JPH07120036A - 卓上型清浄作業台 - Google Patents

卓上型清浄作業台

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JPH07120036A
JPH07120036A JP2647394A JP2647394A JPH07120036A JP H07120036 A JPH07120036 A JP H07120036A JP 2647394 A JP2647394 A JP 2647394A JP 2647394 A JP2647394 A JP 2647394A JP H07120036 A JPH07120036 A JP H07120036A
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彰 沢井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、作業性省スペース性、監
視の容易性および安全性に優れた卓上型清浄作業台を提
供することにある。 【構成】 空気浄化要素のフィルタを水平に配置して浄
化空気を垂直方向に吹き出すように構成し、作業室の前
面を作業面として開放し、作業室の各側面および背面を
垂直面として作業室内に実質的に直方体の作業空間を形
成し、背面には裏背面より作業室内が監視できる背窓を
設け、作業室の作業台面を空気浄化要素の垂直投影面と
実質的に等しい面積に形成するとともに、該垂直投影面
よりも前面側に延び出した張出し部を設け、作業台面の
底面を実質的に均一な平面によって構成して、該作業台
面の底面によって卓上に接触載置することを特徴とする
卓上型清浄作業台。 【効果】 本発明によれば、作業性省スペース性、監
視の容易性および安全性に優れた卓上型清浄作業台を得
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は作業空間に清浄空気を供
給する装置に係り、特に植物組織培養等の生命工学の実
験、研究用の小型の卓上形清浄作業台として用いるのに
好適な清浄空気供給装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の清浄作業台は、特開昭59−21
3438号に記載のように前面側に開閉自在に設けられ
たシャッタを備え、背面側には透視窓と気密に形成され
た作業用手段とを備える構成となっている。この清浄作
業台は内部にて有害物質や病原体など人体に対し危険度
の高いものを扱うバイオハザード用清浄作業台であり、
この構成を植物組織培養などの一般作業用清浄作業台に
そのまま適用すると、装置が大がかりになるとともに、
過剰仕様となってコスト高となる。また、上記従来例に
示される清浄作業台は通常大型のものであり、作業台の
奥行も深いので、作業台内の照度を得るのは、この清浄
作業台に設けられた蛍光灯等の照明装置により専ら行わ
れる。背面側の透視窓は作業者が作業台内をのぞき込ん
で作業をするために用いられるので、作業者が清浄作業
台が設置された室内の光源からの光線をさえぎることに
なるため、背面に設けられた窓から採光するという技術
的思想は上記従来例には開示されていない。 【0003】また、小型の卓上形清浄作業台の例は、1
例として特開昭54−180400号に記載されてい
る。このような装置を組織培養等の実験用として用いる
場合には、内部で使用する器具類の加熱滅菌用にガスバ
ーナ等が用いられる。このような、ガスバーナを備えた
従来の小型の清浄作業台は、図23に示すよう天井ケー
ス1、背ケース2、作業台3などにより構成され、外気
4をプレフィルタ5により一次処理し、この空気を送風
機6によりチャンバ7内に供給してメインフィルタ8に
より二次処理して清浄化し、作業室10内へ清浄空気9
を送り込むよう構成されている。作業室10内にて行う
器具類の滅菌に使用するガスバーナ11に付帯するガス
配管12および照明灯13などは、背板を二重にして形
成された背ケース2内に収納される。そのため、清浄作
業台本体の全奥行が大きくなり机14上に設置したとき
に広い場所を占有するという問題があった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、省ス
ペースの点については配慮がされておらず、机上の広い
面積を占有するという問題があった。また、背面のガス
配管12からガスバーナ11への可撓性の配管(通常は
ゴムホース等)が作業台内に設けられるため作業台内の
有効面積が小さくなるという問題があった。また、この
可撓性の配管を短くすると、バーナ11が作業台の奥に
なり、滅菌作業がやりにくいという問題があった。さら
には、作業台内の滅菌のために作業台内に殺菌灯を設け
た場合に、殺菌灯の紫外線により、可撓性の配管が劣化
してガス漏れが生じるおそれがあった。また、従来技術
における清浄作業台を部屋の壁側に設置した場合には、
ガスコック15が背ケース2の裏側に位置してるためこ
れに接続するガスホースが外れたり折れたりすることが
あっても作業台の裏側のため異常が発見しにくく保守点
検性が悪いだけでなく重大事故につながる危険性がある
という問題もあった。 【0005】また、従来技術は作業台内で顕微鏡を用い
る作業に対する配慮がされておらず、作業台3上に設け
た顕微鏡16により試料の観察を行う場合、作業室10
の前面が開放し室内外の圧力差がないため、外気4を誘
引しやすく室内の清浄度が低下するという問題があっ
た。また、照明灯13が作業室背面の壁面に設けられて
いるため、光源から顕微鏡16までの距離が遠く、観察
時に充分な光量を得にくいという問題もあった。この問
題を解決するには、照明灯13(通常は蛍光ランプ)の
ワット数を大きくするか、ランプ数を増せばよいのであ
るが、小型の清浄作業台においては、寸法上の制約があ
るため、単純にこの解決策をとるわけにはいかない。さ
らに、この解決策により光量の問題が解決したとして
も、照明灯の発熱量が増加するので作業台内の温度が上
昇し、試料が乾燥したり、温度による変質を起こしたり
するという問題があった。また、顕微鏡16での観察作
業を作業室10内に作業者18の頭部が入り込む形で行
うので、作業がしにくいとともに、作業者18からの発
じんにより作業室10が汚染されるという問題があっ
た。 【0006】本発明の目的は、作業性および省スペース
性に優れるとともに、ガス配管の保守点検性が容易にで
き、また、ガスバーナへの可撓性のガス配管の紫外線に
よる劣化を防止でき、安全性に優れた清浄空気供給装置
を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的は、作業空間に
清浄空気を供給する空気浄化要素を格納して該作業空間
の上方に配設された天井ケースと、前記作業空間の両側
