JPH07118865A - 給水給湯用内面保護皮膜付き銅合金管及びその製造方法 - Google Patents

給水給湯用内面保護皮膜付き銅合金管及びその製造方法

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JPH07118865A
JPH07118865A JP5266686A JP26668693A JPH07118865A JP H07118865 A JPH07118865 A JP H07118865A JP 5266686 A JP5266686 A JP 5266686A JP 26668693 A JP26668693 A JP 26668693A JP H07118865 A JPH07118865 A JP H07118865A
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JP
Japan
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copper alloy
protective film
weight
copper
water supply
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JP5266686A
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English (en)
Inventor
Motohisa Miyato
元久 宮藤
Taro Kuroda
太郎 黒田
Kenki Minamoto
堅樹 源
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保護皮膜の表面に孔食の発生原因となるε相
が生成することを抑制することにより、銅イオンの溶出
を防止して耐孔食性を高めた給水給湯用内面保護皮膜付
き銅合金管及びその製造方法を提供する。 【構成】 給水給湯用内面保護皮膜付き銅合金管は、Z
n及びMnの少なくとも1種を総量で0.02重量%以
上含有し、Zn含有量を5重量%以下、Mn含有量を3
重量%以下に規制し、残部が銅及び不可避的不純物であ
る銅合金からなる管本体と、この銅合金管本体の内面に
設けられSn及び不可避的不純物からなる保護皮膜と、
を有する。この保護皮膜は、Sn、SnとCuとの金属
間化合物及び不可避的不純物からなるものであってもよ
く、SnとCuとの金属間化合物及び不可避的不純物か
らなるものであってもよい。いずれの場合も、この保護
皮膜の表面にCu3Snが実質的に存在しないことが必
要である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は給水給湯配管に使用され
る内面をSnめっきした給水給湯用内面保護皮膜付き銅
合金管及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来使用されている給水・給湯用配管材
料としては、銅管、亜鉛めっき鋼管、塩化ビニル管、ス
テンレス鋼管又は塩化ビニルライニング鋼管等がある。
この中でも特に銅管は、施工性及び耐食性が優れ、長尺
物であってもコイル状に巻き上げることができるので運
搬が容易であるという利点がある。そのため、銅管は給
水給湯用配管として広く使用されている。
【0003】しかし、ある種の水質、例えばpHが低い
水及び遊離炭酸が多い水等では、管壁から銅イオンが溶
出して、上水中の銅イオン濃度が公的に定められている
上水の水質基準である1ppmを超える場合がある。ま
た、銅イオン濃度が1ppm以下であっても、白布等が
青色に着色されることがあるので、水中への銅イオンの
溶出は少ないことが望ましい。この銅イオン溶出対策と
しては、従来、給水中への薬品投与、銅イオン溶出抑制
合金の開発、又は管内面の被覆等が行われてきた。給水
中への薬品投与及び銅イオン溶出抑制合金の開発は銅イ
オンの溶出防止上、効果はあるものの、製造コストが高
くなり、実用的でない。また、管内面被覆としては、銅
管内面に低融点金属粉とフラックスとを塗布し、加熱に
より被覆するもの(特開昭60−200954号、特開
昭60−200975号、特開昭62−61717号、
特開昭62−61718号)と、銅管内面にCu−Sn
合金層を形成したもの(特開昭61ー221359号)
と、銅管内面に溶融めっきしたもの(特開昭62−61
716号)等が公知であるが、これらの方法は管の直径
に対し長さが短い管には適用できるが、管の直径に対し
長さが長い管には適用できなかった。
【0004】そこで、管内面被覆法におけるこれらの欠
点を解決するために、銅管内面に無電解錫めっきを施こ
す管内面被覆法が提案された(特開平4−45282
号、特開平4−99180号)。
【0005】この銅管内面に無電解錫めっきを施こす管
内面被覆法は、製造コストが低いと共に、管の直径に対
し長さが長い管にも適用でき、特に銅管がコイル状のま
までも被覆できるという利点があるため、極めて有用な
技術である。また、この技術は、従前のSn被覆銅管で
