JPH0711950B2 - 光源用表示管 - Google Patents

光源用表示管

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JPH0711950B2
JPH0711950B2 JP63079519A JP7951988A JPH0711950B2 JP H0711950 B2 JPH0711950 B2 JP H0711950B2 JP 63079519 A JP63079519 A JP 63079519A JP 7951988 A JP7951988 A JP 7951988A JP H0711950 B2 JPH0711950 B2 JP H0711950B2
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electrodes
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典弘 市川
裕司 鴨川
和典 龍田
善一郎 原
修司 岩田
信夫 寺崎
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は大画面デイスプレイ装置、特にカラーデイス
プレイ装置の画素を構成する光源用表示管に関するもの
である。
〔従来の技術〕
第2図は例えば特願昭62-256610号明細書に示された従
来の光源用表示管を示す分解斜視図であり、図におい
て、1aは16個の蛍光表示部8を有する平板状の表示部、
1bは光源用表示管の側面をなす枠板、14は16個の開口部
15を有する平面電極としての制御電極、1cはカソード
4、背面電極としてのデータ電極10、走査電極12及びそ
の配線電極11、13等を形成する基板であり、光源用表示
管は、枠体1bに囲まれた空間内に制御電極14を設けると
ともに、表示部1aを枠体1bの一側に、基板1cを枠体1bの
他側に取付けて組立てられる。また、表示部1a、枠体1
b、基板1cはガラス製の真空外囲器を構成している。
表示部1aにはマトリックス状に蛍光物質を塗布して形成
される16個(4行4列)の蛍光表示部8があり、各蛍光
表示部8には高電圧が印加されており、熱電子が衝突す
ると発光する。制御電極14には、各蛍光表示部8に対応
する位置にマトリックス状に16個(4行4列)の開口部
15が形成されている。
第3図は基板1c上の電極構造を示す平面図であり、図
中、左右方向が行方向、上下方向が列方向である。基板
1c中央には光源用表示管の真空外囲器内の空気を排気す
るための通路となる排気口2が形成されている。また4
本の直熱型の線状のカソード4が基板1cの表面から少し
離隔されて形成されている。各カソード4を通電過熱す
ると、熱電子が各カソード4から放出される。基板1c表
面の各カソードに対向する部分にはカソード4からの熱
電子の放出を制御する背面電極の一部をなす8個のデー
タ電極10が2行4列にわたって形成されている。各デー
タ電極10はカソード4の電位に対して正または負の電位
を印加することにより、対応する各カソード4からの熱
電子放出を制御する。基板1c表面の各データ電極10の列
方向の両側には、カソード4から放出された熱電子の進
行方向を制御する背面電極の一部をなす8個の走査電極
12が、4行2列にわたってマトリックス状に形成されて
いる。なお、データ電極10は走査電極12に比べて、その
表面積が小さい。8個のデータ電極10は列方向の2個ず
つが、列方向に配設された4本の配線電極11にて配線さ
れ、また8個の走査電極12は行方向の2個ずつが、前記
配線電極11に直交するつまり行方向に配設された4本の
配線電極13にて配線されている。配線電極11及び配線電
極13は互いに接触しないように絶縁層を介して配線され
ている。そして、これらのデータ電極10、走査電極12、
配線電極11及び配線電極13は基板1c表面に印刷形成され
ている。
次に動作について説明する。第3図においてS1,S2,S3,S
4は夫々行方向の4個ずつの走査電極12に印加される走
査信号、D1,D2,D3,D4は夫々列方向の2個ずつのデータ
電極10に印加されるデータ信号を示している。第4図は
これらの信号S1〜S4,D1〜D4の印加タイミングを示した
ものである。また、第5図は表示部1aにマトリックス状
に形成された蛍光表部8の配列を示したものであり、各
蛍光表示部8は前記信号S1〜S4,D1〜D4の制御により発
光が制御される。即ち、走査信号S1がオンのとき、デー
