JPH07117552A - 重量物運搬用トラック - Google Patents
重量物運搬用トラックInfo
- Publication number
- JPH07117552A JPH07117552A JP28575893A JP28575893A JPH07117552A JP H07117552 A JPH07117552 A JP H07117552A JP 28575893 A JP28575893 A JP 28575893A JP 28575893 A JP28575893 A JP 28575893A JP H07117552 A JPH07117552 A JP H07117552A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide rail
- supporting
- guide
- slide cylinder
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 重量物を積載する時、トラックの荷台が地面
に着いて安全確実にしかも構造簡単で積載することが出
来る。 【構成】 運転台2側をジャッキ5にて持上げ後輪軸3
1を支点として荷台30を水平から傾斜させて積載を容
易とした運搬車において、フレーム3上に案内レール6
を設け、支持ロール9を案内レール6内適箇所に適量突
出して設け、サイド材14とクロス材16を梯子状とし
外周に外枠材17a、17bを、又サイド材14前方に
門形の鳥居体20を設けた支持枠13上面に床材15を
設けて荷台30を形成し、サイド材14を案内レール6
上に設け支持ロール9にて移動自在とし、スライドシリ
ンダー22前端部を前方に向けフレーム3後方の適位置
に設け、ピストン軸22bを最前部のクロス材16に連
結したものである。
に着いて安全確実にしかも構造簡単で積載することが出
来る。 【構成】 運転台2側をジャッキ5にて持上げ後輪軸3
1を支点として荷台30を水平から傾斜させて積載を容
易とした運搬車において、フレーム3上に案内レール6
を設け、支持ロール9を案内レール6内適箇所に適量突
出して設け、サイド材14とクロス材16を梯子状とし
外周に外枠材17a、17bを、又サイド材14前方に
門形の鳥居体20を設けた支持枠13上面に床材15を
設けて荷台30を形成し、サイド材14を案内レール6
上に設け支持ロール9にて移動自在とし、スライドシリ
ンダー22前端部を前方に向けフレーム3後方の適位置
に設け、ピストン軸22bを最前部のクロス材16に連
結したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジャッキにて荷台を傾斜
させ重量物を積載して運搬する重量物運搬用トラックに
関するものである。
させ重量物を積載して運搬する重量物運搬用トラックに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車・工作機械・建設機械などの重量
物をトラックにて運搬するには、トラックの運転席後方
に設置するジャッキで後輪を支点として運転席側を持上
げて荷台を傾斜させ、荷台後方からの積み降ろしを容易
にしていた。
物をトラックにて運搬するには、トラックの運転席後方
に設置するジャッキで後輪を支点として運転席側を持上
げて荷台を傾斜させ、荷台後方からの積み降ろしを容易
にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように運転席側を
持上げ荷台後方を下げても、路面に荷台後方が接するこ
となく或る高さを保っているため、重量物の荷重に耐え
る適巾の歩み板或は歩み台を荷台後方に、旋回或はスラ
イド又は別体物を設置する等にて設けて段差を無くし積
み降ろしを容易としていた。しかしこのように段差を無
くすようにしても、歩み板或は歩み台は狭い巾のものを
用いると共に、荷台の傾斜よりも急傾斜となり積載物を
荷台に載せる時踏み落ち易いため、落ちないよう相当の
神経と技術を必要とし、失敗すれば重大事故となる。
又、歩み板や歩み台の傾斜を緩やかにするため折りたゝ
