結合した非常にバランスのとれたパターを
許容すること)は、アドレスの状態およびボールインパ
クトの位置において打撃面とボールを見ることを妨害す
るパターのシヤフトやホーゼルがない状態で達成され
る。このことは熟達したゴルファーによって非常に望ま
れる特徴である。ホーゼル胴体34とステム32とを他の方
法でパターヘッドに取付けても、なお、シャフト軸SAが
2個の重心すなわちCCGとCGとに整列している限りは、
この発明の利益を受けることができる。
るホーゼル胴体34とホーゼルステム32の位置と整列は、
パターが僅かにその上にあるタイプ(オンセットタイ
プ)の設計である。すなわち、パターのリーディングエ
ッジ(面42)がホーゼル30とシャフト22に前にあるとい
うことである(第4,5,6および9図参照)。かくして、
この発明によって提供される利益(すなわち、高い慣性
モーメントと結合した非常にバランスのとれたパターを
許容すること)は、アドレスの状態およびボールインパ
クトの位置において打撃面とボールを見ることを妨害す
るパターのシヤフトやホーゼルがない状態で達成され
る。このことは熟達したゴルファーによって非常に望ま
れる特徴である。ホーゼル胴体34とステム32とを他の方
法でパターヘッドに取付けても、なお、シャフト軸SAが
2個の重心すなわちCCGとCGとに整列している限りは、
この発明の利益を受けることができる。
第13a〜13e図はここに発表されるパターがいかに完全
で、非常にバランスがとれているものであるかを説明し
ている。
で、非常にバランスがとれているものであるかを説明し
ている。
ここに示されるように、パター20はシャフトをテーブル
上に置いて水平なテーブル面98の端にヘッドを吊り下げ
ている。垂直に対して、パターヘッド26が置かれた位置
にかかわらず、ヘッド26はもとの置かれた場所に留まっ
ている。言葉を代えると、もしも、13a図に示されるよ
うに、ヘッド26がトウの先端を下にして垂直に整列して
いるならば、そのように留まっている。同様に、もし
も、ヘッド26が水平に(第13b図)、またはある角度で
傾けて(第13c図)、またはトウの先端を上に向けて垂
直に(第13d図)、または他の角度で傾けて(第13e図)
置かれるならば、パターヘッド26は置かれた状態に留ま
つている。これはパター20がシャフト軸心SAの周りに完
全にバランスしているからであり、そしてそれは軸心が
パターヘッドの重心CGとパター全体の重心CCGの両方に
同軸で整列しているからである。重要なことには、パタ
ーの完全なバランスに影響するような、シャフトの整列
ミス(クラブヘッドに対する)や不適当な重量配分(ク
ラブヘッド内の)がないということである。
上に置いて水平なテーブル面98の端にヘッドを吊り下げ
ている。垂直に対して、パターヘッド26が置かれた位置
にかかわらず、ヘッド26はもとの置かれた場所に留まっ
ている。言葉を代えると、もしも、13a図に示されるよ
うに、ヘッド26がトウの先端を下にして垂直に整列して
いるならば、そのように留まっている。同様に、もし
も、ヘッド26が水平に(第13b図)、またはある角度で
傾けて(第13c図)、またはトウの先端を上に向けて垂
直に(第13d図)、または他の角度で傾けて(第13e図)
置かれるならば、パターヘッド26は置かれた状態に留ま
つている。これはパター20がシャフト軸心SAの周りに完
全にバランスしているからであり、そしてそれは軸心が
パターヘッドの重心CGとパター全体の重心CCGの両方に
同軸で整列しているからである。重要なことには、パタ
ーの完全なバランスに影響するような、シャフトの整列
ミス(クラブヘッドに対する)や不適当な重量配分(ク
ラブヘッド内の)がないということである。
使用の際に、もしパターヘッド26が直角なアドレス位置
にゴルフボールに接近して置かれるならば、パタースト
ロークのラインおよび目標に向かって転動するゴルフボ
ールの目的ラインに対して、その振子スウィングの間に
パターヘッドをオープン位置またはクローズ位置に回動
しようとするところのクラブにおける望ましくない力の
存在はない。それに代わって、インパクトにおいて、ク
ラブ面42はそれが置かれた所、すなわち第6図に示され
るように、クラブヘッドの重心CGがボールの重心BCGに
真直ぐ整列するところのボールに対して直角の所に正確
に留まっている。
にゴルフボールに接近して置かれるならば、パタースト
ロークのラインおよび目標に向かって転動するゴルフボ
ールの目的ラインに対して、その振子スウィングの間に
