JPH07120192A - 暖房用熱交換器 - Google Patents

暖房用熱交換器

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JPH07120192A
JPH07120192A JP5266519A JP26651993A JPH07120192A JP H07120192 A JPH07120192 A JP H07120192A JP 5266519 A JP5266519 A JP 5266519A JP 26651993 A JP26651993 A JP 26651993A JP H07120192 A JPH07120192 A JP H07120192A
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JP
Japan
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heat
heat exchange
view
heat exchanger
temperature fluid
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Application number
JP5266519A
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English (en)
Inventor
Chikayoshi Satou
近義 佐藤
Koji Tajima
浩二 田島
Atsushi Kakiuchi
敦史 柿内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP5266519A priority Critical patent/JPH07120192A/ja
Publication of JPH07120192A publication Critical patent/JPH07120192A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D7/00Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D7/08Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being otherwise bent, e.g. in a serpentine or zig-zag
    • F28D7/082Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being otherwise bent, e.g. in a serpentine or zig-zag with serpentine or zig-zag configuration
    • F28D7/085Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being otherwise bent, e.g. in a serpentine or zig-zag with serpentine or zig-zag configuration in the form of parallel conduits coupled by bent portions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D7/00Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D7/08Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being otherwise bent, e.g. in a serpentine or zig-zag
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/02Header boxes; End plates
    • F28F9/026Header boxes; End plates with static flow control means, e.g. with means for uniformly distributing heat exchange media into conduits
    • F28F9/027Header boxes; End plates with static flow control means, e.g. with means for uniformly distributing heat exchange media into conduits in the form of distribution pipes
    • F28F9/0273Header boxes; End plates with static flow control means, e.g. with means for uniformly distributing heat exchange media into conduits in the form of distribution pipes with multiple holes