み式や引出式のものがあるが、余分な構造を必要とし操
作も複雑となるなど積載作業上非常に不都合を感じてい
た。
持上げ荷台後方を下げても、路面に荷台後方が接するこ
となく或る高さを保っているため、重量物の荷重に耐え
る適巾の歩み板或は歩み台を荷台後方に、旋回或はスラ
イド又は別体物を設置する等にて設けて段差を無くし積
み降ろしを容易としていた。しかしこのように段差を無
くすようにしても、歩み板或は歩み台は狭い巾のものを
用いると共に、荷台の傾斜よりも急傾斜となり積載物を
荷台に載せる時踏み落ち易いため、落ちないよう相当の
神経と技術を必要とし、失敗すれば重大事故となる。
又、歩み板や歩み台の傾斜を緩やかにするため折りたゝ
み式や引出式のものがあるが、余分な構造を必要とし操
作も複雑となるなど積載作業上非常に不都合を感じてい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不都
合を解消し、構造簡単で確実に手早く重量物の積載が出
来るようにした重量物運搬用トラックを提供せんとする
ものである。
合を解消し、構造簡単で確実に手早く重量物の積載が出
来るようにした重量物運搬用トラックを提供せんとする
ものである。
【0005】運転台側をジャッキにて持上げ、後輪軸
(後輪が多軸の場合は最後輪軸となる)を支点として荷
台を水平状態から傾斜させ重量物の積載を容易とした運
搬車において、サイドメンバとクロスメンバからなるフ
レームのサイドメンバの上面長手方向に案内レールを設
け、支持ロール外周を案内レール上面より適量突出する
よう支軸にて回転可能に案内レール内数箇所に支持ロー
ルを埋設し、案内レール一側面適位置の長手方向に案内
体を、他側面に案内ロールを水平で回転するよう取付材
を介して数箇所に設け、固定材を断面溝形のサイド材外
側端長手に沿って案内体に下面で係止するよう設け、案
内体を外側にし案内レールの一端にレール用クロスメン
バを設け、サイド材とクロス材を梯子状としサイド材後
方とクロス材両端に外枠材を、又サイド材前方に門形に
組んだ鳥居体を設けた支持枠上面に床材を張って荷台を
形成し、サイド材を案内レール上に設け固定材を案内体
下面となりサイド材他側面に案内ロールを当て支持ロー
ルにて移動自在とし、適長さのスライドシリンダーのシ
リンダー本体後端部を後方に向け最後部のクロスメンバ
にシリンダー用ブラケットを介して連結し、又シリンダ
ー本体前端部を中央部のクロスメンバに取付バンドを介
して固設し、最前部のクロス材に設けたピストン軸用ブ
ラケットにスライドシリンダーのピストン軸を連結し、
先端を錐状とした柱体からなる嵌合体を突設するストッ
パーを、サイド材の長手方向の前方及び後方側面の二箇
所に嵌合体が互いに向い合うよう設け、嵌合体に嵌合す
る嵌合穴を穿設したストップ用ブラケットをサイドメン
バーの中央と後方に、嵌合体と嵌合穴の一方が嵌合する
時他方はスライドシリンダーの最大スライド距離に該当
する距離だけ離れているよう設けたものである。
(後輪が多軸の場合は最後輪軸となる)を支点として荷
台を水平状態から傾斜させ重量物の積載を容易とした運
搬車において、サイドメンバとクロスメンバからなるフ
レームのサイドメンバの上面長手方向に案内レールを設
け、支持ロール外周を案内レール上面より適量突出する
よう支軸にて回転可能に案内レール内数箇所に支持ロー
ルを埋設し、案内レール一側面適位置の長手方向に案内
体を、他側面に案内ロールを水平で回転するよう取付材
を介して数箇所に設け、固定材を断面溝形のサイド材外
側端長手に沿って案内体に下面で係止するよう設け、案
内体を外側にし案内レールの一端にレール用クロスメン
バを設け、サイド材とクロス材を梯子状としサイド材後
方とクロス材両端に外枠材を、又サイド材前方に門形に
組んだ鳥居体を設けた支持枠上面に床材を張って荷台を
形成し、サイド材を案内レール上に設け固定材を案内体
下面となりサイド材他側面に案内ロールを当て支持ロー
ルにて移動自在とし、適長さのスライドシリンダーのシ
リンダー本体後端部を後方に向け最後部のクロスメンバ
にシリンダー用ブラケットを介して連結し、又シリンダ
