JPH07119698A - 電動送風機 - Google Patents

電動送風機

Info

Publication number
JPH07119698A
JPH07119698A JP27043193A JP27043193A JPH07119698A JP H07119698 A JPH07119698 A JP H07119698A JP 27043193 A JP27043193 A JP 27043193A JP 27043193 A JP27043193 A JP 27043193A JP H07119698 A JPH07119698 A JP H07119698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impeller
inlet
straight line
air guide
outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27043193A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Hirose
徹 広瀬
Masami Fukumoto
正美 福本
Fumihiko Sasahara
文彦 笹原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP27043193A priority Critical patent/JPH07119698A/ja
Publication of JPH07119698A publication Critical patent/JPH07119698A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型でしかも高効率とした電動送風機を提供
することを目的とする。 【構成】 エアガイド27の複数枚の静翼28を入口部
33および出口部34で直線形状とするとともに入口部
33と出口部34とを接続する中間部36を曲線形状と
する。これにより、入口部33付近での流速を効果的に
減速し、中間部36での空気の流れをスムースにし、隣
合う静翼間の空気通路の広がり角を一定としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家庭用の掃除機に使用す
る電動送風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電動送風機を用いた電気掃除機
は、じゅうたんの掃除やダニを吸い込む用途に対応する
ために高出力化されてきている。以下、従来の電動送風
機について図4に基づいて説明する。ケーシング1はエ
アガイド2とインペラ3を収容しており、モータ4に気
密に取り付けられている。インペラ3は、ブレード5
と、これを挟み込む前面シュラウド7と、後面シュラウ
ド6により構成されている。
【0003】以上の構成で、モータ4によってインペラ
3を高速で回転させ、生じた遠心力によって、所定の風
量と真空圧を得るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成の電動
送風機は、効率を向上させることが大きな課題になって
いる。このために、インペラの形状、あるいはエアガイ
ドの静翼形状の設計が重要な問題となるものである。ま
た電動送風機としても小型化が要望されるため、エアガ
イドの形状はできるだけ小さくすることが望まれてお
り、限られた寸法内でいかに静圧回復を行なうかが重要
な設計ポイントとなるものである。
【0005】本発明は従来の課題を解決するものであ
り、静圧回復を効果的に行うことができる電動送風機を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、インペラと、インペラを回転駆動するモー
タと、インペラの外周部に設けた複数の静翼を有するエ
アガイドと、エアガイド・インペラを内包しモータの外
周に気密に取り付けた中央部に吸気孔を有するケーシン
グとを備え、前記エアガイドの静翼は、直線形状をした
入口部と、直線形状をした出口部と、前記入口部・出口
部を曲線形状で接続した中間部とを有する電動送風機と
するものである。
【0007】
【作用】上記構成において、入口部付近の形状を直線形
状としたことにより、エアガイドの静圧回復作用を行う
上で最も重要な入口部付近での流速を効果的に減速する
ことができる。また出口部付近の形状を直線形状とし隣
合う静翼で挟まれた空気流路の広がり角は一定としてい
る。このため、空気流路を流れる空気流は効率よく減速
され圧力回復がなされる。そして静翼の入口部と出口部
を接続した中間部は曲線形状としているため、空気の流
れはスムースとなるものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について添付図面を
基に説明する。図1において、21は遠心形のインペラ
であり、複数枚のブレード22の上下端を円板形の前面
シュラウド23及び後面シュラウド24で挟持し、ブレ
ード22の上下端をかしめることにより構成している。
25はインペラ21を回転駆動するモータで、回転軸2
6にインペラ21をネジ止めによって固定している。2
7はインペラ21の外周に設けたエアガイドで、本実施
例ではモータ25のブラケットを兼ねた構成となってお
り、外周部には複数枚の静翼28を備えている。エアガ
イド27は、インペラ21からの高速気流をモータ25
の内部へ導くもので、静翼28は前記高速となっている
気流が有している動圧を静圧に変換するディフューザ部
32を構成している。前記エアガイド27・インペラ2
1は、中央部に吸気孔30を有しているケーシング29
内に収容されており、ケーシング29はモータフレーム
31の外周に圧入固定している。
【0009】次に図2に基づいてエアガイド27の構成
について説明する。エアガイド27は、静翼28が構成
している複数のディフューザ部32を備えている。静翼
28のインペラ21に近い側を入口側として、本実施例
では図3に示しているように、静翼28の入口部33の
角度θ1は円周の接線方向に対して2〜5゜の角度を有
した直線としている。また静翼28の出口部34は、隣
合う静翼の入口部33と重なり合って空気通路35を構
成しており、またこの部分の形状も直線となっている。
前記空気通路35は、エアガイド27の出口に向かって
3〜5゜の角度で広がっている。また本実施例では、こ
の入口部33と出口部34とは中間部36で接続してい
る。中間部36は、入口部33の直線と出口部34の直
線とに接する曲線(円弧)形状としている。
【0010】以下本実施例の作用について説明する。図
3に示しているように、静翼28の入口部33の角度θ
1はインペラ21から流れでた空気流の吹き出し角度に
一致しており、インペラ21から流れでた空気流は無衝
突に静翼28に流入して、衝突による損失は最小限とな
っているものである。普通、インペラ21からでた空気
流はどの位置でも円周に対する角度が一定である自由渦
巻曲線の軌跡38を有している。そして、外周側に流れ
るにつれその回転方向の速度成分は小さくなり、圧力回
復がなされるものである。静翼28は、この回転方向の
流れの減速を速やかに行なうように作用しているもので
ある。しかも、流速の大きなインペラ出口直後での減速
が圧力回復には重要である。本実施例では、静翼28の
入口部33は前述したように入口部33の角度θ1を衝
突損失を小さくするためにインペラ21からの空気流の
吹き出し角度と一致させてあり、また入口部33の形状
を直線としたことにより、自由渦巻曲線の軌跡38とは
角度θ2を有しているものである。従ってインペラ21
から吹き出した空気流は、この部分で、つまり吹き出し
た直後に角度θ2の存在により圧力回復が効果的に行え
るわけである。また出口部34はやはり直線形状として
あり、隣り合う静翼28の入口部33と3〜5゜の角度
を有したものとなっている。つまり、入口部33と出口
部34によって構成した空気通路35は、一般的に効率
が良いとされる3〜5゜の一定の広がり角度を有したも
のとなり、この中を流れる空気流は効率よく減速されて
圧力回復される。さらに入口部33と出口部34をつな
ぐ中間部36は、入口部33と出口部34に円弧で接続
した形状となっているため、空気の流れもスムースであ
り損失が小さく抑えられるものである。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明は、エアガイドの静
翼は、直線形状をした入口部と、直線形状をした出口部
と、前記入口部・出口部を曲線形状で接続した中間部と
を有する構成とすることにより、限られた大きさの中で
効果的な圧力回復が行え、高効率の電動送風機を実現す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電動送風機を片側を断面に
して示した正面図
【図2】同電動送風機のインペラとエアガイドを示す平
面図
【図3】同電動送風機のエアガイドの部分拡大平面図
【図4】従来の電動送風機を片側を断面にして示した正
面図
【符号の説明】
21 インペラ 25 モータ 27 エアガイド 28 静翼 29 ケーシング 33 入口部 34 出口部 36 中間部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インペラと、インペラを回転駆動するモ
    ータと、インペラの外周部に設けた複数の静翼を有する
    エアガイドと、エアガイド・インペラを内包しモータの
    外周に気密に取り付けた中央部に吸気孔を有するケーシ
    ングとを備え、前記エアガイドの静翼は、直線形状をし
    た入口部と、直線形状をした出口部と、前記入口部・出
    口部を曲線形状で接続した中間部とを有する電動送風
    機。
JP27043193A 1993-10-28 1993-10-28 電動送風機 Pending JPH07119698A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27043193A JPH07119698A (ja) 1993-10-28 1993-10-28 電動送風機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27043193A JPH07119698A (ja) 1993-10-28 1993-10-28 電動送風機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07119698A true JPH07119698A (ja) 1995-05-09

