JPH07119677A - キャンドモータ型ポンプ - Google Patents
キャンドモータ型ポンプInfo
- Publication number
- JPH07119677A JPH07119677A JP25961293A JP25961293A JPH07119677A JP H07119677 A JPH07119677 A JP H07119677A JP 25961293 A JP25961293 A JP 25961293A JP 25961293 A JP25961293 A JP 25961293A JP H07119677 A JPH07119677 A JP H07119677A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- seal
- pump
- motor
- canned motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】上面に吸込口を開口したポンプケーシング下側
に羽根車が連結された軸を突出貫通させた背面カバーを
取付け、上下二箇所のジャーナル軸受で支持したキャン
ドモータと、軸と連結された補助羽根車を有し、その補
助羽根車の吐出側の水路がモータ固定子の内側と外側に
並列に配置してあるキャンドモータ型ポンプ装置におい
て、背面カバー部にインフラートシールを設置した。 【効果】ポンプモータ部等における分解点検時におい
て、系統水をインフラートシールにより遮断することが
できることから排水作業を伴わず、メンテナンス性が向
上する。
に羽根車が連結された軸を突出貫通させた背面カバーを
取付け、上下二箇所のジャーナル軸受で支持したキャン
ドモータと、軸と連結された補助羽根車を有し、その補
助羽根車の吐出側の水路がモータ固定子の内側と外側に
並列に配置してあるキャンドモータ型ポンプ装置におい
て、背面カバー部にインフラートシールを設置した。 【効果】ポンプモータ部等における分解点検時におい
て、系統水をインフラートシールにより遮断することが
できることから排水作業を伴わず、メンテナンス性が向
上する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、原子力発電所の原子炉
冷却材浄化系ポンプに用いるものであり、炉水をインフ
ラートシールにて封じることにより分解点検保守を容易
にしたキャンドモータ型ポンプに関する。
冷却材浄化系ポンプに用いるものであり、炉水をインフ
ラートシールにて封じることにより分解点検保守を容易
にしたキャンドモータ型ポンプに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のポンプ構造を図１に示
す。このポンプは原子力発電所に使用されており、取扱
液は放射性を有していることからノンシールタイプのキ
ャンドモータを使用している。
す。このポンプは原子力発電所に使用されており、取扱
液は放射性を有していることからノンシールタイプのキ
ャンドモータを使用している。
【０００３】ポンプケーシング１０の背面に羽根車４と
モータ回転子２、更にスラストディスク７を連結し突出
した軸３を液中にある上ジャーナル軸受５ａと下ジャー
ナル軸受５ｂ，スラスト軸受６ａ，６ｂで支持しポンプ
ケーシング１０，背面カバー１１，更にモータケーシン
グ１２からなるケーシング内に収納している。
モータ回転子２、更にスラストディスク７を連結し突出
した軸３を液中にある上ジャーナル軸受５ａと下ジャー
ナル軸受５ｂ，スラスト軸受６ａ，６ｂで支持しポンプ
ケーシング１０，背面カバー１１，更にモータケーシン
グ１２からなるケーシング内に収納している。
【０００４】モータ固定子１，モータ回転子２を溶液か
ら絶縁するために、モータ固定子キャン８，モータ回転
子キャン９を設けキャン間隔部内をモータケーシング１
２の外部よりロータ室最下部方向から冷却水（パージ
水）を注入する。注入されたパージ水は上スラスト軸受
６ａ，下スラスト軸受６ｂ，上ジャーナル軸受５ａ，下
ジャーナル軸受５ｂを冷却しロータ上部室に流れた後に
補助羽根車１３により強制的にケーシング外側に配置し
冷却管を有した熱交換器１４に循環する構造になってい
る。本構造ではモータ部などの分解点検時にもポンプ内
の水を抜く必要がありメンテナンス作業性は劣る。
ら絶縁するために、モータ固定子キャン８，モータ回転
子キャン９を設けキャン間隔部内をモータケーシング１
２の外部よりロータ室最下部方向から冷却水（パージ
水）を注入する。注入されたパージ水は上スラスト軸受
６ａ，下スラスト軸受６ｂ，上ジャーナル軸受５ａ，下
ジャーナル軸受５ｂを冷却しロータ上部室に流れた後に
補助羽根車１３により強制的にケーシング外側に配置し
冷却管を有した熱交換器１４に循環する構造になってい
る。本構造ではモータ部などの分解点検時にもポンプ内
の水を抜く必要がありメンテナンス作業性は劣る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来構造ではモータ部
などの分解点検時、ポンプ吸吐配管を封鎖し水を全て抜
く必要がありメンテナンス性が悪い。本発明はこのこと
に対するメンテナンス性の向上を目的とする。
などの分解点検時、ポンプ吸吐配管を封鎖し水を全て抜
く必要がありメンテナンス性が悪い。本発明はこのこと
に対するメンテナンス性の向上を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にインフラートシールを設置する。
にインフラートシールを設置する。
