JPH0711761A - 床用遮蔽蓋の把手装置 - Google Patents

床用遮蔽蓋の把手装置

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JPH0711761A
JPH0711761A JP18072593A JP18072593A JPH0711761A JP H0711761 A JPH0711761 A JP H0711761A JP 18072593 A JP18072593 A JP 18072593A JP 18072593 A JP18072593 A JP 18072593A JP H0711761 A JPH0711761 A JP H0711761A
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JP
Japan
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handle
hole
body case
floor
storage cavity
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JP18072593A
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Shozo Kobayashi
昭三 小林
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KANESO KK
Kaneso Co Ltd
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KANESO KK
Kaneso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で、製造コストが安く、さらに見
栄えの良い床用遮蔽蓋の把手装置を提供すること。 【構成】 略コ字形の把手杆15の基部を支軸14によ
り軸支して起倒自在に設け、不使用時には把手杆15を
天板10に開口した挿通口9から本体ケース8の収納空
隙部13に横臥させ、該把手杆15に配設した螺子杆2
1の螺着によってその横臥状態を保持させる一方、使用
時には前記螺子杆21の螺着を解除することによって、
把手杆15の基部に弾接するばね16の付勢力で該把手
杆15を押し上げるようにした。これにより構成部品が
少なく、構造が簡単となり、また、殆どの構成部品を薄
板のプレス成形によって成作することができるので、そ
の製造コストが低減する。さらに本体ケースの表面に鍵
穴が開口されず、該鍵穴に嵌合しておくゴムキャップも
不要であるため見栄えが良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物内外の床に設けら
れるフロアーハッチ,ピット蓋等の各種の床用遮蔽蓋に
適用する把手装置に関する。
【0002】
【従来の技術】床用遮蔽蓋を持ち上げるのに使用する把
手装置において、略コ字形に形成した把手を備えた把手
装置にあっては、前記遮蔽蓋の上部を人が歩行する関係
上、その安全のために、本体ケース内に差し渡した支軸
に基部を枢支して前記把手を起倒自在に設け、不使用時
には該把手を本体ケース内に収納しておき、使用時に引
き起こすことができるようにしている。また、かかる把
手装置には、学校,公共施設等の保安を必要とする場所
でも使用できるように、本体ケース内に収納した把手を
ロックするロック機構が具備されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかして、従来の把手
装置のロック機構は、本体ケースの表面に開口された鍵
穴から挿入するキーの回動操作によって、内蔵するカム
板を回動させ、該カム板の係止部を、把手から下方突成
されたフックに対して係脱させて、該把手のロック及び
その解除を行うようにしている。従って、その構成部品
として、前記鍵穴に上端部を臨ませてキーで回動される
カム軸と、該カム軸を回動可能に支持する軸受と、該カ
ム軸の下端に軸支されるカム板と、該カム板をカム軸に
固定するボルトと、カム板の係止部と把手のフックとの
係合状態を保持するようにカム板を付勢するばねと、該
ばねの取付けボルトと、把手の不使用時に前記鍵穴に嵌
合しておくゴムキャップ等の多数の部品が必要であり、
また、これらの多くを取付けるために本体ケースを鋳物
で形成しているため、構造が複雑で製造コストが高く、
さらに前記ゴムキャップが本体ケースの表面に露出する
ため見栄えが悪い等の問題点がある。本発明はかかる従
来の問題点に鑑みてその改善を試みたものであって、構
造が簡単で、製造コストが安く、さらに見栄えの良い床
用遮蔽蓋の把手装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部に収納空
隙部を備え、該収納空隙部の上部に配設した天板に略コ
字形の挿通口が開口された本体ケースと、前記収納空隙
部内で基部を軸支して起倒自在に設けられ、前記挿通口
から収納空隙部に収納されて、その上面側が天板と略面
一となって横臥されるとともに、該上面側に形成した凹
部に上下方向に貫通する透孔が設けられた略コ字形の把
手と、前記収納空隙部内に収納され、前記把手の基部に
弾接して、該把手を起立方向に付勢するばねと、前記把
手に形成した凹部の透孔に上方から挿通され、該凹部に
回動操作孔を備えた頭部を没入させるとともに、前記透
孔から下方に突出する下端部を収納空隙部内に設けた雌
螺子座に螺合して前記把手の横臥姿勢を保持する固定螺
子とによって構成したことを特徴とするものである。さ
らに前記固定螺子の頭部に形成される回動操作孔を、波
状の凹凸を内周方向に連続形成してなる略花冠形に設け
る構成も適用することができる。
【0005】
【作用】把手をばねの付勢力に抗して収納空隙部に横臥
させ、固定螺子の回転操作によってその下端部を本体ケ
ースの雌螺子座に螺合させることにより、不使用時には
前記把手を天板と略面一で収納空隙部に収納することが
できる。一方、このような収納状態において、前記固定
螺子を逆方向に回転操作してその下端部の螺着を解除す
ると、ばねの付勢力によって把手が挿通口から押し上げ
られ、これをさらに引き起こせば把手が使用可能な状態
となる。
【0006】また、固定螺子の回動操作孔を、波状の凹
凸を内周方向に連続形成してなる略花冠形に設けること
によって、専用キー以外での回動操作が困難となり、保
安性を向上させることができる。
【0007】
【実施例】図1,図2は把手装置が取付けられたフロア
ーハッチ等の床用遮蔽蓋を示す。該床用遮蔽蓋1は、周
