JPH0711752Y2 - 脱水兼用洗濯機用排水ホース - Google Patents

脱水兼用洗濯機用排水ホース

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JPH0711752Y2
JPH0711752Y2 JP1989037574U JP3757489U JPH0711752Y2 JP H0711752 Y2 JPH0711752 Y2 JP H0711752Y2 JP 1989037574 U JP1989037574 U JP 1989037574U JP 3757489 U JP3757489 U JP 3757489U JP H0711752 Y2 JPH0711752 Y2 JP H0711752Y2
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JP
Japan
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outer box
bellows
washing machine
larger
cylindrical body
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JP1989037574U
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博司 西村
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、外箱内に配設された水受槽内の水を外箱を貫
通するように導出して排出するためのものであって、蛇
腹形状の筒体よりなる脱水兼用洗濯機用排水ホースに関
する。
(従来の技術) 脱水兼用洗濯機では、外箱内に水受槽を弾性支持してお
り、脱水時等に水受槽が激しく振動する事情にある。こ
のため、上記脱水兼用洗濯機用排水ホースとしては、従
来より、耐振動性に優れた内部排水ホースとつぶれ等の
外力に強い外部排水ホースとを備え、内部排水ホースを
外箱内に配設すると共に外部排水ホースを外箱外に配設
し、両者を外箱を貫通させた継手筒体を介して接続する
ようにしている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来構成では、2本の排水ホースに
より構成しているので、部品点数が多くなり、製造コス
トが高くなると共に、組立工数が多くなるという問題点
があった。
そこで、本考案の目的は、部品点数を少なくできるもの
でありながら、外箱内に配置される部分については振動
に対して十分な強度にし得ると共に、外箱外に配置され
る部分についてはつぶれ等に対して十分な強度にし得且
つ耐磨耗性を向上できる脱水兼用洗濯機用排水ホースを
提供するにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案の脱水兼用洗濯機用排水ホースは、外箱内に弾性
吊持された水受槽内の水を外部へ排出するためのもので
あって蛇腹形状の筒体より構成され、前記外箱を貫通す
るように取付けられたものにいおいて、前記外箱内に配
置される内部筒体部と前記外箱外に配置される外部筒体
部とを樹脂のブロー成形により一体に形成すると共に、
蛇腹形状の山部とこの山部の両側に連なる谷部とをそれ
ぞれ連続する二つの面がなす角度を、前記外部筒体部の
ものよりも前記内部筒体部のものが大きくなるように設
定し、且つ蛇腹形状の山部とこの山部に連なる谷部との
間の高さを、前記外部筒体部のものよりも前記内部筒体
部のものが大きくなるように設定し、且つ前記内部筒体
部の外径寸法が前記外部筒体部の外径寸法よりも大きく
なるように設定したところに特徴を有する。
(作用) 上記手段によれば、外箱内に配置される内部筒体部と外
箱外に配置される外部筒体部とを樹脂のブロー成形によ
り一体に形成したから、部品点数が一つとなり、従来に
比して部品点数を1/3に減少できる。この場合、内部筒
体部の蛇腹形状は、上記角度及び高さを外部筒体部のも
のよりもそれぞれ大きくしたから、隣り合う山部と山部
との間の間隔が広くなり、水受槽の振動により内部筒体
部が振動しても山部と山部とが擦れることがなくなるた
め、振動に対して十分な強度を有する。また、外部筒体
部の蛇腹形状は、上記角度を内部筒体部のものよりも小
さくしたから、山部と山部との間の間隔が狭くなって密
になり、外部筒体部はつぶれ等に対して十分な強度を有
する。更に、外部筒体部の蛇腹形状は、上記高さを内部
筒体部のものよりも小さくしたから、樹脂のブロー成形
により外部筒体部を形成したとき、その肉厚が厚くなる
ため、耐磨耗性を向上できる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例につき図面を参照しながら説明
する。
まず第1図において、1は脱水兼用洗濯機の外箱で、こ
の外箱1内に弾性吊持機構2を介して水受槽3を配設し
ている。4は水受槽3内に配設された洗濯及び脱水兼用
の回転槽、5は回転槽4内に配設された容器状の攪拌体
である。6は水受槽3の外底部に機構部7と共に設けら
れた洗濯モータ、8は水受槽3の排水口部分に設けられ
た排水弁、9はこの排水弁8を駆動するソレノイドであ
る。
さて、10は蛇腹形状の筒体よりなる脱水兼用洗濯機用排
水ホースで、これは、その一端部を排水弁8の排出口部
分に接続し、外箱1の下部に形成された貫通孔を貫通し
て外箱1外へ導出されており、外箱1に固定具11を利用
して取付けられている。これにより、排水ホース10は水
受槽3内の水を外箱1を貫通するように導出して外部へ
排出する。ここで、排水ホース10について第2図ないし
第4図を参照して詳述する。
第2図において、12は外箱1内に配置される内部筒体
部、13は外箱1外に配置される外部筒体部であり、これ
らは樹脂のブロー成形により一体に形成されている。上
記内部筒体部12は、外径寸法Aを例えば40mm、内径寸法
Bを例えば30mmとしており、また、上記外部筒体部13