問題となっていた孔食に対しても耐食性を有するという
利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の無電解錫めっきを施した銅管は、給水・給湯用配管
としての使用に伴ってしだいに表面の自然電位が上昇
し、ついには母材の自然電位を上回って、孔食の危険性
が高くなるという問題点があった。
【0007】この原因としては以下のように考えられ
る。使用当初においては、表面にSnが存在するため、
母材よりも高い電位を示すことはないが、時間の経過と
共に、Snめっき層と管本体のCuとの間で拡散反応が
進行し、Cu−Sn金属間化合物であるε相(Cu3
n相)が成長し、このε相が表面にまで達する。このε
相は母材の自然電位より貴な酸化皮膜を形成するため、
ε相に欠落部(ピンホール又は擦過傷等)があると、母
材が孔食を受ける危険性が高まる。この現象は使用環境
が高温であるほど顕著となり、100℃に近い湯を扱う
給湯環境においては、早期に発生する虞がある。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、保護皮膜の表面に孔食の発生原因となるε
相が生成することを抑制することにより、銅イオンの溶
出を防止して耐孔食性を高めた給水給湯用内面保護皮膜
付き銅合金管及びその製造方法を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る給水給湯用
内面保護皮膜付き銅合金管は、Zn及びMnの少なくと
も1種を総量で0.02重量%以上含有し、Zn含有量
を5重量%以下、Mn含有量を3重量%以下に規制し、
残部が銅及び不可避的不純物である銅合金からなる管本
体と、この銅合金管本体の内面に設けられSn及び不可
避的不純物からなる保護皮膜と、を有することを特徴と
する。
【0010】この保護皮膜は、Sn、SnとCuとの金
属間化合物及び不可避的不純物からなるものであっても
よく、この場合は、この保護皮膜の表面にCu3Snが
実質的に存在しないことが必要である。
【0011】また、保護皮膜は、SnとCuとの金属間
化合物及び不可避的不純物からなるものであってもよ
い。この場合も、この保護皮膜の表面にCu3Snが実
質的に存在しないことが必要である。
【0012】更に、前記銅合金管本体は、P、B、Mg
及びSiからなる群から選択された少なくとも1種の元
素を総量で0.20重量%以下含有していてもよい。
【0013】更にまた、前記銅合金管本体は、Al、S
n及びNiからなる群から選択された少なくとも1種の
元素を総量で2重量%以下含有していてもよい。
【0014】更にまた、前記保護皮膜の管周方向の平均
厚さは0.2乃至4μmであることが好ましい。
【0015】本発明に係る給水給湯用内面保護皮膜付き
銅合金管の製造方法は、Zn及びMnの少なくとも1種
を総量で0.02重量%以上含有し、Zn含有量を5重
量%以下、Mn含有量を3重量%以下に規制し、残部が
銅及び不可避的不純物である銅合金からなる管本体の内
面に、Snめっき層を形成することを特徴とする。
【0016】なお、Cu3Snはε相、Cu6Sn5はη
相である。
【0017】
【作用】本発明者らは種々研究を行った結果、内面に錫
めっきを施した銅管において、仮にη相がSnめっき層
の表面(銅管内面)に生成しても、ε相が表面に生成さ
れなければ孔食の危険性がないことを見出した。また、
このε相の生成を抑制するためには、CuがSnめっき
層中をその表面に向けて拡散することを防止すればよ
く、このCuの拡散を防止するために、銅合金母材中に
Zn又はMnを添加すればよいことを見いだした。これ
により、使用中に温度上昇がある給湯環境においても、
孔食の危険性が解消される。本発明はこのような知見に
基いて完成されたものである。銅合金管の内面にSnを
無電解めっき法などによりめっきすると、経時的には、
このSnめっき保護皮膜と、銅合金管本体との界面で、
CuとSnとの金属間化合物が生成する。従って、銅合
金管本体の内面にSnをめっきして形成した保護皮膜
は、Snのみの状態から、Snと、Cu3Sn(ε相)
及びCu6Sn5(η相)とが混在した状態となる。この
ように、保護皮膜がSn単層の場合に限らず、Snのほ
かにε相及びη相が混在した状態でも、孔食の防止効果
は奏される。しかし、前述のごとく、ε相が保護皮膜の
表面に生成すると、孔食が発生するため、このε相が保
護皮膜の表面に生成しないようにすることが必要であ
る。
【0018】以下、本発明にて規定した各構成要件の限
定理由について説明する。
【0019】管本体を構成する銅合金母材中のZn,M
n合金成分 銅合金中に、Zn及びMnを単独で、又はその双方を、
総量で0.02重量%以上含有することが必要である。
これにより、ε相の成長が抑制される。この場合に、ε
相の成長抑制効果を得るためには、Zn及び/又はMn
は、総量で0.02重量%以上添加する必要があり、よ
り効果的にするためには0.05重量%以上が望まし
い。
【0020】一方、Zn含有量が5重量%を超えると、