ー本体前端部を中央部のクロスメンバに取付バンドを介
して固設し、最前部のクロス材に設けたピストン軸用ブ
ラケットにスライドシリンダーのピストン軸を連結し、
先端を錐状とした柱体からなる嵌合体を突設するストッ
パーを、サイド材の長手方向の前方及び後方側面の二箇
所に嵌合体が互いに向い合うよう設け、嵌合体に嵌合す
る嵌合穴を穿設したストップ用ブラケットをサイドメン
バーの中央と後方に、嵌合体と嵌合穴の一方が嵌合する
時他方はスライドシリンダーの最大スライド距離に該当
する距離だけ離れているよう設けたものである。
【0006】
【作用】トラックを停止し、ジャッキを作動させ後輪軸
を支点として運転台側を持上げ荷台を傾斜させて止め
る。そして、スライドシリンダーを作動させシリンダー
本体内より出ていたピストン軸を引き入れると、ピスト
ン軸用ブラケット・クロス材を介してサイド材を引張り
支持ロール上を案内レールに沿って支持枠が移動しフレ
ームより荷台を押し出す。この時前方用のストッパがス
トップ用ブラケットに嵌合して当ると前方用のストッパ
の嵌合体がリミットスイッチに当ってスライドシリンダ
ーを停止させ荷台後端が地面に着いた状態となるので重
量物を自力で或はフォークリフト等で荷台上に載せる。
載置が終わると再びスライドシリンダーを作動しシリン
ダー本体よりピストン軸を押し出しサイド材を押し案内
レールに沿って支持ロール上を支持枠が移動し荷台をフ
レーム上元の位置に戻どすと、後方用のストッパがスト
ップ用ブラケットに嵌合して当たり嵌合体がリミットス
イッチを動かしてスライドシリンダーを停止する。そし
てジャッキを元の戻して荷台の傾斜を水平として積載が
終わる。この時、荷台の左右の揺れは案内ロールによっ
て、又支持枠の案内レールからの離脱は案内体と固定材
によって制御される。なお、重量物を積載して運搬後降
ろすには、前述と同様の操作で手順を逆に行なう。
を支点として運転台側を持上げ荷台を傾斜させて止め
る。そして、スライドシリンダーを作動させシリンダー
本体内より出ていたピストン軸を引き入れると、ピスト
ン軸用ブラケット・クロス材を介してサイド材を引張り
支持ロール上を案内レールに沿って支持枠が移動しフレ
ームより荷台を押し出す。この時前方用のストッパがス
トップ用ブラケットに嵌合して当ると前方用のストッパ
の嵌合体がリミットスイッチに当ってスライドシリンダ
ーを停止させ荷台後端が地面に着いた状態となるので重
量物を自力で或はフォークリフト等で荷台上に載せる。
載置が終わると再びスライドシリンダーを作動しシリン
ダー本体よりピストン軸を押し出しサイド材を押し案内
レールに沿って支持ロール上を支持枠が移動し荷台をフ
レーム上元の位置に戻どすと、後方用のストッパがスト
ップ用ブラケットに嵌合して当たり嵌合体がリミットス
イッチを動かしてスライドシリンダーを停止する。そし
てジャッキを元の戻して荷台の傾斜を水平として積載が
終わる。この時、荷台の左右の揺れは案内ロールによっ
て、又支持枠の案内レールからの離脱は案内体と固定材
によって制御される。なお、重量物を積載して運搬後降
ろすには、前述と同様の操作で手順を逆に行なう。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面について説明す
る。図中1はトラックシャシであって、運転台2と運転
台2を支持しサイドメンバ3aとクロスメンバ3bとか
らなるH型のフレーム3と、運転台2後方にコンプレッ
サー4を挟んで両側に直立設置するジャッキ5とから成
り立っている。6はフレーム3のサイドメンバ3a上に
設けた箱形の案内レールであって、断面角形の案内体7
を一側面略中央の長手に沿って設け、レール用クロスメ
ンバ8にて案内体7を外側にして該案内レール6両端下
方に設け枠状としている。なお、案内レール6がサイド
メンバ3aと確実に固設出来れば、レール用クロスメン
バ8を設けなくても良い。9は支持ロールであって、前
記案内レール6の数箇所水平に設けた支軸10にて支持
ロール9外周が案内レール6上面より適量突出するよう
案内レール6内に回転可能に埋設している。11は案内