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高温流体と低温流体の熱交換を行う暖房用熱
交換器において、省資源化、リサイクル化、コストダウ
ン、及び性能向上による軽量化、コンパクト化を可能と
する。 【構成】 燃焼ガス20(高温流体)と冷媒18(低温
流体)との熱交換を行う暖房用熱交換器において、前記
冷媒18の流路となるマルチホール1が形成されると共
に、前記燃焼ガス20の熱を前記冷媒18に伝達させる
熱交換偏平管2と、前記マルチホール1における前記冷
媒18の流入口2a及び流出口2bに配設された筒状の
ヘッダーパイプ4とを備えるものであって、前記熱交換
偏平管2及び前記ヘッダーパイプ4がアルミニウム製の
熱交換器9である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高温流体と低温流体の
熱交換を行う暖房用熱交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、高温流体と低温流体の熱交換を
行う熱交換装置には、筒状の熱交換器主材内に燃焼ガス
(高温流体の例)を通過させることによって、該熱交換
主材の外周に配設されかつ冷媒(低温流体の例)を内部
で流動させる冷媒管に当該燃焼ガスの熱を熱伝導させる
ものがある。
【0003】図39(a)及び(b)に従来の熱交換器
の一例を示す。図39(a)は熱交換器の側面図、同
(b)は(a)の39B−39B線に沿って切断した横
断面図である。また、図40は従来の熱交換器の他の例
を示す縦断面図である。
【0004】図39(a)及び(b)に示す熱交換器
は、バーナーaで燃焼した燃焼ガスが、まず熱交換器主
材bの第一の燃焼ガス通路cを通過すると共に、多数の
フィンdに接触して、当該燃焼ガスの熱を第一の燃焼ガ
ス通路cの周壁外面に設けられた管保持部eに密着保持
された冷媒管fに伝えた後、燃焼ガスが絞り板gにより
進行方向を反転すると共に、第二の燃焼ガス通路hに導
かれ、再度冷媒管fと熱交換するものである(特開平1
−263469参照)。なお、図39(b)において、
符号c−hは各ガス通路c、hの仕切り壁である。
【0005】また、図40に示す他の従来例は、バーナ
ーiで燃焼した燃焼ガスが、平滑円筒管jを通って、平
滑円筒管j先端から折り返して熱交換主材kの内面フィ
ンmの間を通過し、排気口nから排出されて、この間に
燃焼ガスの熱が、平滑円筒管j、フィンm、熱交換主材
k、及びパイプ保持部nを介して内面溝付管p内を流動
する冷媒を加熱するものである(特開昭58−2193
01参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例のいずれにおいても、熱交換主材と冷媒管の材質が
同一材質ではない(例えばアルミニウムと銅など)た
め、熱交換時において熱接触抵抗が同一材質に比して大
きくなるので、熱効率が悪くなる恐れがあった。また、
同一材質でないことからコストが高くなりやすい、ある
いは、リサイクルしにくいという問題点があった。
【0007】本発明は前記従来の問題点を鑑みてなされ
たものであって、その目的は、省資源化、リサイクル
化、コストダウン、及び性能向上による軽量化、コンパ
クト化を可能とする熱交換器を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため次の構成を有する。すなわち、請求項1の発
明は、高温流体と低温流体との熱交換を行う暖房用熱交
換器において、前記低温流体の流路となるマルチホール
が形成されると共に、前記高温流体の熱を前記低温流体
に伝達させる熱交換偏平管と、前記マルチホールにおけ
る前記低温流体の流入口及び流出口に配設された筒状の
ヘッダーパイプとを備えるものであって、前記熱交換偏
平管及び前記ヘッダーパイプは、アルミニウム製である
ことを特徴とする暖房用熱交換器である。
【0009】また、請求項2の発明は、複数の前記熱交
換偏平管を、それぞれ平行にかつ同一平面上に互いに離
間するように並列させて、平板状の熱交換偏平管群を形
成させ、前記複数の熱交換偏平管の各々が弓形状になる
ように、前記平板状の熱交換偏平管群を湾曲させて、前
記高温流体が、この弓形状の熱交換偏平管群における流
入口側半分と、流出口側半分との二回に分けて、熱交換
偏平群を通過可能としたことを特徴とする暖房用熱交換
器である。
【0010】また、請求項3の発明は、前記弓形状の熱
交換偏平管群を、各熱交換偏平管の並列方向にさらにう
ねらせたことを特徴とする暖房用熱交換器である。
【0011】また、請求項4の発明は、前記弓形状の熱
交換偏平管群における流入口側半分あるいは流出口側半
分のうちいずれか一方を各熱交換偏平管の並列方向にさ
らにうねらせ、他方の各熱交換偏平管の離間部には、外
形状波形のアルミニウム製のコルゲートフィンが配設さ
れたことを特徴とする暖房用熱交換器である。
【0012】また、請求項5の発明は、前記熱交換偏平
管における、高温流体から熱の伝達を受ける表面には、
熱吸収率を高めるための塗料による塗装や表面処理が施
されたことを特徴とする暖房用熱交換器である。
【0013】また、請求項6の発明は、高温熱源と低温
流体の熱交換を行うものであって、前記低温流体の流路
