JPH07120578A - 燃料集合体用スペーサ - Google Patents
燃料集合体用スペーサInfo
- Publication number
- JPH07120578A JPH07120578A JP5264548A JP26454893A JPH07120578A JP H07120578 A JPH07120578 A JP H07120578A JP 5264548 A JP5264548 A JP 5264548A JP 26454893 A JP26454893 A JP 26454893A JP H07120578 A JPH07120578 A JP H07120578A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- spacer
- layer
- ring element
- fuel assembly
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Abstract
(57)【要約】
【構成】スペーサの三層（内，外，中間層）を各２部品
により構成する。外層の場合、リング素子構成部品・外
層用１０及びリング素子構成部品・外層用１０′を円形
状に曲げ、２部品を溶接し構成する。 【効果】スペーサを構成する部品の大幅減少及び構造の
簡略化が可能となる。
により構成する。外層の場合、リング素子構成部品・外
層用１０及びリング素子構成部品・外層用１０′を円形
状に曲げ、２部品を溶接し構成する。 【効果】スペーサを構成する部品の大幅減少及び構造の
簡略化が可能となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は燃料集合体に係り、特
に、新型転換炉に適用する燃料集合体に関する。
に、新型転換炉に適用する燃料集合体に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の燃料集合体及びスペーサは、「日
立評論Ｖol．７４」等に記載されている様に、図１及び
図２に示す構造となっている。図２に示す様に、スペー
サは下記により構成される。すなわち、５…リング素
子，６…内リング，７…外リング，８…補強リング，９
…リブ。
立評論Ｖol．７４」等に記載されている様に、図１及び
図２に示す構造となっている。図２に示す様に、スペー
サは下記により構成される。すなわち、５…リング素
子，６…内リング，７…外リング，８…補強リング，９
…リブ。
【０００３】この内、主要部品であるリング素子５は、
管材より製作する為に、幾何学的制約により、スペーサ
１を構成する為にすき間をうめるリブ９を必要とする。
又、強度面でも、全ての部品が単品で構成されるため、
その強度を補強するために、補強リング８も必要とな
り、部品が数多く必要となっている。
管材より製作する為に、幾何学的制約により、スペーサ
１を構成する為にすき間をうめるリブ９を必要とする。
又、強度面でも、全ての部品が単品で構成されるため、
その強度を補強するために、補強リング８も必要とな
り、部品が数多く必要となっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術は、前述の
ように、リング素子５が管材より製作され、また、単品
であるため幾何学的及び強度的制約により、リブ９及び
補強リング９を必要とし、構造が複雑化している。
ように、リング素子５が管材より製作され、また、単品
であるため幾何学的及び強度的制約により、リブ９及び
補強リング９を必要とし、構造が複雑化している。
【０００５】本発明の目的は、このスペーサ構造を簡略
化するとともに健全性を確保したスペーサ及び燃料集合
体を提供することにある。
化するとともに健全性を確保したスペーサ及び燃料集合
体を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明はリング素子を板材から複数個一体となる様
に構成する。
に、本発明はリング素子を板材から複数個一体となる様
に構成する。
【０００７】
【作用】燃料集合体用のスペーサは、図２に示す様に複
数のリング素子により、外層，中間層，内層の三層より
構成される。
数のリング素子により、外層，中間層，内層の三層より
構成される。
【０００８】本発明による作用を図３及び図４により説
明する。
明する。
【０００９】図３に示す様に、従来リング素子単品で構
成されていたものを、外・中間・内層の各層ごとに、２
枚のリング素子構成部品１０，１０′，１１，１１′，
１２，１２′により構成する。外層用を例にとると、リ
ング素子構成部品・外層用１０は複数個（この場合１８
ヶ）の連続したリング素子の半円部を構成し、幾何学的
にすき間のない寸法としている。又、リング素子構成部
品・外層用１０′は、前記の残りの半円部を連続で構成
できる様、幾何学的にすき間のない寸法としている。こ
の２部品を円形状に曲げ、２部品で外層用の１８ヶのリ
ング素子を構成する。
成されていたものを、外・中間・内層の各層ごとに、２
枚のリング素子構成部品１０，１０′，１１，１１′，
１２，１２′により構成する。外層用を例にとると、リ
ング素子構成部品・外層用１０は複数個（この場合１８
ヶ）の連続したリング素子の半円部を構成し、幾何学的
にすき間のない寸法としている。又、リング素子構成部
品・外層用１０′は、前記の残りの半円部を連続で構成
できる様、幾何学的にすき間のない寸法としている。こ
の２部品を円形状に曲げ、２部品で外層用の１８ヶのリ
ング素子を構成する。
【００１０】前記と同様に、中間層及び内層も構成し、
スペーサを組立てる。
スペーサを組立てる。
【００１１】これにより、将来単品リング素子５で構成
していたために幾何学的制約によりすき間をなくすため
に、必要としていたリブ９及び補強リング８を削除する
ことができる。又、リング素子単品での欠落等も防止で
きる。
していたために幾何学的制約によりすき間をなくすため
に、必要としていたリブ９及び補強リング８を削除する
ことができる。又、リング素子単品での欠落等も防止で
きる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の一実例を図１，図３及び図４
により説明する。
により説明する。
【００１３】図１は本発明スペーサ１配置される燃料集
合体の説明図であり、上端部及び下端部がそれぞれ上部
タイプレート２及び下部タイプレート３に保持される。
複数の燃料棒４は、本発明による複数スペーサ３に保持
される。複数の燃料棒４は、本発明による複数のスペー
サ１により保持される。
合体の説明図であり、上端部及び下端部がそれぞれ上部
タイプレート２及び下部タイプレート３に保持される。
複数の燃料棒４は、本発明による複数スペーサ３に保持
される。複数の燃料棒４は、本発明による複数のスペー
サ１により保持される。
【００１４】本発明によるスペーサ１の特徴は、リング
素子を図３に示すように、各層ごとに２枚の構成部品に
より構成することにある。
素子を図３に示すように、各層ごとに２枚の構成部品に
