JPH07120349A - 建築物配管系の漏洩検知方法 - Google Patents

建築物配管系の漏洩検知方法

Info

Publication number
JPH07120349A
JPH07120349A JP26867293A JP26867293A JPH07120349A JP H07120349 A JPH07120349 A JP H07120349A JP 26867293 A JP26867293 A JP 26867293A JP 26867293 A JP26867293 A JP 26867293A JP H07120349 A JPH07120349 A JP H07120349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
drainage
rubber ball
inspection route
inspection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26867293A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenobu Hoshino
秀信 星野
Takashi Ichikawa
貴士 市川
Katsumi Nomura
克巳 野村
Kazutada Takeuchi
一恭 竹内
Yoshinori Fukui
義則 福井
Tatsuhiro Kitamura
達弘 北村
Yoshinori Iso
佳則 磯
Haruo Iwasaki
治男 岩崎
Otoro Wakamatsu
乙郎 若松
Tamotsu Sawada
保 沢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOOSETSU KK
Tokyo Gas Co Ltd
Nissei Co Ltd
Hakko Co Ltd
Original Assignee
TOOSETSU KK
Tokyo Gas Co Ltd
Nissei Co Ltd
Hakko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOOSETSU KK, Tokyo Gas Co Ltd, Nissei Co Ltd, Hakko Co Ltd filed Critical TOOSETSU KK
Priority to JP26867293A priority Critical patent/JPH07120349A/ja
Publication of JPH07120349A publication Critical patent/JPH07120349A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)
  • Pipeline Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築物配管系を極めて簡単な手段により建物
全体に影響を与えることなく配管系に漏洩が発生してい
るか否かを検知する。 【構成】 建築物に設備されている排水系配管で上層階
と下層階とを連通する排水立管1より、各階毎に横引き
枝管2が分岐され、これに各階の区分住居内に備える排
水器具の器具排水管21〜25が通じている配管系にお
いて、区分住居内の器具排水管21の端部開口を検査開
口部とし、その開口部より排水立管1に至る横引き枝管
2の配管経路を検査ルートとして、開口部より検査ルー
ト経路の管内に、窄ませた状態では管内径より縮小して
管内を開通移動し、膨らませた状態では管内径より拡大
して管内を気密に遮断閉塞する径の中空ゴム球7を、ゴ
ム球7に圧力供給用の耐圧ホース6を接続して管内に送
り込む。そして検査ルートの配管経路の適宜位置でゴム
球7を膨らませて管内を閉塞した後、上記開口部より閉
塞区間内の管内に水等の流体を充満させ、その流体の減
少有無を確認計測することにより配管の漏洩有無を検知
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンション,ビル等の
鉄筋コンクリート系建築物に設備されている排水系配管
を内面更生修理するに先だって、配管系に漏洩欠陥部が
生じているか否かを検査する漏洩検知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のマンション,ビル等の鉄筋コンク
リート系建築物に設備されている配管系は、一般的に金
属管が用いられている。金属管の場合には長期間の経年
により老朽化が進行すると、配管に生じた錆等によりピ
ンホール等の腐蝕欠陥部が発生し、漏水が起る問題が発
生する。このような問題に対しては、従来よりガス配
管,水道配管,通信管路等の地中埋設配管において開発
されている内面更生修理技術を応用してその補修施工を
行うことが考えられている。
【0003】建築物配管系を対象として配管に生じてい
る漏洩欠陥部を、配管を取り替えることなく非破壊のま
ま内面修理を行う技術に関しても、従来より例えば、特
開昭55−107184号公報に記載された先行技術が
提案されている。上述の先行技術では、補修の前工程
で、配管系に、欠陥部が生じているか否かの検査を事前
に行っており、この検出方法として配管内に探傷器を挿
入する方法が採用されている。この探傷器は、配管の管
路内に挿通させる検出器と、配管の入口部に設置する受