面、背面および正面のそれぞれに形成された側板、背
板、および作業用開口部とを備えて成る清浄空気供給装
置において、前記背板に透光部を形成することにより達
成される。 【0008】また、上記目的は、作業空間に清浄空気を
供給する空気浄化要素を格納して該作業空間の上方に配
設された天井ケースと、前記作業空間の両側面、背面お
よび正面のそれぞれに形成された側板、背板および作業
用開口部とを備えて成る清浄空気供給装置において、前
記天井ケースの外側面および前記側板の外側面の少くと
もいずれか一方に間隔保持手段を設け、該間隔保持手段
を隣接して設けられる他の装置との間に所定の間隔を保
持するよう構成することにより達成される。 【0009】好ましい実施態様によれば、前記間隔保持
手段は箱状に形成され、前記作業空間内で使用される熱
源の制御手段を格納して成る。 【0010】 【作用】清浄空気供給装置の側面に設けられた間隔保持
手段は、この清浄空気供給装置と隣接して設けられる他
の装置、あるいは壁面との間に所定の間隔を有する空間
を形成する。好ましい実施態様においては、前記間隔保
持手段は作業空間内で使用する熱源の制御手段を格納す
る。これにより、この所定の間隔を有する空間にガスバ
ーナ等の熱源を格納することができ、ガスバーナの可撓
性配管が殺菌灯の紫外線により劣化するのを防止する。
また、背板に形成された透光部は作業空間外の光を作業
空間内に取り入れ、作業空間内の照度を向上させる。 【0011】 【実施例】以下、本発明の1実施例を図1〜図22によ
り説明する。図1は本実施例における清浄空気供給装置
の左斜視図、図2は右斜視図、図3は背斜視図、図4は
側断面図を示すものである。本実施例における清浄空気
供給装置は、内部に空気浄化要素として送風機6、チャ
ンバ7、メインフィルタ8を格納し、上面にはプレフィ
ルタ5が装着された天井ケース1とメインフィルタ8に
より浄化された清浄空気が供給される作業空間である作
業室10と、作業室10の両側面に形成された側板20
と、作業室10の背面に形成された背板21と、作業室
10の下面に設けられた作業台3とより成る。作業室1
0の前面は作業用開口部10aとして開放され、作業用
開口部10aの上方には前窓22が設けられる。外気4
はプレフィルタ5により一次処理され、送風機6により
チャンバ7内に供給されて加圧され、メインフィルタ8
により二次処理されて浄化され清浄空気9として作業室
10内へ送り込まれ、作業室10内の清浄化をはかって
いる。 【0012】側板20、背板21、作業台3などにより
構成して天井ケース1はチャンバ7を設けることにより
ケース内を負圧にし、その内部からの作業室10への汚
染空気の流入防止をはかっている。 【0013】本実施例では、背板21および側板20を
天井ケース1と一体薄形化することにより、作業室10
の作業域の拡大をはかるとともに、上方に設置の送風機
6、メインフィルタ8などの荷重を背板21、側板20
の縦面で受け、強度を上げている。天井ケース1下面の
後方に位置する殺菌灯17および前方に位置する照明灯
13は、メインフィルタ8下方の清浄空気吹出口の側方
で清浄空気9の流れを阻害しない位置に設けられてい
る。照明灯13は天井ケース1下面前方に位置するとと
もに、天井ケース1の前面側の下端が照明灯13の光線
をさえぎることにより作業者に対し照明灯13のまぶし
さを防止する効果もある。天井ケース1の前面下方に位
置する透視性の前窓22は、外気4の流入防止をはかる
とともに、作業室10内を正圧に保って清浄効果を得、
かつ殺菌灯17からでる紫外線の透過量を減衰させて安
全性を得るものである。 【0014】本実施例においては作業台3は、作業室1
0より前方に突出するよう形成されている。前窓22に
より、作業用開口部10aは開口面積が小さくなるた
め、その部分の吹出風速が大きくなり、エアカーテン作
用により作業室10より前方に突き出た作業台3上も、
清浄空気9を得ることができる。図8は本清浄作業台の
使用例であり、一般的に机27の上に本清浄作業台を乗
せ使用している。前述の効果により顕微鏡16を作業室
10内に入れる必要がなくなり、前方に突き出た作業台
3に顕微鏡16を設置し、天井ケース1、側板20など
の障害物を気にせず作業ができ作業効率、安全性が向上
すると共に作業者18からの汚染も防止できる。また作
業者18が椅子にすわって作業をする場合、作業台3下
方のスペースが広くなりさらに作業性がよくなる。 【0015】図9、図10は作業室10内の下方に位置
する作業台の変形例を示す。図9は前後にスライド可能
な可動作業台A57を作業台3内に格納できるよう構成
した例であり、図10はハネ上げが可能な可動作業台B
58を作業台3の前縁に設けたものである。以上の変形
例によれば、清浄作業台の外形を小さくできるため、清
浄作業台を設置する部屋を有効に活用できると共に、製
品の梱包などをコスト低減できる。またハネ上げ式の可
動作業台B58は、作業室10を密閉できるため、非作
業時にじん埃、虫などの汚染物の流入防止をはかること
ができる。 【0016】本実施例においては、背板21に透光部と
して背窓23が形成されている。図5は作業室10の背
面に位置する背窓23の構成の1例を示す。本実施例に
おいては、背板21に開口を設け透光性の板23aの両
面をパッキングA28を介し枠A29により押さえ、ス
タッドボルト30、ナット31により固定している。透
光性の板23aはガラス又はアクリル等によって形成さ
れ、特に、内部で殺菌灯を使用するものにおいては紫外
線により劣化しないガラスが用いられる。透光性板23
aは必ずしも完全に透明である必要はなく、すりガラス
等の光を散乱又は乱反射するガラスであってもよく、こ
れによれば背窓23から作業室10内に入射する光が、
全面的にほぼ均一な光となり、作業室10内の照度のむ
らがなくなり、作業者の目が疲れないとともに、背窓2
3を通して作業室10の裏側が見えないので、作業者の
気が散らず、落着いて作業できて作業効率が向上する。
また、透光性板23aを透明にすると、外部からの採光
だけでなく、低熟練者が行う作業などの場合、指導者5
6が清浄作業台の裏背面より作業を邪魔することなく監
視、指示を行うこともできる。また、透光性板23aは
ハーフミラーであってもよく、これによれば、作業室1
0の外部が明るいときは外部の光が作業室10内に入射
して作業室内の照度を上げるとともに、作業室10の外
部が暗いときには作業室10内の光を反射して外部への
透過量を減少させて内部の照度を向上させる。 【0017】図6、図7は背窓の構成の変形例である。
図6は背板21の開口の周囲にパッキングB32を額縁
状にまわし、その中に透光性板23aを取り付けて背窓
23を構成するものであり、本変形例によれば図5に対
し、ボルト、ナット、枠などが不要となるためコストの
