JPH09163392A - 右エッジずれ誤差の収束補正 - Google Patents
右エッジずれ誤差の収束補正Info
- Publication number
- JPH09163392A JPH09163392A JP8122020A JP12202096A JPH09163392A JP H09163392 A JPH09163392 A JP H09163392A JP 8122020 A JP8122020 A JP 8122020A JP 12202096 A JP12202096 A JP 12202096A JP H09163392 A JPH09163392 A JP H09163392A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- horizontal
- waveform
- distortion
- output signal
- red
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、ずれた正弦波ひずみとずれ右エッジ
カールひずみとを他の収束補正を妨害することなく補正
することを目的とする。 【解決手段】 台形ひずみ、ずれた正弦波ひずみ、及び
ずれ右エッジカールひずみを有する画像を投影する陰極
線管の補正回路は、水平レート略正弦波波形と、水平レ
ート鋸波波形と、水平レートパルス波形とを生成する生
成器を含む。加算器がそれら水平レート波形を結合し、
水平レート複合波形が得られる。積算器及び増幅器が、
出力信号として水平レート複合波形と垂直レート鋸波波
形との積を生成する。この出力信号を受け取るように収
束補正コイルが接続され、台形ひずみ、ずれた正弦波ひ
ずみ、及びずれ右エッジカールひずみを補正する動的磁
場を生成する。
カールひずみとを他の収束補正を妨害することなく補正
することを目的とする。 【解決手段】 台形ひずみ、ずれた正弦波ひずみ、及び
ずれ右エッジカールひずみを有する画像を投影する陰極
線管の補正回路は、水平レート略正弦波波形と、水平レ
ート鋸波波形と、水平レートパルス波形とを生成する生
成器を含む。加算器がそれら水平レート波形を結合し、
水平レート複合波形が得られる。積算器及び増幅器が、
出力信号として水平レート複合波形と垂直レート鋸波波
形との積を生成する。この出力信号を受け取るように収
束補正コイルが接続され、台形ひずみ、ずれた正弦波ひ
ずみ、及びずれ右エッジカールひずみを補正する動的磁
場を生成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に収束補正の
分野に関する。
分野に関する。
【0002】
【従来の技術】投影型テレビ受像機に於て用いられる3
つの投影陰極線管(CRT)は全て相対的に軸からずれ
ており、また図4の右下隅に例示的に図示されるよう
に、3つの投影CRTのうちの2つは平坦なスクリーン
に対して軸からずれている。動的収束補正を行うために
は、数多くの収束補正信号を生成し、各CRTの水平及
び垂直偏向ヨークにある一群の補助収束補正コイルに印
加する必要がある。
つの投影陰極線管(CRT)は全て相対的に軸からずれ
ており、また図4の右下隅に例示的に図示されるよう
に、3つの投影CRTのうちの2つは平坦なスクリーン
に対して軸からずれている。動的収束補正を行うために
は、数多くの収束補正信号を生成し、各CRTの水平及
び垂直偏向ヨークにある一群の補助収束補正コイルに印
加する必要がある。
【0003】凹形状の曲面を有する曲面CRTを用いた
投影型テレビ受像機においては、赤色と青色の画像の台
形ひずみに関連したずれた正弦波形状のひずみが発生す
ることが知られている。図1を参照して、このひずみに
よって、本来収束する画像の青色水平線(図1の点線)
が、画像の左上(UL)及び右下(LR)にある4分割
面において、緑色の線及び赤色の線より上方に位置さ
れ、また画像の右上(UR)及び左下(LL)にある4
分割面において、緑色の線及び赤色の線より下方に位置
される。同様に、本来収束する画像の赤色水平線(図1
の一点鎖線)が、画像の右上(UR)及び左下(LL)
にある4分割面において、緑色の線及び青色の線より上
方に位置され、また画像の右下(LR)及び左上(U
L)にある4分割面において、緑色の線及び青色の線よ
り下方に位置される。このひずみの振幅は水平中心線に
於てゼロであり、画像の上或いは下に向かうに伴い増大
する。このひずみは略正弦波形状であることが分かる。
投影型テレビ受像機においては、赤色と青色の画像の台
形ひずみに関連したずれた正弦波形状のひずみが発生す
ることが知られている。図1を参照して、このひずみに
よって、本来収束する画像の青色水平線(図1の点線)
が、画像の左上(UL)及び右下(LR)にある4分割
面において、緑色の線及び赤色の線より上方に位置さ
れ、また画像の右上(UR)及び左下(LL)にある4
分割面において、緑色の線及び赤色の線より下方に位置
される。同様に、本来収束する画像の赤色水平線(図1
の一点鎖線)が、画像の右上(UR)及び左下(LL)
にある4分割面において、緑色の線及び青色の線より上
方に位置され、また画像の右下(LR)及び左上(U
L)にある4分割面において、緑色の線及び青色の線よ
り下方に位置される。このひずみの振幅は水平中心線に
於てゼロであり、画像の上或いは下に向かうに伴い増大
する。このひずみは略正弦波形状であることが分かる。
【0004】図2に示されるように2番目のひずみに於
ては、画像の左エッジにおいて赤色水平線及び青色水平
線がずれて上下にカールしてしまう。このひずみは、収
束パワー増幅器の反応時間が遅いために起こることが知
られている。全ての投影型テレビ受像機に共通の3番目
のひずみは、図3に示される台形ひずみである。緑色C
RTの光軸はスクリーン中心に於てスクリーン面に直交
しているので、緑色画像には殆ど台形ひずみがない。し
かしながら赤色CRT及び青色CRTは、スクリーン中
心から水平にずらされ、内側に傾けられている。赤色C
RT及び青色CRTは、緑色CRTの両側に位置され
る。この配置によって、等しくかつ逆方向の赤色及び青
色の水平台形ひずみが生じる。赤色の画像と青色の画像
は、平行な右エッジ及び左エッジを有し、また逆方向に
広がる上エッジ及び下エッジを有する。台形ひずみは従
来、水平レート鋸波及び垂直レート鋸波の積である信号
によって補正されていた。そのような信号はまた、「水
平鋸x垂直鋸」の名で呼ばれている。他の収束補正波形
は、他の信号の積として同様の名によって呼ばれてい
る。この積は、図6に示されるように、蝶ネクタイの形
をした垂直レートの出力信号であり、水平レートの鋸波
は画像の最上部及び最下部で最大振幅を有し、水平中心
線の位置においてゼロの振幅を有する。水平位相は、水
平中心線において逆転する。従って、赤色と青色に対す
る台形ひずみ補正波形は逆偏向である必要があり、夫
々、赤色垂直収束補正コイル及び青色垂直収束補正コイ
ルに印加される。
ては、画像の左エッジにおいて赤色水平線及び青色水平
線がずれて上下にカールしてしまう。このひずみは、収
束パワー増幅器の反応時間が遅いために起こることが知
られている。全ての投影型テレビ受像機に共通の3番目
のひずみは、図3に示される台形ひずみである。緑色C
RTの光軸はスクリーン中心に於てスクリーン面に直交
しているので、緑色画像には殆ど台形ひずみがない。し
かしながら赤色CRT及び青色CRTは、スクリーン中
心から水平にずらされ、内側に傾けられている。赤色C
RT及び青色CRTは、緑色CRTの両側に位置され
る。この配置によって、等しくかつ逆方向の赤色及び青
色の水平台形ひずみが生じる。赤色の画像と青色の画像
は、平行な右エッジ及び左エッジを有し、また逆方向に
広がる上エッジ及び下エッジを有する。台形ひずみは従
来、水平レート鋸波及び垂直レート鋸波の積である信号
によって補正されていた。そのような信号はまた、「水
平鋸x垂直鋸」の名で呼ばれている。他の収束補正波形
は、他の信号の積として同様の名によって呼ばれてい
