JPH07118778B2 - ピンクッション波形整形回路 - Google Patents

ピンクッション波形整形回路

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JPH07118778B2
JPH07118778B2 JP21834590A JP21834590A JPH07118778B2 JP H07118778 B2 JPH07118778 B2 JP H07118778B2 JP 21834590 A JP21834590 A JP 21834590A JP 21834590 A JP21834590 A JP 21834590A JP H07118778 B2 JPH07118778 B2 JP H07118778B2
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JP
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parabolic signal
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vertical parabolic
phase
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全裕 山之井
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Fujitsu General Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ディスプレイモニタ装置のブラウン管の糸
巻き歪を補正するためのピンクッション波形整形回路に
係り、更に詳しくは垂直パラボラ信号を位相調整した
際、その振幅が一定になるようにしたピンクッション波
形整形回路に関するものである。
[発明の背景] 従来、この種のピンクッション波形整形回路は、例えば
第3図に示す構成をしており、ブラウン管に生じた糸巻
き歪を補正する際、その糸巻き歪に応じて垂直パラボラ
信号の位相を補正するようになっている。
この図において、ピンクッション波形整形回路には、垂
直出力駆動回路(垂直出力増幅回路)1にてブラウン管
の垂直偏向コイル2が駆動されているとき、そのリター
ン回路3にて生じている垂直パラボラ信号を所定時間遅
延し、位相補正するCR時定数回路4と、この位相補正し
た垂直パラボラ信号をゲイン補正する補正増幅回路5
と、このゲイン補正した垂直パラボラ信号を水平偏向回
路に出力するためのP.C.T(ピンクッショントランス)
回路6を駆動する駆動回路7とが備えられている。
そして、第4図に示されているように、ブラウン管の垂
直偏向コイル2が垂直同期信号(同図(a)に示す)に
より駆動されていると、そのリターン回路3にて垂直パ
ラボラ信号が生じる(同図(b)に示す)。このとき、
ブラウン管に糸巻き歪が生じている場合、CR時定数回路
4の可変抵抗4aを調整し、垂直パラボラ信号の遅延時間
を可変することにより、その糸巻き歪に応じてその垂直
パラボラ信号の位相を補正することができる(同図
(b)の破線に示す)。また、その位相補正により、補
正された垂直パラボラ信号の振幅が変化することもあっ
て、後段の補正増幅回路5の可変抵抗を調整し、そのゲ
インを補正してその振幅変化を補正するようになってい
る。
これら調整により、位相補正および振幅補正された垂直
パラボラ信号が左右ピンクッション補正信号としてP.C.
T回路6を介して水平偏向回路に出力され、上記ブラウ
ン管の糸巻き歪が補正されることになる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記ピンクッション波形整形回路にあっ
ては、垂直パラボラ信号の位相と同時に振幅が変化する
ため、その両方を相互に調整しなければならず、しかも
その兼ね合いもあって、調整と時間がかかっていた。ま
た、垂直パラボラ信号を余り遅延すると、その振幅変化
が著しくなることから、位相調整に限界があった。
このようなことから、例えばマルチスキャンモニタ装置
等で周波数が変化するタイプのものである場合、上記ピ
ンクッション波形整形回路では、位相、振幅調整が極め