低減をはかることができる。図7は背板21の開口に対
しその周囲に設けられた枠B33のすき間に透光性板2
3aを差し込むものである。本変形例も前述と同様コス
トの低減をはかることができる。また、本変形例におい
ては透光性板23aが着脱自在に設けられているので、
作業に応じて光の透過率あるいは透明度の異なる透光性
板に差し換えることができる。 【0018】本実施例において透光性板23aは全ての
波長の光を透過させるものである必要はなく、特定の波
長の光を透過させるもの、あるいは特定の波長の光を吸
収できるものであってもよく、これによれば、光の波長
と作業室10内で培養される植物の成長の関係の研究、
あるいは、特定の波長の光を透過させることにより作業
室10内で培養される植物の成長のコントロールを行う
ことができる。本実施例においては、背窓23から作業
室10内に採光することができるため、作業室10内の
照明灯13を必要最小限のものとすることができ、照明
灯13の外形寸法が小さくて済むので、清浄気流を妨害
しないとともに作業室10内のスペースを有効に利用で
きる。また、作業室10内の照明灯13のワット数が小
さくて済むため、発熱量が小さくて済み、特に小型の卓
上形清浄作業台として用いられるような清浄空気供給装
置においては、作業室10内の照明灯13の発熱による
温度上昇を防止できる。これにより、作業室10内の作
業台3上に置かれる試料の乾燥あるいは温度上昇による
変質を防止できる。本実施例においては照明灯13が作
業室10の手前側に設けられているため、顕微鏡を用い
て観察等の作業を行うときでも光源との距離が近く、充
分な照度を得ることができる。 【0019】本実施例における清浄空気供給装置の作業
室10内で植物培養等の実験、研究等を行う場合には、
作業室10内で使用するピンセット等の器具を必要に応
じて加熱滅菌することが行われ、その熱源としては通常
ガスバーナ11が用いられる。本実施例ではガスバーナ
11へのガスの供給を制御する熱源制御手段であるガス
配管ユニット19を備え、ガス配管ユニット19を清浄
空気供給装置の外側面上方に着脱自在に設けている。図
11はガス配管ユニット19の外観を示すものである。
ガス配管ユニット19は図13に示すようユニット内部
に電磁弁34、配管部品35を組み込み、ユニット外面
にガスコック15、フットスイッチ36、電源プラグ3
7を取り付けユニット化したものである。ユニット外面
は開孔38を設け、ガス配管ユニット19内にて万一ガ
ス洩れが生じた時、その開孔38よりガスを大気へ放出
し、内部へのガスの滞留防止をはかりガス爆発を防ぐと
共に、ガス配管ユニット19内の電気品による温度上昇
を防止する効果もある。開孔38はガス配管ユニット1
9の上下面に設けられてもよい。図12に示すようユニ
ットの取り付けは、フランジ39を利用しネジ40によ
りケース側面に固定する。また本実施例ではケースの左
側面となっているが、顧客の設置条件によりケースのど
の面でも固定することができる。なおガス配管ユニット
19は、他にも用いることができるが、ガスの種類の相
異による事故防止をはかるため図12に示すようユニッ
トの取付面にガスの種類に応じて形状の異なる突起部4
1を設け、ケース側にもこれに対応した受孔を設け、両
者が一致しないと設置できないようしている。なお受光
部をねじ等で着脱自在に設けることによりケースの標準
化をはかることができる。図14はガス配管ユニット1
9をケース左側面に取り付け、ガスホース26を介して
ガス配管ユニット19に接続されたガスバーナ11を作
業室10内で使用している状態を示す図である。図15
はガスバーナ11を排使用時の状態を示す図である。本
実施例の如く、ガス配管ユニット19をケース外面に配
設することにより、ガスバーナ11を排使用時には、ガ
スバーナ11およびそれに連なるガスホース26などが
作業室10の外部に保管されるので、作業室10内のス
ペースがより広くなり、室内での作業性がよくなって、
作業効率も向上するとともに試料数の保管もより多くで
きる。また、殺菌灯17からの紫外線によるガスホース
26の素材の劣化防止もできる。本実施例では、カスバ
ーナ11が作業用開口部10aの側から作業室内に入れ
られるので、ガスホース26が作業室10内で占める面
積が少くて済むとともに、ガスバーナ11を移動しても
ガスホース26が作業室10内に保管された試料に触れ
ることがなく、作業性および安全性が向上する。また、
ガスバーナ11が手前側になるため、滅菌作業がしやす
くなる。 【0020】本実施例においては、熱源の制御手段をユ
ニット化することにより、そのユニットのみを生産しコ
ストの低減をはかることができるとともに、ユニットを
オプションとして在庫することで製品の短納期化に即応
できる。また、図15に示すようにガス配管ユニット1
9の正面寸法wをガスバーナ11の径Dより大きくする
ことにより、本実施例の清浄空気供給装置を複数台、並
べて連続ラインを構成したときに、ガス配管ユニット1
9は、隣接する清浄空気供給装置間の間に所定の間隔を
保持する間隔保持手段として機能する。また、ガス配管
ユニット19は清浄空気供給装置の外側面上方に設けら
れているので、清浄空気供給装置間に形成された所定間
隔の空間に上方から異物やじん埃が落下するのを防止で
き、この空間を非作業時におけるガスバーナ11の保管
スペースとして利用できる。 【0021】図17は清浄作業台の側板20下方に開孔
20aを設けた例である。この開孔20aにより作業室
10が正圧のため開孔20aより清浄空気9が吹き出
し、その周辺部も清浄化することができる。これによ
り、清浄空気供給装置の側方を試料器具等の保管スペー
スとしても利用でき、外気より汚染度が低いレベルで試
料、器具類を保管できる。 【0022】図18は図17の清浄空気供給装置を連結
した例を示すものである。本図に示すよう非作業時は、
清浄作業台の開口部に盲板42を取り付け、装置間の連
結スペース55は開孔20aからの清浄空気の吹き出し
によりさらによい清浄効果を得ることができる。 【0023】なお、ガスバーナ11には必要に応じて遮
風板(図示せず)を設け、気流による炎のゆらぎを防止
するようにしてもよい。 【0024】図16は試料、器具類の滅菌に使用するガ
スバーナ11の代用に熱源として電気ヒータユニット5
4を設置した例である。本ヒータを使用する場合には前
述のガス配管ユニット19に替えて、電力を制御するユ
ニットが用いられる。 【0025】電気ヒータユニット54を使用することに
より、滅菌用熱源が気流の影響を受けなくなるので取り
扱いが簡単となり炎が出ないので安全性が高まる。また
顧客側でのガス配管が不要となりコストも低減でき、設
置環境における酸欠防止をはかることができるためさら
に安全性が高まる。 【0026】図19は清浄作業台の開口部に盲板の取付