ロールであって、断面L形状の取付材12の外側面12
aに外周が突出するよう設け、案内体7と反対側の案内
レール6他側面適位置数箇所に、該案内ロール11が水
平で回転するよう設置している。
る。図中1はトラックシャシであって、運転台2と運転
台2を支持しサイドメンバ3aとクロスメンバ3bとか
らなるH型のフレーム3と、運転台2後方にコンプレッ
サー4を挟んで両側に直立設置するジャッキ5とから成
り立っている。6はフレーム3のサイドメンバ3a上に
設けた箱形の案内レールであって、断面角形の案内体7
を一側面略中央の長手に沿って設け、レール用クロスメ
ンバ8にて案内体7を外側にして該案内レール6両端下
方に設け枠状としている。なお、案内レール6がサイド
メンバ3aと確実に固設出来れば、レール用クロスメン
バ8を設けなくても良い。9は支持ロールであって、前
記案内レール6の数箇所水平に設けた支軸10にて支持
ロール9外周が案内レール6上面より適量突出するよう
案内レール6内に回転可能に埋設している。11は案内
ロールであって、断面L形状の取付材12の外側面12
aに外周が突出するよう設け、案内体7と反対側の案内
レール6他側面適位置数箇所に、該案内ロール11が水
平で回転するよう設置している。
【0008】13は断面溝形で長尺のサイド材14とサ
イド材14間数箇所にサイド材14上面より突出させ床
材15の設置高さとしたクロス材16と、サイド材14
後方とクロス材16両端の三方に設けた外枠材17a、
17bとからなる梯子形の荷台用支持枠であって、案内
レール6にサイド材14を被せて支持ロール9にてスラ
イド自在に支持すると共に、案内ロール11にてサイド
材14の内側フランジ14a内側に案内ロール11を当
てゝ支持枠13の左右のずれを無くし、且つL形に折曲
げた適長さの固定材18を外側フランジ14b下端面に
先端部が案内体7に係止し案内レール6上よりサイド材
14がはずされないよう設けている。19は断面溝形の
補助材であって、クロス材16の上面と面一となるよう
クロス材16間のサイド材14上に設け床材15の支持
を安定するようにしている。20は鳥居体であって、縦
材20aと上部材20bとにて門形を形成し、縦材20
a間に補助材20cを数箇所に、且つ横材20dを上部
材20bと平行に設けると共に、補助材20eで適宜補
強し、前記支持枠13の外枠材17bと反対側に取付材
20fにて直立設置している。
イド材14間数箇所にサイド材14上面より突出させ床
材15の設置高さとしたクロス材16と、サイド材14
後方とクロス材16両端の三方に設けた外枠材17a、
17bとからなる梯子形の荷台用支持枠であって、案内
レール6にサイド材14を被せて支持ロール9にてスラ
イド自在に支持すると共に、案内ロール11にてサイド
材14の内側フランジ14a内側に案内ロール11を当
てゝ支持枠13の左右のずれを無くし、且つL形に折曲
げた適長さの固定材18を外側フランジ14b下端面に
先端部が案内体7に係止し案内レール6上よりサイド材
14がはずされないよう設けている。19は断面溝形の
補助材であって、クロス材16の上面と面一となるよう
クロス材16間のサイド材14上に設け床材15の支持
を安定するようにしている。20は鳥居体であって、縦
材20aと上部材20bとにて門形を形成し、縦材20
a間に補助材20cを数箇所に、且つ横材20dを上部
材20bと平行に設けると共に、補助材20eで適宜補
強し、前記支持枠13の外枠材17bと反対側に取付材
20fにて直立設置している。
【0009】21は平板上に受板を適間隔に設けて突設
したシリンダー用ブラケットであって、最後部のクロス
メンバ3b中央前方側に設けている。22はコンプレッ
サー4に配管で接続するスライドシリンダーであって、
シリンダー本体22a後端部を取付ピン23にてシリン
ダー用ブラケット21に連結すると共に、ピストン軸2
2b側のシリンダー本体22a前端部を取付バンド24
にて上下より挟み、切欠にて逃げの凹部を設けた中央の
クロスメンバ3b上面に固設している。25は平板25
aに穴を設けた支持板25b二枚を適間隙として突設し