る。この積は、図6に示されるように、蝶ネクタイの形
をした垂直レートの出力信号であり、水平レートの鋸波
は画像の最上部及び最下部で最大振幅を有し、水平中心
線の位置においてゼロの振幅を有する。水平位相は、水
平中心線において逆転する。従って、赤色と青色に対す
る台形ひずみ補正波形は逆偏向である必要があり、夫
々、赤色垂直収束補正コイル及び青色垂直収束補正コイ
ルに印加される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ある種の収束エラー或
いは収束ひずみの補正は、しばしば他の収束エラーの補
正を妨害する一面があり、これは、水平及び垂直偏向ヨ
ークの収束補正コイルに数多くの収束補正信号が印加さ
れることによる。ずれた正弦波ひずみ、及び右及び左エ
ッジカールひずみによって提示される問題は、第一にそ
のようなひずみの補正であり、第二に他の収束補正を妨
害することなくそのようなひずみを補正することであ
る。
いは収束ひずみの補正は、しばしば他の収束エラーの補
正を妨害する一面があり、これは、水平及び垂直偏向ヨ
ークの収束補正コイルに数多くの収束補正信号が印加さ
れることによる。ずれた正弦波ひずみ、及び右及び左エ
ッジカールひずみによって提示される問題は、第一にそ
のようなひずみの補正であり、第二に他の収束補正を妨
害することなくそのようなひずみを補正することであ
る。
【0006】水平線の赤色及び青色のずれた正弦波ひず
みは正弦波形状である。従って垂直鋸波が掛け合わされ
た水平レート正弦波補正を、そのようなひずみの補正に
用いることができる。台形ひずみ補正信号を生成するた
めに垂直鋸波信号を掛け合わせる前の水平鋸波信号に、
水平正弦波信号を足し合わせることによって、赤色及び
青色のずれた正弦波ひずみを補正することができる。正
弦波の位相は適宜選ばれて、水平鋸波の上及び下のピー
クが制限されたように現われ、ゼロ交差に於ける傾きは
増大される。
みは正弦波形状である。従って垂直鋸波が掛け合わされ
た水平レート正弦波補正を、そのようなひずみの補正に
用いることができる。台形ひずみ補正信号を生成するた
めに垂直鋸波信号を掛け合わせる前の水平鋸波信号に、
水平正弦波信号を足し合わせることによって、赤色及び
青色のずれた正弦波ひずみを補正することができる。正
弦波の位相は適宜選ばれて、水平鋸波の上及び下のピー
クが制限されたように現われ、ゼロ交差に於ける傾きは
増大される。
【0007】左エッジのずれカールは、水平帰線の期間
にオーバードライブパルスを生成し、上記同様に垂直鋸
波信号と掛け合わせる前にこのオーバードライブパルス
を水平正弦波信号及び水平鋸波信号に加算して、増幅器
の反応速度を上げることによって補正できる。各垂直ヨ
ークコイルに等しい減衰を与えることによって、垂直ヨ
ークコイルの巻き線に流れる水平レート電流により生じ
るクロストークを低減することができ、その結果、画像
の左エッジにおけるずれカールひずみを、この等しい減
衰により補正できることが分かった。各垂直ヨークコイ
ルに等しい減衰を与えると同時に更に、水平鋸波信号が
時間的にシフトされて早められ、垂直傾き制御の中心点
を中心に位置させた。この位相変化は、しかしながら、
第4のひずみを引き起こすことが分かった。この第4の
ひずみによって、図11に示されるように画像の右側エ
ッジにおいて、赤色水平線と青色水平線とが夫々ずれて
上と下にカールされる。
にオーバードライブパルスを生成し、上記同様に垂直鋸
波信号と掛け合わせる前にこのオーバードライブパルス
を水平正弦波信号及び水平鋸波信号に加算して、増幅器
の反応速度を上げることによって補正できる。各垂直ヨ
ークコイルに等しい減衰を与えることによって、垂直ヨ
ークコイルの巻き線に流れる水平レート電流により生じ
るクロストークを低減することができ、その結果、画像
の左エッジにおけるずれカールひずみを、この等しい減
衰により補正できることが分かった。各垂直ヨークコイ
ルに等しい減衰を与えると同時に更に、水平鋸波信号が
時間的にシフトされて早められ、垂直傾き制御の中心点
を中心に位置させた。この位相変化は、しかしながら、
第4のひずみを引き起こすことが分かった。この第4の
ひずみによって、図11に示されるように画像の右側エ
ッジにおいて、赤色水平線と青色水平線とが夫々ずれて
上と下にカールされる。
【0008】
【課題を解決するための手段】水平右線形性信号から負
のパルスを生成して、垂直鋸波信号を掛け合わせる前に
その負のパルスを水平で略正弦波形状の信号と水平鋸波
信号と加算することによって、右エッジのずれカールは
補正されることが分かった。ひずんだ画像を表示する陰
極線管用の補正回路は、水平レート鋸波波形を生成する
手段と、水平レートで略正弦波形状の波形を生成する手
段と、水平レートパルス波形を生成する手段と、水平レ
ート鋸波波形、水平レートで略正弦波形状の波形、及び
水平レートパルス波形を加算して水平レート複合波形を
生成する手段と、水平レート複合波形と垂直レート波形
との積を出力信号として生成する、水平レート複合波形
がDC結合された手段と、出力信号を増幅する手段と、
増幅された出力信号を受け取るように接続され、出力信
号に応じて動的磁場を生成する陰極線管用の補正コイル
とよりなり、ここで出力信号は台形ひずみを補正する第
1成分と、赤色/青色ずれた正弦波ひずみを補正する第
2成分と、赤色/青色ずれ右エッジカールひずみを補正
する第3の成分とを有する。
のパルスを生成して、垂直鋸波信号を掛け合わせる前に
その負のパルスを水平で略正弦波形状の信号と水平鋸波
信号と加算することによって、右エッジのずれカールは
補正されることが分かった。ひずんだ画像を表示する陰
極線管用の補正回路は、水平レート鋸波波形を生成する
手段と、水平レートで略正弦波形状の波形を生成する手
段と、水平レートパルス波形を生成する手段と、水平レ
ート鋸波波形、水平レートで略正弦波形状の波形、及び
水平レートパルス波形を加算して水平レート複合波形を
生成する手段と、水平レート複合波形と垂直レート波形
との積を出力信号として生成する、水平レート複合波形
がDC結合された手段と、出力信号を増幅する手段と、
増幅された出力信号を受け取るように接続され、出力信
号に応じて動的磁場を生成する陰極線管用の補正コイル
とよりなり、ここで出力信号は台形ひずみを補正する第
1成分と、赤色/青色ずれた正弦波ひずみを補正する第
2成分と、赤色/青色ずれ右エッジカールひずみを補正
する第3の成分とを有する。
【0009】ここに示される発明的構成の特徴によれ
ば、ひずんだ画像を表示する陰極線管用の補正回路は、
水平レート鋸波波形を生成する手段と、水平レートパル
ス波形を生成する手段と、水平レートで略正弦波形状の
波形を生成する手段と、水平レート鋸波波形、水平レー
トパルス波形、水平レートで略正弦波形状の波形を加算
して水平レート複合波形を生成する手段と、水平レート
複合波形と垂直レート波形との積を出力信号として生成
する、水平レート複合波形がDC結合された手段と、出
力信号を増幅する手段と、増幅された出力信号を受け取
るように接続され、出力信号に応じて動的磁場を生成す
る陰極線管用補正コイルとよりなり、ここで出力信号は
台形ひずみを補正する第1成分と、赤色/青色正弦波ひ
ずみを補正する第2成分と、赤色/青色右エッジカール
ひずみを補正する第3の成分とを有する。
ば、ひずんだ画像を表示する陰極線管用の補正回路は、
水平レート鋸波波形を生成する手段と、水平レートパル
ス波形を生成する手段と、水平レートで略正弦波形状の
波形を生成する手段と、水平レート鋸波波形、水平レー
トパルス波形、水平レートで略正弦波形状の波形を加算
して水平レート複合波形を生成する手段と、水平レート
複合波形と垂直レート波形との積を出力信号として生成
する、水平レート複合波形がDC結合された手段と、出
力信号を増幅する手段と、増幅された出力信号を受け取
るように接続され、出力信号に応じて動的磁場を生成す
る陰極線管用補正コイルとよりなり、ここで出力信号は
台形ひずみを補正する第1成分と、赤色/青色正弦波ひ
ずみを補正する第2成分と、赤色/青色右エッジカール