を有すると共に前記高温熱源の熱を前記低温流体に伝達
させる熱交換用パイプを備えた暖房用熱交換器におい
て、前記熱交換用パイプは、平面上を蛇行するような形
状を呈し、かつ、当該熱交換用パイプの蛇行平面となる
側面には、網状のメッシュ部材が装着され、前記熱交換
用パイプと前記メッシュ部材とは、同一材質の鋼材から
なり、前記高温熱源の熱を前記メッシュ部材に直接伝達
させて、該高温熱源と前記低温流体の熱交換を可能にす
ることを特徴とする暖房用熱交換器である。
【0014】また、請求項7の発明は、前記熱交換用パ
イプにおける、高温熱源から熱の伝達を受ける表面に
は、熱吸収率を高めるための塗料による塗装や表面処理
が施されたことを特徴とする暖房用熱交換器である。
【0015】
【作用】請求項1の発明によれば、熱交換偏平管及びヘ
ッダーパイプが全アルミニウム製であるため、熱交換偏
平管及びヘッダーパイプを一体ろう付けすることができ
るので、製造工程が少なくなることからコストダウンが
可能となる。また、異種金属を接触させるものに比べ熱
接触抵抗が減少することから熱効率が良くなるので熱交
換器の小型化・軽量化ができるとともに、省電力化にも
つながる。更に、全アルミ製ということからリサイクル
が容易となり、かつ更なる軽量化が実現できる。
【0016】また、請求項2の発明によれば、前記高温
流体が、弓形状の熱交換偏平管群における流入口側半分
と、流出口側半分との二回に分けて、熱交換偏平群を通
過可能であるため、さらに熱効率が良くなる。
【0017】また、請求項3の発明によれば、前記弓形
状の熱交換偏平管群を、各熱交換偏平管の並列方向にさ
らにうねらせたため、高温流体は、熱交換偏平管群にお
ける流入口側半分と、流出口側半分との二回に分けて、
熱交換偏平群を通過可能であると共に、高温流体が乱気
流となるため、より熱伝達率が向上して、さらに熱交換
器の小型化・軽量化を可能にする。
【0018】また、請求項4の発明によれば、前記弓形
状の熱交換偏平管群における流入口側半分あるいは流出
口側半分のうちいずれか一方を各熱交換偏平管の並列方
向にさらにうねらせて、他方の各熱交換偏平管の離間部
には、外形状波形のアルミニウム製のコルゲートフィン
が配設されているので、高温流体が熱交換器を流動する
際、熱交換偏平群の半分において乱気流が生じるととも
に、別の半分においてはコルゲートフィンがあるため、
熱交換器表面積が大きくなるので、さらに小型化・軽量
化が可能となる。また、当該コルゲートフィンは各熱交
換偏平管にろう付けが可能であるため、さらに熱効率を
向上させることができる。
【0019】また、請求項5の発明によれば、前記熱交
換偏平管における、高温流体から熱の伝達を受ける表面
には、熱吸収率を高めるための塗料による塗装や表面処
理が施されているので、熱交換器の熱交換効率をさらに
向上させることができるため、より熱交換器の小型化・
軽量化が図れる。
【0020】また、請求項6の発明によれば、熱交換器
用パイプとメッシュ部材が同一材質の鋼材であるため、
両者を一体ろう付けすることが可能であると共に、メッ
シュ部材に高熱源の熱を直接伝達させるので、高温熱源
と前記低温流体とが近くなり、熱伝達率が高くなる。こ
れにより、熱交換器の小型化・軽量化が図れると共に、
熱交換器用パイプとメッシュ部材が同一材質であるの
で、リサイクル化も可能になる。
【0021】また、請求項7の発明によれば、前記熱交
換用パイプにおける、高温熱源から熱の伝達を受ける表
面には、熱吸収率を高めるための塗料による塗装や表面
処理が施されているので、熱交換器の熱交換効率をさら
に向上させることができるため、より熱交換器の小型化
・軽量化が図れる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。まず、請求項1の発明に係る第1実施例を説明す
る。図1は第1実施例の熱交換器の正面図である。図2
は、図1におけるII−II線に沿って切断した断面図
である。図3は熱交換偏平管を示すものであって、
(a)は側面図、(b)は平面図である。図4は熱交換
偏平管の正面図である。図5はヘッダーパイプを示すも
のであって、(a)は横断面図、(b)は縦断面図であ
る。図6は熱交換器の構成の一部を示すものであって、
(a)は横断面図、(b)は縦断面図である。
【0023】また、図7は第1実施例の変形例1を示す
構成図であって、(a)は正面図、(b)は別の例を示
す正面図、(c)は別の例に係るヘッダーパイプの横断
面図、(d)は同側面図、(e)は別の例の熱交換器の
構成の一部を示す横断面図、(f)は同縦断面図であ
る。図8は第1実施例の変形例2を示す構成図である
((a)は正面図、(b)は縦断面図であり、以下図9
〜図14についても同様)。図9は第1実施例の変形例
3を示す構成図である。図10は第1実施例の変形例4
を示す構成図である。図11は第1実施例の変形例5を
示す構成図である。図12は第1実施例の変形例6を示
す構成図である。図13は第1実施例の変形例7を示す
構成図である。図14は第1実施例の変形例8を示す構
成図であって、(a)は正面図、(b)は変形例1に係
るヘッダーパイプの横断面図、(c)は同側面図、
(d)は変形例1の熱交換器の構成の一部を示す横断面
図、(e)は同縦断面図、(f)は別の例を示す正面図