応力腐食割れの危険性が高くなる。また、Mn含有量が
3重量%を超えると、配管材として使用する際に、曲げ
加工性が低下して実用に供し得なくなる。このため、Z
n含有量は5重量%以下、Mn含有量は3重量%以下と
する。
【0021】銅合金母材中に、P、B、Mg及びSiか
らなる群から選択された少なくとも1種の元素を総量で
0.20重量%以下含有すること P、B、Mg及びSiはいずれも脱酸材として、又は強
度を向上させる元素として添加してもよい。しかし、こ
れらの成分が総量で0.20重量%を超えると熱間加工
性が低下する。従って、これらの各成分を添加する場合
は、その添加量は総量で0.20重量%以下とする。
【0022】銅合金母材中に、Al、Sn及びNiから
なる群から選択された少なくとも1種の元素を総量で
2.0重量%以下含有すること Al、Sn及びNiは銅管の強度、耐熱性及び耐食性を
向上させるために添加してもよい。しかし、これらの効
果は、これらの元素を総量で2.0重量%を超えて含有
しても飽和するため、無駄であり、また製造コストの上
昇をもたらす。従って、これらの各成分を添加する場合
は、その添加量は総量で2.0重量%以下とする。
【0023】ε相が保護皮膜の表面に生成されないこと ε相が表面に出ると給水給湯中の溶存酸素により酸化さ
れ、母材に対して自然電位が著しく貴となって孔食の危
険性が高くなる。このため、ε相が保護皮膜の表面に生
成されないことが必要である。
【0024】保護皮膜の厚さが0.2〜4μmであるこ
保護皮膜の厚さが0.2μm未満になると、銅イオンの
溶出量が急激に増大するのに加え、保護皮膜が物理的剥
離作用を受けたときにこれに耐え得なくなる。また、保
護皮膜の厚さが4μmを超えると、保護皮膜の形成コス
トが高くなる。このため、保護皮膜の厚さは0.2から
4μmであることが好ましい。
【0025】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。下
記表1に示すめっき液並びに下記表2及び表3に示す組
成の管材を用い、銅イオン溶出試験、ε相の成長促進試
験、腐食試験、熱間加工性、曲げ加工性、及び応力腐食
割れ性の各試験を行なった。各特性の評価方法を以下に
示す。
【0026】熱間加工性 各合金鋳塊から直径が15mm、長さが15mmの落槌
試験用試料をサンプリングし、850℃で変形率が50
%の落槌試験を行ない、割れの有無を調べた。
【0027】曲げ加工性 各合金管(外径15.88mm、肉厚0.71mm)を
曲げピッチが50mmの曲げ試験し、曲げ部のしわ及び
破断の有無を調べた。
【0028】応力腐食割れ性 各合金管(外径15.88mm、肉厚0.71mm、長
さ100mm)について耐力の8割の応力を印加し、1
2%のアンモニア水を入れたデシケーターに液面から5
0mm離して入れ、常温で2時間アンモニア雰囲気中に
暴露した後、割れの有無を調べた。
【0029】ε相の成長抑制 各合金管(外径15.88mm、肉厚0.71mm、長
さ100mm)に下記表1に示すめっき液を通流させ
て、厚さが1.5μmのめっきを施した後、100℃に
900時間加熱してε相成長の促進試験を行ない、走査
型電子顕微鏡で断面を観察してε相の厚さを測定した。
【0030】腐食試験、銅イオン溶出試験 各合金管(外径15.88mm、肉厚0.71mm、長
さ500mm)に下記表1に示すめっき液を通流させて
めっきを施した後、熱処理を行い、保護皮膜の制御を行
った後、水道水を充填して24時間経過後における銅イ
オンの溶出量を原子吸光法により測定した。その後、そ
の管を使用して水道水を1年間通水(400リットル/日)
して孔食の有無を調べた。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【表3】
【0034】
【表4】
【0035】
【表5】
【0036】
【表6】
【0037】これらの各試験の結果を上記表4に示す。
表4において熱間加工性欄の「○」は良好、「×」は割
れが発生した場合であり、曲げ加工性欄の「○」は良
好、「△」はしわが発生した場合、「×」は破断した場
合である。また、応力腐食割れ性欄の「○」は良好、
「×」は割れが発生した場合である。更に、表5におい
て、めっき種類欄の符号は表1に示すめっき液に対応す
る。
【0038】表4から明らかなように、Zn及び/又は
Mnを所定量含有した本実施例合金No.1〜20は、
ε相の成長が確実に抑制されている。また、P等及びA
l等の元素を所定量含有した本実施例合金No.1〜2
0は、これらの元素を含有しないものに比べて、ε相成
長抑制効果は同等であり、熱間加工性、曲げ加工性及び
応力腐食割れ性も良好であり、実用上支障は認められな
い。
【0039】一方、比較例合金No.21,22,2
3,24,25,26は、Zn及び/又はMnの含有量
が少ないか、又は含有していないため、ε相の成長が抑
制されていない。また、P等の元素を総量で0.2重量
%を超えて含有している比較例合金No.24,27,
32は熱間加工性が不良となっており、Mn含有量が3