タ信号D1〜D4が表示データに応じてオンされて、蛍光表
示部P11〜P14が発光され、次いで走査信号S2がオンのと
き、データ信号D1〜D4がオンされて蛍光表示部P21〜P24
が発光され、同様に蛍光表示部P31〜P34,P41〜P44が発
光される。
次にこの発光制御の動作について説明する。
各データ電極10のオン(正)、オフ(負)及び各走査電
極12のオン(正)、オフ(負)が、前記データ信号及び
走査信号の印加タイミングにて制御される。走査電極12
のオン、オフ及びデータ電極10のオン、オフにおいて4
種の場合(走査電極12、データ電極10が何れもオンの場
合、走査電極12がオン、データ電極10がオフの場合、走
査電極12がオフ、データ電極10がオンの場合、走査電極
12、データ電極10が何れもオフの場合)が存在する。夫
々の場合における蛍光表示部の発光状態について説明す
る。第6,7図はこの4種の場合の電位状態を示す模式図
である。
走査電極12、データ電極10が何れもオンの場合過熱さ
れたカソード4近傍の電界は、データ電極10及び走査電
極12の電界によって正となり、熱電子が放出される。放
出された熱電子は走査電極12の電界によって偏向され平
面電極14にて加速されて対応する蛍光表示部8に向けて
進み、蛍光表示部8に衝突する。すると熱電子は蛍光物
質に接触して、蛍光表示部8が発光する(第6図)。
走査電極12がオン、データ電極10がオフの場合カソー
ド4の近傍にはデータ電極10が形成されているので、カ
ソード4はこのデータ電極10の電界の影響を最も強く受
ける。従ってこの場合、カソード4近傍の電界は負とな
ってカソード4からの熱電子放出は抑制され蛍光表示部
8は発光しない(第7図)。
走査電極12がオフ、データ電極10がオンの場合電極デ
ータ10は正であるがその両側に形成された走査電極12は
何れも負であり、しかもデータ電極10の方が走査電極12
より表面積が小さいので、カソード4近傍の電界は負と
なってカソード4からの熱電子放出は抑制され、蛍光表
示部8は発光しない(第6図)。
走査電極12、データ電極10が何れもオフの場合カソー
ド4近傍の電界は負となってカソード4からの熱電子放
出は抑制され、蛍光表示部8は発光しない(第7図
)。
以上説明した如く、データ電極10及び走査電極12の電位
の組合せによって、各蛍光表示部8の発光が任意に制御
される。ここでデータ電極10及び走査電極12の電位は前
記データ信号D1〜D4及び走査信号S1〜S4にて制御される
ので、これらの信号を制御することにより各蛍光表示部
8の発光の有無を任意に制御できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の光源用表示管は以上のように構成されているの
で、第6,7図に示すようなデータ電極10、走査電極12た
る背面電極に対し第4図に示すようなデータ信号D1〜D4
および走査信号S1〜S4を印加すると、これらの各電極1
0,12の互いに離接する組のものが、第8図に示すような
極性となったとき、一方のカソード4から放出される熱
電子が矢印P方向は正規に流れて、制御電極14の開口部
15aを通過した後所定の蛍光表示部8に衝突して、これ
を発光させるが、その熱電子の一部が矢印Q方向にも流
れて、隣接する他の組の開口部15bにも漏れ、前記と
は、別の他の蛍光表示部8を疑似発光させるおそれがあ
った。
この発明は前記に鑑みてなされたものであり、カソード
からの熱電子の流れを規制することにより、指定した画
素たる蛍光表示部8以外を疑似発光させないようにでき
る光源用表示管を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る光源用表示管は、隣接するユニットの第
3の制御電極相互間にあって、第1の制御電極から第3
の制御電極相互間に延びるシールド電極を設けたもので
ある。
〔作用〕
この発明におけるシールド電極は、カソードから放出さ
れる熱電子を他のユニットへ漏れるのを防止し、これに
よって指定外の蛍光表示部を疑似発光させるのを確実に
防止する。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、21は側面シールド電極(シールド電極)で
あり、これが制御電極(第1の制御電極)14と基板1cと
の間にあって、各カソード4,4間に立設されている。こ
の側面シールド電極21の上端は制御電極14に電気的に接
続してもよく、また、独立してアースラインに接続する
ようにしてもよい。