である。
【0024】また、図15は第1実施例の変形例9の側
面図である。図16は変形例9の正面図である。図17
は変形例9の熱交換偏平管を示すものであって、(a)
正面図、(b)は側面図である。図18は変形例9の筒
状に形成された熱交換偏平管を示すものであって、
(a)正面図、(b)は縦断面図である。図19は変形
例9の熱交換器の構成の一部を示す縦断面図である。図
20は変形例9のヘッダーパイプを示すものであって、
(a)正面図、(b)は側面図である。図21は変形例
9のエンドパイプを示すものであって、(a)正面図、
(b)は側方から見た断面図である。図22は変形例9
の固定部材を示すものであって、(a)側面図、(b)
正面図である。図23は変形例9の加熱ガス分配器を示
すものであって、(a)側面図、(b)正面図である。
【0025】また、図24は第1実施例の変形例10を
示す構成図である((a)は正面図、(b)は縦断面図
であり、以下図25、図27についても同様)。図25
は第1実施例の変形例11を示す構成図である。図26
は第1実施例の変形例12を示す構成図である((a)
は平面図、(b)は側面図)。図27は第1実施例の変
形例13を示す構成図である。図28は第1実施例の変
形例14を示す側方から見た断面図である。図29は図
28における横断面図であって、(a)は29A−29
A線に沿って、(b)は29B−29B線に沿って切断
した断面図である。
【0026】この第1実施例は、燃焼ガス20(高温流
体)と冷媒18(低温流体)の熱交換を行う暖房用熱交
換器において、図1〜図6に示すように、前記冷媒18
の流路となるマルチホール1が形成されると共に、燃焼
ガス20の熱を前記冷媒18に伝達させる熱交換偏平管
2と、前記マルチホール1における前記冷媒18の流入
口2a及び流出口2bに配設された筒状のヘッダーパイ
プ4とを備えるものであって、前記熱交換偏平管2及び
前記ヘッダーパイプ4がアルミニウム製の熱交換器9で
ある。
【0027】すなわち、この熱交換器9は、マルチホー
ル1を採用した熱交換偏平管2を一部解放してマルチホ
ール1の長さ方向が長方形に沿うように曲げて、詳細に
は図5に示すように、当該解放部の熱交換偏平管2の両
端の中心に位置させて、仕切り4aが設けられ、かつ、
熱交換偏平管2が差し込まれる2カ所の穴4bが外壁に
設けられたヘッダーパイプ4に、熱交換偏平管2の両端
を差し込んで組み立てられるものである。また、ヘッダ
ーパイプ4の軸方向の1方の端には二本のアルミパイプ
6を、他方の端にはエンドパイプ7を取り付ける。そし
て、各々のアルミパイプ6の端に冷媒接続管(ステンレ
ス製)8を取り付け、1体ろう付けしてある。この熱交
換器9の内側9aにはガス燃焼により得られた燃焼ガス
20が送風機で送り込まれ、冷媒18は1方の冷媒接続
管8を介してアルミパイプ6から入り、熱交換偏平管2
内で受熱し、他方のアルミパイプ6を介して冷媒接続管
8から出るようになっている。
【0028】したがって、この第1実施例によれば、ア
ルミニウム製の熱交換偏平管2及びヘッダーパイプ4が
一体ろう付けされているで、製造工程が少なくなること
からコストダウンが可能となる。また、異種金属を接触
させるだけに比べ熱接触抵抗が減少することから熱効率
が良くなるので熱交換器9の小型化・軽量化ができると
ともに、省電力化にもつながる。更に、全アルミ製とい
うことからリサイクルが容易となり、かつ更なる軽量化
が実現できる。
【0029】また、図7(a)に示す第1実施例の変形
例1は、第1実施例の基本構成において熱交換偏平管2
を円筒状にした構成となっている。ここで熱交換偏平管
2内の冷媒の流れは円を一周するだけになる為、従来の
Uベンドで流れを何度も変えるのに比べ圧力損失が少な
くなる。これは、冷媒循環動力の低減に役立ち、省電力
化にもつながる。また、図7(b)〜図7(f)に示す
別の例のように仕切りを用いずに、それぞれが1つの穴
4bを有した二つのヘッダーパイプ4を熱交換偏平管2
の両端に取り付けるものであってもよい。
【0030】また、図8(a)及び(b)に示す第1実
施例の変形例2は、第1実施例の基本構成において熱交
換器9内側9aに半円板状の仕切り板21を間隔を開け
180度ずつずらしながら挿入し、1体ろう付けした構
成である。ここで燃焼ガス20(熱風)の流れは仕切り
板21により蛇行するためと、仕切り板21がフィンの
役割も果たすために熱効率が高くなり更に小型化・軽量
化・省電力化が可能となる。
【0031】また、図9(a)及び(b)に示す第1実
施例の変形例3は、第1実施例の基本構成において熱交
換器9内側9aに半円板状の仕切り板21を間隔を開け
90度ずつずらしながら挿入し、1体ろう付けした構成
である。
【0032】また、図10(a)及び(b)に示す第1
実施例の変形例4は、第1実施例の基本構成において熱
交換器9内側9aに多数の穴21aをあけた仕切り板2
1を穴21aの位置をずらして挿入し、1体ろう付けし
た構成である。ここで燃焼ガス20の流れは仕切り板2
1の穴21aによる乱流効果によって、温度が均一され
安定して熱交換される。また、仕切り板21がフィンの
役割も果たす為に熱効率が高くなり更に小型化・軽量化
・省電力化が可能となる。
【0033】また、図11(a)及び(b)に示す第1
