JPH07117551A - 車両用カップホルダ - Google Patents
車両用カップホルダInfo
- Publication number
- JPH07117551A JPH07117551A JP26746893A JP26746893A JPH07117551A JP H07117551 A JPH07117551 A JP H07117551A JP 26746893 A JP26746893 A JP 26746893A JP 26746893 A JP26746893 A JP 26746893A JP H07117551 A JPH07117551 A JP H07117551A
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- JP
- Japan
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- cup
- pair
- recess
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- cup holder
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンソールボックス本体に影響を与えず、用
途の多様化、清掃の容易化を図れる車両用カップホルダ
を提供する。 【構成】 カップホルダ１はコンソールボックス２の扉
４の凹部５の一端側において回動可能にかつ起立可能に
支持され、一端側から他端側に亘って設けた操作部材６
と、一対の挿通穴７ａ，７ｂ、８ａ，８ｂを有し、操作
部材６を凹部５に傾倒した状態で上下に重合して連なる
挿通穴７ａ，８ａにより物品収容領域を形成し、操作部
材６を凹部５の一端側において起立した状態で上下に空
間を隔てて連なる挿通穴７ａ，８ａによりカップ収容領
域１３，１４を形成する一対のカップ保持部材７，８と
を具備する。これにより、コンソールボックス本体３の
収容容量を犠牲にすることなく用途の多様化を図れ、し
かも、清掃も容易となる。
途の多様化、清掃の容易化を図れる車両用カップホルダ
を提供する。 【構成】 カップホルダ１はコンソールボックス２の扉
４の凹部５の一端側において回動可能にかつ起立可能に
支持され、一端側から他端側に亘って設けた操作部材６
と、一対の挿通穴７ａ，７ｂ、８ａ，８ｂを有し、操作
部材６を凹部５に傾倒した状態で上下に重合して連なる
挿通穴７ａ，８ａにより物品収容領域を形成し、操作部
材６を凹部５の一端側において起立した状態で上下に空
間を隔てて連なる挿通穴７ａ，８ａによりカップ収容領
域１３，１４を形成する一対のカップ保持部材７，８と
を具備する。これにより、コンソールボックス本体３の
収容容量を犠牲にすることなく用途の多様化を図れ、し
かも、清掃も容易となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用のカップホルダ
に関する。
に関する。
【０００２】車両用カップホルダのうち、コンソールボ
ックスに組み込んだ車両用カップホルダの従来例を図８
に示す。
ックスに組み込んだ車両用カップホルダの従来例を図８
に示す。
【０００３】同図に示す車両用のカップホルダ５０は、
コンソールボックス本体５１の上部にカップＣを収納す
る収納凹部５３を設けた収納部材５２を装着するととも
に、この収納部材５２の収納凹部５３に対応する位置に
カップＣを挿通可能な抜穴５４を有する扉５５により、
前記コンソールボックス本体５１の上部を覆うように
し、扉５５の抜穴５４を経て前記収納凹部５３にカップ
Ｃを載置することで、このカップＣをコンソールボック
ス本体５１により支持するようにしている。
コンソールボックス本体５１の上部にカップＣを収納す
る収納凹部５３を設けた収納部材５２を装着するととも
に、この収納部材５２の収納凹部５３に対応する位置に
カップＣを挿通可能な抜穴５４を有する扉５５により、
前記コンソールボックス本体５１の上部を覆うように
し、扉５５の抜穴５４を経て前記収納凹部５３にカップ
Ｃを載置することで、このカップＣをコンソールボック
ス本体５１により支持するようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たカップホルダ５０の場合、コンソールボックス本体５
１の上部に、カップＣを収納する収納凹部５３を設けた