ひずみを補正する第3の成分とを有する。
【0010】投影型テレビ受像機は、直列に結合された
垂直ヨークコイルの各々を夫々が有する複数の陰極線管
と、各々が垂直ヨークコイルの一つに並列に結合された
複数の等しい減衰抵抗と、陰極線管の各々に対して3つ
の水平レート波形を加算して水平レート複合波形を生成
する手段と、各陰極線管の水平レート複合波形と各陰極
線管の垂直レート波形との積を各陰極線管の出力信号と
して生成する手段と、各陰極線管に対して出力信号を増
幅する手段と、複数の補正コイルであってその各々があ
る陰極線管の増幅された出力信号を受け取るようにその
陰極線管に接続され出力信号に応じてその陰極線管に対
して動的磁場を生成する補正コイルとを含み、ここで出
力信号は台形ひずみを補正する第1成分と、赤色/青色
正弦波ひずみを補正する第2成分と、赤色/青色右エッ
ジカールひずみを補正する第3の成分とを有する。
垂直ヨークコイルの各々を夫々が有する複数の陰極線管
と、各々が垂直ヨークコイルの一つに並列に結合された
複数の等しい減衰抵抗と、陰極線管の各々に対して3つ
の水平レート波形を加算して水平レート複合波形を生成
する手段と、各陰極線管の水平レート複合波形と各陰極
線管の垂直レート波形との積を各陰極線管の出力信号と
して生成する手段と、各陰極線管に対して出力信号を増
幅する手段と、複数の補正コイルであってその各々があ
る陰極線管の増幅された出力信号を受け取るようにその
陰極線管に接続され出力信号に応じてその陰極線管に対
して動的磁場を生成する補正コイルとを含み、ここで出
力信号は台形ひずみを補正する第1成分と、赤色/青色
正弦波ひずみを補正する第2成分と、赤色/青色右エッ
ジカールひずみを補正する第3の成分とを有する。
【0011】ここに示される発明的構成の特徴によれ
ば、投影型テレビ受像機は、直列に結合された垂直ヨー
クコイルの各々を夫々が有する複数の陰極線管と、各々
が垂直ヨークコイルの一つに並列に結合された複数の減
衰抵抗と、水平レート鋸波波形を生成する手段と、水平
レートパルス波形を生成する手段と、水平レートで略正
弦波形状の波形を生成する手段と、水平レート鋸波波
形、水平レートパルス波形、水平レートで略正弦波形状
の波形を加算して水平レート複合波形を生成する手段
と、水平レート複合波形と垂直レート波形との積を出力
信号として生成する、水平レート複合波形がDC結合さ
れた手段と、出力信号を増幅する手段と、増幅された出
力信号を受け取るように接続され、出力信号に応じて動
的磁場を生成する陰極線管の一つに対する補正コイルと
を含み、ここで出力信号は台形ひずみを補正する第1成
分と、赤色/青色正弦波ひずみを補正する第2成分と、
赤色/青色右エッジカールひずみを補正する第3の成分
とを有する。複数の減衰抵抗は互いに等しくてもよい。
ば、投影型テレビ受像機は、直列に結合された垂直ヨー
クコイルの各々を夫々が有する複数の陰極線管と、各々
が垂直ヨークコイルの一つに並列に結合された複数の減
衰抵抗と、水平レート鋸波波形を生成する手段と、水平
レートパルス波形を生成する手段と、水平レートで略正
弦波形状の波形を生成する手段と、水平レート鋸波波
形、水平レートパルス波形、水平レートで略正弦波形状
の波形を加算して水平レート複合波形を生成する手段
と、水平レート複合波形と垂直レート波形との積を出力
信号として生成する、水平レート複合波形がDC結合さ
れた手段と、出力信号を増幅する手段と、増幅された出
力信号を受け取るように接続され、出力信号に応じて動
的磁場を生成する陰極線管の一つに対する補正コイルと
を含み、ここで出力信号は台形ひずみを補正する第1成
分と、赤色/青色正弦波ひずみを補正する第2成分と、
赤色/青色右エッジカールひずみを補正する第3の成分
とを有する。複数の減衰抵抗は互いに等しくてもよい。
【0012】台形ひずみは陰極線管の軸がずれた向きに
因るものであり、赤色/青色ずれた正弦波ひずみは陰極
線管のフェースプレート形状に因るものであり、右エッ
ジカールは、垂直傾き及びキー調整の中心点を中心に位
置させる為に水平鋸波波形のリセットパルスを水平帰線
に関して早い時点にシフトすることにより影響を受け
る。
因るものであり、赤色/青色ずれた正弦波ひずみは陰極
線管のフェースプレート形状に因るものであり、右エッ
ジカールは、垂直傾き及びキー調整の中心点を中心に位
置させる為に水平鋸波波形のリセットパルスを水平帰線
に関して早い時点にシフトすることにより影響を受け
る。
【0013】本発明の上記或いは他の特徴及び利点は、
添付の図面と共に以下の詳細な説明を読めば明らかとな
る。図面において同一の参照番号は同一の要素を示す。
添付の図面と共に以下の詳細な説明を読めば明らかとな
る。図面において同一の参照番号は同一の要素を示す。
【0014】
【発明の実施の形態】投影型テレビ受信機は、図4にブ
ロック図として概念的な形態で示され、参照番号1で示
される。この受信機は、表示信号入力に応答する同期信
号分離器2及び色処理器3を含む。水平同期成分H及び
垂直同期成分Vが、各々、水平偏向回路4及び垂直偏向
回路5に供給される。3つの投影型CRT80、81、
及び82は各々、赤色R信号,緑色G信号、及び青色B
信号に対して設けられており、それらの信号は色処理器
3によって生成される。各CRTは各色の単色画像を、
レンズ84を用いてスクリーン83に表示する。緑色C
RT81のみが、スクリーン83に対して直交してい
る。赤色CRT及び緑色CRTは、緑色CRTの両側に
位置されており、スクリーン中心から水平方向にずれて
おり内側に傾けられている。この構成に於ては前述のよ
うに、赤色及び青色の等しいずれの水平台形ひずみが生
成される。赤色画像及び青色画像は平行な右エッジ及び
左エッジを有し、逆方向に広がる上エッジ及び下エッジ
を有する。
ロック図として概念的な形態で示され、参照番号1で示
される。この受信機は、表示信号入力に応答する同期信
号分離器2及び色処理器3を含む。水平同期成分H及び
垂直同期成分Vが、各々、水平偏向回路4及び垂直偏向
回路5に供給される。3つの投影型CRT80、81、
及び82は各々、赤色R信号,緑色G信号、及び青色B
信号に対して設けられており、それらの信号は色処理器
3によって生成される。各CRTは各色の単色画像を、
レンズ84を用いてスクリーン83に表示する。緑色C
RT81のみが、スクリーン83に対して直交してい
る。赤色CRT及び緑色CRTは、緑色CRTの両側に
位置されており、スクリーン中心から水平方向にずれて
おり内側に傾けられている。この構成に於ては前述のよ
うに、赤色及び青色の等しいずれの水平台形ひずみが生
成される。赤色画像及び青色画像は平行な右エッジ及び
左エッジを有し、逆方向に広がる上エッジ及び下エッジ
を有する。
【0015】各CRTには偏向ヨークが設けられてい
る。各水平偏向ヨークは、垂直主偏向コイル86、水平
主偏向コイル87、垂直収束補正用の垂直副偏向コイル
88、及び水平収束補正用の水平副偏向コイル89を含
む。それぞれのCRTの各コイルは、必要に応じて赤
色、青色、及び緑色に対して添字R、G、及びBによっ
て区別される。収束補正のために複数の波形を生成する
システムは、参照番号6によって表される。
る。各水平偏向ヨークは、垂直主偏向コイル86、水平
主偏向コイル87、垂直収束補正用の垂直副偏向コイル
88、及び水平収束補正用の水平副偏向コイル89を含
む。それぞれのCRTの各コイルは、必要に応じて赤
色、青色、及び緑色に対して添字R、G、及びBによっ
て区別される。収束補正のために複数の波形を生成する
システムは、参照番号6によって表される。
【0016】収束補正システム6は、複数の異なった波
形を受信かつ/又は生成し、それらの波形は拡大/縮小
され、加算され、かつ/又は多様な組み合わせで掛け合
わされて、6つの複合収束補正波形を生成し、それらは
夫々赤色水平(ΣRH)、赤色垂直(ΣRV)、緑色水
平(ΣGH)、緑色垂直(ΣGV)、青色水平(ΣB
H)、及び青色垂直(ΣBV)の補正に対応する。ΣR
V出力は、出力増幅器71を介して収束補正コイル88