実施例の変形例5は、第1実施例の基本構成において熱
交換器9内側9aに螺旋状の仕切り板22を挿入し、1
体ろう付けした構成である。ここで燃焼ガス20の流れ
は仕切り板22により旋回し、遠心力により熱交換器9
の近傍程、気流速度が早くなるので、熱交換効率が高く
なる。更に仕切り板22がフィンの役割も果たすために
熱効率が高くなり更に小型化・省電力化が可能となる。
【0034】また、図12(a)及び(b)に示す第1
実施例の変形例6は、第1実施例の基本構成において熱
交換器9内側9aに加熱ガス分配器23を1つ以上挿入
し、1体ろう付けした構成である。ここで燃焼ガス20
の流れは加熱ガス分配器23により、乱流となる。この
ため、熱交換効率がさらに高くなる。
【0035】また、図13(a)及び(b)に示す第1
実施例の変形例7は、第1実施例の基本構成において熱
交換器9内側9aにファン型ガス分配器24を1つ以上
挿入し、1体ろう付けした構成である。ここで燃焼ガス
20の流れは仕切り板により旋回し、遠心力により熱交
換器9の近傍程、気流速度が早くなるため、熱交換効率
が高くなる。
【0036】また、図14(a)〜図14(f)に示す
第1実施例の変形例8は、第1実施例の基本構成におい
て熱交換器9内側9aにはみ出ているヘッダーパイプ4
を削ることにより、熱交換偏平管2の熱交換部面積を増
やし、高効率化を可能とするものである。
【0037】また、図15〜図23に示す第1実施例の
変形例9は、第1実施例の基本構成において熱交換偏平
管2を細くし、螺旋状に積み重ねその両端に、固定部材
40を取り付けた後、さらに両端にヘッダーパイプ4を
取り付ける。冷媒18の流入口2aと反対の方向から燃
焼ガス20を吹き込む。これにより、冷媒18の流れは
逆になり対向流となる。これにより、熱交換能力が上が
るため、小型化・軽量化・省電力化が可能となる。な
お、熱交換器9内側9aに加熱ガス分配器23を取り付
けると更に効果的である。
【0038】また、図24(a)及び(b)に示す第1
実施例の変形例10は、第1実施例の基本構成において
同形状・同材質で小型の熱交換器9Aを熱交換器9の内
側9aに挿入し、同材質のステー11で固定する構成で
ある。これにより内側の熱交換器9Aは、全表面で熱交
換することとなり、ステー11はフィンの役割を果た
す。ゆえに単位面積当たりの熱交換能力が向上する。こ
れにより、小型化・軽量化が可能となる。
【0039】また、図25(a)及び(b)に示す第1
実施例の変形例11は、第1実施例の基本構成において
同形状・同材質の外枠12を熱交換器9の外側に取り付
け、同材質のステー11で固定する構成である。これに
より熱交換器9は、内面及び外面の全表面で熱交換する
ことができると共に、ステー11及び外枠12はフィン
の役割を果たす。したがって、単位面積当たりの熱交換
能力が向上し、小型化・軽量化が可能となる。
【0040】また、図26(a)及び(b)に示す第1
実施例の変形例12は、第1実施例の基本構成において
熱交換器9を、鉛直に立て、その下方に燃焼部19を設
置する構成である。熱は、自然対流により上方へと上り
熱交換部で熱交換する。よって、燃焼ガス20を送るた
めの送風機が不要となるため、省電力化が可能となる。
【0041】また、図27(a)及び(b)に示す第1
実施例の変形例13は、第1実施例の基本構成において
同形状・同材質の外枠12を熱交換器9の外側に取り付
け、同材質のステー11で固定する構成である。また、
熱交換器9は、熱交換偏平管2を蛇行させ、外枠11と
熱交換偏平管2、熱交換偏平管2同士をステー11にて
固定する。これにより熱交換器9は、全表面で熱交換す
ることとなり、ステー11及び外枠12はフィンの役割
を果たす。したがって、単位面積当たりの熱交換能力が
向上し、小型化・軽量化が可能となる。
【0042】また、図28及び図29(a)及び(b)
に示す第1実施例の変形例14は、第1実施例の基本構
成において同形状・同材質で外枠12で熱交換器9の外
側に取り付け、同材質のステー11で固定する構成であ
る。また、熱交換器9は変形例13に示した蛇行させた
熱交換偏平管2を90度ずらして外枠12と熱交換偏平
管2、熱交換偏平管2同士をステー11にて固定するこ
とによって組み立てられる。これにより、燃焼ガス20
の乱流効果が高まり温度が均一化され、安定した熱交換
が可能となる。
【0043】次に請求項2の発明に係る第2実施例につ
いて説明する。図30は第2実施例の熱交換器を示すも
のであって、(a)は側面図、(b)は(a)における
矢視30Bで見た平面図である。図31は熱交換器を示
すものであって、(a)は湾曲加工前の平面図、(b)
は同側面図、(c)は湾曲加工した熱交換器の側面図で
ある。また、図32は第2実施例の変形例1を示す構成
図であって、(a)は平面図、(b)は正面図である。
図33は第2実施例の変形例2を示す構成図であって、
(a)は平面図、(b)は正面図である。
【0044】この第2実施例の熱交換器9は、図30及
び図31(a)及び(b)に示すように、複数の前記熱
交換偏平管2を、それぞれ平行にかつ同一平面上に互い
に離間するように並列させて、平板状の熱交換偏平管群
3(図31(a)及び(b)参照)を形成させ、前記複
数の熱交換偏平管2の各々が弓形状になるように、前記