収納部材５２を装着するようにしているため、この収納
凹部５３の深さａの分だけコンソールボックス本体５１
の収容容量が犠牲にならざるを得ない。
たカップホルダ５０の場合、コンソールボックス本体５
１の上部に、カップＣを収納する収納凹部５３を設けた
収納部材５２を装着するようにしているため、この収納
凹部５３の深さａの分だけコンソールボックス本体５１
の収容容量が犠牲にならざるを得ない。
【０００５】また、上述したカップホルダ５０の場合、
前記収納凹部５３が扉５５の内部下方を占める位置に存
在し、扉５５には抜穴５４が設けられているため、この
カップホルダ５０により例えばコイン等の他の物品を収
容しようとしても、コインは扉５５の抜穴５４から収納
凹部５３に落下してしまい、いちいち扉５５を開けなけ
ればコインを取り出すことができず、用途が限定されて
しまっていた。
前記収納凹部５３が扉５５の内部下方を占める位置に存
在し、扉５５には抜穴５４が設けられているため、この
カップホルダ５０により例えばコイン等の他の物品を収
容しようとしても、コインは扉５５の抜穴５４から収納
凹部５３に落下してしまい、いちいち扉５５を開けなけ
ればコインを取り出すことができず、用途が限定されて
しまっていた。
【０００６】さらに、前記収納凹部５３が扉５５の内部
下方を占める位置に存在するため、この収納凹部５３の
清掃を行う場合にもその都度扉５５を開けなければなら
ず、清掃作業が煩雑になるという問題もある。
下方を占める位置に存在するため、この収納凹部５３の
清掃を行う場合にもその都度扉５５を開けなければなら
ず、清掃作業が煩雑になるという問題もある。
【０００７】本発明は、コンソールボックス本体の収容
容量を犠牲にすることなく、カップはもちろん他の物品
の収容も可能であり、しかも清掃も容易な車両用カップ
ホルダを提供することを目的とするものである。
容量を犠牲にすることなく、カップはもちろん他の物品
の収容も可能であり、しかも清掃も容易な車両用カップ
ホルダを提供することを目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、コンソールボックスの扉の上面部に設け
た凹部に組み込んだ車両用カップホルダであって、前記
凹部の一端側において回動可能に、かつ、この一端側に
おいて起立可能に支持されるとともに、前記凹部の一端
側から他端側に亘ってこの凹部の内周に沿って配置した
一対の対向片及びこの一対の対向片を前記凹部の他端側
で連結する連結片からなる操作部材と、各々一対の挿通
穴を有し、前記操作部材により囲繞される領域で一対の
対向片に対して回動可能にかつ相互に交差状態で回動可
能に配置され、前記操作部材を前記凹部に傾倒した状態
で上下に重合して連なる挿通穴により物品収容領域を形
成し、前記操作部材を前記凹部の一端側において起立し
た状態で上下に空間を隔てて連なる挿通穴によりカップ
収容領域を形成する一対のカップ保持部材とを具備する
ものである。
め、本発明は、コンソールボックスの扉の上面部に設け
た凹部に組み込んだ車両用カップホルダであって、前記
凹部の一端側において回動可能に、かつ、この一端側に
おいて起立可能に支持されるとともに、前記凹部の一端
側から他端側に亘ってこの凹部の内周に沿って配置した
一対の対向片及びこの一対の対向片を前記凹部の他端側
で連結する連結片からなる操作部材と、各々一対の挿通
穴を有し、前記操作部材により囲繞される領域で一対の
対向片に対して回動可能にかつ相互に交差状態で回動可
能に配置され、前記操作部材を前記凹部に傾倒した状態
で上下に重合して連なる挿通穴により物品収容領域を形
成し、前記操作部材を前記凹部の一端側において起立し
た状態で上下に空間を隔てて連なる挿通穴によりカップ
収容領域を形成する一対のカップ保持部材とを具備する
ものである。
【０００９】前記一対のカップ保持部材は、前記操作部
材の起立状態において、この操作部材の一対の対向片に
設けた長穴に案内されて下方へ降下し、最下部を前記扉
の上面に接触させて前記操作部材を起立状態に支持する
構成とした。
材の起立状態において、この操作部材の一対の対向片に
設けた長穴に案内されて下方へ降下し、最下部を前記扉
の上面に接触させて前記操作部材を起立状態に支持する
構成とした。
【００１０】
【作用】上述した構成の車両用カップホルダによれば、
一対のカップ保持部材が、前記操作部材を前記凹部の一
端側において起立した状態で上下に空間を隔てて連なる