たピストン軸用ブラケットであって、最前部のクロス材
16後方側に支持板25bが垂直となるよう設け、前記
ピストン軸22b先端を取付ピン26にて連結し、ピス
トン軸22bの移動によって支持枠13の連動を自在と
している。27は後方用のストッパーであって、受板2
7a下端適位置に、先端を錐状とした柱体からなる嵌合
体27bを直角に突設し、補強板27cを嵌合体27b
の反対側に設け、嵌合体27bがサイド材14長手方向
と平行で前方に向くよう受板27aをサイド材14外側
に又補強板27cを最後方のクロス材16下面に固着し
て当該ストッパー27を設置している。
したシリンダー用ブラケットであって、最後部のクロス
メンバ3b中央前方側に設けている。22はコンプレッ
サー4に配管で接続するスライドシリンダーであって、
シリンダー本体22a後端部を取付ピン23にてシリン
ダー用ブラケット21に連結すると共に、ピストン軸2
2b側のシリンダー本体22a前端部を取付バンド24
にて上下より挟み、切欠にて逃げの凹部を設けた中央の
クロスメンバ3b上面に固設している。25は平板25
aに穴を設けた支持板25b二枚を適間隙として突設し
たピストン軸用ブラケットであって、最前部のクロス材
16後方側に支持板25bが垂直となるよう設け、前記
ピストン軸22b先端を取付ピン26にて連結し、ピス
トン軸22bの移動によって支持枠13の連動を自在と
している。27は後方用のストッパーであって、受板2
7a下端適位置に、先端を錐状とした柱体からなる嵌合
体27bを直角に突設し、補強板27cを嵌合体27b
の反対側に設け、嵌合体27bがサイド材14長手方向
と平行で前方に向くよう受板27aをサイド材14外側
に又補強板27cを最後方のクロス材16下面に固着し
て当該ストッパー27を設置している。
【0010】28は前方用のストッパーであって、溝形
の当板28a側面下端に先端を錐状とした柱体からなる
嵌合体28bを直角に突設し、嵌合体28bを後方に向
けてサイド材14長手方向の前方付近の外側に設けてい
る。29はストップ用ブラケットであって、円或は角形
の嵌合穴29aを適位置に穿設した止板29bの一側面
の両端に補強板29cを設け、補強板29cを前方側と
して嵌合穴29aに嵌合体27bが嵌合するよう最後部
のクロス材16下方のサイドメンバ3a外側面に設ける
と共に、前方用のストッパー28に対応させサイドメン
バ3a長手方向の中央部適位置に補強板29cを後方側
として嵌合穴29aに嵌合体28bが嵌合するよう設
け、嵌合穴29aに嵌合体27b、28bが嵌合し止板
29bに受板27a当板28aが当って支持枠13の前
後のスライドを制御する。なお、クロス材16、補強材
19上面に床板15を張って支持枠13上面に床を設け
て荷台30を形成する。又、ストップ用ブラケット29
の補強板29cと反対側に嵌合体27b、28bが嵌合
した時に当って作動するリミットスイッチ(図では省
略)を設けておく。
の当板28a側面下端に先端を錐状とした柱体からなる
嵌合体28bを直角に突設し、嵌合体28bを後方に向
けてサイド材14長手方向の前方付近の外側に設けてい
る。29はストップ用ブラケットであって、円或は角形
の嵌合穴29aを適位置に穿設した止板29bの一側面
の両端に補強板29cを設け、補強板29cを前方側と
して嵌合穴29aに嵌合体27bが嵌合するよう最後部
のクロス材16下方のサイドメンバ3a外側面に設ける
と共に、前方用のストッパー28に対応させサイドメン
バ3a長手方向の中央部適位置に補強板29cを後方側
として嵌合穴29aに嵌合体28bが嵌合するよう設
け、嵌合穴29aに嵌合体27b、28bが嵌合し止板
29bに受板27a当板28aが当って支持枠13の前
後のスライドを制御する。なお、クロス材16、補強材
19上面に床板15を張って支持枠13上面に床を設け
て荷台30を形成する。又、ストップ用ブラケット29
の補強板29cと反対側に嵌合体27b、28bが嵌合
した時に当って作動するリミットスイッチ(図では省
略)を設けておく。
【0011】使用に当って重量物をトラックに積載する