要領図であり、図20は盲板を取り付けた時の正面図で
ある。本図に示すよう非作業時に使用する盲板42は、
四隅に引掛穴44と取手45などにより形成し、その引
掛穴44を前窓22の下方かつ、側板20の前方に位置
するピン43の四ケ所に引掛け使用する。作業時は、天
井ケース1の前面に位置するピン43の四ケ所に引掛け
る。また側板20の右側面にも盲板42と同ピッチにて
ピン43が四ケ所を配置され、側板20面にも引掛ける
ことが可能である。前窓22に盲板42を取り付け時の
み側板20の前方に位置するインタロックスイッチ46
により、殺菌灯17の点灯が可能となる。回路は図21
に示すよう照明灯スイッチ48を殺菌灯17側に倒し、
盲板42を取り付けることにより、インタロックスイッ
チ46が押され、殺菌灯スイッチ47を入れることによ
り殺菌灯17が点灯する。なおこの場合は照明灯13の
点灯はできない。このように照明灯スイッチ48を切替
式にするのは、照明灯13の点灯時、殺菌灯17が点灯
あるいは滅灯してるかわかりづらく、インタロックスイ
ッチ46とともに、作業者に対し安全度を高めたもので
ある。 【0027】またコンセント49の電源供給は、ファン
スイッチ51を入れファンモータ50が可動することに
より送風機6との連動機能をもち、ガス配管ユニット1
9内の電磁弁34の開閉を行うフットスイッチ36に連
がる電源プラグ37用のものであり、カスバーナ11の
熱によりメインフィルタ8の焼損防止をはかっている。 【0028】盲板の変形例を図22に示す。本変形例は
前窓23の下方にハネ上げ可能な盲板B59を設けた例
である。盲板B59は前窓23に蝶番などにより連結
し、非作業時は天井ケース1の前方にハネ上げ使用す
る。前述の分離した盲板42に比べ、取り外すことなく
できるため取り扱いが簡単であり操作性がよい。 【0029】本実施例で、ガスバーナ11に替えて電気
ヒータユニット54を用いる場合で、電力の制御を必要
としない場合には、清浄空気供給装置の側面には、電力
を制御するユニットに替えて、隣接する他の装置との間
に所定の間隔を保持し、また、上方からの異物落下を防
止するような板状あるいは箱状の間隔保持部材(図示せ
ず)を設けてもよい。 【0030】 【発明の効果】本発明によれば、作業性および省スペー
ス性に優れるとともに、安全性に優れた清浄空気供給装
置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】は本発明の一実施例における清浄空気供給装置
の左斜視図である。 【図2】は本発明の一実施例における清浄空気供給装置
の右斜視図である。 【図3】は本発明の一実施例における清浄空気供給装置
の背視図である。 【図4】は本発明の一実施例における清浄空気供給装置
の側断面図である。 【図5】は本発明の一実施例における清浄空気供給装置
の背窓部の側断面図である。 【図6】は本発明の一実施例における清浄空気供給装置
の背窓部の構成の変形例を示す側断面図である。 【図7】は本発明の一実施例における清浄空気供給装置
の背窓部の構成の変形例を示す側断面図である。 【図8】は本発明の一実施例における清浄空気供給装置
の使用状態の一例を示す側面図である。 【図9】は本発明の一実施例における清浄空気供給装置
の作業台部分の変形例を示す一部を断面とした側面図で
ある。 【図10】は本発明の一実施例における清浄空気供給装
置の作業台部分の変形例を示す一部を断面とした側面図
である。 【図11】は本発明の一実施例における清浄空気供給装
置のガス配管ユニットの外観を示す斜視図である。 【図12】は本発明の一実施例における清浄空気供給装
置のガス配管ユニットの取付要領図である。 【図13】は本発明の一実施例における清浄空気供給装
置のガス配管ユニット内のガス配管図である。 【図14】本発明の一実施例における清浄空気供給装置
のガス配管ユニットを備えた清浄空気供給装置のガスバ
ーナ使用状態を示す正面図である。 【図15】は本発明の一実施例における清浄空気供給装
置のガス配管ユニットを備えた清浄空気供給装置のガス
バーナ非使用状態を示す正面図である。 【図16】は本発明の一実施例における清浄空気供給装
置で電気ヒータユニットを備えたものの斜視図である。 【図17】は本発明の一実施例における清浄空気供給装
置で側板に開孔を有するものの斜視図である。 【図18】は図17の清浄空気供給装置を並べた状態の
正面図である。 【図19】は本発明の一実施例における清浄空気供給装
置の盲板の取付要領図である。 【図20】は本発明の一実施例における清浄空気供給装
置の盲板を取り付けた正面図である。 【図21】は本発明の一実施例における清浄空気供給装
置の盲板と殺菌灯とのインターロックを示す電気回路図
である。 【図22】は本発明の一実施例における清浄空気供給装
置の盲板の変形例を示す一部を断面とした側面図であ
る。 【図23】は従来技術の清浄空気供給装置の側断面図で
ある。 【符号の説明】 1…天井ケース、2…背ケース、3…作業台、4…外
気、5…プレフイルタ、6…送風機、7…チャンバ、8
…メインフィルタ、9…清浄空気、10…作業室、11
…ガスバーナ、12…ガス配管、13…照明灯、14…
机、15…ガスコック、16…顕微鏡、17…殺菌灯、
18…作業者、19…ガス配管ユニット、20…側板、
21…背板、22…前窓、23…背窓、24…操作スイ
ッチ、26…ガスホース、34…電磁弁、35…配管部
品、36…フットスイッチ、37…電源プラグ、38…
開孔、39…フランジ、40…ネジ、41…突起部、4
2…盲板、43…ピン、44…引掛穴、45…取手、4
6…インタロックスイッチ、47…殺菌灯スイッチ、4
8…照明灯スイッチ、49…コンセント、50…ファン
モータ、51…ファンスイッチ、52…コンタクタ、5
3…52のa接点、54…電気ヒータユニット、55…
連結スペース、57…可動作業台A、58…可動作業台
B、59…盲板B。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成6年3月28日 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】全文 【補正方法】変更 【補正内容】 【書類名】明細書 【発明の名称】卓上型清浄作業台 【特許請求の範囲】 1.作業室と、この作業室の上方に配置されてこの作業
室に清浄空気を供給する空気浄化要素が格納された天井
ケースとを備えた清浄作業台において、上記空気浄化要
素のフィルタを水平に配置して浄化空気を垂直方向に吹
き出すように構成し、上記作業室は、その前面を作業面
として開放し、その他の面は実質的に閉塞して作業空間
を形成しており、さらに上記作業室の各側面および背面
は垂直面として、その作業空間が実質的に直方体を形成