各挿通穴により扉上にカップ収容領域を形成するので、
この状態でカップ収容領域によりカップを支持でき、ま
た、前記操作部材を前記凹部に傾倒した状態で上下に重
合して連なる各挿通穴により扉の凹部上に物品収容領域
を形成するので、この状態で前記物品収容領域にカップ
以外の物品を収容することができる。
一対のカップ保持部材が、前記操作部材を前記凹部の一
端側において起立した状態で上下に空間を隔てて連なる
各挿通穴により扉上にカップ収容領域を形成するので、
この状態でカップ収容領域によりカップを支持でき、ま
た、前記操作部材を前記凹部に傾倒した状態で上下に重
合して連なる各挿通穴により扉の凹部上に物品収容領域
を形成するので、この状態で前記物品収容領域にカップ
以外の物品を収容することができる。
【００１１】この結果、コンソールボックス本体の収容
容量を犠牲にすることなくカップはもちろん、他の物品
の収容も可能となって用途の多様化を図れるとともに、
前記操作部材を前記凹部の一端側において起立した状態
では、前記凹部の上面が解放されるので、清掃も容易と
なる。
容量を犠牲にすることなくカップはもちろん、他の物品
の収容も可能となって用途の多様化を図れるとともに、
前記操作部材を前記凹部の一端側において起立した状態
では、前記凹部の上面が解放されるので、清掃も容易と
なる。
【００１２】また、前記一対のカップ保持部材は、前記
操作部材の起立状態において、この操作部材の一対の対
向片に設けた長穴に案内されて下方へ降下し、最下部を
前記扉の上面に接触させて前記操作部材を起立状態に支
持するので、操作部材の起立状態におけるカップの支持
状態の安定化をも図ることができる。
操作部材の起立状態において、この操作部材の一対の対
向片に設けた長穴に案内されて下方へ降下し、最下部を
前記扉の上面に接触させて前記操作部材を起立状態に支
持するので、操作部材の起立状態におけるカップの支持
状態の安定化をも図ることができる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図１乃至
図４に示す車両用カップホルダ１は、例えば車両のリヤ
シートのコンソールボックス２の上部に組み込んだもの
である。
図４に示す車両用カップホルダ１は、例えば車両のリヤ
シートのコンソールボックス２の上部に組み込んだもの
である。
【００１４】この車両用カップホルダ１は、コンソール
ボックス本体３の開口部を施蓋する扉４の上面部に設け
た四角形状の凹部５に対して、その一端側（後部側）に
おいて回動可能に、かつ、この一端側において起立可能
に支持されるとともに、前記凹部５の一端側から他端側
（前部側）に亘ってこの凹部５の内周に沿って配置した
一対の対向片６ａ，６ｂ及びこの一対の対向片６ａ，６
ｂを前記凹部５の他端側で連結する連結片６ｃからなる
操作部材６と、各々前記操作部材６により囲繞される領
域内に配置された一対の長方形状のカップ保持部材７，
８とを具備している。
ボックス本体３の開口部を施蓋する扉４の上面部に設け
た四角形状の凹部５に対して、その一端側（後部側）に
おいて回動可能に、かつ、この一端側において起立可能
に支持されるとともに、前記凹部５の一端側から他端側
（前部側）に亘ってこの凹部５の内周に沿って配置した
一対の対向片６ａ，６ｂ及びこの一対の対向片６ａ，６
ｂを前記凹部５の他端側で連結する連結片６ｃからなる
操作部材６と、各々前記操作部材６により囲繞される領
域内に配置された一対の長方形状のカップ保持部材７，
８とを具備している。
【００１５】前記対向片６ｂの一端側における前記凹部
５にはこの対向片６ｂの端部が埋没可能な埋没凹部１５
が設けられ、かつ、この埋没凹部１５の壁面から支持ピ
ン１６が突設している。そして、この支持ピン１６を前
記対向片６ｂに設けた端部長穴１７に係合することで、
図７に示すように、対向片６ｂを回動可能とするととも
に、この対向片６ｂが起立したときには、支持ピン１６
により端部長穴１７が案内されて対向片６ｂが下方へ降
下し、その端部が前記埋没凹部１５内に没入するように
なっている。前記対向片６ａの一端側も同様な構造とな
っている。
５にはこの対向片６ｂの端部が埋没可能な埋没凹部１５
が設けられ、かつ、この埋没凹部１５の壁面から支持ピ
ン１６が突設している。そして、この支持ピン１６を前
記対向片６ｂに設けた端部長穴１７に係合することで、
図７に示すように、対向片６ｂを回動可能とするととも