Rに接続される。ΣGV出力信号とΣBV出力信号と
は、各々、出力増幅器72及び73を介して、対応する
収束補正コイルに接続される。
形を受信かつ/又は生成し、それらの波形は拡大/縮小
され、加算され、かつ/又は多様な組み合わせで掛け合
わされて、6つの複合収束補正波形を生成し、それらは
夫々赤色水平(ΣRH)、赤色垂直(ΣRV)、緑色水
平(ΣGH)、緑色垂直(ΣGV)、青色水平(ΣB
H)、及び青色垂直(ΣBV)の補正に対応する。ΣR
V出力は、出力増幅器71を介して収束補正コイル88
Rに接続される。ΣGV出力信号とΣBV出力信号と
は、各々、出力増幅器72及び73を介して、対応する
収束補正コイルに接続される。
【0017】上述の収束補正波形の一つであり、波形I
と表記されるものを生成する回路が、図4に詳細に示さ
れる。波形Iは収束補正波形結合回路70に入力される
第1の収束補正波形CCW1である。波形CCW1
(I)は、波形の積算によって生成される。積算器の出
力はトランジスタQ70によってバッファされ、容量C
70を介して収束補正波形結合回路70に交流結合され
る。他の収束補正波形は、入力CCW2乃至CCWnと
して示される。40或いはそれ以上の収束補正波形が必
要である。
と表記されるものを生成する回路が、図4に詳細に示さ
れる。波形Iは収束補正波形結合回路70に入力される
第1の収束補正波形CCW1である。波形CCW1
(I)は、波形の積算によって生成される。積算器の出
力はトランジスタQ70によってバッファされ、容量C
70を介して収束補正波形結合回路70に交流結合され
る。他の収束補正波形は、入力CCW2乃至CCWnと
して示される。40或いはそれ以上の収束補正波形が必
要である。
【0018】波形Iは、2つの信号の積である。一方の
信号は、略垂直レート鋸波であり、波形Fとして示され
る。垂直鋸波Fは4.25ボルトのピーク−ツウ−ピーク電
圧と5.3 ボルトの直流レベルを有する。波形Gとして示
される小振幅垂直レート正弦波を垂直鋸波Fに加えるこ
とによって、垂直方向へ若干の大きさ補正が行われる。
垂直正弦波Gは0.2 ボルトのピーク−ツウ−ピーク電圧
と0.1 ボルトの直流レベルを有する。垂直鋸波F及び垂
直正弦波Gは、抵抗R60、R61、及びR62によっ
て構成される抵抗加算網に於て加え合わされる。これに
よって、画像最上部及び最下部における水平線補正の利
得が補正される。もう一つの信号はHであり、これは波
形C、D、及びEの和である。
信号は、略垂直レート鋸波であり、波形Fとして示され
る。垂直鋸波Fは4.25ボルトのピーク−ツウ−ピーク電
圧と5.3 ボルトの直流レベルを有する。波形Gとして示
される小振幅垂直レート正弦波を垂直鋸波Fに加えるこ
とによって、垂直方向へ若干の大きさ補正が行われる。
垂直正弦波Gは0.2 ボルトのピーク−ツウ−ピーク電圧
と0.1 ボルトの直流レベルを有する。垂直鋸波F及び垂
直正弦波Gは、抵抗R60、R61、及びR62によっ
て構成される抵抗加算網に於て加え合わされる。これに
よって、画像最上部及び最下部における水平線補正の利
得が補正される。もう一つの信号はHであり、これは波
形C、D、及びEの和である。
【0019】波形Hの生成は、波形Aとして示される水
平レートパラボラ波形から始まり、この波形Aは正弦波
生成器10に供給され、波形Cと表記される略正弦波形
状波形が生成される。水平レートパラボラ波形は、+5.6
ボルトの正ピーク電圧と-1ボルトの負ピーク電圧とを有
する。更に水平レートパラボラは、収束パワー増幅器に
おける約5 μsec の遅れ分だけ主走査に先行する。また
画像において水平線が直線になるようにパラボラ波形を
作ることが必要である。そのような垂直レートパラボラ
波形は、図5に示される回路90によって、或いは図1
2及び図15に示される回路190によって生成するこ
とが可能である。図5を参照して、定電流IDCが電源9
1によって生成される。可変フィードバック電流I
ACが、結合点95に於て電流IDCと加算される。複合電
流は容量C91を充電する。容量C91は、水平偏向回
路4から供給される水平帰線パルスに基づきリセット回
路94によって定期的に放電され、ここでこの水平帰線
パルスは水平レートでトランジスターQ93をオンにす
る。結果として、積分器92に交流結合された、図に示
されるような水平レート鋸波信号が得られる。積分器9
2は、積分容量C90とR90を含む直流バイアス回路
とを有する演算増幅器U1を含む。出力パラボラ波形A
は、可変電流IACとして結合点95に交流結合される。
積分器92の出力に接続されるクランプ回路93は、ト
ランジスタQ90及びQ91と抵抗R91を含む。
平レートパラボラ波形から始まり、この波形Aは正弦波
生成器10に供給され、波形Cと表記される略正弦波形
状波形が生成される。水平レートパラボラ波形は、+5.6
ボルトの正ピーク電圧と-1ボルトの負ピーク電圧とを有
する。更に水平レートパラボラは、収束パワー増幅器に
おける約5 μsec の遅れ分だけ主走査に先行する。また
画像において水平線が直線になるようにパラボラ波形を
作ることが必要である。そのような垂直レートパラボラ
波形は、図5に示される回路90によって、或いは図1
2及び図15に示される回路190によって生成するこ
とが可能である。図5を参照して、定電流IDCが電源9
1によって生成される。可変フィードバック電流I
ACが、結合点95に於て電流IDCと加算される。複合電
流は容量C91を充電する。容量C91は、水平偏向回
路4から供給される水平帰線パルスに基づきリセット回
路94によって定期的に放電され、ここでこの水平帰線
パルスは水平レートでトランジスターQ93をオンにす
る。結果として、積分器92に交流結合された、図に示
されるような水平レート鋸波信号が得られる。積分器9
2は、積分容量C90とR90を含む直流バイアス回路
とを有する演算増幅器U1を含む。出力パラボラ波形A
は、可変電流IACとして結合点95に交流結合される。
積分器92の出力に接続されるクランプ回路93は、ト
ランジスタQ90及びQ91と抵抗R91を含む。
【0020】水平リセットパルスは直流結合されてお
り、その立ち上がりエッジのみが水平パラボラ波形をリ
セットする。これによって、水平リセットパルスの終わ
りに約5 μsec 先行して積分が開始される。抵抗R90
によってU1の反転入力に与えられる直流電流バイアス
は、積分器の入力において水平パラボラ波形を傾けるよ
うに用いられ、従って水平走査中心より約5 μsec 前に
ピークが訪れる。通常、ピークの後、帰線パルスが発生
して出力をゼロに戻すまで、パラボラ波形は負の方向に
減少し続ける。しかしながら、直流バイアスが水平パラ
ボラ波形を傾ける場合には負に向かうオーバーシュート
が発生し、水平パラボラ波形の有効部分は水平リセット
パルスが開始する約5 μsec 前に終了する。これによっ
て、画像の右エッジにおいて水平線のフレアが発生す
る。クランプ93は、負に向かうパラボラ波形を約-100
mVに於てクリップする。この値は、画像右エッジにおい
て水平線を直線にするための最適レベルとして決定され
たものである。このレベルは非常に重要であり得るの
で、温度変化のある場合でもクランプ93によって一定
に保持される。トランジスタQ91には、コレクタに約
1mA のほぼ一定の電流が供給される。トランジスタQ9
1の直流βによって決定されるこの電流の極く一部分
は、トランジスタC90のベースに流れ込み、またフィ
ードバックのためにコレクタ・エミッタ間電圧に等しい
ベース・エミッタ間電圧を決定する。クランプ中にトラ
ンジスタQ90に流れる電流は約10mAである。トランジ
スタQ90とQ91は、類似の温度環境で動作する同一
の型のトランジスタである。トランジスタQ90のコレ
クタ電流が高いと、ベース・エミッタ間電圧がトランジ
スタQ91におけるものよりも高くなり、約100mV の電
圧差は、温度変化に関わらず一定である傾向にある。
り、その立ち上がりエッジのみが水平パラボラ波形をリ
