JPH07118742A - ステンレス鋼の熱間圧延方法 - Google Patents

ステンレス鋼の熱間圧延方法

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JPH07118742A
JPH07118742A JP26070193A JP26070193A JPH07118742A JP H07118742 A JPH07118742 A JP H07118742A JP 26070193 A JP26070193 A JP 26070193A JP 26070193 A JP26070193 A JP 26070193A JP H07118742 A JPH07118742 A JP H07118742A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】重量%で、C:0.10%以下、Si: 2.5〜5%、
Mn:2%以下、Cr:15〜20%、Ni:10〜20%を含有し、
残部がFeと不純物からなる濃硝酸用ステンレス鋼の鋼片
を1200℃以下の温度域で均熱した後、幅出し圧延を行
い、引き続き鋼片の裏面を水冷しながら一部長さ出し圧
延を行い、次いで、1200℃以下の温度で再加熱した後、
750 ℃以上の温度で長さ出し圧延を行う。 【効果】圧延中に表面割れ、側面割れなどの割れの発生
がなく、反りが生じることもなく、平坦度の良好な鋼板
を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸化性の強い環境下で
耐食性を有する17%Cr−14%Ni−4%Siオーステナイト
系ステンレス鋼の熱間圧延方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高温、高濃度の硝酸環境下においては、
一般のCr−Ni系ステンレス鋼は過不動態状態におかれる
ため激しい腐食をうける。このような酸化性の強い環境
下で耐食性を有する材料として、Si含有量を高めた17%
Cr−14%Ni−4%Siオーステナイト系ステンレス鋼が使
用されており、例えば、特公昭57−37669 号公報に、重
量%で、炭素(C):0.10%以下、珪素(Si): 2.5〜
5%、マンガン(Mn):2%以下、クロム(Cr):15〜
20%、ニッケル(Ni):10〜22%を含有し、更に、タン
タル(Ta)およびジルコニウム(Zr)の中の少なくとも
1種をC(%)×10〜2.5 %(これらの成分は部分的に
ニオブ(Nb)で補うことが可能)添加してCを安定化し
た濃硝酸用ステンレス鋼が開示されている。また、特開
平5−17852 号公報には、同種の鋼で、Nbの含有量、な
らびにNbと(C+N)の比およびNbとSiの比を規定し
て、溶接時の溶着金属の靱性と耐食性の低下を防止した
濃硝酸用ステンレス鋼が提案されている。
【0003】一方、オーステナイト系ステンレス鋼は一
般に熱間加工性が悪く、熱間割れを起こしやすい。上記
の濃硝酸用ステンレス鋼についても例外ではなく、この
ステンレス鋼のインゴットあるいは連続鋳造材を、例え
ば、1220℃に加熱した後、幅出し圧延、仕上長さ出し圧
延を連続して行う1ヒート方式、あるいは幅出し圧延と
仕上長さ出し圧延の間で再加熱を行う2ヒート方式な
ど、従来法により熱間圧延を行うと、表面割れや耳割
れ、耳波が発生する。
【0004】オーステナイト系ステンレス鋼の製造方
法、特に熱間圧延方法については、例えば特開昭59−19
0320号公報には、スラブ段階で10%のデルタフェライト
相を有するオーステナイト系ステンレス鋼を熱間圧延し
て鋼帯とするに当たり、1050〜900 ℃の温度域を避けて
熱間圧延を行う方法が記載されている。また、特開昭63
−20412 号公報では、4重量%以上のモリブデン(Mo)
および0.10重量%以上の窒素(N)を含有する含Mo、N
オーステナイト系ステンレス鋼の柱状晶を有する鋼片の
熱間圧延にさいし、鋼片を1200〜1260℃の温度範囲に均
熱し、1250〜1150℃の温度範囲で予め分塊圧延する熱間
加工方法が開示されている。
【0005】しかし、これらの方法において対象とする
ステンレス鋼の組成は上記の濃硝酸用ステンレス鋼の組
成とは異なっており、前者のデルタフェライト相を有す
るオーステナイト系ステンレス鋼には上記の濃硝酸用ス
テンレス鋼が含有するほど多量のSiが含まれていない。
また、後者の含Mo、Nオーステナイト系ステンレス鋼に