に、この対向片６ｂが起立したときには、支持ピン１６
により端部長穴１７が案内されて対向片６ｂが下方へ降
下し、その端部が前記埋没凹部１５内に没入するように
なっている。前記対向片６ａの一端側も同様な構造とな
っている。
【００１６】一対のカップ保持部材７，８は、図５に示
すように、各々一対のカップＣが挿通可能な挿通穴７
ａ，７ｂ及び保持部材８ａ，８ｂを両側に有するととも
に、中央部に互いに嵌め込み可能で、かつ、挿通穴７ａ
側と挿通穴７ｂ及び挿通穴８ａ側と挿通穴８ｂとに段差
を形成するヒンジ部７ｃ，８ｃを備え、ヒンジ部７ｃ，
８ｃを連結ピン９により互いに交叉状態で回動可能に支
持されるようになっている。
すように、各々一対のカップＣが挿通可能な挿通穴７
ａ，７ｂ及び保持部材８ａ，８ｂを両側に有するととも
に、中央部に互いに嵌め込み可能で、かつ、挿通穴７ａ
側と挿通穴７ｂ及び挿通穴８ａ側と挿通穴８ｂとに段差
を形成するヒンジ部７ｃ，８ｃを備え、ヒンジ部７ｃ，
８ｃを連結ピン９により互いに交叉状態で回動可能に支
持されるようになっている。
【００１７】また、前記一対のカップ保持部材７，８の
うち、カップ保持部材７のヒンジ部７ｃにおける前記対
向片６ａ側の外側端部には突出ピン７ｄが、また、カッ
プ保持部材８のヒンジ部８ｃにおける前記対向片６ｂ側
の外側端部には、突出ピン８ｄが設けられている。
うち、カップ保持部材７のヒンジ部７ｃにおける前記対
向片６ａ側の外側端部には突出ピン７ｄが、また、カッ
プ保持部材８のヒンジ部８ｃにおける前記対向片６ｂ側
の外側端部には、突出ピン８ｄが設けられている。
【００１８】そして、前記突出ピン７ｄを、前記対向片
６ａに設けた長穴９ａに係合し、前記突出ピン８ｄを前
記対向片６ｂに設けた長穴９ｂに各々係合することで、
一対のカップ保持部材７，８は交叉状態のまま前記一対
のカップ保持部材７，８に対して回動可能となってい
る。
６ａに設けた長穴９ａに係合し、前記突出ピン８ｄを前
記対向片６ｂに設けた長穴９ｂに各々係合することで、
一対のカップ保持部材７，８は交叉状態のまま前記一対
のカップ保持部材７，８に対して回動可能となってい
る。
【００１９】さらに、前記一対のカップ保持部材７，８
は、前記操作部材６を前記凹部５に傾倒した状態では、
図３に示すように、前記凹部５内において上下配置に重
合して、上下に連なる挿通穴７ａ，８ａ及び挿通穴７
ｂ，８ｂにより、例えばコインなどの物品収容領域１
１，１２を形成するとともに、前記操作部材６を前記凹
部５の一端側において起立した状態では、図１，図２に
示すように、Ｘ状に交叉状態となり、上下に空間を隔て
て連なる挿通穴７ａ，８ａ及び挿通穴７ｂ，８ｂにより
カップ収容領域１３，１４を形成するようになってい
る。
は、前記操作部材６を前記凹部５に傾倒した状態では、
図３に示すように、前記凹部５内において上下配置に重
合して、上下に連なる挿通穴７ａ，８ａ及び挿通穴７
ｂ，８ｂにより、例えばコインなどの物品収容領域１
１，１２を形成するとともに、前記操作部材６を前記凹
部５の一端側において起立した状態では、図１，図２に
示すように、Ｘ状に交叉状態となり、上下に空間を隔て
て連なる挿通穴７ａ，８ａ及び挿通穴７ｂ，８ｂにより
カップ収容領域１３，１４を形成するようになってい
る。
【００２０】次に、前記車両用カップホルダ１の作用を
説明する。この車両用カップホルダ１によれば、前記操
作部材６を図２に示すように前記凹部５の一端側におい
て起立したとき、一対のカップ保持部材７，８が、上下
に空間を隔てて連なる各挿通穴７ａ，８ａ及び挿通穴７
ｂ，８ｂにより、扉４上にカップ収容領域１３，１４を
形成する。したがって、この状態でカップ収容領域１
３，１４により図１に示すように各々カップＣを支持で
き、また、前記操作部材７，８を前記凹部５内に傾倒し
たとき、一対のカップ保持部材７，８における重合状態
で上下に連なる各挿通穴７ａ，８ａ及び挿通穴７ｂ，８
ｂにより、扉４の凹部５上に、図３に示すようなコイン
などの物品収容領域１１，１２を形成するので、この状
態で前記物品収容領域１１，１２にカップＣ以外の物品
を収容することができる。
説明する。この車両用カップホルダ１によれば、前記操
作部材６を図２に示すように前記凹部５の一端側におい
て起立したとき、一対のカップ保持部材７，８が、上下
に空間を隔てて連なる各挿通穴７ａ，８ａ及び挿通穴７
ｂ，８ｂにより、扉４上にカップ収容領域１３，１４を