セットする。これによって、水平リセットパルスの終わ
りに約5 μsec 先行して積分が開始される。抵抗R90
によってU1の反転入力に与えられる直流電流バイアス
は、積分器の入力において水平パラボラ波形を傾けるよ
うに用いられ、従って水平走査中心より約5 μsec 前に
ピークが訪れる。通常、ピークの後、帰線パルスが発生
して出力をゼロに戻すまで、パラボラ波形は負の方向に
減少し続ける。しかしながら、直流バイアスが水平パラ
ボラ波形を傾ける場合には負に向かうオーバーシュート
が発生し、水平パラボラ波形の有効部分は水平リセット
パルスが開始する約5 μsec 前に終了する。これによっ
て、画像の右エッジにおいて水平線のフレアが発生す
る。クランプ93は、負に向かうパラボラ波形を約-100
mVに於てクリップする。この値は、画像右エッジにおい
て水平線を直線にするための最適レベルとして決定され
たものである。このレベルは非常に重要であり得るの
で、温度変化のある場合でもクランプ93によって一定
に保持される。トランジスタQ91には、コレクタに約
1mA のほぼ一定の電流が供給される。トランジスタQ9
1の直流βによって決定されるこの電流の極く一部分
は、トランジスタC90のベースに流れ込み、またフィ
ードバックのためにコレクタ・エミッタ間電圧に等しい
ベース・エミッタ間電圧を決定する。クランプ中にトラ
ンジスタQ90に流れる電流は約10mAである。トランジ
スタQ90とQ91は、類似の温度環境で動作する同一
の型のトランジスタである。トランジスタQ90のコレ
クタ電流が高いと、ベース・エミッタ間電圧がトランジ
スタQ91におけるものよりも高くなり、約100mV の電
圧差は、温度変化に関わらず一定である傾向にある。
【0021】水平パラボラ波形の積分は、水平リセット
パルスの前半分の間に、トランジスタQ92による積分
容量C90の放電によってリセットされ、水平リセット
パルスの後半分の間に開始することが可能である。この
期間に積分された関数は、容量C91の電圧に対する抵
抗R92及びトランジスタQ93の影響により、負に向
かう容量放電である。これによって、積分の最初の5 μ
sec の間の水平パラボラ波形は、パラボラ波形の特徴で
ある減少していく正の傾きではなく、増大していく正の
傾きが得られる。この水平パラボラ波形のフレアは、画
像の左エッジにおいて水平線を直線にするための助けと
なる。
パルスの前半分の間に、トランジスタQ92による積分
容量C90の放電によってリセットされ、水平リセット
パルスの後半分の間に開始することが可能である。この
期間に積分された関数は、容量C91の電圧に対する抵
抗R92及びトランジスタQ93の影響により、負に向
かう容量放電である。これによって、積分の最初の5 μ
sec の間の水平パラボラ波形は、パラボラ波形の特徴で
ある減少していく正の傾きではなく、増大していく正の
傾きが得られる。この水平パラボラ波形のフレアは、画
像の左エッジにおいて水平線を直線にするための助けと
なる。
【0022】図4を再び参照して、水平パラボラ波形A
は、正弦波生成器10に於てローパスフィルタにかけら
れ、位相推移され、水平正弦波として示される波形Cを
生成する。波形Cは、中間水平走査の約5 μsec 前に正
に向かうゼロ交差を有し、1.35ボルトの直流平均値を有
し、また1.6 ボルトのピーク−ツウ−ピーク振幅を有す
る。正弦波生成器10の回路概略が図7に示される。水
平パラボラ波形が、抵抗R10、R11、及びR12と
容量C10及びC11を含む回路網によってローパスフ
ィルタにかけられる。フィルタされた信号は、抵抗R1
3によってエミッタバイアスされたトランジスタQ10
によってバッファされる。
は、正弦波生成器10に於てローパスフィルタにかけら
れ、位相推移され、水平正弦波として示される波形Cを
生成する。波形Cは、中間水平走査の約5 μsec 前に正
に向かうゼロ交差を有し、1.35ボルトの直流平均値を有
し、また1.6 ボルトのピーク−ツウ−ピーク振幅を有す
る。正弦波生成器10の回路概略が図7に示される。水
平パラボラ波形が、抵抗R10、R11、及びR12と
容量C10及びC11を含む回路網によってローパスフ
ィルタにかけられる。フィルタされた信号は、抵抗R1
3によってエミッタバイアスされたトランジスタQ10
によってバッファされる。
【0023】図4を再び参照して、水平鋸波生成器20
は、波形Dとして示される水平鋸波信号20生成する。
水平鋸波生成器20は、図8に詳細に示される。電流源
が容量C20を充電する。容量C20は、10μsecoの水
平帰線パルスの開始点において、トランジスタQ20の
引き抜きによって急速に放電する。水平帰線信号は波形
Bとして示され、22ボルトのピーク−ツウ−ピーク電
圧を有し、正のピークは+18 ボルトであり負のピークは
-4ボルトである。結果として得られる波形Dは、水平帰
線期間の10μsec はゼロボルトであり、走査の間に3.6
ボルトのピーク電圧にまで増加する。直流平均は約1.5
ボルトである。
は、波形Dとして示される水平鋸波信号20生成する。
水平鋸波生成器20は、図8に詳細に示される。電流源
が容量C20を充電する。容量C20は、10μsecoの水
平帰線パルスの開始点において、トランジスタQ20の
引き抜きによって急速に放電する。水平帰線信号は波形
Bとして示され、22ボルトのピーク−ツウ−ピーク電
圧を有し、正のピークは+18 ボルトであり負のピークは
-4ボルトである。結果として得られる波形Dは、水平帰
線期間の10μsec はゼロボルトであり、走査の間に3.6
ボルトのピーク電圧にまで増加する。直流平均は約1.5
ボルトである。
【0024】電圧分割器は、+12 ボルトと接地の間で直
列接続された抵抗R43とR42によって形成される。
抵抗R43と抵抗R42との接続点は、水平正弦波C及
び水平鋸波Dに対する抵抗加算結合点45を形成し、そ
れらの波形は各々抵抗R40及びR41によって加算結
合点45に供給される。加算結合点45は、例えばパナ
ソニック(商標)のAN614 加算器である信号加算器60
の差動入力ピン5に接続される。逆側の差動入力である
ピン1は、+12ボルトと接地の間で直列接続された抵抗
R50とR51によって形成される電圧分割器によって
バイアスされる。結果として得られるバイアスレベルは
約3.4 ボルトであり、これは、中間水平走査の約5 μse
c 前の水平鋸波と水平正弦波との和の直流値に等しい。
差動入力の両方は+12Vの同一電源を基準としているの
で、この電源の変動はキャンセルされる。このような直
流結合は、AN614 のような積算器に対しては通常行われ
ないバイアス配置であり、普通は積算される信号源に交
流結合される。例えば、波形F及びGの結合である加算
信号が、容量C61を介して積算器60のピン3に交流
結合される。
列接続された抵抗R43とR42によって形成される。
抵抗R43と抵抗R42との接続点は、水平正弦波C及
び水平鋸波Dに対する抵抗加算結合点45を形成し、そ
れらの波形は各々抵抗R40及びR41によって加算結
合点45に供給される。加算結合点45は、例えばパナ
ソニック(商標)のAN614 加算器である信号加算器60
の差動入力ピン5に接続される。逆側の差動入力である
ピン1は、+12ボルトと接地の間で直列接続された抵抗
R50とR51によって形成される電圧分割器によって
バイアスされる。結果として得られるバイアスレベルは
約3.4 ボルトであり、これは、中間水平走査の約5 μse
c 前の水平鋸波と水平正弦波との和の直流値に等しい。
差動入力の両方は+12Vの同一電源を基準としているの
で、この電源の変動はキャンセルされる。このような直
流結合は、AN614 のような積算器に対しては通常行われ
ないバイアス配置であり、普通は積算される信号源に交
流結合される。例えば、波形F及びGの結合である加算
信号が、容量C61を介して積算器60のピン3に交流
結合される。
【0025】この直流結合は、ずれ左エッジカールとい
う別の問題を解決するためにも用いられる。この問題を