おいても、MoとNを含有する点で濃硝酸用ステンレス鋼
と異なる他、Niが20〜30重量%と比較的多く含まれてお
り、Siは特に多量には添加されていない。従って、これ
らの方法をそのまま濃硝酸用ステンレス鋼の熱間圧延に
適用しても必ずしも良好な熱延鋼板を得ることはでき
ず、濃硝酸用ステンレス鋼に適した熱間圧延方法の開発
が望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、重量%で、
C:0.10%以下、Si: 2.5〜5%、Mn:2%以下、Cr:
15〜20%、Ni:10〜20%(以下、合金元素の%は重量%
を意味する)を含有するステンレス鋼板を製造するに際
し、圧延中に表面割れ、耳割れ等の側面割れおよび反り
がなく、平坦度の良好な鋼板を得ることができる熱間圧
延方法を提供することを課題としてなされたものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
を解決するために、圧延の途中で被圧延材を再加熱する
2ヒート方式の熱間圧延について検討を重ねた結果、最
初の加熱温度(均熱温度)を規定するとともに、最初の
加熱で幅出し圧延と、長さ出し圧延の一部を連続して行
い、再加熱後仕上長さ出し圧延を行うことによって割れ
や反りのない圧延を行うことが可能であることを見いだ
した。
【0008】本発明は、この知見に基づいてなされたも
ので、下記の熱間圧延方法を要旨とする。
【0009】重量%で、C:0.10%以下、Si: 2.5〜5
%、Mn:2%以下、Cr:15〜20%、Ni:10〜20%を含有
し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるステンレス
鋼の鋼片を熱間圧延するに際し、この鋼片を1200℃以下
の温度域で均熱した後、幅出し圧延を行い、引き続き鋼
片の裏面を水冷しながら一部長さ出し圧延を行い、次い
で、1200℃以下の温度で再加熱した後、750 ℃以上の温
度で長さ出し圧延を行うことを特徴とするステンレス鋼
の熱間圧延方法。
【0010】前記の一部長さ出し圧延とは、再加熱する
際に搬送テーブルで通板可能な最大幅までの圧延をい
う。
【0011】
【作用】以下、本発明方法について詳細に説明する。
【0012】本発明方法においては、上記のように加熱
(均熱)温度および再加熱温度の上限を規定し、再加熱
前の粗圧延時に長さ出し圧延の一部を行う。
【0013】図1は熱間圧延鋼板(ステンレス鋼板)の
製造プロセスの概略図であるが、本発明方法はこのプロ
セスにおいて、破線で囲んだ加熱から仕上圧延までの工
程を対象としており、粗圧延時に幅出し圧延と長さ出し
圧延の一部を行う。図中に示したように、従来法では再
加熱の工程を省略するか、あるいは、粗圧延時に幅出し
圧延のみを行っている。
【0014】表1および図2に、それぞれ従来法(タイ
プAの方式およびBの方式)と本発明方法(タイプCの
方式)とを対比して示した。タイプAの圧延方式は SUS
304、タイプBの方式は変形抵抗が SUS 304の変形抵抗
の 1.2倍以上の材料に主として適用される圧延方式であ
る。なお、図2におけるA、BおよびCは表1のA、B
およびCにそれぞれ対応する。また、図中の被圧延材の
寸法(単位はmm)は一例として示したものである。この
表1および図2に示したように、本発明方法(タイプC
の圧延方式)では再加熱の前に、すなわち1ヒート目で
一部長さ出し圧延を行う。
【0015】C: 0.020%、Si:4.21%、Mn:1.16%、
Cr: 16.99%、Ni:14.2%を含有するステンレス鋼の連
続鋳造鋳片(サイズ: 150mm×1020mm×1750mm) に対し
てA、BおよびCの圧延方式を適用して、厚さが8mmと
7.5mm、幅が2500mmの鋼板に熱間圧延した場合の圧延中
および圧延後の状況は以下の通りである。
【0016】Aの方式を適用した場合、均熱処理を1220
℃で行ったが、粒界が溶け出すバーニング割れを生じ
た。続いて、幅出し圧延を行った。しかし、仕上長さ出
し圧延の前半2パスを行った時点で被圧延材に反りが生
じたので、その矯正のために空パス(2パス)を追加し
た。次いで、後半の8パスの仕上長さ出し圧延を行った
が、このときまでの温度降下が大きく、仕上圧延荷重は
圧延機の制限荷重に近く所定の圧下量に足りなかったた
め2パス追加した。なお、仕上長さ出し圧延の後半で