形成する。したがって、この状態でカップ収容領域１
３，１４により図１に示すように各々カップＣを支持で
き、また、前記操作部材７，８を前記凹部５内に傾倒し
たとき、一対のカップ保持部材７，８における重合状態
で上下に連なる各挿通穴７ａ，８ａ及び挿通穴７ｂ，８
ｂにより、扉４の凹部５上に、図３に示すようなコイン
などの物品収容領域１１，１２を形成するので、この状
態で前記物品収容領域１１，１２にカップＣ以外の物品
を収容することができる。
【００２１】この結果、コンソールボックス本体２の収
容容量を犠牲にすることなく、カップＣはもちろん、コ
イン等の他の物品の収容も可能となって用途の多様化を
図ることができる。また、前記操作部材６を前記凹部５
の一端側において起立した状態では、図２に示すよう
に、前記凹部５の上面が解放されることになり、これに
より、凹部５の上面の清掃も容易となる。
容容量を犠牲にすることなく、カップＣはもちろん、コ
イン等の他の物品の収容も可能となって用途の多様化を
図ることができる。また、前記操作部材６を前記凹部５
の一端側において起立した状態では、図２に示すよう
に、前記凹部５の上面が解放されることになり、これに
より、凹部５の上面の清掃も容易となる。
【００２２】前記一対のカップ保持部材７，８は、起立
状態では図７に示すように前記支持ピン１６によりカッ
プ保持部材７，８の端部長穴１７が案内されて対向片６
ａ，６ｂが下方へ降下し、この対向片６ａ，６ｂの端部
が前記埋没凹部１５内に各々没入する。そして、このと
き、前記一対のカップ保持部材７，８を、図４に示すよ
うに、対向片６ａ，６ｂに設けた長穴９ａ，９ｂにより
案内しつつ、交叉状態のまま下方へ降下し、カップ保持
部材７又は８の最下部を前記扉４の上面に接触させるこ
とで、前記操作部材６を起立状態で確実に支持でき、こ
の操作部材６の起立状態におけるカップＣの支持状態が
安定化する。
状態では図７に示すように前記支持ピン１６によりカッ
プ保持部材７，８の端部長穴１７が案内されて対向片６
ａ，６ｂが下方へ降下し、この対向片６ａ，６ｂの端部
が前記埋没凹部１５内に各々没入する。そして、このと
き、前記一対のカップ保持部材７，８を、図４に示すよ
うに、対向片６ａ，６ｂに設けた長穴９ａ，９ｂにより
案内しつつ、交叉状態のまま下方へ降下し、カップ保持
部材７又は８の最下部を前記扉４の上面に接触させるこ
とで、前記操作部材６を起立状態で確実に支持でき、こ
の操作部材６の起立状態におけるカップＣの支持状態が
安定化する。
【００２３】本発明は、上述した実施例に限定されるも
のではなく、その要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。
のではなく、その要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。
【００２４】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、上述した
構成としたので、コンソールボックス本体の収容容量を
犠牲にすることなく用途の多様化を図れ、しかも、清掃
も容易な車両用カップホルダを提供することができる。
構成としたので、コンソールボックス本体の収容容量を
犠牲にすることなく用途の多様化を図れ、しかも、清掃
も容易な車両用カップホルダを提供することができる。
【００２５】また、本発明によれば、操作部材の起立状
態におけるカップの支持状態の安定化をも図れる車両用
カップホルダを提供することができる。
態におけるカップの支持状態の安定化をも図れる車両用
カップホルダを提供することができる。
【図１】本発明の車両用カップホルダの実施例を示す部
分切欠断面図である。
分切欠断面図である。
【図２】本実施例の車両用カップホルダの斜視図であ
る。
る。
【図３】本実施例の車両用カップホルダの扉への収納状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図４】本実施例の車両用カップホルダの動作を示す断
面図である。
面図である。
【図５】本実施例の車両用カップホルダにおける一対の
カップ保持部材における分解斜視図である。
カップ保持部材における分解斜視図である。
【図６】本実施例の車両用カップホルダにおける一対の
カップ保持部材と操作部材６との係合状態を示す部分拡
大斜視図である。
カップ保持部材と操作部材６との係合状態を示す部分拡