側板2と底板3とによって上面を開放した浅底箱形に形
成され、その両側に把手装置4,4が左右一対に配設さ
れる。各把手装置4は、床用遮蔽蓋1の底板3上にスペ
ーサ5,5を介して所定高さで保持され、かつ、該スペ
ーサ5,5に挿通したボルト6,6によって前記底板3
に固定される。また、床用遮蔽蓋1の内部には周囲の床
と同一のモルタル等の床仕上材7が充填される。
【0008】次に本発明にかかる把手装置4を図3〜図
8について説明する。把手装置4の外郭を構成する本体
ケース8は、ステンレス等からなる薄板をプレス成形し
て筺体状に形成され、その上部には略コ字形の挿通口9
を開口した天板10が溶接によって接合される。また、
本体ケース8の底部上には補強を兼ねた矩形状の底板1
1が配設され、該底板11は溶接により本体ケース8の
底部と一体となるように接合される。
【0009】本体ケース8内は、収納空隙部13とな
り、該収納空隙部13には前記挿通口9の内側に沿って
略コ字形の軸受板12が溶接で接合される。また、該軸
受板12の左右側板12a,12aに支軸14が支承さ
れ、該支軸14はその両端を前記収納空隙部13に挿通
して本体ケース8内に差し渡される。
【0010】15はステンレス等からなる薄板をプレス
成形し、溶接で接合した略コ字形の把手であって、その
基部15a,15aを前記支軸14に枢支して起倒自在
に設けられる。該把手15は前記挿通口9より若干小さ
く、かつ相似形に形成されており、挿通口9から収納空
隙部13に収納して、その下面側15cを底板11から
立ち上げたストッパー11aに当接させると、上面側1
5bが前記天板10と略面一となって横臥するように設
けられる。
【0011】また、支軸14には、前記左右側板12
a,12aの内側位置で夫々巻きばね16,16が付装
され、その一端を本体ケース8の側壁面に支持させ、他
端を左右側板12a,12aに開口した長孔17,17
から収納空隙部13に突出させるとともに、その突出端
を把手15の基部下面側に弾接させることにより、該把
手15を起立方向に付勢するように設けられる。
【0012】また、横臥姿勢における把手15の上面側
15bで、略コ字形の中央部には凹部19が形成され、
該凹部19に上下方向に貫通する透孔18が設けられ
る。そして該透孔18には、図7〜図8に示すように、
頭部21aに回動操作孔21bを備えた固定螺子21
が、該頭部21aを把手15の上面側15bと略面一と
なるように凹部19に没入して嵌挿されるとともに、透
孔18からの突出端側に嵌合したEリング22によって
該固定螺子21が抜け止めされる。また、該固定螺子2
1は把手15の厚みより短く形成され、把手15の厚み
幅から突出しないようにしている。
【0013】一方、本体ケース8の底板11には溶接で
接合した雌螺子座23が前記透孔18に対向させて配設
され、把手15を横臥させた状態で、該雌螺子座23に
形成した雌螺子孔23aに前記固定螺子21の下端部の
雄螺子部21cを螺合させることにより、前記把手15
の横臥姿勢を保持するように設けられる。
【0014】さらに、前記固定螺子21の頭部21aに
形成される回動操作孔21bが、波状の凹凸を内周方向
に連続形成してなる略花冠形に設けられる一方、図9〜
図10に示すように、固定螺子21を回転するためのキ
ー24の先端には、前記回動操作孔21bの孔形状と一
致する波状の凹凸24aがその外周方向に連続形成され
る。
【0015】その他、図面において、25は本体ケース
8の底部に設けた排水孔、26は該排水孔25の孔縁に
嵌着された排水パイプ、27は軸受板12に開口された
通水口を夫々示す。
【0016】かかる構成にあって、把手15は、図5に
示すように、収納空隙部13から引き起こした状態で床
用遮蔽蓋1を持ち上げるための把手として使用される。
そして、不使用時には、把手15を下方向に回動させ、
ばね16,16の付勢力に抗して、該把手15を収納空
隙部13に横臥させ、キー24によって固定螺子21を
所定方向に回転させてその下端部の雄螺子部21cを雌
螺子座23の雌螺子孔23aに螺合させることにより把
手15が固定され、図6に示すように、天板10と略面
一で収納空隙部13に収納することができる。
【0017】一方、前記のような把手15の収納状態に
おいて、キー24によって固定螺子21を前記と逆方向
に回転してその下端部の雄螺子部21cの螺着を解除す
ると、図5の鎖線で示すように、ばね16,16の付勢
力によって把手15が挿通口から押し上げられ、これを
さらに引き起こせば把手15が使用可能な状態となる。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述のように、略コ字形の把手
の基部を軸支して起倒自在に設け、不使用時には該把手
を天板に開口した挿通口から本体ケースの収納空隙部に
横臥させ、該把手に配設した固定螺子の螺着によってそ
の横臥状態を保持させる一方、使用時には前記固定螺子
の螺着を解除することによって、ばねの付勢力で該把手
を押し上げるようにしたから、従来のものと比較してそ
の構成部品が少なく、構造が簡単で、また、鋳物を使用
することなく、本体ケース及び把手等の殆どの構成部品
を薄板のプレス成形によって成作することができるの
で、その製造コストが安価である。さらに従来のものの
ように本体ケースの表面に鍵穴が開口されず、把手の不
使用時に該鍵穴に嵌合しておくゴムキャップが不要であ
るため見栄えが良い等の優れた効果がある。
【0019】また、固定螺子の頭部に形成される回動操
作孔を、波状の凹凸を内周方向に連続形成してなる略花
冠形に設けるようにすれば、専用キー以外のドライバー
等の工具では、固定螺子の回転操作が困難であるため、
いたずら等による把手の引き出しが防止され、その保安
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】把手装置が取付けられたフロアーハッチ等の床
用遮蔽蓋の平面図である。
【図2】同上の部分的縦断側面図である。
【図3】本発明にかかる把手装置の平面図である。
【図4】把手を引き起こした把手装置の縦断正面図であ
る。
【図5】把手を引き起こした把手装置の縦断側面図であ
る。
【図6】図5における把手の収納状態を示す縦断側面図
である。
【図7】固定螺子の正面図である。
【図8】固定螺子の平面図である。
【図9】固定螺子の回転操作用キーの正面図である。
【図10】固定螺子の回転操作用キーの底面図である。
【符号の説明】
4 把手装置 8 本体ケース 9 挿通口 10 天板 13 収納空隙部 14 支軸 15 把手 16 ばね 18 透孔 19 凹部 21 固定螺子 21a 頭部 21b 回動操作孔 23 雌螺子座