解決するためには、収束出力増幅器の反応時間をスピー
ドアップして画像の左エッジにおける赤及び青の逆方向
カールを真っ直ぐにするように、水平帰線期間中にパル
ス信号を付加することが必要である。もし交流結合が用
いられると、帰線パルスを付加することによって帰線期
間中の反応が歪められる。何故なら、複合波形は新しい
直流平均を有し、帰線期間の所望時間から差動増幅器の
平衡(バランス)点を移動させるようなシフトが起こる
からである。そこで直流結合を用いることによって、帰
線期間中の増幅バランスを乱すことなく、帰線期間中に
パルスを付加することができる。更に、直流結合を用い
ることによって、非常に大きなパルスを帰線期間中に用
いることが可能であり、また出力のピークを増幅器の内
部設計によって制御できることが分かっている。つま
り、パルス振幅ではなくパルス持続時間でパワー増幅器
を調整できる。
う別の問題を解決するためにも用いられる。この問題を
解決するためには、収束出力増幅器の反応時間をスピー
ドアップして画像の左エッジにおける赤及び青の逆方向
カールを真っ直ぐにするように、水平帰線期間中にパル
ス信号を付加することが必要である。もし交流結合が用
いられると、帰線パルスを付加することによって帰線期
間中の反応が歪められる。何故なら、複合波形は新しい
直流平均を有し、帰線期間の所望時間から差動増幅器の
平衡(バランス)点を移動させるようなシフトが起こる
からである。そこで直流結合を用いることによって、帰
線期間中の増幅バランスを乱すことなく、帰線期間中に
パルスを付加することができる。更に、直流結合を用い
ることによって、非常に大きなパルスを帰線期間中に用
いることが可能であり、また出力のピークを増幅器の内
部設計によって制御できることが分かっている。つま
り、パルス振幅ではなくパルス持続時間でパワー増幅器
を調整できる。
【0026】パルス持続時間によるパワー増幅器の調整
は、トランジスタQ30によって達成することができ
る。ピーク−ツウ−ピーク電圧22ボルトである波形B
に示される水平帰線パルスは、クリッパー回路30にも
入力される。図8に示されるように、クリッパー回路3
0は抵抗R30とツェナーダイオードCR30よりな
る。ツェナーダイオードCR30は、6.8 ボルトのもの
である。クリッパー回路30の出力は、正のピーク6.8
ボルト及び負のピーク-0.6ボルトを有するクリップされ
た水平帰線パルスである。このピーク−ツウ−ピーク電
圧7.4 ボルトのクリップされた帰線パルスは、抵抗R3
1及びR32よりなる電圧分割器と容量C30とを介し
てトランジスタQ30のベースに交流結合される。トラ
ンジスタQ30は、このクリップされた水平帰線パルス
の立ち上がりエッジに於てオンされ、容量C30及び抵
抗R31によって決定されるタイミングでオフされる。
トランジスタQ30のコレクタは加算結合点45に接続
されており、水平正弦波と水平鋸波とに付加される。加
算の結果が波形Hとして示される。
は、トランジスタQ30によって達成することができ
る。ピーク−ツウ−ピーク電圧22ボルトである波形B
に示される水平帰線パルスは、クリッパー回路30にも
入力される。図8に示されるように、クリッパー回路3
0は抵抗R30とツェナーダイオードCR30よりな
る。ツェナーダイオードCR30は、6.8 ボルトのもの
である。クリッパー回路30の出力は、正のピーク6.8
ボルト及び負のピーク-0.6ボルトを有するクリップされ
た水平帰線パルスである。このピーク−ツウ−ピーク電
圧7.4 ボルトのクリップされた帰線パルスは、抵抗R3
1及びR32よりなる電圧分割器と容量C30とを介し
てトランジスタQ30のベースに交流結合される。トラ
ンジスタQ30は、このクリップされた水平帰線パルス
の立ち上がりエッジに於てオンされ、容量C30及び抵
抗R31によって決定されるタイミングでオフされる。
トランジスタQ30のコレクタは加算結合点45に接続
されており、水平正弦波と水平鋸波とに付加される。加
算の結果が波形Hとして示される。
【0027】図2に示される様に、画像左エッジに於て
赤色水平線と青色水平線とが逆方向にカールして上がり
及びカールして下がるひずみは、ここに述たようにクリ
ップされた水平帰線波形Eを加算結合点45に付加する
という手段を用いることなく、補正できることが分かっ
ている。画像左エッジに於けるずれカールの補正は、等
しい減衰を垂直ヨークコイルの各々に印加して垂直ヨー
ク巻線の水平レート電流を抑圧することによっても達成
できる。
赤色水平線と青色水平線とが逆方向にカールして上がり
及びカールして下がるひずみは、ここに述たようにクリ
ップされた水平帰線波形Eを加算結合点45に付加する
という手段を用いることなく、補正できることが分かっ
ている。画像左エッジに於けるずれカールの補正は、等
しい減衰を垂直ヨークコイルの各々に印加して垂直ヨー
ク巻線の水平レート電流を抑圧することによっても達成
できる。
【0028】図13を参照して、垂直偏向回路5は主垂
直偏向コイル86を駆動する。垂直偏向回路5は、適切
な動作を保証するために特定の負荷抵抗を必要とし、こ
の場合においては270 オームの負荷抵抗が要求される。
主垂直偏向コイル86の直列接続が、270 オームの抵抗
と並列に接続される。この構成においては、高周波数に
おいて、主垂直偏向コイル86の中央のものは、主垂直
偏向コイル86の他の2つを負荷とする電圧生成器のよ
うに動作する。主垂直偏向コイル86の中央のものに対
して、対応する主水平偏向コイル87及び副偏向コイル
89によって、巨大な水平レート巡回電流が誘起され
る。誘起された水平レート巡回電流は、コイルの直列接
続を介して他の2つの主垂直偏向コイル86に伝達され
る。この巡回電流は、図14に示されるように、等しい
大きさの並列抵抗で各々の主垂直偏向コイル86をダン
ピングすることによって抑制することができる。この
際、ダンピング抵抗の大きさが等しく、かつその和が垂
直偏向回路5に必要な負荷抵抗の大きさに等しいよう
に、ダンピング抵抗の値が選ばれる。
直偏向コイル86を駆動する。垂直偏向回路5は、適切
な動作を保証するために特定の負荷抵抗を必要とし、こ
の場合においては270 オームの負荷抵抗が要求される。
主垂直偏向コイル86の直列接続が、270 オームの抵抗
と並列に接続される。この構成においては、高周波数に
おいて、主垂直偏向コイル86の中央のものは、主垂直
偏向コイル86の他の2つを負荷とする電圧生成器のよ
うに動作する。主垂直偏向コイル86の中央のものに対
して、対応する主水平偏向コイル87及び副偏向コイル
89によって、巨大な水平レート巡回電流が誘起され
る。誘起された水平レート巡回電流は、コイルの直列接
続を介して他の2つの主垂直偏向コイル86に伝達され
る。この巡回電流は、図14に示されるように、等しい
大きさの並列抵抗で各々の主垂直偏向コイル86をダン
ピングすることによって抑制することができる。この
際、ダンピング抵抗の大きさが等しく、かつその和が垂
直偏向回路5に必要な負荷抵抗の大きさに等しいよう
に、ダンピング抵抗の値が選ばれる。
【0029】しかしながら、そのようなダンピングを水
平鋸波信号Mに対して早期の位相と共に適用すると、図
11に示されるように、画像の右エッジにおいて収束ひ
ずみが現われる。詳しくは、赤色線が水平中心線に向か
ってカールし、青色線が水平中心線から遠ざかるように
カールする。垂直ヨークコイルの各々を等しくダンピン
グすることによってずれ左エッジカールが補正される場
合、トランジスタQ30は、ずれ右エッジカールを補正
するために用いることができる。図12及び16を参照
して、パラボラ生成器190からの早期水平パルス信号
Jは、水平鋸波信号Mを生成するために用いられる。
平鋸波信号Mに対して早期の位相と共に適用すると、図
11に示されるように、画像の右エッジにおいて収束ひ
ずみが現われる。詳しくは、赤色線が水平中心線に向か
ってカールし、青色線が水平中心線から遠ざかるように
カールする。垂直ヨークコイルの各々を等しくダンピン
グすることによってずれ左エッジカールが補正される場