発信器とを、リード線で接続してなり、管路内を移動す
る検出器より送られてくる信号の変化を、受発信器で読
み取ることにより欠陥部を検出し、また配管内に挿入し
た長さにより欠陥位置を知るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、マンション
等の建築物に設備されている排水系の配管は、上層階と
下層階とを連通する排水立管に対し、各階毎に横引き枝
管が分岐され、各階の区分住居内に備える洗面器,浴
槽,台所流し台,便器等の排水器具がそれぞれ器具排水
管を介して横引き枝管に連通され、さらに排水立管へと
連通されていて全体の配管系が自然排水する配管系統に
なっているのが一般的である。
【0005】このため上述の先行技術では、探傷器を特
定の配管ルートに挿通させるためにその配管系には、基
端部および先端部以外の中間部に、接続部あるいは分岐
部のない配管構成を前提としており、このような配管構
成を予め採用している場合には先行技術の適用が可能で
あっても、それ以外の場合には適用できず、適用可能な
配管系に制約を受ける。
【0006】また上述の先行技術のように探傷器を用い
る場合には、管路の曲り部において検出器の流通が不能
になる問題点もあり、さらに精度が要求される検出器お
よび受発信器等を必要とすることから、検知のための機
器類が高価なものとなる問題点もある。
【0007】本発明は、極めて簡易な手段によって、既
存の配管系統を有する建築物設備の排水系配管に対し建
物全体の自然排水に影響を与えることなく区分住居毎に
独立して配管の漏洩検査が可能な漏洩検知方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、建築物に設備される排水配管で上層階と
下層階とを連通する排水立管より、各階毎に横引き枝管
が分岐され、該横引き枝管に、各階の区分住居内に備え
る排水器具がそれぞれ器具排水管を介して連通されてい
る形態の配管系において、次のような手段を採用した。
【0009】すなわち本発明は、上記配管系において区
分住居内の排水器具と器具排水管との接続部を分離して
器具排水管の端部を検査開口部とし、該開口部より排水
立管の手前に至る横引き枝管の経路を検査ルートとし
て、上記開口部より検査ルートの管内に、窄ませた状態
では管内径より縮小して管内を開通移動し、膨らませた
状態では管内径より拡大して管内を遮断閉塞する径の中
空ゴム球を、該ゴム球に圧力供給用ホースを接続して管
内に送り込み、上記検査ルート経路の適宜位置でゴム球
を停止膨脹させて管内を閉塞した後、上記開口部より閉
塞区間の管内に水等の流体を充満させ、該流体の減少有
無を開口部で確認計測して配管の漏洩有無を検知するこ
とを特徴とする。
【0010】また本発明は、上述の配管系が、重力作用
による自然流下方式の排水系配管を対象とし、閉塞区間
の管内に充満させた水等の流体を、漏洩有無の検知後に
ゴム球を窄ませることにより排水立管へ自然排出させる
ことを特徴としており、さらに、他の特徴として、ゴム
球を、初回の検査時に、検査ルート経路の終端位置に移
動して漏洩有無を確認し、漏洩ありと確認された場合、
ゴム球を所要距離づつ検査ルート手前側へ順に移動して
確認作業を繰り返し、検査ルート経路の管内に発生して
いる漏洩個所の欠陥個数および発生位置を検索可能にし
ていることも特徴の1つとしている。
【0011】
【作用】このような漏洩検知方法によれば、各階の区分
住居毎に、器具排水管の端部に開口した検査開口部より
排水立管に至る経路が独立した検査ルートとなり、この
際に、検査ルートは、排水立管に至る配管経路の途中位
置または終端位置でゴム球により管内を閉塞して漏洩検
査を行う方式であるので、上層階および下層階を連通す
る共通の排水立管には影響を与えず、建物全体には影響
を与えないで建築物配管の漏洩検査を行うことが可能と
なる。
【0012】また検査対象の配管系が、重力作用による
自然流下方式の排水系配管を対象としている場合には、
漏洩有無の検知後に、ゴム球を窄ませると閉塞区間の管
内に充満させた水等の流体が、排水立管へ向けて自然排
出されるから、管内に充満した水の排出手数が不要とな
り、漏洩検査が至極簡単に行える。
【0013】また上述の排水配管では、管内が空の状態
になっているからゴム球を窄ませて管内に挿通する際に
検査ルートの配管経路に曲り部があっても管内への挿通
が不能となる問題もない。
【0014】さらに検査過程で、ゴム球を、初回の検査
時に、検査ルート経路の終端位置に移動して漏洩有無を
確認し、漏洩ありと確認された場合、ゴム球を所要距離
づつ検査ルート手前側へ順に移動して確認作業を繰り返
す手順とすれば、検査ルート経路の管内に発生している
漏洩個所の欠陥個数および発生位置の検索も可能とな
る。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は、マンション等の建築物に設備されてい
る排水系配管の系統図の1例を示し、上層階と下層階と
を連通する排水立管1を主管にして、各階毎に、上記排
水立管1より左右方向へ延びる横引き枝管2が分岐され
ている。そして、この横引き枝管2に、各階の区分住居
内に備える洗面器31,便器32,小便器33,浴槽3
4,台所流し台35等の排水器具に接続される器具排水
管21,22,23,24,25等が分岐接続されてい
る。これらの器具排水管21〜25には、有害な下水ガ