平板状の熱交換偏平管群3を湾曲させて(図31(c)
参照)、燃焼ガス20が、この弓形状の熱交換偏平管群
3における流入口2a側半分と、流出口2b側半分との
二回に分けて、熱交換偏平群3を通過可能としたもので
ある。そのため、さらに熱効率が良くなる。
【0045】なお、熱交換偏平管群3を収容可能で、か
つ、燃焼ガス入口41a及び出口41bを有するアルミ
ニウム製の外箱41を熱交換器9に用いれば、リサイク
ルが容易になると共に、従来の銅パイプ・アルミフィン
に比べて熱効率が高くなり、小型化・軽量化が図れる。
【0046】また、図32(a)及び(b)に示す第2
実施例の変形例1は、第2実施例の構成において熱交換
偏平管2の間に、同材質のコルゲートフィン10が配設
され、1体ろう付けされた構成である。この構成によれ
ば、コルゲートフィン10があるため、熱交換器9の表
面積が多くなり、熱伝達率向上、小型化・軽量化が可能
となる。
【0047】また、図33(a)及び(b)に示す第2
実施例の変形例2は、第2実施例の構成において熱交換
偏平管2の離間部に、同材質のコルゲートフィン10を
半分だけ挿入し1体ろう付けを行う構成である。これに
より燃焼ガス20が熱交換器9を流れるうちの半分は、
熱交換偏平管2のみの接触となるために、第2実施例に
比べるとやや体積が増加するが、圧力損失は減少するた
めに低騒音化となる。
【0048】次に請求項3の発明に係る第3実施例につ
いて説明する。図34は第3実施例の熱交換器を示す平
面図である。
【0049】この第3実施例の熱交換器は、図34に示
すように、前記弓形状の熱交換偏平管群3を、各熱交換
偏平管2の並列方向にさらにうねらせたものである。
【0050】このため、燃焼ガス20は、熱交換偏平管
群3における流入口2a側半分と、流出口2b側半分と
の二回に分けて、熱交換偏平群3を通過可能であると共
に、燃焼ガスが乱気流となるため、さらに熱伝達率が向
上して、熱交換器9の小型化・軽量化が可能になる。
【0051】次に請求項4の発明に係る第4実施例につ
いて説明する。図35は第4実施例の熱交換器を示すも
のであって、(a)は平面図、(b)は(a)における
矢視35Bから見た正面図である。
【0052】この実施例4の熱交換器は、図35(a)
及び(b)に示すように、前記弓形状の熱交換偏平管群
3における流入口2a側半分あるいは流出口2b側半分
のうちいずれか一方を各熱交換偏平管2の並列方向にさ
らにうねらせ、他方の各熱交換偏平管2の離間部には、
外形状波形のアルミニウム製のコルゲートフィン10が
配設されたものである。
【0053】そのため、燃焼ガス20が熱交換器9を流
動する際、熱交換偏平群3の半分において乱気流が生じ
るとともに、別の半分においてはフィン10があるた
め、熱交換器表面積が大きくなるので、さらに小型化・
軽量化が可能となる。また、該コルゲートフィン10は
各熱交換偏平管2にろう付けが可能であるため、さらに
熱効率を向上させることができる。
【0054】次に請求項6の発明に係る第5実施例につ
いて説明する。図36は第5実施例の熱交換器を示すも
のであって、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【0055】この第5実施例の熱交換器は、図36
(a)及び(b)に示すように、ガス、灯油などを利用
した燃焼部19(高温熱源)と冷媒18(高温流体)の
熱交換を行うものであって、冷媒18の流路を有すると
共に前記燃焼部19の熱を前記冷媒18に伝達させる熱
交換用パイプ16を備えた暖房用熱交換器9であって、
前記熱交換用パイプ16は、平面上を蛇行するような形
状を呈し、かつ、当該熱交換用パイプ16の蛇行平面と
なる側面には、網状のメッシュ部材17が装着され、前
記熱交換用パイプ16と前記メッシュ部材17とは、同
一材質の鋼材からなり、前記燃焼部19の熱を前記メッ
シュ部材17に直接伝達させて、該燃焼部19と前記冷
媒18の熱交換を可能にするものである。
【0056】したがって、熱交換用パイプ16とメッシ
ュ部材17が同一材質の鋼材であるため、両者を一体ろ
う付けすることが可能であると共に、メッシュ部材17
に燃焼部19の熱を直接伝達させるので、燃焼部19と
前記冷媒18とが近くなり、熱伝達率が高くなる。これ
により、熱交換器9の小型化・軽量化が図れると共に、
熱交換用パイプ16とメッシュ部材17が同一材質であ
るので、リサイクル化も可能になる。
【0057】次に請求項5、あるいは請求項7の発明に
係る第6実施例について説明する。図37は第6実施例
の熱交換偏平管あるいは熱交換用パイプ部材を示すもの
であって、(a)は縦断面図、(b)は正面図である。
【0058】この第6実施例の熱交換器は、図37
(a)及び(b)に示すように、前記熱交換偏平管2あ
るいは前記熱交換用パイプ16における、燃焼ガス20
(高温流体)あるいは燃焼部19(高温熱源)から熱の
伝達を受ける表面に、熱吸収率を高めるための塗料によ
る塗装や表面処理が施されたものである。
【0059】したがって、この第6実施例によれば、輻
射熱を受熱しやすくなるため、熱交換器9の熱交換効率
をさらに向上させることができるので、更なる熱交換器
の小型化・軽量化が図れる。
【0060】なお、前記塗料として、カーボンブラック
を顔料としたエポキシ樹脂塗料などが好適であると考え