パターヘッドをオープン位置またはクローズ位置に回動
しようとするところのクラブにおける望ましくない力の
存在はない。それに代わって、インパクトにおいて、ク
ラブ面42はそれが置かれた所、すなわち第6図に示され
るように、クラブヘッドの重心CGがボールの重心BCGに
真直ぐ整列するところのボールに対して直角の所に正確
に留まっている。
この発明によってつくられたパターと従来技術のパター
の一つ(PING Anser(登録商標))とに基づく計算は、
ここに開示するパターが、従来のパターに比して、中心
で打ったショットの角加速度はゼロであり、中心を外し
て打ったショットの角加速度は最小であった。上述され
た寸法、重量および好ましい材料を有するこの発明によ
りつくられたパターを反映させる慣性モーメント試験に
おいてなされた試験では5,130,87g・cm2の慣性モーメン
トを有しているのに対し、一方、従来のPING Anser(登
録商標)パターに対する同じ試験では実質的に小さい慣
性モーメント、すなわち3,989,4g・cm2であった。かく
して、この発明のパターは上述の従来のパターよりも29
%高い慣性モーメントを有している。好ましくは、この
発明によりつくられたパターは少なくとも4000g・cm2の
慣性モーメントをもつだろう。
の一つ(PING Anser(登録商標))とに基づく計算は、
ここに開示するパターが、従来のパターに比して、中心
で打ったショットの角加速度はゼロであり、中心を外し
て打ったショットの角加速度は最小であった。上述され
た寸法、重量および好ましい材料を有するこの発明によ
りつくられたパターを反映させる慣性モーメント試験に
おいてなされた試験では5,130,87g・cm2の慣性モーメン
トを有しているのに対し、一方、従来のPING Anser(登
録商標)パターに対する同じ試験では実質的に小さい慣
性モーメント、すなわち3,989,4g・cm2であった。かく
して、この発明のパターは上述の従来のパターよりも29
%高い慣性モーメントを有している。好ましくは、この
発明によりつくられたパターは少なくとも4000g・cm2の
慣性モーメントをもつだろう。
さらに詳しくは、慣性モーメントに関する角加速度の公
式は次のようである。
式は次のようである。
ここで、Fは衝撃力、dは、ゴルフボールがプレイ位置
であるパターの回動の軸であるパターヘツドの重心の中
心を外れた距離、M.O.Iは慣性モーメント(パターヘッ
ドの回動軸に対する)である。
であるパターの回動の軸であるパターヘツドの重心の中
心を外れた距離、M.O.Iは慣性モーメント(パターヘッ
ドの回動軸に対する)である。
単位は、 F=[1 Grams CM/sec2] d=[cm]α=[radian/sec2] M.O.I=[Grams cm2] この発明に適合してつくられたパターヘッドの中心でボ
ールが打たれる時は角加速度はゼロである。これは、ク
ラブヘッドの重心が打点およびボールの重心の真直ぐ後
方にあるからである(第6図参照)。
ールが打たれる時は角加速度はゼロである。これは、ク
ラブヘッドの重心が打点およびボールの重心の真直ぐ後
方にあるからである(第6図参照)。
この計算は次のようになる。
ここで、d=0 F=1(全ての計算において一定に保たれる。) したがって、α=0 しかしながら、従来のPING Anserパターにおいては、例
えば、距離dは約0.245インチである(第14図参照)。
かくして、従来ののパターは、ボールを中心で打った時
でさえ、角加速度を本来的につくり出し、その計算は次
のようである。
えば、距離dは約0.245インチである(第14図参照)。
かくして、従来ののパターは、ボールを中心で打った時
でさえ、角加速度を本来的につくり出し、その計算は次
のようである。
F=1(一定) d=0.245 M.O.I=3989 α=6.14×10-5RAD/sec2 さらに、この発明によりつくられたパターのトウ寄り1/
4インチでゴルフボールが打たれた場合に、つくり出さ
れる角加速度は最小であり、その計算は次のようにな
る。
4インチでゴルフボールが打たれた場合に、つくり出さ
れる角加速度は最小であり、その計算は次のようにな
る。
d=0.250 F=1(一定) M.O.I=5130 α=4.87×10-5RAD/sec2 しかしながら、従来のPING Answerパターに対して、ト
ウ寄り1/4インチ中心を外れて打たれたゴルフボールで
パターにつくり出される角加速度は、実質的により大き
な角加速度がつくり出され、次のように計算される。