は、仕上長さ出し圧延における全圧下率の50%を超える
圧延を行った(次に述べるBの方式、Cの方式において
も同じ)。仕上圧延後の被圧延材の状態は、耳波が大き
く平坦度が不良で、温度降下による変形能不足のため耳
割れが発生した。
【0017】Bの方式を適用した場合は、均熱処理(11
80℃)および幅出し圧延後の状態は良好であった。しか
し、再加熱(1180℃)後、仕上長さ出し圧延の前半2パ
スで反り防止のため被圧延材の裏面を水で冷却したとこ
ろ、温度降下が大きく、後半の仕上長さ出し圧延で圧延
荷重は制限荷重の寸前にまで達した。仕上圧延後の鋼板
に耳割れは認められなかったが、高荷重圧延のため大き
な耳波が発生した。
【0018】上記の従来法による圧延に対して、タイプ
Cの方式(本発明方法)を適用した場合は、均熱処理
(1180℃)および幅出し圧延後の状態は良好であり、そ
の後引き続いて仕上長さ出し圧延の前半2パスを行っ
た。このとき、反り防止のため被圧延材の裏面を水で冷
却し、更に矯正パスを2回行った。その後再加熱(1180
℃)し、後半の仕上長さ出し圧延8パスを行ったが、圧
延荷重の制限内で順調に圧延することがき、圧延後、耳
割れ、耳波のいずれも認められなかった。
【0019】本発明方法で2ヒート方式を採るのは、前
記のタイプAの方式を適用した例から明らかなように、
1ヒート方式では.最初の均熱温度を高めようとしても
バーニング割れが生じ、また、圧延の途中における被圧
延材の温度降下が大きいため、圧延荷重が増加し、平坦
度不良あるいは耳割れが発生するからである。
【0020】熱間でインゴットをプレス鍛造法により圧
下してスラブとしたプレス分塊材の方が鋳込みまま材よ
りも加工性が良好であるが、そのプレス分塊材でも熱間
圧延の途中で再加熱することが必要である。
【0021】図3は、前記の組成を有する濃硝酸用ステ
ンレス鋼の鋳込みまま材とプレス分塊材について加熱温
度を変えて均熱処理し、その後Cの方式により圧延して
得られた熱延鋼板の絞り値を測定した結果を示す図であ
る。この図に示されるように、プレス分塊材の方が絞り
値が大きく、鋳込みまま材よりも加工性が良好である。
しかし、プレス分塊材でも、加熱温度が1200℃を超える
とバーニング割れが起こり、加工性が劣化するので、均
熱温度を高めるには限界があり、加工性の良好なプレス
分塊材でも1ヒート方式での圧延は難しい。
【0022】図4は、前記の組成を有する濃硝酸用ステ
ンレス鋼とSUS 304 の鋳込みまま材を対象として均熱処
理の温度を変え、その後Cの方式により圧延して得られ
た熱延鋼板の引張強さを測定した結果を示す図である
(再加熱温度は均熱温度と同じ)。この結果に示される
ように、本発明方法が対象とする濃硝酸用ステンレス鋼
はSUS 304 と比較して変形抵抗が大きい。そのため圧延
機に高負荷がかかり易く、それに起因して耳波などの平
坦度不良が生じるので、この点からも2ヒート方式の採
用が必要である。
【0023】均熱処理を1200℃以下の温度域で行うの
は、前記のようなバーニング割れ(この割れに起因して
表面割れが発生する)を防ぐためである。
【0024】再加熱を1200℃以下で行うのは、均熱処理
を1200℃以下の温度域で行うのと同じ理由によるもので
ある。再加熱温度の下限は特に限定しないが、次に述べ
る仕上温度 750℃以上を確保できる温度であることが必
要で、再加熱後の圧延条件によって異なるが、1100℃以
上とすることが好ましい。
【0025】長さ出し圧延は 750℃以上の温度で行う。
すなわち、熱間圧延の仕上温度は 750℃以上とする。こ
れは、仕上温度が 750℃より低くなると、高負荷圧延と
なり、耳波が生じるなど平坦度が悪くなるからである。
【0026】本発明方法において一部長さ出し圧延の際
に被圧延材の裏面を水冷しながら圧延するのは、圧延中
に生じる材料の反りを防止するためである。すなわち、
加熱炉から抽出した直後の被圧延材には反りがないが、
材料の表面(上面)の方が裏面(下面)に比べて冷却速
度が大きいので、幅出し圧延を行う間に上面が凹状に反
り、これを矯正するために余分な反り矯正パスを追加し
なければならず、しかも、それによって材料の温度が低
下するからである。水冷には、例えばローラーテーブル
の下方部に配置されたノズルから加圧水を被圧延材の裏
面(下面)に吹き付けるなど、従来から行われている方
法を適用すればよい。
【0027】
【実施例】C: 0.020%、Si:4.21%、Mn:1.16%、C