スが排水器具31〜35を通して住居内に上昇するのを
防止するトラップ26が各排水器具の近くに設けられ、
また排水立管1は、その下端が敷地下水管11を介して
公共下水管に連通した配管系統になっている。
【0016】上記の排水系配管には、周知のように通気
立管4,通気枝管41を備えていて配管内の空気を抜
き、各配管内の排水は、重力の作用による自然流下方式
で下方へ排水され、通常はトラップ26より下流の配管
内は空の状態になっているものである。
【0017】図2は、本発明による漏洩検知方法の1施
工例を示す。この検知方法は、排水立管1より各階毎に
分岐されている横引き枝管2を各別に検査対象とするも
のであり、図示の実施例では、各階の区分住居内に備え
る排水器具のうち洗面器31の排水口を検査開口部とし
た例を示す。
【0018】この開口部は、洗面器31のトラップ26
に通じる器具排水管21の端部を接続金具21aの位置
で分離して器具排水管21の先端を開口させ、この開口
部に接続金具21aを介して検査治具5を取付ける。こ
の例では、器具排水管21の先端開口部(接続金具21
aの位置)より、これが接続される横引き枝管2を経由
して排水立管1の手前に至る経路が検査ルートとされ
る。
【0019】上記検査治具5には、目盛51aを付した
計測管51を有し、この計測管51の管内を通して、検
査ルートの経路となる器具排水管21より横引き枝管2
の管内に、耐圧ホース6を接続した中空ゴム球7を挿通
させる。このゴム球7は、これを窄ませた状態では管内
径よりも小さく縮小して管内を開通移動し、また膨脹さ
せた状態では管内径よりも拡大して管内を気密に遮断閉
塞できる径を有している。またゴム球7に接続された耐
圧ホース6は、ホースの接続端部がゴム球7の中空内と
連通しており、ホース6の基端部はリール61に巻回さ
れて端部に加圧空気を吹き込むポンプ62が接続されて
いる。
【0020】次に、漏洩検知の作業手順を説明すると、
上記ゴム球7を、ホース6を介して管内に挿入し、この
際に、所要圧の空気流を計測管51の端部開口より管内
に吹き込んでゴム球7の移動を助長し、ゴム球7を検査
ルート経路の管内の所要位置まで移動させる。所要位置
に移動したらゴム球7の移動を停止し、ポンプ62によ
りホース6を介してゴム球7の中空内に所要の空気圧
(1.5〜2.0kg/cm2 )を付加することでゴム
球7を膨脹させる。これにより、ゴム球7が管内面に気
密に密着することで管内が遮断閉塞状態に保持され、こ
の状態の後、計測管51の端部開口を通して水道蛇口8
より水を閉塞区間までの検査ルートの管内に充満させ
る。
【0021】注入した水は、検査ルート経路の横引き枝
管2より分岐されている他の器具排水管22〜24にも
充満し、この水は、計測管51の端部開口まで満水状態
に充満させる。この際に、区分住居内に備える他の排水
器具より住居内に水が溢れ出ないように、器具排水管2
1の先端に取付けた検査治具5の取付けレベル(計測管
51の端部開口レベル)を低くしておくが、好ましく
は、他の排水器具の排水口にはストッパーリング等の水
の溢れ出しを防止する栓体を取付けておくことが望まし
い。
【0022】この満水した水の減少有無を、計測管51
に付した目盛51aにより確認計測し、水が減少した場
合は、検査ルートの配管系に漏洩が発生していることが
確認でき、水が減少しない場合は、漏洩が発生していな
いことが確認できる。確認作業の後、ゴム球7の中空内
に付加した空気圧を抜くと、ゴム球7が窄んで管内が開
通状態となり、管内に充満した水は、重力作用による自
然流下で排水立管1へと自然排水させる。
【0023】上述の確認作業において、ゴム球7を停止
した中間位置で「漏洩なし」と確認された場合、ゴム球
7を検査ルート経路の終端側へ順次,移動して排水立管
1の手前位置までの区間の漏洩有無を検査確認する。ゴ
ム球7を移動停止させる閉塞位置を、初回に、検査ルー
ト経路の終端(排水立管1の手前位置)にし、ここでの
確認時に「漏洩あり」と確認された場合、ゴム球7を所
要距離づつ検査ルート手前側へ順に移動して上述の確認
作業を繰り返すような検査手順とすれば、検査ルート経
路の管内に発生している漏洩個所の欠陥個数とその発生
位置とを検索することもできる。
【0024】本発明の実施において、閉塞区間までの検
査ルート管内に充満させる確認媒体として水は、これを
空気等の他の流体に代えてもよい。空気を用いる場合
は、計測管51の端部をバルブ等で密閉し、目盛51a
に代えて空気圧の減少を検知する圧力計等を備える。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような漏洩検
知方法を採用したから、次に説明する効果が得られる。 (1).本発明の漏洩検知方法によれば、各階の区分住居毎
に、器具排水管の端部に開口した検査開口部より排水立
管に至る経路が独立した検査ルートとなり、その検査ル
ートは、器具排水口より排水立管に至る配管経路を途中
位置または終端位置でゴム球により遮断閉塞して漏洩検
査を行う方式であるので、上層階と下層階とを連通する
共通の排水立管には影響を与えず、建物全体には影響を
与えないで建築物配管系の漏洩検査を行うことができ
る。
【0026】(2).また検査対象の配管系が、重力作用に
よる自然流下方式の排水系配管を対象としている場合に
は、漏洩有無の検知後に、ゴム球を窄ませると閉塞区間
の管内に充満させた水等の流体が排水立管へ向けて自然