は、外径寸法Cを例えば37mm、内径寸法Dを例えば30mm
としている。そして、内部筒体部12の蛇腹形状につい
て、その山部14の曲率半径R1を例えば1mm、谷部15の曲
率半径R2を例えば0.4mmとしている。また、外部筒体部1
3の蛇腹形状について、その山部16の曲率半径R3を例え
ば1.25mm、谷部17の曲率半径R4を例えば0.5mmとしてい
る。ここで、内部筒体部12の蛇腹形状について、第3図
に示すように、山部14とこの山部14の両側に連なる谷部
15とをそれぞれ連続する二つの面(同図中一点鎖線にて
示す)がなす角度をP1とし、外部筒体部13の蛇腹形状に
ついて、第4図に示すように、山部16とこの山部16の両
側に連なる谷部17とをそれぞれ連続する二つの面(同図
中一点鎖線にて示す)がなす角度をP2とすると、角度P1
が角度P2よりも大きくなるように設定されている(P1>
P2)。これと共に、内部筒体部12の蛇腹形状について、
第3図に示すように、山部14とこの山部14に連なる谷部
15との間の高さをH1とし、外部筒体部13の蛇腹形状につ
いて、第4図に示すように、山部16とこの山部16に連な
る谷部17との間の高さをH2とすると、高さH1が高さH2よ
りも大きくなるように設定されている(H1>H2)。
しかして、上記構成によれば、外箱1内に配置される内
部筒体部12と外箱1外に配置される外部筒体部13とを樹
脂のブロー成形により一体に形成して排水ホース10を構
成したから、部品点数が一つとなり、従来のものに比べ
て部品点数を1/3に減少できる。このため、製造コスト
を安くできると共に、組立工数を少なくできる。この場
合、内部筒体部12は、その蛇腹形状について、角度P1及
び高さH1を外部筒体部13の角度P2及び高さH2よりもそれ
ぞれ大きくしたから、隣り合う山部14と山部14との間の
間隔が広くなり、水受槽3の振動により内部筒体部12が
振動しても山部14と山部14とが擦れることがなくなるた
め、擦れによる破れを防止でき、振動に対して十分な強
度を有するようになる。また、外部筒体部13は、その蛇
腹形状について、角度P2を内部筒体部12の角度P1よりも
小さくしたから、山部16と山部16との間の間隔が狭くな
って密になり、つぶれ等に対して十分な強度を有する。
そして、外部筒体部13は、その蛇腹形状の高さH2を内部
筒体部12の高さH1よりも小さくしたから、樹脂のブロー
成形により外部筒体部13を形成したとき、その肉厚が厚
くなるため、耐磨耗性が向上し、外部筒体部13が床面と
擦れた場合等に破れることをより一層防止できるように
なる。
[考案の効果] 本考案は以上の説明から明らかなように、外箱内に配置
される内部筒体部と前記外箱外に配置される外部筒体部
とを樹脂のブロー成形により一体に形成すると共に、蛇
腹形状の山部とこの山部の両側に連なる谷部とをそれぞ
れ連続する二つの面がなす角度を、前記外部筒体部のも
のよりも前記内部筒体部のものが大きくなるように設定
し、且つ蛇腹形状の山部とこの山部に連なる谷部との間
の高さを、前記外部筒体部のものよりも前記内部筒体部
のものが大きくなるように設定し、且つ内部筒体部の外
径寸法が外部筒体部の外径寸法よりも大きくなるように
設定したので、部品点数を少なくできるものでありなが
ら、外箱内に配置される部分については、振動に対して
十分な強度にし得ると共に、外箱外に配置される部分に
ついてはつぶれ等に対して十分な強度にし得且つ耐磨耗
性を向上できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は洗濯機
の縦断側面図、第2図は脱水兼用洗濯機用排水ホースの
縦断面図、第3図は内部筒体部の要部の縦断面図、第4
図は外部筒体部の要部の縦断面図である。 図面中、1は外箱、2は水受槽、10は脱水兼用洗濯機用
排水ホース、12は内部筒体部、13は外部筒体部、14,16
は山部、15,17は谷部を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外箱内に弾性吊持された水受槽内の水を外
    部へ排出するためのものであって蛇腹形状の筒体より構
    成され、前記外箱を貫通するように取付けられた脱水兼
    用洗濯機用排水ホースにおいて、 前記外箱内に配置され前記水受槽の排水口に接続される
    内部筒体部と前記外箱外に配置される外部筒体部とを樹
    脂のブロー成形により一体に形成すると共に、蛇腹形状
    の山部とこの山部の両側に連なる谷部とをそれぞれ連続
    する二つの面がなす角度を、前記外部筒体部のものより
    も前記内部筒体部のものが大きくなるように設定し、且
    つ蛇腹形状の山部とこの山部に連なる谷部との間の高さ
    を、前記外部筒体部のものよりも前記内部筒体部のもの
    が大きくなるように設定し、且つ前記内部筒体部の外径
    寸法が前記外部筒体部の外径寸法よりも大きくなるよう
    に設定したことを特徴とする脱水兼用洗濯機用排水ホー
    ス。
JP1989037574U 1989-03-30 1989-03-30 脱水兼用洗濯機用排水ホース Expired - Lifetime JPH0711752Y2 (ja)

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JPH02126587U JPH02126587U (ja) 1990-10-18
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JPS579589U (ja) * 1980-06-19 1982-01-19
JPS5937191U (ja) * 1982-09-01 1984-03-08 日立建機株式会社 泥上車の無限軌道
JPS6263484U (ja) * 1985-10-11 1987-04-20
JPH0327868Y2 (ja) * 1986-06-30 1991-06-17

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