られる。
【0061】また、以上第1〜第6実施例において、図
38に示すように、熱交換器9は熱交換偏平管2の内側
にダクト35を設け、加熱前の空気をダクト35内に通
して、それをあらかじめ予熱をする構成にすれば、同一
火力で高熱風を発生させることにより、熱交換効率を高
めることができ、小型化・軽量化・省電力化が可能とな
り、省資源化も実現する。また、これも同一材料のため
リサイクルが容易となる。
【0062】なお、以上の実施例及びその変形例は、本
発明の好適な実施の態様であり、本発明の技術範囲は実
施例及びその変形例に限定されない。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明の暖房用熱交換器
によれば、熱交換器の省資源化、リサイクル化、コスト
ダウン、及び性能向上による軽量化、コンパクト化が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の熱交換器の正面図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿って切断した断面図
である。
【図3】第1実施例の熱交換偏平管を示すものであっ
て、(a)は側面図、(b)は平面図である。
【図4】第1実施例の熱交換偏平管の正面図である。
【図5】第1実施例のヘッダーパイプを示すものであっ
て、(a)は横断面図、(b)は縦断面図である。
【図6】第1実施例の熱交換器の構成の一部を示すもの
であって、(a)は横断面図、(b)は縦断面図であ
る。
【図7】第1実施例の変形例1を示す構成図であって、
(a)は正面図、(b)は別の例を示す正面図、(c)
は別の例に係るヘッダーパイプの横断面図、(d)は同
側面図、(e)は別の例の熱交換器の構成の一部を示す
横断面図、(f)は同縦断面図である。
【図8】第1実施例の変形例2を示す構成図である
((a)は正面図、(b)は縦断面図)。
【図9】第1実施例の変形例3を示す構成図である
((a)は正面図、(b)は縦断面図)。
【図10】第1実施例の変形例4を示す構成図である
((a)は正面図、(b)は縦断面図)。
【図11】第1実施例の変形例5を示す構成図である
((a)は正面図、(b)は縦断面図)。
【図12】第1実施例の変形例6を示す構成図である
((a)は正面図、(b)は縦断面図)。
【図13】第1実施例の変形例7を示す構成図である
((a)は正面図、(b)は縦断面図)。
【図14】第1実施例の変形例8を示す構成図であっ
て、(a)は正面図、(b)は変形例1に係るヘッダー
パイプの横断面図、(c)は同側面図、(d)は変形例
1の熱交換器の構成の一部を示す横断面図、(e)は同
縦断面図、(f)は別の例を示す正面図である。
【図15】第1実施例の変形例9の側面図である。
【図16】第1実施例の変形例9の正面図である。
【図17】第1実施例の変形例9の熱交換偏平管を示す
ものであって、(a)正面図、(b)は側面図である。
【図18】第1実施例の変形例9の筒状に形成された熱
交換偏平管を示すものであって、(a)正面図、(b)
は縦断面図である。
【図19】第1実施例の変形例9の熱交換器の構成の一
部を示す縦断面図である。
【図20】第1実施例の変形例9のヘッダーパイプを示
すものであって、(a)正面図、(b)は側面図であ
る。
【図21】第1実施例の変形例9のエンドパイプを示す
ものであって、(a)正面図、(b)は側方から見た断
面図である。
【図22】第1実施例の変形例9の固定部材を示すもの
であって、(a)側面図、(b)正面図である。
【図23】第1実施例の変形例9の加熱ガス分配器を示
すものであって、(a)側面図、(b)正面図である。
【図24】第1実施例の変形例10を示す構成図である
((a)は正面図、(b)は縦断面図である)。
【図25】第1実施例の変形例11を示す構成図である
((a)は正面図、(b)は縦断面図である)。
【図26】第1実施例の変形例12を示す構成図である
((a)は平面図、(b)は側面図)。
【図27】第1実施例の変形例13を示す構成図である
((a)は正面図、(b)は縦断面図である)。
【図28】第1実施例の変形例14を示す側方から見た
断面図である。
【図29】図28における横断面図であって、(a)は
29A−29A線に沿って、(b)は29B−29B線
に沿って切断した断面図である。
【図30】第2実施例の熱交換器を示すものであって、
(a)は側面図、(b)は(a)における矢視30Bで
見た平面図である。
【図31】第2実施例の熱交換器を示すものであって、
(a)は湾曲加工前の平面図、(b)は同側面図、
(c)は湾曲加工した熱交換器の側面図である。
【図32】第2実施例の変形例1を示す構成図であっ
て、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図33】第2実施例の変形例2を示す構成図であっ
て、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図34】第3実施例の熱交換器を示す平面図である。
【図35】第4実施例の熱交換器を示すものであって、
(a)は平面図、(b)は(a)における矢視35Bか
ら見た正面図である。
【図36】第5実施例の熱交換器を示すものであって、