排出されるから、管内に充満した水の排出手数が不要と
なり、漏洩検査が至極簡単に行える。
【0027】(3).また上述の排水系配管では、管内が空
の状態になっているからゴム球を窄ませて管内に挿通す
る際に検査ルートの配管経路に曲り部があっても管内へ
の挿通が不能となる問題がない。
【0028】(4).さらに検査過程において、ゴム球を、
初回の検査時に、検査ルート経路の終端位置に移動して
漏洩有無を確認し、漏洩ありと確認された場合、ゴム球
を所要距離づつ検査ルート手前側へ順に移動して確認作
業を繰り返す手順とすれば、検査ルート経路の管内に発
生している漏洩個所の個数および発生位置の検索が可能
となる効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される建築物配管系の1例を示す
配管系統図。
【図2】本発明による漏洩検知方法の一施工例を説明す
る管路断面図。
【符号の説明】
1 排水立管 11 敷地下水管 2 横引き枝管 21〜25 器具排水管 26
トラップ 31 洗面器 32 便器 33
小便器 34 浴槽 35 流し台 4
通気立管 14 通気枝管 5 検査治具 51
計測管 51a 目盛 6 耐圧ホース 61
リール 62 ポンプ 7 ゴム球
フロントページの続き (71)出願人 390024877 トーセツ株式会社 東京都港区浜松町2丁目9番3号 (72)発明者 星野 秀信 東京都国分寺市戸倉4−1−15 (72)発明者 市川 貴士 埼玉県川越市三光町21−1 (72)発明者 野村 克巳 東京都板橋区東新町2−6いづみ荘 (72)発明者 竹内 一恭 神奈川県大和市福田2−21−12 (72)発明者 福井 義則 神奈川県川崎市中原区井田1387 (72)発明者 北村 達弘 東京都世田谷区桜丘4−5−10バームハイ ツ105 (72)発明者 磯 佳則 東京都狛江市岩戸北3−6−19 (72)発明者 岩崎 治男 神奈川県横浜市磯子区汐見台3−3−3305 −546 (72)発明者 若松 乙郎 東京都練馬区上石神井3−19−2 (72)発明者 沢田 保 神奈川県座間市入谷4−2923−7座間ハイ ツ4−514

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物に設備される排水配管で上層階と
    下層階とを連通する排水立管より、各階毎に横引き枝管
    が分岐され、該横引き枝管に、各階の区分住居内に備え
    る排水器具がそれぞれ器具排水管を介して連通されてい
    る形態の配管系において、 上記区分住居内の排水器具と器具排水管との接続部を分
    離して器具排水管の端部を検査開口部とし、該開口部よ
    り排水立管の手前に至る横引き枝管の経路を検査ルート
    として、上記開口部より検査ルートの管内に、窄ませた
    状態では管内径より縮小して管内を開通移動し、膨らま
    せた状態では管内径より拡大して管内を遮断閉塞する径
    の中空ゴム球を、該ゴム球に圧力供給用ホースを接続し
    て管内に送り込み、上記検査ルート経路の適宜位置でゴ
    ム球を停止膨脹させて管内を閉塞した後、上記開口部よ
    り閉塞区間の管内に水等の流体を充満させ、該流体の減
    少有無を開口部で確認計測して配管の漏洩有無を検知す
    ることを特徴とする建築物配管系の漏洩検知方法。
  2. 【請求項2】 上記配管系が、重力作用による自然流下
    方式の排水配管であり上記閉塞区間内の管内に充満させ
    た水等の流体を、漏洩有無の検知後に、ゴム球を窄ませ
    ることにより排水立管へ自然排出させることを特徴とす
    る請求項1記載の建築物配管系の漏洩検知方法。
  3. 【請求項3】 上記ゴム球を、初回の検査時に、検査ル
    ート経路の終端位置に移動して漏洩有無を確認し、漏洩
    ありと確認された場合、ゴム球を所要距離づつ検査ルー
    ト手前側へ順に移動して確認作業を繰り返し、検査ルー
    ト経路の管内に発生している漏洩箇所の発生個数および
    発生位置を検索可能に検査することを特徴とする請求項
    1または2記載の建築物配管系の漏洩検知方法。
JP26867293A 1993-10-27 1993-10-27 建築物配管系の漏洩検知方法 Pending JPH07120349A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26867293A JPH07120349A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 建築物配管系の漏洩検知方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26867293A JPH07120349A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 建築物配管系の漏洩検知方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07120349A true JPH07120349A (ja) 1995-05-12

Family