次に動作について説明する。
まず、第6,7図に示すようなデータ電極10、走査電極12
たる背面電極に、第4図に示すようなデータ信号D1〜D4
および走査信号S1〜S4を印加する。いま、これらの各電
極(第1,第2の制御電極)10,12が第1図に示すような
極性となったとすると、一方のカソード4から放出され
る熱電子が矢印P方向に正規に流れ、さらに制御電極14
の開口部15aを通過する。このため、この開口部15aに対
応する蛍光表示部8に熱電子が衝突し、これを発光させ
る。一方、前記カソード4からの熱電子のうち、他の開
口部15aに向うものは、側面シールド電極21の例えば零
電位または負電位を受けて矢印R方向に偏向され、これ
が開口部15aを通過して、正規のルートで前記と同一の
蛍光表示部8に導かれる。このため、前記カソード4か
ら放出された熱電子がすべて指定の蛍光表示部8に衝突
することになり、これを効率的に発光させる。すなわ
ち、熱電子の漏れによって指定した蛍光表示部8の明る
さが低下したり、他の蛍光表示部8の疑似発光を確実に
防止することができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、2個の蛍光表示部間
及び第1の制御電極の開口部間に張架され、熱電子をそ
れら第1の制御電極の開口部を通して夫々の蛍光表示部
に対して共通に放出するカソードと、隣接するユニット
の第3の制御電極相互間にあって、第1の制御電極から
第3の制御電極相互間に延びるシールド電極とを設ける
ように構成したので、カソードが2個の第1の制御電極
の開口部の間に張架されているので、従来では熱電子が
隣接するユニットの開口部を通して指定外の蛍光表示部
に放出され画像悪化の恐れがあったが、この発明では、
シールド電極によって前記熱電子が隣接するユニットの
開口部を通過することを防止することができ、良好な画
像表示ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による光源用表示管の示す
要部の断面図、第2図は従来の光源用表示管を示す分解
斜視図、第3図は従来の光源用表示管の電極構造を示す
平面図、第4図は信号のタイミングを示す模式図、第5
図は表示部の平面模式図、第6,7図はカソード近傍の電
位の状態を示す模式図、第8図はカソードからの熱電子
の流れを示す従来の光源用表示管の断面図である。 4はカソード、8は蛍光表示部、10はデータ電極(第2
の制御電極)、12は走査電極(第3の制御電極)、14は
制御電極(第1の制御電極)、15a,15bは開口部、側面
シールド電極(シールド電極)。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 龍田 和典 三重県伊勢市上野町字和田700番地 伊勢 電子工業株式会社内 (72)発明者 原 善一郎 長崎県長崎市丸尾町6番14号 三菱電機株 式会社長崎製作所内 (72)発明者 岩田 修司 兵庫県尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三 菱電機株式会社応用機器研究所内 (72)発明者 寺崎 信夫 長崎県長崎市丸尾町6番14号 三菱電機株 式会社長崎製作所内 (56)参考文献 特開 昭62−10849(JP,A) 実開 昭60−147065(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣接する2個の蛍光表示部と、この蛍光表
    示部の対応した位置に開口部が形成された平板状の第1
    の制御電極と、前記2個の蛍光表示部間に張架され夫々
    の蛍光表示部に対して共通に熱電子を放出するカソード
    と、このカソードの背面で前記蛍光表示部に共通に設け
    られた第2の制御電極と、この第2の制御電極を挟んで
    前記蛍光表示部に対応する位置に夫々設けられ、前記第
    2の制御電極との電位の組合わせによりカソードからの
    熱電子を第1の制御電極の開口部を介して蛍光表示部へ
    選択的に照射する2個の第3の制御電極とからなるユニ
    ットが少なくとも2ユニット隣接配置された光源表示管
    において、前記隣接するユニットの前記第3の制御電極
    相互間にあって、第1の制御電極から第3の制御電極相
    互間に延びるシールド電極を設けたことを特徴とする光
    源用表示管。
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