Family

ID=17486188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27043193A Pending JPH07119698A (ja) 1993-10-28 1993-10-28 電動送風機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07119698A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008019869A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Johnson Electric Sa 送風機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008019869A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Johnson Electric Sa 送風機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003284657A (ja) ブロワー電動機
JP4867596B2 (ja) 電動送風機およびこれを用いた電気掃除機
JP2008121589A5 (ja)
JP2003139094A (ja) 電気掃除機用電動送風機及びこれを用いた電気掃除機
JP2000087898A (ja) 軸流送風機
JP2003074494A (ja) ターボファン
JPH1026099A (ja) 電動送風機
JPH07119698A (ja) 電動送風機
JP4942795B2 (ja) 電気掃除機
JP3123288B2 (ja) 電動送風機
JP4625722B2 (ja) 電動送風機及びこれを備えた電気掃除機
JP3269133B2 (ja) 掃除機用電動送風機
JP4857495B2 (ja) 多翼送風機の羽根車及びそれを備えた多翼送風機
JP2011064096A (ja) 電動送風機及びこれを用いた電気掃除機
JP3697849B2 (ja) 電動送風機
JP2011115253A (ja) 電気掃除機
JP4140086B2 (ja) 電動送風機
JP7022638B2 (ja) 電動送風機およびそれを用いた電気掃除機
JP2002115698A (ja) 電動送風機及びそれを用いた電気掃除機
JPH03151598A (ja) 電動送風機の回転ファン
JP2808869B2 (ja) 電動送風機
JPH05340397A (ja) 電動送風機
JPS6047897A (ja) 電動送風機のインペラ
JP2817463B2 (ja) 電動送風機
KR20030059651A (ko) 청소기용 원심송풍기