合、トランジスタQ30は、ずれ右エッジカールを補正
するために用いることができる。図12及び16を参照
して、パラボラ生成器190からの早期水平パルス信号
Jは、水平鋸波信号Mを生成するために用いられる。
【0030】図15を参照して、パラボラ生成器190
は図5に示されるパラボラ生成器90に類似であるが、
パラボラ生成器190には2つのフィードバックループ
が付加されており、水平レートパラボラ波Aをより安定
に、またより部品変動に影響され難いものにする。ピー
ク振幅制御ループ191は、水平レートパラボラ波Aの
ピーク振幅を低耐性ツェナーダイオードCR190で設
定される電圧と比較し、積分器92に交流結合された水
平レート鋸波信号の振幅を調整して、水平レートパラボ
ラAのピーク振幅を+5.6ボルトに保つ。早期水平パルス
長制御ループ192は、早期水平パルス信号Jから得ら
れ抵抗R190及びR191にまたがる電圧に等しい振
幅を有する負に向かうパルスの平均直流値と、抵抗R1
90及びR191の結合点に現われる電圧とを比較し、
抵抗R90を介して演算増幅器U1に流れ込む電流を調
節して、抵抗R190と抵抗R190及びR191の和
との比率によって決定される水平走査期間と、負に向か
うパルスのパルス幅との比率を一定に保つ。図15のパ
ラボラ生成器190に於て、負に向かうパルスのパルス
幅は、(10/57)x63.5μsec 即ち約11μsec に設定され
る。
は図5に示されるパラボラ生成器90に類似であるが、
パラボラ生成器190には2つのフィードバックループ
が付加されており、水平レートパラボラ波Aをより安定
に、またより部品変動に影響され難いものにする。ピー
ク振幅制御ループ191は、水平レートパラボラ波Aの
ピーク振幅を低耐性ツェナーダイオードCR190で設
定される電圧と比較し、積分器92に交流結合された水
平レート鋸波信号の振幅を調整して、水平レートパラボ
ラAのピーク振幅を+5.6ボルトに保つ。早期水平パルス
長制御ループ192は、早期水平パルス信号Jから得ら
れ抵抗R190及びR191にまたがる電圧に等しい振
幅を有する負に向かうパルスの平均直流値と、抵抗R1
90及びR191の結合点に現われる電圧とを比較し、
抵抗R90を介して演算増幅器U1に流れ込む電流を調
節して、抵抗R190と抵抗R190及びR191の和
との比率によって決定される水平走査期間と、負に向か
うパルスのパルス幅との比率を一定に保つ。図15のパ
ラボラ生成器190に於て、負に向かうパルスのパルス
幅は、(10/57)x63.5μsec 即ち約11μsec に設定され
る。
【0031】図16を参照して水平鋸波生成器120
は、図8に示される水平鋸波生成器20に類似である
が、水平鋸波生成器120は早期水平パルス信号Jによ
ってリセットされ、これによって、水平鋸波信号Mが水
平リセットパルスに関して位相が前進する効果が得られ
る。水平右線形性信号Kは水平鋸波信号Mから得られ、
トランジスタQ30をオンするために用いられる。トラ
ンジスタQ30のコレクタに結果として得られる負に向
かうパルスは、利得決定抵抗R160を介して水平正弦
波信号C及び水平鋸波信号Mに加えられる。複合波形は
その後垂直鋸波信号Fと掛け合わされ、波形IIを生成す
る。
は、図8に示される水平鋸波生成器20に類似である
が、水平鋸波生成器120は早期水平パルス信号Jによ
ってリセットされ、これによって、水平鋸波信号Mが水
平リセットパルスに関して位相が前進する効果が得られ
る。水平右線形性信号Kは水平鋸波信号Mから得られ、
トランジスタQ30をオンするために用いられる。トラ
ンジスタQ30のコレクタに結果として得られる負に向
かうパルスは、利得決定抵抗R160を介して水平正弦
波信号C及び水平鋸波信号Mに加えられる。複合波形は
その後垂直鋸波信号Fと掛け合わされ、波形IIを生成す
る。
【0032】水平右線形性信号Kは、水平鋸波信号Mの
最後の数マイクロ秒を追随する三角パルスであり、0.8
ボルトのピーク電圧を有し、それ以外ではゼロである。
水平鋸波生成器120の出力に現われる電圧は、容量C
100を介してトランジスタQ100のベースに接続さ
れる。水平鋸波信号Mが約2.7 ボルトのレベルに到達す
ると、トランジスタQ100はオンになり、トランジス
タQ100のエミッタは実質的に水平鋸波信号Mを追随
する。従って、トランジスタQ100の出力は、水平鋸
波信号Mの最終数マイクロ秒を追随し、水平右線形性信
号Kを生成する。ダイオードCR100が、トランジス
タQ100のベース・エミッタ結合の電圧効果を補償す
る。
最後の数マイクロ秒を追随する三角パルスであり、0.8
ボルトのピーク電圧を有し、それ以外ではゼロである。
水平鋸波生成器120の出力に現われる電圧は、容量C
100を介してトランジスタQ100のベースに接続さ
れる。水平鋸波信号Mが約2.7 ボルトのレベルに到達す
ると、トランジスタQ100はオンになり、トランジス
タQ100のエミッタは実質的に水平鋸波信号Mを追随
する。従って、トランジスタQ100の出力は、水平鋸
波信号Mの最終数マイクロ秒を追随し、水平右線形性信
号Kを生成する。ダイオードCR100が、トランジス
タQ100のベース・エミッタ結合の電圧効果を補償す
る。
【0033】水平右線形性信号Kは、抵抗R105によ
ってトランジスタQ30のベースに接続される。水平右
線形性信号Kがベース・エミッタ間しきい値電圧を越え
ると、トランジスタQ30はオンされる。トランジスタ
Q30のコレクタに結果として現われる負のパルスは、
抵抗R106を介して積算器60の水平入力ピン5に接
続され、ここで負のパルスは加算結合点45で水平正弦
波信号C及び水平鋸波信号Mと加算され、水平複合波形
Lを生成する。
ってトランジスタQ30のベースに接続される。水平右
線形性信号Kがベース・エミッタ間しきい値電圧を越え
ると、トランジスタQ30はオンされる。トランジスタ
Q30のコレクタに結果として現われる負のパルスは、
抵抗R106を介して積算器60の水平入力ピン5に接
続され、ここで負のパルスは加算結合点45で水平正弦
波信号C及び水平鋸波信号Mと加算され、水平複合波形
Lを生成する。
【0034】トランジスタQ30からのパルスの効果
は、水平複合波形Lの右ピークを僅かに平らにすること
である。この効果が垂直鋸波信号Fと掛け合わされ、図
9に示されるずれて増幅する赤色増幅器74及び青色増
幅器75に供給されると、右エッジのずれカールは補正
される。図9を参照して、抵抗R72及びR73は、各
々、台形ひずみ制御R75及びR73に対するレンジ中
心合わせ抵抗である。それらの値は、制御が中心合わせ
された時に台形ひずみを略補正するように選ばれる。
は、水平複合波形Lの右ピークを僅かに平らにすること
である。この効果が垂直鋸波信号Fと掛け合わされ、図
9に示されるずれて増幅する赤色増幅器74及び青色増
幅器75に供給されると、右エッジのずれカールは補正
される。図9を参照して、抵抗R72及びR73は、各
々、台形ひずみ制御R75及びR73に対するレンジ中
心合わせ抵抗である。それらの値は、制御が中心合わせ
された時に台形ひずみを略補正するように選ばれる。
【0035】図4及び図12の波形I及びIIは、水平レ
ート及び垂直レート両方に於ける台形ひずみ補正波形を
示す。各場合において、ピーク−ツウ−ピーク電圧は2.
4 ボルトであり、直流レベルは8.37ボルトである。波形
Iはずれた正弦波ひずみ及び左エッジカールひずみによ
る問題を解決するものであり、波形IIはずれた正弦波ひ
ずみ及び右エッジカールひずみによる問題を解決するも
のである。第1に、ずれた正弦波ひずみと両方のエッジ
カールひずみは補正され、第2に、ずれた正弦波ひずみ
と両方のエッジカールひずみの補正は、他の収束補正を
妨害しない。更に、ずれた正弦波ひずみと両方のエッジ
カールひずみとを、既存の台形ひずみ収束補正波形を変
形することによって補正できるので、非常に効率的であ
る。
ート及び垂直レート両方に於ける台形ひずみ補正波形を
示す。各場合において、ピーク−ツウ−ピーク電圧は2.