するように成し、上記背面には裏背面より作業室内が監
視できる背窓が設けられ、上記作業室の作業台面は上記
空気浄化要素の垂直投影面と実質的に等しい面積を有す
るとともに、該垂直投影面よりも前面側に延び出した張
出し部を有し、上記作業台面の底面を実質的に均一な平
面によって構成して、該作業台面の底面によって卓上に
接触載置したことを特徴とする卓上型清浄作業台。 【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は作業空間に清浄空気を供
給する装置に係り、特に植物組織培養等の生命工学の実
験、研究用の小型の卓上形清浄作業台として用いるのに
好適な清浄空気供給装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の清浄作業台は、特開昭59−21
3438号に記載のように前面側に開閉自在に設けられ
たシャッタを備え、背面側には透視窓と気密に形成され
た作業用手段とを備える構成となっている。この清浄作
業台は内部にて有害物質や病原体など人体に対し危険度
の高いものを扱うバイオハザード用清浄作業台であり、
この構成を植物組織培養などの一般作業用清浄作業台に
そのまま適用すると、装置が大がかりになるとともに、
過剰仕様となってコスト高となる。また、上記従来例に
示される清浄作業台は通常大型のものであり、作業台の
奥行も深いので、作業台内の照度を得るのは、この清浄
作業台に設けられた蛍光灯等の照明装置により専ら行わ
れる。背面側の透視窓は熟練度の低い作業者が作業台内
をのぞき込んで作業をするために用いられるので、低熟
練者が作業室内で手袋を用いずに作業を行い、指導者が
背面に設けられた窓から作業を監視できるようにする
いう技術的思想は上記従来例には開示されていない。 【0003】また、小型の卓上形清浄作業台の例は、1
例として特開昭54−180400号に記載されてい
る。このような装置を組織培養等の実験用として用いる
場合には、内部で使用する器具類の加熱滅菌用にガスバ
ーナ等が用いられる。このような、ガスバーナを備えた
従来の小型の清浄作業台は、図23に示すよう天井ケー
ス1、背ケース2、作業台3などにより構成され、外気
4をプレフィルタ5により一次処理し、この空気を送風
機6によりチャンバ7内に供給してメインフィルタ8に
より二次処理して清浄化し、作業室10内へ清浄空気9
を送り込むよう構成されている。作業室10内にて行う
器具類の滅菌に使用するガスバーナ11に付帯するガス
配管12および照明灯13などは、背板を二重にして形
成された背ケース2内に収納される。そのため、清浄作
業台本体の全奥行が大きくなり机14上に設置したとき
に広い場所を占有するという問題があった。 【0004】他に関連するものとして、特公昭49−3
5318号が挙げられる。これには卓上型の清浄作業台
が記載されているが、これに開示されたものはフィルタ
46が収容室34の作業空間上に斜めに配置され、清浄
空気を手前側に斜めに吹き出す構成であり、収容室34
の背面とキャビネット12の背面との間にはデッドスペ
ースが生じて清浄作業台の全奥行きが大きくなり、机上
に設置したときに広い場所を占有するという問題があ
る。また、背面の壁が二重になるので背面窓を設けるこ
とができず、指導者が作業室内を監視できないという問
題がある。さらに、第1図、第2図に示されるようにキ
ャビネット12の底面に設けられた脚30を介して机上
に設置されるため、机の奥行きが脚30の奥行き方向の
ピッチより小さいと安定して机上に載置できないという
問題がある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、省ス
ペースの点については配慮がされておらず、机上の広い
面積を占有するという問題があった。また、従来技術は
作業台内での作業を指導者が監視することに対する配慮
がされておらず、指導者が作業者の背後から監視するこ
とになり、作業台内が見づらくて監視しにくいという問
題があった。また、従来技術は作業台がその底面に設け
られた脚を介して卓上に設置されるため、卓上に接触載
置できず不安定であるという問題があった。本発明の目
的は、作業性省スペース性、監視の容易性および安全
性に優れた卓上型清浄作業台を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的は、作業室と、
この作業室の上方に配置されてこの作業室に清浄空気を
供給する空気浄化要素が格納された天井ケースとを備え
た清浄作業台において、空気浄化要素のフィルタを水平
に配置して浄化空気を垂直方向に吹き出すように構成
し、作業室は、その前面を作業面として開放し、その他
の面は実質的に閉塞して作業空間を形成しており、さら
に作業室の各側面および背面は垂直面として、その作業
空間が実質的に直方体を形成するように成し、背面には
裏背面より作業室内が監視できる背窓を設け、作業室の
作業台面は空気浄化要素の垂直投影面と実質的に等しい
面積を有するとともに、該垂直投影面よりも前面側に延
び出した張出し部を有し、作業台面の底面を実質的に均
一な平面によって構成して、該作業台面の底面によって
卓上に接触載置する卓上型清浄作業台により達成され
る。 【0007】 【作用】作業室の各側面および背面は垂直面として、そ
の作業空間が実質的に直方体を形成し、作業室の作業台
面は空気浄化要素の垂直投影面と実質的に等しい面積を
有するように構成されているので、外形寸法を増大させ
ることなく作業空間の奥行きを大きく採ることができ
る。背面は垂直面で、裏背面より作業室内が監視できる
背窓が設けられているので、指導者が作業台の裏背面に
接近できるので作業台内での作業を監視しやすくなる。
作業室の作業台面は空気浄化要素の垂直投影面と実質的
に等しい面積を有するとともに、該垂直投影面よりも前
面側に延び出した張出し部を有しているので、卓上を占
有する面積が小さくても作業のための面積を大きく採る
ことができる。作業台面の底面を実質的に均一な平面に
よって構成して、該作業台面の底面によって卓上に接触
載置したので、卓の奥行きが清浄作業台の奥行きよりも
小さくても安定して載置できる。 【0008】 【実施例】以下、本発明の1実施例を図1〜図22によ
り説明する。図1は本実施例における卓上型清浄作業台
の左斜視図、図2は右斜視図、図3は背斜視図、図4は
側断面図を示すものである。本実施例における卓上型清
浄作業台は、内部に空気浄化要素として送風機6、チャ
ンバ7、メインフィルタ8を格納し、上面にはプレフィ
ルタ5が装着された天井ケース1とメインフィルタ8に
より浄化された清浄空気が供給される作業空間である作
業室10と、作業室10の両側面に形成された側板20
と、作業室10の背面に形成された背板21と、作業室
10の下面に設けられた作業台3とより成る。作業室1