ウ寄り1/4インチ中心を外れて打たれたゴルフボールで
パターにつくり出される角加速度は、実質的により大き
な角加速度がつくり出され、次のように計算される。
F=1(一定) d=0.250+0.245 M.O.I=3989 α=1.24×10-4RAD/sec2 次の表Iは前述の角加速度と慣性モーメントの結果の記
録である。
録である。
この発明は、添付の図面に描かれたパターのデザインに
制限されることなく、その代わりに、種々の異なった型
のパターンに適用されることができる。ただ1つの必要
性は、パターのシャフトの軸が全体のクラブの重心とク
ラブヘッドの重心の両方と同軸的に整列していることで
あり、そして後者はパターヘッドの中央に整列し、パタ
ーの打撃点に真直ぐに整列しており、そして、高い慣性
モーメントが得られるようにトウとヒール部分に沢山重
みづけされていることである。
制限されることなく、その代わりに、種々の異なった型
のパターンに適用されることができる。ただ1つの必要
性は、パターのシャフトの軸が全体のクラブの重心とク
ラブヘッドの重心の両方と同軸的に整列していることで
あり、そして後者はパターヘッドの中央に整列し、パタ
ーの打撃点に真直ぐに整列しており、そして、高い慣性
モーメントが得られるようにトウとヒール部分に沢山重
みづけされていることである。
さらに、第2図に示されるパター20は約18°のライアン
グル(適当に地面につけたクラブに対し地面と直角の面
に対するシャフト軸の角度)を有し、これは殆どのクラ
ブ製造業者に標準とされている。パター20に対するライ
アングルは、3°フラット(すなわち、21°ライ)また
は3°アップライト(すなわち、15°ライ)のように変
えることができる。しかしながら、ライアングルにおけ
るいかなるこのような変更も、ホーゼル胴体34、および
シャフト22が、シャフト軸SAが2個の重心すなわちCCG
とCGと同軸に整列したまま留まる所のヘッド本体要素50
に整列されることを確実にするように、本体要素の成形
(例えば鋳造によるかまたは他の方法によって成形され
るか)に注意を払うことを要求するものである。実際
に、ライアングルにおける顕著な変更、すなわち18°の
標準ラインから3°の変更は、本体要素50のホーゼル胴
体34の整列の再配置や位置変えを必要とすることが分か
っている。すなわち、異なったライアングルを得て、な
おこの発明の非常によくバランスのとれた利益を得るた
めには、ただ単にホーゼルステム32を曲げる(本体要素
50に対して)ということはできない。
グル(適当に地面につけたクラブに対し地面と直角の面
に対するシャフト軸の角度)を有し、これは殆どのクラ
ブ製造業者に標準とされている。パター20に対するライ
アングルは、3°フラット(すなわち、21°ライ)また
は3°アップライト(すなわち、15°ライ)のように変
えることができる。しかしながら、ライアングルにおけ
るいかなるこのような変更も、ホーゼル胴体34、および
シャフト22が、シャフト軸SAが2個の重心すなわちCCG
とCGと同軸に整列したまま留まる所のヘッド本体要素50
に整列されることを確実にするように、本体要素の成形
(例えば鋳造によるかまたは他の方法によって成形され
るか)に注意を払うことを要求するものである。実際
に、ライアングルにおける顕著な変更、すなわち18°の
標準ラインから3°の変更は、本体要素50のホーゼル胴
体34の整列の再配置や位置変えを必要とすることが分か
っている。すなわち、異なったライアングルを得て、な
おこの発明の非常によくバランスのとれた利益を得るた
めには、ただ単にホーゼルステム32を曲げる(本体要素
50に対して)ということはできない。
このパター20は、実際のバッティングの間における観測
的訓練である“下げ振り(plumb bobbing)”において
使用される時に非常に有益である。これは、パターのト
ウポイントの向きにかかわらず、グリップエンドによっ
てパターが垂直に保たれる時には、パターシャフトがク
ラブ全体の重心に延びているのでクラブシャフトが常に
正確に垂直に整列するからである。
的訓練である“下げ振り(plumb bobbing)”において
使用される時に非常に有益である。これは、パターのト
ウポイントの向きにかかわらず、グリップエンドによっ
てパターが垂直に保たれる時には、パターシャフトがク
ラブ全体の重心に延びているのでクラブシャフトが常に
正確に垂直に整列するからである。
ここに開示された、高い慣性モーメントとともに非常に
よくバランスのとれたパタークラブが、ゴルフボールに