ID=17461796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26867293A Pending JPH07120349A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 建築物配管系の漏洩検知方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07120349A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010503851A (ja) * 2006-09-15 2010-02-04 ヘリオツト・ワツト・ユニバーシテイ 建物用排水・通気システム内の密封欠陥を検出するための方法及び装置
CN101799371A (zh) * 2010-03-22 2010-08-11 北京工业大学 建筑给水系统用水器具节水性能测试装置
CN111396692A (zh) * 2020-03-30 2020-07-10 北京交通大学 一种重力作用的小口径输油管道球形检测器投放回收装置
CN111868496A (zh) * 2018-03-10 2020-10-30 英国奎因诺夫8有限公司 管道泄漏定位系统及方法
CN117153037A (zh) * 2023-03-06 2023-12-01 皖西学院 一种建筑排水实验系统及方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010503851A (ja) * 2006-09-15 2010-02-04 ヘリオツト・ワツト・ユニバーシテイ 建物用排水・通気システム内の密封欠陥を検出するための方法及び装置
CN101799371A (zh) * 2010-03-22 2010-08-11 北京工业大学 建筑给水系统用水器具节水性能测试装置
CN111868496A (zh) * 2018-03-10 2020-10-30 英国奎因诺夫8有限公司 管道泄漏定位系统及方法
CN111396692A (zh) * 2020-03-30 2020-07-10 北京交通大学 一种重力作用的小口径输油管道球形检测器投放回收装置
CN111396692B (zh) * 2020-03-30 2021-04-13 北京交通大学 一种重力作用的小口径输油管道球形检测器投放回收装置
CN117153037A (zh) * 2023-03-06 2023-12-01 皖西学院 一种建筑排水实验系统及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7331217B2 (en) Re-usable main drain testing method and apparatus
KR101407034B1 (ko) 건축물을 위한 배수 및 환기 시스템의 밀봉 결함을 탐지하기 위한 방법 및 장비
US5046519A (en) Method and apparatus for monitoring a fluid conduit system
GB2335749A (en) Testing of plumbing installations and plumbing tool
US20060218992A1 (en) Shower station testing assembly for pressure testing plumbing
JPH07120349A (ja) 建築物配管系の漏洩検知方法
US4932241A (en) Reusable plumbing test pipe
US6840090B2 (en) Plumbing testing devices
KR100730653B1 (ko) 상ㆍ하수관로의 시공 및 준공검사를 위한 맨홀의 진공압 시험 장치
JP3256052B2 (ja) 建築物配管系の漏洩修理工法
JP2907712B2 (ja) 流体導管の漏れ調査装置及び流体導管の漏れ箇所調査方法
US20030037597A1 (en) Method and apparatus for leak testing a liquid system
US11530960B1 (en) Method of testing for leaks in the piping system of a building
US20040020269A1 (en) Pipeline leak- testing device
US5293719A (en) Sewer chimney coupling
CN111855110A (zh) 一种pvc-u内螺旋排水管道分层灌水试验方法
KR102309964B1 (ko) 맨홀 부공기압 시험장치 및 이를 이용한 시험방법
JP3040730B2 (ja) 水道管の漏水区間特定方法
JP7462183B2 (ja) 漏水の検査方法
JPH02212733A (ja) 排水管の漏洩テスト方法
JP3290813B2 (ja) 建築物配管系のライニング補修工法
GB1588421A (en) Checking a connection in an at least partly gas-filled piping system
KR102058533B1 (ko) 에어컨 드레인 배관의 누수 검사 방법 및 그 장치
JP3256053B2 (ja) 建築物配管の内面ライニング工法
JP7385506B2 (ja) ますの補修方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020628