て困難であり、場合によっては調整不可能である。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、その目
的は垂直パラボラ信号の位相調整に際し、その振幅変化
を一定とし、糸巻き歪の補正の簡略化を図ることがで
き、しかもマルチスキャンモニタ装置等に適用すること
ができるピンクッション波形整形回路を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この発明は、ブラウン管の
糸巻き歪を補正するため、垂直偏向コイルのリターン回
路に生じる垂直パラボラ信号を位相調整するピンクッシ
ョン波形整形回路において、上記垂直パラボラ信号のレ
ベルを所定値に減衰する減衰回路と、上記垂直パラボラ
信号を所定値だけ遅延するCR時定数回路と、上記減衰回
路にて減衰した垂直パラボラ信号と上記CR時定数回路に
て遅延した垂直パラボラ信号とを加算するとともに、こ
の加算比を可変することにより、上記位相調整した垂直
パラボラ信号を出力する比加算回路とを備え、上記垂直
パラボラ信号を位相補正した際、この位相補正した垂直
パラボラ信号の振幅を一定としたことを要旨とする。
[作用] 上記構成としたので、垂直偏向コイルのリターン回路に
て垂直パラボラ信号が生じていると、この垂直パラボラ
信号は上記減衰回路にて所定に減衰され、一方CR時定数
回路にて一定時間だけ遅延される。そして、それら減衰
されている垂直パラボラ信号と一定時間遅延されている
垂直パラボラ信号が比加算回路にて比加算される。この
とき、この比加算された垂直パラボラ信号は、そのピー
クが遅延されている垂直パラボラ信号が増加する程移動
したもの、つまり位相変化が大きなものとなり、また比
加算であることから、そのピークレベルが変化しないも
の、つまり振幅が一定である。すなわち、遅延されてい
る垂直パラボラ信号は振幅が変化しているが、その分減
衰している垂直パラボラ信号により補正されるからであ
る。
したがって、上記比加算回路の加算比をブラウン管の糸
巻き歪に応じて可変すれば、その糸巻き歪に応じて垂直
パラボラ信号が位相調整され、しかもその振幅が変化す
ることもない。
[実 施 例] 以下、この発明の実施例を第1図および第2図に基づい
て説明する。なお、図中、第3図と同一部分には同一符
号を付し重複説明を省略する。
第1図において、このピンクッション波形整形回路に
は、リターン回路3にて生じている垂直パラボラ信号を
所定地に減衰する減衰回路8と、そのリターン回路3に
て生じている垂直パラボラ信号を一定時間(t)遅延す
るCR時定数回路9と、その所定に減衰した垂直パラボラ
信号と一定時間遅延した垂直パラボラ信号を所定比で加
算し、この比加算した垂直パラボラ信号を補正増幅回路
5に出力する比加算回路10とが備えられている。
なお、上記CR時定数回路9の時定数(C・R)は垂直同
期信号の間隔より小さければよい。また、減衰回路8は
抵抗回路であり、比加算回路は、エミッタ接地のnpnト
ランジスタ回路10a,10bと、これらnpnトランジスタ回路
10a,10bから出力される垂直パラボラ信号を比加算する
ために、その加算比の可変を可能とする可変抵抗回路10
cとから構成されている。
次に、上記構成のピンクッション波形整形回路の動作を
第2図を参照して説明する。
まず、モニタ装置の内部で得られている垂直同期信号に
より、垂直出力駆動回路2にて鋸波電圧(同図(a)に
示す)が出力され、ブラウン管の垂直偏向コイル2が駆
動されていると、そのリターン回路3にて垂直パラボラ
信号が出力される(同図(b)に示す)。垂直パラボラ
信号は、減衰回路8で所定値に減衰され(同図(c)に
示す)、この減衰されている垂直パラボラ信号は比加算
回路10のnpn型トランジスタ回路10aに入力される。ま
た、その垂直パラボラ信号はCR時定数回路9にて一定時
間(t)遅延され(同図(d)に示す)、この遅延され
ている垂直パラボラ信号は比加算回路10のnpn型トラン
ジスタ回路10bに入力される。すると、それら減衰され
ている垂直パラボラ信号と遅延されている垂直パラボラ
信号が可変抵抗回路10cの可変値に応じた比で加算され
る。すなわち、例えばその可変抵抗回路10の可変値が半
分である場合、得られる垂直パラボラ信号のピークは垂
直同期信号の間隔の中間位置に対応することになる(同
図(b)の矢印Aで示す点鎖線曲線)。したがって、そ