伝えることのできる望ましくない角加速度を最小にし、
それによって、このパターが他の既知のパターより実質
的により正確になっていることが理解されるはずであ
る。
よくバランスのとれたパタークラブが、ゴルフボールに
伝えることのできる望ましくない角加速度を最小にし、
それによって、このパターが他の既知のパターより実質
的により正確になっていることが理解されるはずであ
る。
前述のところから、この技術分野の専門家が従来のタイ
プのゴルフクラブパターを超えるこの発明の独特の特徴
と利益とを容易に評価できるものと信じる。さらに、こ
の発明は、添付の図面の説明および上述の説明のように
特別好ましい具体例に関連して説明されて来たが、同じ
でないとしてもこの発明の要旨と範囲を外れることなく
均等の変更、変化および代用が可能である。したがっ
て、この発明は、特許請求の範囲以外では、前述の説
明、図面によって制限されないものと信じる。
プのゴルフクラブパターを超えるこの発明の独特の特徴
と利益とを容易に評価できるものと信じる。さらに、こ
の発明は、添付の図面の説明および上述の説明のように
特別好ましい具体例に関連して説明されて来たが、同じ
でないとしてもこの発明の要旨と範囲を外れることなく
均等の変更、変化および代用が可能である。したがっ
て、この発明は、特許請求の範囲以外では、前述の説
明、図面によって制限されないものと信じる。
第1図はこの発明の縮小されたクラブ全体の後方からの
斜視図、第2図は第1図のクラブのパターヘッドの後方
正面図、第3図は第1図のパターヘッドの前方正面図、
第4図は第1図のパターヘッドのヒール側正面図、第5
図は第1図のパターヘッドのトウ側正面図、第6図はパ
ターヘッドの平面図、第7図は第1図のパターヘッドの
部分構成要素の側面図、第8図は第1図のパターヘッド
の底面図、第9図は第2図の線9−9に沿うパターヘッ
ドの中心を通る断面図、第10図および第11図は第1図の
パターヘッドの挿入部のそれぞれ平面図と後方正面図、
第12図は第11図線12−12に沿う挿入部の断面図、第13a
から第13e図の各図は、クラブヘッドの種々の位置で水
平なテーブルの表面にクラブが置かれた時に、第1図の
パターヘッドのバランス位置を略図的に示す一連の説明
図、第14図は従来のパターヘッドの平面図、第15図は他
の従来のパターヘッドの平面図、そして第16図はなお他
の従来のパターヘッドの前方正面図である。 20…パター、22…シャフト、24…グリップ、26…パター
ヘッド、28…本体、30…ホーゼル部、32…ステム、34…
ホーゼル胴体、38…トウ端、40…ヒール端、42…前部打
撃面、44…頂部端面、46…底部、48…後部表面、50…本
体要素、52…挿入部材、54,56…ウィング部、60…空
所、64…クロスバー、82…傾斜棚部、84…面取端部、98
…テーブル表面。
斜視図、第2図は第1図のクラブのパターヘッドの後方
正面図、第3図は第1図のパターヘッドの前方正面図、
第4図は第1図のパターヘッドのヒール側正面図、第5
図は第1図のパターヘッドのトウ側正面図、第6図はパ
ターヘッドの平面図、第7図は第1図のパターヘッドの
部分構成要素の側面図、第8図は第1図のパターヘッド
の底面図、第9図は第2図の線9−9に沿うパターヘッ
ドの中心を通る断面図、第10図および第11図は第1図の
パターヘッドの挿入部のそれぞれ平面図と後方正面図、
第12図は第11図線12−12に沿う挿入部の断面図、第13a
から第13e図の各図は、クラブヘッドの種々の位置で水
平なテーブルの表面にクラブが置かれた時に、第1図の
パターヘッドのバランス位置を略図的に示す一連の説明
図、第14図は従来のパターヘッドの平面図、第15図は他
の従来のパターヘッドの平面図、そして第16図はなお他
の従来のパターヘッドの前方正面図である。 20…パター、22…シャフト、24…グリップ、26…パター
ヘッド、28…本体、30…ホーゼル部、32…ステム、34…
ホーゼル胴体、38…トウ端、40…ヒール端、42…前部打
撃面、44…頂部端面、46…底部、48…後部表面、50…本
体要素、52…挿入部材、54,56…ウィング部、60…空
所、64…クロスバー、82…傾斜棚部、84…面取端部、98
…テーブル表面。
Claims (24)
- 【請求項1】グリップを支持するシャフトと、このシャ
フトに取り付けられたクラブヘッドと、そしてクラブ全
体の重心とを有するとともに、前記クラブヘッドが、前
部打撃面、底面、端部頂面、ヒール部、トウ部、クラブ
ヘッドに前記シャフトを取り付けるためのホーゼルと、