大斜視図である。
【図７】本実施例の車両用カップホルダにおける操作部
材と凹部との係合状態を示す部分拡大断面図である。
材と凹部との係合状態を示す部分拡大断面図である。
【図８】従来の車両用カップホルダを示す断面図であ
る。
る。
１ 車両用カップホルダ ２ コンソールボックス ３ コンソールボックス本体 ４ 扉 ５ 凹部 ６ 操作部材 ６ａ，６ｂ 対向片 ６ｃ 連結片 ７，８ カップ保持部材 ７ａ，７ｂ 挿通穴 ８ａ，８ｂ 挿通穴 １１，１２ 物品収容領域 １３，１４ カップ収容領域 １５ 埋没凹部 １６ 支持ピン １７ 端部長穴 Ｃ カップ
Claims (2)
- 【請求項１】 コンソールボックスの扉の上面部に設け
た凹部に組み込んだ車両用カップホルダであって、前記
凹部の一端側において回動可能に、かつ、この一端側に
おいて起立可能に支持されるとともに、前記凹部の一端
側から他端側に亘ってこの凹部の内周に沿って配置した
一対の対向片及びこの一対の対向片を前記凹部の他端側
で連結する連結片からなる操作部材と、各々一対の挿通
穴を有し、前記操作部材により囲繞される領域で一対の
対向片に対して回動可能にかつ相互に交差状態で回動可
能に配置され、前記操作部材を前記凹部に傾倒した状態
で上下に重合して連なる挿通穴により物品収容領域を形
成し、前記操作部材を前記凹部の一端側において起立し
た状態で上下に空間を隔てて連なる挿通穴によりカップ
収容領域を形成する一対のカップ保持部材とを具備する
ことを特徴とする車両用カップホルダ。 - 【請求項２】 前記一対のカップ保持部材は、前記操作
部材の起立状態において、この操作部材の一対の対向片
に設けた長穴に案内されて下方へ降下し、最下部を前記
扉の上面に接触させて前記操作部材を起立状態に支持す
るものである請求項１記載の車両用カップホルダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05267468A JP3074429B2 (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 車両用カップホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05267468A JP3074429B2 (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 車両用カップホルダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07117551A true JPH07117551A (ja) | 1995-05-09 |
| JP3074429B2 JP3074429B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=17445267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05267468A Expired - Fee Related JP3074429B2 (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 車両用カップホルダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3074429B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108382315A (zh) * | 2018-01-04 | 2018-08-10 | 北京长安汽车工程技术研究有限责任公司 | 一种车辆及其车门内饰板地图袋 |
-
1993
- 1993-10-26 JP JP05267468A patent/JP3074429B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108382315A (zh) * | 2018-01-04 | 2018-08-10 | 北京长安汽车工程技术研究有限责任公司 | 一种车辆及其车门内饰板地图袋 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3074429B2 (ja) | 2000-08-07 |
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