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に収納空隙部を備え、該収納空隙部
    の上部に配設した天板に略コ字形の挿通口が開口された
    本体ケースと、 前記収納空隙部内で基部を軸支して起倒自在に設けら
    れ、前記挿通口から収納空隙部に収納されて、その上面
    側が天板と略面一となって横臥されるとともに、該上面
    側に形成した凹部に上下方向に貫通する透孔が設けられ
    た略コ字形の把手と、 前記収納空隙部内に収納され、前記把手の基部に弾接し
    て、該把手を起立方向に付勢するばねと、 前記把手に形成した凹部の透孔に上方から挿通され、該
    凹部に回動操作孔を備えた頭部を没入させるとともに、
    前記透孔から下方に突出する下端部を収納空隙部内に設
    けた雌螺子座に螺合して前記把手の横臥姿勢を保持する
    固定螺子とによって構成したことを特徴とする床用遮蔽
    蓋の把手装置。
  2. 【請求項2】 前記固定螺子の頭部に形成される回動操
    作孔を、波状の凹凸を内周方向に連続形成してなる略花
    冠形に設けたことを特徴とする請求項1に記載した床用
    遮蔽蓋の把手装置。
JP18072593A 1993-06-24 1993-06-24 床用遮蔽蓋の把手装置 Expired - Lifetime JP3337527B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210035119A (ko) * 2019-07-29 2021-03-31 주식회사 유라코퍼레이션 단자용 연성 절연보호캡

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210035119A (ko) * 2019-07-29 2021-03-31 주식회사 유라코퍼레이션 단자용 연성 절연보호캡

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