そしてクラブヘッドの重心をもつクラブヘッドであると
ころの、不必要な角加速度を防止し、中心を外した打撃
の際のねじれに抵抗する大きな慣性モーメントをもつゴ
ルフクラブにおいて、 重量のある材料で作られたクラブヘッドの主要な要素で
あって、重みづけされたトウ部と重みづけされたヒール
部と、これらのトウ部とヒール部の間において、前記頂
部端面の一部と前記底面の一部に沿って前記打撃面の後
に形成された細長い中央空所とを有する主要な要素と、 軽量の材料で作られた挿入要素であって、ゴルフクラブ
の所定重量内で重量のある材料と軽量の材料との重量差
を許容しながら、前記中央空所を構造的かつ美的に完全
に満たすように、クラブヘッドの前記主要な要素にしっ
かりと取り付けられた時に、均一な重量配分を提供し、
クラブヘッドの重心とクラブ全体の重心の両方の周り
に、ゴルフクラブの大きな慣性モーメントを生み出すよ
うに、前記重みづけされたトウ部とヒール部が分配され
るのに役立つところの挿入要素と、 打撃面の長さの中央に配置され、その打撃面と直角な面
でクラブヘッドの重心と整列している打撃点と、そして 前記シャフトの中心軸がクラブヘッドの重心とクラブ全
体の重心と確実に整列するように、クラブヘッドに対し
て位置づけられたホーゼルとからなり、それによって、
ゴルフクラブに伝えられる不必要な角加速度を防止する
ことのできる、非常にバランスの取れたゴルフクラブで
あることを特徴とするゴルフクラブ。 - 【請求項2】上記主要な要素に取り付けられ、クラブヘ
ッドから上記トウ部に向けて上方に伸びる第1部分と、
前記第1部分に取り付けられ、クラブヘッドから上記ヒ
ール部に向けて上方に伸びる第2部分の、少なくとも2
つの部分を有するホーゼルであって、前記第2部分が、
上記シャフトの中心軸を上記クラブヘッドの重心とクラ
ブ全体の重心とに同軸に整列させるように、上記クラブ
ヘッドに対して配列されているところの請求項1に記載
のゴルフクラブ。 - 【請求項3】上記ホーゼルの第2部分が、上記クラブヘ
ッドに対してその前部打撃面の内方に伸びているところ
の請求項2に記載のゴルフクラブ。 - 【請求項4】上記ホーゼルが、オンセットタイプのゴル
フクラブとなるように取り付けられ、使用者は、アドレ
ス時に、ボールやクラブヘッドの打撃面への視界を遮ら
れることがないところの請求項1に記載のゴルフクラ
ブ。 - 【請求項5】上記クラブヘッドの主要な要素のための重
量のある材料が金属材料であるところの請求項1に記載
のゴルフクラブ。 - 【請求項6】上記金属材料がステンレススチールである
ところの請求項5に記載のゴルフクラブ。 - 【請求項7】上記挿入要素のための軽量の材料がプラス
チック材料であるところの請求項1に記載のゴルフクラ
ブ。 - 【請求項8】上記軽量の材料がウレタンであるところの
請求項7に記載のゴルフクラブ。 - 【請求項9】上記クラブヘッドの主要な要素が、上記重
みづけされたトウ部と重みづけされたヒール部の間に延
び、かつ、上記挿入要素をしっかりと受け入れて支持す
るための中央空所の中を後方に延びる水平なクロスバー
を有するところの請求項1に記載のゴルフクラブ。 - 【請求項10】上記クラブヘッドの重量が280から340グ
ラムであるところの請求項1に記載のゴルフクラブ。 - 【請求項11】上記クラブヘッドの主要な要素の重量が
270から330グラムであるところの請求項10に記載のゴル
フクラブ。 - 【請求項12】上記挿入要素の重量が50グラム以下であ
るところの請求項10に記載のゴルフクラブ。 - 【請求項13】上記クラブヘッドが4000g・cm2以上の慣
性モーメントを有するところの請求項10に記載のゴルフ
クラブ。 - 【請求項14】上記クラブヘッドが4.5インチ(11.43c
m)以上の長さを有しているところの請求項1に記載の
ゴルフクラブ。 - 【請求項15】上記挿入要素が1.0インチ(2.54cm)以
上の長さを有しているところの請求項1に記載のゴルフ
クラブ。 - 【請求項16】上記挿入要素が上記クラブヘッドの主要
な要素に向けて前方に延びる突起部を有し、上記主要な
要素が、主要な要素と挿入要素がしっかりと一緒に固定
される場合に、その突起部と緊密に係合するための突起
部受入用空所を有するところの請求項1に記載のゴルフ
クラブ。 - 【請求項17】中心軸とグリップを有するシヤフトと、
前部打撃面、端部頂面、底面、ヒール部、トウ部、前記
打撃面の後でヒール部とトウ部の間に延びる中央部を有
し、前記シャフトに取り付けられた、その重心を有する