の可変抵抗回路10cの可変値を変えると、その比加算回
路10にて得られるう垂直パラボラ信号のピークをその垂
直同期信号の間隔の所定位置にすることができ、つまり
垂直パラボラ信号の位相を任意に変えることができる。
なお、上記減衰回路8の減衰定数は、上記可変抵抗回路
10cの可変値によって、比加算されている垂直パラボラ
信号の振幅がリターン回路3にて生じている垂直パラボ
ラ信号の振幅と同じになるように決定されている。この
ようにして、減衰定数を決定することにより、垂直パラ
ボラ信号の位相調整に際し、比加算した垂直パラボラ信
号の振幅を一定にすることができるため、後段のゲイン
補正の補正回路5における調整を予め行なうことができ
る。
さらに、上記CR時定数回路9の時定数(C・R)によ
り、垂直パラゴラ信号の位相範囲を広くすることがで
き、つまり糸巻き歪の調整範囲を広くすることができ
る。
このように、垂直パラボラ信号のピーク位相を調整した
とき、その位相調整した垂直パラボラ信号の振幅が変化
しないので、後段の補正増幅回路5のゲイン補正との兼
ね合いを考慮する必要がなく、それぞれに調整すること
ができ、つまり位相調整は可変抵抗回路10cの可変値を
変えても、後段の補正増幅回路5におけるゲイン調整を
行なわなくてもよくなり、ひいては垂直パラボラ信号の
位相調整を容易に行なうことができ、特にマルチスキャ
ンモニタ装置等で周波数が変化するタイプの場合には極
めて有効で適切な調整が可能となる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明のピンクッション波形整
形回路によれば、垂直パラボラ信号を所定値だけ減衰す
る減衰回路と、その垂直パラボラ信号を一定時間遅延す
るCR時定数回路と、その減衰した垂直パラボラ信号と遅
延した垂直パラボラ信号を加算し、かつ、その加算比を
所定に可変する比加算回路とを備え、上記垂直パラボラ
信号の位相調整の際、その振幅が変化しないようにした
ので、垂直パラボラ信号の位相調整に際し、後段のゲイ
ン補正の補正増幅回路の調整との兼ね合いが問題となら
ず、それぞれの調整で済ませられることから、位相調整
の簡略化を図ることができ、またマルチスキャンモニタ
装置等で周波数が変化するタイプの場合であっても、有
効で適切な位相調整を簡単に行なうことができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すピンクッション波形
整形回路の概略的回路図、第2図は上記ピンクッション
波形整形回路の動作を説明するタイムチャート図、第3
図は従来のピンクッション波形整形回路の概略的回路
図、第4図は第3図に示すピンクッション波形整形回路
の動作を説明するタイムチャート図である。 図中、2は垂直偏向コイル、3はリターン回路(垂直偏
向コイル2の)、5は補正増幅回路、8は減衰回路、9
はCR時定数回路、10は比加算回路、10a,10bはnpn型トラ
ンジスタ回路(エミッタ接地)、10cは可変抵抗回路で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラウン管の糸巻き歪を補正するため、垂
    直偏向コイルのリターン回路に生じる垂直パラボラ信号
    を位相調整するピンクッション波形整形回路において、 前記垂直パラボラ信号のレベルを所定値に減衰する減衰
    手段と、 前記垂直パラボラ信号を所定値だけ遅延する遅延手段
    と、 前記減衰手段にて減衰した垂直パラボラ信号と前記遅延
    手段にて遅延した垂直パラボラ信号とを加算するととも
    に、該加算比を可変することにより、前記位相調整した
    垂直パラボラ信号を出力する比加算手段とを備え、 前記垂直パラボラ信号を位相補正した際、該位相補正し
    た垂直パラボラ信号の振幅を一定としたことを特徴とす
    るピンクッション波形整形回路。
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JPH05219399A (ja) * 1992-02-03 1993-08-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd パラボラ波形発生回路

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