0の前面は作業用開口部10aとして開放され、作業用
開口部10aの上方には前窓22が設けられる。外気4
はプレフィルタ5により一次処理され、送風機6により
チャンバ7内に供給されて加圧され、メインフィルタ8
により二次処理されて浄化され清浄空気9として作業室
10内へ送り込まれ、作業室10内の清浄化をはかって
いる。作業室10の各側面および背面は垂直面として、
その作業空間が実質的に直方体を形成し、作業室10の
作業台3の側の面は空気浄化要素を格納した天井ケース
の垂直投影面と等しい面積、実質的には空気浄化要素の
垂直投影面、と等しい面積を有するように構成されてい
るので、外形寸法を増大させることなく作業空間の奥行
きを大きく採ることができる。 【0009】側板20、背板21、作業台3などにより
構成された天井ケース1はチャンバ7を設けることによ
りケース内を負圧にし、その内部からの作業室10への
汚染空気の流入防止をはかっている。 【0010】本実施例では、背板21および側板20を
天井ケース1と一体薄形化することにより、作業室10
の作業域の拡大をはかるとともに、上方に設置の送風機
6、メインフィルタ8などの荷重を背板21、側板20
の縦面で受け、強度を上げている。天井ケース1下面の
後方に位置する殺菌灯17および前方に位置する照明灯
13は、メインフィルタ8下方の清浄空気吹出口の側方
で清浄空気9の流れを阻害しない位置に設けられてい
る。照明灯13は天井ケース1下面前方に位置するとと
もに、天井ケース1の前面側の下端が照明灯13の光線
をさえぎることにより作業者に対し照明灯13のまぶし
さを防止する効果もある。天井ケース1の前面下方に位
置する透視性の前窓22は、外気4の流入防止をはかる
とともに、作業室10内を正圧に保って清浄効果を得、
かつ殺菌灯17からでる紫外線の透過量を減衰させて安
全性を得るものである。 【0011】本実施例においては作業台3は、作業室1
0より前方に突出するよう形成されている。前窓22に
より、作業用開口部10aは開口面積が小さくなるた
め、その部分の吹出風速が大きくなり、エアカーテン作
用により作業室10より前方に突き出た作業台3上も、
清浄空気9を得ることができる。図8は本清浄作業台の
使用例であり、一般的に机27の上に本清浄作業台を乗
卓上型として使用している。前述の効果により顕微鏡
16を作業室10内に入れる必要がなくなり、前方に突
き出た作業台3に顕微鏡16を設置し、天井ケース1、
側板20などの障害物を気にせず作業ができ作業効率、
安全性が向上すると共に作業者18からの汚染も防止で
きる。また作業者18が椅子にすわって作業をする場
合、作業台3下方のスペースが広くなりさらに作業性が
よくなる。 【0012】作業室10の作業台3の側の面は空気浄化
要素の垂直投影面と実質的に等しい面積を有するととも
に、該垂直投影面よりも前面側に延び出した張出し部を
有しているので、机上を占有する面積が小さくても作業
のための面積を大きく採ることができる。また、作業台
3の底面を実質的に均一な平面によって構成して、作業
台3の底面によって机27上に接触載置したので、机2
7の奥行きが清浄作業台の奥行きよりも小さくても安定
して載置できる。 【0013】図9、図10は作業室10内の下方に位置
する作業台の変形例を示す。図9は前後にスライド可能
な可動作業台A57を作業台3内に格納できるよう構成
した例であり、図10はハネ上げが可能な可動作業台B
58を作業台3の前縁に設けたものである。以上の変形
例によれば、清浄作業台の外形を小さくできるため、清
浄作業台を設置する部屋を有効に活用できると共に、製
品の梱包などをコスト低減できる。またハネ上げ式の可
動作業台B58は、作業室10を密閉できるため、非作
業時にじん埃、虫などの汚染物の流入防止をはかること
ができる。 【0014】本実施例においては、背板21に透光部と
して背窓23が形成されている。図5は作業室10の背
面に位置する背窓23の構成の1例を示す。本実施例に
おいては、背板21に開口を設け透光性の板23aの両
面をパッキングA28を介し枠A29により押さえ、ス
タッドボルト30、ナット31により固定している。透
光性の板23aはガラス又はアクリル等によって形成さ
れ、特に、内部で殺菌灯を使用するものにおいては紫外
線により劣化しないガラスが用いられる。透光性板23
aは必ずしも完全に透明である必要はなく、すりガラス
等の光を散乱又は乱反射するガラスであってもよく、こ
れによれば背窓23から作業室10内に入射する光が、
全面的にほぼ均一な光となり、作業室10内の照度のむ
らがなくなり、作業者の目が疲れないとともに、背窓2
3を通して作業室10の裏側が見えないので、作業者の
気が散らず、落着いて作業できて作業効率が向上する。
また、透光性板23aを透明にすると、外部からの採光
だけでなく、低熟練者が行う作業などの場合、指導者5
6が清浄作業台の裏背面より作業を邪魔することなく監
視、指示を行うこともできる。本実施例では、背面は垂
直面で、裏背面より作業室10内が監視できる背窓23
が設けられているので、指導者が作業台の裏背面に接近
できるので作業台内での作業を監視しやすくなる。 【0015】また、透光性板23aはハーフミラーであ
ってもよく、これによれば、作業室10の外部が明るい
ときは外部の光が作業室10内に入射して作業室内の照
度を上げるとともに、作業室10の外部が暗いときには
作業室10内の光を反射して外部への透過量を減少させ
て内部の照度を向上させる。 【0016】図6、図7は背窓の構成の変形例である。
図6は背板21の開口の周囲にパッキングB32を額縁
状にまわし、その中に透光性板23aを取り付けて背窓
23を構成するものであり、本変形例によれば図5に対
し、ボルト、ナット、枠などが不要となるためコストの
低減をはかることができる。図7は背板21の開口に対
しその周囲に設けられた枠B33のすき間に透光性板2
3aを差し込むものである。本変形例も前述と同様コス
トの低減をはかることができる。また、本変形例におい
ては透光性板23aが着脱自在に設けられているので、
作業に応じて光の透過率あるいは透明度の異なる透光性
板に差し換えることができる。 【0017】本実施例において透光性板23aは全ての
波長の光を透過させるものである必要はなく、特定の波
長の光を透過させるもの、あるいは特定の波長の光を吸
収できるものであってもよく、これによれば、光の波長
と作業室10内で培養される植物の成長の関係の研究、
あるいは、特定の波長の光を透過させることにより作業
室10内で培養される植物の成長のコントロールを行う
ことができる。本実施例においては、背窓23から作業
室10内に採光することができるため、作業室10内の
照明灯13を必要最小限のものとすることができ、照明
灯13の外形寸法が小さくて済むので、清浄気流を妨害