4 ボルトであり、直流レベルは8.37ボルトである。波形
Iはずれた正弦波ひずみ及び左エッジカールひずみによ
る問題を解決するものであり、波形IIはずれた正弦波ひ
ずみ及び右エッジカールひずみによる問題を解決するも
のである。第1に、ずれた正弦波ひずみと両方のエッジ
カールひずみは補正され、第2に、ずれた正弦波ひずみ
と両方のエッジカールひずみの補正は、他の収束補正を
妨害しない。更に、ずれた正弦波ひずみと両方のエッジ
カールひずみとを、既存の台形ひずみ収束補正波形を変
形することによって補正できるので、非常に効率的であ
る。
【図1】水平線における赤色及び青色のずれた正弦波ひ
ずみを説明するための図である。
ずみを説明するための図である。
【図2】水平線のずれ左エッジカールひずみを説明する
ための図である。
ための図である。
【図3】台形ひずみを説明するための図である。
【図4】台形ひずみと、水平線における赤色及び青色の
ずれた正弦波ひずみと、水平線のずれ左エッジカールひ
ずみとを補正する回路を含む、投影型テレビ受像機の概
念的ブロック図である。
ずれた正弦波ひずみと、水平線のずれ左エッジカールひ
ずみとを補正する回路を含む、投影型テレビ受像機の概
念的ブロック図である。
【図5】図4に示されるパラボラ波生成器の概略図であ
る。
る。
【図6】台形ひずみ補正に用いられる波形を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図7】図4に示される正弦波生成器の概略図である。
【図8】図4に示される水平鋸波生成器及びクリッパー
の概略図である。
の概略図である。
【図9】図4にブロックとして示される収束補正波形出
力回路の概略図である。
力回路の概略図である。
【図10】図4にブロックとして示されるAN614 集積回
路の概略図である。
路の概略図である。
【図11】水平線のずれ右エッジカールひずみを説明す
るための図である。
るための図である。
【図12】台形ひずみと、水平線における赤色及び青色
のずれた正弦波ひずみと、水平線のずれ右エッジカール
ひずみとを補正する回路を含む、投影型テレビ受像機の
概念的ブロック図である。
のずれた正弦波ひずみと、水平線のずれ右エッジカール
ひずみとを補正する回路を含む、投影型テレビ受像機の
概念的ブロック図である。
【図13】投影型テレビ受像機における垂直ヨークコイ
ルのダンピングを説明するための概略図である。
ルのダンピングを説明するための概略図である。
【図14】投影型テレビ受像機における垂直ヨークコイ
ルのダンピングを説明するための概略図である。
ルのダンピングを説明するための概略図である。
【図15】図12に示されるパラボラ波生成器の概略図
である。
である。
【図16】図12に示される水平鋸波生成器の概略図で
ある。
ある。
1 投影型テレビ受信機 2 同期信号分離器 3 色処理器 4 水平偏向回路 5 垂直偏向回路 6 収束補正システム 10 正弦波生成器 20 水平鋸波生成器 30 クリッパー回路 45 抵抗加算結合点 60 信号加算器 70 収束補正波形結合回路 71、72、73 出力増幅器 74 赤色増幅器 75 青色増幅器 80、81、82 投影型CRT 83 スクリーン 84 レンズ 86 垂直主偏向コイル 87 水平主偏向コイル 88 垂直副偏向コイル 89 水平主偏向コイル 90 パラボラ生成器 92 積分器 93 クランプ回路 95 結合点 120 水平鋸波生成器 190 パラボラ生成器 191 ピーク振幅制御ループ 192 早期水平パルス長制御ループ
Claims (3)
- 【請求項1】 ひずんだ画像を表示する陰極線管用の補
正回路であって、 3つの水平レート波形を結合して水平レート複合波形を
生成する手段と;該水平レート複合波形と垂直レート波
形との積を出力信号として生成する手段と;該出力信号
を増幅する手段と;増幅された出力信号を受け取るよう
に接続され、該増幅された出力信号に応じて該ひずみを
補正する動的磁場を生成する、該陰極線管用の補正コイ
ルとよりなり、 該増幅された出力信号は台形ひずみを補正する第1の成
分と、赤色/青色の正弦波形状のひずみを補正する第2
の成分と、赤色/青色の右エッジカールひずみを補正す
る第3の成分とを有する、補正回路。 - 【請求項2】 ひずんだ画像を表示する陰極線管用の補
正回路であって、 3つの水平レート波形を結合して水平レート複合波形を
生成する手段と;該水平レート複合波形と垂直レート波
形との積を出力信号として生成する手段と;増幅された
出力信号を受け取るように接続され、該増幅された出力
信号に応じて台形ひずみと、赤色/青色の略正弦波形状
のひずみと、赤色/青色の右エッジカールひずみとを補
正する動的磁場を生成する、該陰極線管用の補正コイル
とよりなり、 該増幅された出力信号は台形ひずみを補正する第1の成
分と、赤色/青色の正弦波形状のひずみを補正する第2
の成分と、赤色/青色の右エッジカールひずみを補正す
る第3の成分とを有する、補正回路。 - 【請求項3】 ひずんだ画像を表示する陰極線管用の補
正回路であって、 略鋸波状の波形を有する第1の水平レート波形を生成す
る手段と;略パルス状の波形を有する第2の水平レート
波形を生成する手段と;略正弦波状の波形を有する第3
の水平レート波形を生成する手段と;該第1、第2、及
び第3の水平レート波形を結合して水平レート複合波形
を生成する手段と;台形ひずみを補正する第1の成分
と、赤色/青色の正弦波形状のひずみを補正する第2の
成分と、赤色/青色の右エッジカールひずみを補正する
第3の成分とを含む出力信号として、該水平レート複合
波形と垂直レート波形との積を生成する、該水平レート
複合波形が直流結合される手段と;該出力信号を増幅す
る手段と;増幅された出力信号を受け取るように接続さ
れ、該出力信号に応じて該ひずみを補正する動的磁場を
生成する、該陰極線管用の補正コイルとよりなる補正回
路。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US47131995A | 1995-05-19 | 1995-05-19 | |
US471319 | 1995-05-19 | ||
US46342695A | 1995-06-05 | 1995-06-05 | |
US463426 | 1995-06-05 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09163392A true JPH09163392A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=27040650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8122020A Pending JPH09163392A (ja) | 1995-05-19 | 1996-05-16 | 右エッジずれ誤差の収束補正 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09163392A (ja) |
CN (1) | CN1143519C (ja) |
MX (1) | MX9601880A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100465321B1 (ko) | 2002-05-02 | 2005-01-13 | 삼성전자주식회사 | D급 증폭기를 이용하여 컨버전스왜곡을 보정할 수 있는영상왜곡보정장치 |
-
1996
- 1996-05-16 JP JP8122020A patent/JPH09163392A/ja active Pending
- 1996-05-17 MX MX9601880A patent/MX9601880A/es not_active IP Right Cessation
- 1996-05-18 CN CNB961089989A patent/CN1143519C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
MX9601880A (es) | 1998-04-30 |
CN1155209A (zh) | 1997-07-23 |
CN1143519C (zh) | 2004-03-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3905908B2 (ja) | 偏向補正波形発生器 | |
US5475286A (en) | Deflection waveform correction circuit | |
JPH04229774A (ja) | 偏向波形補正信号発生器 | |
US4139799A (en) | Convergence device for color television receiver | |
JP3980628B2 (ja) | コンバージェンス補正回路 | |
US5847777A (en) | Right-edge differential error convergence correction | |
US5444338A (en) | Left and right raster correction | |
US5508593A (en) | Differential error convergence correction | |
JPH09163392A (ja) | 右エッジずれ誤差の収束補正 | |
US3953760A (en) | Dynamic electron beam convergence apparatus | |
JP3615619B2 (ja) | 偏向補正波形発生器及びビデオディスプレイ | |
US6683424B2 (en) | Distortion correcting circuit and display device | |
EP0743797A2 (en) | Right-edge differential convergence correction | |
KR100425804B1 (ko) | 우측에지차동오차의수렴보정회로 | |
JP3574187B2 (ja) | ビデオ表示用偏向装置 | |
EP0682442B1 (en) | Raster distortion correction circuit | |
MXPA96001880A (en) | Correction of convergence of differential error of the dere shore | |
JP2003153030A (ja) | ラスタ歪み補正装置 | |
JPH0795600A (ja) | タイミングパルス発生回路 | |
JPS62168494A (ja) | ダイナミツク・コンバ−ゼンス補正装置 | |
JPH08242389A (ja) | 偏向歪補正方法と歪補正回路および陰極線管表示装置 | |
JPH0614208A (ja) | テレビジョン受像機 | |
JPH10224657A (ja) | 水平リニアリティ補正回路 | |
JPH0965164A (ja) | ディスプレイモニタの水平偏向制御回路 | |
JPH0586114B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060425 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20060724 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20060727 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061219 |