(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図37】第6実施例の熱交換偏平管あるいは熱交換用
パイプ部材を示すものであって、(a)縦断面図、
(b)は正面図である。
【図38】第1実施例〜第6実施例に係る予熱装置を示
す全体構成図である。
【図39】従来の熱交換器の構成を示すものであって、
(a)は側面図、(b)は(a)の39B−39B線に
沿って切断した横断面図である。
【図40】従来の熱交換器の他の例を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 マルチホール 2 熱交換偏平管 2a 流入口 2b 流出口 3 熱交換偏平管群 4 ヘッダーパイプ 4a 仕切り 4b 穴 6 アルミパイプ 7 エンドパイプ 8 冷媒接続管 9 熱交換器 9a 内側 9A 小型の熱交換器 10 コルゲートフィン 11 ステー 12 外枠 16 熱交換用パイプ 17 メッシュ部材 18 冷媒(低温流体) 19 燃焼部(高熱源) 20 燃焼ガス(高温流体) 21 仕切り板 21a 仕切り板の穴 22 螺旋状仕切り板 23 加熱ガス分配器 24 ファン型ガス分配器 35 ダクト 40 固定部材 41 外箱 41a 燃焼ガス入口 41b 燃焼ガス出口

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温流体と低温流体との熱交換を行う暖
    房用熱交換器において、 前記低温流体の流路となるマルチホールが形成されると
    共に、前記高温流体の熱を前記低温流体に伝達させる熱
    交換偏平管と、前記マルチホールにおける前記低温流体
    の流入口及び流出口に配設された筒状のヘッダーパイプ
    とを備えるものであって、 前記熱交換偏平管及び前記ヘッダーパイプは、アルミニ
    ウム製であることを特徴とする暖房用熱交換器。
  2. 【請求項2】 複数の前記熱交換偏平管を、それぞれ平
    行にかつ同一平面上に互いに離間するように並列させ
    て、平板状の熱交換偏平管群を形成させ、 前記複数の熱交換偏平管の各々が弓形状になるように、
    前記平板状の熱交換偏平管群を湾曲させて、 前記高温流体が、この弓形状の熱交換偏平管群における
    流入口側半分と、流出口側半分との二回に分けて、熱交
    換偏平群を通過可能としたことを特徴とする請求項1記
    載の暖房用熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記弓形状の熱交換偏平管群を、各熱交
    換偏平管の並列方向にさらにうねらせたことを特徴とす
    る請求項2記載の暖房用熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記弓形状の熱交換偏平管群における流
    入口側半分あるいは流出口側半分のうちいずれか一方を
    各熱交換偏平管の並列方向にさらにうねらせ、他方の各
    熱交換偏平管の離間部には、外形状波形のアルミニウム
    製のコルゲートフィンが配設されたことを特徴とする請
    求項2記載の暖房用熱交換器。
  5. 【請求項5】 前記熱交換偏平管における、高温流体か
    ら熱の伝達を受ける表面には、熱吸収率を高めるための
    塗料による塗装や表面処理が施されたことを特徴とする
    請求項1、2、3、または4のいずれかに1つに記載の
    暖房用熱交換器。
  6. 【請求項6】 高温熱源と低温流体との熱交換を行うも
    のであって、前記低温流体の流路を有すると共に前記高
    温熱源の熱を前記低温流体に伝達させる熱交換用パイプ
    を備えた暖房用熱交換器において、 前記熱交換用パイプは、平面上を蛇行するような形状を
    呈し、かつ、当該熱交換用パイプの蛇行平面となる側面
    には、網状のメッシュ部材が装着され、 前記熱交換用パイプと前記メッシュ部材とは、同一材質
    の鋼材からなり、 前記高温熱源の熱を前記メッシュ部材に直接伝達させ
    て、該高温熱源と前記低温流体の熱交換を可能にするこ
    とを特徴とする暖房用熱交換器。
  7. 【請求項7】 前記熱交換用パイプにおける、高温熱源
    から熱の伝達を受ける表面には、熱吸収率を高めるため
    の塗料による塗装や表面処理が施されたことを特徴とす
    る請求項6記載の暖房用熱交換器。
JP5266519A 1993-10-25 1993-10-25 暖房用熱交換器 Pending JPH07120192A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0914875A (ja) * 1995-06-29 1997-01-17 Akutoronikusu Kk 多孔扁平金属管ヒートパイプ式熱交換器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0914875A (ja) * 1995-06-29 1997-01-17 Akutoronikusu Kk 多孔扁平金属管ヒートパイプ式熱交換器

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