しないとともに作業室10内のスペースを有効に利用で
きる。また、作業室10内の照明灯13のワット数が小
さくて済むため、発熱量が小さくて済み、特に小型の卓
上形清浄作業台として用いられるような清浄空気供給装
置においては、作業室10内の照明灯13の発熱による
温度上昇を防止できる。これにより、作業室10内の作
業台3上に置かれる試料の乾燥あるいは温度上昇による
変質を防止できる。本実施例においては照明灯13が作
業室10の手前側に設けられているため、顕微鏡を用い
て観察等の作業を行うときでも光源との距離が近く、充
分な照度を得ることができる。 【0018】本実施例における清浄空気供給装置の作業
室10内で植物培養等の実験、研究等を行う場合には、
作業室10内で使用するピンセット等の器具を必要に応
じて加熱滅菌することが行われ、その熱源としては通常
ガスバーナ11が用いられる。本実施例ではガスバーナ
11へのガスの供給を制御する熱源制御手段であるガス
配管ユニット19を備え、ガス配管ユニット19を清浄
空気供給装置の外側面上方に着脱自在に設けている。図
11はガス配管ユニット19の外観を示すものである。
ガス配管ユニット19は図13に示すようユニット内部
に電磁弁34、配管部品35を組み込み、ユニット外面
にガスコック15、フットスイッチ36、電源プラグ3
7を取り付けユニット化したものである。ユニット外面
は開孔38を設け、ガス配管ユニット19内にて万一ガ
ス洩れが生じた時、その開孔38よりガスを大気へ放出
し、内部へのガスの滞留防止をはかりガス爆発を防ぐと
共に、ガス配管ユニット19内の電気品による温度上昇
を防止する効果もある。開孔38はガス配管ユニット1
9の上下面に設けられてもよい。図12に示すようユニ
ットの取り付けは、フランジ39を利用しネジ40によ
りケース側面に固定する。また本実施例ではケースの左
側面となっているが、顧客の設置条件によりケースのど
の面でも固定することができる。なおガス配管ユニット
19は、他にも用いることができるが、ガスの種類の相
異による事故防止をはかるため図12に示すようユニッ
トの取付面にガスの種類に応じて形状の異なる突起部4
1を設け、ケース側にもこれに対応した受孔を設け、両
者が一致しないと設置できないようしている。なお突起
部をねじ等で着脱自在に設けることによりケースの標準
化をはかることができる。図14はガス配管ユニット1
9をケース左側面に取り付け、ガスホース26を介して
ガス配管ユニット19に接続されたガスバーナ11を作
業室10内で使用している状態を示す図である。図15
はガスバーナ11を使用時の状態を示す図である。本
実施例の如く、ガス配管ユニット19をケース外面に配
設することにより、ガスバーナ11を使用時には、ガ
スバーナ11およびそれに連なるガスホース26などが
作業室10の外部に保管されるので、作業室10内のス
ペースがより広くなり、室内での作業性がよくなって、
作業効率も向上するとともに試料数の保管もより多くで
きる。また、殺菌灯17からの紫外線によるガスホース
26の素材の劣化防止もできる。本実施例では、カスバ
ーナ11が作業用開口部10aの側から作業室内に入れ
られるので、ガスホース26が作業室10内で占める面
積が少くて済むとともに、ガスバーナ11を移動しても
ガスホース26が作業室10内に保管された試料に触れ
ることがなく、作業性および安全性が向上する。また、
ガスバーナ11が手前側になるため、滅菌作業がしやす
くなる。 【0019】本実施例においては、熱源の制御手段をユ
ニット化することにより、そのユニットのみを生産しコ
ストの低減をはかることができるとともに、ユニットを
オプションとして在庫することで製品の短納期化に即応
できる。また、図15に示すようにガス配管ユニット1
9の正面寸法wをガスバーナ11の径Dより大きくする
ことにより、本実施例の清浄空気供給装置を複数台、並
べて連続ラインを構成したときに、ガス配管ユニット1
9は、隣接する清浄空気供給装置間の間に所定の間隔を
保持する間隔保持手段として機能する。また、ガス配管
ユニット19は清浄空気供給装置の外側面上方に設けら
れているので、清浄空気供給装置間に形成された所定間
隔の空間に上方から異物やじん埃が落下するのを防止で
き、この空間を非作業時におけるガスバーナ11の保管
スペースとして利用できる。 【0020】図17は清浄作業台の側板20下方に開孔
20aを設けた例である。この開孔20aにより作業室
10が正圧のため開孔20aより清浄空気9が吹き出
し、その周辺部も清浄化することができる。これによ
り、清浄空気供給装置の側方を試料器具等の保管スペー
スとしても利用でき、外気より汚染度が低いレベルで試
料、器具類を保管できる。 【0021】図18は図17の清浄空気供給装置を連結
した例を示すものである。本図に示すよう非作業時は、
清浄作業台の開口部に盲板42を取り付け、装置間の連
結スペース55は開孔20aからの清浄空気の吹き出し
によりさらによい清浄効果を得ることができる。 【0022】なお、ガスバーナ11には必要に応じて遮
風板(図示せず)を設け、気流による炎のゆらぎを防止
するようにしてもよい。 【0023】図16は試料、器具類の滅菌に使用するガ
スバーナ11の代用に熱源として電気ヒータユニット5
4を設置した例である。本ヒータを使用する場合には前
述のガス配管ユニット19に替えて、電力を制御するユ
ニットが用いられる。 【0024】電気ヒータユニット54を使用することに
より、滅菌用熱源が気流の影響を受けなくなるので取り
扱いが簡単となり炎が出ないので安全性が高まる。また
顧客側でのガス配管が不要となりコストも低減でき、設
置環境における酸欠防止をはかることができるためさら
に安全性が高まる。 【0025】図19は清浄作業台の開口部に盲板の取付
要領図であり、図20は盲板を取り付けた時の正面図で
ある。本図に示すよう非作業時に使用する盲板42は、
四隅に引掛穴44と取手45などにより形成し、その引
掛穴44を前窓22の下方かつ、側板20の前方に位置
するピン43の四ケ所に引掛け使用する。作業時は、天
井ケース1の前面に位置するピン43の四ケ所に引掛け
る。また側板20の右側面にも盲板42と同ピッチにて
ピン43が四ケ所を配置され、側板20面にも引掛ける
ことが可能である。前窓22に盲板42を取り付け時の
み側板20の前方に位置するインタロックスイッチ46
により、殺菌灯17の点灯が可能となる。回路は図21
に示すよう照明灯スイッチ48を殺菌灯17側に倒し、
盲板42を取り付けることにより、インタロックスイッ
チ46が押され、殺菌灯スイッチ47を入れることによ
り殺菌灯17が点灯する。なおこの場合は照明灯13の
点灯はできない。このように照明灯スイッチ48を切替
式にするのは、照明灯13の点灯時、殺菌灯17が点灯