【０００７】
【作用】本シール装置には、他給水ラインより作動水が
注入されることによりインフラートシールが水圧により
膨らみ軸と接触し封水部を形成する。このことにより、
系統内水を抜かないでモータ部などのメンテナンスが可
能となる。
注入されることによりインフラートシールが水圧により
膨らみ軸と接触し封水部を形成する。このことにより、
系統内水を抜かないでモータ部などのメンテナンスが可
能となる。
【０００８】
【実施例】図２にポンプにインフラートシールを設置す
る例を示す。インフラートシール部１５には他給水孔１
６より作動水が供給される。図３にインフラートシール
部詳細図を示す。作動水は他給水孔１６からインフラー
トシール１７背面に供給され水圧によりインフラートシ
ール１７を膨張させる。これによりインフラートシール
１７は軸３と接触し封水部を形成する。この結果、系統
水を抜かないでモータ部などのメンテナンスが可能とな
る。
る例を示す。インフラートシール部１５には他給水孔１
６より作動水が供給される。図３にインフラートシール
部詳細図を示す。作動水は他給水孔１６からインフラー
トシール１７背面に供給され水圧によりインフラートシ
ール１７を膨張させる。これによりインフラートシール
１７は軸３と接触し封水部を形成する。この結果、系統
水を抜かないでモータ部などのメンテナンスが可能とな
る。
【０００９】
【発明の効果】本発明によれば原子炉冷却材浄化系ポン
プのモータ部等における分解点検時において、系統水を
インフラートシールにより遮断することができることに
より排水作業を伴わず、メンテナンス性が向上する。
プのモータ部等における分解点検時において、系統水を
インフラートシールにより遮断することができることに
より排水作業を伴わず、メンテナンス性が向上する。
【図１】従来のキャンドモータ型ポンプの一例を示す縦
断面図。
断面図。
【図２】本発明に係るキャンドモータ型ポンプの一実施
例を示す縦断面図。
例を示す縦断面図。
【図３】インフラートシール部を示す説明図。
１…モータ固定子、２…モータ回転子、３…軸、４…羽
根車、５ａ…上ジャーナル軸受、５ｂ…下ジャーナル軸
受、６ａ…上スラスト軸受、６ｂ…下スラスト軸受、７
…スラストディスク、８…モータ固定子キャン、９…モ
ータ回転子キャン、１０…ポンプケーシング、１１…背
面カバー、１２…モータケーシング、１３…補助羽根
車、１４…熱交換器、１５…インフラートシール部、１
６…他給水孔。
根車、５ａ…上ジャーナル軸受、５ｂ…下ジャーナル軸
受、６ａ…上スラスト軸受、６ｂ…下スラスト軸受、７
…スラストディスク、８…モータ固定子キャン、９…モ
ータ回転子キャン、１０…ポンプケーシング、１１…背
面カバー、１２…モータケーシング、１３…補助羽根
車、１４…熱交換器、１５…インフラートシール部、１
６…他給水孔。
Claims (1)
- 【請求項１】上面に吸込口を開口したポンプケーシング
下側に羽根車が連結された軸を突出貫通させた背面カバ
ーを取付け、上下二箇所のジャーナル軸受で支持したキ
ャンドモータと、前記軸と連結された補助羽根車を有
し、その補助羽根車の吐出側の水路がモータ固定子の内
側と外側に並列に配置してあるキャンドモータ型ポンプ
装置において、背面カバー部にインフラートシールを設
置した構造を特徴とするキャンドモータ型ポンプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25961293A JPH07119677A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | キャンドモータ型ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25961293A JPH07119677A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | キャンドモータ型ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07119677A true JPH07119677A (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=17336510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25961293A Pending JPH07119677A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | キャンドモータ型ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07119677A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105201867A (zh) * | 2015-09-23 | 2015-12-30 | 安徽舜禹水务实业有限公司 | 一种新型无堵塞特效潜水排污泵 |
-
1993
- 1993-10-18 JP JP25961293A patent/JPH07119677A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105201867A (zh) * | 2015-09-23 | 2015-12-30 | 安徽舜禹水务实业有限公司 | 一种新型无堵塞特效潜水排污泵 |
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