場合、エンジンを作動した状態でトラックを停止し、コ
ンプレッサー4に連結するジャッキ5を作動させ、後輪
軸31を支点として運転台2側を持上げ荷台30を図1
の二点鎖線で示す状態に傾斜させてジャッキ5を停止す
る。このように荷台30が適傾斜してからコンプレッサ
ー4にてスライドシリンダー22を作動させ、シリンダ
ー本体22a内にピストン軸22bを引き込むと、取付
ピン26、ピストン軸用ブラケット25、クロス材16
を介してサイド材14が引張られ、支持ロール9によっ
て案内レール6上を支持枠13が移動しフレーム3より
押し出される。支持枠13が適位置まで押し出される
と、前方用のストッパー28がストップ用ブラケット2
9に嵌合して当たると同時に前方用のストッパー28が
リミットスイッチを作動させてコンプレッサー4を止め
てスライドシリンダー22を停止する。この時支持枠1
3後端は図1の一点鎖線で示す如く地面に当っている状
態となるため、重量物を自力で或はフォークリフト等で
荷台30上に乗せる。
場合、エンジンを作動した状態でトラックを停止し、コ
ンプレッサー4に連結するジャッキ5を作動させ、後輪
軸31を支点として運転台2側を持上げ荷台30を図1
の二点鎖線で示す状態に傾斜させてジャッキ5を停止す
る。このように荷台30が適傾斜してからコンプレッサ
ー4にてスライドシリンダー22を作動させ、シリンダ
ー本体22a内にピストン軸22bを引き込むと、取付
ピン26、ピストン軸用ブラケット25、クロス材16
を介してサイド材14が引張られ、支持ロール9によっ
て案内レール6上を支持枠13が移動しフレーム3より
押し出される。支持枠13が適位置まで押し出される
と、前方用のストッパー28がストップ用ブラケット2
9に嵌合して当たると同時に前方用のストッパー28が
リミットスイッチを作動させてコンプレッサー4を止め
てスライドシリンダー22を停止する。この時支持枠1
3後端は図1の一点鎖線で示す如く地面に当っている状
態となるため、重量物を自力で或はフォークリフト等で
荷台30上に乗せる。
【0012】このようにして重量物の載置が終わると、
再度コンプレッサー4にてスライドシリンダー22を作
動し、シリンダー本体22aよりピストン軸22bを押
し出すと、取付ピン26、ピストン軸用ブラケット2
5、クロス材16を介してサイド材14が押され、支持
ロール9によって案内レール6上を支持枠13が移動し
てフレーム3上に引き戻どす。支持枠13が元の位置に
戻ると後方用のストッパー27がストップ用ブラケット
29に嵌合して当たり、同時に後方用ストッパー27が
リミットスイッチを動かしてコンプレッサー4を止めて
スライドシリンダー22を停止する。この時前方用のス
トッパー28は中央のストップ用ブラケット29より最
大距離離れている。そして、ジャッキ5を動かして荷台
30の傾斜を水平に戻どして運搬出来る状態とし重量物
の積載が終わる。そして、支持枠13の左右の振れは案
内ロール11によって、又、支持枠13の上下運動によ
る案内レール6からの離脱は、案内体7と固定材18に
よってそれぞれ制御されている。重量物を積載して運搬
した後に重量物を降ろすには、前述と同様の操作で手順
を逆に行なえば良い。なお、本実施例は前輪・後輪共に
一軸の場合を示したが、これに限定せず多軸の場合でも
良い。
再度コンプレッサー4にてスライドシリンダー22を作
動し、シリンダー本体22aよりピストン軸22bを押
し出すと、取付ピン26、ピストン軸用ブラケット2
5、クロス材16を介してサイド材14が押され、支持
ロール9によって案内レール6上を支持枠13が移動し
てフレーム3上に引き戻どす。支持枠13が元の位置に
戻ると後方用のストッパー27がストップ用ブラケット
29に嵌合して当たり、同時に後方用ストッパー27が
リミットスイッチを動かしてコンプレッサー4を止めて
スライドシリンダー22を停止する。この時前方用のス
トッパー28は中央のストップ用ブラケット29より最
大距離離れている。そして、ジャッキ5を動かして荷台
30の傾斜を水平に戻どして運搬出来る状態とし重量物
の積載が終わる。そして、支持枠13の左右の振れは案