r: 16.99%、Ni:14.2%を含有する濃硝酸用ステンレ
ス鋼の鋼片(鋳込みまま材のスラブ)に対し、本発明方
法を適用して熱延鋼板を製造し、圧延時の状況および圧
延後における割れその他の表面状態を調査した。なお、
比較のために従来法についても同様の調査を行った。
【0028】表2に熱間圧延の各段階における被圧延材
の寸法を示す。また、表3に加熱炉の設定温度を、表4
に被圧延材の温度の推移を示した。表3の設定温度は1
ヒート目(均熱処理)および2ヒート目(再加熱)のい
ずれにも共通である。
【0029】調査結果を図5および図6に示す。図5は
加熱温度および仕上圧延終了時の温度が表面状態(表面
割れ、耳割れ、平坦度)や圧延時の荷重に及ぼす影響を
示す図であり、図中のA、BおよびCはそれぞれ前記表
1のA、B及びCの方式を適用して圧延したことを意味
する。この図に示すように、Aの方式を適用した場合、
すなわち加熱温度が1200℃を超える場合は表面割れが発
生し、仕上温度が 750℃よりも低いと耳割れが発生した
り、圧延機に高負荷がかかり、耳波が発生するなど平坦
度が悪くなる。破線で囲んだ部分は圧延時に水冷しなか
った場合で、加熱温度が適正であっても平坦度が不良に
なる等の欠陥が生じた。
【0030】図6は再加熱後の圧延荷重を被圧延材の厚
さ(ゲージメーター厚)に対してプロットしたものであ
る。仕上寸法は、Aの方式を適用した場合は8.00mm(厚
さ)×2500mm(幅)× 13400mm(長さ)、Cの方式を適
用した場合は7.50mm×2500mm× 14300mmであり、SUS 30
4 の場合は7.50mm×2500mm× 14000mmである。なお、A
の場合は再加熱はしていない。なお、SUS 304 の圧延は
プロセスAによるものである。また、圧延機の常用荷重
は5500トン、制限荷重は7200トンである。
【0031】この図から明らかなように、濃硝酸用ステ
ンレス鋼に従来のAの方式を適用した場合は圧延荷重が
制限荷重近くまで上昇するのに対して、Cの本発明方法
を適用すれば、SUS 304 の場合よりは若干高いが、比較
的低い圧延荷重で圧延することが可能である。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】
【表3】
【0035】
【表4】
【0036】
【発明の効果】C:0.10%以下、Si: 2.5〜5%、Mn:
2%以下、Cr:15〜20%、Ni:10〜20%を含有する濃硝
酸用ステンレス鋼板を製造するに際し、本発明の熱間圧
延方法を適用すれば、表面割れ、側面割れなどの割れの
発生がなく、反りが生じることもなく、平坦度の良好な
鋼板を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱間圧延鋼板の製造プロセスの概略図である。
【図2】従来の熱間圧延方法と本発明の熱間圧延方法を
対比して示す図である。
【図3】濃硝酸用ステンレス鋼の鋳込みまま材とプレス
分塊材についての熱間圧延時の加熱温度と絞り値の関係
を示す図である。
【図4】濃硝酸用ステンレス鋼とSUS 304 についての熱
間圧延時の加熱温度と引張強さの関係を示す図である。
【図5】濃硝酸用ステンレス鋼についての熱間圧延時の
加熱温度および仕上圧延終了時の温度が表面状態(表面
割れ、耳割れ、平坦度)に及ぼす影響を示す図である。
【図6】濃硝酸用ステンレス鋼とSUS 304 についての熱
間圧延時の再加熱後の圧延荷重と被圧延材の厚さ(ゲー
ジメーター厚)の関係を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量%で、C:0.10%以下、Si: 2.5〜5
    %、Mn:2%以下、Cr:15〜20%、Ni:10〜20%を含有
    し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるステンレス
    鋼の鋼片を熱間圧延するに際し、この鋼片を1200℃以下
    の温度域で均熱した後、幅出し圧延を行い、引き続き鋼
    片の裏面を水冷しながら一部長さ出し圧延を行い、次い
    で、1200℃以下の温度で再加熱した後、750 ℃以上の温
    度で長さ出し圧延を行うことを特徴とするステンレス鋼
    の熱間圧延方法。
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