重量%を超えている比較例合金No.29,30,3
1,32は曲げ不良が発生している。更に、Zn含有量
が5重量%を超えている比較例合金No.27,28,
31,32では応力腐食割れが発生しているため、実用
に適さない。
【0040】また、表5は表2に示す組成を有する合金
について、表1に示すめっき液を使用してSn層を形成
し、表5の熱処理欄に記載の条件で熱処理した場合の保
護膜を構成する相の種類及び保護膜の厚さを示す。ま
た、表6は、その試料に対して、腐食試験及び銅イオン
溶出試験をした結果、この腐食試験により得られた最大
腐食深さ及び銅イオン溶出量を示す。
【0041】表6から明らかなように、表層部にε相が
出ているものには孔食が発生し、保護皮膜厚さが0.2
μm以下のものは銅イオン溶出量の増大が認められ、実
用に供し得ない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る給水
給湯用保護皮膜付き銅合金管は、銅イオン溶出抑制効果
が優れていると共に、給湯環境においても孔食が発生す
る虞れがなく、その信頼性と寿命を著しく増大すること
ができるので、建築用配管等に使用される銅合金管とし
て極めて有用である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Zn及びMnの少なくとも1種を総量で
    0.02重量%以上含有し、Zn含有量を5重量%以
    下、Mn含有量を3重量%以下に規制し、残部が銅及び
    不可避的不純物である銅合金からなる管本体と、この銅
    合金管本体の内面に設けられSn及び不可避的不純物か
    らなる保護皮膜と、を有することを特徴とする給水給湯
    用内面保護皮膜付き銅合金管。
  2. 【請求項2】 Zn及びMnの少なくとも1種を総量で
    0.02重量%以上含有し、Zn含有量を5重量%以
    下、Mn含有量を3重量%以下に規制し、残部が銅及び
    不可避的不純物である銅合金からなる管本体と、この銅
    合金管本体の内面に設けられSn、SnとCuとの金属
    間化合物及び不可避的不純物からなる保護皮膜と、を有
    し、この保護皮膜の表面にCu3Snが実質的に存在し
    ないことを特徴とする給水給湯用内面保護皮膜付き銅合
    金管。
  3. 【請求項3】 Zn及びMnの少なくとも1種を総量で
    0.02重量%以上含有し、Zn含有量を5重量%以
    下、Mn含有量を3重量%以下に規制し、残部が銅及び
    不可避的不純物である銅合金からなる管本体と、この銅
    合金管本体の内面に設けられSnとCuとの金属間化合
    物及び不可避的不純物からなる保護皮膜と、を有し、こ
    の保護皮膜の表面にCu3Snが実質的に存在しないこ
    とを特徴とする給水給湯用内面保護皮膜付き銅合金管。
  4. 【請求項4】 前記銅合金管本体は、P、B、Mg及び
    Siからなる群から選択された少なくとも1種の元素を
    総量で0.20重量%以下含有することを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれか1項に記載の給水給湯用内面保
    護皮膜付き銅合金管。
  5. 【請求項5】 前記銅合金管本体は、Al、Sn及びN
    iからなる群から選択された少なくとも1種の元素を総
    量で2重量%以下含有することを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれか1項に記載の給水給湯用内面保護皮膜付
    き銅合金管。
  6. 【請求項6】 前記保護皮膜はその管周方向の平均厚さ
    が0.2乃至4μmであることを特徴とする請求項1乃
    至5のいずれか1項に記載の給水給湯用内面保護皮膜付
    き銅合金管。
  7. 【請求項7】 Zn及びMnの少なくとも1種を総量で
    0.02重量%以上含有し、Zn含有量を5重量%以
    下、Mn含有量を3重量%以下に規制し、残部が銅及び
    不可避的不純物である銅合金からなる管本体の内面に、
    Snめっき層を形成することを特徴とする給水給湯用内
    面保護皮膜付き銅合金管の製造方法。
JP5266686A 1993-10-25 1993-10-25 給水給湯用内面保護皮膜付き銅合金管及びその製造方法 Pending JPH07118865A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012149315A (ja) * 2011-01-20 2012-08-09 Kobe Steel Ltd 銅合金管

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JP2012149315A (ja) * 2011-01-20 2012-08-09 Kobe Steel Ltd 銅合金管

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