内ロール11によって、又、支持枠13の上下運動によ
る案内レール6からの離脱は、案内体7と固定材18に
よってそれぞれ制御されている。重量物を積載して運搬
した後に重量物を降ろすには、前述と同様の操作で手順
を逆に行なえば良い。なお、本実施例は前輪・後輪共に
一軸の場合を示したが、これに限定せず多軸の場合でも
良い。
【0013】
【発明の効果】上述の如く本発明は、構造簡単で荷台の
移動が容易であり、荷台移動時に左右の振れも少なく案
内レールからの離脱もなく確実に手早く重量物を載置或
は降すことが出来、安全で経済的である等多くの特長を
有し産業利用上非常に優れた発明である。
移動が容易であり、荷台移動時に左右の振れも少なく案
内レールからの離脱もなく確実に手早く重量物を載置或
は降すことが出来、安全で経済的である等多くの特長を
有し産業利用上非常に優れた発明である。
【図1】本発明実施例の正面図である。
【図2】本発明実施例の平面図である。
【図3】本発明実施例の荷台を除き一部を省略したシャ
シの平面図である。
シの平面図である。
【図4】本発明実施例の床板を除く荷台の平面図であ
る。
る。
【図5】本発明実施例の荷台の左側面図である。
【図6】図4のBーB断面図と関連部分を付加したもの
である。
である。
【図7】図4のAーA断面図である。
【図8】本発明実施例のスライドシリンダー取付状態の
平面図である。
平面図である。
【図9】本発明実施例後方のストッパーとストップ用ブ
ラケットの嵌合状態の正面図である。
ラケットの嵌合状態の正面図である。
【図10】本発明実施例後方のストッパーとストップ用
ブラケットの嵌合状態の左側面図である。
ブラケットの嵌合状態の左側面図である。
【図11】本発明実施例前方のストッパーとストップ用
ブラケットの嵌合状態の正面図である。
ブラケットの嵌合状態の正面図である。
【図12】本発明実施例前方のストッパーとストップ用
ブラケットの嵌合状態の左側面図である。
ブラケットの嵌合状態の左側面図である。
1 トラックシャシ 2 運転台 3 フレーム 3a サイドメンバ 3b クロスメンバ 4 コンプレッサー 5 ジャッキ 6 案内レール 7 案内体 8 レール用クロスメンバ 9 支持ロール 10 支軸 11 案内ロール 12 取付材 12a 外側面 13 支持枠 14 サイド材 15 床材 16 クロス材 17a 外枠材 17b 外枠材 18 固定材 19 補助材 20 鳥居体 20a 縦体 20b 上部材 20c 補強材 20d 横材 20e 補助材 20f 取付材 21 シリンダー用ブラケット 22 スライドシリンダー 22a シリンダー本体 22b ピストン軸 23 取付ピン 24 取付バンド 25 ピストン軸用ブラケット 25a 平板 25b 支持板 26 取付ピン 27 ストッパー 27a 受板 27b 嵌合体 27c 補強板 28 ストッパー 28a 当板 28b 嵌合体 29 ストップ用ブラケット 29a 嵌合穴 29b 止板 29c 補強板 30 床台 31 後輪軸
Claims (3)
- 【請求項1】 運転台2側をジャッキ5にて持上げ、後
輪軸31を支点として荷台30を水平状態から傾斜させ
重量物の積載を容易とした運搬車において、フレーム3
の上面長手方向に案内レール9を設け、支持ロール9外
周を案内レール6上面より適量突出するよう回転可能に
案内レール6内数箇所に埋設し、サイド材14とクロス
材16を梯子状とし、サイド材14後方とクロス材16
両端に外枠材17a、17bを設けてなる支持枠13上
面に床材15を張って荷台30を形成し、サイド材14
を案内レール6上に設け支持ロール9にて移動自在と
し、スライドシリンダー22前端部を前方に向けてフレ
ーム3後方適位置に設け、且つ最前部のクロス材16に
スライドシリンダー22のピストン軸22bを連結した
ことを特徴とする重量物積載用トラック。 - 【請求項2】 案内レール6一側面適位置の長手に沿っ
て案内体7を、他側面に案内レール11を水平で回転す
るよう取付材12を介して数箇所に設けると共に、固定