クラブヘッドと、このクラブヘッドを前記シャフトに取
り付けるホーゼルと、そしてクラブ全体の重心を有する
ゴルフクラブであって、大きな慣性モーメントをもち、
不必要な角加速度を防止するゴルフクラブにおいて、 前記クラブヘッドが、第1の材料で作られ、少なくと
も、前記打撃面、ヒール部、トウ部、底面の一部および
ウイング型とされて重みづけされている前記ヒール部お
よびトウ部とを備えた主要な要素と、第2の材料で作ら
れ、前壁と後壁とを有して中央部の大部分を構成し、少
なくとも頂部端面の一部と底面の一部を形成するように
表面に露出する、前記主要な要素に固定される第2の本
体要素とを有し、 前記第1の材料は前記第2の材料よりも少なくとも65パ
ーセント以上の密度を有し、それによって、前記第1の
材料と第2の材料の密度差が、クラブヘッドの重心周り
のゴルフクラブの慣性モーメントを最大にするように重
みづけするために、ヒール部とトウ部に分配されてお
り、 打撃点が前記前部打撃面の中央に配置され、クラブヘッ
ドの重心が打撃面と直角な面で前記打撃点と直接的に整
列しており、そして 前記ホーゼルが、前記クラブヘッドの重心とクラブ全体
の重心とが前記シャフトの中心線と同軸に整列するよう
に、前記クラブヘッドに対して整合して位置づけられて
おり、これによって、この打撃点でボールを打撃する際
に発生するクラブヘッドに対する各加速度を防止するこ
とのできる、シャフトの中心軸に対して非常にバランス
の取れたゴルフクラブであることを特徴とするゴルフク
ラブ。 - 【請求項18】上記第1の材料がステンレススチールで
あるところの請求項17に記載のゴルフクラブ。 - 【請求項19】上記第2の材料がウレタンであるところ
の請求項17に記載のゴルフクラブ。 - 【請求項20】上記主要な要素が上記ホーゼルを有して
いるところの請求項17に記載のゴルフクラブ。 - 【請求項21】上記第2本体要素が前部打撃面に関して
後壁と前壁とを有し、ほぼ打撃面に沿う方向で後壁が前
壁より長いところの請求項17に記載のゴルフクラブ。 - 【請求項22】上記第2本体要素がトウ部側壁とヒール
部側壁とを有し、各側壁が上記前壁に対して後方、互い
に離れるように外側に一般的に傾いているところの請求
項21に記載のゴルフクラブ。 - 【請求項23】上記重みづけされたトウ部とヒール部が
それぞれ内部側壁を有し、第2の本体要素がこれらのト
ウ部とヒール部の内部側壁にそれぞれ接するような同じ
形状の側壁を有しているところの請求項17に記載のゴル
フクラブ。 - 【請求項24】上記第2本体要素が、上記前壁と後壁と
の間に延びる、打撃面の角度に整合している角度の各側
壁を有しているところの請求項17に記載のゴルフクラ
ブ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US468,748 | 1990-01-24 | ||
US07/468,748 US5078398A (en) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | Infinitely balanced, high moment of inertia golf putter |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03224579A JPH03224579A (ja) | 1991-10-03 |
JPH07121285B2 true JPH07121285B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=23861074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2140138A Expired - Lifetime JPH07121285B2 (ja) | 1990-01-24 | 1990-05-31 | 非常にバランスのとれた高い慣性モーメントのゴルフパター |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5078398A (ja) |
JP (1) | JPH07121285B2 (ja) |
Families Citing this family (105)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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