あるいは滅灯してるかわかりづらく、インタロックスイ
ッチ46とともに、作業者に対し安全度を高めたもので
ある。 【0026】またコンセント49の電源供給は、ファン
スイッチ51を入れファンモータ50が可動することに
より送風機6との連動機能をもち、ガス配管ユニット1
9内の電磁弁34の開閉を行うフットスイッチ36に連
がる電源プラグ37用のものであり、カスバーナ11の
熱によりメインフィルタ8の焼損防止をはかっている。 【0027】盲板の変形例を図22に示す。本変形例は
前窓23の下方にハネ上げ可能な盲板B59を設けた例
である。盲板B59は前窓23に蝶番などにより連結
し、非作業時は天井ケース1の前方にハネ上げ使用す
る。前述の分離した盲板42に比べ、取り外すことなく
できるため取り扱いが簡単であり操作性がよい。 【0028】本実施例で、ガスバーナ11に替えて電気
ヒータユニット54を用いる場合で、電力の制御を必要
としない場合には、清浄空気供給装置の側面には、電力
を制御するユニットに替えて、隣接する他の装置との間
に所定の間隔を保持し、また、上方からの異物落下を防
止するような板状あるいは箱状の間隔保持部材(図示せ
ず)を設けてもよい。 【0029】 【発明の効果】本発明によれば、作業性省スペース
、監視の容易性および安全性に優れた卓上型清浄作業
を得ることができる。 【図面の簡単な説明】 【図1】は本発明の一実施例における卓上型清浄作業台
の左斜視図である。 【図2】は本発明の一実施例における卓上型清浄作業台
の右斜視図である。 【図3】は本発明の一実施例における卓上型清浄作業台
の背視図である。 【図4】は本発明の一実施例における卓上型清浄作業台
の側断面図である。 【図5】は本発明の一実施例における卓上型清浄作業台
の背窓部の側断面図である。 【図6】は本発明の一実施例における卓上型清浄作業台
の背窓部の構成の変形例を示す側断面図である。 【図7】は本発明の一実施例における卓上型清浄作業台
の背窓部の構成の変形例を示す側断面図である。 【図8】は本発明の一実施例における卓上型清浄作業台
の使用状態の一例を示す側面図である。 【図9】は本発明の一実施例における卓上型清浄作業台
の作業台部分の変形例を示す一部を断面とした側面図で
ある。 【図10】は本発明の一実施例における卓上型清浄作業
の作業台部分の変形例を示す一部を断面とした側面図
である。 【図11】は本発明の一実施例における卓上型清浄作業
のガス配管ユニットの外観を示す斜視図である。 【図12】は本発明の一実施例における卓上型清浄作業
のガス配管ユニットの取付要領図である。 【図13】は本発明の一実施例における卓上型清浄作業
のガス配管ユニット内のガス配管図である。 【図14】本発明の一実施例における卓上型清浄作業台
のガス配管ユニットを備えた卓上型清浄作業台のガスバ
ーナ使用状態を示す正面図である。 【図15】は本発明の一実施例における卓上型清浄作業
のガス配管ユニットを備えた卓上型清浄作業台のガス
バーナ非使用状態を示す正面図である。 【図16】は本発明の一実施例における卓上型清浄作業
で電気ヒータユニットを備えたものの斜視図である。 【図17】は本発明の一実施例における卓上型清浄作業
で側板に開孔を有するものの斜視図である。 【図18】は図17の卓上型清浄作業台を並べた状態の
正面図である。 【図19】は本発明の一実施例における卓上型清浄作業
の盲板の取付要領図である。 【図20】は本発明の一実施例における卓上型清浄作業
の盲板を取り付けた正面図である。 【図21】は本発明の一実施例における卓上型清浄作業
の盲板と殺菌灯とのインターロックを示す電気回路図
である。 【図22】は本発明の一実施例における卓上型清浄作業
の盲板の変形例を示す一部を断面とした側面図であ
る。 【図23】は従来技術の卓上型清浄作業台の側断面図で
ある。 【符号の説明】 1…天井ケース、2…背ケース、3…作業台、4…外
気、5…プレフイルタ、6…送風機、7…チャンバ、8
…メインフィルタ、9…清浄空気、10…作業室、11
…ガスバーナ、12…ガス配管、13…照明灯、14…
机、15…ガスコック、16…顕微鏡、17…殺菌灯、
18…作業者、19…ガス配管ユニット、20…側板、
21…背板、22…前窓、23…背窓、24…操作スイ
ッチ、26…ガスホース、34…電磁弁、35…配管部
品、36…フットスイッチ、37…電源プラグ、38…
開孔、39…フランジ、40…ネジ、41…突起部、4
2…盲板、43…ピン、44…引掛穴、45…取手、4
6…インタロックスイッチ、47…殺菌灯スイッチ、4
8…照明灯スイッチ、49…コンセント、50…ファン
モータ、51…ファンスイッチ、52…コンタクタ、5
3…52のa接点、54…電気ヒータユニット、55…
連結スペース、57…可動作業台A、58…可動作業台
B、59…盲板B。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.作業室と、この作業室の上方に配設されてこの作業
    室に清浄空気を供給する空気浄化要素が格納された天井
    ケースと、前記作業室の両側面に配設された側板と、前
    記作業室の背面に配設されて透光部を有する背板と、前
    記作業室の正面に形成された作業用開口部と、前記作業
    室内上方に設けられた照明灯と、前記作業室の下方に配
    設されて前記空気浄化要素から供給された清浄空気中で
    加熱手段を用いた作業が行なわれる略平坦な作業台を備
    えた卓上型の清浄空気供給装置であって、前記加熱手段
    の制御手段を前記作業室から隔離して格納する熱源制御
    ユニットを備え、この熱源制御ユニットは前記作業室の
    側方に配設され、前記作業台はその一端が前記作業室外
    で前記側板より突出して延びるとともに前記作業室内の
    清浄空気が前記作業用開口部を介して供給されるよう構
    成され、前記透光部は前記作業台の一端に光線が到達す
    るよう前記熱源制御ユニットから所定距離離間した位置
    に配設されたことを特徴とする清浄空気供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0926151A (ja) * 1994-07-05 1997-01-28 Airesearch Technology Pte Ltd 空気濾過装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59213438A (ja) * 1983-05-18 1984-12-03 Hitachi Ltd 清浄作業台
JPS61145240U (ja) * 1985-02-27 1986-09-08

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