材18をサイド材14外側端長手に沿って案内体7下面
で係止するよう設けた請求項1記載の重量物積載用トラ
ック。 - 【請求項3】 先端を錐状とし柱体からなるら嵌合体2
7b、28bを突設するストッパー27、28をサイド
材14長手方向の前方及び後方側面の適二箇所に嵌合体
27b、28bを互いに向い合うよう設け、嵌合体27
b、28bに嵌合する嵌合穴29aを設けたストップ用
ブラケット29をサイドメンバ3aの中央と後方に、嵌
合体27b、28bと嵌合穴29aの一方が嵌合する時
他方はスライドシリンダー22の最大スライド距離に該
当する距離だけ離れているよう設けた請求項1記載の重
量物積載トラック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28575893A JPH07117552A (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 重量物運搬用トラック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28575893A JPH07117552A (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 重量物運搬用トラック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07117552A true JPH07117552A (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=17695676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28575893A Pending JPH07117552A (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 重量物運搬用トラック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07117552A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016093408A1 (ko) * | 2014-12-08 | 2016-06-16 | 주식회사 정우테크놀러지 | 소형 트럭용 셀프로더 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5780320A (en) * | 1980-11-05 | 1982-05-19 | Otsuka Pharmaceut Co Ltd | Cardiotonic agent |
JPS5780319A (en) * | 1980-11-06 | 1982-05-19 | Taiho Yakuhin Kogyo Kk | Anti-tumor agent having reduced toxicity |
-
1993
- 1993-10-20 JP JP28575893A patent/JPH07117552A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5780320A (en) * | 1980-11-05 | 1982-05-19 | Otsuka Pharmaceut Co Ltd | Cardiotonic agent |
JPS5780319A (en) * | 1980-11-06 | 1982-05-19 | Taiho Yakuhin Kogyo Kk | Anti-tumor agent having reduced toxicity |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016093408A1 (ko) * | 2014-12-08 | 2016-06-16 | 주식회사 정우테크놀러지 | 소형 트럭용 셀프로더 |
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