より構成することにある。
【００１５】図３に示す、リング素子構成部品・外リン
グ用１０は、複数個（本実施例の場合は１８ヶ）の連続
したリング素子の約半円部を示している。リング素子構
成部品・外リング用１０′は、残りの約半円部の連続し
た複数のリング素子を構成している。リング素子構成部
品・外層用１０及び１０′の２部品を円形状に曲げ、各
部品の両端部及び部品間の接点を溶接し、外層用の複数
個のリング素子を二つの部品より構成する。
グ用１０は、複数個（本実施例の場合は１８ヶ）の連続
したリング素子の約半円部を示している。リング素子構
成部品・外リング用１０′は、残りの約半円部の連続し
た複数のリング素子を構成している。リング素子構成部
品・外層用１０及び１０′の２部品を円形状に曲げ、各
部品の両端部及び部品間の接点を溶接し、外層用の複数
個のリング素子を二つの部品より構成する。
【００１６】又、中間層及び内層に関しても下記部品を
用い外層用と同様に構成する。
用い外層用と同様に構成する。
【００１７】リング素子構成部品・中間層用１１ リング素子構成部品・中間層用１１′ リング素子構成部品・内層用１２ リング素子構成部品・内層用１２′ 構成された外・中間及び内層の三層のリング素子構成部
品を組合わせ、内層の内側に内リング６を、外層の外側
に外リング７を溶接により固定し、本発明によるスペー
サ１を構成する。
品を組合わせ、内層の内側に内リング６を、外層の外側
に外リング７を溶接により固定し、本発明によるスペー
サ１を構成する。
【００１８】これにより、本発明によるスペーサ１は、
６ヶのリング素子構成部品（１０，１０′，１１，１
１′，１２，１２′）・内リング６及び外リング７の８
ヶの部品により構成可能となる。
６ヶのリング素子構成部品（１０，１０′，１１，１
１′，１２，１２′）・内リング６及び外リング７の８
ヶの部品により構成可能となる。
【００１９】又、構成部品は内リング６を除き、全て安
価な板材より製作可能である。
価な板材より製作可能である。
【００２０】本発明の第二の実施例は、唯一管材より製
作していた内リング６を板材からプレス後溶接した構造
とすることにより、本発明のスペーサ１の部品を全て安
価な板材から製作可能となる。
作していた内リング６を板材からプレス後溶接した構造
とすることにより、本発明のスペーサ１の部品を全て安
価な板材から製作可能となる。
【００２１】
【発明の効果】３６リング素子型スペーサの場合、従来
技術では、リング素子３６ヶ，内リング及び外リング各
１ヶ及びリブ６ヶの合計４４ヶ部品を必要としていた
が、本発明によれば、リング素子構成部品６ヶ，内リン
グ及び外リング各２ヶの合計８ヶの部品より構成するこ
とが可能となり、構造の簡易化及び経済性の向上が図れ
る。
技術では、リング素子３６ヶ，内リング及び外リング各
１ヶ及びリブ６ヶの合計４４ヶ部品を必要としていた
が、本発明によれば、リング素子構成部品６ヶ，内リン
グ及び外リング各２ヶの合計８ヶの部品より構成するこ
とが可能となり、構造の簡易化及び経済性の向上が図れ
る。
【００２２】又、５４リング素子型スペーサ等リング素
子員数が増加または減少しても、本発明による構成部品
数は、ほぼ８ヶ程度で構成可能である。
子員数が増加または減少しても、本発明による構成部品
数は、ほぼ８ヶ程度で構成可能である。
【図１】燃料集合体の説明図。
【図２】従来技術によるスペーサの斜視図。
【図３】リング素子構成部品の説明図。
【図４】本発明によるスペーサの断面図。
６…内リング、７…外リング、１０，１０′…リング素
子構成部品・外層用、１１，１１′…リング素子構成部
品・中間層用、１２，１２′…リング素子構成部品・内
層用。
子構成部品・外層用、１１，１１′…リング素子構成部
品・中間層用、１２，１２′…リング素子構成部品・内
層用。
Claims (3)
- 【請求項１】上端部及び下端部がそれぞれ上部タイプレ
ート及び下部タイプレートに保持された。複数の燃料棒
を有する燃料集合体において、板材より構成され、前記
複数の燃料棒を保持することを特徴とする燃料集合体用
スペーサ。 - 【請求項２】請求項１において、リング素子を板材から
構成することにより、素子間のすきまをなくし、リブ材
及び補強リングを不要とする燃料集合体用スペーサ。 - 【請求項３】請求項１において、板材から構成されるリ
ング素子を複数個一体とした燃料集合体用スペーサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5264548A JPH07120578A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 燃料集合体用スペーサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5264548A JPH07120578A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 燃料集合体用スペーサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07120578A true JPH07120578A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17404806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5264548A Pending JPH07120578A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 燃料集合体用スペーサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07120578A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7542539B2 (en) * | 1999-04-08 | 2009-06-02 | Electric Power Research Institute, Inc. | Apparatus and method for ultrasonically cleaning irradiated nuclear fuel assemblies |
-
1993
- 1993-10-22 JP JP5264548A patent/JPH07120578A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7542539B2 (en) * | 1999-04-08 | 2009-06-02 | Electric Power Research Institute, Inc. | Apparatus and method for ultrasonically cleaning irradiated nuclear fuel assemblies |
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